JP6127423B2 - 電源装置、ワイヤ放電加工装置、その制御方法およびプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、ワーク送り制御に利用する情報をより確実に取得することができる仕組みを提供することを目的とする。
また、先に前記副電源パルスの印加が開始されてから、該副電源パルスに続いて前記電源パルスの印加が0.3μ秒以上遅延させて開始されることを特徴とする。
また、前記副電源パルスを0.3μ秒以上印加することを特徴とする。
また、前記給電子1個から、前記ワイヤ列に一括で前記副電源パルスを供給する副電源をさらに備え、前記副電源から供給される電流を制限する抵抗は0.5Ω以上であることを特徴とする。
マルチワイヤ放電加工システムは、放電により並設された複数本のワイヤの間隔で被加工物を薄片にスライスすることができる。
2つのメインローラが同じ方向でかつ同じ速度で連動して回転することにより、ワイ
マルチワイヤ放電加工機1は、電源ユニット2と電線513を介して接続されており、電源ユニット2から供給される電力により作動する。
図2を説明する。
図2は、図1に示す点線16枠内の拡大図である。
メインローラは中心に金属を使用し、外側は樹脂で覆う構造である。
メインガイドローラの間中央部の下部に、加工電源からの放電パルスを供給するため
に給電子104が設けられていてワイヤ103の10本と接触させている(図3)。
給電子104の配置は、シリコンインゴット105の両端よりワイヤの長さが等しくなる位置を中心に設けてある。
給電子104は、機械的摩耗に強く、導電性があることが要求され超硬合金が使用されている。
メインローラの間中央部の上部に、シリコンインゴット105を配置、ワーク送り装置3に取付け上下方向に移動し加工を行う。
メインローラの間中央部に加工液槽6を設け、ワイヤ103およびシリコンインゴット105を浸漬し、放電加工部の冷却、加工チップの除去を行う
本実施例では、加工材料(ワーク)として、シリコンインゴット105を例に説明する。
また、図2に示すように、ワイヤ103は、メインローラ8、9に取り付けられ、メインローラ8、9の上側、及び下側にワイヤ列を形成している。
図3を説明する。
図3は、給電子104の拡大図を示す。
給電子104(1個)はワイヤ103(10本)と接触している。
ワイヤ103同士の間隔(ワイヤのピッチ)は0.3mm程度である。
図4を説明する。
図4は従来方式であるワイヤ毎に個別に放電電流を給電する個別給電での電気回路400を示す図である。
403はトランジスタ(Tr2)である。加工電源VmのON(導通)状態とOFF(非導通)状態をスイッチングで切り替える。
404はトランジスタ(Tr1)である。加工電源VsのON(導通)状態とOFF(非導通)状態をスイッチングで切り替える。
407は極間電圧(Vg)である。放電中にワイヤ103とワーク105との間に印加される放電電圧である。
408は極間電流(Ig)である。放電中にワイヤ103とワーク105との間に流れる放電電流である。
410はワイヤ1本毎に個別に供給されるワイヤ電流(Iw)である。
図5を説明する。
図5は従来方式であるワイヤ毎に個別に放電電流を給電する個別給電での電気回路400が複数本のワイヤに給電している図である。
409はワイヤ1本毎の抵抗を示すワイヤ抵抗(Rw)である。
204は個別の給電子である。シリコンインゴット105の両端の近傍に設けた、2ヶ所の個別給電子から放電パルスを印加し、放電加工を行う。
巻回するワイヤ103の本数と同数の電源回路400に接続されている。
図7を説明する。
図8に示す電気回路2との等価回路を示している。
まず、このように固定された抵抗値を持つRm/10本を加工電源から給電子との間に設置した場合を説明する。
つまり、Rmnを10本(メインローラ8、9を巻回する周回数)で割った抵抗値よりも小さくすればよいということである。
509はワイヤ1本毎のワイヤによる抵抗(Rwn)である。
ここで給電子104から放電部までの抵抗値とは、給電子104と接触し、かつ走行するワイヤ(1本)による抵抗である。
例えば、ワイヤ10本(メインローラ8、9を10周巻回する)に一括で給電する場合の各ワイヤ抵抗をそれぞれRw1、Rw2、〜Rw10とする。
加工電源(主電源)501は給電子104に加工電源(Vmn)を供給する。
加工電源502は給電子104に加工電源(Vsn)を供給する。
副電源も加工電源501と同じく複数(10本)のワイヤに一括で副電源パルスを供給している。
電流の最大値を制限するために設置される副電源の内部の抵抗値(Rsn)は0.5Ω以上である。
503はトランジスタ(Tr2)である。加工電源VmnのON(導通)状態とOFF(非導通)状態をスイッチングで切り替える。
504はトランジスタ(Tr1)である。加工電源VsnのON(導通)状態とOFF(非導通)状態をスイッチングで切り替える。
