JP6020360B2 - 液面検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、容器に貯留されている液体の液面の高さを検出する液面検出装置に関する。
従来、例えば特許文献1に開示のオイルレベルセンサように、液面に浮かぶフロートと、フロートに保持された磁石と、重力方向への磁石の移動によってオフ状態からオン状態に切り替わるリードスイッチ等のスイッチ機構とを備えた液面検出装置が知られている。このような液面検出装置において、フロートは、筐体を構成するハウジング及びカバーと接触することにより、重力方向に沿った上下の移動を規制される。
特開2003−194619号公報
さて、特許文献1の液面検出装置は、ハウジングをカバーの重力方向に位置させた姿勢(以下、「下取付姿勢」という)での設置が想定されている。しかし近年、液面検出装置の取付方向を上述の下取付姿勢から上下に入れ替え、カバーをハウジングの重力方向に位置させた姿勢(以下、「上取付姿勢」という)にて、液面検出装置を設置したいという要望が生じてきた。
ところが、フロートの上下の移動範囲がカバー及びハウジングによって規制される上述の液面検出装置を上取付姿勢にて設置した場合、スイッチ機構は、液面の下降によって、オフ状態からオン状態への切り替わる動作態様しか示すことができない。即ち、下取付姿勢と上取付姿勢とでは、スイッチ機構の動作態様が全く異なってしまうのである。こうしたスイッチ機構における動作態様の変化を回避するためには、上取付姿勢での設置に適した筐体を新規に作製しなければならず、部品種別の増加が引き起こされていた。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、液面の下降に伴ったスイッチ機構における切り替わりの動作態様を変えることなく、同一形状の筐体を用いたうえで、取付方向の上下の入れ替えを可能にする液面検出装置を、提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、容器(90,190,90a)に貯留された液体の液面の高さを検出する液面検出装置であって、容器に対して固定され、重力方向(GD)において互いに対向する第一規制部(21)及び第二規制部(31)を有する筐体(10)と、液面に浮かび、第一規制部及び第二規制部との接触により、重力方向に沿った上下の移動を規制されるフロート(60,260)と、重力方向に沿って延伸する形状であり、フロートに保持されることで液面に追従して上下に移動する磁石体(50)と、筐体に保持され、磁石体における延伸方向の一方の磁石端面(51,52)が、予め規定された仮想の切替面(SWP)を越えて重力方向に移動することにより、オン状態及びオフ状態のうちの一方から他方へと切り替わるスイッチ機構(40)と、を備え、筐体は、第一規制部を第二規制部の重力方向に位置させた第一姿勢での設置と、第二規制部を第一規制部の重力方向に位置させた第二姿勢での設置と、が想定され、フロートは、筐体の上下方向の設置姿勢に係らず、特定の下端部(62,262)を重力方向に向けた姿勢にて、第一規制部と第二規制部との間に配置され、切替面から第一規制部までの第一距離(D1)、及び切替面から第二規制部までの第二距離(D2)は共に、磁石端面から下端部までの寸法(LB)よりも長いことを特徴としている。
この発明において、第一規制部を第二規制部の重力方向に位置させた第一姿勢にて筐体が設置された場合、下方に位置する第一規制部が、フロートの重力方向への移動を規制する。この第一規制部と、スイッチ機構において予め規定された仮想の切替面との間の第一距離は、磁石端面からフロートの下端部までの寸法よりも長くされている。そのため、容器内の液体が減少した際には、フロートの下端部が第一規制部に接触する以前に、磁石端面は、スイッチ機構にて予め規定された切替面を越えて、重力方向に移動し得る。故に、スイッチ機構は、液面の下降によって、オン状態及びオフ状態のうちの一方から他方へと切り替わることができる。
一方、第二規制部を第一規制部の重力方向に位置させた第二姿勢にて筐体が設置された場合では、下方に位置する第二規制部が、フロートの重力方向への移動を規制する。この場合でも、フロートは、下端部を重力方向に向けた姿勢にて配置されている。加えて、第二規制部と切替面との間の距離は、第一距離と同様に、磁石端面からフロートの下端部までの寸法よりも長くされている。そのため、容器内の液体が減少した際には、フロートの下端部が第二規制部に接触する以前に、磁石端面は、切替面を越えて重力方向に移動し得る。故に、スイッチ機構は、第一姿勢にて筐体が設置された場合と同じように、液面の下降によって、オン状態及びオフ状態のうちの一方から他方へと切り替わることができる。
