JP6028436B2 - 密封容器 - Google Patents

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本願発明は、カップを構成するサイド材と、カップの開口を塞ぐ蓋材とを備え、サイド材の両側端部が互いに重ねられた重ね合わせ部が形成され、カップの開口にサイド材の開口端部が巻かれたフランジ部が形成される密封容器に関する。
特許文献1のカップ状紙容器は、一体化した胴部材および底部材を有する。筒状の胴部材は、胴部貼り合わせ部およびフランジ部を有する。胴部貼り合わせ部は、ブランクの一方の側端縁を他方の側端縁に重ね合わせて形成される。フランジ部は、ブランクの上端縁を1周以上巻き込み形成される。特許文献1のブランクの側端縁上部は、切り欠きを有する。
また、蓋材でカップを密封する密封容器は、フランジ部の端面により構成されるシール部を有する。蓋材はシール部に密着される。
特開2008−222246号公報
特許文献1の切り欠きは、サイド材の両側端部が互いに重ねられた重ね合わせ部において、カップの厚さを部分的に薄くすることに貢献するが、カップの内面において重ね合わせ部に生じる窪みを軽減することには貢献しない。したがって、フランジ部が形成されたときに、シール部において上記窪みが生じることになる。よって、特許文献1のフランジ部の端面に蓋材を密着させようとするときに、シール部に蓋材を十分に密着させることができず、カップの密封性を確保することができないおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するため、シール部を平滑にすることができ、蓋材によるカップの密封性を向上することができる密封容器を提供することを目的とする。
〔1〕本発明に従う密封容器の一形態は、第1の側端部と前記第1の側端部の外面に重ね合わせられた第2の側端部とが接合された部分である重ね合わせ部、および、前記第1の側端部と前記第2の側端部との間に設けられた端部において開口する開口端部を含む中空のサイド材と、前記第1の側端部を覆うように前記サイド材に接合された端面保護部材とを備え、前記サイド材は、前記第1の側端部と前記第2の側端部との間に伸びる前記開口端部の縁が前記サイド材の外面と前記開口端部との間に位置し、曲面が形成されるように前記開口端部が巻かれた部分であり、シート状の蓋材が接合される被接合部を含むフランジ部と、前記サイド材の前記第1の側端部における前記開口端部寄りの部分、かつ、前記重ね合わせ部のうちの前記フランジ部の前記被接合部を構成する部分に形成された切り欠きと、前記第2の側端部と連続し、前記フランジ部を構成する部分であり、前記切り欠きに入り込み、前記切り欠きを構成する前記第1の側端部の端面との間に窪みが形成されるように屈曲した屈曲部と、前記屈曲部と連続する部分であり、前記サイド材の周方向において前記第1の側端部と同じ箇所に位置する中間部とを含み、前記端面保護部材は、前記切り欠きを覆っている。
〔2〕前記密封容器の一例によれば、前記端面保護部材は、前記第1の側端部の端面と繋がる前記第1の側端部の内面に接合された第1の部分と、前記第1の側端部の端面と繋がる前記第1の側端部の外面と前記第2の側端部の内面とに挟み込まれ、これらの面と接合された第2の部分と、前記窪みを埋めるように前記第1の部分および前記第2の部分から前記窪みに突出した突出部とを含み、前記突出部は、前記第1の部分と繋がり、前記サイド材内に形成された空間に面する第3の部分と、前記第2の部分と繋がり、前記屈曲部に設けられた屈曲した内面に沿って前記内面に接合された第4の部分と、前記第3の部分と前記第4の部分とを繋ぎ、前記第3の部分の内面と前記第4の部分の内面とが接触するように屈曲した部分である先端部とを含み、前記窪みと前記窪みの両隣りとの段差が小さくなるように前記窪みに配置されている。
