JP6026246B2 - 車両用加飾部品の製造方法、車両用加飾部品 - Google Patents

車両用加飾部品の製造方法、車両用加飾部品 Download PDF

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Description

本発明は、ワークにレーザーを照射する車両用加飾部品の製造方法、及び車両用加飾部品に関するものである。
自動車の内装部品などでは、デザイン性や品質を高めるために、ワークの表面に装飾を加えるようにした自動車用加飾部品(例えば、コンソールボックス、インストルメントパネル、アームレストなど)が多く実用化されている。このような自動車用加飾部品に装飾を加える方法としては、ワークの表面を、光輝材を含有する塗料(メタリック塗料やパール塗料など)からなる光輝材含有塗膜で被覆することにより、金属調意匠を表現する方法が提案されている。
また、意匠性を高めるために、光輝材含有塗膜に対してレーザー描画を行うことも提案されている(特許文献1,2参照)。レーザー描画とは、光輝材含有塗膜にレーザーを照射し、レーザーからの熱によって光輝材含有塗膜の表面状態を変化させることにより、光輝材含有塗膜の表面に凹部を形成する方法である。なお、レーザー描画において光輝材含有塗膜の表面に微細な凹部を形成すれば、ヘアライン模様を有する自動車用加飾部品を得ることができる。
特開平10−233137号公報(図5等) 特開2003−181658号公報(図4等)
ところで、上述した従来技術においては、光輝材含有塗膜の表面を目視した際に、メタリック塗料などに特有の色調を確認できることが、ワークの意匠性を高めるうえで重要になる。なお、メタリック塗料などに特有の色調とは、塗膜の表面を目視する角度によって変化する色調のことである。また、メタリック塗料などに特有の色調を示す指標としては、「フリップフロップ」という概念が一般的に用いられている。「フリップフロップ」とは、異なる2つの角度から塗膜の表面を目視した場合において、確認できる輝度感の差によって示されるものである。
ところが、レーザー描画において凹部を形成しただけの従来技術においては、複雑な模様を形成したりさらなる艶を出したりしない限り、フリップフロップの効果を十分に得ることができない。その結果、ワークの意匠性を高めることができないという問題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、見る角度によって反射光の反射度合いを大きく変化させることにより、意匠性を確実に高めることが可能な車両用加飾部品の製造方法を提供することにある。また、別の目的は、高い意匠性を有する車両用加飾部品を提供することにある。
上記課題を解決するために、手段1に記載の発明は、ワークにレーザーを照射するレーザー照射工程を経て、車両用加飾部品を製造する方法であって、前記レーザー照射工程前に、光透過性を有しない無機材料からなる粒状の光輝材を含有する塗料を用い、前記ワークの表面を覆う光輝材含有塗膜を形成する光輝材含有塗膜形成工程を行い、前記レーザー照射工程では、前記光輝材含有塗膜にレーザーを照射することにより、前記光輝材含有塗膜の表面上に凹部を形成すると同時に、前記凹部の開口端部に、前記光輝材を含む凸部を前記光輝材含有塗膜の表面から盛り上がるように形成することを特徴とする車両用加飾部品の製造方法をその要旨とする。
手段1に記載の発明によれば、レーザー照射工程において光輝材含有塗膜にレーザーを照射することにより、凹部が形成されると同時に、光輝材を含む凸部が形成される。この場合、凹部に含まれる光輝材の配向状態と凸部に含まれる光輝材の配向状態とが互いに異なるようになるため、凹部が存在する部分と凸部が存在する部分とで反射光の反射度合いを大きく変化させることができる。その結果、凸部の存在によってフリップフロップの効果を十分に高めることができるため、意匠性を確実に高めることができる。
なお、凹部及び凸部の両方を形成する際に照射されるレーザーのエネルギー密度は170MW/cm以上、特には、200MW/cm以上900MW/cm以下であることが好ましい。仮に、凹部及び凸部の両方を形成する際に照射されるレーザーのエネルギー密度が170MW/cm未満になると、光輝材含有塗膜にレーザーを照射して光輝材含有塗膜の表層部分を溶融させたとしても、溶融させた表層部分を光輝材含有塗膜の表面から十分に盛り上げることができないため、凸部を上手く形成できない可能性がある。一方、凹部及び凸部の両方を形成する際に照射されるレーザーのエネルギー密度が900MW/cmよりも大きくなると、レーザーを照射した光輝材含有塗膜の表層部分が溶融してレーザー描画の線が太くなり、繊細な表現ができないおそれがある。