したがって、液面の下降に伴ったスイッチ機構における切り替わりの動作態様を変えることなく、同一形状の筐体を用いて、液面検出装置の取付方向を上下に入れ替えることが可能となる。
尚、上記括弧内の参照番号は、本発明の理解を容易にすべく、後述する実施形態における具体的な構成との対応関係の一例を示すものにすぎず、本発明の範囲を何ら制限するものではない。
本発明の第一実施形態による液面検出装置が下取付姿勢にて設置された状態を示す図である。 図3のII−II線断面図を含み、下取付姿勢にて設置された液面検出装置の構成及び作動を説明するための図である。 ボデーの平面図である。 カバーの底面図である。 上取付姿勢にて設置された液面検出装置を示す図である。 上取付姿勢にて設置された液面検出装置の構成及び作動を説明するための図である。 下取付姿勢にて設置された第二実施形態による液面検出装置の構成及び作動を説明するための図である。 上取付姿勢にて設置された第二実施形態による液面検出装置の構成及び作動を説明するための図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合わせることができる。そして、複数の実施形態及び変形例に記述された構成同士の明示されていない組み合わせも、以下の説明によって開示されているものとする。
(第一実施形態)
図1に示す本発明の第一実施形態による液面検出装置100は、内燃機関に搭載され、オイルパン90内に設置されている。オイルパン90は、内燃機関のシリンダーブロックの底面に取り付けられ、液体としてのエンジンオイルを貯留している。液面検出装置100は、オイルパン90に貯留されたエンジンオイルの液面高さを検出する。
液面検出装置100は、ブラケット91を介して、オイルパン90に対して固定されている。ブラケット91は、蓋部96、載置部97、及びコネクタ部98を有している。蓋部96は、オイルパン90内に液面検出装置100を挿入するための開口95よりも大径の円盤状に形成されている。蓋部96は、開口95の周縁部分にオイルパン90の外側から液密に密着することで、開口95を塞いでいる。載置部97は、蓋部96から板状に延伸している。載置部97は、蓋部96によって支持されている。載置部97において、重力方向GDとは反対の方向(以下、「反対方向RD」という)に向けられた上面には、液面検出装置100が載置されている。コネクタ部98は、蓋部96からオイルパン90の外側に向かって突出している。コネクタ部98には、外部の車載機器(例えば、コンビネーションメータ等)と液面検出装置100とを電気的に接続させるための相手側のコネクタ部(図示しない)が嵌合される。
図2に示すように、液面検出装置100は、筐体10、フロート60、マグネット50、リードスイッチ40、及びターミナル46,47等によって構成されている。
筐体10は、ボデー20及びカバー30等によって構成されている。ボデー20及びカバー30は、フロート60を収容する収容室35を形成している。ボデー20及びカバー30は、例えばポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂等によって形成されている。
図2,3に示すボデー20は、フランジ部23及びボデー区画壁27を有している。フランジ部23は、円盤状に形成されたボデー区画壁27の外側に鍔状に設けられている。フランジ部23には、取付リング24が埋設されている。またフランジ部23には、係止孔29が設けられている。取付リング24は、鉄等の金属によって形成された円筒状の部品である。取付リング24には、載置部97にボデー20を固定するための締結部材25(図1参照)が挿通されている。係止孔29は、ボデー区画壁27の周囲に、互いに間隔を開けて四つ形成されている。各係止孔29は、フランジ部23を重力方向GDに貫通している。
ボデー区画壁27は、円柱状に形成された収容室35を区画する壁部である。ボデー区画壁27には、貫通孔28及びボデーストッパ21が設けられている。貫通孔28は、ボデー区画壁27の中央に形成されている。貫通孔28は、ボデー区画壁27を重力方向GDに貫通している。ボデーストッパ21は、ボデー区画壁27の壁面27aから、反対方向RDに向けて複数立設されている。各ボデーストッパ21は、ボデー区画壁27の径方向に沿って延伸している。各ボデーストッパ21は、貫通孔28まわりの周方向に、等間隔(例えば、90°間隔)で配置されている。
図2,4に示すカバー30は、全体として有底の円筒状に形成されている。カバー30は、円筒部33、カバー区画壁37、及び係止爪39を有している。円筒部33は、カバー30の底壁部37bにおいて径方向の中央に設けられており、カバー30の軸方向に沿って円筒状に延伸している。円筒部33には、リードスイッチ40及びターミナル46が収容されている。円筒部33において、底壁部37bとは反対側に位置する先端部分33aは、カバー区画壁37における貫通孔28の周縁部分に接触している。
