JP6015127B2 - 半導体装置の製造方法およびそれに用いられる半導体基板 - Google Patents

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Description

本発明は、第1半導体層に形成したトレンチ内に第2半導体層をエピタキシャル成長させる構造を有する半導体装置の製造方法およびそれに用いられる半導体基板に関するものである。
従来より、第1半導体層に形成したトレンチ内に第2半導体層をエピタキシャル成長させる構造を有する半導体装置がある。例えば、n+型シリコン基板の表面にn-型層をエピタキシャル成長させた半導体基板を用い、n-型層にトレンチを形成したのち、そのトレンチ内にp-型層をエピタキシャル成長させことでスーパージャンクション(以下、SJという)構造を形成した半導体装置がある。具体的には、p-型層のエピタキシャル成長後に、n-型層が露出するまでCMP(Chemical Mechanical Polishing)を行うことでn-型層からなるn型コラムとp-型層からなるp型コラムが交互に繰り返されたPNコラムを有するSJ構造を形成している。
このような半導体装置を形成する場合、従来では、半導体基板の表面や端面および裏面を酸化膜などの絶縁膜で覆った状態でデバイス製造プロセスを行っている(例えば、特許文献1参照)。例えば、上記のようなSJ構造を有する半導体装置の場合においては、半導体基板の表面や端面(外縁部)および裏面に絶縁膜を形成してからトレンチを形成したり、エピタキシャル成長を行ったりすることになる。
特開2002−57094号公報
しかしながら、従来では、半導体基板の表面や端面および裏面に絶縁膜を形成しているものの、デバイス製造プロセス中に半導体基板の端面において絶縁膜が除去されて下地となる第1半導体層が露出してしまう。このため、半導体基板の端面に不均一なエピタキシャル層が形成されたり、n+型シリコン基板から不純物がガス化してデバイス内に拡散してしまうという問題が発生することが確認された。これらの問題について、図8および図9を参照して説明する。
まず、図8を用いて半導体基板の端面に不均一なエピタキシャル層が形成されるという問題について説明する。
例えば、SJ構造を有する半導体装置を形成する場合、まず、図8(a)に示すように、n+型シリコン基板J1の表面にn-型層J2をエピタキシャル成長させた半導体基板J3を用意する。そして、CVD等によって半導体基板J3の表面や端面および裏面に至るまで酸化膜などで構成される絶縁膜J4を形成する。
次に、図8(b)に示すように、半導体基板J3の表面上に位置する絶縁膜J4の表面にレジストJ5を配置した後、フォトリソグラフィ工程を経てトレンチ形成予定位置においてレジストJ5を開口させる。その後、レジストJ5をマスクとしたエッチングにより、トレンチ形成予定位置において絶縁膜J4を開口させる。
このとき、レジストJ5が半導体基板J3の表面上に位置する絶縁膜J4の表面にしか形成されないため、絶縁膜J4をエッチングする際に、半導体基板J3の端面に位置している部分でも絶縁膜J4がエッチングされ、半導体基板J3の端面が露出してしまう。
続いて、図8(c)に示すように、レジストJ5および絶縁膜J4をマスクとしてn-型層J2を所定深さ除去し、トレンチJ6を形成する。そして、図8(d)に示すように、レジストJ5を除去した後、p-型層J7をエピタキシャル成長させることで、トレンチJ6内をp-型層J7で埋め込む。このとき、上記したように、半導体基板J3の端面において絶縁膜J4が除去されて半導体基板J3が露出してしまっているため、この露出表面にもエピタキシャル層J8が不均一に成長してしまうという問題を発生させる。このようなエピタキシャル層J8が形成されると、このエピタキシャル層J8が原因となって、以降の工程において半導体基板J3に欠けや割れが起きるという問題を発生させる。
次に、図9を用いてn+型シリコン基板から不純物がガス化してデバイス内に拡散してしまうという問題について説明する。
上記のようなSJ構造を有する半導体装置を形成する場合、図9(a)〜(c)において図8(a)〜(c)と同様の工程が行われることになる。そして、図9(b)に示した絶縁膜J4のエッチング工程の際に半導体基板J3の端面が露出した状態になることから、図9(c)に示すトレンチJ5を形成する際に、半導体基板J3の外縁部においてもn-型層J2がエッチングされることがある。このとき、n-型層J2のエッチング量によってはn+型シリコン基板J1まで達することがある。このため、図9(d)に示すように、p-型層J7のエピタキシャル成長工程を行おうとする際の高温熱処理により、不純物濃度が濃いn+型シリコン基板J1から不純物(例えばヒ素)がガス化してデバイス内に拡散してしまうという問題を発生させる。例えば、SJ構造の場合であれば、ガス化した不純物がn-型層J2のうちPNコラムを構成するための部分に拡散し、P/Nの不純物濃度バランスがずれてしまう。このため、半導体装置の耐圧を低下させるなどの問題を発生させることになる。