なお、レーザー照射工程において照射されるレーザーの種類は特に限定されないが、例えば、気体レーザーや固体レーザーなどを用いることができる。ここで、気体レーザーとしては、COレーザー、He−Neレーザー、Arレーザー、エキシマレーザーなどが挙げられる。一方、固体レーザーとしては、YAGレーザー、ルビーレーザー、ガラスレーザーなどが挙げられる。
さらに、光輝材含有塗膜形成工程において形成される光輝材含有塗膜は、粒状の光輝材を含有する塗料からなる。ここで、光輝材としては、金属などの光透過性を有しない無機材料、即ち、反射率が高い材料からなることがよく、具体的には、鉄、金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、スズ、ステンレス等からなる粉末などが挙げられる。また、光輝材は、粒子径の最大値(最大粒子径)と厚さとのアスペクト比が大きい形状(例えば鱗片状)をなす金属粒子であることが好ましい。このようにすれば、光輝材が配向した状態になりやすくなる。以上のことから、光輝材は、鱗片状をなすアルミニウム粉末であることが好ましい。このようにすれば、光輝材によって確実に光を反射させることができる。また、アルミニウムは、比較的熱伝導性が高いため、レーザーの熱を光輝材によって保持することができる。ゆえに、光輝材が保持する熱を、凹部及び凸部の形成に有効に機能させることができる。また、光輝材を含有する塗料としては、メタリック塗料(即ち、アルミニウム粉末が熱硬化アクリル塗料などの半透明エナメルに含まれる塗料)などが挙げられる。
なお、塗料は、黒色の顔料を0.1重量%以上含有することが好ましい。仮に、黒色の顔料の含有量が0.1重量%未満になると、レーザーが光輝材含有塗膜を透過してワークに到達してしまい、ワークをガス化させてしまうおそれがある。この場合、発生したガスによって光輝材含有塗膜が押し上げられることにより、塗膜性能が低下する可能性がある。
手段2に記載の発明は、ワークにレーザー被加工部が形成された車両用加飾部品であって、前記ワークの表面が、光透過性を有しない無機材料からなる粒状の光輝材を含有する塗料を用いて形成された光輝材含有塗膜によって覆われており、前記レーザー被加工部は、前記光輝材含有塗膜の表面上に形成された凹部と、前記光輝材を含み、前記凹部の開口端部において前記光輝材含有塗膜の表面から盛り上がるように形成された凸部とからなることを特徴とする車両用加飾部品をその要旨とする。
手段2に記載の発明によれば、光輝材を含有する塗料を用いて形成された光輝材含有塗膜に対して凹部が形成されるとともに、光輝材を含む凸部が光輝材含有塗膜の表面から盛り上がるように形成されている。この場合、凹部に含まれる光輝材の配向状態と凸部に含まれる光輝材の配向状態とが互いに異なるようになるため、凹部が存在する部分と凸部が存在する部分とで反射光の反射度合いを大きく変化させることができる。その結果、凸部の存在によってフリップフロップの効果を十分に高めることができるため、意匠性を確実に高めることができる。
なお、光輝材含有塗膜の厚さは特に限定される訳ではないが、例えば5μm以上35μm以下であることが好ましい。仮に、光輝材含有塗膜の厚さが5μm未満になると、光輝材含有塗膜が薄くなりすぎるため、凹部を形成するためのレーザーが光輝材含有塗膜やワークを貫通しやすくなる。一方、光輝材含有塗膜の厚さが35μmよりも大きくなると、光輝材含有塗膜を形成する塗料の使用量が多くなりすぎるため、車両用加飾部品の製造コストが上昇してしまう。
また、光輝材の最大粒子径の平均値も特に限定される訳ではないが、例えば、光輝材含有塗膜の厚さが5μm以上35μm以下である場合には、5μm以上30μm以下であることが好ましい。仮に、光輝材の最大粒子径の平均値が5μm未満になると、光輝材を含有する塗料の選択肢が小さくなるため、車両用加飾部品のコスト上昇につながる可能性がある。一方、光輝材の最大粒子径の平均値が30μmよりも大きくなると、凹部の表面や凸部の表面に対して光輝材を綺麗に配向させることが困難になる。この場合、凹部の表面及び凸部の表面での反射光の反射度合いが乱れやすくなるため、意図した意匠性を実現できなくなるおそれがある。