カバー区画壁37は、ボデー区画壁27と共に、収容室35を区画している。カバー区画壁37は、フロート60の外周側に位置する周壁部37a、及びフロート60の反対方向RDに位置する底壁部37bを有している。周壁部37aには、複数の連通孔36a,36bが形成されている。連通孔36a,36bは、周壁部37aを径方向に貫通している。連通孔36a,36bは、周壁部37aの内側に位置する収容室35を周壁部37aの外側に連通させている。一方で、底壁部37bには、カバーストッパ31が設けられている。カバーストッパ31は、重力方向GD(上下方向)において、ボデーストッパ21と互いに対向するよう配置されている。カバーストッパ31は、円筒部33から径方向の外側に向けて、放射状に複数延設されている。各カバーストッパ31は、円筒部33まわりの周方向に、等間隔(例えば、60°間隔)で配置されている。
係止爪39は、係止孔29に対応した配置にて、周壁部37aの四箇所に設けられている。各係止爪39は、各係止孔29に挿入可能なように、周壁部37aから重力方向GDに向かって延伸している。各係止爪39が各係止孔29に係止されることにより、カバー30は、ボデー20に保持されている。
図2に示すフロート60は、例えば発泡させたフェノール樹脂等のエンジンオイルよりも比重の小さい材料により形成されている。フロート60は、エンジンオイルの液面に浮かぶことができる。フロート60は、中心孔64を有する円筒状に形成されている。中心孔64には、円筒部33が挿通されている。中心孔64の内壁面65には、周方向に延伸する環状の保持溝66が形成されている。フロート60は、ボデーストッパ21とカバーストッパ31との間に配置される。フロート60において、マグネット50を挟んで互いに反対側に位置するフロート頂面61及びフロート底面62は、共に平面状に形成されている。フロート60は、フロート頂面61及びフロート底面62と、ボデーストッパ21及びフランジ部23との接触により、重力方向GDに沿った上下の移動を規制される。
マグネット50は、フェライト磁石等の永久磁石である。マグネット50は、重力方向GDに沿って延伸する円筒状に形成されている。マグネット50の外径は、フロート60の外径よりも小さくされている。マグネット50の中心孔54の内径は、フロート60の中心孔64の内径よりも、僅かに小さくされている。マグネット50は、保持溝66内に内嵌されることにより、フロート60に保持されている。マグネット50は、フロート60と共に円筒部33に挿通された状態下、液面に追従して上下に移動する。
リードスイッチ40は、液面の高さを検出するための検出素子である。リードスイッチ40は、円筒状に形成された本体部分43、及び本体部分43の両端から延出する一対のリード41,42を有している。リードスイッチ40は、本体部分43の軸方向を重力方向GDに沿わせた姿勢にて、円筒部33内に収容されている。本体部分43は、中空円筒状のガラス管であって、各リード41,42の各端部(以下、「リード端部」という)を収容している。各リード端部は、撓み可能に設けられており、重力方向GDと直交する方向に所定の間隔を開けて対向している。各リード41,42に外部から磁界が作用すると、各リード端部は、異なる磁極に磁化することで、互いに引き合う。こうして各リード端部が接触することにより、リードスイッチ40は、各リード41,42間にて導通可能なオン状態となる。
リードスイッチ40におけるオン状態及びオフ状態は、マグネット50の相対位置によって切り替わる。このようにオン状態及びオフ状態が切り替わる仮想の切替面SWPを、リードスイッチ40には予め規定することができる。切替面SWPをマグネット50が重力方向GDに跨いだ状態下では、リードスイッチ40は、オン状態を維持する。一方で、マグネット50の上端面51が切替面SWPよりも重力方向GDに位置した状態下、及びマグネット50の下端面52が切替面SWPよりも反対方向RDに位置した状態下では、リードスイッチ40は、オフ状態となる。以上の切替面SWPは、本体部分43の軸方向と直交する平面であり、且つ、互いに接触した各リード端部を通過する位置に規定される。加えて第一実施形態の切替面SWPは、本体部分43の軸方向における中央から、ターミナル46に近接した位置に、規定されている。
