JP6028909B2 - 封止装置 - Google Patents

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本発明は、封止装置に関し、より具体的には、容器と蓋体とを封着材により接合して該容器内の素子を封止する装置に関する。
近年の電子回路の小型化に伴い、電子回路に搭載する圧電振動子などの電子部品も小型化されている。電子部品は、外気の影響を遮断してその特性を安定させるために容器内に密閉(気密に封止)されることがある。例えば水晶振動子の場合、内部に水晶振動子を収容する容器と蓋体とを接合して水晶振動子を封止する。電子部品を容器に封止する方法としてシーム溶接、電子ビーム溶接、雰囲気加熱等がある。シーム溶接と電子ビーム溶接は個別処理のためタクトの短縮が難しいが、雰囲気加熱は複数同時処理ができるのでタクトを短縮できる。雰囲気加熱は、更に処理対象の大きさに影響を受けないため小型の水晶振動子には特に有効であり、近年広く用いられている。
特許文献1はこのような低融点封着材の融着封止装置の一例を開示する。同文献の装置では、搬送トレーの開口凹部に電子部品を収容する容器と封着材を設けた蓋体とが重ね合わせて載置され、加圧加熱機構によって容器と蓋体(以下、内部に電子部品を収容する容器と蓋体とを総称して「ワーク」という)との接合面が加圧されると共に封着材料がその融点以上に加熱される。この加熱により封着材が融解されることにより電子部品が容器に封止される。この装置は、複数のワークを搭載するパレット(搬送トレー)とそれらに対応する複数の押圧突起を備える。押圧突起の各々はばねを備えるプローブからなり、各プローブの先端が各ワークに当接されて接合面が加圧される。
特許文献2の基板封着装置は、位置決めピンを有する封着治具を備える。互いに封着される下基板と上基板の一方の端面が位置決めピンによって規制されるとともに他方の端面が間隔をあけて保持された状態で封着炉に搬入され、封着炉の温度が封着温度まで上昇される。封着炉の温度が封着温度に達した後に両基板が所定圧力で互いに押し付けられ、両基板が封着される。
特開2011−146491号公報 特開2002−260530号公報
特許文献1に関して上述したように、加圧加熱機構を用いてワークを押圧する融着封止装置では、搬送トレー上の複数の開口凹部の各々にワークが載置され、それぞれのワークに対応して加圧加熱機構の各プローブが配置される。従って、複数のワークと対応のプローブの位置が同時に揃わないと、このような装置の目的である大量生産を確実に行うことができない。そのため、搬送トレーと加圧加熱機構との位置決め精度が重要な課題となる。電子部品として水晶振動子を用いる場合、例えば外形寸法2.0mm×1.6mm×0.4mmのセラミックパッケージ内部に各水晶振動子が収容されるため、加圧加熱機構の各プローブが2.0mm×1.6mmの範囲に入る状態で多数のプローブが整列される必要がある。
また、搬送トレーと加圧加熱機構との位置決め精度は、常温時に搬送トレーを加圧加熱機構に搬入した際の搬送トレーの設置位置の決定精度だけでなく、設置後の加熱により発生する搬送トレーの熱膨張にも影響を受ける。低融点の封着材料として金錫(AuSn)又は低融点ガラスを使用した場合であっても、該封着材を融解させるために300℃から450℃程度に加熱する必要がある。よって、このような高温下における搬送トレーの熱膨張変化によって位置決めがより困難なものとなるだけでなく、搬送トレーの昇温に伴うその他の各部材の熱膨張によって部材間での相対位置にずれが生じる場合がある。このような熱膨張による各位置の変化量は加熱温度により異なるため予測が難しい。従って、特許文献1の装置においては、このような搬送トレー等の熱膨張変化の問題に対処することができない。
例えば、特許文献2を応用し、位置決めピンに搬送トレーを当接して端部を規制する場合、搬送トレーが位置決めピン側の一端部を基準として熱膨張するため、他端側に配置されたワークと加圧加熱用プローブとの位置ずれが大きくなる。従って、特に他端側に配置されたワークにおける位置決め精度が大幅に低下する可能性がある。