そして、凹部及び凸部の形成領域とは別の領域では、光輝材含有塗膜の表面に対して光輝材が略平行に配置され、凸部の形成領域では、光輝材含有塗膜の表面に対して光輝材が傾斜した状態に配置されることが好ましい。このようにすれば、凹部及び凸部の形成領域とは別の領域において、光輝材の配向状態を光輝材含有塗膜の表面に対して平行な状態に近付けることができるだけではなく、凸部の形成領域において、光輝材の配向状態を凸部の表面に対して平行な状態に近付けることができる。その結果、凸部の存在によってフリップフロップの効果を確実に高めることができるため、意匠性をより確実に高めることができる。
以上詳述したように、請求項1〜7に記載の発明によると、見る角度によって反射光の反射度合いを大きく変化させることにより、意匠性を確実に高めることが可能である。
本実施形態の自動車用加飾部品を示す斜視図。 自動車用加飾部品の被加飾領域を部分的に示す平面図。 自動車用加飾部品の被加飾領域を部分的に示す写真。 図1のA−A線断面図。 自動車用加飾部品を示す要部断面図。 自動車用加飾部品の断面を示す写真。 光輝材の配置態様を示す説明図。 表面加飾システムを示す概略構成図。 自動車用加飾部品の製造方法を示す説明図。 自動車用加飾部品の製造方法を示す説明図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1〜図6に示されるように、自動車用加飾部品1(車両用加飾部品)は、黒色の熱可塑性樹脂(本実施形態ではABS樹脂)によって形成され、平面及び曲面を有する三次元形状のワーク2を備えている。本実施形態の自動車用加飾部品1は、自動車のドアに設けられたアームレストの上面を覆う装飾パネルである。また、ワーク2は、凸状湾曲面であるワーク表面3aと、ワーク表面3aの反対側に位置する凹状湾曲面であるワーク裏面3bとを有している。さらに、ワーク2には、パワーウィンドウスイッチ(図示略)を取り付けるためのスイッチ取付孔6と、ドアロックスイッチ(図示略)を取り付けるためのスイッチ取付孔7とが設けられている。これらスイッチ取付孔6,7は、ワーク表面3a及びワーク裏面3bを貫通している。
そして、ワーク2においてスイッチ取付孔6,7を除く表面(ワーク表面3a)は、光輝材含有塗膜11によって覆われている。本実施形態の光輝材含有塗膜11の形成に用いられる塗料は、無色透明の2液型アクリルウレタン樹脂塗料に対して、光透過性を有しない無機材料からなる粒状の光輝材12を含有させてなるメタリック塗料である。また、この塗料は、黒色の顔料を0.1重量%以上含有している。なお、光輝材含有塗膜11の厚さH1(図5参照)は、5μm以上35μm以下(本実施形態では15μm)に設定されている。また、図7に示されるように、光輝材12は、主面14と、主面14の裏側に位置する裏面(図示略)と、主面14及び裏面に直交する外周面15とを有し、全体として鱗片状をなしている。また、光輝材12はアルミニウム粉末(金属粒子)であるため、光輝材12を含有する光輝材含有塗膜11は銀色の着色層となる。なお、光輝材12の最大粒子径の平均値は、5μm以上30μm以下(本実施形態では15μm)に設定されている。
さらに、図1〜図5に示されるように、光輝材含有塗膜11の表面13上には被加飾領域4が設定されている。なお、被加飾領域4は、レーザー照射を行うための4種類のレーザー照射領域5a,5b,5c,5d(図2参照)からなっている。そして、各レーザー照射領域5a〜5dには、複数の凹部21(レーザー被加工部)が形成されている。詳述すると、レーザー照射領域5aに形成された複数の凹部21は、被加飾領域4の縦方向に沿って同一方向にかつ直線的に延びる複数の溝部であり、ヘアライン模様を構成している。レーザー照射領域5bに形成された複数の凹部21は、被加飾領域4の横方向に沿って同一方向にかつ直線的に延びる複数の溝部であり、ヘアライン模様を構成している。レーザー照射領域5c,5dに形成された複数の凹部21は、被加飾領域4の斜め方向に沿って同一方向にかつ直線的に延びる複数の溝部であり、ヘアライン模様を構成している。なお、レーザー照射領域5cに形成された凹部21が延びる方向、及び、レーザー照射領域5dに形成された凹部21が延びる方向は、互いに直交している。
