JP6028629B2 - 写真シール作成装置、写真シール作成システム、及び写真シール作成方法 - Google Patents

写真シール作成装置、写真シール作成システム、及び写真シール作成方法 Download PDF

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Description

この発明は、利用者が被写体となった撮影画像を、写真シールとして出力して利用者に提供するような写真シール作成装置、写真シール作成システム、及び写真シール作成方法に関する。
従来、利用者が被写体となって自らの操作で撮影した撮影画像に、利用者が選択した合成用画像を合成する、あるいはタッチペンを用いて文字などを書き込むなどして編集し、編集した画像を写真シールとして出力することができる写真シール作成装置が娯楽施設などに設置されている(特許文献1参照)。
ところで、昨今、映画館やコンサート会場などにおいて、アニメなどのキャラクターを撮像したキャラクター画像や有名人を撮像した人物画像などを合成用画像とする写真シール作成装置が設置されている。このようなキャラクター画像や人物画像は、映画館やコンサート会場などの設置場所に応じた限定的な内容であり、かつコレクション性も高いため、集客効果を得やすいという利点がある。
しかしながら、このようなキャラクター画像や人物画像などの合成用画像は、デジタルコンテンツとして権利者から提供されていることが多いため、合成用画像の提供元からの要望によって、その利用に関して厳しく制限されていることがある。例えば、合成用画像の利用に関する制限としては、被写体を撮影した撮影画像と合成用画像とを合成した画像に対する落書きなどの編集の禁止、あるいは携帯端末への配布禁止などがある。
このため、合成用画像を合成した画像に対して落書き編集できるような特許文献1に記載の写真シール作成装置では、提供可能なキャラクター画像や人物画像の種類が限られるという問題があった。そこで、キャラクター画像や人物画像ごとに写真シール作成装置を設置した場合、複数台の写真シール作成装置を設置するスペースが必要となるという問題があった。一方、利用者は、所望するキャラクター画像や人物画像と利用者を撮像した撮影画像とを合成した写真シールを取得できず、写真シール作成装置を用いた遊戯を十分楽しむことができないという問題があった。
特開2008−278123号公報
本発明は、上述の問題に鑑み、合成用画像の提供元からの要望を満足するとともに、利用者の満足度を向上することができる写真シール作成装置、写真シール作成システム、及び写真シール作成方法を提供することを目的とする。
この発明は、撮影空間内の被写体を撮影して少なくとも1枚の撮影画像を作成する撮影手段と、前記撮影画像に前記被写体の前景または/及び背景を合成する複数の合成用画像を記憶する記憶手段と、前記撮影画像と前記合成用画像とを合成した合成画像を作成する合成手段と、所定の画像をシールに印刷する印刷手段とを備えた写真シール作成装置、及び写真シール作成方法であって、前記記憶手段に、所定の制限を登録した制限情報を前記合成用画像に関連付けて記憶し、遊戯を開始する際、利用者による前記合成用画像の選択操作を許容する画像選択手段と、前記被写体の撮影回数を選択許容する撮影回数手段と、前記合成用画像を選択した後の利用者による操作の受付けを前記制限情報に基づいて制限する操作制限手段とを備え、前記制限情報を、撮影可能な枚数とし、前記操作制限手段を、前記撮影回数手段による撮影回数の選択を前記撮影可能な枚数の範囲において受付ける構成としたことを特徴とする。
上記合成用画像は、キャラクター画像、あるいは人物画像などのデジタルコンテンツであって、デジタルコンテンツにかかる様々な権利が提供元にある画像とすることができる。
上記所定の制限は、撮影に関する制限、編集に関する制限、重ね合わせる画像に関する制限、レイアウトに関する制限、あるいは通信回線を介した配信に関する制限などとすることができる。なお、重ね合わせる画像とは、フレーム画像やデコレーション画像などとすることができる。
上記画像選択手段は、複数の合成用画像から所望する合成用画像を選択許容する手段、あるいは所定条件で合成用画像を分類分けして構成した複数のコースから所望するコースを選択許容するとともに、選択したコースから所望する合成用画像を選択許容する手段とすることができる。
上記所定の画像は、撮影画像、合成画像、合成画像を編集した編集画像、あるいは合成画像または編集画像を所定の位置に配置した印刷画像などとすることができる。
上記遊戯を開始する際とは、利用者による硬貨の投入を受付けた際、あるいは撮影手段で利用者を撮影後、次工程を開始する際などとすることができる。
上記被写体の撮影回数は、被写体の撮り直しを行える回数、あるいは2枚以上の撮影画像を取得するために繰返し行える撮影回数などとすることができる。
この発明により、合成用画像の提供元からの要望を満足するとともに、利用者の満足度を向上することができる。
具体的には、遊戯を開始する際、画像選択手段で合成用画像を選択させることで、写真シール作成装置、及び写真シール作成方法は、合成用画像を選択した後工程、例えば、撮影、編集、フレーム画像などの編集用画像と合成画像との合成、あるいは印刷などの工程において、合成用画像の利用に関する制限を操作制限手段で確実に遵守することができる。
さらに、制限情報を合成用画像に関連付けることで、遊戯を開始する際、複数の合成用画像から1つの合成用画像を利用者に選択させる場合であっても、写真シール作成装置、及び写真シール作成方法は、操作制限手段によって、選択された合成用画像ごとに、利用者による操作の受付けを異ならせて制限することができる。
例えば、合成用画像の提供元からの要望により、落書き編集が許容されていない合成用画像の場合、制限情報を編集不可とすることで、写真シール作成装置、及び写真シール作成方法は、利用者による編集操作の受付けを容易に制限することができる。
これにより、写真シール作成装置、及び写真シール作成方法は、合成用画像を選択した後工程において、提供元の意図しない手段で合成用画像が加工されることを防止し、オリジナル性を確保したまま写真シールとして利用者に提供することができる。このため、合成用画像の提供元は、写真シール作成装置に対して、複数種類の合成用画像を安心して提供することができる。
一方、利用者に対して複数種類の合成用画像を提供できることで、写真シール作成装置、及び写真シール作成方法は、所望する合成用画像で利用者がより遊戯を楽しむことができるため、利用者の満足度を向上することができる。
さらに、写真シール作成装置を設置する設置施設に対して、写真シール作成装置、及び写真シール作成方法は、複数種類の合成用画像を用いた撮影が可能になることによって集客効果を提供することができる。
つまり、写真シール作成装置、及び写真シール作成方法は、合成用画像が権利保護対象であっても、合成用画像の提供元、利用者、及び設置施設という三者に対する満足度を向上することができる。
従って、写真シール作成装置、及び写真シール作成方法は、合成用画像の提供元からの要望を満足するとともに、少なくとも利用者の満足度を向上することができる。
加えて、本発明は、前記被写体の撮影回数を選択許容する撮影回数手段を備え、前記制限情報を、撮影可能な枚数とし、前記操作制限手段を、前記撮影回数手段による撮影回数の選択を前記撮影可能な枚数の範囲において受付ける構成としたことを特徴とする。
これにより、写真シール作成装置は、撮影回数を制限して、一人あるいは一組あたりの利用時間を短縮することで、利用者の満足度を損なうことなく、利便性を向上することができる。
具体的には、写真シール作成装置は、利用者の満足度向上のため、何度か撮り直しを可能にしている、あるいは複数枚の撮影画像を取得できることが多い。
ところが、合成用画像がキャラクターや人物の場合、コレクション性が高くなることから、デコレーション画像などの合成用画像の場合に比べて、写真シール作成装置を利用する利用者が増加することがある。このため、一人あるいは一組の利用者あたりの利用時間が増加して、写真シール作成装置を利用したい利用者が長時間待たされることとなり、利用者に対する利便性が低下することがある。特に、撮影と編集とを同一空間で行う写真シール作成装置の場合、利用者の待ち時間がより長くなり、利用者に対する利便性がさらに低下することとなる。
そこで、写真シール作成装置は、撮影回数の選択を撮影可能な枚数の範囲において受付ける、すなわち撮影回数を制限することで、一人あるいは一組の利用者あたりの利用時間を低減することができる。例えば、人気の高い期間限定の合成用画像の場合には、数回の撮り直しを許容するが、取得できる撮影画像を1枚だけにすることで、利用時間の短縮を図ることができる。これにより、期間限定の合成用画像を用いた遊戯をより多くの利用者が楽しむことができる。
さらに、撮影回数を制限した場合であっても、利用者は、合成用画像のキャラクターや人物と共に撮影した写真シールを取得するという遊戯の主目的を達成することができるため、満足度を損なわれることがない。
従って、写真シール作成装置は、撮影回数を制限して、一人あるいは一組あたりの利用時間を短縮することで、利用者の満足度を損なうことなく、利便性を向上することができる。
この発明の態様として、前記合成画像に対する編集を許容して前記所定の画像を作成する編集手段を備え、前記制限情報を、前記合成用画像に対する編集可否とし、前記操作制限手段を、前記合成用画像に対する編集が不可の場合、前記編集手段による前記合成画像に対する編集操作の受付けを禁止する構成とすることができる。
上記合成画像に対する編集は、利用者による落書き編集、スタンプ画像を貼り付ける編集、あるいはレイアウト変更や加工編集などとすることができる。
この発明により、写真シール作成装置は、合成用画像に対する編集を合成用画像ごとに制限することができ、合成用画像のオリジナル性を確実に保護することできる。さらに、合成画像の編集を不可とした場合であっても、利用者は、合成用画像のキャラクターや人物と共に撮影した写真シールを取得するという遊戯の主目的を達成することができる。
従って、写真シール作成装置は、合成用画像の編集を不可とした場合であっても、利用者の満足度を低下させることなく、合成用画像の利用に関する制限を遵守することができる。
また、この発明の態様として、前記記憶手段に、前記撮影画像の外縁に合成するフレーム画像を記憶し、利用者による前記フレーム画像を選択許容するフレーム選択手段を備え、前記制限情報を、前記合成用画像に対する前記フレーム画像の重ね合わせ枚数とし、前記操作制限手段を、前記フレーム選択手段による前記フレーム画像の選択を前記重ね合わせ枚数の範囲において受付ける構成とすることができる。
上記フレーム画像は、撮影画像の前景側、あるいは背景側に合成される画像とすることができる。