そこで、本発明は、搬送トレー上の多数の素子を同時に封止する装置において、特に加熱時における搬送トレーと加圧加熱機構との位置合わせの精度、即ち、位置決め精度を向上させることを目的とする。
本発明の、矩形の搬送トレー上の複数の開口凹部に収容される電子部品を封止する封止装置は、搬送トレーを挟持して狭持面を画定するとともに、開口凹部の各々を狭持面に略垂直な方向に加圧して加熱する加圧加熱機構、及び狭持面内で加圧加熱機構と搬送トレーとの相対位置を決定する位置決め機構を備え、位置決め機構が、狭持面内での搬送トレーの移動を規制する複数の規制部を備え、規制部の各々が、狭持面内での枢動により規制位置と準備位置の間を移動し、規制位置にあるときは搬送トレーの角部に当接し、準備位置にあるときは該当接を解放するように構成された可動規制部材、可動規制部材の枢動中心を構成する回転軸、回転軸の一端を保持する軸受、及び回転軸の他端に結合され、回転軸にトルクを与える駆動源を備え、軸受が加圧加熱機構に固定され、回転軸の軸心が可動に構成される。
ここで、回転軸は、上記一端を含む第1の軸部材及び上記他端を含む第2の軸部材からなり、第1の軸部材と第2の軸部材が軸継手によって結合され、軸継手が第2の軸部材の軸心に対する第1の軸部材の軸心を可動としつつ第2の軸部材のトルクを第1の軸部材のトルクに伝達可能に構成される。
また、可動規制部材の各々は搬送トレーの各角部に対応する位置に配置され、可動規制部材は規制位置にあるときに角部に当接される凹部形状の当接部を有する。
また、加圧加熱機構は搬送トレーを狭持する上部ブロック及び下部ブロックを有し、上部ブロックは開口凹部の各々を加圧するためのプローブを有し、軸受は上部ブロックに接続される。
さらに、真空槽を備え、加圧加熱機構、軸受、第1の軸部材及び軸継手が真空槽内部に配置され、駆動源が真空槽の外部に配置され、第2の軸部材が真空槽の貫通孔に挿通され、第2の軸部材と貫通孔の間が真空シールされるようにしてもよい。
またさらに、搬送トレーを加圧加熱機構における搬送トレー狭持位置に搬入する搬送機構を備え、可動規制部材の枢動中心が搬送トレーの搬送経路の外部にあり、可動規制部材が準備位置にあるときは可動規制部材が搬送トレーの搬送経路の外部に位置するように配置され、搬送トレーの搬入時に、搬送トレーの搬入経路側の可動規制部材が準備位置に配置され、残りの可動規制部材の少なくとも1つが規制位置に配置されるようにしてもよい。
本発明の実施例による封止装置を示す図である。 本発明の実施例による加圧加熱機構を示す図である。 本発明の実施例による位置決め機構の概略上面図である。 図3Aの一部拡大図である。 本発明の他の実施例による位置決め機構の一部拡大図である。 本発明の実施例による加圧加熱機構及び位置決め機構の概略側面図である。 本発明の他の実施例による加圧加熱機構及び位置決め機構の概略側面図である。 本発明の他の実施例による加圧加熱機構及び位置決め機構の概略側面図である。
図1に本発明の実施例による封止装置を示す。封止装置1は加圧加熱機構2、搬送トレー5を搬送するための搬送機構3、並びに予備加熱機構4a及び4bを備える。加圧加熱機構2は、詳細を後述するように、搬送機構3によって搬送された搬送トレー5上のワーク各々を加圧及び加熱して容器内の素子を封止する。搬送機構3は搬送トレー5を支持する支持機構31を備える。本実施例では、支持機構31は多数の回転体からなり、そこに載置された搬送トレー5が回転体の回転力によって搬送される。なお、支持機構は、搬送トレー5を回転力によって搬送するものだけでなく、何らかのガイドによって搬送トレー5を誘導するもの、可動レール等の摺動動作によって搬送するもの等、搬送トレー5を搬送方向に移動できれば他の形態のものであってもよい。なお、図1において、搬送トレー5は図面の左側から右側に向かって搬送されるものとする。搬送トレー5に搭載された複数のワークは、搬送トレー5を処理単位として同時に搬送され、各処理機構で処理される。