図2〜図6に示されるように、光輝材含有塗膜11の表面13における凹部21の幅W1(図5参照)は、40μm以上210μm以下(本実施形態では150μm)に設定されている。仮に、凹部21の幅W1が40μm未満になると、凹部21の形成領域の面積が小さくなりすぎるため、凹部21を視認できない可能性がある。一方、凹部21の幅W1が210μmよりも大きくなると、微細な凹部21を形成することが困難になる。また、光輝材含有塗膜11の表面13を基準とする凹部21の深さH2(図5参照)は、5μm以上50μm以下(本実施形態では15μm)に設定されている。仮に、凹部21の深さH2が5μm未満になると、凹部21のコントラストが弱くなるため、凹部21を視認できない可能性がある。なお、隣接する凹部21同士の間隔は、50μm以上500μm以下(本実施形態では300μm)に設定されている。
また、図4,図5に示されるように、各レーザー照射領域5a〜5dには、複数の凸部22(レーザー被加工部)が形成されている。各凸部22は、上記した光輝材12を含み、凹部21の開口端部において光輝材含有塗膜11の表面13から盛り上がるように形成されている。なお、各凸部22は、丸みを帯びた断面形状(本実施形態では断面視略半円状)をなしている。各凸部22は、凹部21の両端部全体に亘って形成され、凹部21が延びる方向に沿って同一方向にかつ直線的に延びている。なお、光輝材含有塗膜11の表面13上における凸部22の幅W2(図5参照)は、30μm以上120μm以下(本実施形態では80μm)に設定され、凹部21の幅W1(150μm)よりも小さくなっている。仮に、凸部22の幅W2が30μm未満になると、凸部22の体積が小さくなるため、凸部22に光輝材12を含ませることが困難になる。一方、凸部22の幅W2が120μmよりも大きくなると、微細な凸部22を形成することが困難になる。また、光輝材含有塗膜11の表面13を基準とする凸部22の高さH3(図5参照)は、3μm以上35μm以下(本実施形態では10μm)に設定され、凹部21の深さH2(15μm)よりも小さくなっている。仮に、凸部22の高さH3が3μm未満になると、凸部22の体積が小さくなるため、凸部22に光輝材12を含ませることが困難になる。一方、凸部22の高さH3が35μmよりも大きくなると、凸部22に使用者の手などが触れやすくなるため、凸部22が傷付きやすくなる。
なお、図5,図7に示されるように、凹部21及び凸部22の形成領域とは別の領域では、光輝材含有塗膜11の表面13に対して各光輝材12の主面14が略平行に配置されている。詳述すると、光輝材12の厚さ方向は、光輝材含有塗膜11の表面13に対する垂線が延びる方向と略同一方向となっている。また、光輝材12の長径A1(最大粒子径)が延びる方向及び短径A2が延びる方向は、光輝材含有塗膜11の表面13の面方向と略平行となっている。
さらに、凸部22の形成領域では、各光輝材12の主面14が、光輝材含有塗膜11の表面13に対して傾斜した状態に配置され、かつ、凸部22の表面23に対して略平行に配置されている。詳述すると、光輝材12の厚さ方向は、凸部22の表面23に対する垂線が延びる方向と略同一方向となっている。また、光輝材12の長径A1(最大粒子径)が延びる方向及び短径A2が延びる方向は、凸部22の表面23の面方向と略平行となっている。なお、凹部21の形成領域では、光輝材12が変形して原形を留めていないため、光輝材12を視認できなくなっている。
次に、自動車用加飾部品1を製造するための表面加飾システム30について説明する。
図8に示されるように、表面加飾システム30は、レーザー照射装置31及びワーク変位ロボット32を備えている。レーザー照射装置31は、レーザーL1(本実施形態では、波長1064nmのYAGレーザー)を発生させるレーザー発生部41と、レーザーL1を偏向させるレーザー偏向部42と、レーザー発生部41及びレーザー偏向部42を制御するレーザー制御部43とを備えている。レーザー偏向部42は、レンズ44と反射ミラー45とを複合させてなる光学系であり、これらレンズ44及び反射ミラー45の位置を変更することにより、レーザーL1の照射位置や焦点O1(図10参照)を調整するようになっている。レーザー制御部43は、レーザーL1の照射時間変調、照射強度変調、照射面積変調などの制御を行う。
また、ワーク変位ロボット32は、ロボットアーム46と、ロボットアーム46の先端に設けられたワーク支持部47とを備えている。ワーク支持部47は、ワーク表面3aに光輝材含有塗膜11が塗装されたワーク2を支持するようになっている。そして、ワーク変位ロボット32は、ロボットアーム46を駆動してワーク2の位置及び角度を変更することにより、ワーク2のワーク表面3aに対するレーザーL1の照射位置や照射角度を変更するようになっている。
次に、表面加飾システム30の電気的構成について説明する。
