JP6010969B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、先端に複数の明滅部を有する露光ユニットを備えた画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置として、開口が形成された本体フレームと、本体フレームの開口を開閉するカバーと、当該カバーに設けられ、露光ユニットを所定の遊びをもって支持する保持部材とを備えるものが知られている(特許文献1参照)。具体的に、この構造では、保持部材に設けたフックを露光ユニットの一部に引っ掛けることで、フックで露光ユニットを吊り下げるように支持している。
そして、フックの露光ユニットを支持する支持面には、上方に突出する突起が形成され、露光ユニットの一部には、突起が入り込む孔が形成されている。これにより、カバーの開閉動作時、すなわちフックで露光ユニットを支持している状態においては、突起と孔が係合することで、保持部材に対して露光ユニットが動かないようになっている。
また、この技術では、カバーを閉じていく途中で、露光ユニットが感光ドラムで支持されることによって、保持部材が露光ユニットに対して下方へ移動すると、突起が孔から外れて、露光ユニットが保持部材に対して副走査方向に移動可能となっている。これにより、カバーを閉じた状態において、露光ユニットに設けたユニット側位置決め部を、本体フレームに設けた本体側位置決め部に対して副走査方向に押し付けて、良好な位置決めを行うことが可能となっている。
特開2011−154236号公報
しかしながら、従来技術では、カバーの開閉動作時(突起が孔に入っている間)には、保持部材に対して露光ユニットが動かないので、カバーを閉めていく際に、ユニット側位置決め部が本体側位置決め部に当接して突っ掛るおそれがあった。
そこで、本発明は、露光ユニットのユニット側位置決め部と本体フレームの本体側位置決め部が突っ掛るのを抑えることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、開口を有する本体フレームと、先端に複数の明滅部を有する露光ユニットと、前記露光ユニットを保持する保持部材とを有するカバーであって、前記開口を開放する開放位置と、前記開口を閉鎖する閉鎖位置とに移動可能なように、前記本体フレームに回動可能に設けられるカバーと、を備える。
前記露光ユニットは、前記本体フレームに設けられる第1本体側位置決め部に係合することで前記本体フレームに対して副走査方向に位置決めされる第1ユニット側位置決め部と、副走査方向の両側に円弧状に突出する曲面を有する第1係合部とを有する。
前記保持部材は、前記第1係合部が入り込む凹形状の第1規制部を有し、当該第1規制部は、副走査方向の両側に間隔を空けて配置された一対の当接面を有する。
そして、画像形成装置は、前記カバーが前記閉鎖位置のときに、前記第1係合部が前記第1規制部から外れることで、前記露光ユニットが前記保持部材に対して副走査方向に移動可能となり、前記カバーが前記開放位置のときに、前記第1係合部が前記第1規制部内に入り込んで副走査方向の両側の前記曲面が前記一対の当接面に当接することで、当該第1係合部の副走査方向への移動が規制されるとともに、前記露光ユニットが前記第1係合部を揺動中心として揺動可能となるように構成されている。
この構成によれば、カバーが開放位置のときに露光ユニットが揺動可能となるので、カバーを開放位置から閉めていく際に、第1ユニット側位置決め部が第1本体側位置決め部に当接して突っ掛りそうになった場合であっても、露光ユニットの揺動によって突っ掛るのを抑えることができる。
また、前記した構成において、前記露光ユニットは、前記第1係合部に対して前記露光ユニットから出射する光の光軸方向にずれた位置に設けられる第2係合部を有し、前記保持部材は、前記カバーが前記閉鎖位置のときよりも前記カバーが前記開放位置のときの方が前記第2係合部の副走査方向への移動量が小さくなるように、前記カバーが前記開放位置のときに前記第2係合部の副走査方向への移動を規制する第2規制部を有しているのが望ましい。
これによれば、カバーの開閉時に露光ユニットが保持部材に対してがたつくのを抑えることができるので、カバーの開閉時に露光ユニットが他の部材に干渉するのを抑えることができる。
また、前記した構成において、前記保持部材と前記露光ユニットの間には、前記露光ユニットを前記副走査方向に付勢して前記第2係合部を前記第2規制部に当接させる付勢部材が設けられているのが望ましい。