上記密封容器によれば、サイド材の側端部の側端縁に切り欠きが形成されているため、この側端部に端面保護部材が貼り付けられたとき、端面保護部材と切り欠きとの間に隙間が生じ、端面保護部材の一部がサイド材の側端部の側端縁に貼り付けられない。したがって、サイド材の両側端部をプレスして重ね合わせ部が形成されるときに、サイド材の側端縁に貼り付いていない端面保護部材の一部が、カップの周方向に潰れる。このため、潰れた端面保護部材の一部を、カップの内面において重ね合わせ部に生じる窪みを埋めるように設けることができ、重ね合わせ部に生じる窪みを小さくすることができる。よって、フランジ部が形成されたときにシール部を平滑にすることができ、蓋材によるカップの密封性を向上することができる。
〔3〕前記密封容器の一例によれば、前記切り欠きは、前記開口端部の縁から間隔を空けて形成されている。
上記密封容器によれば、切り欠きがサイド材の開口端部の開口端縁から間隔を空けずに連続して形成されている場合に比べて、切り欠きを小さくすることができ、重ね合わせ部におけるカップの密封性を向上することができる。
〔4〕前記密封容器の一例によれば、前記第1の側端部のうちの前記切り欠きが形成された部分は、前記第1の側端部の縁に向かうにつれて薄くなるように構成されている。
上記密封容器によれば、サイド材の厚さが変化しない場合に比べて、側端部に端面保護部材が貼り付けられたとき、切り欠きにおいてサイド材の側端部に貼り付けられない端面保護部材の一部分を増やすことができる。したがって、端面保護部材の一部で、重ね合わせ部に生じる窪みをさらに埋めるようにすることができ、重ね合わせ部に生じる窪みをより小さくすることができる。よって、フランジ部が形成されたときにシール部をより平滑にすることができ、蓋材によるカップの密封性をさらに向上することができる。
〔5〕本発明に従う密封容器の一形態は、第1の側端部と前記第1の側端部の外面に重ね合わせられた第2の側端部とが接合された部分である重ね合わせ部、および、前記第1の側端部と前記第2の側端部との間に設けられた端部において開口する開口端部を含む中空のサイド材と、前記第1の側端部を覆うように前記サイド材に接合された端面保護部材とを備え、前記サイド材は、前記第1の側端部と前記第2の側端部との間に伸びる前記開口端部の縁が前記サイド材の外面と前記開口端部との間に位置し、曲面が形成されるように前記開口端部が巻かれた部分であり、シート状の蓋材が接合される被接合部を含むフランジ部と、前記サイド材の前記第1の側端部における前記開口端部寄りの部分、かつ、前記重ね合わせ部のうちの前記フランジ部の前記被接合部を構成する部分に形成され、前記第1の側端部の縁に向かうにつれて前記サイド材の厚さが減少する厚さ減少部と、前記第2の側端部と連続し、前記フランジ部を構成する部分であり、前記厚さ減少部に入り込み、前記厚さ減少部を構成する前記第1の側端部の端面との間に窪みが形成されるように屈曲した屈曲部と、前記屈曲部と連続する部分であり、前記サイド材の周方向において前記第1の側端部と同じ箇所に位置する中間部とを含み、前記端面保護部材は、前記厚さ減少部を覆っている。
上記密封容器によれば、サイド材の厚さが側端部の側端縁に向かうにつれて薄くなっているため、この側端部に端面保護部材が貼り付けられたとき、端面保護部材の一部がサイド材の側端部に貼り付けられない。したがって、サイド材の両側端部をプレスして重ね合わせ部が形成されるときに、サイド材に貼り付いていない端面保護部材の一部が、カップの周方向に潰れる。このため、潰れた端面保護部材の一部を、カップの内面において重ね合わせ部に生じる窪みを埋めるように設けることができ、重ね合わせ部に生じる窪みを小さくすることができる。よって、フランジ部が形成されたときにシール部を平滑にすることができ、蓋材によるカップの密封性を向上することができる。
〔6〕前記密封容器の一例によれば、前記サイド材の厚さは、前記サイド材の表面が切り欠かれることにより変化している。
上記密封容器によれば、カップの内面を構成するサイド材の裏面が切り欠かれることによりサイド材の厚さが変化している場合に比べて、サイド材の裏面をカップの周方向に沿った面に形成し易くなる。
上記密封容器によれば、シール部を平滑にすることができ、蓋材によるカップの密封性向上する。