図8に示されるように、表面加飾システム30は、システム全体を統括的に制御する制御装置33を備えている。制御装置33は、CPU50、メモリ51及び入出力ポート52等からなる周知のコンピュータにより構成されている。CPU50は、レーザー照射装置31及びワーク変位ロボット32に電気的に接続されており、各種の駆動信号によってそれらを制御する。
なお、メモリ51には、レーザー照射を行うためのレーザー照射データが記憶されている。レーザー照射データは、CADデータを変換することによって得られるデータであり、CADデータは、凹部21及び凸部22が形成された被加飾領域4を示す画像データを変換することによって得られるデータである。また、メモリ51には、レーザー照射に用いられるレーザー照射パラメータ(レーザーL1の照射位置、焦点O1、照射角度、照射面積、照射時間、照射強度、照射周期、照射ピッチなど)を示すデータが記憶されている。
次に、自動車用加飾部品1の製造方法を説明する。
まず、黒色の熱可塑性樹脂(本実施形態ではABS樹脂)を用いて所定の三次元形状に成形したワーク2を準備する。具体的に言うと、ワーク形成工程を行い、凹部21及び凸部22を成形するための成形用シボ(ここでは、微細な凹凸)を有しない金型(図示略)を用いて、ワーク2を形成する。そして、ワーク2は、作業者によってワーク変位ロボット32のワーク支持部47(図8参照)にセットされる。
次に、光輝材含有塗膜形成工程を行い、粒状の光輝材12を含有するメタリック塗料を用いて、ワーク2のワーク表面3aを覆う光輝材含有塗膜11を形成する(図9参照)。詳述すると、CPU50は、塗膜形成用の駆動信号を生成し、生成した塗膜形成用の駆動信号を塗装装置(図示略)に出力する。そして、塗装装置は、CPU50から出力された塗膜形成用の駆動信号に基づいて、塗装機61による光輝材含有塗膜11の塗装を開始させる。具体的に言うと、ワーク2のワーク表面3a上に、塗装機61を用いてメタリック塗料を塗装することにより光輝材含有塗膜11を形成する。
続くレーザー照射工程では、光輝材含有塗膜11にレーザーを照射することにより、被加飾領域4に凹部21及び凸部22を形成する。具体的に言うと、CPU50は、レーザー照射を行うためのレーザー照射データを生成し、あらかじめメモリ51に記憶しておく。また、CPU50は、レーザー照射に用いられるレーザー照射パラメータ(レーザーL1の照射位置、焦点O1、照射角度、照射面積、照射時間、照射強度など)をあらかじめ設定しておく。
なお、レーザー照射データは、例えば以下の工程を経て生成される。即ち、作業者は、まず、従来周知の画像作成ソフトを用いて、被加飾領域4を示す画像データを作成する。なお、画像データは、CPU50によってCADデータに変換される。次に、CPU50は、CADデータに変換された画像データを、レーザー照射領域5a〜5dの形状に合わせて4種類の分割画像データに分割した後、分割画像データをレーザー照射データに変換する。さらに、CPU50は、変換したレーザー照射データをメモリ51に記憶する。
そして、上記したレーザー照射工程において、CPU50は、メモリ51に記憶されているレーザー照射データに基づいてレーザー照射を行う。具体的に言うと、CPU50は、メモリ51に記憶されているレーザー照射データを読み出し、読み出したレーザー照射データに基づいて駆動信号を生成し、生成した駆動信号をレーザー照射装置31に出力する。レーザー照射装置31は、CPU50から出力された駆動信号に基づいて、ワーク2のワーク表面3aに形成された光輝材含有塗膜11にレーザーL1を照射する(図10参照)。なお、レーザー照射装置31のレーザー制御部43は、レーザー発生部41からレーザーL1を照射させ、画像データのパターンに応じてレーザー偏向部42を制御する。この制御により、レーザーL1の照射位置が決定されるとともに、レーザーL1の焦点O1(図10参照)が凹部21の底面となる位置に決定される。また、光輝材含有塗膜11の表層部分に照射されるレーザーL1のエネルギー密度は、170MW/cm以上(本実施形態では170MW/cm)に決定される。この場合、レーザーL1の熱が表層部分に集中して熱量が多くなるため、光輝材含有塗膜11の表層部分が昇華することにより、光輝材含有塗膜11の表面13上に凹部21が形成される。このとき、凹部21の底部付近に存在する光輝材12は、レーザーL1の熱によって変形して原形を留めなくなるため、視認不能となる。また、凹部21が形成されるのと同時に、凹部21の開口端部が溶融して体積膨張し、凹部21の開口端部に、光輝材12を含む凸部22が光輝材含有塗膜11の表面13から盛り上がるように形成される。また、凸部22が形成されるのに伴い、凸部22に含まれる光輝材12の主面14が光輝材含有塗膜11の表面13に対して傾斜した状態に配置されるようになる(図7参照)。