図2に示すように、搬送トレー5は複数の開口凹部51を有し、その開口凹部51の各々には、電子部品を収容する容器と封着材を設けた蓋体とが重ね合わせて載置される。搬送トレー5に搭載された複数のワークは、搬送トレー5を処理単位として同時に搬送及び処理される。搬送トレー5に複数のワークを搭載して同時に処理することで生産性を向上させることができる。本実施例では封止装置1は真空容器6内部に配置され、真空雰囲気下にて処理を実施する。搬送機構3は製造用途及び製造規模に基づいて種々の態様を採用できる。さらに、後述するように、封止装置1が、加圧加熱機構2に対する搬送トレー5の位置を決定する位置決め機構を備えるので、搬送機構3の支持機構31に対する搬送トレー5の搬送精度は低くても良い。
また、図1に示すように、封止装置1は、加圧加熱機構2の前段に予備加熱機構4a及び4bを備えていてもよい。予備加熱機構4a及び4bは、加圧加熱機構2によってワークが加圧及び加熱される前に、ワークが載置された搬送トレー5を封着材の融点より低い温度で予備加熱する。段階的に昇温して製造時間を短縮するために封止装置1は2段階の予備加熱機構4a及び4bを備えているが、予備加熱機構の段数は1又は3以上であっても良い。なお、以降の説明において、これらの予備加熱機構をまとめて予備加熱機構4というものとする。予備加熱機構4は加熱ブロックで搬送トレー5を挟み込み、搬送トレー5と加熱ブロックとを接触させて接触伝熱を行う。輻射率を上げるために事前に搬送トレー5又は加熱ブロックの表面を酸化、黒染め処理等をしても良い。予備加熱機構4によって封着材の融点より低い温度で加熱すると、加圧加熱機構2による加圧及び加熱が短時間で済むので、長時間の加圧及び加熱に起因する封着材の拡散が防止される。また、予備加熱機構4により容器内部の脱ガスが行われる。従って、加圧加熱機構2の前段に予備加熱機構4を備えることにより、生産性の向上とともに封止性能の向上を実現することができる。
また、封止装置1は、加圧加熱機構2の後段に冷却機構(不図示)を備えていても良い。冷却機構は、加圧加熱機構2がワークを加圧及び加熱して容器内の素子を封止した後、ワークが載置された搬送トレー5を冷却する。冷却機構は、搬送トレー5を冷却ブロックで挟み込み、搬送トレー5と冷却ブロックとを接触させて冷却を行う。なお、冷却機構において、ワークが載置された搬送トレー5を冷却することができれば、搬送トレー5が冷却ブロックに接触していなくても良い。搬送トレー5が冷却された後、ワークが載置された搬送トレー5は搬送機構3によって取り出し位置まで搬送され、封止されたワークが取り出される。
図2は本発明の実施例による加圧加熱機構2を示す図である。加圧加熱機構2は、上部加熱ブロック21、下部加熱ブロック22、昇降機構23、プローブ24、及び弾性体(例えば、ばね)26を備える。下部加熱ブロック22は、搬送機構3によって搬送された搬送トレー5を支持する(即ち、搬送トレー5が載置される)搬送トレー支持手段としても機能する。下部加熱ブロック22は昇降機構23によって鉛直方向に上昇され、搬送トレー5が上部加熱ブロック21と下部加熱ブロック22の間に狭持される。以下、この上下加熱ブロックによる搬送トレー5の狭持により画定される搬送トレー5の面を「狭持面」というものとする。
上部加熱ブロック21は複数のプローブ24を、開口凹部51を押圧可能に整列して保持する。本実施例では、複数のプローブ24は挟持面に対して垂直に保持される。上部加熱ブロック21はヒータ用貫通孔21bを有し、上部加熱ブロック21を昇温するためのヒータが貫通孔21bに配置され、ヒータによって加熱された上部加熱ブロック21の熱がプローブ24に輻射又は伝導によって伝熱される。
下部加熱ブロック22はブロック駆動源23によって昇降される。即ち、搬送トレー5が下部加熱ブック22の挟持面に載置され、下部加熱ブロック22がブロック駆動源23によって上昇されることによって、搬送トレー5が上下加熱ブロックに挟み込まれる。なお、本実施例では、上部加熱ブロック21と同様のヒータ用貫通孔が下部加熱ブロック22に形成されるものとする。