半導体基板J3の端面から所定距離内側、例えば6インチウェハであれば端面から3〜5mm内側が有効エリア、それ以外が無効エリアと呼ばれ、無効エリアではn-型層J2の膜厚が有効エリアよりも薄く、更に半導体基板J3の端面から裏面に掛けて薄くなる。例えば、一般値としてn-型層J2の膜厚が有効エリアで50μmならば、端面では20μm、裏面では10μm程度となる。このため、有効エリアにおいてトレンチJ6を深さ47μm程度で形成する場合、半導体基板J3の端面付近でもn-型層J2が相応の膜厚でなければエッチング時にn+型シリコン基板J1まで達してしまう。
これらの問題の回避策としては、トレンチJ6のエッチング時に半導体基板J3の端面においてn-型層J2が露出しないように絶縁膜J4を厚くすることや、エッチングガスがn-型層J2に到達しないように絶縁膜J4をレジストJ5で覆うことが考えられる。例えば、前者においては、LOCOS法などの手法を用い、半導体基板J3の端面から裏面を露出させて熱酸化を行うことで絶縁膜J4を厚くすることが挙げられる。しかしながら、このような手法を適用した場合、露出面の制御が困難であり、端面から裏面に均一な膜厚で絶縁膜J4を形成することができない。また、後者においては、トレンチJ6のエッチングをレジストJ5として感光材(フォトレジスト)をマスクとして用いて行うときに、半導体基板J3の端面まで覆うようにする手法が挙げられる。つまり、サイドリンスや周辺露光を行わずにレジストJ5を半導体基板J3の端面に残す手法である。ところが、この手法を適用した場合、半導体基板J3の端面形状やレジストJ5の形成バラツキにより、一定の形状維持が困難で、絶縁膜J5をエッチング時にカバーしきれない。
本発明は上記点に鑑みて、半導体基板の端面に不均一なエピタキシャル層が形成されたり、第1半導体層の下地の基板から不純物がガス化してデバイス内に拡散してしまうことを抑制できる半導体装置の製造方法およびそれに用いられる半導体基板を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、基板(1)の表面(1a)および端面上に第1半導体層(2)を形成した半導体基板を用意する工程と、半導体基板のうちの表面上および端面上において、第1半導体層の表面を覆う絶縁膜(5)を形成する工程と、半導体基板のうちの端面上において第1半導体層が絶縁膜で覆われるようにしつつ、半導体基板のうちの表面上のみにおいて絶縁膜を研削することで、半導体基板のうちの表面上のみにおいて第1半導体層を露出させる工程と、第1半導体層を露出させた後に、第1半導体層の所望位置に凹部にて構成されるアライメントマーク(8)を形成する工程と、絶縁膜にて半導体基板の端面を覆った状態で、アライメントマークを用いて位置合わせを行いつつ、第1半導体層のうち半導体基板の表面上に位置していて露出させられている部分にトレンチを形成する工程と、絶縁膜もしくは該絶縁膜とは異なる絶縁膜にて半導体基板の端面を覆った状態で、トレンチ内を含めて第1半導体層上に第2半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、を含んでいることを特徴としている。
このような半導体装置の製造方法によれば、半導体基板の端面において第1半導体層が露出しないようにしてトレンチを形成しつつ、トレンチ内を埋め込むように第2半導体層を形成できる。したがって、半導体基板の端面に不均一なエピタキシャル層が形成されたり、第1半導体層の下地の基板から不純物がガス化してデバイス内に拡散してしまうことが抑制できる。
請求項に記載の発明では、第1半導体層のうち半導体基板の表面上に位置している部分にトレンチを形成する工程と、トレンチを形成する工程の後で、半導体基板の端面をLOCOS酸化することで該半導体基板の端面に絶縁膜(20)を形成する工程と、絶縁膜にて半導体基板の端面を覆った状態で、トレンチ内を含めて第1半導体層上に第2半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、を含んでいることを特徴としている。
