JP6010993B2 - 包装用フィルムおよび梱包物 - Google Patents

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Description

本発明は、接着層が一体化された二軸延伸ポリプロピレンを基材とする包装用フィルム、およびこの包装用フィルムを用いて製造された梱包物に関する。
特許文献1の包装用フィルムは、剥離層、基材層およびヒートシール層を有する。
特開2009−1323号公報
上記包装用フィルムは、ヒートシール層をラミネート加工する必要がある。このため、包装用フィルムの製造工程が複雑になる。
この問題を解決するため、接着層が一体化された二軸延伸ポリプロピレンを基材とする包装用フィルムが数多く実用化されている。従来、実用化されている接着層が一体化された二軸延伸ポリプロピレンを基材とする包装用フィルムは、シール強度が低いため、パン等の比較的軽量な内容物の包装に用いられるが、重量が重い内容物の包装には適していない。すなわち、包装が可能な内容物の重量の範囲が狭い。
本発明は、上記課題を解決するため、包装が可能な内容物の重量の範囲が広い包装用フィルム、およびこの包装用フィルムを用いて製造された梱包物を提供することを目的とする。
〔1〕本発明に従う包装用フィルムの一形態は、二軸延伸ポリプロピレン層、および、前記二軸延伸ポリプロピレン層に積層された接着層を含み、125℃以上のヒートシール処理温度におけるシール強度が9N/15mm以上である基材と、前記接着層のうちの前記二軸延伸ポリプロピレン層が積層された面と反対側の面に積層された印刷層とを備える。
〔2〕本発明に従う包装用フィルムの一形態は、二軸延伸ポリプロピレン層、および、前記二軸延伸ポリプロピレン層に積層された接着層を含み、125℃以上のヒートシール処理温度におけるシール強度が9N/15mm以上である基材と、前記二軸延伸ポリプロピレン層のうちの前記接着層が積層された面と反対側の面に積層された印刷層とを備える。
〔3〕前記包装用フィルムの一例によれば、前記基材は、前記包装用フィルムにより内容物が包装された状態において互いにシールされる第1のシール予定部分および第2のシール予定部分を含み、前記印刷層は、互いにシールされる前記第1のシール予定部分の接着層または前記第2のシール予定部分の接着層に積層された予定部分印刷層を含む。
〔4〕前記包装用フィルムの一例によれば、前記第1のシール予定部分および前記第2のシール予定部分は、包装された前記内容物が取り出されるときに開封されるシール部分を形成する開封予定部分を含み、前記予定部分印刷層は、前記開封予定部分が容易に開封するように前記開封予定部分のシール強度を弱くする役割を有する開封用印刷層を含む。
〔5〕前記包装用フィルムの一例によれば、前記第1のシール予定部分および前記第2のシール予定部分は、前記包装用フィルムにより内容物が包装され、互いにシールされることにより前記包装用フィルムが袋を形成した状態において、前記袋の内圧の上昇ともない他のシール部分よりも開封しやすい孔形成予定部分を含み、前記予定部分印刷層は、前記孔形成予定部分が容易に開封するように前記孔形成予定部分のシール強度を弱くする役割を有する通気用印刷層を含む。
〔6〕前記包装用フィルムの一例によれば、前記通気用印刷層の網点面積率は前記開封用印刷層の網点面積率よりも高い。
〔7〕前記包装用フィルムの一例によれば、上記〔1〕〜〔6〕の包装用フィルムは、内容物を包装材により包装した梱包物をさらに包装するために用いられるフィルムである
〔8〕本発明に従う梱包物の一形態は、内容物を包装材により包装した梱包物と、前記梱包物を包装する上記〔1〕〜〔7〕に記載の包装用フィルムとを備える。
本発明は、包装が可能な内容物の重量の範囲が広い包装用フィルム、およびこの包装用フィルムを用いて製造された梱包物を提供する。
本発明の一実施形態に関する図であり、ロールの斜視図。 同実施形態のロールの斜視図。 同実施形態の包装用フィルムの正面図。 同実施形態の包装用フィルムについて、図3のD4−D4線に沿う断面構造を示す断面図。 同実施形態の包装用フィルムの基材について、ヒートシール処理温度とシール強度との関係を示すグラフ。 同実施形態の梱包物の斜視図。 同実施形態の梱包物の斜視図。 同実施形態の梱包物の斜視図。
図1および図2を参照して、一実施形態の包装用フィルム10を有するロール1の構成について説明する。なお、図1および図2においては、説明の便宜上、印刷部分についての図示を省略している。