本発明の第1実施形態の密封容器に関する図であり、蓋材がカップを密封している状態の密封容器の斜視図。 同実施形態のカップの斜視図。 同実施形態のサイド材の展開図。 同実施形態のサイド材に関する図であり、(a)はサイド材の側端部に端面保護部材が貼り付けられている状態のサイド材の展開図、(b)は(a)のX−X線に沿う断面構造を示す断面図。 同実施形態のカップに関する図であり、サイド材の両側端部が互いに重ねられた状態のサイド材の断面図。 本発明の第2実施形態のサイド材の展開図。 同実施形態のサイド材に関する図であり、(a)はサイド材の側端部に端面保護部材が貼り付けられている状態のサイド材の展開図、(b)は(a)のX−X線に沿う断面構造を示す断面図。 同実施形態のカップに関する図であり、サイド材の両側端部が互いに重ねられた状態のサイド材の断面図。 本発明の他の実施形態のサイド材の展開図。 本発明の変形例のサイド材に関する図であり、サイド材の断面構造を示す断面図。 比較例のカップに関する図であり、サイド材の両側端部が互いに重ねられた状態のサイド材の断面図。
(第1実施形態)
図1に示されるように、本発明の密封容器10は、カップ20および蓋材30を有する。密封容器10は、カップ20内の被収容物(不図示)を蓋材30で密封する。密封容器10は、カップ20と蓋材30とが貼り合わせられたシール部11を有する。カップ20と蓋材30との貼り合わせは、熱可塑性樹脂により構成されるカップ20および蓋材30を加熱しながらプレスすることにより行われる。
カップ20は、ボトム材40、サイド材50、および端面保護部材(エッジプロテクトテープ)60を有する。カップ20は、ボトム材40およびサイド材50により形成される空間に、固体または液体の被収納物を収容する。また、カップ20は、底部21、サイド部22、重ね合わせ部23、およびフランジ部24を有する。
図2に示されるように、カップ20は、開口を有する有底の筒状容器を構成する。底部21は、ボトム材40により構成される。サイド部22は、サイド材50により構成される。サイド部22は、外面22Aおよび内面22Bを有する。外面22Aは、カップ20の外側の面を構成する。内面22Bは、カップ20の内側の面を構成する。
重ね合わせ部23は、カップ20の周方向Sに丸められたサイド材50において、サイド材50の両側端部56,57(図3参照)が重なった部分により構成される。フランジ部24は、サイド材50の開口端部58(図3参照)が丸められた部分により構成される。フランジ部24は、図1のシール部11を構成する端面24Aを有する。蓋材30(図1参照)は、フランジ部24の端面24Aに密着される。
図3に示されるように、サイド材50は、4つの端縁51〜54を有する形状に形成されている。サイド材50は、ボトム端縁51、側端縁52,53、開口端縁54、ボトム端部55、側端部56,57、および開口端部58を有する。
ボトム端縁51は、一方の側端縁52と他方の側端縁53とに連続している。ボトム端部55は、サイド材50においてボトム端縁51の近傍部位により構成され、ボトム端縁51を含む。ボトム端部55は、ボトム材40と一体化されることにより、カップ20の底部21(図1参照)を構成する。
側端縁52,53は、ボトム端縁51と開口端縁54とに連続している。側端縁52,53は、直線状に形成されている。側端部56は、サイド材50において側端縁52の近傍部位により構成され、側端縁52を含む。側端部57は、サイド材50において側端縁53の近傍部位により構成され、側端縁53を含む。重ね合わせられる側端部56,57は、カップ20の重ね合わせ部23(図2参照)を構成する。カップ20の重ね合わせ部23において、両側端部56,57のうち、一方の側端部56はカップ20の内面側を構成し、他方の側端部57はカップ20の外面側を構成する。
側端部56の側端縁52には、切り欠き70が形成されている。切り欠き70は、サイド材50の開口端部58の開口端縁54から間隔を空けて形成されている。切り欠き70は、半円形状を有する。切り欠き70は、開口端部58が巻かれてフランジ部24(図2参照)が形成されたときに、シール部11に位置する。