このように、トレンチの形成後であっても、第2半導体層を形成する前に半導体基板の端面を覆うように絶縁膜を形成するようにしている。このため、半導体基板の端面に不均一なエピタキシャル層が形成されることはない。また、第2半導体層のエピタキシャル成長工程での高温熱処理により、基板から不純物がガス化してデバイス内に拡散してしまうという問題を発生させない。仮に絶縁膜を形成する前にトレンチの形成工程の際に第1半導体層に基板に達するようなエッチングが為されていても、そのエッチング箇所を絶縁膜で覆った状態で第2半導体層を形成できることから、このような状態であっても上記効果を得ることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
本発明の第1実施形態にかかる半導体装置の製造工程中の断面構成を示した図である。 図1に続く半導体装置の製造工程中の断面構成を示した図である。 図2に続く半導体装置の製造工程中の断面構成を示した図である。 図3に続く半導体装置の製造工程中の断面構成を示した図である。 図4に続く半導体装置の製造工程中の断面構成を示した図である。 本発明の第2実施形態にかかる半導体装置の製造工程中の断面構成を示した図である。 図6に続く半導体装置の製造工程中の断面構成を示した図である。 従来の半導体装置の製造工程中の断面構成を示した図である。 従来の半導体装置の製造工程中の断面構成を示した図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態にかかる半導体装置の製造方法について、図1〜図5を参照して説明する。なお、ここでは第1半導体層に形成したトレンチ内に第2半導体層をエピタキシャル成長させる構造を有する半導体装置として、SJ構造の縦型MOSFETを有する半導体装置を例に挙げて説明する。
〔図1(a)に示す工程〕
表面1aおよび裏面1bを有する半導体材料で構成された基板としてのn+型シリコン基板1の表面1aや端面、好ましくは裏面1bのうちの外縁部まで、シリコンからなる第1半導体層に相当するn-型層2が形成された半導体基板3を用意する。n+型シリコン基板1やn-型層2は、ヒ素などのn型不純物がドーピングされることで構成されている。例えば、n+型シリコン基板1の不純物濃度(第1不純物濃度)は1×1019cm-3以上、n-型層2の不純物濃度(第2不純物濃度)はn+型シリコン基板1よりも薄い1×1015cm-3程度とされ、n+型シリコン基板1の方がn-型層2よりも濃度が濃くされている。ここでは、n+型シリコン基板1として端面がベベリング処理などによって面取り加工されて外周端がテーパ状になったものを用いているが、べべリング処理が為されていないものであっても良い。
例えば、n+型シリコン基板1の少なくとも裏面1bに、CVDなどにより、例えば0.5〜1μmの厚さの酸化膜などで構成される絶縁膜4を形成したのち、絶縁膜4を裏面1bの所望場所、具体的には外縁部よりも内側に位置する内側領域にのみ残す。そして、この状態でn+型シリコン基板1の露出部分にn-型層2をエピタキシャル成長させることで、n-型層2がn+型シリコン基板1の表面1aや端面および裏面1bのうちの外縁部に渡って形成された半導体基板3を構成することができる。このように形成されたn-型層2は、n+型シリコン基板1の表面1a上での厚さを1とすると、この厚さに対する端面上での厚さの比が0.3〜0.7、裏面1b上での厚さの比が0.05〜0.3となる。
〔図1(b)に示す工程〕
-型層2の表面を覆うように1層目の絶縁膜としての酸化膜5を形成する。ここでは、熱酸化によって例えば0.7μmの厚さで酸化膜5を形成しているが、熱酸化以外の方法、例えばCVDやCVDとアニール処理の組み合わせなどによって酸化膜5を形成しても良い。
〔図1(c)に示す工程〕
半導体基板3の表面側をCMPにて研削(研磨)し、n-型層2の表面を露出させる。このとき、CMPによって研削しているため、半導体基板3の表面側のみ研削され、端面側は研削されないようにできる。このため、半導体基板3のうちの半導体素子などのデバイスが形成される有効エリアの表面に酸化膜5が除去された状態であっても、半導体基板3の端面から裏面にかけて酸化膜5が完全に残るようにできる。なお、ここではCMPによる研削を例に挙げて説明しているが、単なるCMPに限らず、半導体基板3の表面側のみを研削する他の方法もしくはCMPとウェットエッチングの組み合わせなどを行うようにしても良い。
〔図1(d)に示す工程〕