507は極間電圧(Vgn)である。放電中にワイヤ103とワーク105との間に印加される放電電圧である。
例えば、ワイヤ10本に一括で給電する場合の各放電電圧をそれぞれVg1、Vg2、〜Vg10とする。
508は極間電流(Ign)である。放電中にワイヤ103とワーク105との間に流れる放電電流である。
例えば、ワイヤ10本に一括で給電する場合の各放電電流をそれぞれIg1、Ig2、〜Ig10とする。
例えば、ワイヤ10本に一括で給電する場合の各ワイヤ電流をそれぞれIw1、Iw2、〜Iw10とする。
511は給電点から放電点までの距離Lであり、すなわち給電点から放電点までのワイヤの長さである。
図8を説明する。
図8は本発明における複数本のワイヤ(10本)に一括で放電電流を給電する一括給電での電気回路2が複数本のワイヤに一括給電している図である。
メインローラを巻回するワイヤ103の本数(10本)に対して1つの電源回路2が接続されている。
以下、図8の配置を参照して、説明する。
511L1は電流が左のメインローラ方向に流れた場合の給電点と放電点との長さ(距離)であり、L1の場合に定まるワイヤ抵抗をRw1aとする。
511L2は電流が右のメインローラ方向に流れた場合の、放電点と給電点との長さ(距離)であり、L2の場合に定まるワイヤ抵抗をRw1bとする。
ワイヤ103がメインローラ8、9を1周巻回する長さを2mとする。
給電子104は、1周巻回する長さのほぼ半分の距離に配置されているので、放電点と給電点との距離(ワイヤの長さL)を1mである。
よって給電子から放電部までを走行するワイヤの距離は0.5mよりも長い。
放電電圧Vg1〜Vg10がほぼ等しい場合、VmnがそれぞれのRw1〜Rw10に印加されているので、Iw1〜Iw10は全て同じワイヤ電流である。
ここでワイヤ抵抗による電圧降下値(Rw1×Iw1)と放電電圧(Vgn)からVmnを求める.
給電子104から放電部までの電圧降下は走行するワイヤの抵抗による電圧降下である。
Rw1=10Ω(給電子104から放電部までの抵抗値)。
Iw1=3A
Vgn=30Vとすれば、Vmnは以下のようになる。
Vmn=10(Ω)×3(A)+30V=60V
よって給電子から放電部までの電圧降下は10Vよりも大きい。
よって給電子から放電部までの抵抗値が1Ωよりも大きい。
尚、Rwn=(ρ×B)/Lの関係式により、ワイヤのパラメータによりワイヤ抵抗による電圧降下値を設定してもよい。
よって加工電源(主電源)から給電子104までの電圧降下は1Vよりも小さい。
よって加工電源(主電源)から給電子までの電圧降下は、給電子から放電部までの電圧降下よりも小さい。
Rmn=0.6V/30A=0.02Ω(加工電源501から給電子104までの抵抗値)。
よって加工電源(主電源)から給電子までの抵抗値は0.1Ωより小さい。
つまり、加工電流の最大値を制限するために設置される加工電源の内部の抵抗値(Rmn)は0.1Ω以下である。
よって加工電源(主電源)から給電子までの抵抗値が、給電子から放電部までの抵抗値よりも小さい。
よって加工電源(主電源)から給電子104までの電圧降下と給電子104から放電部までの電圧降下との比は10倍以上である。
よって加工電源(主電源)から給電子104までの抵抗値と給電子から放電部までの抵抗値との比が10倍以上である。
よってRmnを考慮して10本の加工電流をもとめると(60V−30V)/((10Ω/10本)+0.02Ω)=29.41Aとなり
ワイヤ一本当たりの加工電流は2.941Aとなる。
図9を説明する。
その理由は、ワークとワイヤとの極間Gによる抵抗Rgが低下してしまうためである。
Rgは以下の式で表される。
Rg=ρw×l/a
ρwはワークとワイヤの間にある加工液の比抵抗であり、ほぼ一定になるように制御されている。
lは極間Gの距離(ワークとワイヤとの距離)であるので、極間Gの距離が狭く距離が近くなるほど、極間Gによる抵抗Rgは低下することになる。
aはワークに対向しているワイヤ表面の面積であるので、ワイヤ表面の面積が大きくなるほど、抵抗値Rgは低下することになる。
図10を説明する。
1005はアンプである。
1006はTr1のON/OFFを制御するTr1制御部である。
1007はTr2のON/OFFを制御するTr1制御部である。
図11を説明する。
副電源パルスを印加し継続する時間は0.3μ秒以上であることが望ましい。
遅延時間は0.3μ秒以上であることが望ましい。
(1)Tr1が先にON(印加)開始し、その後Tr2がON(印加)開始するまでの間(約0.3μ秒程度)
(2)Tr1がON(状態)継続中でかつTr2がOFF(状態)継続中の時間。
1104は測定用電圧定量部1003により取得されるサーボ用電圧(Vss)の電圧パルスである。
なお、電源装置2はマルチワイヤ放電加工装置1とは別の単独の装置でもよく、電源装置2がマルチワイヤ放電加工装置1の中に組み込まれていてもよい。
