JP6011031B2 - ワイヤ放電加工装置およびワイヤ放電加工方法 - Google Patents
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Description
特許文献1には、給電されるワイヤ電極全体から発生する発熱量の増加による問題を解決するに関しては何ら開示されていない。
マルチワイヤ放電加工システムは、放電により並設された複数本のワイヤ(ワイヤ電極)の間隔で被加工物を薄片にスライスすることができる。
マルチワイヤ放電加工機1は、電源ユニット2と電線513を介して接続されており、電源ユニット2から供給される電力により作動する。
給電子104の表面(第2の部位)にノズルから冷却水を噴射するための冷却水を給電子104全体に分散させているパイプ(第2の冷却ユニット)である。
このように給電子104の表面(第2の部位)に向けて噴射される冷却水の噴射圧を設定するために、図示しない第2設定部がある。
図2を説明する。
図2は、図1に示す点線16枠内の拡大図である。
メインローラは中心に金属を使用し、外側は樹脂で覆う構造である。
メインガイドローラの間中央部の下部に、加工電源からの放電パルスを供給するため
に給電子104が設けられていてワイヤ103の10本と接触させている(図3)。
給電子104の配置は、シリコンインゴット105の両端よりワイヤの長さが等しくなる位置を中心に設けてある。
給電子104は、機械的摩耗に強く、導電性があることが要求され超硬合金が使用されている。
メインローラの間中央部の上部に、シリコンインゴット105を配置、ワーク送り装置3に取付け上下方向に移動し加工を行う。
メインローラの間中央部に加工槽6を設け、ワイヤ103およびシリコンインゴット105を浸漬し、放電加工部の冷却、加工チップの除去を行う
本実施例では、加工材料(ワーク)として、シリコンインゴット105を例に説明する。
また、図2に示すように、ワイヤ103は、メインローラ8、9に取り付けられ、メインローラ8、9の上側、及び下側にワイヤ列を形成している。
図3を説明する。
図3は、給電子104の拡大図を示す。
給電子104(1個)はワイヤ103(10本)と接触している。
ワイヤ103同士の間隔(ワイヤのピッチ)は0.3mm(300μm)程度である。
図4を説明する。
図4は従来方式であるワイヤ毎に個別に放電電流を給電する個別給電での電気回路400を示す図である。
404はトランジスタ(Tr1)である。加工電源VsのON(導通)状態とOFF(非導通)状態をスイッチングで切り替える。
407は極間電圧(Vg)である。放電中にワイヤ103とワーク105との間に印加される放電電圧である。
408は極間電流(Ig)である。放電中にワイヤ103とワーク105との間に流れる放電電流である。
410はワイヤ1本毎に個別に供給されるワイヤ電流(Iw)である。
図5を説明する。
図5は従来方式であるワイヤ毎に個別に放電電流を給電する個別給電での電気回路400が複数本のワイヤに給電している図である。
409はワイヤ1本毎の抵抗を示すワイヤ抵抗(Rw)である。
204は個別の給電子である。シリコンインゴット105の両端の近傍に設けた、2箇所の個別給電子から放電パルスを印加し、放電加工を行う。
巻回するワイヤ103の本数と同数の電源回路400に接続されている。
図7を説明する。
図8に示す電気回路2との等価回路を示している。
まず、このように固定された抵抗値を持つRm/10本を加工電源から給電子との間に設置した場合を説明する。
509はワイヤ1本毎のワイヤによる抵抗(Rwn)である。
ここで給電子104から放電部までの抵抗値とは、給電子104と接触し、かつ走行するワイヤ(1本)による抵抗である。
例えば、ワイヤ10本(メインローラ8、9を10周巻回する)に一括で給電する場合の各ワイヤ抵抗をそれぞれRw1、Rw2、〜Rw10とする。
加工電源部501は給電子104に加工電源(Vmn)を供給する。