開口端縁54は、一方の側端縁52と他方の側端縁53とに連続している。開口端部58は、サイド材50において開口端縁54の近傍部位により構成され、開口端縁54を含む。開口端部58は、カップ20のフランジ部24(図2参照)を構成する。
シート状のサイド材50は、表面50A(図3(a)参照)および裏面50B(図3(b)参照)を有する。表面50Aは、カップ20の外面22A(図2参照)を構成する。裏面50Bは、カップ20の内面22B(図2参照)を構成する。また、裏面50Bは、フランジ部24の端面24A(図2参照)を構成する。
サイド材50は、例えば、LDPE(Low Density Polyethylene)、カップ原紙、アルミニウム、PET(Polyethylene Terephthalate)、およびLLDPE(Linear Low Density Polyethylene)が順に積層された積層体により構成される。サイド材50の裏面50Bは、熱可塑性樹脂により構成される。例えば、裏面50Bは、LLDPEにより構成される。
図4に示されるように、サイド材50の側端部56には、側端縁52および切り欠き70(図3参照)を覆う端面保護部材としてエッジプロテクトテープ60が貼り付けられる。エッジプロテクトテープ60は、例えばLDPE等の熱可塑性樹脂により構成される。サイド材50へのエッジプロテクトテープ60の貼り付けは、熱可塑性樹脂に構成されるサイド材50およびエッジプロテクトテープ60を、加熱しながらプレスすることにより行われる。
図4(b)に示されるように、側端部56にエッジプロテクトテープ60が貼り付けられたとき、エッジプロテクトテープ60と切り欠き70との間に隙間が生じ、エッジプロテクトテープ60の一部がサイド材50の側端部56の側端縁52に貼り付けられない。
以上のように構成されるカップ20は、切り欠き70が形成されている側端部56にエッジプロテクトテープ60を貼り付けた後、重ね合わせ部形成工程およびフランジ部形成工程を順に経て製造される。
重ね合わせ部形成工程においては、エッジプロテクトテープ60を介して両側端部56,57が重ね合わせられる重ね合わせ部23(図2参照)が形成される。重ね合わせ部23の形成は、エッジプロテクトテープ60が貼り付けられた側端部56が、側端部57の裏面50Bと向かい合うように配置された状態で、熱可塑性樹脂により構成される両側端部56,57を、加熱しながらプレスすることにより行われる。このとき、熱可塑性樹脂により構成される側端部57およびエッジプロテクトテープ60が、互いに貼り付くとともに、熱可塑性樹脂により構成される両側端部56,57が互いに貼り付く。また、両側端部56,57をプレスするときに、サイド材50の裏面50Bにプレス型(不図示)が配置され、プレス型の外周にサイド材50が巻かれる。
フランジ部形成工程においては、重ね合わせ部23が形成されたサイド材50の開口端部58が巻かれることにより、フランジ部24(図2参照)が形成される。このとき、切り欠き70がフランジ部24の端面24A(図2参照)に位置するように開口端部58が巻かれることにより、切り欠き70がシール部11(図1参照)に位置する。
本実施形態の作用について説明する。
図5に示されるように、サイド材50の両側端部56,57をプレスして重ね合わせ部23が形成されるときに、サイド材50の側端縁52に貼り付いていないエッジプロテクトテープ60の一部、すなわち切り欠き70に対向するエッジプロテクトテープ60の一部分が、カップ20の周方向Sに潰れる。そして、潰れたエッジプロテクトテープ60の一部が、カップ20の内面22Bにおいて重ね合わせ部23に生じる窪み23Aを埋めるように、側端部57の裏面50Bに貼り付けられる。このため、重ね合わせ部23に生じる窪み23Aが小さくなる。窪み23Aの大きさは、段差Dにより定義することが可能である。段差Dは、周方向Sに沿って延びるサイド材50の裏面50Bから、側端部57においてエッジプロテクトテープ60が貼り付けられる部位までの距離に相当する。
