JP6028436B2 - 密封容器 - Google Patents
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Description
〔2〕前記密封容器の一例によれば、前記端面保護部材は、前記第1の側端部の端面と繋がる前記第1の側端部の内面に接合された第1の部分と、前記第1の側端部の端面と繋がる前記第1の側端部の外面と前記第2の側端部の内面とに挟み込まれ、これらの面と接合された第2の部分と、前記窪みを埋めるように前記第1の部分および前記第2の部分から前記窪みに突出した突出部とを含み、前記突出部は、前記第1の部分と繋がり、前記サイド材内に形成された空間に面する第3の部分と、前記第2の部分と繋がり、前記屈曲部に設けられた屈曲した内面に沿って前記内面に接合された第4の部分と、前記第3の部分と前記第4の部分とを繋ぎ、前記第3の部分の内面と前記第4の部分の内面とが接触するように屈曲した部分である先端部とを含み、前記窪みと前記窪みの両隣りとの段差が小さくなるように前記窪みに配置されている。
図1に示されるように、本発明の密封容器10は、カップ20および蓋材30を有する。密封容器10は、カップ20内の被収容物(不図示)を蓋材30で密封する。密封容器10は、カップ20と蓋材30とが貼り合わせられたシール部11を有する。カップ20と蓋材30との貼り合わせは、熱可塑性樹脂により構成されるカップ20および蓋材30を加熱しながらプレスすることにより行われる。
図5に示されるように、サイド材50の両側端部56,57をプレスして重ね合わせ部23が形成されるときに、サイド材50の側端縁52に貼り付いていないエッジプロテクトテープ60の一部、すなわち切り欠き70に対向するエッジプロテクトテープ60の一部分が、カップ20の周方向Sに潰れる。そして、潰れたエッジプロテクトテープ60の一部が、カップ20の内面22Bにおいて重ね合わせ部23に生じる窪み23Aを埋めるように、側端部57の裏面50Bに貼り付けられる。このため、重ね合わせ部23に生じる窪み23Aが小さくなる。窪み23Aの大きさは、段差Dにより定義することが可能である。段差Dは、周方向Sに沿って延びるサイド材50の裏面50Bから、側端部57においてエッジプロテクトテープ60が貼り付けられる部位までの距離に相当する。
図11に示されるように、サイド材50の両側端部56,57をプレスして重ね合わせ部23が形成されるときに、サイド材50の側端縁52とエッジプロテクトテープ60との間には、大きな隙間が形成されない。このため、エッジプロテクトテープ60は、側端縁52に沿うように側端部56に貼り付けられ、周方向Sに沿って延びるサイド材50の裏面50Bから、側端部57においてエッジプロテクトテープ60が貼り付けられる部位までの距離である段差Dは大きくなる。したがって、重ね合わせ部23に生じる窪み23Aが大きい。
(1)密封容器10は、カップ20を構成するサイド材50と、カップ20の開口を塞ぐ蓋材30とを備える。サイド材50の一方の側端部56をカップ20の内面側としてサイド材50の両側端部56,57が互いに重ねられた重ね合わせ部23が形成され、カップ20の開口にサイド材50の開口端部58が巻かれたフランジ部24が形成され、フランジ部24の端面24Aにより構成されるシール部11に蓋材30が密着される。サイド材50の両側端部56,57のうちカップ20の内面22Bを構成する一方の側端部56の側端縁52には、フランジ部24が形成されたときにシール部11に位置する切り欠き70が形成され、かつ、側端部56に、側端縁52および切り欠き70を覆うエッジプロテクトテープ60が貼り付けられている。このような構成によれば、側端部56にエッジプロテクトテープ60が貼り付けられたとき、エッジプロテクトテープ60と切り欠き70との間に隙間が生じ、エッジプロテクトテープ60の一部がサイド材50の側端部56の側端縁52に貼り付けられない。したがって、サイド材50の両側端部56,57をプレスして重ね合わせ部23が形成されるときに、サイド材50の側端縁52に貼り付いていないエッジプロテクトテープ60の一部が、カップ20の周方向Sに潰れる。このため、潰れたエッジプロテクトテープ60の一部を、カップ20の内面22Bにおいて重ね合わせ部23に生じる窪み23Aを埋めるように設けることができ、重ね合わせ部23に生じる窪み23Aを小さくすることができる。よって、フランジ部24が形成されたときにシール部11を平滑にすることができ、蓋材30によるカップ20の密封性を向上することができる。
以下、上記実施形態の構成から変更される部分について詳しく説明し、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図8に示されるように、サイド材50の両側端部56,57をプレスして重ね合わせ部23が形成されるときに、サイド材50の側端縁52に貼り付いていないエッジプロテクトテープ60の一部、すなわち切り欠き70に対向するエッジプロテクトテープ60の一部分が、カップ20の周方向Sに潰れる。そして、潰れたエッジプロテクトテープ60の一部が、カップ20の内面22Bにおいて重ね合わせ部23に生じる窪み23Aを埋めるように、側端部57の裏面50Bに貼り付けられる。本実施形態においては、サイド材50の厚さが変化しない場合、すなわち第1実施形態に比べて、側端部56にエッジプロテクトテープ60が貼り付けられたとき、切り欠き70においてサイド材50の側端部56に貼り付けられないエッジプロテクトテープ60の一部分が増える。このため、重ね合わせ部23に生じる窪み23Aがより小さくなる。