加工電源部502は給電子104に加工電源(Vsn)を供給する。
503はトランジスタ(Tr2)である。加工電源VmnのON(導通)状態とOFF(非導通)状態をスイッチングで切り替える。
504はトランジスタ(Tr1)である。加工電源VsnのON(導通)状態とOFF(非導通)状態をスイッチングで切り替える。
507は極間電圧(Vgn)である。放電中にワイヤ103とワーク105との間に印加される放電電圧である。
例えば、ワイヤ10本に一括で給電する場合の各放電電圧をそれぞれVg1、Vg2、〜Vg10とする。
508は極間電流(Ign)である。放電中にワイヤ103とワーク105との間に流れる放電電流である。
例えば、ワイヤ10本に一括で給電する場合の各放電電流をそれぞれIg1、Ig2、〜Ig10とする。
511は給電点から放電点までの距離Lであり、すなわち給電点から放電点までのワイヤの長さである。
図8を説明する。
図8は本願発明における複数本のワイヤ(10本)に一括で放電電流を給電する一括給電での電気回路2が複数本のワイヤに一括給電している図である。
メインローラを巻回するワイヤ103の本数(10本)に対して1つの電源回路2が接続されている。
以下、図8の配置を参照して、説明する。
511L1は電流が左のメインローラ方向に流れた場合の給電点と放電点との長さ(距離)であり、L1の場合に定まるワイヤ抵抗をRw1aとする。
511L2は電流が右のメインローラ方向に流れた場合の、放電点と給電点との長さ(距離)であり、L2の場合に定まるワイヤ抵抗をRw1bとする。
ワイヤ103がメインローラ8、9を1周巻回する長さを2mとする。
給電子104は、1周巻回する長さのほぼ半分の距離に配置されているので、放電点と給電点との距離(ワイヤの長さL)を1mである。
よって給電子から放電部までを走行するワイヤの距離は0.5mよりも長い。
Iw1の半分×Iw1の半分×Rw1a×DutyFactor(放電ON時間の比率)が電力損失(Ws)であるので、
放電電圧Vg1〜Vg10がほぼ等しい場合、VmnがそれぞれのRw1〜Rw10に印加されているので、Iw1〜Iw10は全て同じワイヤ電流である。
ここでワイヤ抵抗による電圧降下値(Rw1×Iw1)と放電電圧(Vgn)からVmnを求める。
給電子104から放電部までの電圧降下は走行するワイヤの抵抗による電圧降下である。
Rw1=10Ω(給電子104から放電部までの抵抗値)。
Iw1=3A
Vgn=30Vとすれば、Vmnは以下のようになる。
Vmn=10(Ω)×3(A)+30V=60V
よって給電子から放電部までの電圧降下は10Vよりも大きい。
よって給電子から放電部までの抵抗値が1Ωよりも大きい。
尚、Rwn=(ρ×B)/Lの関係式により、ワイヤのパラメータによりワイヤ抵抗による電圧降下値を設定してもよい。
よって加工電源部から給電子104までの電圧降下は1Vよりも小さい。
よって加工電源部から給電子までの電圧降下は、給電子から放電部までの電圧降下よりも小さい。
Rmn=0.6V/30A=0.02Ω(加工電源部501から給電子104までの抵抗値)。
よって加工電源部から給電子までの抵抗値は0.1Ωより小さい。
よって加工電源部から給電子までの抵抗値が、給電子から放電部までの抵抗値よりも小さい。
よって加工電源部から給電子104までの電圧降下と給電子104から放電部までの電圧降下との比は10倍以上である。
よって加工電源部から給電子104までの抵抗値と給電子から放電部までの抵抗値との比が10倍以上である。
よってRmnを考慮して10本の加工電流を求めると(60V−30V)/((10Ω/10本)+0.02Ω)=29.41Aとなり
ワイヤ一本当たりの加工電流は2.941Aとなる。
図9を説明する。
100本のワイヤに一括で給電する給電子を配置した場合を示した図である。
この場合の給電子1個の長さは30cm程度である。
図10を説明する。
図10は、20本のワイヤに一括で給電する給電子を並べて配置した場合を示した図である。