ターミナル46,47は、黄銅等の導電性材料によって帯状に形成されている。ターミナル46,47は、ボデー20にインサート成形されることで、このボデー20に保持されている。一方のターミナル46は、円筒部33に収容され、本体部分43よりも底壁部37bに近接する位置まで、反対方向RDに延伸している。ターミナル46は、一方のリード41と接続されており、このリード41を支持している。他方のターミナル47は、貫通孔28の近傍にて他方のリード42と接続されており、このリード42を支持している。各ターミナル46,47に取り付けられることにより、リードスイッチ40は、ボデー20に対して保持される。
ここまで説明した液面検出装置100は、図1に示すように、ボデーストッパ21をカバーストッパ31の重力方向GDに位置させた姿勢(以下、「下取付姿勢」という)にて、ブラケット91の上面に設置されている。これに加えて液面検出装置100は、図5に示すように、カバーストッパ31をボデーストッパ21の重力方向GDに位置させた姿勢(以下、「上取付姿勢」という)にて、ブラケット92の下面に設置可能である。以上のように、下取付姿勢及び上取付姿勢といった異なる設置姿勢での取り付けを可能にする液面検出装置100の構成について、以下詳細に説明する。
尚、上取付姿勢での設置に用いられるブラケット92は、下取付姿勢での設置に用いられるブラケット91(図1参照)と実質的に同一の、蓋部96、載置部97、及びコネクタ部98を有している。ブラケット92は、オイルパン190とエンジンブロック(図示しない)との間に設けられた構造体90aの開口95a内に、挿入されている。
図2,6に比較して示すように、液面検出装置100の設置姿勢によって、筐体10における上下の向きは、反転される。一方で、フロート60は、筐体10の設置姿勢に係らず、特定のフロート底面62を重力方向GDに向けた姿勢にて、ボデーストッパ21及びカバーストッパ31の間に配置される。
以上のフロート60の配置姿勢において、マグネット50は、重力方向GDに沿った軸方向におけるフロート60の中央から、重力方向GD(下方)にずれた位置に保持されている。第一実施形態では、軸方向(延伸方向)におけるマグネット50の両端面のうち、上端面51が、フロート60における軸方向の中央に配置される。以上により、重力方向GDに沿ったフロート60の高さ寸法をフロート高さHFとし、フロート底面62から上端面51までの寸法を下方寸法LBとすると、下方寸法LBは、フロート高さHFの半分の長さとなる。また、上端面51からフロート頂面61までの寸法を上方寸法LTとすると、上方寸法LTは、下方寸法LBと実質的に等しくなる。
筐体10において、切替面SWPからボデーストッパ21までの距離を、第一距離D1とする。そして、切替面SWPからカバーストッパ31までの距離を、第二距離D2とする。これら第一距離D1及び第二距離D2は、実質的に等しくなるよう規定されている。加えて、第一距離D1及び第二距離D2は、下方寸法LB及び上方寸法LTよりも長くされている。
フロート60は、液面の高さが所定の検出液面高さSOL(図1,5参照)である場合に、上端面51を切替面SWPに位置させる。こうして上端面51が切替面SWPに位置した状態において、ボデーストッパ21及びカバーストッパ31のうちで反対方向RDに位置する一方と、フロート頂面61との間に生じる隙間を、上方隙間XTとする。そして、ボデーストッパ21及びカバーストッパ31のうちで重力方向GDに位置する一方と、フロート底面62との間に生じる隙間を、下方隙間XBとする。これら上方隙間XT及び下方隙間XBは、実質的に等しくなる。加えて、上方隙間XTは、マグネット50の軸方向における高さ寸法HMよりも、短くされている。
一方の連通孔36aは、周壁部37aのうちで、切替面SWPよりもカバーストッパ31に近接した部分に形成されている。他方の連通孔36bは、周壁部37aのうちで、切替面SWPよりもボデーストッパ21に近接した部分に形成されている。以上の配置によれば、連通孔36a,36bは、筐体10の設置姿勢に係らず、切替面SWPを挟んだ両側に、少なくとも一つずつ位置する。また、連通孔36bの内径は、連通孔36aの内径よりも大きくされている。
以上の液面検出装置100が、図1,2に示す如く、下取付姿勢にてブラケット91に設置された場合、検出液面高さSOLよりも液面が十分に高いとき、フロート60は、フロート頂面61のカバーストッパ31への接触により、上方への移動を規制される。このとき、上方寸法LTが第二距離D2よりも短くされているため、上端面51は、切替面SWPの反対方向RD(上方)に位置し得る。加えて、フロート頂面61及びカバーストッパ31間の上方隙間XTがマグネット高さHMよりも短くされているため、下端面52は、切替面SWPの重力方向GD(下方)に位置し得る。以上によれば、マグネット50が切替面SWPを重力方向GDに跨いだ状態となるため、リードスイッチ40は、マグネット50の発生する磁界によってオン状態となる。