上記重ね合わせ枚数は、0枚、1枚、あるいは複数枚とすることができる。
この発明により、合成画像にフレーム画像が重なることによる不具合を防止することができる。
具体的には、例えば、予めフレームがデザインされた合成用画像の場合、合成用画像のフレーム部分にフレーム画像が重なって、そのデザイン性が損なわれることがある。あるいは、合成用画像にフレーム画像が重ね合わせた際、ロゴやコピーライト表記が隠れるおそれがある。このため、合成用画像の利用に関する制限として、フレーム画像の重ね合わせ枚数を制限されることが想定される。
そこで、写真シール作成装置は、操作制限手段により、重ね合わせ枚数の範囲において、フレーム選択手段によるフレーム画像の選択を合成用画像ごとに受付けることで、合成用画像にフレーム画像が重なることによる不具合を防止することができる。このため、写真シール作成装置は、合成用画像の提供元からの要望を満足することができる。
さらに、フレーム画像の重ね合わせ枚数を制限した場合であっても、利用者は、合成用画像のキャラクターや人物と共に撮影した写真シールを取得するという遊戯の主目的を達成することができるため、満足度を損なわれることがない。
従って、写真シール作成装置は、合成用画像にフレーム画像が重なることで、提供元の要望を満足しない不具合が生じた写真シールが提供されることを防止できる。
また、この発明の態様として、前記シールに配置される前記所定の画像のレイアウトを選択許容するレイアウト選択手段を備え、前記制限情報を、前記シールに配置可能な前記合成用画像の配置枚数とし、前記操作制限手段を、前記レイアウト選択手段によるレイアウトの選択を前記配置枚数の範囲において受付ける構成とすることができる。
上記配置枚数は、撮影枚数と同数、あるいは撮影枚数と異なる枚数とすることができる。例えば、撮影枚数が1枚で、配置枚数を6枚とすることができる。
上記レイアウトは、大きさの同じ所定の画像が少なくとも1つ以上配置されたレイアウト、あるいは大きさの異なる所定の画像が少なくとも1つ以上配置されたレイアウトとすることができる。
この発明により、例えば、提供元の要望によって1枚のシールに対して許容される合成用画像の枚数が制限された場合であっても、所定の画像が適切に配置された写真シールを利用者に提供することができる。
具体的には、写真シールのレイアウトは、1枚のシールに対して何枚、あるいは何種類の所定の画像を配置するかによって決定される。このため、1枚のシールに配置可能な合成用画像の枚数が制限される、つまり、1枚のシールに配置可能な所定の画像の枚数が制限される場合、配置可能な合成用画像の枚数に応じて利用者が選択可能なレイアウトを制限する必要がある。
そこで、写真シール作成装置は、写真シールに配置可能な合成用画像の枚数を制限された場合、操作制限手段によって利用者が選択可能なレイアウトを合成用画像ごとに制限することで、一枚のシールに所定の画像を適切に配置できないようなレイアウトを利用者が誤って選択することを防止できる。
さらに、利用者が選択可能なレイアウトを制限した場合であっても、利用者は、合成用画像のキャラクターや人物と共に撮影した写真シールを取得するという遊戯の主目的を達成することができるため、満足度を損なわれることがない。
従って、写真シール作成装置は、写真シールに配置可能な合成用画像の枚数を制限された場合、利用者が選択可能なレイアウトを制限することで、利用者の利便性を向上するとともに、所定の画像が適切に配置された見栄えの良い写真シールを利用者に提供することができる。
また、この発明は、通信回線と接続する回線接続手段を備えた上述の写真シール作成装置と、前記通信回線を介して前記写真シール作成装置と接続するとともに、前記所定の画像に割り当てられた固有の付加情報に基づいて利用者が所有する所有端末に前記所定の画像を配信する配信サーバーとを備えた写真シール作成システム、及び写真シール作成方法であって、前記写真シール作成装置に、前記所有端末の宛先情報を入力許容する宛先入力手段と、前記宛先情報、及び前記付加情報を関連付けて前記所定の画像を前記配信サーバーに送信する送信手段を備え、前記制限情報を、前記合成用画像を用いた前記所定の画像の配信可否とし、前記操作制限手段を、前記合成用画像を用いた前記所定の画像が配信不可の場合、前記宛先入力手段による前記宛先情報の入力操作の受付けを禁止する構成としたことを特徴とする。
上記付加情報は、所定の画像、設置場所、選択された合成用画像などを特定する数字を含む文字列、一次元バーコード、あるいは二次元バーコードなどとすることができる。
上記所有端末は、携帯電話、携帯情報端末、あるいはパソコンなどとすることができる。
上記宛先情報は、メールアドレスなどとすることができる。
上記宛先入力手段は、ボタン操作による宛先情報の入力を許容する手段、あるいは非接触通信による宛先情報の入力を許容する手段などとすることができる。
この発明により、合成用画像の提供元からの要望を満足するとともに、利用者の満足度を向上することができる。
具体的には、合成用画像と撮影画像とを合成した合成画像は、デジタルデータであることから、加工、複製、あるいは配信が容易に可能であり、合成用画像の提供元によっては、これを厳しく制限していることがある。
そこで、写真シール作成システムは、合成用画像を用いた所定の画像が配信不可の場合、宛先情報の入力を禁止することで、利用者への所定の画像の配信を禁止し、合成用画像が提供元の意図しない用途で用いられることを防止できる。これにより、写真シール作成システムは、合成用画像の利用に関する制限を遵守して、提供元からの要望を容易に満足することができる。
さらに、合成用画像を用いた所定の画像の配信を禁止した場合であっても、利用者は、合成用画像のキャラクターや人物と共に撮影した写真シールを取得するという遊戯の主目的を達成することができるため、満足度を損なわれることがない。
従って、写真シール作成システムは、合成用画像の提供元からの要望を満足するとともに、利用者の満足度を向上することができる。
この発明の態様として、前記印刷手段を、前記合成用画像を用いた前記所定の画像が配信可の場合、前記付加情報を背景色とは異なる色で前記シールに印字し、前記合成用画像を用いた前記所定の画像が配信不可の場合、前記付加情報を背景色と同色で前記シールに印字する構成とすることができる。
この発明により、所定の画像に対する付加情報の割り当てを、合成用画像を用いた所定の画像の配信可否によって決定することを不要にできる。そして、写真シールを利用者に提供する際、合成用画像を用いた所定の画像の配信可否によって、付加情報を容易に可視、あるいは不可視にした写真シールを提供することができる。
このため、例えば、合成用画像を用いた所定の画像の配信可否に関わらず、付加情報、あるいは付加情報を関連付けた所定の画像を配信サーバーに送信することで、写真シール作成システムは、合成用画像の利用状況を容易に把握することができる。これにより、写真シール作成システムは、利用者の性別、年代、グループなどを解析して、より設置場所や利用者により好まれる合成用画像を提供することができる。
この際、合成用画像を用いた所定の画像の配信が可の場合には、付加情報を可視状態で印字した写真シールが利用者に提供されるため、写真シール作成システムは、利用者が所有端末を操作して付加情報に基づいてアクセスすることで、配信サーバーから所定の画像を取得することができる。
一方、合成用画像を用いた所定の画像の配信が不可の場合には、付加情報を不可視状態にした写真シールが利用者に提供されるため、仮に所定の画像が配信サーバーに記憶されていたとしても、写真シール作成システムは、利用者が不正に配信サーバーにアクセスして所定の画像を取得することを防止できる。
従って、写真シール作成装置は、合成用画像を用いた所定の画像の配信可否によって、付加情報を容易に可視状態、あるいは不可視状態にした写真シールを提供するとともに、仮に付加情報が配信サーバーに記憶されていても、意図しないアクセスを防止することができる。
また、この発明の態様として、前記送信手段を、前記合成用画像を用いた前記所定の画像が配信不可の場合、前記所定の画像に前記付加情報を関連付けて前記配信サーバーに送信する構成とすることができる。
この発明により、写真シール作成システムは、設置場所ごとに人気の合成用画像、合成用画像の利用率、利用者の性別、グループなどを一括して容易に把握することができる。このため、写真シール作成システムは、より利用者が所望する合成用画像や、設置場所に適した合成用画像を提供することができる。
この際、上述したように合成用画像を用いた所定の画像の配信が不可の場合、付加情報を不可視状態にした写真シールを利用者に提供することで、写真シール作成システムは、配信サーバーに記憶された所定の画像に対して、利用者による意図しないアクセスが行われることを防止できる。
従って、写真シール作成システムは、利用者がより所望する合成用画像の提供をより容易にして、利用者の満足度を向上することができる。
また、この発明の態様として、前記配信サーバーに、少なくとも更新された合成用画像、制限情報、及び合成用画像が更新されたことを示す更新情報を関連付けて記憶するサーバー記憶手段と、前記写真シール作成装置からの前記更新情報の問い合わせに対して、前記更新情報を前記写真シール作成装置に送信する更新情報送信手段と、前記更新された合成用画像、及び制限情報を前記写真シール作成装置に配信する更新配信手段を備え、前記写真シール作成装置に、前記更新情報を問い合わせる問合せ手段と、前記更新情報に基づいて前記更新された合成用画像、及び制限情報の配信を前記配信サーバーに対して要求する配信要望手段と、前記配信サーバーから取得した前記更新された合成用画像、及び制限情報を前記記憶手段に記憶して前記画像選択手段で選択可能にする更新手段を備えることができる。
上記更新情報は、更新日時やファイルバージョンなどとすることができる。
この発明により、写真シール作成装置に記憶される合成用画像を適宜のタイミングで自動的に変更、あるいは追加することができる。これにより、例えば、映画館などであれば、上映内容に応じて合成用画像を自動的に変更することができる。このため、施設を利用する利用者が所望する合成用画像を、適切なタイミングで利用可能な状態にすることができる。加えて、古い合成用画像を適切なタイミングで削除できるため、合成用画像の提供元が定めた提供期間を超えて利用者に合成用画像が提供されることを防止できる。
従って、写真シール作成システムは、合成用画像を自動的に更新、あるいは追加することで、利用者の満足度を向上することができる。
本発明により、合成用画像の提供元からの要望を満足するとともに、利用者の満足度を向上できる写真シール作成装置、写真シール作成システム、及び写真シール作成方法を提供することができる。