図1に示すように、ロール1は、芯2および包装用フィルム10を有する。包装用フィルム10は、芯2の周囲に複数回巻きつけられている。
図2に示すように、包装用フィルム10は、帯状の形状を有する。包装用フィルム10は、包装する内容物の大きさに合わせて、所定の部分で切り取られて使用される。以下では、図2の破線部分で切り取られた包装用フィルム、すなわち、ロール1に巻回された包装用フィルム10のうち、包装される内容物の一単位に対応する部分を包装用フィルム10として説明する。
図3を参照して、包装用フィルム10の構成について説明する。以下の説明における包装用フィルム10の幅方向は、包装用フィルム10の正面視において包装用フィルム10の高さ方向に直交する方向を示す。
図3に示すように、包装用フィルム10は、第1頂点21、第2頂点22、第3頂点23、第4頂点24、上縁25、下縁26、第1側方縁27および第2側方縁28を有する。上縁25は、包装用フィルム10において第1頂点21から第2頂点22までの縁を形成する。下縁26は、包装用フィルム10において第3頂点23から第4頂点24までの縁を形成する。第1側方縁27は、包装用フィルム10における第1頂点21から第3頂点23までの縁を形成する。第2側方縁28は、包装用フィルム10における第2頂点22から第4頂点24までの縁を形成する。
上縁25および第1側方縁27は、第1頂点21において互いに連続する。下縁26および第1側方縁27は、第3頂点23において互いに連続する。上縁25および第2側方縁28は、第2頂点22において互いに連続する。下縁26および第2側方縁28は、第4頂点24において互いに連続する。
包装用フィルム10は、正面部分110、背面部分120、側面部分130、印刷部分140、未印刷部分150、屈曲予定部分160、上方シール予定部分170、下方シール予定部分180および背面シール予定部分190を有する。
正面部分110は、包装用フィルム10の中央部分を示す。背面部分120は、第1背面部分121および第2背面部分122を有する。第1背面部分121は、第1側方縁27を含む部分を示す。第2背面部分122は、第2側方縁28を含む部分を示す。
側面部分130は、第1側面部分131および第2側面部分132を有する。第1側面部分131は、正面部分110と第1背面部分121との間の部分を示す。第1側面部分131は、正面部分110および第1背面部分121と連続して形成される。
第2側面部分132は、正面部分110と第2背面部分122との間の部分を示す。第2側面部分132は、正面部分110および第2背面部分122と連続して形成される。
印刷部分140は、正面印刷部分141および背面印刷部分142を有する。正面印刷部分141は、正面部分110の一部に形成される。背面印刷部分142は、第1背面部分121および第2背面部分122の一部に形成される。
未印刷部分150は、包装用フィルム10のうち、正面印刷部分141および背面印刷部分142が形成されていない部分を示す。
屈曲予定部分160は、包装する内容物の角に対応する部分である。屈曲予定部分160は、正面左上部分161、正面右上部分162、正面左下部分163、正面右下部分164、背面左上部分165、背面右上部分166、背面左下部分167および背面右下部分168を有する。
正面左上部分161は、正面部分110と第1側面部分131との境界の部分かつ、未印刷部分150に対応する上方の部分を示す。
正面右上部分162は、正面部分110と第2側面部分132との境界の部分かつ、未印刷部分150に対応する上方の部分を示す。
正面左下部分163は、正面部分110と第1側面部分131との境界の部分かつ、未印刷部分150に対応する下方の部分を示す。
正面右下部分164は、正面部分110と第2側面部分132との境界の部分かつ、未印刷部分150に対応する下方の部分を示す。
背面左上部分165は、第2側面部分132と第2背面部分122との境界の部分かつ、未印刷部分150に対応する上方の部分を示す。
背面右上部分166は、第1側面部分131と第1背面部分121との境界の部分かつ、未印刷部分150に対応する上方の部分を示す。
背面左下部分167は、第2側面部分132と第2背面部分122との境界の部分かつ、未印刷部分150に対応する下方の部分を示す。
背面右下部分168は、第1側面部分131と第1背面部分121との境界の部分かつ、未印刷部分150に対応する下方の部分を示す。