また、レーザー照射工程において、CPU50は、メモリ51に記憶されているレーザー照射データに基づいて、レーザー照射をレーザー照射領域5a〜5dについて行う。具体的に言うと、CPU50は、メモリ51に記憶されているレーザー照射データを読み出し、読み出したレーザー照射データに基づいて駆動信号を生成し、生成した駆動信号をワーク変位ロボット32に出力する。ワーク変位ロボット32は、CPU50から出力された駆動信号に基づき、ロボットアーム46を駆動してワーク支持部47に支持されたワーク2の位置及び角度を変更することにより、ワーク2の被加飾領域4に対するレーザーL1の照射位置や照射角度を変更する。
例えば、レーザー照射領域5aに対してレーザー照射を行う場合、ワーク変位ロボット32は、まず、ワーク2の位置及び角度を変更することにより、レーザーL1の照射位置及び照射角度を所定のレーザー照射領域5aに合わせるようにする。次に、レーザー照射装置31は、レーザー照射領域5aに形成された光輝材含有塗膜11にレーザーL1を照射することにより、レーザー照射領域5a用の分割画像データに基づいてレーザー照射領域5aに複数の凹部21及び複数の凸部22を形成する(図10参照)。なお、レーザー照射領域5aに対するレーザー照射は、全てのレーザー照射領域5aに対する凹部21及び凸部22の形成が終了するまで繰り返し行われる。
なお、レーザー照射領域5b〜5dに対する凹部21及び凸部22の形成も、レーザー照射領域5aに対する凹部21及び凸部22と同様に行われる。また、本実施形態では、全てのレーザー照射領域5aに対するレーザー照射が終了した後、レーザー照射領域5bに対するレーザー照射が行われる。そして、全てのレーザー照射領域5bに対するレーザー照射が終了した後、レーザー照射領域5cに対するレーザー照射が行われ、全てのレーザー照射領域5cに対するレーザー照射が終了した後、レーザー照射領域5dに対するレーザー照射が行われる。そして、全てのレーザー照射領域5a〜5dに対する凹部21及び凸部22の形成が終了すると、図1〜図7に示す自動車用加飾部品1が完成する。
従って、本実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態の自動車用加飾部品1の製造方法では、レーザー照射工程において光輝材含有塗膜11にレーザーL1を照射することにより、凹部21が形成されると同時に、光輝材12を含む凸部22が形成される。この場合、凹部21に含まれる光輝材12の配向状態と凸部22に含まれる光輝材12の配向状態とが互いに異なるようになるため、凹部21が存在する部分と凸部22が存在する部分とで反射光の反射度合いを大きく変化させることができる。詳述すると、凸部22に含まれる光輝材12の主面14は、凸部22の表面23に沿って配向する。一方、凹部21に含まれる光輝材12は、レーザーL1の熱によって変形して原形を留めなくなるため、配向しなくなる。従って、凸部22に含まれる光輝材12の表面14で反射した反射光、及び、凹部21に含まれる光輝材12の表面で反射した反射光は、反射率(反射度合い)がそれぞれ異なるものとなるため、見る角度によっては、凸部22内の光輝材12の主面14で反射した強い光が見えるようになる。さらに、凹部21の開口端部に凸部22が形成されることにより、凸部22の先端部から凹部21の底部までの落差が大きくなるため、凸部22の先端部と凹部21の底部とで反射光の反射度合いを大きく変化させることができる。以上のことから、凸部22の存在によってフリップフロップの効果を十分に高めることができ、光輝材含有塗膜11によって色彩変化や深み感を表現することができるため、意匠性を確実に高めることができる。
(2)本実施形態の光輝材含有塗膜11は、メタリック塗料によって形成されており、メタリック塗料は、光の反射率が比較的高い色である銀色の光輝材12を含有している。従って、光輝材12が反射率が低い色からなる場合に比べて、光輝材12を含む凸部22(即ち、凹部21の開口端部)がより強く光るようになる。その結果、フリップフロップの効果がよりいっそう高くなるため、意匠性をより確実に高めることができる。