写真シール作成システムにおける構成を示す構成図。 写真シール作成装置における上方からの外観を示す外観斜視図。 前部ユニットにおける利用者と対面する面の構成を示す前部ユニット正面図。 写真シール作成システムにおける内部構成を示すブロック図。 写真シール作成装置における内部構成を示すブロック図。 制限情報テーブルの構成を示す構成図。 写真シール作成ゲーム処理における動作を示すフローチャート。 利用者にコース選択を促す画面を示すコース選択画面。 選択したコースにおける画像選択を促す画面を示す画像選択画面。 合成画像を説明する説明図。 利用者による合成画像の編集操作を許容する画面を示す編集画面。 シール紙に配置する印刷画像のレイアウト選択を促す画面を示すレイアウト選択画面。 メールアドレスの入力を促す画面を示すアドレス入力画面。 ID情報を可視状態で印字した写真シールを説明する説明図。 ID情報を不可視状態で印字した写真シールを説明する説明図。 写真シール作成装置における電源投入更新処理の動作を示すフローチャート。 配信サーバーにおける更新データ配信処理の動作を示すフローチャート。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
まず、本実施形態に用いる写真シール作成システム1について図1から図3を用いて説明する。
なお、図1は写真シール作成システム1における構成図を示し、図2は写真シール作成装置4における上方からの外観斜視図を示し、図3は前部ユニット10における利用者と対面する面の前部ユニット正面図を示している。
また、図2において、図中の右方向を写真シール作成装置4の前方とし、図中の左方向を写真シール作成装置4の後方とする。
写真シール作成システム1は、図1に示すように、通信回線2を介して相互に接続された配信サーバー3と、複数の写真シール作成装置4とで構成している。
通信回線2は、LAN回線、専用回線、インターネット回線などで構成している。
配信サーバー3は、写真シール作成装置4に対して遠隔地に設置され、複数の写真シール作成装置4との間において、各種情報の受け渡しを行う機能と、写真シール作成装置4を利用した利用者の要望により利用者が所有する携帯電話5に画像データを配信する機能とを有している。
写真シール作成装置4は、図2に示すように、利用者が硬貨を投入して実際に撮影する、所謂、撮影編集ブースである。より詳しくは、写真シール作成装置4は、筐体(図示省略)に対して、利用者と対面する前部ユニット10、前部ユニット10に対して前後方向に所定の間隔を介して配置した後部ユニット20、及び後部ユニット20の上部に配置した背景カーテンユニット30を組付けて構成している。さらに、写真シール作成装置4は、前部ユニット10、後部ユニット20、及び背景カーテンユニット30で囲まれた空間を撮影空間Sとして構成している。
前部ユニット10の利用者と対面する面は、図3に示すように、略中央に上部ストロボ11、カメラ12、及びモニタ13を上方からこの順番で配置し、その周囲に傘状ストロボ14(14a〜14d)を配置している。さらに、傘状ストロボ14の下方に1組のスピーカ15、モニタ13の下方にタブレット内蔵モニタ16、及び利用者が編集作業に用いる一対のタッチペン17を配置して構成している。
さらに、前部ユニット10における向かって右側下方には、利用者が投入する硬貨の受け付け及び返却の機能を有する硬貨投入返却口18を備えるとともに、前部ユニット10における右側面には、写真シール排出口19を備えている(図2参照)。
上部ストロボ11は、カメラ12の上部に配置して、撮影のタイミングに合わせて発光する機能を有している。
カメラ12は、撮影空間S(後部ユニット20)に向けて配置して、撮影空間Sで前部ユニット10と対面する利用者を撮影する機能を有している。
モニタ13は、カメラ12の下部に配置して、カメラ12で撮影する利用者の映像を、後述する合成用画像とともに表示する機能、及び異常の通知や各種設定画面を表示する機能を有している。
傘状ストロボ14は、撮影空間Sに向けて上部ストロボ11の左右両側に配置した傘状ストロボ14a,14bと、撮影空間Sに向けてモニタ13の左右両側に配置した傘状ストロボ14c,14dとで構成し、撮影のタイミングに合わせて発光する機能を有している。
スピーカ15は、遊戯の進行を案内する音声、及びタブレット内蔵モニタ16を用いた各種操作案内の音声などを出力する機能を有している。
タブレット内蔵モニタ16は、遊戯にかかる利用者の各種操作を受け付ける機能と、遊戯の進行を案内する操作案内メッセージなどを表示する機能、及び利用者による落書きなどの編集作業を受け付ける機能を有している。
写真シール排出口19は、後述する撮影画像と合成用画像を合成した合成画像、あるいは利用者がタブレット内蔵モニタ16で編集した編集画像を印刷したシール紙433を排出する機能を有している。なお、写真シール排出口19の内部には、後述するプリンタ431とシール紙ユニット432とを内蔵している。
また、後部ユニット20は、図2に示すように、前部ユニット10に対面するとともに、撮影空間Sを挟んで写真シール作成装置4の後部に配置している。この後部ユニット20は、利用者が実際に撮影する際の背景としての機能を有するユニットである。さらに、後部ユニット20の背面には、広告用モニタ21、一組のスピーカ22、及びポスターなどの紙媒体を掲示する掲示部23を備えている。
広告用モニタ21は、順番を待つ利用者、あるいは印刷されたシール紙433の排出を待つ利用者に対して広告などを表示する機能を有している。
スピーカ22は、広告用モニタ21の表示される画面に合わせて音声を出力する機能を有している。
なお、広告用モニタ21及びスピーカ22には、後述する合成用画像にちなんだ内容の広告を表示することで、集客効果を得ることができる。
背景カーテンユニット30は、図2に示すように、後部ユニット20における撮影空間S側の上部に配置され、モータ駆動(図示省略)によって昇降するロール状の背景カーテン(図示省略)を内部に収容している。この背景カーテンは、単一色のカーテンであって、クロマキー合成による合成画像を撮影する際の背景として機能する。
次に、上述した写真シール作成システム1の内部構成について、図4から図6を用いて詳しく説明する。
なお、図4は写真シール作成システム1における内部構成のブロック図を示し、図5は写真シール作成装置4における内部構成のブロック図を示し、図6は制限情報テーブル50の構成図を示している。
また、上述した構成要素と同じ構成要素については、同じ符号を付しているので、その詳しい説明は省略する。
配信サーバー3の内部構成は、図4に示すように、サーバー記憶部31と、サーバー通信部32と、サーバー制御部33とを所定のバスで接続して構成している。
サーバー記憶部31は、ハードディスクなどで構成し、写真シール作成装置4から送信された印刷画像を記憶する機能と、印刷画像を読み出す機能とを有している。
サーバー通信部32は、通信回線2を介して写真シール作成装置4や携帯電話5と通信するLANカード等の通信装置で構成し、写真シール作成装置4や携帯電話5と通信回線2を介して各種情報の受け渡しを行う機能を有している。
サーバー制御部33は、CPU、及びメモリ等のハード構成と、プログラム、及びデータ等のソフト構成とで構成し、通信回線2を介した写真シール作成装置4や携帯電話5との各種情報の受け渡しにかかる各種処理機能や、所定のバスを介して接続された各部の動作を制御する制御機能を有している。
また、写真シール作成装置4の内部構成は、図4に示すように、制御部41、記憶部42、通信部43、ドライブ44、ROM45、RAM46、撮影部410、編集部420、事後接客部430、及び広告部440で構成している。
より詳しくは、図5に示すように、制御部41は、各部の動作の制御、プログラムの実行処理、撮影画像と合成用画像とを合成して合成画像を取得するクロマキー合成処理などを行う機能、及び撮影画像あるいは合成画像に対して編集した内容を反映した編集画像やシール紙433に印刷する印刷画像を作成する機能を有している。
記憶部42は、ハードディスクなどの記憶装置で構成している。この記憶部42は、編集処理に使用する編集ツールのデータ、照明設定データ、撮影コースのデータ、広告用モニタ21に表示する広告データ、およびプレイ時間設定データなどの各種データを記憶しており、制御部41による設定情報の読み込みおよび保存を許容する。
さらに、記憶部42には、利用者を撮影した撮影画像に合成される複数の合成用画像と、合成用画像の利用に関する制限を登録した制限情報テーブル50とを関連付けて記憶している。なお、合成用画像は、キャラクター画像、あるいは人物画像などのデジタルコンテンツであって、デジタルコンテンツにかかる様々な権利が提供元にある画像である。
制限情報テーブル50は、合成用画像の利用、及び合成用画像を用いて作成した画像に関して、撮り直し回数に関する制限、撮影画像として取得できる枚数に関する制限、フレーム画像の重ね合わせに関する制限、落書き編集に関する制限、1枚のシール紙433に対するレイアウトの制限、及び利用者の携帯電話5への配信に関する制限を関連付けて登録している。
より詳しくは、制限情報テーブル50は、図6に示すように、合成用画像を所定条件で分類分けして構成したコース名を登録するコース名欄、合成用画像名を登録する合成用画像名欄、1回の撮影で撮り直しを許容する回数を登録する撮り直し回数欄、撮影を繰返して取得できる撮影画像の枚数を登録する撮影枚数欄、重ね合わせ可能なフレーム画像の枚数を登録するフレーム画像欄、落書き編集の可否を登録する落書き編集欄、1枚のシール紙433に印刷可能な最大枚数を登録する印刷レイアウト欄、及び携帯電話5への配信可否を登録する携帯配信欄を関連付けて構成している。
通信部43は、通信回線2を介して配信サーバー3と通信するLANカード等の通信装置で構成し、配信サーバー3と通信回線2を介して各種情報の受け渡しを行う機能を有している。
ドライブ44は、携帯型の不揮発性メモリやUSBメモリといったリムーバブルメディア44aに対してデータの読み書きを行うドライブ装置で構成している。このドライブ44は、制御部41の制御信号に従って、リムーバブルメディア44aに記憶している撮影画像や編集画像、あるいは編集用アイテムといったデータを読取る。
ROM45は、写真シール作成装置4で実行するゲームのプログラムやメンテナンス用のプログラムなど、各種プログラムやデータを記憶している。ゲームのプログラムには、撮影コースに応じて照明設定や編集ツールを切り替えるプログラムが含まれている。
RAM46は、制御部41の指示により、各種情報を一時記憶する一時記憶領域としての機能を有している。
撮影部410は、撮影に関する機能ブロックであり、硬貨処理部411、背景制御部412、照明装置413、カメラ12、モニタ13、及びスピーカ15で構成し、それぞれ所定のバスを介して制御部41と接続している。