プローブ24の各々は、その長手方向、即ち、挟持面に対して垂直な方向に可動に保持される。プローブ24の終端部と上部加熱ブロック21の段差21cとの間に弾性体26が周設される。弾性体26は段差21cを基点として弾性力が生成され、その弾性力によってプローブ24からワークへの押圧力が調整される。即ち、本実施例では、ブロック駆動源23によって下部加熱ブロック22が上昇され、これにより搬送トレー5が挟持面と同時にプローブ24を押圧し、上昇したプローブ24が弾性体26に付勢されてワークを押圧する構成が採用される。なお、プローブ24の数は開口凹部51の数と同数であることが生産効率上好ましいが、プローブ数が開口凹部数よりも多い場合は駆動するプローブ数をワーク数に合わせればよく、プローブ数が開口凹部数よりも少ない場合はワーク数をプローブ数に合わせればよい。
図3Aに、本実施例の加圧加熱機構に用いる位置決め機構の概略上面図を示し、図3Bのその規制部の拡大図を示す。また、図4に加圧加熱機構及び位置決め機構の概略側面図を示す。図3Aに示すように、本実施例では位置決め機構20は搬送トレー5の角部C1〜C4に対応する4個の規制部200−1、200−2、200−3及び200−4を備える。なお、これらの規制部材をまとめて、或いはいずれか1つを代表して規制部200という。図3B及び図4に示すように、各規制部200は、可動規制部材201、回転軸202、軸受203、回転駆動源204、軸継手205及びストッパー206を備える。なお、以降の説明において、規制部200−n(n=1〜4)に対応する各要素を表す場合にはその要素の符号の末尾に−nを付すものとする。以下、各規制部200について説明する。
可動規制部材201は、図3Aに示すように、狭持面内での回転軸202を中心とした枢動により、準備位置aと規制位置bの間を移動する。図3Aにおいては、可動規制部材201−1のみについて準備位置a及び規制位置bを示すが、可動規制部材201−2〜201−4についても同様に準備位置a及び規制位置bが存在する。可動規制部材201は、搬送トレー5の角部に対応する凹部形状の当接部207を有し(図3B)、規制位置bにあるときは搬送トレー5の角部に当接し、その水平面内の移動を規制する。可動規制部材201が準備位置aにあるときには上記当接は解放される。
図3Aに示すように、搬送トレー5は矢印Aの方向から搬入され、矢印Bの方向に搬出されるものとする。ここで、可動規制部材201の枢動中心は搬送トレー5の搬送経路の外部にあり、可動規制部材201は、準備位置aにあるときに搬送経路内に入らないように、即ち、搬送される搬送トレー5と干渉しないように配置される。
回転軸202は、図4に示すように軸部材202aと軸部材202bからなり、両軸部材は後述する軸継手205によって接続される。軸部材202bには回転駆動源204によって動力(トルク)が伝達され、そのトルクは軸継手205を介して軸部材202aに伝達される。軸部材202aは軸受203によって保持される。
軸受203は、図4に示すように上部加熱ブロック21に固定される。なお、軸受203は、搬送トレー5の狭持位置の各角部付近であって搬送トレー5の搬送経路外となる位置に配置される。このように、可動規制部材201の枢動中心位置は上部加熱ブロック21に対して決まる。
回転駆動源204は、例えばモータからなり、図4に示すように真空槽10の外部に取り付けられる。従って、下軸部202aが真空槽10に挿通される貫通孔10aには真空シール処理がなされる。回転駆動源204−1、204−2、204−3及び204−4はそれぞれ独立して回転制御可能であり、不図示の制御手段によって複数の回転駆動源204が統括制御されるものとする。
軸継手205は、例えば、ヘリカルカップリングからなり、軸部材202aと軸部材202bを、両軸部の相対角度又は相対中心軸位置を可動な状態で接続する。従って、本実施例では、軸部材202bの中心軸が駆動源204に固定されているので、軸部材202aが軸受203の移動に応じて軸継手205に対して可動となる。なお、実施例では軸継手205にヘリカルカップリングを用いているが、軸ずれを吸収してトルク伝達可能な軸継手であればこれに限られない。ストッパー206については後述する。