上方シール予定部分170は、包装用フィルム10を用いて内容物を包装後、ヒートシール処理される部分である。上方シール予定部分170は、上縁25に沿う態様で所定の幅をもって形成される。上方シール予定部分170は、開封予定部分171を有する。開封予定部分171は、上方シール予定部分170がヒートシール処理されたあとに、内容物を取り出すために開封される予定の部分である。開封予定部分171は、上縁25のうち、正面部分110に対応する部分に形成される。開封予定部分171は、開封用印刷層172を有する。開封用印刷層172は、上縁25から正面印刷部分141に向けて、幅方向における印刷幅が小さくなる形状を有する。
下方シール予定部分180は、包装用フィルム10を用いて内容物を包装後、ヒートシール処理される部分である。下方シール予定部分180は、下縁26に沿う態様で所定の幅をもって形成される。
背面シール予定部分190は、包装用フィルム10を用いて内容物を包装後、ヒートシール処理される部分である。背面シール予定部分190は、第1背面シール予定部分191および第2背面シール予定部分192を有する。
第1背面シール予定部分191は、第1側方縁27に沿う態様で所定の幅をもって形成される。第1背面シール予定部分191は、孔形成予定部分193を有する。孔形成予定部分193は、ヒートシール処理されたあとに通気用の孔が形成される予定の部分である。孔形成予定部分193は、通気用印刷層194を有する。通気用印刷層194は、第1側方縁27から背面印刷部分142に向けて、高さ方向における印刷幅が大きくなる形状を有する。通気用印刷層194は、開封用印刷層172よりも高い網点面積率を有する。
第2背面シール予定部分192は、第2側方縁28に沿う態様で所定の幅をもって形成される。
図4を参照して、包装用フィルム10の層構成について説明する。
図4に示すように、包装用フィルム10は、基材11および印刷層14を有する。基材11は、二軸延伸ポリプロピレン層12および接着層13を有する。基材11のうち、接着層13が形成される面と反対側の面が基材11の表面である。基材11のうち、接着層13が形成される側の面が基材11の裏面である。接着層13は、二軸延伸ポリプロピレン層12の全体にわたり形成されている。
印刷層14は、基材11の裏面に形成される。印刷層14は、基材11と親和性を有するインキにより形成される。印刷層14を形成するインキは、耐摩擦製および耐引っ掻き性に優れた性質を有する。なお、正面印刷部分141および背面印刷部分142を形成する印刷層14に用いられるインキと、開封用印刷層172および通気用印刷層194に用いられるインキは同一のものである。
図5を参照して、基材11のシール強度について説明する。なお、シール強度とは、JIS−Z−0238の規定に基づくシール強度を意味する。また、図5のシール強度は、基材11同士が熱溶着した部分のシール強度を示す。
図5に示すように、基材11は、ヒートシール処理温度125℃において、9N/15mmのシール強度を有する。また、基材11は、125℃以上のヒートシール処理温度においても、9N/15mm以上のシール強度を有する。
図6および図7を参照して、包装用フィルム10を用いて製造された梱包物200の構造について説明する。
図6および図7に示すように、梱包物200は、内容物210および包装用フィルム220を有する。梱包物200は、5個の内容物210を有する。内容物210は、個別に包装された乾燥麺である。内容物210の1個あたりの標準的な重量は約100gである。包装用フィルム220は、包装用フィルム10の、上方シール予定部分170、下方シール予定部分180および背面シール予定部分190がヒートシール処理されたものである。
包装用フィルム220は、包装用フィルム10のうち、正面左上部分161、正面右上部分162、正面左下部分163、正面右下部分164、背面左上部分165、背面右上部分166、背面左下部分167および背面右下部分168が、内容物210の角に対応して屈曲している。
図8を参照して、孔形成予定部分193の作用について説明する。
梱包物200は、一般的に、複数個ダンボール等に収容されて輸送される。このとき、梱包物200は、他の梱包物200から押し付けられることにより、外圧Pが作用し、内圧が上昇する。
このとき、孔形成予定部分193は、通気用印刷層194を有するため、他のヒートシール処理された部分に先立って剥離する。これにより背面シール予定部分190に孔193Aが形成される。孔193Aを介して、梱包物200の内部の空気が外部へと排出される。
包装用フィルム10は、以下の効果を奏する。