2層目の絶縁膜としてのTEOS膜6を例えば0.5μmの厚さで形成する。例えば、半導体基板3の表面や端面および裏面の全面、つまりn-型層2の露出表面や酸化膜5および絶縁膜4の表面を覆うようにTEOS膜6を形成する。
〔図2(a)に示す工程〕
半導体基板3の表面側において、酸化膜5およびTEOS膜6を覆うようにレジスト7を配置した後、フォトリソグラフィ工程を経てアライメント形成予定位置においてレジスト7を開口させる。その後、レジスト7をマスクとしたエッチングにより、アライメント形成予定位置においてTEOS膜6を開口させる。このとき、半導体基板3の端面においてTEOS膜6が除去され得るが、TEOS膜6以外にも酸化膜5を形成しているため、少なくとも酸化膜5が残り、半導体基板3の端面においてn-型層2が露出することはない。
〔図2(b)、(c)に示す工程〕
図2(b)に示すように、レジスト7を除去したのち、TEOS膜6をマスクとしてn-型層2を所定深さエッチングする。これにより、n-型層2の所望位置に凹部にて構成されるアライメントマーク8が形成される。そして、図2(c)に示すように、TEOS膜6を除去する。これにより、酸化膜5については残るが、半導体基板3の表面側においてn-型層2が露出させられた状態となる。
〔図2(d)に示す工程〕
熱酸化などによってn-型層2のうちの露出表面に酸化膜9を形成する。例えば、0.3μmの厚さで酸化膜9を形成しており、既に半導体基板3の端面に形成されている酸化膜5よりも薄くしている。
〔図3(a)に示す工程〕
CVDなどによって半導体基板3の表面上や端面上および裏面上、つまり半導体基板3の表面側に形成された酸化膜9や端面側に形成された酸化膜5および裏面側に形成された絶縁膜4の表面に窒化膜(SiN)10を形成する。例えば、0.15μmの厚さで窒化膜10を形成している。
〔図3(b)、(c)に示す工程〕
半導体基板3の表面側において、酸化膜5および酸化膜9を覆うようにレジスト11を配置した後、アライメントマーク8を用いて位置合わせを行いつつ、フォトリソグラフィ工程を経てトレンチ形成予定位置においてレジスト11を開口させる。その後、レジスト11をマスクとしたエッチングにより、トレンチ形成予定位置において窒化膜10および酸化膜9を開口させる。
このとき、半導体基板3の端面において窒化膜10や酸化膜5が除去され得るが、窒化膜10と酸化膜9を除去する際のエッチングガスが異なっている。このため、窒化膜10を除去する際には半導体基板3の端面上の酸化膜5は残る。また、トレンチ形成予定位置において酸化膜9を除去する際には、半導体基板3の端面上においても酸化膜5が除去され得るが、酸化膜9よりも酸化膜5が十分に厚く形成されているため、少なくとも半導体基板3の端面を全面覆うように酸化膜5が残る。このため、半導体基板3の端面においてn-型層2が露出することはない。
〔図3(d)に示す工程〕
レジスト11や窒化膜10および酸化膜9さらには酸化膜5をマスクとして例えばSF6などを含むエッチングガスを用いてn-型層2をエッチングする。例えば、47μm程度の深さエッチングする。これにより、n-型層2の所望位置にトレンチ12が形成される。
このとき、n-型層2の厚みとほぼ同じ、具体的にはn-型層2の厚みの7〜9割の深さとなるような深いトレンチ12を形成しても、半導体基板3の端面が酸化膜9で覆われた状態となっていることから、この端面においてn-型層2が除去されないようにできる。したがって、端面においてn+型シリコン基板1に達するようなエッチングが行われることはない。
〔図4(a)〜(d)に示す工程〕
図4(a)に示す工程として、レジスト11を除去した後、ケミカルドライエッチングを行う。その後、図4(b)に示す工程として、犠牲酸化により、トレンチ12の内壁面を薄く酸化したのち、図4(c)に示す工程として、トレンチ12の内壁面に形成された酸化膜を除去する。そして、図4(d)に示す工程として、窒化膜10を除去する。
〔図5(a)に示す工程〕
水素(H2)アニールを行った後、成長原料ガスに加えてHClなどのエッチングガスを同時に流したエピタキシャル成長を行うことで、トレンチ12内を含むn-型層2の表面にp-型層13を形成し、トレンチ12内を埋め込むようにする。例えば、特開2005−317905号公報に示されるように、シリコンソースガスにハロゲン化物ガスの混合ガスを用いつつ、p型不純物であるボロンを導入したエピタキシャル成長工程を行うことにより、第2半導体層に相当するp-型層13を形成することができる。このようなエピタキシャル成長工程とすると、トレンチ12内を含むn-型層2の表面では成長優位、酸化膜5の表面ではエッチング優位の条件となる。したがって、このようなエピタキシャル成長工程を用いることにより、トレンチ12内へのp-型層13の埋め込み性を向上させることが可能となる。