そして、貯留されたエンジンオイルが減少した際には、第一距離D1が下方寸法LBよりも長くされているため、フロート底面62がボデーストッパ21に接触する以前に、上端面51は、切替面SWPを越えて、重力方向GD(下方)に移動し得る。故に、エンジンオイルの液面が検出液面高さSOLを下回ることで、リードスイッチ40は、オン状態からオフ状態へと切り替わることができる。
一方、液面検出装置100が、図5,6に示す如く、上取付姿勢にてブラケット92に設置された場合、検出液面高さSOLよりも液面が十分に高いとき、フロート60は、フロート頂面61のボデーストッパ21への接触により、上方への移動を規制される。このとき、上方寸法LTが第一距離D1よりも短くされているため、上端面51は、切替面SWPの反対方向RD(上方)に位置し得る。加えて、フロート頂面61及びボデーストッパ21間の上方隙間XTがマグネット高さHMよりも短くされているため、下端面52は、切替面SWPの重力方向GD(下方)に位置し得る。以上によれば、マグネット50が切替面SWPを重力方向GDに跨いだ状態となるため、リードスイッチ40は、マグネット50の発生する磁界によってオン状態となる。
そして、エンジンオイルが減少した際には、第二距離D2が下方寸法LBよりも長くされているため、フロート底面62がカバーストッパ31に接触する以前に、上端面51は、切替面SWPを越えて、重力方向GD(下方)に移動し得る。故に、エンジンオイルの液面が検出液面高さSOLを下回ることで、リードスイッチ40は、下取付姿勢にて設置された場合と同じように、オン状態からオフ状態へと切り替わることができる。
ここまで説明した第一実施形態によれば、想定される上方取付姿勢及び下方取付姿勢のそれぞれにおいて、リードスイッチ40は、液面の下降に伴って、オン状態からオフ状態へと切り替わる。したがって、同一形状の筐体10を採用していても、リードスイッチ40の切り替わりの動作態様を変えることなく、液面検出装置100の取付方向を上下に入れ替えることが可能となる。
加えて第一実施形態によれば、第一距離D1及び第二距離D2は共に、上方寸法LTよりも長くされている。故に、筐体10の設置姿勢に係らず、ボデーストッパ21及びカバーストッパ31の一方にフロート頂面61が接触した状態において、上端面51は、切替面SWPの反対方向RD(上方)に位置し得る。故に、切替面SWPの上方から下降へと上端面51を移動させるマグネット50の作動が、確実に実現可能となる。
また第一実施形態によれば、筐体10の設置姿勢に係らずフロート60の配置姿勢が同じであるため、下方寸法LBは、いずれの設置姿勢でも変わらない。故に、第一距離D1及び第二距離D2に必要とされる長さは、実質的に同一となる。よって、第一距離D1及び第二距離D2を等しくし、且つ、これらを低減させることによって、重力方向GDに沿った上下方向における筐体10のサイズを、小さくできる。こうして、設置姿勢の柔軟性の確保に加えて、小型化が図られることによれば、液面検出装置100は、さらに多様な形状のオイルパン等に対して設置可能となる。
さらに第一実施形態では、上方隙間XTがマグネット高さHMよりも短くされているので、ボデーストッパ21又はカバーストッパ31に接触する位置までフロート60が上昇していても、マグネット50は、切替面SWPを重力方向GDに跨いだ状態を維持し得る。よって、リードスイッチ40は、オン状態を維持できる。以上によれば、液面が十分に高い場合に、下端面52が切替面SWPの反対方向RD(上方)まで移動してしまい、オン状態からオフ状態へと切り替わってしまう事態は、回避される。
また加えて第一実施形態によれば、筐体10が下取付姿勢にて設置された場合でも、上取付姿勢にて設置された場合でも、切替面SWPの重力方向GD(下方)には、少なくとも一つの連通孔36a,36bが位置する。故に、筐体10の設置姿勢に係らず、収容室35からのエンジンオイル流出は、確実に生じ得る。したがって、液面検出装置100による液面検出の精度は、筐体10の設置姿勢を上下に入れ替えたとしても、高く維持される。
さらに加えて第一実施形態のように、液面の下降に伴ってリードスイッチ40をオン状態からオフ状態へと切り替えたい場合には、フロート60が下降した際に、上端面51が、切替面SWPよりも下方に移動していなければならない。故に、マグネット50は、フロート60の中央から下方にずれた位置に保持されるのがよい。こうしたマグネット50の配置によれば、下方寸法LBは、低減され得る。以上によれば、第一距離D1及び第二距離D2の低減も可能となるので、上下方向における筐体10の小型化が、実現される。