(1)包装用フィルム10を用いて内容物210を包装後、包装用フィルム10を125℃以上のヒートシール処理温度で処理することにより、9N/15mm以上のシール強度が得られる。このため、内容物210として、乾燥麺等を包装することができる。すなわち、包装が可能な内容物の重量の範囲が広がる。
(2)印刷層14を基材11の裏面に形成したときには、印刷層14が内容物210と接触するおそれがある。包装用フィルム10の印刷層14は、耐摩擦性および耐引っ掻き性を有する。このため、印刷層14が基材11から剥離することを抑制できる。
(3)一般的に、包装用フィルム10のうち、内容物210の角に対応する部分である屈曲予定部分160は、内容物210を包装したあと、基材11から印刷層14が剥離しやすい。包装用フィルム10の未印刷部分150は、屈曲予定部分160に形成される。このため、包装用フィルム10を用いて内容物210を包装したとき、基材11から印刷層14が剥離することを抑制できる。
(4)一般的に、印刷層は、基材と熱溶着しない。このため、印刷層を介して基材同士をヒートシール処理した場合、印刷層を介さないで基材同士をヒートシール処理した場合よりも、ヒートシール処理された部分のシール強度は低下する。すなわち、ヒートシール部分を構成する一方の包装用フィルムと他方の包装用フィルムとの間に印刷層がある場合、同印刷層がない場合よりもヒートシール部分が剥離しやすい。
包装用フィルム10の開封予定部分171は、開封用印刷層172を有する。このため、包装用フィルム10を用いて内容物210を包装したあと、すなわち、開封予定部分171をヒートシール処理したあと、開封予定部分171が剥離しやすくなる。
(5)包装用フィルム10を用いて内容物210を密封したあと、内圧が上昇すると包装用フィルム10が破れるおそれがある。包装用フィルム10の孔形成予定部分193は、通気用印刷層194を有する。このため、包装用フィルム10の内圧が上昇したときに、孔形成予定部分193が剥離して包装用フィルム10に孔193Aが形成される。このため、包装用フィルム10が孔形成予定部分193以外の予定していない部分から破れることを抑制できる。
本発明は、上記実施形態以外の実施形態を含む。以下、本発明のその他の実施形態としての上記実施形態の変形例を示す。なお、以下の各変形例は互いに組み合わせることもできる。
・包装用フィルム10は、印刷層14に用いられるインキと、開封用印刷層172および通気用印刷層194に用いられるインキとが同一である。一方、変形例の包装用フィルム10は、印刷層14に用いられるインキと、開封用印刷層172および通気用印刷層194に用いられるインキとは異なる。すなわち、変形例の包装用フィルム10の開封用印刷層172および通気用印刷層194に用いられるインキは、印刷層14に用いられるインキとは異なる性質を有する。
・包装用フィルム10は、基材11の裏面に印刷層14を有する。一方、変形例の包装用フィルム10は、基材11の表面に印刷層14を有する。
・包装用フィルム10の印刷層14、開封用印刷層172および通気用印刷層194に用いられるインキは、耐摩擦性および耐引っ掻き性に優れた性質を有する。一方、変形例の包装用フィルム10の印刷層14、開封用印刷層172および通気用印刷層194に用いられるインキは、耐摩擦性または耐引っ掻き性に優れた性質を有する。
・包装用フィルム10の接着層13は、二軸延伸ポリプロピレン層12の全体にわたり形成されている。一方、変形例の接着層13は、二軸延伸ポリプロピレン層12のうち、ヒートシール処理する部分にのみ形成される。
・梱包物200は、内容物210として乾燥麺を有する。一方、変形例の梱包物200は、内容物210として乾燥麺以外のものを有する。
(実施形態の記載に基づく付記事項)
実施形態に記載の事項を上位概念化した事項を以下に記載する。
(付記事項1)接着層が一体化された二軸延伸ポリプロピレンを基材とする包装用フィルムであって、前記基材は、表面および裏面の少なくとも一方に印刷層を有し、前記印刷層は、耐摩擦性および耐引っ掻き性の少なくとも一方を有する包装用フィルム。
(付記事項2)接着層が一体化された二軸延伸ポリプロピレンを基材とする包装用フィルムであって、前記基材は、表面および裏面の少なくとも一方に印刷層を有し、前記包装用フィルムは、前記基材に前記印刷層が形成される印刷部分と、前記基材に前記印刷層が形成されない未印刷部分とを有し、前記未印刷部分は、内容物の角に対応する部分である屈曲予定部分に形成される包装用フィルム。