(3)本実施形態では、光輝材含有塗膜11の表面13上に設定された被加飾領域4が、4種類のレーザー照射領域5a〜5dからなっている。そして、それぞれのレーザー照射領域5a〜5dは、複数の凹部21が密集した状態で同一方向に延びることにより、ヘアライン模様を構成している。その結果、凹部21の表面で反射した反射光の反射度合いがより細かく変化するようになるため、複数の凹部21の組み合わせによって細かい色彩変化を表現することができ、意匠表現の幅を効果的に広げることができる。しかも、凹部21(及び凸部22)が延びる方向がレーザー照射領域5a〜5dごとに異なっている。その結果、凹部21の表面や凸部22の表面23で反射した反射光の反射度合いがレーザー照射領域5a〜5dごとに変化するようになるため、レーザー照射領域5a〜5dの組み合わせによって複雑な色彩変化を表現することができ、意匠表現の幅をよりいっそう効果的に広げることができる。
(4)本実施形態の光輝材含有塗膜11に含まれる光輝材12は、アルミニウム、即ち、熱伝導性が比較的高いために熱を吸収しやすい材料からなっている。従って、光輝材12が熱伝導率が低い材料からなる場合に比べて、レーザーL1の熱が光輝材含有塗膜11の表層部分に吸収されやすくなるため、凹部21及び凸部22を短時間で形成することができる。しかも、レーザーL1の熱が光輝材含有塗膜11に吸収されることによって、光輝材含有塗膜11がガラス転移温度(Tg)に保持されやすくなり、凹部21の開口端部が溶融して体積膨張しやすくなるため、凸部22をより短時間で形成することができる。よって、自動車用加飾部品1の製造効率が向上する。
(5)例えば、金型を用いた射出成形によって、ワーク2のワーク表面3aに微細な凹凸(凹部21及び凸部22)を形成することが考えられる。しかし、この場合には、金型の成形面に微細な凹凸を設ける必要があるため、実現が困難である。そこで、本実施形態では、ワーク表面3aにレーザーL1を照射することによって凹部21及び凸部22を形成している。よって、金型の成形面に微細な凹凸を設けなくても済むため、ワーク2のワーク表面3aに対して微細な凹凸を容易に形成することができる。
なお、本実施形態を以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、光輝材含有塗膜11の厚さH1が凹部21の深さH2よりも大きくなっていたが、光輝材含有塗膜11の厚さH1を凹部21の深さH2よりも小さくしてもよい。即ち、凹部21は、光輝材含有塗膜11を貫通するものであってもよい。
・上記実施形態では、レーザー照射領域5a→レーザー照射領域5b→レーザー照射領域5c→レーザー照射領域5dの順番にレーザーL1を照射することによって凹部21及び凸部22を形成していたが、レーザーL1を照射する順番を適宜変更してもよい。
・上記実施形態のレーザー照射工程では、光輝材含有塗膜11の表面13において平坦面となる領域にレーザーL1を照射することにより、凹部21及び凸部22を形成していた。しかし、表面13において曲面となる領域にレーザーL1を照射することにより、凹部21及び凸部22を形成するようにしてもよい。
・上記実施形態は、自動車用加飾部品1をドアのアームレストに具体化するものであったが、これ以外に、コンソールボックス、インストルメントパネルなどの部品に具体化してもよい。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、上述した実施形態に把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)手段1において、前記レーザー照射工程では、前記凹部の開口端部を溶融させることにより、前記凸部を前記光輝材含有塗膜の表面から盛り上げて形成することを特徴とする車両用加飾部品の製造方法。
(2)手段1において、前記光輝材は、鱗片状をなすアルミニウム粉末であり、前記光輝材含有塗膜は銀色の着色層であることを特徴とする車両用加飾部品の製造方法。
(3)手段1において、前記光輝剤は鱗片状をなし、前記レーザー照射工程において前記凸部を形成することにより、前記凸部に含まれる前記光輝材が、前記光輝材含有塗膜の表面に対して傾斜することを特徴とする車両用加飾部品の製造方法。
(4)手段1において、前記光輝材含有塗膜形成工程前に、前記凹部及び前記凸部を成形するための成形用シボを有しない金型を用いて、前記ワークを形成するワーク形成工程を行うことを特徴とする車両用加飾部品の製造方法。