尚、第一実施形態において、ボデーストッパ21が特許請求の範囲に記載の「第一規制部」に相当し、カバーストッパ31が特許請求の範囲に記載の「第二規制部」に相当し、ボデー区画壁27及びカバー区画壁37が特許請求の範囲に記載の「区画壁」に相当する。また、リードスイッチ40が特許請求の範囲に記載の「スイッチ機構」に相当し、マグネット50が特許請求の範囲に記載の「磁石体」に相当し、上端面51が特許請求の範囲に記載の「磁石端面」に相当する。さらに、フロート頂面61が特許請求の範囲に記載の「上端部」に相当し、フロート底面62が特許請求の範囲に記載の「(特定の)下端部」に相当し、オイルパン90と、オイルパン190及び構造体90aとが、それぞれ特許請求の範囲に記載の「容器」に相当する。そして、下取付姿勢が特許請求の範囲に記載の「第一姿勢」に相当し、上取付姿勢が特許請求の範囲に記載の「第二姿勢」に相当する。
(第二実施形態)
図7,8に示す本発明の第二実施形態は、第一実施形態の変形例である。第二実施形態による液面検出装置200では、液面の下降に伴うリードスイッチ40の動作態様が、第一実施形態による液面検出装置100(図2参照)とは異なっている。具体的に、液面検出装置200では、液面が検出液面高さSOLを下回ることにより、リードスイッチ40は、オフ状態からオン状態へと切り替わる。以下、液面検出装置200の構成について詳細に説明する。
液面検出装置200は、第一実施形態のフロート60(図2参照)に相当するフロート260を備えている。フロート260は、筐体10の設置姿勢に係らず、特定のフロート底面262を重力方向GDに向けた姿勢にて、ボデーストッパ21及びカバーストッパ31の間に配置される。マグネット50は、軸方向におけるフロート260の中央から、反対方向RD(上方)にずれた位置に保持されている。マグネット50の下端面52は、フロート260において、軸方向の中央に配置されている。そして、フロート底面262から下端面52までの寸法を下方寸法LBとすると、下方寸法LBは、フロート高さHFの半分の長さとされている。また、下端面52からフロート頂面261までの寸法を上方寸法LTとすると、上方寸法LTは、下方寸法LBと実質的に等しくされている。これら下方寸法LB及び上方寸法LTは、第一距離D1及び第二距離D2よりも短くされている。
フロート260は、液面の高さが所定の検出液面高さSOLである場合に、下端面52を切替面SWPに位置させる。こうして下端面52が切替面SWPに位置した状態において、上方隙間XT及び下方隙間XBは、実質的に等しくなる。加えて、下方隙間XBは、マグネット高さHMよりも、短くされている。
以上の液面検出装置200が、図7に示す如く、下取付姿勢にてブラケット91に設置された場合、検出液面高さSOLよりも液面が十分に高いとき、フロート260は、フロート頂面261のカバーストッパ31への接触により、上方への移動を規制される。このとき、上方寸法LTが第二距離D2よりも短くされているため、下端面52は、切替面SWPの反対方向RD(上方)に位置し得る。以上によれば、リードスイッチ40は、オフ状態となる。
そして、エンジンオイルが減少した際には、第一距離D1が下方寸法LBよりも長くされているため、フロート底面262がボデーストッパ21に接触する以前に、下端面52は、切替面SWPを越えて、重力方向GD(下方)に移動し得る。加えて、フロート底面262及びボデーストッパ21間の下方隙間XBがマグネット高さHMよりも短くされているため、上端面51は、切替面SWPの反対方向RD(上方)に位置し得る。以上によれば、マグネット50が切替面SWPを重力方向GDに跨いだ状態となるため、リードスイッチ40は、マグネット50の発生する磁界によってオン状態となる。よって、エンジンオイルの液面が検出液面高さSOLを下回ることで、リードスイッチ40は、オフ状態からオン状態へと切り替わることができる。
一方、液面検出装置200が、図8に示す如く、上取付姿勢にてブラケット92に設置された場合、検出液面高さSOLよりも液面が十分に高いとき、フロート260は、フロート頂面261のボデーストッパ21への接触により、上方への移動を規制される。このとき、上方寸法LTが第一距離D1よりも短くされているため、下端面52は、切替面SWPの反対方向RD(上方)に位置し得る。以上によれば、リードスイッチ40は、オフ状態となる。
そして、エンジンオイルが減少した際には、第二距離D2が下方寸法LBよりも長くされているため、フロート底面262がカバーストッパ31に接触する以前に、下端面52は、切替面SWPを越えて、重力方向GD(下方)に移動し得る。加えて、フロート底面262及びカバーストッパ31間の下方隙間XBがマグネット高さHMよりも短くされているため、上端面51は、切替面SWPの反対方向RD(上方)に位置し得る。以上によれば、マグネット50が切替面SWPを重力方向GDに跨いだ状態となるため、リードスイッチ40は、マグネット50の発生する磁界によってオン状態となる。よって、エンジンオイルの液面が検出液面高さSOLを下回ることで、リードスイッチ40は、下取付姿勢にて設置された場合と同じように、オフ状態からオン状態へと切り替わることができる。
