JP5417466B2 - バリア性を有する蓋 - Google Patents

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本発明は、例えば紙カップの開口にシールされる、金属箔とプラスチックシートの積層体から成る構成の蓋に関し、更に詳しくは、紙カップにシールし密閉でき、バリア性を保ち、しかも押し破ることによって容易に開封できる蓋に関する。
破ることで開封する蓋は、例えばストローで突き刺して開封するものが多数提案され、また、市販されている。
また、ミシン目や破断線、更にはカット線などを設けて開封の便を図る提案も多くなされている。
ところで、一般的に、紙カップの蓋は、シールをしたときに紙カップのフランジやカールの段差を密閉できるように、蓋の最内層のシール層を厚くし、段差が埋まるように設計されている。紙カップは、矩形の用紙を円筒形或いは扇形の用紙を逆円錐台形状に巻き、その端同士を重合させてこの重合部を糊代としている。したがって、開口にフランジやカールがある場合には、この重合部でどうしても段差が生じ、気密性保持の観点から、問題があるため、蓋の最下層の樹脂層を厚くして、気密性を保つようにしているのである。
更には、紙カップ用の蓋には、ホットメルトを最内層にする場合が多い。
登録実用新案第3035303号公報 実開平06−085295号公報 特開2002−104515号公報 特開平09―110077号公報 特開平06―001375号公報 特開平06―320278号公報 実開平07−017762号公報
しかし、上記従来の蓋の内、ストローで突き刺して破る形態のものは、大きく開口できる構造ではなく、また、破れ方によっては、蓋の破片が発生し、誤飲などの不測の事態をまねくおそれがある。また、カップのフランジやカールの段差が埋まるように最内層の樹脂層を厚くした場合は、その厚みのために、破って開封することはなかなか困難である。更に、ホットメルトを採用すると、ホットメルトの清浄性に問題が生じるおそれがあり(ホットメルトの滓が生じる)、また、高温に晒されると溶融して不用意に開封してしまい、しかもホットメルト特有の臭気が商品価値を損ねるという問題もあった。
本発明は、このような問題を解決すべくなされたもので、バリア性、カップに対する安定したシール性、更には易開封性が従来品に対して格段に優れたバリア性を有する蓋を提供することを目的としている。
以上の技術的な課題を解決するために、本発明のバリア性を有する蓋は、最内層はポリエチレンのシーラント層を含む樹脂層で、この最内層の樹脂層の外側の全面にポリエチレンテレフタレート樹脂層を介して金属箔層が貼着され、最内層およびポリエチレンテレフタレート樹脂層には中央から放射状に、ミシン目またはカット線によって形成された強度弱点部が設けられていて、押圧を受けた際、この強度弱点部に沿って最内層、ポリエチレンテレフタレート樹脂層および金属箔層が破れて開封し易くしたものである。
最内層は最下層がポリエチレンのシーラント層で、このシーラント層の上に押出しポリエチレン樹脂層を介してポリエチレンテレフタレート樹脂層の二層から形成することができる。また、最外層は、最内層のポリエチレンテレフタレート樹脂層の外側に、例えば押出しポリエチレン樹脂層などの接着層を介してアルミ箔などの金属箔が貼着されて形成される。更に、最内層には中央から放射状に、望ましくは3〜8本の、ミシン目やカット線で形成される強度弱点部が設けられている。この強度弱点部は、シーラント層、接着層となる押出しポリエチレン樹脂層を貫き、更にポリエチレンテレフタレート樹脂層に至る。この強度弱点部を設けることによって、最内層、ポリエチレンテレフタレート樹脂層を含み金属箔も破れて開封し易くしてある。
このようなバリア性を有する蓋では、最外層の金属箔はバリア性を上手く確保する。最内層に放射状に設けられた強度弱点部は、これを押し破ろうとする外圧が負荷されると、強度弱点部に沿って、中心から周辺に向けて複数の扇状に容易に分割されて押し破られる。また、この最内層はポリエチレンのシーラント層を有しているので、紙カップに用いると、そのフランジやカールに生じる段差を埋めて気密性を実現する。更には、ホットメルトを採用しないために、高温に晒されても溶融が生じず、また、特有の臭気は全くない。
したがって、この発明は以下の効果を奏する。
本発明のバリア性を有する蓋は、外層の金属箔層で気密性を十分に確保できながら、内側の層にミシン目やカット線などの強度弱点部をその中心から放射状に設けることによって、容易に押し破ることができ、併せて蓋の破片が生じるおそれも上手く解消できるようになった。また、最内層はポリエチレンのシーラント層を有するので、カップのフランジやカールにある段差の存在にかかわらず、これを上手く密閉でき、気密性を十分に確保できるようになった。更には、ホットメルトを採用しないために、安定したシール性が得られ、また、臭気の影響もなくすことができるようになった。