硬貨処理部411は、制御部41の指示により硬貨の投入を受け付ける処理と、硬貨投入返却口18で受け付けた硬貨の種類、枚数を識別して、識別結果を制御部41に送信する処理を行う。
背景制御部412は、制御部41から受信した背景制御信号に従って背景カーテンユニット30を制御し、背景カーテンを昇降させて背景色を制御する。
照明装置413は、制御部41から受信した照明制御信号に従い、上部ストロボ11、及び傘状ストロボ14を撮影タイミングにあわせて発光して撮影空間S内を照明する機能を有している。
編集部420は、編集に関する機能ブロックであり、タブレット内蔵モニタ16、及び1対のタッチペン17で構成し、それぞれ所定のバスを介して制御部41と接続している。
タブレット内蔵モニタ16は、編集用モニタ16aと、タブレット16bとで構成している。
編集用モニタ16aは、制御部41の指示により、撮影画像やデモ画面及び広告などを表示する。
タブレット16bは、利用者がタッチペン17を用いてタブレット内蔵モニタ16をタップすると、タッチペン17がタップした位置情報を取得して、制御部41に位置情報を送信する。
事後接客部430は、編集部420で編集した編集画像などから作成した印刷画像をシール紙433に印刷するプリンタ431、及びシール紙433を収納しているシール紙ユニット432で構成している。
プリンタ431は、制御部41から受信する印刷データを、シール紙ユニット432に備えられているシール紙433に印刷する、及び印刷したシール紙433を写真シール排出口19に排出する機能を有している。
広告部440は、後部ユニット20における機能ブロックであり、広告用モニタ21、及びスピーカ22で構成し、それぞれ所定のバスを介して制御部41と接続している。
次に、写真シール作成装置4における写真シール作成ゲーム処理の動作について、図7から図15を用いて詳しく説明する。
なお、図7は写真シール作成ゲーム処理における動作のフローチャートを示し、図8は利用者にコース選択を促すコース選択画面200を示し、図9は選択したコースにおける画像選択を促す画像選択画面210を示し、図10は合成画像PGを説明する説明図を示し、図11は利用者による合成画像PGの編集操作を許容する編集画面220を示している。
また、図12はシール紙433に配置する印刷画像PRのレイアウト選択を促すレイアウト選択画面230を示し、図13はメールアドレスの入力を促すアドレス入力画面240を示し、図14はID情報251を可視状態で印字した写真シール250を説明する説明図を示し、図15はID情報251を不可視状態で印字した写真シール250を説明する説明図を示している。
なお、図15中の印刷画像PRにおいて、有名人のような人物を撮像した合成用画像における人物部分を斜線ハッチングにて示している。
まず、写真シール作成装置4の制御部41は、図7に示すように、写真シール作成ゲーム処理を開始すると、前部ユニット10のタブレット内蔵モニタ16に待機画面(図示省略)を表示させたのち、硬貨投入返却口18に硬貨が投入されたか否かを判定する(ステップS101)。
硬貨投入返却口18に硬貨が投入されなければ(ステップS101:No)、制御部41は、処理を戻して硬貨が投入されるまで待機する。
一方、硬貨投入返却口18にゲーム料金分の硬貨が投入されると(ステップS101:Yes)、制御部41の指示により、タブレット内蔵モニタ16は、制限情報テーブル50に基づいて、利用者を被写体とした撮影画像に合成する合成用画像の選択を促すコース選択画面200を表示する(ステップS102)。
このコース選択画面200は、図8に示すように、画面上部に「コースを選択してね!」というメッセージと、キャラクターAで分類した画像群であるAコースを選択するAコースボタン201と、キャラクターBで分類した画像群であるBコースを選択するBコースボタン202と、人物で分類した画像群であるCコース選択するCコースボタン203とを表示している。なお、各ボタンには、コース名と、キャラクター名とを表示している。
さらに、Aコースボタン201、Bコースボタン202、及びCコースボタン203の下方には、制限情報テーブル50に基づいて、各コースに関連付けられた合成用画像の枚数、撮影枚数、落書き、及び携帯配信に関する制限を案内するメッセージを表示している。
例えば、Aコースボタン201には、キャラクターAの画像群であることを示す「キャラクターA」を表示し、Aコースボタン201の下方には、「画像種類:3種類」、「撮影枚数:2枚」、「落書き:可」、「携帯配信:可」と表示している。
コース選択画面200を表示すると、制御部41は、利用者がAコースボタン201、Bコースボタン202、あるいはCコースボタン203のいずれかが押下されたかを判定する(ステップS103)。なお、一定時間経過した場合、予め設定したコース、例えばAコースに対応する処理を開始する。
利用者によりAコースボタン201が押下されると(ステップS103:1)、制御部41は、記憶部42の制限情報テーブル50を読み出して、利用者が選択したコースに対応する合成用画像名欄に基づいて、利用者に選択させる合成用画像を取得する。ここでは、Aコースに分類された合成用画像名欄に基づいて、記憶部42から3枚の合成用画像を取得する。
その後、制御部41は、Aコースに分類された3つの合成用画像のうち1つを利用者に選択させる画像選択処理を実行する(ステップS104)。詳述すると、制御部41の指示により、タブレット内蔵モニタ16は、制限情報テーブル50に基づいて、Aコースに関連付けられた選択可能な合成用画像を利用者に選択させる画像選択画面210を表示する。
この画像選択画面210は、図9に示すように、画面上部に「一緒に撮影するイメージを選択してね!」、及び「Aコース キャラクターA」という案内メッセージを表示するとともに、画面略中央にキャラクターAのポーズが異なる3種類の合成用画像G1,G2,G3を選択可能に表示した合成用画像表示部212,213,214を表示している。
さらに、画像選択画面210には、押下することでコース選択画面200を表示する戻るボタン215を画面左下に表示している。なお、合成用画像表示部212,213,214の下方には、それぞれ表示している合成用画像G1,G2,G3に対応する合成用画像名「A−1」、「A−2」、及び「A−3」を表示している。
利用者により合成用画像G1,G2,G3のいずれか1つが選択されると、制御部41は、撮影処理を開始する(ステップS105)。詳述すると、制御部41は、記憶部42の制限情報テーブル50を読み出して、利用者が選択した合成用画像に対応する撮り直し回数欄、及び撮影枚数欄を参照して、それぞれの値を取得する。
そして、制御部41の指示により、タッチパネル内蔵モニタ13は、撮影にかかる操作案内や、撮影後、撮影画像を表示して利用者に対して撮り直しを行うか否かを選択許容する撮影案内画面(図示省略)を表示する。
さらに、制御部41の指示により、モニタ13は、カメラ12で取得している動画映像をリアルタイム表示するとともに、画像選択画面210で利用者が選択した合成用画像を表示する。このようにして、写真シール作成装置4は、利用者に仕上がりをイメージしたポーズをとらせる。
その後、制御部41は、モニタ13の表示とスピーカ15の音声とによるカウントダウンを行い、このカウントダウンの終了タイミングで照明装置413に照明制御信号を送信するとともに、カメラ12にシャッタ信号を送信する。これにより、照明装置413の各ストロボから閃光を照射し、照明された利用者が背景とともに写っている撮影画像をカメラ12により取得する。
この際、例えば、画像選択処理において利用者が合成用画像G3を選択した場合、制限情報テーブル50における合成画像名欄の合成用画像名A−3(合成用画像G3)に対応する撮り直し回数欄に「2」、撮影枚数欄に「2」が登録されているため、制御部41は、利用者に対して、一度の撮影処理において撮り直しを2回許容するとともに、撮影処理を2回繰り返して2枚の撮影画像を取得することを許容する。
そして、2枚の撮影画像を取得すると、制御部41は、利用者が選択した合成用画像と撮影画像とを合成して合成画像を作成する。
詳述すると、例えば、画像選択処理で利用者が合成用画像G3を選択した場合、制御部41は、図10に示すように、利用者Mを撮影した撮影画像Pと、合成用画像G3とを重ね合せるようにして合成することで合成画像PGを作成している。
撮影処理が終了すると、制御部41は、制限情報テーブル50を読み出して、利用者が選択した合成用画像に対応するテーブル画像欄から合成画像に重ね合わせて合成可能なフレーム画像の枚数を参照する。ここでは、Aコースに分類された合成用画像に対応するフレーム画像欄の全てに「2」が登録されているため、制御部41は、合成画像に重ね合わせる2種類のフレーム画像から1つを利用者に選択させるフレーム画像選択処理を開始する(ステップS106)。
詳述すると、制御部41の指示により、タブレット内蔵モニタ16は、フレーム画像を選択させるフレーム画像選択画面(図示省略)を表示する。この際、フレーム画像選択画面には、制限情報テーブル50に登録された2種類のフレーム画像を表示している。
利用者が所望するフレーム画像を選択する、あるいはフレーム画像を選択せずゲームを進行すると、制御部41は、制限情報テーブル50を読み出し、合成用画像に対応する落書き編集欄から落書き編集の可否を参照する。ここでは、Aコースに分類された合成用画像に対応する落書き編集欄に全て「可」が登録されているため、制御部41は、合成画像に落書き編集を許容する落書き編集処理を開始する(ステップS107)。
詳述すると、制御部41の指示により、タブレット内蔵モニタ16は、利用者による落書き編集の操作を許容する編集画面220を表示する。
この編集画面220は、二人の利用者それぞれがタッチペン17を用いて個別に或いは共同して落書き編集を行えるよう編集する合成画像を同時に2枚表示できるように構成している。なお、この同時に表示される落書き編集の対象となる2枚の合成画像は、同一のものであってもよいし、異なるものであってもよい。
より詳しくは、編集画面220は、図11に示すように画面略中央に、編集する合成画像を切替える画像切替えボタン221と、BGMを切替えるBGM切替えボタン222と、編集ツールを選択するボタン群である編集ツール選択ボタン223とを表示している。
さらに、これらを挟んで左右に、合成画像を縮小表示したサムネイル画像表示部224(224a,224b)、編集対象の合成画像PGを表示する編集対象画像表示部225(225a,225b)、消しゴムツールやペン設定、あるいは編集作業の進行にかかる各種ボタン群の編集作業ボタン226(226a,226b)、スタンプなどの予め容易されたコンテンツの選択するコンテンツパレット227(227a,227b)、及び画面上部に押下することで編集作業を終了するおわりボタン228(228a,228b)を表示している。