この場合の給電子1個の長さは6cm程度である。
図11を説明する。
図11は、20本のワイヤに一括で給電する給電子を並べて配置した場合を示した図である。
図12を説明する。
図12は、20本のワイヤに一括で給電する給電子を並べて配置した場合を示した図である。
図13を説明する。
図13は、複数本のワイヤの中の一部のワイヤに、近接する2つの給電子(AとB)が重複して接触するように配置されている場合を示している。
図14を説明する。
図15を説明する。
2 加工電源装置
103 ワイヤ電極
104 給電子
105 ワーク(シリコンインゴット)
201 第1の冷却ユニット
202 第1の冷却ユニット
203 第2の冷却ユニット
Claims (7)
- 並設されたワイヤとワークとの間で放電させることで前記ワークをスライスするワイヤ放電加工装置であって、
前記並設されたワイヤを走行させる複数のガイドローラと、
加工電源部と電気回路で接続されており、前記並設されたワイヤに加工電圧を印加する給電子と、
前記給電子を介して前記並設されたワイヤに前記加工電圧が印加されて、前記並設されたワイヤが走行している場合に、前記並設されたワイヤと前記ガイドローラとが接している第1の部位に、前記ガイドローラの上部から冷却水を噴射する第1の冷却ユニットと、
前記ガイドローラの外周の一部に前記ガイドローラを覆うように設けられた外周板と、
を備え、
前記外周板が、前記第1の部位に噴射した冷却水を前記外周に飛散させずにガイドローラの下部まで流れるようにし、
前記第1の冷却ユニットはさらに、前記給電子を介して前記並設されたワイヤに前記加工電圧が印加されている場合には、前記複数のガイドローラの回動により前記並設されたワイヤが走行していない場合でも前記第1の部位に、前記ガイドローラの上部から冷却水を噴射することを特徴とするワイヤ放電加工装置。 - 並設されたワイヤとワークとの間で放電させることで前記ワークをスライスするワイヤ放電加工装置であって、
前記並設されたワイヤを走行させる複数のガイドローラと、
加工電源部と電気回路で接続されており、前記並設されたワイヤに加工電圧を印加する給電子と、
前記給電子を介して前記並設されたワイヤに前記加工電圧が印加されて、前記並設されたワイヤが走行している場合に、前記並設されたワイヤと前記ガイドローラとが接している第1の部位に、前記ガイドローラの上部から冷却水を噴射する第1の冷却ユニットと、
前記ガイドローラの外周の一部に前記ガイドローラを覆うように設けられた外周板と、
を備え、
前記外周板が、前記第1の部位に噴射した冷却水を前記外周に飛散させずにガイドローラの下部まで流れるようにし、
所定の範囲の比抵抗に管理されたイオン交換水を、前記並設されたワイヤと前記ワークとが近接する位置に加工液として供給する加工槽と、
前記噴射される冷却水の比抵抗が、前記加工槽に供給されるイオン交換水の比抵抗と等しくなるように前記冷却水の比抵抗を管理するイオン交換樹脂と、
をさらに備えることを特徴とするワイヤ放電加工装置。 - 並設されたワイヤとワークとの間で放電させることで前記ワークをスライスするワイヤ放電加工装置であって、
前記並設されたワイヤを走行させる複数のガイドローラと、
加工電源部と電気回路で接続されており、前記並設されたワイヤに加工電圧を印加する給電子と、
前記給電子を介して前記並設されたワイヤに前記加工電圧が印加されて、前記並設されたワイヤが走行している場合に、前記並設されたワイヤと前記ガイドローラとが接している第1の部位に、前記ガイドローラの上部から冷却水を噴射する第1の冷却ユニットと、
前記ガイドローラの外周の一部に前記ガイドローラを覆うように設けられた外周板と、
を備え、
前記外周板が、前記第1の部位に噴射した冷却水を前記外周に飛散させずにガイドローラの下部まで流れるようにし、
前記並設されたワイヤと前記給電子とが接する第2の部位を冷却する第2の冷却ユニットをさらに備え、