このとき、上記したように、半導体基板3の端面においてn-型層2が露出させられていないことから、半導体基板3の端面に不均一なエピタキシャル層が形成されることはない。また、半導体基板3の端面においてn-型層2がエッチングされることでn+型シリコン基板1まで達するような状態にはなっていない。このため、p-型層13のエピタキシャル成長工程での高温熱処理により、不純物濃度が濃いn+型シリコン基板1から不純物(例えばヒ素)がガス化してデバイス内に拡散してしまうという問題も発生させない。例えば、本実施形態のようなSJ構造を有する半導体装置の場合であれば、ガス化した不純物がn-型層2のうちPNコラムを構成するための部分に拡散することを防止できるため、P/Nの不純物濃度バランスがずれることを防止でき、半導体装置の耐圧低下を防止することが可能となる。特に、本実施形態のように、n+型シリコン基板1の不純物濃度が1×1019cm-3以上という高濃度とされている場合には、ガス化による拡散が生じやすいため、これを防止できることは有効である。
〔図5(b)〜(d)に示す工程〕
図5(b)に示す工程として、CMPによる一次研磨を行うことで、p-型層13のうちの不要部分、つまりトレンチ12内に形成された部分以外を除去したのち、図5(c)に示す工程として、酸化膜9をエッチングして除去する。そして、図5(d)に示す工程として、CMPによる二次研磨を行うことで、n-型層2およびp-型層13の表面を平坦化する。これにより、n-型層2からなるn型コラムとp-型層13からなるp型コラムが交互に繰り返されたPNコラムを有するSJ構造を構成することができる。
この後の工程については従来から周知なものであるため図示しないが、必要に応じてSJ構造の表面にドリフト層を構成するn-型層をエピタキシャル成長させたのち、p型ベース領域をエピタキシャル成長させる。また、p型ベース領域の所望位置にn+型ソース領域やp+型コンタクト領域などを形成したのち、p型ベース領域を貫通してドリフト層に達するトレンチを形成する。さらに、トレンチ内壁面を覆うようにゲート絶縁膜を形成すると共に、トレンチ内を埋め込むようにゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する。そして、半導体基板3の表面側において、層間絶縁膜形成工程やゲート配線およびソース電極の形成工程を行ったり、半導体基板3の裏面側においてドレイン電極の形成工程を行うことにより、半導体素子としてnチャネル型の縦型MOSFETが形成される。その後、ダイシングによりチップ単位に分割することでSJ構造の縦型MOSFETを有する半導体装置が完成する。
以上説明したように、本実施形態の製造方法によれば、半導体基板3の端面において第1半導体層に相当するn-型層2が露出しないようにしてトレンチ12を形成しつつ、トレンチ12内を埋め込むように第2半導体層に相当するp-型層13を形成できる。したがって、半導体基板3の端面に不均一なエピタキシャル層が形成されたり、第1半導体層としてのn-型層2の下地のn+型シリコン基板1から不純物がガス化してデバイス内に拡散してしまうことが抑制できる。
なお、上記した半導体装置の製造方法においては、n+型シリコン基板1の表面1aなどにn-型層2を形成した半導体基板3として流通させることもできる。その場合には、少なくとも図1(c)に示す工程、つまり酸化膜5を形成してからCMPなどによって半導体基板3の表面側のみ研削し、半導体基板3の端面に酸化膜5が残った状態になっている構造とすれば良い。このように、半導体基板3の端面に酸化膜5が残った状態になっていれば、その後の各工程を行っても、上記効果を得ることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について図6および図7を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して半導体装置の製造方法の一部を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