ここまで説明した第二実施形態では、上方取付姿勢においても、下方取付姿勢においても、リードスイッチ40は、液面の下降に伴って、オフ状態からオン状態へと切り替わる。したがって、同一形状の筐体10を採用していても、リードスイッチ40の切り替わりの動作態様を変えることなく、液面検出装置200の取付方向を上下に入れ替えることが可能となる。
加えて第二実施形態では、下方隙間XBがマグネット高さHMよりも短くされているので、ボデーストッパ21又はカバーストッパ31に接触する位置までフロート260が下降しても、マグネット50は、切替面SWPを重力方向GDに跨いだ状態を維持し得る。よって、リードスイッチ40は、オン状態を維持できる。以上によれば、液面が非常に低下した場合に、上端面51が切替面SWPの重力方向GD(下方)まで移動してしまい、オン状態からオフ状態へと切り替わってしまう事態は、回避される。
また第二実施形態のように、液面の下降に伴ってリードスイッチ40をオフ状態からオン状態へと切り替えたい場合には、フロート260が上昇した際に、下端面52が、切替面SWPよりも上方に移動していなければならない。故に、マグネット50は、フロート260の中央から上方にずれた位置に保持されるのがよい。こうしたマグネット50の配置によれば、上方寸法LTは、低減され得る。以上によれば、第一距離D1及び第二距離D2の低減も可能となるので、上下方向における筐体10の小型化が、実現される。
尚、第二実施形態では、下端面52が特許請求の範囲に記載の「磁石端面」に相当し、フロート頂面261が特許請求の範囲に記載の「上端部」に相当し、フロート底面262が特許請求の範囲に記載の「(特定の)下端部」に相当する。
(他の実施形態)
以上、本発明による複数の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
上記実施形態において、切替面SWPは、軸方向における本体部分43の中央からリード41側にずれた位置に規定されていた。しかし、切替面SWPの位置は、適宜変更されてよい。例えば切替面SWPは、本体部分の軸方向の中央に規定されてもよく、本体部分の中央からリード42側にずれた位置に規定されてもよい。
上記実施形態では、マグネット50の上端面51又は下端面52が、フロートの軸方向の中央に位置していた。しかし、フロートにマグネットが装着される位置は、適宜変更されてよい。また、マグネット及びフロートの形状は、上記実施形態のような円筒状に限定されない。フロートは、必要な浮力が獲得可能であれば、例えば球状や角柱状等に形成されていてもよい。またマグネットは、板状に形成され、リードスイッチを挟んで対向するように配置されていてもよい。
上記実施形態において、第一距離D1及び第二距離D2は、互いに等しくされていた。しかし、第一距離D1及び第二距離D2は、上方寸法LT及び下方寸法LBよりも長ければ、互いに異なる長さであってもよい。
上記実施形態において、上方隙間XT及び下方隙間XBは、マグネット高さHMよりも小さくされていた。しかし、例えば上記第一実施形態のように、液面が非常に低い場合にリードスイッチ40をオフ状態とする形態では、下方隙間XBは、マグネット高さHMより大きくてもよい。また、上記第二実施形態のように、液面が十分に高い場合にリードスイッチ40をオフ状態とする形態では、上方隙間XTは、マグネット高さHMより大きくてもよい。
上記実施形態では、切替面SWPを挟んだ上下に連通孔36a,36bが一つずつ形成されていた。しかし、連通孔は、液体に生じた泡等によって閉塞しないよう、形成される数、位置、形状等を、適宜変更されてよい。また、フロートを収容する収容室が、筐体に設けられていなくてもよい。
上記実施形態において、液面検出装置は、ブラケットを介して、オイルパン等の容器に固定されていた。しかし、液面検出装置の取付構造は、上述したものに限定されない。例えば、オイルパンに設けられたブラケットに、液面検出装置が直接的に取り付けられ、蓋部96とハーネスで接続されている構成であってもよい。
以上、車両のオイルパン等に貯留されたエンジンオイルの液面の高さを検出する液面検出装置に適用した例に基づいて本発明を説明したが、本発明の適用対象は、エンジンオイルの液面高さの検出に限られない。車両に搭載される他の液体、例えばブレーキフルード、エンジン冷却水、燃料等の容器内の液面検出装置に本発明は適用可能である。さらに、車両用に限らず、各種民生用機器、各種輸送機械が備える容器内の液面検出装置に、本発明は適用可能である。