尚、本発明のマルチワイヤ放電加工システムでスライスされた半導体インゴットは、半導体用の基板または太陽電池用の基板として使用することができる。
2 電源装置
3 ワーク送り装置
501 加工電源(主電源)
502 副電源
103 ワイヤ電極
104 給電子
105 ワーク(シリコンインゴット)
1003測定用電圧定量部
1004サーボ制御部
1008測定用パルス発生部
Claims (11)
- ワークを並設されているワイヤ列で放電加工するために、前記ワイヤ列とワークとの極間に前記ワイヤ列中の複数本のワイヤに対して、給電子1個により電圧を一括で印加し、前記給電子1個により前記ワイヤ列とワークとの極間に前記ワイヤ列中の複数本のワイヤに対して一括で電圧を印加する場合に、前記放電加工に必要な電流を供給する電源パルスと放電を誘発する副電源パルスとをそれぞれ異なるタイミングで印加する電源装置であって、
前記給電子1個により、前記ワイヤ列中の複数本のワイヤに対して一括で電圧を印加した場合の、当該一括で電圧を印加した複数本のワイヤとワークとの前記極間における第1の電圧を一括取得する取得手段と、
前記取得手段が一括取得した当該一括で電圧を印加した複数本のワイヤとワークとの前記極間における第1の電圧のうち、先に前記副電源パルスの印加が開始されてから、該副電源パルスに続いて前記電源パルスの印加が開始されるまでの時間だけ前記極間における電圧を測定し、前記時間だけ測定した前記極間における第2の電圧を利用して、ワークを並設されているワイヤ列で放電加工するための前記極間の距離を調整する調整手段と、
を備えることを特徴とする電源装置。 - 前記時間だけ前記極間における第2の電圧を測定する測定パルスを生成する生成手段をさらに備え、
前記生成した測定パルスの所定間隔に同期して、前記取得手段が取得した前記極間における第1の電圧のうち、先に前記副電源パルスの印加が開始されてから、該副電源パルスに続いて前記電源パルスの印加が開始されるまでの時間だけ前記極間における電圧を測定することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。 - 先に前記副電源パルスの印加が開始されてから、該副電源パルスに続いて前記電源パルスの印加が0.3μ秒以上遅延させて開始されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電源装置。
- 前記副電源パルスを0.3μ秒以上継続して印加し、前記第2の電圧には0.3μ秒以上継続して印加した電圧をピークホールドして用いることを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
- 前記給電子1個から、前記ワイヤ列に一括で前記電源パルスを供給する加工電源をさらに備え、
前記加工電源から供給される前記放電加工に必要な電流を制限する抵抗が、0.1Ω以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電源装置。 - 前記給電子1個から、前記ワイヤ列に一括で前記副電源パルスを供給する副電源をさらに備え、
前記副電源から供給される電流を制限する抵抗は0.5Ω以上であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電源装置。 - ワークを並設されているワイヤ列で放電加工するために、前記ワイヤ列とワークとの極間に前記ワイヤ列中の複数本のワイヤに対して、給電子1個により電圧を一括で印加し、前記給電子1個により前記ワイヤ列とワークとの極間に前記ワイヤ列中の複数本のワイヤに対して一括で電圧を印加する場合に、前記放電加工に必要な電流を供給する電源パルスと放電を誘発する副電源パルスとをそれぞれ異なるタイミングで印加するワイヤ放電加工装置であって、
前記給電子1個により、前記ワイヤ列中の複数本のワイヤに対して一括で電圧を印加した場合の、当該一括で電圧を印加した複数本のワイヤとワークとの前記極間における第1の電圧を一括取得する取得手段と、
前記取得手段が一括取得した当該一括で電圧を印加した複数本のワイヤとワークとの前記極間における第1の電圧のうち、先に前記副電源パルスの印加が開始されてから、該副電源パルスに続いて前記電源パルスの印加が開始されるまでの時間だけ前記極間における電圧を測定し、前記時間だけ測定した前記極間における第2の電圧を利用して、ワークを並設されているワイヤ列で放電加工するための前記極間の距離を調整する調整手段と、
を備えることを特徴とするワイヤ放電加工装置。 - ワークを並設されているワイヤ列で放電加工するために、前記ワイヤ列とワークとの極間に前記ワイヤ列中の複数本のワイヤに対して、給電子1個により電圧を一括で印加し、前記給電子1個により前記ワイヤ列とワークとの極間に前記ワイヤ列中の複数本のワイヤに対して一括で電圧を印加する場合に、前記放電加工に必要な電流を供給する電源パルスと放電を誘発する副電源パルスとをそれぞれ異なるタイミングで印加する電源装置における制御方法であって、