(付記事項3)接着層が一体化された二軸延伸ポリプロピレンを基材とする包装用フィルムであって、前記包装用フィルムは、ヒートシール処理されたあとに内容物を取り出すために開封される予定の部分である開封予定部分と、前記開封予定部分に印刷される開封用印刷層とを有する包装用フィルム。
(付記事項4)接着層が一体化された二軸延伸ポリプロピレンを基材とする包装用フィルムであって、前記包装用フィルムは、ヒートシール処理されたあとに通気用の孔が形成される予定の部分である孔形成予定部分と、前記孔形成予定部分に印刷される通気用印刷層とを有する包装用フィルム。
(付記事項5)付記事項1〜4のいずれか一項に記載の包装用フィルムと、前記包装用フィルムによって包装された内容物とを有する梱包物。
1…ロール、2…芯、10…包装用フィルム、11…基材、12…二軸延伸ポリプロピレン層13…接着層、14…印刷層、21…第1頂点、22…第2頂点、23…第3頂点、24…第4頂点、25…上縁、26…下縁、27…第1側方縁、28…第2側方縁、110…正面部分120…背面部分、121…第1背面部分、122…第2背面部分、130…側面部分、131…第1側面部分、132…第2側面部分、140…印刷部分、141…正面印刷部分、142…背面印刷部分、150…未印刷部分、160…屈曲予定部分、161…正面左上部分、162…正面右上部分、163…正面左下部分、164…正面右下部分、165…背面左上部分、166…背面右上部分、167…背面左下部分、168…背面右下部分、170…上方シール予定部分、171…開封予定部分、172…開封用印刷層、180…下方シール予定部分、190…背面シール予定部分、191…第1背面シール予定部分、192…第2背面シール予定部分、193…孔形成予定部分、193A…孔、194…通気用印刷層、200…梱包物210…内容物、220…包装用フィルム。

Claims (8)

  1. 二軸延伸ポリプロピレン層、および、前記二軸延伸ポリプロピレン層に積層された接着層を含み、125℃以上のヒートシール処理温度におけるシール強度が9N/15mm以上である基材と、
    前記接着層のうちの前記二軸延伸ポリプロピレン層が積層された面と反対側の面に積層された印刷層とを備える
    包装用フィルム。
  2. 二軸延伸ポリプロピレン層、および、前記二軸延伸ポリプロピレン層に積層された接着層を含み、125℃以上のヒートシール処理温度におけるシール強度が9N/15mm以上である基材と、
    前記二軸延伸ポリプロピレン層のうちの前記接着層が積層された面と反対側の面に積層された印刷層とを備える
    包装用フィルム。
  3. 前記基材は、前記包装用フィルムにより内容物が包装された状態において互いにシールされる第1のシール予定部分および第2のシール予定部分を含み、
    前記印刷層は、互いにシールされる前記第1のシール予定部分の接着層または前記第2のシール予定部分の接着層に積層された予定部分印刷層を含む
    請求項1または2に記載の包装用フィルム。
  4. 前記第1のシール予定部分および前記第2のシール予定部分は、包装された前記内容物が取り出されるときに開封されるシール部分を形成する開封予定部分を含み、
    前記予定部分印刷層は、前記開封予定部分が容易に開封するように前記開封予定部分のシール強度を弱くする役割を有する開封用印刷層を含む
    請求項3に記載の包装用フィルム。
  5. 前記第1のシール予定部分および前記第2のシール予定部分は、前記包装用フィルムにより内容物が包装され、互いにシールされることにより前記包装用フィルムが袋を形成した状態において、前記袋の内圧の上昇ともない他のシール部分よりも開封しやすい孔形成予定部分を含み、
    前記予定部分印刷層は、前記孔形成予定部分が容易に開封するように前記孔形成予定部分のシール強度を弱くする役割を有する通気用印刷層を含む
    請求項3または4に記載の包装用フィルム。
  6. 前記通気用印刷層の網点面積率は前記開封用印刷層の網点面積率よりも高い
    請求項4を引用する請求項5に記載の包装用フィルム。
  7. 内容物を包装材により包装した梱包物をさらに包装するために用いられるフィルムである
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の包装用フィルム。
  8. 内容物を包装材により包装した梱包物と、
    前記梱包物を包装する請求項1〜7のいずれか一項に記載の包装用フィルムとを備える
    梱包物。
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