上述したように、軸受203は上部加熱ブロック21、即ち、加圧加熱機構2と一体に形成される。従って、上部加熱ブロック21及び搬送トレー5が熱膨張しても、位置決め機構20の取り付け位置(軸受203)が上部加熱ブロック21の熱膨張に相関して移動するので、各プローブ24と対応の開口凹部51の相対位置関係が維持される。また、加熱ブロックに温度勾配が生じて不均等に熱膨張する場合であっても、軸受203が、位置決め対象である上部加熱ブロック21と一体に同じく不均等に位置ずれするため、各プローブ24と対応の開口凹部51の相対位置関係は維持される。
本実施例では、上部加熱ブロック21は銅合金で構成され、搬送トレー5はステンレス鋼で構成されるものとする。そのため両者の熱膨張係数の差が小さく、上部加熱ブロック21と搬送トレー5の熱膨張量がほぼ等しくなる。このように、上部加熱ブロック21及び搬送トレー5には、熱膨張係数のほぼ等しい材質を選択することが望ましく、同じ材質で構成してもよい。このように、位置決め機構20を上部加熱ブロック21に取付けることで、上部加熱ブロック21の加熱温度及び温度分布に関わらず、熱膨張による各プローブ24と開口凹部51(即ち、そこに収容されるワーク)間の位置ずれを抑制することができる。
即ち、搬送トレー5及び上部加熱ブロック21が同じ膨張率で変形した場合だけでなく、異なる膨張率で変形した場合であっても、上面視において、搬送トレー5及び上部加熱ブロック21はその中央付近を基点として変形する。従って、搬送トレー5の端部の開口凹部51と上部加熱ブロック21の端部のプローブ24の位置ずれは、仮に搬送トレー5の一端を上部加熱ブロック21に固定したような場合(特許文献2参照)の他端側の同位置ずれよりも大幅に小さくなる。これにより、多数の開口凹部51と対応するプローブ24との位置決め精度が搬送トレー5の全体にわたって向上する。
なお、例えば、幅200mmの加熱ブロックを400℃に加熱した場合、上部加熱ブロック21及びこれに接触される搬送トレー5は約1〜1.5mm熱膨張する。これにより、軸受203には最大で1mm弱程度の位置ずれが生じるが、この軸受203の位置ずれは軸継手205に吸収される。位置決め機構20は、プローブ24を支持するブロックに形成することが望ましい。本実施例では上部加熱ブロック21がプローブ24を備えるが、下部加熱ブロック22がプローブ24を備える場合は下部加熱ブロック22に位置決め機構20を取り付ければよい。
また、封止装置1(真空槽10)の扉が装置の上方に形成される場合、位置決め機構20を上部加熱ブロック21に形成することで、可動規制部材201を含む位置決め機構20の一部を上部加熱ブロック21と一体に上方に取り外すことができる。そのため、後述する準備工程における可動規制部材201の事前調整、及びメンテナンスが容易になるという効果がある。即ち、位置決め機構20は、封止装置の扉側等作業者に近い方向に取り外し可能とするとよい。
封止装置真空引き前の準備工程として、可動規制部材201の回転角度が設定される。本実施例では可動規制部材201が上部加熱ブロック21に取付けられているため、上部加熱ブロック21を位置決め機構20の一部と一体に取り外した状態で準備工程が行われる。例えば、上部加熱ブロック21、軸受203、軸部材202a及び可動規制部材201が一体として取り外される(以下、これらをまとめて「上部ユニット」という)。まず、取り外された上部ユニットの上部加熱ブロック21に、可動規制部材201を予め定められた準備位置aにセットした状態で搬送トレー5が当接される。プローブ24が垂直駆動した際に搬送トレー5の開口凹部51の中心にプローブ24が位置するよう、搬送トレー5の水平方向が位置決めされる。そして、可動規制部材201が枢動され、各当接部207が搬送トレー5の各角部に当接されるように各可動規制部材201の回転角度が決定される。このとき、ストッパー206は搬送トレー5よりに余裕をもって仮配置されているものとする。決定された回転角度が設定角度となり(即ち、規制位置bが決定され)、ストッパー206の位置調整によって上記の設定角度が確定される。