切り欠き70が設けられていない場合の段差Dの大きさを説明する。
図11に示されるように、サイド材50の両側端部56,57をプレスして重ね合わせ部23が形成されるときに、サイド材50の側端縁52とエッジプロテクトテープ60との間には、大きな隙間が形成されない。このため、エッジプロテクトテープ60は、側端縁52に沿うように側端部56に貼り付けられ、周方向Sに沿って延びるサイド材50の裏面50Bから、側端部57においてエッジプロテクトテープ60が貼り付けられる部位までの距離である段差Dは大きくなる。したがって、重ね合わせ部23に生じる窪み23Aが大きい。
本実施形態は以下の効果を奏する。
(1)密封容器10は、カップ20を構成するサイド材50と、カップ20の開口を塞ぐ蓋材30とを備える。サイド材50の一方の側端部56をカップ20の内面側としてサイド材50の両側端部56,57が互いに重ねられた重ね合わせ部23が形成され、カップ20の開口にサイド材50の開口端部58が巻かれたフランジ部24が形成され、フランジ部24の端面24Aにより構成されるシール部11に蓋材30が密着される。サイド材50の両側端部56,57のうちカップ20の内面22Bを構成する一方の側端部56の側端縁52には、フランジ部24が形成されたときにシール部11に位置する切り欠き70が形成され、かつ、側端部56に、側端縁52および切り欠き70を覆うエッジプロテクトテープ60が貼り付けられている。このような構成によれば、側端部56にエッジプロテクトテープ60が貼り付けられたとき、エッジプロテクトテープ60と切り欠き70との間に隙間が生じ、エッジプロテクトテープ60の一部がサイド材50の側端部56の側端縁52に貼り付けられない。したがって、サイド材50の両側端部56,57をプレスして重ね合わせ部23が形成されるときに、サイド材50の側端縁52に貼り付いていないエッジプロテクトテープ60の一部が、カップ20の周方向Sに潰れる。このため、潰れたエッジプロテクトテープ60の一部を、カップ20の内面22Bにおいて重ね合わせ部23に生じる窪み23Aを埋めるように設けることができ、重ね合わせ部23に生じる窪み23Aを小さくすることができる。よって、フランジ部24が形成されたときにシール部11を平滑にすることができ、蓋材30によるカップ20の密封性を向上することができる。
(2)切り欠き70は、サイド材50の開口端部58の開口端縁54から間隔を空けて形成されている。このような構成によれば、切り欠き70がサイド材50の開口端部58の開口端縁54から間隔を空けずに連続して形成されている場合に比べて、切り欠き70を小さくすることができ、重ね合わせ部23におけるカップ20の密封性を向上することができる。
(第2実施形態)
以下、上記実施形態の構成から変更される部分について詳しく説明し、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図6に示されるように、側端部56には、サイド材50の表面50Aが切り欠かれることにより、切り欠き70に連続する傾斜面71が形成されている。傾斜面71が形成されることにより、切り欠き70におけるサイド材50の厚さ(図7(b)参照)は、サイド材50において切り欠き70が形成されてない部位の厚さに比べて薄く、カップ20の周方向Sにおいて、サイド材50の厚さは切り欠き70に向かうにつれて薄くなる。サイド材50の厚さは、カップ20の外面22Aを構成するサイド材50の表面50Aが切り欠かれることにより変化している。
図7に示されるように、サイド材50の側端部56には、第1実施形態と同様に、側端縁52および切り欠き70(図6参照)を覆う端面保護部材としてエッジプロテクトテープ60が貼り付けられる。
図7(b)に示されるように、側端部56にエッジプロテクトテープ60が貼り付けられたとき、エッジプロテクトテープ60と切り欠き70との間に隙間が生じ、エッジプロテクトテープ60の一部がサイド材50の側端部56の側端縁52に貼り付けられない。また、エッジプロテクトテープ60と傾斜面71との間にも隙間が生じる。