前記第2の冷却ユニットが、前記第2の部位を冷却するべく、前記並設されたワイヤの表面に冷却水を噴射することを特徴とするワイヤ放電加工装置。 - 前記第1の部位に向けて噴射される冷却水の噴射圧を設定する第1設定部と、
前記第2の部位に向けて噴射される冷却水の噴射圧を設定する第2設定部と、
をさらに備え、
前記第2の部位に噴射される噴射圧が前記第1の部位に噴射される噴射圧よりも低くなるように、前記第1設定部および前記第2設定部が設定されることを特徴とする請求項3に記載のワイヤ放電加工装置。 - 並設されたワイヤとワークとの間で放電させることで前記ワークをスライスし、
前記並設されたワイヤを走行させる複数のガイドローラと、
加工電源部と電気回路で接続されており、前記並設されたワイヤに加工電圧を印加する給電子と、
前記給電子を介して前記並設されたワイヤに前記加工電圧が印加されて、前記並設されたワイヤが走行している場合に、前記並設されたワイヤと前記ガイドローラとが接している第1の部位に、前記ガイドローラの上部から冷却水を噴射する第1の冷却ユニットと、
前記ガイドローラの外周の一部に前記ガイドローラを覆うように設けられた外周板と、
を備えるワイヤ放電加工装置によるワイヤ放電加工方法であって、
前記外周板が、前記第1の部位に噴射した冷却水を前記外周に飛散させずにガイドロー
ラの下部まで流れるようにし、
前記第1の冷却ユニットはさらに、前記給電子を介して前記並設されたワイヤに前記加工電圧が印加されている場合には、前記複数のガイドローラの回動により前記並設されたワイヤが走行していない場合でも前記第1の部位に、前記ガイドローラの上部から冷却水を噴射することを特徴とするワイヤ放電加工方法。 - 並設されたワイヤとワークとの間で放電させることで前記ワークをスライスし、
前記並設されたワイヤを走行させる複数のガイドローラと、
加工電源部と電気回路で接続されており、前記並設されたワイヤに加工電圧を印加する給電子と、
前記給電子を介して前記並設されたワイヤに前記加工電圧が印加されて、前記並設されたワイヤが走行している場合に、前記並設されたワイヤと前記ガイドローラとが接している第1の部位に、前記ガイドローラの上部から冷却水を噴射する第1の冷却ユニットと、
前記ガイドローラの外周の一部に前記ガイドローラを覆うように設けられた外周板と、
所定の範囲の比抵抗に管理されたイオン交換水を、前記並設されたワイヤと前記ワークとが近接する位置に加工液として供給する加工槽と、
前記噴射される冷却水の比抵抗が、前記加工槽に供給されるイオン交換水の比抵抗と等しくなるように前記冷却水の比抵抗を管理するイオン交換樹脂と、
を備えるワイヤ放電加工装置によるワイヤ放電加工方法であって、
前記外周板が、前記第1の部位に噴射した冷却水を前記外周に飛散させずにガイドロー
ラの下部まで流れるようにすることを特徴とするワイヤ放電加工方法。 - 並設されたワイヤとワークとの間で放電させることで前記ワークをスライスし、
前記並設されたワイヤを走行させる複数のガイドローラと、
加工電源部と電気回路で接続されており、前記並設されたワイヤに加工電圧を印加する給電子と、
前記給電子を介して前記並設されたワイヤに前記加工電圧が印加されて、前記並設されたワイヤが走行している場合に、前記並設されたワイヤと前記ガイドローラとが接している第1の部位に、前記ガイドローラの上部から冷却水を噴射する第1の冷却ユニットと、
前記ガイドローラの外周の一部に前記ガイドローラを覆うように設けられた外周板と、
前記並設されたワイヤと前記給電子とが接する第2の部位を冷却する第2の冷却ユニットと、
を備えるワイヤ放電加工装置によるワイヤ放電加工方法であって、
前記外周板が、前記第1の部位に噴射した冷却水を前記外周に飛散させずにガイドロー
ラの下部まで流れるようにし、
前記第2の冷却ユニットが、前記第2の部位を冷却するべく、前記並設されたワイヤの表面に冷却水を噴射することを特徴とするワイヤ放電加工方法。
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