第1実施形態では、p-型層13を形成するためのエピタキシャル成長工程の前において、トレンチ12の形成前から半導体基板3の端面を酸化膜5などの絶縁膜によって覆った状態にする場合について説明した。しかしながら、トレンチ12の形成後であっても、少なくともp-型層13の形成前に半導体基板3の端面が絶縁膜によって覆われていれば、その後にp-型層13を形成するときに半導体基板3の端面に不均一なエピタキシャル層が形成されることはない。同様に、n+型シリコン基板1の不純物がガス化して拡散し、デバイスの耐圧低下を生じるなど、デバイス特性に影響を与えることもない。このため、ここでは、n-型層2の表面にトレンチ12を形成したのち、例えば第1実施形態の図4(a)に示した犠牲酸化工程を行い、さらに窒化膜10や酸化膜9を完全に除去した場合において、その後、半導体基板3の端面を絶縁膜で覆う場合について説明する。
〔図6(a)に示す工程〕
まず、n+型シリコン基板1の表面にn-型層2を形成した半導体基板3を用意し、n-型層2の所望位置にトレンチ12を形成する。トレンチ12の形成工程までは、第1実施形態と同様の工程を行うようにしても良いし、従来のように半導体基板3の端面が絶縁膜で覆われていない状態でトレンチ12を形成しても良い。例えば、第1実施形態で説明したように、トレンチ12の形成には窒化膜10や酸化膜9などをマスクとして用いているが、それらをすべて除去した状態にする。第1実施形態で説明した工程を用いる場合にも、窒化膜10や酸化膜9および酸化膜5などn-型層2の表面に形成されていたものをすべてエッチングして除去した状態とする。
〔図6(b)〜(d)に示す工程〕
いわゆるLOCOS酸化工程を行う。具体的には、図6(b)に示す工程として、熱酸化などによってトレンチ12の内壁面を含めてn-型層2の表面に酸化膜20を形成したのち、CVDなどによって窒化膜21をデポジションする。そして、図6(c)に示す工程として、窒化膜21のうち半導体基板3の表面における外縁部や端面上に形成された部分を除去して酸化膜20を露出させる。その後、図6(d)に示す工程として、熱酸化を行うことにより、窒化膜21からの露出箇所において酸化膜20が厚膜化される。
〔図7(a)〜(c)に示す工程〕
図7(a)に示す工程として窒化膜21を除去した後、図7(b)に示す工程として有効エリアにおいて酸化膜20を除去し、n-型層2の表面を露出させる。そして、第1実施形態で説明した図5(a)に示す工程と同様の手法により、トレンチ12内を含むn-型層2の表面にp-型層13を形成し、トレンチ12内を埋め込むようにする。この後の工程については、第1実施形態と同様である。
このように、トレンチ12の形成後であっても、p-型層13を形成する前に半導体基板3の端面を覆うように酸化膜20を厚く形成するようにしている。このため、半導体基板3の端面に不均一なエピタキシャル層が形成されることはない。また、p-型層13のエピタキシャル成長工程での高温熱処理により、n+型シリコン基板1から不純物(例えばヒ素)がガス化してデバイス内に拡散してしまうという問題を発生させない。仮に酸化膜20を形成する前にトレンチ12の形成工程の際にn-型層2にn+型シリコン基板1に達するようなエッチングが為されていても、そのエッチング箇所を酸化膜20で覆った状態でp-型層13を形成できることから、このような状態であっても上記効果を得ることができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、第1半導体層に形成したトレンチ内に第2半導体層をエピタキシャル成長させる構造を有する半導体装置として、SJ構造の縦型MOSFETを有する半導体装置を例に挙げて説明するが、他の半導体素子が備えられる半導体装置であっても良い。また、上記各実施形態では半導体素子としてnチャネル型の縦型MOSFETを形成する場合について説明したが、各構成要素の導電型を反転させたpチャネル型の縦型MOSFETであっても良い。勿論、縦型MOSFET以外の半導体素子を備えた半導体装置とする場合であっても、同様のことが言える。また、n型不純物としてヒ素、p型不純物としてボロンを例に挙げているが、それ以外の不純物、例えばn型不純物としてリンを用いることもできる。
1 n+型シリコン基板
2 n-型層
3 半導体基板
5 酸化膜(絶縁膜)
9 酸化膜
10 窒化膜
11 レジスト
12 トレンチ
13 p-型層
20 酸化膜(絶縁膜)
21 窒化膜

Claims (9)

  1. 第1不純物濃度の半導体材料で構成された基板(1)の表面(1a)および端面上に、前記第1不純物濃度よりも薄い第2不純物濃度で構成された第1半導体層(2)を形成した半導体基板(3)を用意し、前記第1半導体層のうちの前記基板における前記表面上に位置する部分の表面にトレンチ(12)を形成したのち、該トレンチ内を第2半導体層(13)をエピタキシャル成長させた構造を有する半導体装置の製造方法であって、