本実施形態のカップ20も、切り欠き70が形成されている側端部56にエッジプロテクトテープ60を貼り付けた後、重ね合わせ部形成工程およびフランジ部形成工程を順に経て製造される。
本実施形態の作用について説明する。
図8に示されるように、サイド材50の両側端部56,57をプレスして重ね合わせ部23が形成されるときに、サイド材50の側端縁52に貼り付いていないエッジプロテクトテープ60の一部、すなわち切り欠き70に対向するエッジプロテクトテープ60の一部分が、カップ20の周方向Sに潰れる。そして、潰れたエッジプロテクトテープ60の一部が、カップ20の内面22Bにおいて重ね合わせ部23に生じる窪み23Aを埋めるように、側端部57の裏面50Bに貼り付けられる。本実施形態においては、サイド材50の厚さが変化しない場合、すなわち第1実施形態に比べて、側端部56にエッジプロテクトテープ60が貼り付けられたとき、切り欠き70においてサイド材50の側端部56に貼り付けられないエッジプロテクトテープ60の一部分が増える。このため、重ね合わせ部23に生じる窪み23Aがより小さくなる。
本実施形態は、上記(1)および(2)の効果に加えて以下の効果を奏する。
(3)カップ20の周方向Sにおいて、サイド材50の厚さが切り欠き70に向かうにつれて薄くなっている。このような構成によれば、サイド材50の厚さが変化しない場合に比べて、側端部56にエッジプロテクトテープ60が貼り付けられたとき、切り欠き70においてサイド材50の側端部56に貼り付けられないエッジプロテクトテープ60の一部分を増やすことができる。したがって、エッジプロテクトテープ60の一部を、重ね合わせ部23に生じる窪み23Aをさらに埋めるようにすることができ、重ね合わせ部23に生じる窪み23Aをより小さくすることができる。よって、フランジ部24が形成されたときにシール部11をより平滑にすることができ、蓋材30によるカップ20の密封性をさらに向上することができる。
(4)サイド材50の厚さは、カップ20の外面22Aを構成するサイド材50の表面50Aが切り欠かれることにより変化している。このような構成によれば、カップ20の内面22Bを構成するサイド材50の裏面50Bが切り欠かれることによりサイド材50の厚さが変化している場合に比べて、サイド材50の裏面50Bをカップ20の周方向Sに沿った面に形成し易くなる。
本発明は、第1実施形態および第2実施形態以外の他の実施形態を含む。以下、本発明の他の実施形態として、上記実施形態の変形例を示す。なお、以下の各変形例は互いに組み合わせることもできる。
・第1実施形態および第2実施形態において、カップ20はテーパー状に形成されているが、カップの形状を変更することもできる。例えば、上下方向に真っ直ぐ延びるカップを採用することもできる。
・第1実施形態および第2実施形態において、切り欠き70は半円形状を有するが、切り欠きの形状を変更することもできる。例えば、フランジ部24が形成されたときにシール部11に位置する切り欠きとして、矩形状を有する切り欠きを形成することもできる。
・第1実施形態および第2実施形態において、フランジ部24が形成されたときにシール部11に位置する切り欠き70は、サイド材50の開口端部58の開口端縁54から間隔を空けて形成されているが、フランジ部24が形成されたときにシール部11に位置する切り欠きが、開口端縁54と連続する構成を採用することもできる。
・第1実施形態および第2実施形態においては、直線状の側端縁52に切り欠き70が形成されているが、側端縁52に切り欠き70を形成することなく、シール部11を構成する位置が含まれる側端縁52の厚さを薄くした構成を採用することもできる。
図9に示されるように、例えば、側端部56に傾斜面81が形成される構成を採用することもできる。傾斜面81は、傾斜面71と同様の構成を有する。すなわち、側端部56には、サイド材50の表面50Aが切り欠かれることにより、傾斜面81が形成されている。傾斜面81が形成されることにより、シール部11に位置するサイド材50の厚さは、サイド材50において傾斜面81が形成されてない部位の厚さに比べて薄く、カップ20の周方向Sにおいて、サイド材50の厚さは部分的に側端縁52に向かうにつれて薄くなる。サイド材50の厚さは、カップ20の外面22Aを構成するサイド材50の表面50Aが切り欠かれることにより変化している。