本発明のバリア性を有する蓋の一実施形態を示し、図2中A−A線に沿った断面図である。 図1の蓋の底面図である。 図1のバリア性を有する蓋が適用される容器の一部を取り出して拡大表示した拡大図を含む全体分解斜視図である。 図3の容器が閉まっているときのこの容器の一端の断面図である。 図1のバリア性を有する蓋の作用の説明図で、ジャーへ内容物を補充する前の蓋と容器とジャーの関係を示す斜視図である。 図5に示される作用の説明図で、要部の断面図である。 図1のバリア性を有する蓋の作用の説明図で、ジャーへ内容物を補充する途中の蓋と容器とジャーの関係を示す斜視図である。 図7に示される作用の説明図で、要部の断面図である。 本発明のバリア性を有する蓋の実施例2の構造を示し、図11中A−A線に沿った断面図である。 強度弱点部を8本にした場合の図2に対応する蓋の底面図である。
以下、この発明のバリア性を有する蓋を、インスタントコーヒーの詰め替え用容器1に適用した場合の実施の形態について、図面に従って詳細に説明する。
尚、この発明は、基本的には、紙カップにシールされるバリア性を有する蓋で、蓋を破ることによって開封する態様のもの全般に適用できる。したがって、以下の実施例に記載の構造に限定されるものではないことは改めて言うまでもない。
(実施例1)
先ず、詰め替え用容器1は、図3、4に示すように、筒状の容器本体2、ホッパ3、バリア性を有する蓋4、保護キャップ5からなる。
容器本体2は有底の円筒形で、基材には矩形の紙片が用いらる。この紙製の円筒はその最外層から内に向かって順に、ポリエチレン、アルミニウム箔、ポリエチレンテレフタレート、更にポリエチレンが積層されてなる複合積層シートから成る。湿気や通気を一切遮断するためである。内面のポリエチレン樹脂は蓋4との接着性を確保するためである。処理の手段は公知の技術が採用される。例えば、ラミネートや塗着などの一般的な手法である。容器本体2を作成するには、前記のように表面処理された矩形の紙片を筒状に丸め、左右両サイドを重合させ、この重合部を糊代として適宜に接着する。接着手段は、接着剤を使用したり、熱融着させたり、適宜公知の手段が採用される。そして、上端は、図3、4に示すように、外方へ環状に巻込んだ環状巻込み部(以下単にカール部と言う)6が形成されている。したがって、このカール部6の上面で前記両サイドの重合部では、どうしても上下方向で段差6Aが生じる。この段差6Aは気密性を損なうために、その始末が重要である。
この容器本体2の開口部2A内には、図1に示すように、円筒形のホッパ3が嵌め込まれている。このホッパ3は前記容器本体2と同一の素材或いは厚みを0.8mmに設定された高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレンなど適宜の樹脂素材で形成されている。このホッパ3は周囲に、上端に外向きフランジを備えないストレートな立ち上がり壁3Aを備える。この立ち上がり壁3Aが、その上端を容器本体2の開口部2Aの上端、つまりカール部6の上端面と同じ高さ位置にして、この開口部2A内に嵌め込まれている。また、この立ち上がり壁3Aの下端縁から一体に、上方かつ中央に向かって順次傾斜した漏斗3Bが備わっている。そしてこの漏斗3Bのテーパ角は、少なくとも20°、更に好ましくは40〜45°に設定される。
ホッパ3はその漏斗3Bの上端が前記立ち上がり壁3A並びに容器本体2の開口部2Aの上端とほぼ同じ高さ位置、つまりはほぼ同一平面上に配置されるように、しっかりと位置合わせして、この開口部2Aに嵌め込まれ、開口部2Aの内周面に適宜に固定される。固定の手段は熱融着、高周波溶着、接着剤使用など、適宜最も好ましい手段が採用される。
前記ホッパ3の上端にはバリア性を有する蓋4がシールされている。
このバリア性を有する蓋4は、図1に示すように、最内層7はポリエチレンのシーラント層8を含む樹脂層で、この最内層7の樹脂層の外側に接着剤層9を介して金属箔層10が貼着された複合シートが採用され、更に前記最内層7にはその中央から放射状に複数本の強度弱点部11が設けられていて、この強度弱点部11によって前記最内層7を含み金属箔層10も容易に破れて、開封し易くしてある。
以上の構成を更に具体的に詳述する。