これによれば、付勢部材の付勢力によって第2係合部を第2規制部に当接させることで、カバーの開閉時に露光ユニットが保持部材に対して動くのを抑えることができるので、カバーの開閉時に露光ユニットが他の部材に干渉するのをより抑えることができる。
また、前記した構成において、前記第1本体側位置決め部は、前記第1ユニット側位置決め部の上部に前記副走査方向における一方側から係合する第1ボスと、前記第1ユニット側位置決め部の下部に前記副走査方向における他方側から係合する第2ボスとを有し、前記保持部材または前記露光ユニットには、前記閉鎖位置において、前記第2係合部と前記第2規制部との当接により規制された前記露光ユニットの揺動を解放するための逃げ部が形成され、前記付勢部材は、前記露光ユニットのうち前記第1ボスとの接点よりも上部を当該第1ボス側に向けて付勢するように構成されているのが望ましい。
これによれば、付勢部材が露光ユニットのうち第1ボスとの接点よりも上部を当該第1ボス側に向けて付勢することで、当該付勢力によって露光ユニットが第1ボス周りに回動して、第1ボスと第2ボスとに密着するので、安定した位置決めを行うことができる。
また、前記した構成において、前記付勢部材は、前記カバーを開放位置から前記閉鎖位置に向けて回動するときの前記露光ユニットの移動方向を向いた成分を有する付勢力が発生するように構成されているのが望ましい。
これによれば、付勢部材の付勢力が露光ユニットの移動方向を向いた成分を有することで、第1ユニット側位置決め部が第1本体側位置決め部に当接した際の摩擦力に打ち勝つように付勢力を作用させることができるので、第1ユニット側位置決め部を確実に第1本体側位置決め部に位置決めすることができる。
なお、前記付勢部材としては、例えば、一端部が前記保持部材に係合し、他端部が前記露光ユニットに係合するトーションバネを用いることができる。
また、前記した構成において、前記露光ユニットは、前記本体フレームに設けられる第2本体側位置決め部に当接することで前記本体フレームに対して主走査方向に位置決めされる第2ユニット側位置決め部を有し、前記トーションバネは、前記露光ユニットを前記主走査方向に付勢して前記第2ユニット側位置決め部を前記第2本体側位置決め部に当接させるように構成されているのが望ましい。
これによれば、トーションバネによって露光ユニットを副走査方向および主走査方向に付勢するので、例えば露光ユニットを副走査方向に付勢するバネと、露光ユニットを主走査方向に付勢するバネとを別々に設ける構造に比べ、部品点数を削減することができる。
また、前記した構成において、前記保持部材および露光ユニットは、複数設けられていてもよい。
また、前記した構成において、前記複数の保持部材は、前記カバーの開閉に連動して動く連動機構によって、前記カバーが前記閉鎖位置から前記開放位置に移動する際に前記露光ユニットの前記先端が前記カバーの回転中心に近づく方向に回動するように構成され、前記複数の保持部材と前記連動機構との連結部は、突起と孔とで構成され、複数のうち一部の保持部材に対応する連結部の突起と孔が遊びをもって係合し、前記一部の保持部材の主走査方向における両端部よりも内側には、前記カバーの先端側に向けて突出し、前記カバーを閉じる際に当該カバーとの接触により前記一部の保持部材の回動を規制可能な第3規制部を設けるのが望ましい。
これによれば、カバーを勢いよく閉じる際に、遊びを要因として一部の保持部材が回動しすぎるのを、第3規制部によって規制することができる。
本発明によれば、露光ユニットのユニット側位置決め部と本体フレームの本体側位置決め部が突っ掛るのを抑えることができる。
実施形態に係る画像形成装置の一例としてのカラープリンタの概略構成を示す図である。 トップカバーを開いた状態のカラープリンタを示す図である。 LEDユニットとホルダを組み付けた状態を示す斜視図である。 LEDユニットを分解して示す分解斜視図である。 支持フレームとホルダを分解して示す分解斜視図(a)と、前側の保持アームの下端部を拡大して示す拡大図(b)である。 第1ユニット側位置決め部と第1本体側位置決め部の関係を示す図(a)と、トーションバネ周りの構造を示す図(b)である。 第1ユニット側位置決め部が第1本体側位置決め部内に入り込む様子を示す図である。 第1係合部周りの構造を示す断面図であり、トップカバーが開放位置であるときの図(a)と、トップカバーが閉鎖位置であるときの図(b)である。 延出部周りの構造を示す拡大斜視図である。 支持補助部材の変形部周りの構造を左右方向に直交する面で切った断面図である。 支持補助部材の変形部周りの構造を前後方向に直交する面で切った断面図である。 フック部の配置を簡略的に示す斜視図(a)および平面図(b)である。 ハーネスカバーの構造を示す断面図である。 連動機構を示す図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、画像形成装置の一例としてのカラープリンタ1の概略構成を簡単に説明した後、本発明の特徴部分の構成について詳細に説明する。