ストッパー206は(図3Aにおいては、●により概略的に示しているが)、例えば図3Bに示すようにネジ208からなる。位置決め機構20の一部がネジ208の先端に当接することで回転動作が制限され、設定された角度で位置決め機構20を停止させる。ネジ208は板209に取付け固定される。準備工程ではネジ208を回転させることにより先端位置を進退させ、ストッパー206の位置を調整する。ストッパー206は図3Cに示すように位置決め機構20を貫通するネジ210からなるようにしてもよい。ネジ210はその先端が板211に当接することでストッパーとして機能する。板209及び板211は例えば軸受け203と一体に形成されてもよい。また、位置決め機構20に当接するストッパーに限らず、軸部材202aまたは202bの一部に当接して回転を停止させる構成としてもよい。ストッパーは位置調整可能に配置された部材であればよく、ネジに限られない。あるいはストッパーは用いず、回転駆動源204の回転角度を制御してもよい。本実施例では4つの規制部200(可動規制部材201)の夫々について設定角度が確定される。その後、取り外した上部ユニットが軸継手205を介して軸部材202bに装着される。
なお、準備工程においては、搬送トレー5にワークは充填されていなくてもよい。あるいは、準備工程専用の搬送トレー5を用いてもよい。例えば、準備工程用搬送トレーとして透明の搬送トレーを用いてもよいし、開口凹部の代わりに(開口凹部に対応する位置に)貫通孔を設けた搬送トレーを用いてもよい。このような搬送トレーを用いれば、搬送トレーを上部加熱ブロック21に当接させた状態においても、各プローブ24と各開口凹部又は貫通孔との位置関係を搬送トレーの背面から容易に確認することができる。また、実際に封止処理に用いる搬送トレー5の開口凹部51と、開口凹部の開口中心が等しくかつ各開口凹部の開口面積が狭い搬送トレーを用いて、準備工程において、より厳密な位置決めを行っておいてもよい。
また、上記の準備工程では、上部加熱ブロック21を含む部分を一旦取り外して設定角度が決定されるものとしたが、別法として、上部加熱ブロック21を装着した状態で設定角度を調整してもよい。この場合も上記同様に、プローブ24が垂直駆動した際に搬送トレー5の開口凹部51の中心にプローブ24が位置するよう、搬送トレー5の水平方向が位置決めされればよい。位置決めの際にプローブ24を目視することが難しい場合は、上部加熱ブロック21の上方から搬送トレー5の中心が確認できる治具を用いて、上部加熱ブロック21と搬送トレー5の中心を合わせて設定角度を決定する方法や、開口凹部に対応する位置に貫通孔を設けた搬送トレーを用いてプローブが貫通したことを確認してから設定角度を決定する方法等が考えられる。
決定された回転角度が設定角度となり(即ち、規制位置bが決定され)、設定角度が駆動源204における動作回転角(即ち、停止回転角)の調整によって確定される。規制部200(可動規制部材201)の夫々について設定角度が確定される。
封止処理では、同形の搬送トレー5が搬送機構3によって加圧加熱機構2に順次搬入される。各搬送トレー5の位置決め工程について、各搬送トレー5の搬入前に、可動規制部材201は搬送トレー5の搬入に干渉しないように準備位置aにセットされる。各搬送トレー5がその狭持位置に搬入されると(即ち、下部加熱ブロック22に載置されると)、準備位置aにある可動規制部材201が上記の設定角度だけ枢動されて規制位置bに配置される。実施例は搬入位置において可動規制部材を枢動するが、下部加熱ブロック22を昇降機構23によって位置決め用の高さまで上昇させてもよい。位置決め用の高さとは、搬送トレー5が上部加熱ブロック21に接近するものの接触しない高さ、又は搬送トレー5が上部加熱ブロック21に接触するものの完全に狭持されない(即ち、水平方向に僅かな摩擦で移動可能な状態となる)高さをいうものとする。上述のように、可動規制部材201の規定位置bでの停止動作は、可動規制部材201のストッパー206への当接又は回転駆動源204の駆動停止によって行われる。これにより、当接部207−1〜207−4が角部C1〜C4にそれぞれ当接される。このように、各可動規制部材201がそれぞれ規制位置bに配置されることにより、搬送トレー5の水平位置が決定され、各プローブ24に対する搬送トレー5の開口凹部51の位置が互いに一致する。
