JP6018909B2 - ウェハホルダーおよびエピタキシャルウェハの製造装置 - Google Patents
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Description
SiCのエピタキシャル成長は、1500℃以上の高温で行われる。SiCのエピタキシャル成長に用いられるCVD法としては、横方向にガスを流す方法や縦方向にガスを流す方法等、種々の形態が挙げられる。特許文献1や特許文献2に記載されている横型のホットウオール法や、特許文献3〜5に記載されている自公転型のCVD装置は、その典型的なものである。いずれの方法においても、高温度に保持されたSiC基板上に材料ガスを流通させてエピタキシャル成長が行われる。その際、ガスの上流側と下流側でエピタキシャル成長の膜厚が変化したり、ドーピング濃度が変化したりするということが起こるため、最近の装置では、ウェハを載置したウェハ支持台(サセプター)を回転させることにより、結晶成長中にSiC基板を回転させている(特許文献2参照)。
また、別の基板ホルダの形態である引用文献5に記載されている装置では、SiCウェハが載置されるウェハ支持台(基板ホルダ)を収容する複数の凹状の収容部を有する搭載プレートに、基板ホルダを支持するために、収容部と、収容部に収容された基板ホルダとの間に中心リングを挿入し、中心リングを収容部の内側面に当接するとともに、中心リングで基板ホルダの側面を囲んでいる。さらに、中心リングの上面および基板ホルダの外縁を覆うように、中心リングとは別体のカバーリング(ダミー基板)を配置する。このカバーリングにおける、中心リングの上面および基板ホルダの外縁を覆っていない部分(カバーリングの内側)にSiCウェハが収容され、基板ホルダ上にSiCウェハが載置される(特許文献5参照)。
(1)チャンバ内に原料ガスを供給しながら、加熱されたウェハ支持台の上に搭載されたウェハの面上にエピタキシャル層を堆積成長させるエピタキシャルウェハの製造装置において、前記ウェハ支持台の上に載置されるウェハホルダーであって、
前記ウェハ支持台は、その上面の中央にウェハ載置面を有するとともに、周辺部に段差面を有し、
前記ウェハホルダーは、前記ウェハ支持台の上面の一部を覆うとともに、前記ウェハ支持台の上面側に前記ウェハを載置する平面視円形状の開口部を有する平板状の支持部、および、前記ウェハ支持台の外周と同じ外周を有する円環状の外嵌部を備え、
前記支持部と前記外嵌部は一体に形成され、
前記開口部の端部が平面視で前記ウェハ支持台のウェハ載置面の外周に接する位置にあり、
前記開口部の直径は、前記ウェハ支持台のウェハ載置面の直径の0.5倍より大きくかつ1倍未満であることを特徴とするウェハホルダー。
(2)チャンバ内に原料ガスを供給しながら、加熱されたウェハの面上にエピタキシャル層を堆積成長させるエピタキシャルウェハの製造装置において、前記ウェハが載置されるウェハ支持台を収容する複数の凹状の収容部を有する搭載プレート上に、前記ウェハ支持台および前記ウェハを支持するために用いられるウェハホルダーであって、
前記ウェハ支持台は、その上面の中央にウェハ載置面を有するとともに、周辺部に段差面を有し、
前記ウェハ支持台の上面の一部を覆うとともに、前記ウェハ支持台の上面側に前記ウェハを載置する平面視円形状の開口部を有する平板状の支持部、および、前記ウェハ支持台の外周と同じ外周を有する円環状の外嵌部を備え、
前記支持部と前記外嵌部は一体に形成され、
前記開口部の端部が平面視で前記ウェハ支持台のウェハ載置面の外周に接する位置にあり、
前記開口部の直径は、前記ウェハ支持台のウェハ載置面の直径の0.5倍より大きくかつ1倍未満であることを特徴とするウェハホルダー。
(3)前記支持部と前記外嵌部は炭化珪素が用いられていることを特徴とする前項(1)または(2)に記載のウェハホルダー。
(4)チャンバ内に原料ガスを供給しながら、加熱されたウェハの面上にエピタキシャル層を堆積成長させるエピタキシャルウェハの製造装置であって、
前記ウェハが載置されるウェハ支持台を収容する複数の凹状の収容部を有し、これら複数の収容部が周方向に並んで配置された搭載プレートと、
前記搭載プレートとの間で反応空間を形成するように、前記搭載プレートの上面に対向して配置された天板と、
前記搭載プレートの下面側と前記天板の上面側のいずれか一方または両方に配置されて、前記ウェハ支持台に載置されたウェハを加熱する加熱手段と、
前記天板の上面中央部から前記反応空間内に前記原料ガスを導入するガス導入口を有して、このガス導入口から放出された原料ガスを前記反応空間の内側から外側に向かって供給するガス供給手段と、を備え、