したがって、サイド材50におけるシール部11を構成する位置において、サイド材50の厚さが、カップ20の内面22Bを構成する側端部56の側端縁52に向かうにつれて薄くなり、かつ、側端部56に、シール部11を構成する位置が含まれる側端縁52を覆うエッジプロテクトテープ60が貼り付けられている構成を採用することもできる。このような構成によれば、サイド材50の厚さが側端部56の側端縁52に向かうにつれて薄くなっているため、側端部56にエッジプロテクトテープ60が貼り付けられたとき、エッジプロテクトテープ60の一部がサイド材50の側端部56に貼り付けられない。したがって、サイド材50の両側端部56,57をプレスして重ね合わせ部23が形成されるときに、サイド材50に貼り付いていないエッジプロテクトテープ60の一部が、カップ20の周方向Sに潰れる。このため、潰れたエッジプロテクトテープ60の一部を、カップ20の内面22Bにおいて重ね合わせ部23に生じる窪み23Aを埋めるように設けることができ、重ね合わせ部23に生じる窪み23Aを小さくすることができる。よって、フランジ部24が形成されたときにシール部11を平滑にすることができ、蓋材30によるカップ20の密封性を向上することができる。
・第2実施形態においては、切り欠き70においてサイド材50の厚さが0になっているが、切り欠き70において、サイド材50が所定の厚さを有している構成を採用することもできる。
図10(a)に示されるように、例えば、切り欠き70を、サイド材50の端面として構成することもできる。切り欠き70におけるサイド材50の厚さは、側端縁52におけるサイド材50の厚さに比べて薄い。
・第2実施形態のサイド材50の厚さは、サイド材50の表面50Aおよび裏面50Bのうち表面50Aが切り欠かれることにより変化しているが、サイド材50の裏面50Bが切り欠かれることによりサイド材50の厚さが変化する構成を採用することもできる。
図10(b)に示されるように、例えば、サイド材50の表面50Aおよび裏面50Bの双方が切り欠かれることによりサイド材50の厚さが変化する構成を採用することもできる。本変形例の側端部56には、サイド材50の裏面50Bが切り欠かれることにより、切り欠き70に連続する傾斜面72が形成されている。傾斜面71,72が形成されることにより、切り欠き70におけるサイド材50の厚さは、サイド材50において切り欠き70が形成されてない部位の厚さに比べて薄く、カップ20の周方向Sにおいて、サイド材50の厚さは切り欠き70に向かうにつれて薄くなる。
また、図10(c)に示されるように、サイド材50の表面50Aおよび裏面50Bのうち裏面50Bが切り欠かれることによりサイド材50の厚さが変化する構成を採用することもできる。本変形例においては、傾斜面72が形成されることにより、切り欠き70におけるサイド材50の厚さは、サイド材50において切り欠き70が形成されてない部位の厚さに比べて薄く、カップ20の周方向Sにおいて、サイド材50の厚さは切り欠き70に向かうにつれて薄くなる。
10…密封容器、11…シール部、20…カップ、21…底部、22…サイド部、22A…外面、22B…内面、23…重ね合わせ部、23A…窪み、24…フランジ部、24A…端面、30…蓋材、40…ボトム材、50…サイド材、50A…表面、50B…裏面、51…ボトム端縁、52,53…側端縁、54…開口端縁、55…ボトム端部、56,57…側端部、58…開口端部、60…エッジプロテクトテープ(端面保護部材)、70…切り欠き、71,72…傾斜面、81…傾斜面。

Claims (6)

  1. 第1の側端部と前記第1の側端部の外面に重ね合わせられた第2の側端部とが接合された部分である重ね合わせ部、および、前記第1の側端部と前記第2の側端部との間に設けられた端部において開口する開口端部を含む中空のサイド材と、前記第1の側端部を覆うように前記サイド材に接合された端面保護部材とを備え、