D1 第一距離、D2 第二距離、GD 重力方向、HM マグネット高さ、LB 下方寸法、LT 上方寸法、SWP 切替面、XT 上方隙間、10 筐体、21 ボデーストッパ(第一規制部)、27 ボデー区画壁(区画壁)、31 カバーストッパ(第二規制部)、35 収容室、36a36b 連通孔、37 カバー区画壁(区画壁)、40 リードスイッチ(スイッチ機構)、50 マグネット(磁石体)、51 上端面(磁石端面)、52 下端面(磁石端面)、60,260 フロート、61,261 フロート頂面(上端部)、62,262 フロート底面(下端部)、90,190 オイルパン(容器)、90a 構造体(容器)、100,200 液面検出装置

Claims (8)

  1. 容器(90,190,90a)に貯留された液体の液面の高さを検出する液面検出装置であって、
    前記容器に対して固定され、重力方向(GD)において互いに対向する第一規制部(21)及び第二規制部(31)を有する筐体(10)と、
    前記液面に浮かび、前記第一規制部及び前記第二規制部との接触により、重力方向に沿った上下の移動を規制されるフロート(60,260)と、
    重力方向に沿って延伸する形状であり、前記フロートに保持されることで前記液面に追従して上下に移動する磁石体(50)と、
    前記筐体に保持され、前記磁石体における延伸方向の一方の磁石端面(51,52)が、予め規定された仮想の切替面(SWP)を越えて重力方向に移動することにより、オン状態及びオフ状態のうちの一方から他方へと切り替わるスイッチ機構(40)と、を備え、
    前記筐体は、前記第一規制部を前記第二規制部の重力方向に位置させた第一姿勢での設置と、前記第二規制部を前記第一規制部の重力方向に位置させた第二姿勢での設置と、が想定され、
    前記フロートは、前記筐体の上下方向の設置姿勢に係らず、特定の下端部(62,262)を重力方向に向けた姿勢にて、前記第一規制部と前記第二規制部との間に配置され、
    前記切替面から前記第一規制部までの第一距離(D1)、及び前記切替面から前記第二規制部までの第二距離(D2)は共に、前記磁石端面から前記下端部までの寸法(LB)よりも長いことを特徴とする液面検出装置。
  2. 前記磁石体を挟んで前記下端部の反対側に位置する前記フロートの上端部(61,261)から前記磁石端面までの寸法(LT)は、前記第一距離及び前記第二距離よりも短いことを特徴とする請求項1に記載の液面検出装置。
  3. 前記磁石端面は、重力方向における前記フロートの中央に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の液面検出装置。
  4. 前記第一距離は、前記第二距離と実質的に等しいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の液面検出装置。
  5. 前記磁石端面が前記切替面に位置した状態にて、前記磁石体を挟んで前記下端部の反対側に位置する前記フロートの上端部(61)と、前記第一規制部及び前記第二規制部のうちで前記上端部に対向する一方との間に生じた隙間を、上方隙間(XT)とすると、
    前記上方隙間は、重力方向に沿った前記磁石体の寸法(HM)よりも短いことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の液面検出装置。
  6. 前記筐体は、区画壁(27,37)によって区画されて前記フロートを収容する収容室(35)、を形成し、
    前記区画壁には、前記収容室の内外を連通する連通孔(36a,36b)が、前記切替面を挟んだ両側に、少なくとも一つずつ形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の液面検出装置。
  7. 前記磁石体は、重力方向における前記フロートの中央から、下方にずれた位置に保持され、
    前記スイッチ機構は、前記磁石体において上方に位置する前記磁石端面(51)が、前記切替面を越えて重力方向に移動することにより、オン状態からオフ状態へと切り替わることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の液面検出装置。
  8. 前記磁石体は、重力方向における前記フロートの中央から、上方にずれた位置に保持され、
    前記スイッチ機構は、前記磁石体の下方に位置する前記磁石端面(52)が、前記切替面を越えて重力方向に移動することにより、オフ状態からオン状態へと切り替わることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の液面検出装置。
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