これらサムネイル画像表示部224、編集対象画像表示部225、編集作業ボタン226、コンテンツパレット227、及びおわりボタン228によって、二人の利用者それぞれがタッチペン17を用いて個別に編集作業可能に構成している。
利用者が合成画像に対して任意に編集を行ったのち、おわりボタン228が押下されると、制御部41は、合成画像を編集した編集画像を印刷画像として一時記憶する。この際、ステップS106のフレーム画像選択処理において、フレーム画像が選択された場合、選択したフレーム画像も合成した印刷画像として一時記憶する。
その後、制御部41は、制限情報テーブル50を読み出し、選択された合成用画像に対応する印刷レイアウト欄から1枚のシール紙433に印刷可能な画像の枚数を参照する。ここでは、Aコースに分類された合成用画像に対応する印刷レイアウト欄の全てに「4」が登録されているため、制御部41は、最大4分割の印刷レイアウトを利用者に選択させる印刷レイアウト選択処理を開始する(ステップS108)。
詳述すると、制御部41の指示により、タブレット内蔵モニタ16は、利用者による印刷レイアウトの選択操作を許容するレイアウト選択画面230を表示する。
このレイアウト選択画面230は、図12に示すように、画面上部に1枚のシール紙433に印刷するレイアウト縮小表示部231(231a,231b,231c)を表示し、画面中央下部に印刷画像PRの印刷イメージを選択されたレイアウトで表示したレイアウト拡大表示部232を表示している。
さらに、レイアウト選択可能な時間をカウントダウンで表示するカウントダウン表示部233を画面右上に表示するとともに、レイアウト拡大表示部232に表示したレイアウトで印刷することを決定する決定ボタン234を表示している。
なお、レイアウト縮小表示部231は、シール紙433に対して印刷画像PRを無駄なく配置して見栄えのより写真シールを利用者に提供できるレイアウトパターンを表示している。より詳しくは、制限情報テーブル50の印刷レイアウト欄に「4」が登録されているため、印刷画像PRを1枚配置するレイアウト縮小表示部231a、印刷画像PRを4枚配置するレイアウト縮小表示部231b、及び印刷画像PRを2枚配置するレイアウト縮小表示部231cを表示している。
利用者が印刷レイアウトを選択して決定ボタン234を押下すると、制御部41は、制限情報テーブル50を読み出して、選択された合成用画像に対応する携帯配信欄から携帯電話への配信可否を参照する。ここでは、Aコースに分類された合成用画像に対応する携帯配信欄に全て「可」が登録されているため、制御部41は、メールアドレスの入力操作を受付ける宛先受付処理を実行する(ステップS109)。
詳述すると、制御部41の指示により、タブレット内蔵モニタ16は、利用者のメールアドレスの入力を受付けるアドレス入力画面240を表示する。なお、アドレス入力画面240は、二人の利用者それぞれがタッチペンを用いて個別に、メールアドレスを入力できるように構成している。
このアドレス入力画面240は、図13に示すように、画面上部に「アドレスを入力してね」という操作案内と、アドレスを入力する宛先入力欄241(241a,241b)と、英字ボタン242(242a,242b)と、数字ボタン243(243a,243b)と、記号ボタン244(244a,244b)と、操作を1つ前に戻す戻るボタン245(245a,245b)、操作を最初からやり直すやり直しボタン246(246a,246b)と、入力したメールアドレスを確定する決定ボタン247(247a,247b)とを表示している。
宛先入力欄241にメールアドレスを入力した利用者が決定ボタン247を押下すると、制御部41は、印刷画像PRをシール紙433に印刷する印刷処理を実行する(ステップS110)。詳述すると、制御部41は、レイアウト選択処理で利用者が選択した印刷レイアウトに基づいて配置した印刷画像PRをシール紙433に印刷して写真シールを作成する。
この際、制御部41の指示により、プリンタ431は、図14に示すように、印刷画像PRに対して固有のID情報251を付与するとともに、写真シール250における外縁部分252の色と異なる色で、外縁部分252の右下にID情報251を印字する。
さらに、制御部41は、通信回線2を介して印刷画像PR、ID情報251、及びメールアドレスを関連付けて配信サーバー3に送信する携帯配信データ送信処理を実行する(ステップS111)。この際、配信サーバー3のサーバー制御部33は、受信した印刷画像PR、ID情報251、及びメールアドレスを関連づけて、サーバー記憶部31に記憶するとともに、メールアドレスに対して印刷画像PRの取得方法を記載したメールを配信する。
印刷画像PRをシール紙433に印刷開始すると、制御部41は、利用者に対して撮影空間Sから退出して、写真シール排出口19に移動するよう促す音声案内をスピーカ15に出力する。
印刷処理が終了すると、制御部41は、シール排出処理を実行し(ステップS112)、印刷が完了したシール紙433を写真シール排出口19から排出し、利用者に写真シール250として提供して写真シール作成ゲーム処理を終了する。
なお、配信サーバー3から印刷画像PRの取得方法に関するメールを受信した利用者は、メールに従って携帯電話5を操作して配信サーバー3にアクセスし、写真シール250に印字されたID情報251を入力して印刷画像PRを取得する。
また、ステップS103において、利用者によりBコースボタン202が押下されると(ステップS103:2)、制御部41は、制限情報テーブル50を読み出して、利用者が選択したコースに対応する合成用画像名欄に基づいて、利用者に選択させる合成用画像を取得する。
ここでは、Bコースに分類された合成用画像名欄に1つの合成用画像が登録されているため、制御部41は、上述したステップS104に相当する画像選択処理をスキップして、撮影処理を実行する(ステップS113)。なお、撮影処理は、上述したステップS105と同様の処理のため、詳しい説明を省略する。
撮影処理を終了すると、制御部41は、制限情報テーブル50を読み出して、利用者が選択した合成用画像に対応するテーブル画像欄から合成画像に重ね合わせて合成可能なフレーム画像の枚数を参照する。
ここでは、Bコースに分類された合成用画像に対応するフレーム画像欄に「0」が登録されているため、制御部41は、上述したステップS106に相当するフレーム画像選択処理をスキップして、落書き編集処理を実行する(ステップS114)。なお、落書き編集処理は、上述したステップS107と同様の処理のため、詳しい説明を省略する。
落書き編集処理を終了すると、制御部41は、印刷レイアウト選択処理(ステップS115)、宛先受付処理(ステップS116)、印刷処理(ステップS117)、携帯配信データ送信処理(ステップS118)、及びシール排出処理(ステップS119)をこの順番で実行したのち、写真シール作成ゲーム処理を終了する。
なお、ステップS115の印刷レイアウト選択処理、ステップS116の宛先受付処理、ステップS117の印刷処理、ステップS118の携帯配信データ送信処理、及びステップS119のシール排出処理は、上述したステップS108からステップS112と同様の処理のため、詳しい説明を省略する。
また、ステップS103において、利用者によりCコースボタン203が押下されると(ステップS103:3)、制御部41は、記憶部42の制限情報テーブル50を読み出して、利用者が選択したコースに対応する合成用画像名欄に基づいて、利用者に選択させる合成用画像を取得する。ここでは、Cコースに分類された合成用画像名欄に基づいて、記憶部42から2つの合成用画像を取得する。
その後、制御部41は、画像選択処理を実行する(ステップS120)。なお、画像選択処理は、上述したステップS104と同様の処理のため、詳しい説明を省略する。
画像選択処理を終了すると、制御部41は、制限情報テーブル50に基づいて、撮影処理を実行したのち(ステップS121)、フレーム画像選択処理を実行する(ステップS122)。なお、ステップS121の撮影処理、及びステップS112のフレーム画像選択処理は、上述したステップS105、及びステップS106と同様の処理のため、詳しい説明を省略する。
フレーム画像選択処理を終了すると、制御部41は、制限情報テーブル50を読み出し、合成用画像に対応する落書き編集欄から落書き編集の可否を参照する。ここでは、Cコースに分類された合成用画像に対応する落書き編集欄に全て「不可」が登録されているため、制御部41は、上述したステップS107に相当する落書き編集処理をスキップする。
さらに、制御部41は、制限情報テーブル50を読み出し、選択された合成用画像に対応する印刷レイアウト欄から1枚のシール紙433に印刷可能な画像の枚数を参照する。ここでは、Cコースに分類された合成用画像に対応する印刷レイアウト欄の全てに「1」が登録されているため、制御部41は、上述したステップS108に相当する印刷レイアウト選択処理をスキップする。
その後、制御部41は、制限情報テーブル50を読み出して、選択された合成用画像に対応する携帯配信欄から携帯電話5への配信可否を参照する。ここでは、Cコースに分類された合成用画像に対応する携帯配信欄に全て「不可」が登録されているため、制御部41は、上述したステップS109に相当する宛先受付処理をスキップして、印刷処理を実行する(ステップS123)。
印刷処理を実行すると、制御部41は、撮影画像と合成用画像とを合成した合成画像を印刷画像PRとしてシール紙433に印刷して写真シールを作成する。この際、制御部41の指示により、プリンタ431は、図15に示すように、印刷画像PRに対して固有のID情報251を付与するとともに、写真シール250における外縁部分252の色と同色で、外縁部分252の右下にID情報251を印字する。なお、利用者に対してID情報251を不可視状態にした写真シール250が提供されるため、利用者は、配信サーバー3にアクセスして印刷画像PRを取得することができない。
さらに、制御部41は、通信回線2を介して印刷画像PR及びID情報251を関連づけて配信サーバー3に送信する画像送信処理を実行する(ステップS124)。なお、配信サーバー3のサーバー制御部33は、受信した印刷画像PR及びID情報251を関連づけて、サーバー記憶部31に記憶する。
印刷画像PRをシール紙433に印刷開始すると、制御部41は、利用者に対して撮影空間Sから退出して、写真シール排出口19に移動するよう促す音声案内をスピーカ15に出力する。
印刷処理が終了すると、制御部41は、シール排出処理を実行し(ステップS125)、印刷が完了したシール紙433を写真シール排出口19から排出し、利用者に写真シールとして提供して写真シール作成ゲーム処理を終了する。
次に、利用者に対して写真シールを提供する写真シール作成装置4と、配信サーバー3とで構成した写真シール作成システム1において、写真シール作成装置4の記憶部42に記憶している合成用画像を更新する方法について、図16及び図17を用いて詳しく説明する。