前記給電子1個により、前記ワイヤ列中の複数本のワイヤに対して一括で電圧を印加した場合の、当該一括で電圧を印加した複数本のワイヤとワークとの前記極間における第1の電圧を一括取得する取得工程と、
前記取得工程で一括取得した当該一括で電圧を印加した複数本のワイヤとワークとの前記極間における第1の電圧のうち、先に前記副電源パルスの印加が開始されてから、該副電源パルスに続いて前記電源パルスの印加が開始されるまでの時間だけ前記極間における電圧を測定し、前記時間だけ測定した前記極間における第2の電圧を利用して、ワークを並設されているワイヤ列で放電加工するための前記極間の距離を調整する調整工程と、
を含むことを特徴とする制御方法。 - ワークを並設されているワイヤ列で放電加工するために、前記ワイヤ列とワークとの極間に前記ワイヤ列中の複数本のワイヤに対して、給電子1個により電圧を一括で印加し、前記給電子1個により前記ワイヤ列とワークとの極間に前記ワイヤ列中の複数本のワイヤに対して一括で電圧を印加する場合に、前記放電加工に必要な電流を供給する電源パルスと放電を誘発する副電源パルスとをそれぞれ異なるタイミングで印加するワイヤ放電加工装置における制御方法であって、
前記給電子1個により、前記ワイヤ列中の複数本のワイヤに対して一括で電圧を印加した場合の、当該一括で電圧を印加した複数本のワイヤとワークとの前記極間における第1の電圧を一括取得する取得工程と、
前記取得工程で一括取得した当該一括で電圧を印加した複数本のワイヤとワークとの前記極間における第1の電圧のうち、先に前記副電源パルスの印加が開始されてから、該副電源パルスに続いて前記電源パルスの印加が開始されるまでの時間だけ前記極間における電圧を測定し、前記時間だけ測定した前記極間における第2の電圧を利用して、ワークを並設されているワイヤ列で放電加工するための前記極間の距離を調整する調整工程と、
を含むことを特徴とする制御方法。 - ワークを並設されているワイヤ列で放電加工するために、前記ワイヤ列とワークとの極間に前記ワイヤ列中の複数本のワイヤに対して、給電子1個により電圧を一括で印加し、前記給電子1個により前記ワイヤ列とワークとの極間に前記ワイヤ列中の複数本のワイヤに対して一括で電圧を印加する場合に、前記放電加工に必要な電流を供給する電源パルスと放電を誘発する副電源パルスとをそれぞれ異なるタイミングで印加する電源装置において読み取り実行可能なプログラムであって、
前記電源装置を、
前記給電子1個により、前記ワイヤ列中の複数本のワイヤに対して一括で電圧を印加した場合の、当該一括で電圧を印加した複数本のワイヤとワークとの前記極間における第1の電圧を一括取得する取得手段と、
前記取得手段が一括取得した当該一括で電圧を印加した複数本のワイヤとワークとの前記極間における第1の電圧のうち、先に前記副電源パルスの印加が開始されてから、該副電源パルスに続いて前記電源パルスの印加が開始されるまでの時間だけ前記極間における電圧を測定し、前記時間だけ測定した前記極間における第2の電圧を利用して、ワークを並設されているワイヤ列で放電加工するための前記極間の距離を調整する調整手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。 - ワークを並設されているワイヤ列で放電加工するために、前記ワイヤ列とワークとの極間に前記ワイヤ列中の複数本のワイヤに対して、給電子1個により電圧を一括で印加し、前記給電子1個により前記ワイヤ列とワークとの極間に前記ワイヤ列中の複数本のワイヤに対して一括で電圧を印加する場合に、前記放電加工に必要な電流を供給する電源パルスと放電を誘発する副電源パルスとをそれぞれ異なるタイミングで印加するワイヤ放電加工装置において読み取り実行可能なプログラムであって、
前記ワイヤ放電加工装置を、
前記給電子1個により、前記ワイヤ列中の複数本のワイヤに対して一括で電圧を印加した場合の、当該一括で電圧を印加した複数本のワイヤとワークとの前記極間における第1の電圧を一括取得する取得手段と、
前記取得手段が一括取得した当該一括で電圧を印加した複数本のワイヤとワークとの前記極間における第1の電圧のうち、先に前記副電源パルスの印加が開始されてから、該副電源パルスに続いて前記電源パルスの印加が開始されるまでの時間だけ前記極間における電圧を測定し、前記時間だけ測定した前記極間における第2の電圧を利用して、ワークを並設されているワイヤ列で放電加工するための前記極間の距離を調整する調整手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。
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