最内層7は最下層が40μのポリエチレン(線状手低密度ポリエチレン:LLDPE)のシーラント層8で、このポリエチレンのシーラント層8の上面に20μのポリエチレン(低密度ポリエチレン:LDPE)の押出し樹脂フィルム12がラミネートされている。また、金属箔層10は9μのアルミニウム箔13が採用されていて、このアルミニウム箔13の下面に15μのポリエチレン(低密度ポリエチレン:LDPE)の押出し樹脂フィルム14がラミネートされている。そして、前記最下層のポリエチレンのシーラント層8と金属箔層10のアルミニウム箔13との前記ラミネート樹脂層12、14が12μのポリエチレンテレフタレート(PET)の接着剤層9を介して互いに接着されて、複合シートに形成されている。この複合シートの処理の手段は、上記以外にも公知の技術が採用され、ラミネートや塗着などの一般的な手法である。
上記ポリエチレンのシーラント層8は望ましくは30〜200μmの範囲、また、その上のポリエチレンの押出し樹脂フィルム12は5〜20μmの範囲、そして金属箔層10のアルミニウム箔は6〜50μmの範囲の厚さで適宜に選定される。
以上の蓋4の全体形状は、図3、4示すように、前記容器本体2の開口部2Aとほぼ同径、具体的には約90mmφの円形を呈し、その周縁部4Aが容器本体2の開口部2Aの上端、つまりカール部6の上端面に適宜に貼着される。一般的には熱融着される。但し、前記ホッパの立ち上がり壁3Aの上端面に貼着されても良いが、このホッパー3の前記漏斗3Bの上端縁、つまりは開口3B1の上縁に対しては、単に接触するのみの構成としてある。
更にこのバリア性を有する蓋4には、図1、2に示すように、中央から放射状に複数本の強度弱点部11としてのミシン目又はカット線(図例ではミシン目)が最内層7並びに前記ポリエチレンテレフタレートの接着剤層9に達するようにして設けられている。この強度弱点部11であるミシン目又はカット線によって前記最内層7を含み金属箔層10も容易に破れて、開封し易くしてある。ミシン目又はカット線は、図2に示すように、中央で互いに交差する3本の直線状で、ミシン目の長さは9mm、つなぎは1mmに設定されている。尚、3本という本数は、本発明の所期の目的を達成するための最低限の本数である。また、蓋4の大きさにもよるが、望ましい上限は10本である。10本以上であると逆にこの蓋4の強度を弱めるおそれが生じ、好ましくない。理想的には3〜8本(8本の例を図10に示す)である。
保護キャップ5は、前記保容器本体2と同一の素材或いは厚みを0.8mm程度に設定された高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレンなど適宜の樹脂が採用され、前記容器本体2の開口部2Aに外嵌合し、前記蓋4を保護し、併せて内部を衛生的に保つように働く。
この発明による前記詰め替え用容器1の器内部に粉状のインスタントコーヒーPを収容する作業は、一般に、ホッパ3の開口3B1を介して行われる。
次に、このように構成された実施例1の詰め替え用容器1の使用の仕方について説明する。
先ず、保護キャップ5を取り外し、次いで図5並びに図6に示すように、容器本体2を逆さにし、ホッパ3の漏斗3Bを補充用の容器の一例であるジャー15の円筒状の口部15Aに内嵌合出来る位置に宛がう。容器本体2内のインスタントコーヒーPはホッパ3から漏斗3B内にも流下してきているが、蓋4によって保持されている。次いで、図7並びに図8に示すように、容器本体2に、その漏斗3Bをジャー15の口部15Aへ向かって押し込むように押圧力を負荷する。この押圧力は、ジャー15の口部15A、一般的には本体から円筒状に立ち上がる筒上部分が蓋4を押し破るための力として働く。すなわち、このジャー15の口部15Aが蓋4を押し上げて、これをホッパ3の立ち上がり壁3Aと漏斗3Bとの間の断面三角形上の空間S内に押し込む力として機能する。この押圧力が付加された蓋4は、強度弱点部11であるミシン目が放射状に設けられているために、たちまちの内に極めて容易にこのミシン目に沿って複数の分割片に破断分割される。同時にこの漏斗3Bはジャー15の口部15A内に入り込む。その結果、前記ホッパ3の漏斗3Bの開口3B1が開放され、容器本体2内のインスタントコーヒーPが、ホッパ3の漏斗3Bによって、センターへと案内されつつ、一挙にジャー15内へ案内流下される。ジャー15へ補充を終えたこの詰め替え用容器1は破棄される。図中2Bは容器本体2の底部である。
したがって、ジャー15の口部15Aに内嵌合された漏斗3BはインスタントコーヒーPをジャー15の外部へ零れ落とすことも無くジャー15内へ案内流下され、また、外気に必要以上触れさせるおそれもなく、したがって香りや風味が損なわれるおそれも可及的に少なくすることができるようになった。