なお、図16は写真シール作成装置4における電源投入更新処理の動作のフローチャートを示し、図17は配信サーバー3における更新データ配信処理の動作のフローチャートを示している。
また、配信サーバー30のサーバー記憶部31には、少なくとも更新された合成用画像、制限情報テーブル、及び更新されたことを示す更新情報を関連付けて記憶しているものとする。
まず、写真シール作成装置4の電源が投入されると、制御部41は、図16に示すように、配信サーバー3に対して、合成用画像の更新有無を配信サーバー3に問い合わせる問合せ情報を送信する問合せ情報送信処理を実行する(ステップS501)。
一方、配信サーバー3のサーバー制御部33は、図17に示すように、更新データ配信処理を開始すると、写真シール作成装置4からの問合せ情報を受信したか否かを判定する(ステップS601)。問合せ情報を受信していなければ(ステップS601:No)、サーバー制御部33は、問合せ情報を受信するまで処理を待機する。
そして、問合せ情報を受信すると(ステップS601:Yes)、サーバー制御部33は、受信した問合せ情報に基づいて写真シール作成装置4に対して、更新情報を送信する更新情報送信処理を実行する(ステップS602)。この更新情報は、写真シール作成装置4に提供可能な合成用画像群の更新日時、あるいはバージョン情報などで構成している。
図16のステップS501に戻り、問合せ情報送信処理を終了すると、写真シール作成装置4の制御部41は、配信サーバー3から更新情報を受信したか否かを判定する(ステップS502)。更新情報を受信していなければ(ステップS502:No)、制御部41は、更新情報を受信するまで処理を待機する。
一方、更新情報を受信すると(ステップS502:Yes)、制御部41は、更新情報に基づいて、更新された合成用画像の有無を確認する更新情報確認処理を実行する(ステップS503)この際、制御部41は、記憶部42に記憶している複数の合成用画像の更新日時、あるいはバージョン情報と、更新情報の更新日時やバージョン情報とを比較して更新された合成用画像の有無を確認する。
その後、制御部41は、合成用画像が更新されているか否かを判定する(ステップS504)。合成用画像が更新されていなければ(ステップS504:No)、制御部41は、電源投入更新処理を終了する。
一方、合成用画像が更新されていれば(ステップS504:Yes)、制御部41は、配信サーバー3に対して更新された合成用画像の配信を要求する配信要望情報を送信する配信要望情報送信処理を実行する(ステップS505)。
図17のステップS602に戻り、更新情報送信処理を終了すると、配信サーバー3のサーバー制御部33は、配信要望情報を受信したか否かを判定する(ステップS603)。配信要望情報を受信すると(ステップS603:Yes)、サーバー制御部33は、配信要望情報に基づいて、更新された合成用画像、及び合成用画像に関連付けられた制限情報テーブルを配信データとして写真シール作成装置4に配信する配信データ送信処理を実行する(ステップS604)。
一方、ステップS603において、配信要望情報を受信していなければ(ステップS603:No)、サーバー制御部33は、更新情報送信処理を実行してから所定の時間が経過したか否かを判定する(ステップS605)。更新情報送信処理を実行してから所定の時間経過していなければ(ステップS605:No)、サーバー制御部33は、処理をステップS603に戻す。
更新情報送信処理を実行してから所定の時間経過していれば(ステップS605:Yes)、サーバー制御部33は、配信要望情報の送信が不要な状態、あるいは通信が途絶えたと判定し、更新データ配信処理を終了する。
図16のステップS505に戻り、配信要望情報送信処理を終了すると、写真シール作成装置4の制御部41は、更新データを受信したか否かを判定する(ステップS506)。更新データを受信していなければ(ステップS506:No)、制御部41は、更新データを受信するまで処理を待機する。
一方、更新データを受信すると(ステップS506:Yes)、制御部41は、受信した更新データに基づいて、記憶部42の合成用画像、及び制限情報テーブル50を更新する更新処理を実行する(ステップS507)。この際、制御部41は、写真シール作成ゲーム処理におけるコース選択画面200、及び画像選択画面210に更新された合成用画像を選択可能に更新する。
その後、制御部41は、電源投入更新処理を終了して、写真シール作成ゲーム処理を開始する。
以上のような動作を実現する写真シール作成装置4、写真シール作成システム1、及び写真シール作成方法は、合成用画像の提供元からの要望を満足するとともに、利用者の満足度を向上することができる。
具体的には、遊戯を開始する際、タブレット内蔵モニタ16に表示したコース選択画面、及び画像選択画面210で合成用画像を選択させることで、写真シール作成装置4、及び写真シール作成方法は、合成用画像を選択した後工程、例えば、撮影、編集、合成、あるいは印刷などの工程において、合成用画像の利用に関する制限を制御部41で確実に遵守することができる。
さらに、制限情報テーブル50を合成用画像に関連付けることで、例えば、遊戯を開始する際、複数の合成用画像から1つの合成用画像を利用者に選択させる場合であっても、写真シール作成装置4、及び写真シール作成方法は、制御部41によって、選択された合成用画像ごとに利用者による操作の受付けを異ならせて制限することができる。
例えば、合成用画像の提供元からの要望により、落書き編集が許容されていない合成用画像の場合、制限情報テーブル50における落書き編集欄を不可とすることで、写真シール作成装置4、及び写真シール作成方法は、利用者による編集操作の受付けを容易に制限することができる。
これにより、写真シール作成装置4、及び写真シール作成方法は、合成用画像を選択した後工程で合成用画像が意図しない手段で加工されることを防止し、オリジナル性を確保したまま写真シール250として利用者に提供することができる。このため、合成用画像の提供元は、写真シール作成装置4に対して、複数種類の合成用画像を安心して提供することができる。
一方、利用者に対して複数種類の合成用画像を提供できることで、写真シール作成装置4、及び写真シール作成方法は、所望する合成用画像で利用者がより遊戯を楽しむことができるため、利用者の満足度を向上することができる。
さらに、写真シール作成装置4を設置する設置施設に対して、写真シール作成装置4、及び写真シール作成方法は、複数種類の合成用画像を用いた撮影が可能になることによって集客効果を提供することができる。
つまり、写真シール作成装置4、及び写真シール作成方法は、合成用画像が権利保護対象であっても、合成用画像の提供元、利用者、及び設置施設という三者に対する満足度を向上することができる。
従って、写真シール作成装置4、及び写真シール作成方法は、合成用画像の提供元からの要望を満足するとともに、少なくとも利用者の満足度を向上することができる。
また、制限情報テーブル50に合成用画像に対する編集可否を登録し、合成用画像に対する編集が不可の場合、編集画面220による編集操作の受付けをスキップすることにより、写真シール作成装置4は、合成用画像に対する編集を合成用画像ごとに制限することができ、合成用画像のオリジナル性を確実に保護することできる。
さらに、合成画像の編集を不可とした場合であっても、利用者は、合成用画像のキャラクターや人物と共に撮影した写真シール250を取得するという遊戯の主目的を達成することができる。
従って、写真シール作成装置4は、合成用画像の編集を不可とした場合であっても、利用者の満足度を低下させることなく、合成用画像の利用に関する制限を遵守することができる。
また、制限情報テーブル50に撮り直し回数、及び撮影枚数を登録し、撮影案内画面における撮り直しの受付け回数を合成用画像ごとに制限することにより、写真シール作成装置4は、一人あるいは一組あたりの利用時間を合成用画像に応じて短縮することができ、利用者の満足度を損なうことなく、利便性を向上することができる。
具体的には、写真シール作成装置4は、利用者の満足度向上のため、何度か撮り直しを可能にしている、あるいは複数枚の撮影画像を取得できることが多い。
ところが、合成用画像がキャラクターや人物の場合、コレクション性が高くなることから、デコレーション画像などの合成用画像の場合に比べて、写真シール作成装置4を利用する利用者が増加することがある。このため、一人あるいは一組の利用者あたりの利用時間が増加して、写真シール作成装置4を利用したい利用者が長時間待たされることとなり、利用者に対する利便性が低下することがある。特に、撮影と編集とを同一空間で行う写真シール作成装置4の場合、利用者の待ち時間がより長くなり、利用者に対する利便性がさらに低下することとなる。
そこで、写真シール作成装置4は、撮り直し回数、及び撮影枚数を制限することで、一人あるいは一組の利用者あたりの利用時間を低減することができる。例えば、人気の高い期間限定の合成用画像の場合には、数回の撮り直しを許容せず、取得できる撮影画像を1枚だけにすることで、利用時間の短縮を図ることができる。これにより、期間限定の合成用画像を用いた遊戯をより多くの利用者が楽しむことができる。
さらに、撮り直し回数、及び撮影枚数を制限した場合であっても、利用者は、合成用画像のキャラクターや人物と共に撮影した写真シール250を取得するという遊戯の主目的を達成することができるため、満足度を損なわれることがない。
従って、写真シール作成装置4は、一人あるいは一組あたりの利用時間を短縮することで、利用者の満足度を損なうことなく、利便性を向上することができる。
また、制限情報テーブル50に合成用画像に対するフレーム画像の重ね合わせ枚数を登録し、制限情報テーブル50に基づいて、合成用画像ごとにフレーム選択画面によるフレーム画像の選択を受付ける、あるいはフレーム画像の選択操作をスキップすることにより、写真シール作成装置4は、合成画像にフレーム画像が重なることによる不具合を防止することができる。
具体的には、例えば、予めフレームがデザインされた合成用画像の場合、合成用画像のフレーム部分にフレーム画像が重なって、そのデザイン性が損なわれることがある。あるいは、合成用画像にフレーム画像が重ね合わせた際、ロゴやコピーライト表記が隠れるおそれがある。このため、合成用画像の利用に関する制限として、フレーム画像の重ね合わせ枚数を制限されることが想定される。
そこで、写真シール作成装置4は、フレーム選択画面によるフレーム画像の選択を制限情報テーブル50に基づいて受付けることで、合成用画像にフレーム画像が重なることによる不具合を防止することができる。例えば、制限情報テーブル50におけるテーブル画像欄を「0」とすることで、フレーム画像の合成を禁止することができる。このため、写真シール作成装置4は、合成用画像の提供元からの要望を満足することができる。