(3)カップ20の周方向Sにおいて、サイド材50の厚さが切り欠き70に向かうにつれて薄くなっている。このような構成によれば、サイド材50の厚さが変化しない場合に比べて、側端部56にエッジプロテクトテープ60が貼り付けられたとき、切り欠き70においてサイド材50の側端部56に貼り付けられないエッジプロテクトテープ60の一部分を増やすことができる。したがって、エッジプロテクトテープ60の一部を、重ね合わせ部23に生じる窪み23Aをさらに埋めるようにすることができ、重ね合わせ部23に生じる窪み23Aをより小さくすることができる。よって、フランジ部24が形成されたときにシール部11をより平滑にすることができ、蓋材30によるカップ20の密封性をさらに向上することができる。
Claims (6)
- 第1の側端部と前記第1の側端部の外面に重ね合わせられた第2の側端部とが接合された部分である重ね合わせ部、および、前記第1の側端部と前記第2の側端部との間に設けられた端部において開口する開口端部を含む中空のサイド材と、前記第1の側端部を覆うように前記サイド材に接合された端面保護部材とを備え、
前記サイド材は、
前記第1の側端部と前記第2の側端部との間に伸びる前記開口端部の縁が前記サイド材の外面と前記開口端部との間に位置し、曲面が形成されるように前記開口端部が巻かれた部分であり、シート状の蓋材が接合される被接合部を含むフランジ部と、
前記サイド材の前記第1の側端部における前記開口端部寄りの部分、かつ、前記重ね合わせ部のうちの前記フランジ部の前記被接合部を構成する部分に形成された切り欠きと、
前記第2の側端部と連続し、前記フランジ部を構成する部分であり、前記切り欠きに入り込み、前記切り欠きを構成する前記第1の側端部の端面との間に窪みが形成されるように屈曲した屈曲部と、
前記屈曲部と連続する部分であり、前記サイド材の周方向において前記第1の側端部と同じ箇所に位置する中間部とを含み、
前記端面保護部材は、前記切り欠きを覆っている
密封容器。 - 前記端面保護部材は、
前記第1の側端部の端面と繋がる前記第1の側端部の内面に接合された第1の部分と、
前記第1の側端部の端面と繋がる前記第1の側端部の外面と前記第2の側端部の内面とに挟み込まれ、これらの面と接合された第2の部分と、前記窪みを埋めるように前記第1の部分および前記第2の部分から前記窪みに突出した突出部とを含み、
前記突出部は、
前記第1の部分と繋がり、前記サイド材内に形成された空間に面する第3の部分と、
前記第2の部分と繋がり、前記屈曲部に設けられた屈曲した内面に沿って前記内面に接合された第4の部分と、
前記第3の部分と前記第4の部分とを繋ぎ、前記第3の部分の内面と前記第4の部分の内面とが接触するように屈曲した部分である先端部とを含み、前記窪みと前記窪みの両隣りとの段差が小さくなるように前記窪みに配置されている
請求項1に記載の密封容器。 - 前記切り欠きは、前記開口端部の縁から間隔を空けて形成されている
請求項1または2に記載の密封容器。 - 前記第1の側端部のうちの前記切り欠きが形成された部分は、前記第1の側端部の縁に向かうにつれて薄くなるように構成されている
請求項1〜3のいずれか一項に記載の密封容器。 - 第1の側端部と前記第1の側端部の外面に重ね合わせられた第2の側端部とが接合された部分である重ね合わせ部、および、前記第1の側端部と前記第2の側端部との間に設けられた端部において開口する開口端部を含む中空のサイド材と、前記第1の側端部を覆うように前記サイド材に接合された端面保護部材とを備え、
前記サイド材は、
前記第1の側端部と前記第2の側端部との間に伸びる前記開口端部の縁が前記サイド材の外面と前記開口端部との間に位置し、曲面が形成されるように前記開口端部が巻かれた部分であり、シート状の蓋材が接合される被接合部を含むフランジ部と、
前記サイド材の前記第1の側端部における前記開口端部寄りの部分、かつ、前記重ね合わせ部のうちの前記フランジ部の前記被接合部を構成する部分に形成され、前記第1の側端部の縁に向かうにつれて前記サイド材の厚さが減少する厚さ減少部と、
前記第2の側端部と連続し、前記フランジ部を構成する部分であり、前記厚さ減少部に入り込み、前記厚さ減少部を構成する前記第1の側端部の端面との間に窪みが形成されるように屈曲した屈曲部と、
前記屈曲部と連続する部分であり、前記サイド材の周方向において前記第1の側端部と同じ箇所に位置する中間部とを含み、
前記端面保護部材は、前記厚さ減少部を覆っている
密封容器。 - 前記サイド材の厚さは、前記サイド材の表面が切り欠かれることにより変化している
請求項4または5に記載の密封容器。
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