また、以下の説明において、方向は、カラープリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における左側を「前」、右側を「後」とし、奥側を「左」、手前側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
<カラープリンタの概略構成>
図1に示すように、カラープリンタ1は、本体フレーム10と、カバーの一例としてのトップカバー11と、本体フレーム10内に設けられた給紙部20および画像形成部30とを主に備えている。
トップカバー11は、本体フレーム10の上部に配置され、後側の回動軸11Aを中心として本体フレーム10に対し回動可能に設けられており、本体フレーム10の上部に形成された開口10Aを開閉する。具体的には、トップカバー11は、開口10Aを閉鎖する閉鎖位置(図1の位置)と、開口10Aを開放する開放位置(図2の位置)とに揺動(移動)可能となっている。
給紙部20は、本体フレーム10内の下部に設けられ、用紙Pを収容する給紙トレイ21と、給紙トレイ21から用紙Pを画像形成部30に供給する用紙供給機構22とを主に備えている。給紙トレイ21内の用紙Pは、用紙供給機構22によって1枚ずつ分離されて画像形成部30に供給される。
画像形成部30は、複数の露光ユニットの一例としての4つのLEDユニット40と、4つのプロセスカートリッジ50と、転写ユニット70と、定着ユニット80とを主に備えて構成されている。
LEDユニット40は、その先端に複数のLEDを有し、トップカバー11から吊り下げられるようにトップカバー11(詳しくは、後述するホルダ300)に保持されており、トップカバー11を閉じた状態において、後述する感光体ドラム51の上方に対向して配置されている。このLEDユニット40は、複数のLEDが画像データに基づいて明滅することで、感光体ドラム51の表面を露光する。なお、LEDユニット40の構造については、後で詳述する。
各プロセスカートリッジ50は、トップカバー11と給紙トレイ21との間で前後方向に沿って並列配置されている。各プロセスカートリッジ50は、図2に示すトップカバー11が開かれた状態において、本体フレーム10の開口10Aを通して着脱可能に装着される構成となっている。また、プロセスカートリッジ50は、それぞれ、感光体ドラム51や、図示せぬ帯電器や、符号を省略して示す公知の現像ローラ、トナー収容室などを備えて構成されている。
転写ユニット70は、給紙トレイ21とプロセスカートリッジ50との間に設けられ、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、駆動ローラ71と従動ローラ72の間に張設された無端状の搬送ベルト73と、4つの転写ローラ74とを主に備えている。搬送ベルト73は、外側の面が各感光体ドラム51に接しており、その内側には各転写ローラ74が各感光体ドラム51との間で搬送ベルト73を挟持するように配置されている。
定着ユニット80は、プロセスカートリッジ50および転写ユニット70の後方に設けられ、加熱ローラ81と、加熱ローラ81と対向配置されて加熱ローラ81を押圧する加圧ローラ82とを主に備えている。
このような画像形成部30では、感光体ドラム51の表面が、帯電器により一様に帯電された後、LEDユニット40によって露光されることで、感光体ドラム51上に画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム51に現像ローラからトナーが供給されることで、静電潜像が可視像化されて感光体ドラム51上にトナー像が形成される。