さらに、フレーム画像の重ね合わせを制限した場合であっても、利用者は、合成用画像のキャラクターや人物と共に撮影した写真シール250を取得するという遊戯の主目的を達成することができるため、満足度を損なわれることがない。
従って、写真シール作成装置4は、合成用画像にフレーム画像が重なることで、提供元の要望を満足しない不具合が生じた写真シール250が提供されることを防止できる。
また、制限情報テーブル50にシール紙433に配置可能な合成用画像の枚数を登録し、制限情報テーブル50に基づいて、合成用画像ごとにレイアウト選択画面230によるレイアウトの選択を受付ける、あるいはレイアウトの選択操作をスキップすることにより、例えば、提供元の要望によって1枚のシール紙433に対して許容される合成用画像の枚数が制限された場合であっても、印刷画像PRが適切に配置された写真シール250を利用者に提供することができる。
具体的には、写真シール250のレイアウトは、1枚のシール紙433に対して何枚、あるいは何種類の印刷画像PRを配置するかによって決定される。このため、1枚のシール紙433に配置可能な合成用画像の枚数が制限される、つまり、1枚のシール紙433に配置可能な印刷画像PRの枚数が制限される場合、配置可能な合成用画像の枚数に応じて利用者が選択可能なレイアウトを制限する必要がある。
そこで、写真シール作成装置4は、写真シールに配置可能な合成用画像の枚数を制限された場合、制御部41によって利用者が選択可能なレイアウトを制限することで、一枚のシール紙433に印刷画像PRを適切に配置できないようなレイアウトを利用者が誤って選択することを防止できる。
さらに、利用者が選択可能なレイアウトを制限した場合であっても、利用者は、合成用画像のキャラクターや人物と共に撮影した写真シール250を取得するという遊戯の主目的を達成することができるため、満足度を損なわれることがない。
従って、写真シール作成装置4は、写真シール250に配置可能な合成用画像の枚数を制限された場合、利用者が選択可能なレイアウトを制限することで、利用者の利便性を向上するとともに、印刷画像PRが適切に配置された見栄えの良い写真シール250を利用者に提供することができる。
また、写真シール作成装置4と配信サーバー3とを備えた写真シール作成システム1、及び写真シール作成方法において、制限情報テーブル50に合成用画像を用いた印刷画像PRの配信可否を登録し、合成用画像を用いた印刷画像PRが配信不可の場合、アドレス入力画面240におけるメールアドレスの入力操作の受付けをスキップすることにより、合成用画像の提供元からの要望を満足するとともに、利用者の満足度を向上することができる。
具体的には、合成用画像と撮影画像とを合成した印刷画像PRは、デジタルデータであることから、加工、複製、あるいは配信が容易に可能であり、合成用画像の提供元によっては、これを厳しく制限していることがある。
そこで、写真シール作成システム1は、合成用画像を用いた印刷画像PRが配信不可の場合、メールアドレスの入力を禁止することで、利用者への印刷画像PRの配信を禁止し、合成用画像が提供元の意図しない用途で用いられることを防止できる。これにより、写真シール作成システム1は、合成用画像の利用に関する制限を遵守して、提供元からの要望を容易に満足することができる。
さらに、合成用画像を用いた印刷画像PRの配信を禁止した場合であっても、利用者は、合成用画像のキャラクターや人物と共に撮影した写真シール250を取得するという遊戯の主目的を達成することができるため、満足度を損なわれることがない。
従って、写真シール作成システム1は、合成用画像の提供元からの要望を満足するとともに、利用者の満足度を向上することができる。
また、合成用画像を用いた印刷画像PRが配信可の場合、ID情報251を外縁部分252とは異なる色で印字し、合成用画像を用いた印刷画像PRが配信不可の場合、ID情報251を外縁部分252と同色で印字することにより、印刷画像PRに対するID情報251の割り当てを、合成用画像を用いた印刷画像PRの配信可否によって決定することを不要にできる。そして、写真シール250を利用者に提供する際、合成用画像を用いた印刷画像PRの配信可否によって、ID情報251を容易に可視、あるいは不可視にした写真シール250を提供することができる。
また、合成用画像を用いた印刷画像PRの利用者への配信が不可の場合、印刷画像PRにID情報251を関連付けて配信サーバー3に送信することにより、合成用画像を用いた印刷画像PRの配信可否に関わらず、写真シール作成システム1は、設置場所ごとに人気の合成用画像、合成用画像の利用率、利用者の性別、グループなどを一括して容易に把握することができる。これにより、写真シール作成システム1は、より利用者が所望する合成用画像や、設置場所に適した合成用画像を提供することができる。
この際、合成用画像を用いた印刷画像PRの配信が可の場合には、ID情報251を可視状態で印字した写真シール250が利用者に提供されるため、写真シール作成システム1は、利用者が携帯電話5を操作してID情報251に基づいてアクセスすることで、配信サーバー3から印刷画像PRを取得することができる。
一方、合成用画像を用いた印刷画像PRの配信が不可の場合には、ID情報251を不可視状態にした写真シール250が利用者に提供されるため、写真シール作成システム1は、利用者が不正に配信サーバー3にアクセスして印刷画像PRを取得することを防止できる。
従って、写真シール作成装置4は、合成用画像を用いた印刷画像PRの配信可否によって、ID情報251を容易に可視状態、あるいは不可視状態にした写真シール250を提供するとともに、仮にID情報251が配信サーバー3に記憶されていても、意図しないアクセスを防止することができる。
また、配信サーバー3に、少なくとも更新された合成用画像、制限情報テーブル、及び更新されたことを示す更新情報を関連付けて記憶するサーバー記憶部31と、更新情報の問い合わせに対して更新情報を写真シール作成装置4に送信するとともに、更新された合成用画像、及び制限情報テーブルを写真シール作成装置4に配信するサーバー制御部33を備え、写真シール作成装置4に、更新情報を問い合わせて、更新情報に基づいて更新された合成用画像、及び制限情報テーブルの配信を配信サーバー3に要望し、配信サーバー3から取得した更新された合成用画像、及び制限情報テーブルを記憶部42に記憶してタブレット内蔵モニタ16に表示したコース選択画面200、及び画像選択画面210で選択可能にする制御部41を備えたことにより、写真シール作成装置4に記憶される合成用画像を適宜のタイミングで自動的に変更、あるいは追加することができる。
これにより、例えば、映画館などであれば、上映内容に応じて合成用画像を自動的に変更することができる。このため、施設を利用する利用者が所望する合成用画像を、適切なタイミングで利用可能な状態にすることができる。
従って、写真シール作成システム1は、合成用画像を自動的に更新、あるいは追加することで、利用者の満足度を向上することができる。
なお、上述の実施形態において、撮影と編集とを撮影空間S内で行う写真シール作成装置4としたが、これに限定せず、撮影ブースと少なくとも1つの編集ブースとで構成した写真シール作成装置としてもよい。
また、硬貨の投入を受付けると、コース選択画面200を表示したが、これに限定せず、選択可能な合成用画像を一覧表示してもよい。
また、複数の合成用画像から1つを選択許容したが、これに限定せず、複数の合成用画像を選択してもよい。
また、複数のフレーム画像から1つを選択許容したが、これに限定せず、複数のフレーム画像から制限情報テーブル50の制限内容の範囲内であれば、複数枚選択してもよい。
また、コース選択画面200において、合成用画像の枚数、撮影枚数などを表示したが、これらを表示しなくともよい。
また、画像選択画面210において、合成用画像表示部212,213,214、及び戻るボタン215を表示したが、これらを表示しなくてもよい。
また、合成用画像を所定条件で分類分けして構成したコース名ごとに異なる制限を制限情報テーブル50に登録したが、これに限定せず、合成用画像ごとに異なる制限を登録する構成としてもよい。例えば、同じコース内において、合成用画像ごとに異なる制限を登録する構成としてもよい。
また、合成用画像に制限情報テーブル50を関連付けて記憶部42に記憶したが、これに限定せず、合成用画像を利用者が選択した後における利用者による操作の受付けを制限する制限情報を付与した合成用画像を記憶部42に記憶する構成としてもよい。
また、制限情報テーブル50に登録した内容を、撮り直し回数、撮影枚数、フレーム画像、落書き編集の可否、印刷レイアウト、及び携帯配信の可否としたが、これに限定せず、合成用画像を利用者が選択した後における利用者による操作の受付けを制限する構成であれば、任意の制限内容としてもよい。さらに、制限情報テーブル50に、合成用画像に応じて撮影画角や照明タイミングなどを制限内容として登録してもよい。
また、制限情報テーブル50の登録内容の範囲であれば、写真シール作成装置4を設置している施設の係員によって、利用者による操作の受付けを任意に制限してもよい。例えば、制限情報テーブル50の撮影枚数欄の枚数を上限6枚とし、係員による設定変更によって、利用者が4枚まで撮影可能に変更してよい。あるいは、制限情報テーブル50に登録された撮影枚数の範囲内で、撮影する枚数を利用者によって選択許容する構成としてもよい。
また、制限情報テーブル50の登録内容を、写真シール作成装置4を設置している施設の係員によって編集可能にしてもよい。
また、ステップS108の印刷レイアウト選択処理において、分割数の異なる複数の印刷レイアウトを選択させたが、これに限定せず、同じ分割数であっても、分割サイズが異なる印刷レイアウトを選択させてもよい。例えば、同じ6分割された印刷レイアウトであっても、分割サイズが異なる複数の印刷レイアウトから所望する印刷レイアウトを選択するようにしてもよい。
また、合成画像を編集した編集画像、あるいはこれにフレーム画像を合成した画像を印刷画像としたが、これに限定せず、印刷レイアウト選択処理において選択されたレイアウトに配置した画像群を新しい印刷画像としてもよい。この際、ID情報を新しい印刷画像に付与するとともに、新しい印刷画像を利用者に配信するようにしてもよい。
また、合成用画像を用いた印刷画像PRの携帯電話5への配信を制限したが、これに限定せず、通信回線2を介してパソコンや携帯端末への配信を制限してもよい。あるいは、リムーバブルメディア44aへの印刷画像PRの書き込みを制限してもよい。
また、利用者がAコース、あるいはBコースを選択した際、印刷レイアウト選択処理後、宛先受付処理を実行したが、これに限定せず、印刷画像を携帯電話に配信するか否かを選択させる処理を実行したのち、利用者が携帯電話5への配信を希望する場合、宛先受付処理を実行する構成としてもよい。