前記ウェハ支持台および前記ウェハは、前項(1)〜(3)のいずれか1項に記載のウェハホルダーによって、前記搭載プレートに支持されることを特徴とするエピタキシャルウェハの製造装置。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴を分かり易くするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率等が実際と同じであるとは限らない。また、以下の説明において例示される材料、寸法等は一例であって、本発明はそれらに必ずしも限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。
(エピタキシャルウェハの製造装置、ウェハホルダー)
図1は、本発明を適用したエピタキシャルウェハの製造装置の第一の実施形態を示す断面模式図である。図2は、本発明を適用したエピタキシャルウェハの製造装置の第一の実施形態を構成する搭載プレートの一例を示す平面模式図である。図3は、本発明を適用したウェハホルダーの一例を示す模式図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。
本発明を適用したエピタキシャルウェハの製造装置は、例えば、図1に示すようなCVD装置1であり、図示を省略する減圧排気可能なチャンバ(成膜室)内に、SiCの原料ガスGを供給しながら、加熱されたSiCウェハWの面上にSiCエピタキシャル層(図示せず。)を堆積成長させるものである。なお、原料ガスGには、例えば、Si源にシラン(SiH4)、炭素(C)源にプロパン(C3H8)を含むものを用いることができ、さらに、キャリアガスとして水素(H2)を含むものを用いことができる。
ウェハ支持台7の上面は、後述するウェハホルダー9の外嵌部9cの内径よりも小さなウェハ載置面7aと、外嵌部9cが嵌り込む段差部7bとを有する。
また、ウェハ支持台7は、回転台5の収容部8の内径よりも僅かに小さい外径を有し、収容部8の底面の中央部にあるピン状の小突起(図示せず)によって下から支えられることにより、回転台5の収容部8に、各々の中心軸周りに回転自在に支持されている。
また、支持部9bと外嵌部9cは一体に形成されている。ここで、支持部9bと外嵌部9cが一体に形成されているとは、支持部9bと外嵌部9cが同一の材料で連続して(境目がなく)形成されていること、および、支持部9bと外嵌部9cが同一の材料または異なる材料で形成され、接着剤による接着、溶着、溶接等によって一体化されていることを言う。
この遮蔽板14は、表面がSiC膜で被覆された円盤状のグラファイト(カーボン)基板からなり、その中央部には、ガス導入管11を貫通させる円形状の開口部15が設けられている。
4に対して、原料ガスGを導入するために低温とされたガス導入管11と、この遮蔽板14の内周部(開口部15が形成された中央部)との接触を回避しながら、遮蔽板14をチャンバ内に着脱自在に取り付けることが可能となっている。
この遮蔽板14は、シーリング3の下面に反応空間からの堆積物が堆積するのを阻止して、その下面に堆積物を堆積させることができる。そして、従来のようなシーリングの下面に堆積した堆積物を除去するといった面倒なクリーニング作業を行わずに、遮蔽板を交換するといった簡便なメンテナンス作業を行うだけで、シーリング下面から落下してSiCエピタキシャル層内に入り込むダウンフォールの低減を図ることが可能である。
また、収容部8毎に異なる開口部9aを有するウェハホルダー9を用いることにより、同一バッチ内で、異なる大きさのエピタキシャルウェハを製造することができる。
本発明を適用したエピタキシャルウェハの製造方法の第一の実施形態は、上記のCVD装置1を用いて、ウェハの面上にエピタキシャル層を堆積成長させる工程を含む方法である。
(エピタキシャルウェハの製造装置)
図4は、本発明を適用したエピタキシャルウェハの製造装置の第二の実施形態を示す断面模式図である。
本発明を適用したエピタキシャルウェハの製造装置は、例えば、図4に示すようなCVD装置20であり、図示を省略する減圧排気可能なチャンバ(成膜室)内に、SiCの原料ガスGを供給しながら、加熱されたSiCウェハWの面上にSiCエピタキシャル層(図示せず。)を堆積成長させるものである。なお、原料ガスGには、上述の第一の実施形態と同様のものが用いられる。
本発明を適用したエピタキシャルウェハの製造方法の第二の実施形態は、上記のCVD装置20を用いて、ウェハの面上にエピタキシャル層を堆積成長させる工程を含む方法である。
図1に示すCVD装置1を用いて、4インチのSiCウェハW1上に、SiCエピタキシャル層を形成した。
本実施例では、搭載プレート2のウェハ支持台7のウェハ載置面7aに、ウェハホルダー9を用いて、4インチのSiCウェハW1を支持した。
4インチのSiCウェハW1としては、4H−SiC単結晶基板、c面((0001)面)が<11−20>方向に4°傾斜したSi面を主面とする、直径4インチ(100mm)、厚さ335μmのものを用いた。また、この4インチのSiCウェハW1は、両面研磨が施されたものであった。
また、ウェハホルダー9としては、支持部9bの厚さが0.6mm、外嵌部の9c厚さが0.4mmのものを用いた。