各感光体ドラム51上に形成されたトナー像は、給紙部20から搬送された用紙Pが、感光体ドラム51と搬送ベルト73(転写ローラ74)の間を搬送されることで、用紙P上に順次重ね合わせて転写される。トナー像が転写された用紙Pは、加熱ローラ81と加圧ローラ82の間を搬送されることでトナー像が熱定着される。その後、用紙Pは、搬送ローラ91によって本体フレーム10内から外部に排出され、トップカバー11の上面に形成された排紙トレイ11B上に載置される。
<LEDユニット周りの構造>
次に、LEDユニット40周りの構造について詳細に説明する。
図3〜図5に示すように、LEDユニット40は、長尺状のLEDヘッド100と、LEDヘッド100を支持する樹脂製の支持フレーム200とを備え、後述する保持部材の一例としての樹脂製のホルダ300によって吊り下げられた状態で支持されている。
〔LEDヘッド100〕
LEDヘッド100は、樹脂製の保持ケース110と、保持ケース110内に設けられ、半導体チップに多数のLEDを配列して構成された複数のLEDアレイ(図示略)と、複数のLEDアレイの下方に配置されて保持ケース110で保持されるレンズアレイ120とを備えて構成されている。なお、本実施形態において、複数の明滅部は、複数のLEDアレイとレンズアレイ120とにより構成されている。
また、保持ケース110内の上部には、LEDアレイを制御するための基板130(図4参照)が上方に露出するように設けられている。
〔支持フレーム200〕
支持フレーム200は、左右方向に延びるベース部210と、ベース部210の左右方向(長手方向)における両端部から下方に延出する一対の延出部220とを備えて構成されている。
ベース部210は、第1ユニット側位置決め部211と、第2ユニット側位置決め部212と、左右一対の第1係合部213と、左右一対の第2係合部214とを主に有している。
第1ユニット側位置決め部211は、図6(a)に示すように、本体フレーム10に設けられる第1本体側位置決め部12に係合することで本体フレーム10に対して前後方向(副走査方向)に位置決めされる部位であり、ベース部210の右側の端面から左右方向外側に突出するように形成されている。具体的に、第1ユニット側位置決め部211は、略上下方向に延びる板状に形成され、ベース部210の上端から下方に延びる上部211Aと、上部211Aの下端から前斜め下方に延びる中央部211Bと、中央部211Bの下端から下方に延びる下部211Cとを有している。
一方、第1本体側位置決め部12は、第1ユニット側位置決め部211の上部211Aに後側(副走査方向における一方側)から係合する第1ボス12Aと、第1ユニット側位置決め部211の下部211Cに前側(副走査方向における他方側)から係合する第2ボス12Bとを有している。また、支持フレーム200とホルダ300の間(機構的な間)には、支持フレーム200の上端部を後方(副走査方向)に付勢する付勢部材の一例としてトーションバネ310が設けられている。
具体的に、トーションバネ310は、図6(b)に示すように、ホルダ300の後述する回動軸320を囲うように配置されるコイル部311と、コイル部311から外側に延びる第1アーム部312および第2アーム部313を有している。そして、トーションバネ310は、その第1アーム部312の先端がホルダ300に固定(係合)され、第2アーム部313の先端がベース部210の上端に設けられた被押圧部215に前側から係合している。
詳しくは、被押圧部215は、ベース部210のうち第1ボス12Aとの接点よりも上部に設けられており、トーションバネ310によって後方(第1ボス12A側)に向けて付勢されるようになっている。このようにトーションバネ310によって被押圧部215を後方に付勢することで、第1ユニット側位置決め部211の上部211Aが第1ボス12Aに密着するとともに、ベース部210が第1ボス12Aを中心に図示時計回りに回動するので、第1ユニット側位置決め部211の下部211Cが第2ボス12Bに密着して、安定した位置決めを行うことが可能となっている。
なお、本実施形態では、被押圧部215は、図4に示すように、支持フレーム200とは別の被押圧用部材400に形成されている。被押圧用部材400は、支持フレーム200よりも摩耗しにくい材質(例えばPOM等)によって形成されている。そのため、ホルダ300に対してLEDユニット40が移動することによって、トーションバネ310と被押圧部215とが摺接した場合であっても、当該摺接による被押圧部215の摩耗を抑えることが可能となっている。
また、図6(b)に示すように、トーションバネ310は、被押圧部215を後方に付勢するだけでなく、下方にも付勢するように構成されている。つまり、トーションバネ310は、被押圧部215を後斜め下方に付勢するように構成されている。