この際、利用者が携帯電話5への配信を希望しない場合、制御部41は、印刷処理において、シール紙433における外縁部分252の色と同色でID情報251を印字したのち、図7のステップS124の画像送信処理を実行して配信サーバー3に印刷画像PRを送信してもよい。
また、印刷画像PRをシール紙433に印刷するとともに、携帯電話5に配信したが、これに限定せず、携帯電話5に配信する場合、印刷画像PRをシール紙433に印刷する否かを利用者に選択させる構成としてもよい。
また、携帯電話5への配信が不可の場合、ID情報251を印字する構成としたが、これに限定せず、ID情報251を印字しなくてもよい。
また、写真シール作成装置4の電源投入更新処理において、更新情報に基づいて合成用画像が更新されば、更新データを取得して、記憶部42の合成用画像、及び制限情報テーブル50を更新したが、これに限定せず、合成用画像が更新されていれば、任意に設定した期間を経て更新データを取得して合成用画像、及び制限情報テーブル50を更新する、あるいは更新データを取得したのち任意に設定した期間を経て合成用画像、及び制限情報テーブル50を更新する構成としてもよい。
また、コース選択処理、あるいは画像選択処理で合成用画像を選択した後に利用者を撮影したが、これに限定せず、利用者を撮影した後、コース選択処理、画像選択処理を実行してもよい。この際、コース選択処理、あるいは画像選択処理で合成用画像を選択したあとにおける利用者の操作を制限情報テーブルに基づいて制限する。つまり、撮影画像に対するフレーム画像の合成や落書き編集などを遊戯としてもよい。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の被写体は、実施形態の利用者Mに対応し、
以下同様に、
撮影手段は、カメラ12に対応し、
記憶手段は、記憶部42に対応し、
合成手段、操作制限手段、及び送信手段は、制御部41に対応し、
所定の画像は、印刷画像PRに対応し、
シールは、シール紙433に対応し、
印刷手段は、プリンタ431に対応し、
制限情報は、制限情報テーブル50に対応し、
画像選択手段は、タブレット内蔵モニタ16に表示したコース選択画面200、及び画像選択画面210に対応し、
編集手段は、タブレット内蔵モニタ16に表示した編集画面220に対応し、
撮影回数手段は、タブレット内蔵モニタ16に表示した撮影案内画面に対応し、
フレーム選択手段は、タブレット内蔵モニタ16に表示したフレーム選択画面に対応し、
レイアウト選択手段は、タブレット内蔵モニタ16に表示したレイアウト選択画面230に対応し、
回線接続手段は、通信部43に対応し、
付加情報は、ID情報251に対応し、
所有端末は、携帯電話5に対応し、
宛先情報は、メールアドレスに対応し、
宛先入力手段は、タブレット内蔵モニタ16に表示したアドレス入力画面240に対応し、
サーバー記憶手段は、サーバー記憶部31に対応し、
更新情報送信手段、及び更新配信手段は、サーバー制御部33に対応し、
問合せ手段、配信要望手段、及び更新手段は、制御部41に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
1…写真シール作成システム
2…通信回線
3…配信サーバー
4…写真シール作成装置
5…携帯電話
12…カメラ
16…タブレット内蔵モニタ
31…サーバー記憶部
33…サーバー制御部
41…制御部
42…記憶部
43…通信部
50…制限情報テーブル
200…コース選択画面
210…画像選択画面
220…編集画面
230…レイアウト選択画面
240…アドレス入力画面
251…ID情報
431…プリンタ
433…シール紙
G1,G2,G3…合成用画像
M…利用者
S…撮影空間
P…撮影画像
PG…合成画像
PR…印刷画像

Claims (10)

  1. 撮影空間内の被写体を撮影して少なくとも1枚の撮影画像を作成する撮影手段と、
    前記撮影画像に前記被写体の前景または/及び背景を合成する複数の合成用画像を記憶する記憶手段と、
    前記撮影画像と前記合成用画像とを合成した合成画像を作成する合成手段と、
    所定の画像をシールに印刷する印刷手段とを備えた写真シール作成装置であって、
    前記記憶手段に、
    所定の制限を登録した制限情報を前記合成用画像に関連付けて記憶し、
    遊戯を開始する際、利用者による前記合成用画像の選択操作を許容する画像選択手段と、
    前記被写体の撮影回数を選択許容する撮影回数手段と、
    前記合成用画像を選択した後の利用者による操作の受付けを前記制限情報に基づいて制限する操作制限手段とを備え
    前記制限情報を、
    撮影可能な枚数とし、
    前記操作制限手段を、
    前記撮影回数手段による撮影回数の選択を前記撮影可能な枚数の範囲において受付ける構成とした
    写真シール作成装置。
  2. 前記合成画像に対する編集を許容して前記所定の画像を作成する編集手段を備え、
    前記制限情報を、
    前記合成用画像に対する編集可否とし、
    前記操作制限手段を、
    前記合成用画像に対する編集が不可の場合、前記編集手段による前記合成画像に対する編集操作の受付けを禁止する構成とした
    請求項1に記載の写真シール作成装置。
  3. 前記記憶手段に、
    前記撮影画像の外縁に合成するフレーム画像を記憶し、
    利用者による前記フレーム画像を選択許容するフレーム選択手段を備え、
    前記制限情報を、
    前記合成用画像に対する前記フレーム画像の重ね合わせ枚数とし、
    前記操作制限手段を、
    前記フレーム選択手段による前記フレーム画像の選択を前記重ね合わせ枚数の範囲において受付ける構成とした
    請求項1または請求項2に記載の写真シール作成装置。
  4. 前記シールに配置される前記所定の画像のレイアウトを選択許容するレイアウト選択手段を備え、
    前記制限情報を、
    前記シールに配置可能な前記合成用画像の配置枚数とし、
    前記操作制限手段を、
    前記レイアウト選択手段によるレイアウトの選択を前記配置枚数の範囲において受付ける構成とした
    請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の写真シール作成装置。
  5. 通信回線と接続する回線接続手段を備えた請求項1から請求項4に記載の写真シール作成装置と、
    前記通信回線を介して前記写真シール作成装置と接続するとともに、前記所定の画像に割り当てられた固有の付加情報に基づいて利用者が所有する所有端末に前記所定の画像を配信する配信サーバーとを備えた写真シール作成システムであって、
    前記写真シール作成装置に、
    前記所有端末の宛先情報を入力許容する宛先入力手段と、
    前記宛先情報、及び前記付加情報を関連付けて前記所定の画像を前記配信サーバーに送信する送信手段を備え、
    前記制限情報を、
    前記合成用画像を用いた前記所定の画像の配信可否とし、
    前記操作制限手段を、
    前記合成用画像を用いた前記所定の画像が配信不可の場合、前記宛先入力手段による前記宛先情報の入力操作の受付けを禁止する構成とした
    写真シール作成システム。
  6. 前記印刷手段を、
    前記合成用画像を用いた前記所定の画像が配信可の場合、前記付加情報を背景色とは異なる色で前記シールに印字し、
    前記合成用画像を用いた前記所定の画像が配信不可の場合、前記付加情報を背景色と同色で前記シールに印字する構成とした
    請求項5に記載の写真シール作成システム。
  7. 前記送信手段を、
    前記合成用画像を用いた前記所定の画像が配信不可の場合、前記所定の画像に前記付加情報を関連付けて前記配信サーバーに送信する構成とした
    請求項5または請求項6に記載の写真シール作成システム。
  8. 前記配信サーバーに、
    少なくとも更新された合成用画像、制限情報、及び合成用画像が更新されたことを示す更新情報を関連付けて記憶するサーバー記憶手段と、
    前記写真シール作成装置からの前記更新情報の問い合わせに対して、前記更新情報を前記写真シール作成装置に送信する更新情報送信手段と、
    前記更新された合成用画像、及び制限情報を前記写真シール作成装置に配信する更新配信手段を備え、
    前記写真シール作成装置に、
    前記更新情報を問い合わせる問合せ手段と、
    前記更新情報に基づいて前記更新された合成用画像、及び制限情報の配信を前記配信サーバーに対して要求する配信要望手段と、
    前記配信サーバーから取得した前記更新された合成用画像、及び制限情報を前記記憶手段に記憶して前記画像選択手段で選択可能にする更新手段を備えた
    請求項5または請求項7に記載の写真シール作成システム。
  9. 撮影空間内の被写体を撮影許容して少なくとも1枚の撮影画像を作成する撮影手段と、前記撮影画像に前記被写体の前景または/及び背景を合成する複数の合成用画像を記憶する記憶手段と、前記撮影画像と前記合成用画像とを合成した合成画像を作成する合成手段と、所定の画像をシールに印刷する印刷手段とを備えた装置を用いた写真シール作成方法であって、
    所定の制限を登録した制限情報を前記合成用画像に関連付けて記憶した前記記憶手段の前記合成用画像を、遊戯を開始する際、画像選択手段により利用者に選択操作させて
    記合成用画像を選択した後の利用者による操作の受付けを前記制限情報に基づいて制限する操作制限手段によって、撮影回数手段による前記被写体の撮影回数の選択を、前記制限情報に基づいた撮影可能な枚数の範囲において受付ける
    写真シール作成方法。
  10. 通信回線と接続する回線接続手段を備えた請求項1から請求項4に記載の写真シール作成装置と、
    前記通信回線を介して前記写真シール作成装置と接続するとともに、前記所定の画像に割り当てられた固有の付加情報に基づいて利用者が所有する所有端末に前記所定の画像を配信する配信サーバーとを備えたシステムを用いた写真シール作成方法であって、
    前記所有端末の宛先情報を入力許容する宛先入力手段と、前記付加情報を関連付けて前記所定の画像を前記配信サーバーに送信する送信手段を備えた前記写真シール作成装置において、
    前記合成用画像を用いた前記所定の画像の配信可否とした前記制限情報が、前記合成用画像を用いた前記所定の画像が配信不可の場合、前記宛先入力手段による前記宛先情報の入力操作の受付けを、前記操作制限手段によって禁止する
    写真シール作成方法。
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