    前記基板の表面および端面上に前記第1半導体層を形成した前記半導体基板を用意する工程と、
    前記半導体基板のうちの表面上および端面上において、前記第1半導体層の表面を覆う絶縁膜(5)を形成する工程と、
    前記半導体基板のうちの端面上において前記第1半導体層が前記絶縁膜で覆われるようにしつつ、前記半導体基板のうちの表面上のみにおいて前記絶縁膜を研削することで、前記半導体基板のうちの表面上のみにおいて前記第1半導体層を露出させる工程と、
    前記第1半導体層を露出させた後に、前記第1半導体層の所望位置に凹部にて構成されるアライメントマーク(8)を形成する工程と、
    前記絶縁膜にて前記半導体基板の端面を覆った状態で、前記アライメントマークを用いて位置合わせを行いつつ、前記第1半導体層のうち前記半導体基板の表面上に位置していて露出させられている部分に前記トレンチを形成する工程と、
    前記絶縁膜もしくは該絶縁膜とは異なる絶縁膜にて前記半導体基板の端面を覆った状態で、前記トレンチ内を含めて前記第1半導体層上に前記第2半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、を含んでいることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記トレンチを形成する工程では、前記トレンチの深さが前記第1半導体層のうち前記半導体基板の表面上での厚みの7〜9割の深さとなるように前記トレンチを形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第2半導体層をエピタキシャル成長させる工程では、成長原料ガスに加えてエッチングガスを同時に流したエピタキシャル成長工程によって前記第2半導体層をエピタキシャル成長させることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記半導体基板を用意する工程では、前記基板をシリコン基板、前記第1半導体層をシリコンにて構成したものを用意し、
    前記第2半導体層をエピタキシャル成長させる工程では、シリコンソースガスに加えてHClを含むエッチングガスを同時に流したエピタキシャル成長工程によって前記第2半導体層をエピタキシャル成長させることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記半導体基板を用意する工程では、該半導体基板の端面を面取り加工することで該半導体基板の外周端がテーパ状となるようにしており、
    前記絶縁膜を形成する工程では、前記面取り加工がなされた前記半導体基板の端面上において前記第1半導体層を覆うように前記絶縁膜を形成することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記絶縁膜を形成する工程では、熱酸化、CVDもしくはCVDとアニール処理の組み合わせのいずれか1つによって前記絶縁膜を形成することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記半導体基板を用意する工程では、前記基板として、前記第1不純物濃度が1×1019cm-3以上のものを用いることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記半導体基板を用意する工程では、前記基板の表面と端面および裏面において前記第1半導体層を形成する工程を有し、該第1半導体層のうち前記基板の表面上に形成された部分の厚みを1として、この厚さに対する該第1半導体層のうちの前記基板の端面上での厚さの比が0.3〜0.7、前記基板の裏面上での厚さの比が0.05〜0.3となるようにすることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記トレンチを形成する工程の後で、前記絶縁膜を除去したのち、前記半導体基板の端面をLOCOS酸化することで該半導体基板の端面に再び絶縁膜(20)を形成する工程を含み、
    前記第2半導体層をエピタキシャル成長させる工程は、前記トレンチを形成する工程の後に形成した前記絶縁膜にて前記半導体基板の端面を覆った状態で行う工程であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
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