JP6020033B2 - 光電センサ - Google Patents
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好ましくは、特徴値は、検出値の極値と、当該極値が生じる直前の検出値の変曲点との差である。
好ましくは、所定の条件は、さらに、検出値の変化において、極値に相当する検出値の2回微分の値が、極値の直前に生じた所定回数の極値のそれぞれに対応する検出値の2回微分の値のいずれに対して所定値以上の差異を有することを含む。
好ましくは、特徴値は、検出値が特定のしきい値を一方側から跨いで変化してから他方側から跨いで変化するまでに要した時間である。
図1および図2は、光電センサの一実施の形態である、光ファイバ式の光電センサの外観を示す図である。
本実施の形態では、本体部10の前面寄りの位置に、押ボタンスイッチSW1が配備され、その後方に表示部100が設けられ、さらに表示部100の後方に4個の押ボタンスイッチSW2,SW3,SW4,SW5が配備されている。なお、押ボタンスイッチSW2,SW3のボタン部は一体になっているが、筐体10内のスイッチ本体(図示を省略)はそれぞれ独立している。
図4は、上記光電センサ1の電気的構成を示すブロック図である。
光電センサ1の動作モードは、計測モードと設定モードを含む。計測モードは、外部の機器に上記判定結果を出力するモードである。設定モードは、当該計測モードにおける光電センサ1の動作内容を設定するモードである。
図5を参照して、表示器101は「botn(nはバー付)」という文字列(「BOTTOM」を意味する。)を表示する。これは、表示されている極値が極小値であることを意味する。そして、表示器102は「500」という数字を表示する。つまり、図5の表示器101,102は、極小値の光量である「500」という数字を表示している。
上記したように、光電センサ1では、設定モードにおいて、受光量の極値が検出され、表示される。このような制御の概要を、説明する。図6は、光電センサ1における受光量の極値の検出を説明するための図である。
本実施の形態では、検出値が所定の条件を充足したと判断された場合に、第一の時間、検出値の変化の特徴を表す特徴値が表示される。なお、当該判断は、第二の時間ごとに実行され得る。そして、検出値が所定の条件を充足しなかったと判断された場合には、第二の時間における少なくとも一部の検出値の平均値が表示される。一方、検出値が所定の条件を充足したと判断された場合には、特徴値が表示される。所定の条件が充足したか否かは、第二の時間より短い第三の時間ごとに取得された検出値に基づいて判断され得る。また、第一の時間は、第二の時間より長いことが好ましい。
次に、光電センサ1における「しきい値を手操作で変更する処理」において制御部105が実行する表示制御の内容を説明する。図7は、当該表示制御のためのフローチャートである。
図7に示された処理では、「所定の条件」は、受光量の検出値において連続的に2回微分値を算出し、連続して算出された2回微分値において符号の反転が生じたことを含む。
図9には、(A)〜(C)のグラフが示されている。(A)は、極値として取得されるべき1つのピークを含む受光量の検出値のグラフを示す。(A)では、当該ピークがピークP01として示されている。
本実施の形態または各変形例では、手操作でしきい値を変更する処理において、受光量の検出値が所定の条件を充足したと判断されると、特徴値が取得されて、表示器102に表示される。光電センサ1において、表示灯111等の他の表示装置の点灯態様は、当該特徴値の表示と連動していても良いし、連動していなくても良い。
図7に示された処理において、「所定の条件」は、しきい値との関係に基づいて設定されても良い。変形例(3)では、「所定の条件」は、本実施の形態のものではなく、受光量の検出値が、予め定められたしきい値(その時点で設定されているしきい値)を跨いで変化したこととすることができる。
変形例(4)では、ステップS50において取得される特徴値は、検出された極値から、当該極値と検出値のピーク値との差分に変更されても良い。ピーク値とは、たとえば、図10の「ピーク」として示されたような、検出値における、極値の直前に出現する変曲点の値である。
Claims (8)
- 検出光を検出領域に向けて出射するための発光素子を有する投光部と、
検出領域からの光を受けて、受光量に応じた検出値を得るための受光素子を有する受光部と、
前記検出値が所定の条件を充足したか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって前記検出値が前記所定の条件を充足したと判断された場合に、前記検出値の変化の特徴を表す特徴値を第一の時間以上表示する表示手段とを備え、
前記判断手段は、第二の時間ごとに前記判断を実行し、
前記表示手段は、
前記判断手段によって前記検出値が前記所定の条件を充足しなかったと判断された場合には、前記第二の時間における少なくとも一部の前記検出値の平均値を表示し、
前記判断手段によって前記検出値が前記所定の条件を充足したと判断された場合には、前記特徴値を表示し、
前記判断手段は、前記第二の時間より短い第三の時間ごとに取得された検出値に基づいて、前記所定の条件が充足したか否かを判断する、光電センサ。 - 前記第一の時間は、前記第二の時間より長い、請求項1に記載の光電センサ。
- 前記特徴値は、前記検出値の極値である、請求項1または請求項2に記載の光電センサ。
- 前記特徴値は、前記検出値の極値と、当該極値が生じる直前の前記検出値の変曲点との差である、請求項1または請求項2に記載の光電センサ。
- 前記所定の条件は、前記検出値の変化において極値が生じたことである、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の光電センサ。
- 前記所定の条件は、さらに、前記検出値の変化において、前記極値に相当する前記検出値の2回微分の値が、前記極値の直前に生じた所定回数の極値のそれぞれに対応する前記検出値の2回微分の値のいずれに対して所定値以上の差異を有することを含む、請求項5に記載の光電センサ。
- 前記所定の条件は、前記検出値が特定のしきい値を跨いで変化したことである、請求項1に記載の光電センサ。
- 前記特徴値は、前記検出値が前記特定のしきい値を一方側から跨いで変化してから他方側から跨いで変化するまでに要した時間である、請求項7に記載の光電センサ。
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