出来上がった蓋の性能試験を行った結果、中央部分が上手く押し破られた。因みに押し破り強度は100N以下であった。また、紙カップを用いた開口部2Aの段差6Aにおける浸透液のチェック試験では、漏れの発生が全く見られなかった。更に、高温保存時にも蓋が紙カップの開口部2Aから剥離する例は見られなかった。また、蓋全体のバリア性はアルミ蓋と遜色なく好ましい結果を得た。ホットメルト蓋と比較して臭気の発生は全くなかった。
このように、蓋4の最内層がポリエチレン(線状手低密度ポリエチレン:LLDPE)のシーラント層8を備えているために、紙コップ特有の口部の段差6Aの存在にかかわりなく、蓋4で直接紙カップの開口部をシールした場合でも、これを上手くシールでき、気密性を十分に確保できるようになった。更には、ホットメルトを採用しないために、安定したシール性が得られ、また、臭気の影響もなくすことができた。
(実施例2)
次に、本発明に係るバリア性を有する蓋の別の構造を、図9の記載を参照しながら、以下説明する。
この別の構造は、実施例1と同等の効果を得ることができる上に、蓋の開封性をより分かり易くし、併せて強度弱点部の加工が一層的確に行えるようにしたものである。また、実施例1と同様の構成については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この実施例2では、蓋4が最内層7と金属箔層10との間に更に中間層として紙層16を備えた点に特徴がある。
この紙層16は前記アルミニウム箔13の下面にラミネートされているポリエチレン(低密度ポリエチレン:LDPE)の押出し樹脂フィルム14に貼着されている。この紙層16には坪量40g/m2の上質紙が用いられる。そしてこの紙層16である上質紙の下面と前記最内層のポリエチレン(低密度ポリエチレン:LDPE)の押出し樹脂フィルム12とが接着剤17で一体に接着されて、複合シートに形成されている。この接着剤20はドライラミネート用でエステル−ウレタン系2液硬化型のものが採用されている。尚、前記紙層16に採用される上質紙は望ましくは、坪量15〜150g/m2の範囲から適宜のものが選定される。
また、前記強度弱点部11であるミシン目又はカット線はこの紙層16の上面一杯にまで達するように設けられている。
中間に紙層16が設けらているために、この紙層16が台紙として機能し、最内層7に強度弱点部11であるミシン目やカット線を形成する際に、樹脂層と金属箔層だけの場合に比べて、貫通加工が安定し、大変スムーズに、また、的確に強度弱点部11の加工が行える利点がある。また、強度弱点部11によって蓋4が押し破られる際に、この紙層16で破断音が発生し、良好な開封感が得られる。
尚、前記立ち上がり壁3Aの上端には、容器本体2の開口縁に、気密的に当接する外向きのフランジが備わっていてもよい。蓋4そのものの上述した実施例1〜2に言う開封性、高温保持性、バリア性、臭気、開封感、更には強度弱点部11の加工性安定性等の利点は全く削がれることはなく、同等の効果を発揮できる。
また、以上の実施例では内容物としてインスタンの粉コーヒーを対象としているが、その他にも食品、非食品の他の分流体に適用できる。例えば、水溶性のミルク(粉ミルク)、ココア、茶、またはこれらの組み合わせの粉など。更には乾燥マッシュポテトや他の乾燥食品、ソースまたはグレービー粉、スープ粉などの他に複写機のトナーなどである。
また、ジャー15に替わるものとして、コーヒー作成装置のコーヒー粉タンク、更には複写機のトナーの補充容器にも適用できる。
1…詰め替え用容器
2…容器本体
2A…開口部
3…ホッパ
4…蓋
5…保護キャップ
6…カール
6A…段差
7…最内層
8…シーラント層
9…接着層
10…金属箔層
11…強度弱点部
13…アルミニウム箔
16…ジャー

Claims (3)

  1. 最内層はポリエチレンのシーラント層を含む樹脂層で、この最内層の樹脂層の外側の全面にポリエチレンテレフタレート樹脂層を介して金属箔層が貼着され、前記最内層および前記ポリエチレンテレフタレート樹脂層には中央から放射状に、ミシン目またはカット線によって形成された複数本の強度弱点部が設けられていて、押圧を受けた際、前記強度弱点部に沿って前記最内層、前記ポリエチレンテレフタレート樹脂層および前記金属箔層が破れて開封し易くしたバリア性を有する蓋。
  2. 前記強度弱点部は、中心点周りに周方向に同一の中心角をもって少なくとも三本以上設けられている請求項1に記載のバリア性を有する蓋。
  3. 最内層は最下層がポリエチレンのシーラント層で、このシーラント層の上に押出しポリエチレン樹脂層を介して前記ポリエチレンテレフタレート樹脂層積層される請求項1または2に記載のバリア性を有する蓋。
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