キャリアガスとしては水素(H2)を用いた。炭化ケイ素の原料としてはモノシラン(SiH4)とプロパン(C3H8)との混合ガスを用いた。ドーパントとしては、窒素(N2)を用いた。
モノシラン(SiH4)とプロパン(C3H8)の濃度比を、C/Si=1.15を満たすように調整した。
モノシラン(SiH4)と塩化水素(HCl)の濃度比を、Cl/Si=3を満たすように調整した。
成膜室内の圧力を150mbr、成長温度を1550℃、成長時間を1hとして、4インチのSiCウェハW1上に、SiCエピタキシャル層を形成した。
また、4インチのSiCウェハW1の中心からの距離(mm)と、その位置におけるキャリア濃度(cm−3)との関係を測定した。結果を、図8に示す。キャリア濃度は、CV測定法を用いて測定している。
図1に示すCVD装置1を用いて、6インチのSiCウェハW2上に、SiCエピタキシャル層を形成した。
本比較例では、搭載プレート2のウェハ支持台7のウェハ載置面7aに、ウェハホルダー9を用いて、6インチのSiCウェハW2を支持した。
6インチのSiCウェハW2としては、4H−SiC単結晶基板、c面((0001)面)が<11−20>方向に4°傾斜したSi面を主面とする、直径6インチ(150mm)、厚さ525μmのものを用いた。また、この6インチのSiCウェハW2は、両面研磨が施されたものであった。
また、ウェハホルダー9を用いなかった。
また、6インチのSiCウェハW2の中心からの距離(mm)と、その位置におけるキャリア濃度(cm−3)との関係を測定した。結果を、図8に示す。
Claims (4)
- チャンバ内に原料ガスを供給しながら、加熱されたウェハ支持台の上に搭載されたウェハの面上にエピタキシャル層を堆積成長させるエピタキシャルウェハの製造装置において、前記ウェハ支持台の上に載置されるウェハホルダーであって、
前記ウェハ支持台はその中心軸まわりに回転自在であり、
前記ウェハ支持台は、その上面の中央にウェハ載置面を有するとともに、周辺部に段差面を有し、
前記ウェハホルダーは、前記ウェハ支持台の上面の一部を覆うとともに、前記ウェハ支持台の上面側に前記ウェハを載置する平面視円形状の一つの開口部を有する平板状の支持部、および、前記ウェハ支持台の外周と同じ外周を有する円環状の外嵌部を備え、
前記支持部と前記外嵌部は一体に形成され、
前記開口部の端部が平面視で前記ウェハ支持台のウェハ載置面の外周に接する位置にあり、
前記開口部の直径は、前記ウェハ支持台のウェハ載置面の直径の0.5倍より大きくかつ1倍未満であって、前記開口部は、平面視で、前記ウェハ支持台の回転中心に対して偏った位置に配置されていることを特徴とするウェハホルダー。 - チャンバ内に原料ガスを供給しながら、加熱されたウェハの面上にエピタキシャル層を堆積成長させるエピタキシャルウェハの製造装置において、前記ウェハが載置されるウェハ支持台を収容する複数の凹状の収容部を有する搭載プレート上に、前記ウェハ支持台および前記ウェハを支持するために用いられるウェハホルダーであって、
前記ウェハ支持台はその中心軸まわりに回転自在であり、
前記ウェハ支持台は、その上面の中央にウェハ載置面を有するとともに、周辺部に段差面を有し、
前記ウェハホルダーは、前記ウェハ支持台の上面の一部を覆うとともに、前記ウェハ支持台の上面側に前記ウェハを載置する平面視円形状の一つの開口部を有する平板状の支持部、および、前記ウェハ支持台の外周と同じ外周を有する円環状の外嵌部を備え、
前記支持部と前記外嵌部は一体に形成され、
前記開口部の端部が平面視で前記ウェハ支持台のウェハ載置面の外周に接する位置にあり、
前記開口部の直径は、前記ウェハ支持台のウェハ載置面の直径の0.5倍より大きくかつ1倍未満であって、前記開口部は、平面視で、前記ウェハ支持台の回転中心に対して偏った位置に配置されていることを特徴とするウェハホルダー。 - 前記支持部と前記外嵌部は炭化珪素が用いられていることを特徴とする請求項1または2に記載のウェハホルダー。
- チャンバ内に原料ガスを供給しながら、加熱されたウェハの面上にエピタキシャル層を堆積成長させるエピタキシャルウェハの製造装置であって、
前記ウェハが載置されるウェハ支持台を収容する複数の凹状の収容部を有し、これら複数の収容部が周方向に並んで配置された搭載プレートと、
前記搭載プレートとの間で反応空間を形成するように、前記搭載プレートの上面に対向して配置された天板と、
前記搭載プレートの下面側と前記天板の上面側のいずれか一方または両方に配置されて、前記ウェハ支持台に載置されたウェハを加熱する加熱手段と、
前記天板の上面中央部から前記反応空間内に前記原料ガスを導入するガス導入口を有して、このガス導入口から放出された原料ガスを前記反応空間の内側から外側に向かって供給するガス供給手段と、を備え、
前記ウェハ支持台および前記ウェハは、請求項1〜3のいずれか1項に記載のウェハホルダーによって、前記搭載プレートに支持されることを特徴とするエピタキシャルウェハの製造装置。
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