その後、搬送トレー5は、下部加熱ブロック22の昇降機構23による押圧により上部加熱ブロック21に押圧され、上下加熱ブロックに完全に狭持された状態で封止処理が行われる。封止処理が終了すると、昇降機構23が下部加熱ブロック22を下降させて搬送トレー5の狭持を解放する。そして、規制位置bにある可動規制部材201が回転駆動源204によって枢動されて準備位置aに配置され、搬送機構3によって搬送トレー5が搬出される。
なお、各搬送トレー5の搬入時に、搬入経路側の可動規制部材201−1及び201−2を準備位置aに配置し、搬出経路側の可動規制部材201−3及び201−4を規制位置bに配置した状態で搬送トレー5が搬入されるようにしてもよい。この場合、搬送トレー5が上下加熱ブロックによる狭持位置に搬入されると、搬送トレー5の角部C3及びC4がそれぞれ可動規制部材201−3及び201−4付近に位置する(各可動規制部材201に接触していてもいなくてもよい)。そして、可動規制部材201−1及び201−2がその枢動により角部C1及びC2をそれぞれ規制することにより、角部C3及びC4が当接部207−3及び207−4に嵌るように移動していき、最終的に角部C1〜C4が全て規制位置bに位置して当接部207−1〜207−4に嵌る。これにより、搬送トレー5の搬入時に全ての可動規制部材201を動作させる場合と比べて、搬入時における回転駆動源204の電力消費を低減することができる。
逆に、各搬送トレー5の搬出時には、搬出経路側の可動規制部材201−3及び201−4を準備位置aに配置し、搬入経路側の可動規制部材201−1及び201−2を規制位置bに維持した状態で搬送トレー5が搬出されるようにしてもよい。これにより、搬送トレー5の搬出時に全ての可動規制部材201を動作させる場合と比べて、搬出時における回転駆動源204の電力消費を低減することができる。
なお、上記においては、搬送トレー搬入時に、可動規制部材201−3及び201−4双方が規制位置bに配置される構成を示したが、いずれか一方の可動規制部材(例えば、201−4)が規制位置bに配置され、残りの3個の可動規制部材(201−1〜201−3)が準備位置aに配置されるようにしてもよい。また、搬送トレー搬出時に、可動規制部材201−1及び201−2双方が規制位置bに維持される構成を示したが、いずれか一方の可動規制部材(例えば、201−1)が規制位置bに維持され、残りの3個の可動規制部材(201−2〜201−4)が準備位置aに配置されるようにしてもよい。
以上のような位置決め機構20を用いて位置決めを行うことによって、加熱時においても、搬送トレー5と上部加熱ブロック21の中央部付近を基点として熱膨張変形するため、対応の開口凹部51に配置されたワークに対して各プローブ24が正確に位置決めされる。即ち、搬送トレー5と加圧加熱機構2との間の位置決め精度を向上させることができる。
なお、上記実施例は本発明の好適な例を示すものであるが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で以下のように適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では位置決め機構20(軸受203)が上部加熱ブロック21に一体形成される構成を示したが、位置決め機構20(軸受203)が下部加熱ブロック22に形成される構成とすることもできる。この場合でも、搬送トレー5と上部加熱ブロック21の中央部付近を基点として熱膨張変形するように構成される必要がある。
また、上記実施例では、軸継手205が真空槽10の内部に配置される構成を示したが、図5に示すように真空槽10の外部に軸継手205を配置してもよい。この場合、貫通孔10aと軸部材202aとの間は、真空シール処理がなされつつもある程度の遊びをもって挿通されるものとする。また、一つの回転軸に対して軸継手を複数配置してもよい。例えば図6に示すように、回転軸202が軸部材202a、202b及び202cからなり、軸部材202aと軸部材202bの間に軸継手205aが、軸部材202bと軸部材202cの間に軸継手205bが配置されるようにしてもよい。図6に示す構成により、軸部材202aを、軸を鉛直に維持した状態で水平に移動させることができる。