これにより、トップカバー11を開放位置から閉鎖位置に向けて回動するときに、下方(LEDユニット40の移動方向)を向いた成分を有する付勢力がトーションバネ310から発生するようになっている。そのため、例えば、図7に示すように、第1ユニット側位置決め部211を第1ボス12Aと第2ボス12Bとの間に挿入していく際に、第1ユニット側位置決め部211と第1本体側位置決め部12との間で摩擦力が発生した場合であっても、当該摩擦力に打ち勝つように付勢力を作用させることができるので、第1ユニット側位置決め部211を確実に第1本体側位置決め部12に位置決めすることが可能となっている。
図3に示すように、第2ユニット側位置決め部212は、本体フレーム10に設けられる第2本体側位置決め部13に当接することで本体フレーム10に対して左右方向(主走査方向)に位置決めされる部位であり、ベース部210のうち第1ユニット側位置決め部211とは反対側の端部から左右方向外側に突出するように形成されている。そして、前述したトーションバネ310は、ベース部210を後側(副走査方向)に付勢する他、ベース部210を左方(主走査方向)にも付勢するように構成されており、これにより、第2ユニット側位置決め部212が第2本体側位置決め部13に押し付けられて当接するようになっている。
このように1つのトーションバネ310によってLEDユニット40を前後方向および左右方向に付勢して位置決めを行うように構成することで、例えばLEDユニットを前後方向に付勢するバネと、左右方向に付勢するバネとを別々に設ける構造に比べ、部品点数を削減することが可能となっている。
図5および図8に示すように、左右の第1係合部213は、ベース部210の左右方向の中心から略対称な位置に形成されており、その一部に曲面213Aを有している。具体的に、第1係合部213は、ホルダ300に設けられる保持アーム330,340によって挟み込まれる板状の支持壁216の下端から略前後方向に円弧状に突出するように形成されている。
保持アーム330,340は、ホルダ300の左右方向に延びる本体部301のうち、左右の第1係合部213に対応した位置から下方に延びるように設けられている。そして、後側の保持アーム330の下端部332には、前方に突出する突出片331と、第1係合部213における後端側の曲面213Aと当接する当接面332Aとが形成されている。
突出片331には、第1係合部213における下端側と当接する当接面331Aが形成されている。
前側の保持アーム340の下端部342には、後側の保持アーム330の突出片331が貫通する開口部342Aと、第1係合部213における前端側の曲面213Aと当接する当接面342Bとが形成されている。
突出片331は、ベース部210のうち第1係合部213の下側に形成された開口部を前後方向に貫通して、前側の保持アーム340の開口部342A内に入り込んで保持アーム340の下端部342に当接するようになっている。また、保持アーム330,340の各下端部332,342の当接面332A,342Bは、第1係合部213の前後方向の長さと略同じ長さの間隔を空けて配置されている。
これにより、後側の保持アーム330の当接面332A、突出片331の当接面331Aおよび前側の保持アーム340の当接面342Bによって、第1係合部213が入り込む凹形状の第1規制部350が形成されている。そして、図8(a)に示すように、第1係合部213は、トップカバー11が開放位置のときに、第1規制部350内に入り込んで曲面213Aが第1規制部350で支持されるようになっている。
これにより、開放位置において、第1係合部213の前後方向(副走査方向)への移動が第1規制部350で規制されるとともに、LEDユニット40が第1係合部213(曲面213Aの中心)を揺動中心として揺動可能となっている。そのため、トップカバー11を開放位置から閉めていく際に、第1ユニット側位置決め部211が第1本体側位置決め部12に当接して突っ掛りそうになった場合であっても、LEDユニット40の揺動によって突っ掛るのを抑えることが可能となっている。
また、LEDユニット40が第1係合部213を揺動中心として揺動可能なため、前後方向にスライドするような構成と比べ、たとえばLEDユニット40のローラ240やレンズアレイ120などの傷が付くと印字不良が起こるようなものとプロセスカートリッジ50が衝突するのを抑制することができる。