(5)手段2において、前記光輝材含有塗膜の厚さは前記凹部の深さよりも大きいことを特徴とする車両用加飾部品。
(6)手段2において、前記光輝材含有塗膜の厚さは前記凹部の深さよりも小さいことを特徴とする車両用加飾部品。
(7)手段2において、前記凸部の幅は、前記光輝材含有塗膜の表面における前記凹部の幅よりも小さく設定され、前記凸部の高さは、前記光輝材含有塗膜の表面を基準とする前記凹部の深さよりも小さく設定されていることを特徴とする車両用加飾部品。
(8)手段2において、前記凸部は、丸みを帯びた断面形状をなしていることを特徴とする車両用加飾部品。
(9)手段2において、前記光輝材含有塗膜の形成に用いられる塗料は、無色透明の塗料に対して前記光輝材を含有させてなることを特徴とする車両用加飾部品。
(10)手段2において、前記ワークは、平面及び曲面を有する三次元形状をなしていることを特徴とする車両用加飾部品。
(11)手段2において、前記光輝材含有塗膜の表面上に、レーザー照射を行うための複数種類のレーザー照射領域からなる被加飾領域が設定され、前記レーザー照射領域は、同一方向に延びる複数の溝部からなるヘアライン模様を構成しており、複数の前記溝部が延びる方向は、前記複数種類のレーザー照射領域ごとに互いに異なっていることを特徴とする車両用加飾部品。
1…車両用加飾部品としての自動車用加飾部品
2…ワーク
3a…ワークの表面としてのワーク表面
11…光輝材含有塗膜
12…光輝材
13…光輝材含有塗膜の表面
21…レーザー被加工部としての凹部
22…レーザー被加工部としての凸部
H1…光輝材含有塗膜の厚さ
L1…レーザー

Claims (9)

  1. ワークにレーザーを照射するレーザー照射工程を経て、車両用加飾部品を製造する方法であって、
    前記レーザー照射工程前に、光透過性を有しない無機材料からなる粒状の光輝材を含有する塗料を用い、前記ワークの表面を覆う光輝材含有塗膜を形成する光輝材含有塗膜形成工程を行い、
    前記レーザー照射工程では、
    前記光輝材含有塗膜にレーザーを照射することにより、
    前記光輝材含有塗膜の表面上に凹部を形成すると同時に、
    前記凹部の開口端部に、前記光輝材を含む凸部を前記光輝材含有塗膜の表面から盛り上がるように形成する
    ことを特徴とする車両用加飾部品の製造方法。
  2. 前記光輝材は、鱗片状をなす金属粒子であることを特徴とする請求項1に記載の車両用加飾部品の製造方法。
  3. 前記凹部及び前記凸部の両方を形成する際に照射されるレーザーのエネルギー密度は170MW/cm以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用加飾部品の製造方法。
  4. 前記塗料は、黒色の顔料を0.1重量%以上含有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用加飾部品の製造方法。
  5. ワークにレーザー被加工部が形成された車両用加飾部品であって、
    前記ワークの表面が、光透過性を有しない無機材料からなる粒状の光輝材を含有する塗料を用いて形成された光輝材含有塗膜によって覆われており、
    前記レーザー被加工部は、
    前記光輝材含有塗膜の表面上に形成された凹部と、
    前記光輝材を含み、前記凹部の開口端部において前記光輝材含有塗膜の表面から盛り上がるように形成された凸部と
    からなる
    ことを特徴とする車両用加飾部品。
  6. 前記光輝材は、鱗片状をなす金属粒子であることを特徴とする請求項5に記載の車両用加飾部品。
  7. 前記凹部及び前記凸部の形成領域とは別の領域では、前記光輝材含有塗膜の表面に対して前記光輝材が略平行に配置され、
    前記凸部の形成領域では、前記光輝材含有塗膜の表面に対して前記光輝材が傾斜した状態に配置される
    ことを特徴とする請求項6に記載の車両用加飾部品。
  8. 前記光輝材含有塗膜の厚さは5μm以上35μm以下であり、前記光輝材の最大粒子径の平均値は5μm以上30μm以下であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の車両用加飾部品。
  9. 前記塗料は、黒色の顔料を0.1重量%以上含有することを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の車両用加飾部品。
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