    前記サイド材は、
    前記第1の側端部と前記第2の側端部との間に伸びる前記開口端部の縁が前記サイド材の外面と前記開口端部との間に位置し、曲面が形成されるように前記開口端部が巻かれた部分であり、シート状の蓋材が接合される被接合部を含むフランジ部と、
    前記サイド材の前記第1の側端部における前記開口端部寄りの部分、かつ、前記重ね合わせ部のうちの前記フランジ部の前記被接合部を構成する部分に形成された切り欠きと、
    前記第2の側端部と連続し、前記フランジ部を構成する部分であり、前記切り欠きに入り込み、前記切り欠きを構成する前記第1の側端部の端面との間に窪みが形成されるように屈曲した屈曲部と、
    前記屈曲部と連続する部分であり、前記サイド材の周方向において前記第1の側端部と同じ箇所に位置する中間部とを含み、
    前記端面保護部材は、前記切り欠きを覆っている
    密封容器。
  2. 前記端面保護部材は、
    前記第1の側端部の端面と繋がる前記第1の側端部の内面に接合された第1の部分と、
    前記第1の側端部の端面と繋がる前記第1の側端部の外面と前記第2の側端部の内面とに挟み込まれ、これらの面と接合された第2の部分と、前記窪みを埋めるように前記第1の部分および前記第2の部分から前記窪みに突出した突出部とを含み、
    前記突出部は、
    前記第1の部分と繋がり、前記サイド材内に形成された空間に面する第3の部分と、
    前記第2の部分と繋がり、前記屈曲部に設けられた屈曲した内面に沿って前記内面に接合された第4の部分と、
    前記第3の部分と前記第4の部分とを繋ぎ、前記第3の部分の内面と前記第4の部分の内面とが接触するように屈曲した部分である先端部とを含み、前記窪みと前記窪みの両隣りとの段差が小さくなるように前記窪みに配置されている
    請求項1に記載の密封容器。
  3. 前記切り欠きは、前記開口端部の縁から間隔を空けて形成されている
    請求項1または2に記載の密封容器。
  4. 前記第1の側端部のうちの前記切り欠きが形成された部分は、前記第1の側端部の縁に向かうにつれて薄くなるように構成されている
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の密封容器。
  5. 第1の側端部と前記第1の側端部の外面に重ね合わせられた第2の側端部とが接合された部分である重ね合わせ部、および、前記第1の側端部と前記第2の側端部との間に設けられた端部において開口する開口端部を含む中空のサイド材と、前記第1の側端部を覆うように前記サイド材に接合された端面保護部材とを備え、
    前記サイド材は、
    前記第1の側端部と前記第2の側端部との間に伸びる前記開口端部の縁が前記サイド材の外面と前記開口端部との間に位置し、曲面が形成されるように前記開口端部が巻かれた部分であり、シート状の蓋材が接合される被接合部を含むフランジ部と、
    前記サイド材の前記第1の側端部における前記開口端部寄りの部分、かつ、前記重ね合わせ部のうちの前記フランジ部の前記被接合部を構成する部分に形成され、前記第1の側端部の縁に向かうにつれて前記サイド材の厚さが減少する厚さ減少部と、
    前記第2の側端部と連続し、前記フランジ部を構成する部分であり、前記厚さ減少部に入り込み、前記厚さ減少部を構成する前記第1の側端部の端面との間に窪みが形成されるように屈曲した屈曲部と、
    前記屈曲部と連続する部分であり、前記サイド材の周方向において前記第1の側端部と同じ箇所に位置する中間部とを含み、
    前記端面保護部材は、前記厚さ減少部を覆っている
    密封容器。
  6. 前記サイド材の厚さは、前記サイド材の表面が切り欠かれることにより変化している
    請求項4または5に記載の密封容器。
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