また、上記実施例においては、4本の回転軸202によって上部加熱ブロック21を支持する構成としたが、他の支持部材によって上部加熱ブロック21を支持するようにしてもよい。但し、上部加熱ブロック21の水平方向の熱膨張を考慮して、上記他の支持部材は上部加熱ブロック21の水平方向は規制せずにその重力を支える構成のものが望ましい。
1.封止装置
2.加圧加熱機構
3.搬送機構
4a、4b.予備加熱機構
5.搬送トレー
10.真空槽
10a.貫通孔
20.位置決め機構
21.上部加熱ブロック
21b.ヒータ用貫通孔
21c.段差
22.下部加熱ブロック
23.昇降機構
24.プローブ
25.駆動源
26.弾性体
31.支持機構
51.開口凹部
200.規制部
201.可動規制部材
202.回転軸
202a、202b、202c.軸部材
203.軸受
204.回転駆動源
205、205a、205b.軸継手
206.ストッパー
207.当接部
208、210.ネジ
209、211.板

Claims (6)

  1. 矩形の搬送トレー上の複数の開口凹部に収容される電子部品を封止する封止装置であって、
    前記搬送トレーを挟持して狭持面を画定するとともに、前記開口凹部の各々を該狭持面に略垂直な方向に加圧して加熱する加圧加熱機構、及び
    前記狭持面内で前記加圧加熱機構と前記搬送トレーとの相対位置を決定する位置決め機構
    を備え、
    前記位置決め機構が、前記狭持面内での前記搬送トレーの移動を規制する複数の規制部を備え、該規制部の各々が、
    前記狭持面内での枢動により規制位置と準備位置の間を移動し、該規制位置にあるときは前記搬送トレーの角部に当接し、該準備位置にあるときは該当接を解放するように構成された可動規制部材、
    前記可動規制部材の枢動中心を構成する回転軸、
    前記回転軸の一端を保持する軸受、及び
    前記回転軸の他端に結合され、該回転軸にトルクを与える駆動源
    を備え、前記軸受が前記加圧加熱機構に固定され、前記回転軸の軸心が可動に構成された封止装置。
  2. 請求項1に記載の封止装置において、前記回転軸が、前記一端を含む第1の軸部材及び前記他端を含む第2の軸部材からなり、該第1の軸部材と該第2の軸部材が軸継手によって結合され、該軸継手が該第2の軸部材の軸心に対する該第1の軸部材の軸心を可動としつつ該第2の軸部材のトルクを該第1の軸部材のトルクに伝達可能に構成された封止装置。
  3. 請求項1に記載の封止装置であって、前記可動規制部材の各々が前記搬送トレーの各角部に対応する位置に配置され、前記可動規制部材が前記規制位置にあるときに前記角部に当接される凹部形状の当接部を有する封止装置。
  4. 請求項1に記載の封止装置において、前記加圧加熱機構が前記搬送トレーを狭持する上部ブロック及び下部ブロックを有し、該上部ブロックが前記開口凹部の各々を加圧するためのプローブを有し、前記軸受が該上部ブロックに接続された封止装置。
  5. 請求項2又は3に記載の封止装置であって、さらに、真空槽を備え、
    前記加圧加熱機構、前記軸受、前記第1の軸部材及び前記軸継手が前記真空槽内部に配置され、前記駆動源が該真空槽の外部に配置され、前記第2の軸部材が該真空槽の貫通孔に挿通され、該第2の軸部材と該貫通孔の間が真空シールされた封止装置。
  6. 請求項1に記載の封止装置であって、さらに、前記搬送トレーを前記加圧加熱機構における搬送トレー狭持位置に搬入する搬送機構を備え、前記可動規制部材の枢動中心が前記搬送トレーの搬送経路の外部にあり、前記可動規制部材が前記準備位置にあるときは該可動規制部材が該搬送トレーの搬送経路の外部に位置するように配置され、
    搬送トレーの搬入時に、前記搬送トレーの搬入経路側の前記可動規制部材が前記準備位置に配置され、残りの前記可動規制部材の少なくとも1つが前記規制位置に配置されるように構成された封止装置。
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