また、ベース部210の支持壁216の上端部(詳しくは、後述する第2係合部214)と、ホルダ300との間には、隙間が形成されており、これにより、LEDユニット40(ベース部210)がホルダ300に対して上方に移動可能となっている。そのため、トップカバー11を閉鎖位置に向けて閉じていく途中で、図8(b)に示すように、LEDユニット40の下端(後述するローラ240)が感光体ドラム51に当接して下方への移動が規制されると、トップカバー11の閉動作に伴って下方へ移動していくホルダ300に対してLEDユニット40が相対的に上方に移動して、第1係合部213が、閉鎖位置において、第1規制部350から外れるようになっている。
このように第1係合部213が第1規制部350から外れると、第1規制部350による第1係合部213の前後方向への移動の規制が解除されて、LEDユニット40がホルダ300に対して前後方向に移動可能となっている。より詳しくは、第1係合部213が第1規制部350から外れるとともに、後述する第2係合部214が第2規制部334から外れることで、LEDユニット40がホルダ300に対して前後方向に移動可能となっている。
第2係合部214は、支持壁216の上端部、すなわち、第1係合部213に対して上下方向(LEDユニット40から出射する光の光軸方向)にずれた位置に設けられ、支持壁216から後方に突出するように形成されている。そして、ホルダ300には、トップカバー11が開放位置のときに、第2係合部214の後端に当接して当該第2係合部214の後方への移動を規制する第2規制部334が形成されている。
また、第2規制部334の上方には、トップカバー11が閉鎖位置のときに、第2係合部214と第2規制部334との当接により規制されたLEDユニット40の揺動を解放するための逃げ部の一例としての逃げ孔335が形成されている。
以上のように、第2係合部214、第2規制部334および逃げ孔335が形成されることで、トップカバー11が閉鎖位置のときよりも開放位置のときの方が第2係合部214の前後方向への移動量が小さくなるようになっている。これにより、トップカバー11の開閉時にLEDユニット40がホルダ300に対してがたつくのを抑えることができるので、トップカバー11の開閉時にLEDユニット40が他の部材に干渉するのを抑えることが可能となっている。
さらに、本実施形態では、前述したトーションバネ310がベース部210の上部を後方に付勢しているので、この付勢力によって、第2係合部214が第2規制部334に押し付けられて当接するようになっている。これにより、トップカバー11の開閉時にLEDユニット40がホルダ300に対して動くのをより抑えることができるので、トップカバー11の開閉時にLEDユニット40が他の部材に干渉するのをより抑えることが可能となっている。
また、このようにトーションバネ310の付勢力によって、トップカバー11の開閉時にLEDユニット40がホルダ300に対して動くのを抑えることで、複数のプロセスカートリッジ50間の隙間を狭めて、装置の小型化を図ることが可能となっている。
さらに、トップカバー11を閉じた場合には、第2規制部334から第2係合部214が外れるので、トーションバネ310の付勢力によって、LEDユニット40を回動させて、前述した第1ユニット側位置決め部211を第1ボス12Aと第2ボス12Bとに密着させることが可能となっている。
図9〜図11に示すように、延出部220には、支持補助部材230と、LEDヘッド100の下端面(レンズ面)と感光体ドラム51との間隔を保持するためのローラ240とが設けられている。また、上下方向に延びる延出部220の上下方向における中間部には、LEDヘッド100を支持するための台座部221が左右方向内側に延びるように形成されている。
なお、左右の各延出部220周りの構造は、略左右対称な構造であるため、以下の説明では、左右の一方の延出部220周りの構造のみを説明することとする。
支持補助部材230は、樹脂製の部材であり、上壁部231と、上壁部231の後端から下方に延びる後壁部232と、上壁部231の下側に設けられる変形部233と、後壁部232の下端部から前方に延びる突出部234とを有している。
変形部233は、上下方向において弾性変形可能な部位であり、上壁部231の前端から下方に延びた後、後方に向けて延び、その先端部が下方に開口したU字状に形成されている。そして、変形部233は、そのU字状の先端部によって、LEDヘッド100を台座部221に向けて付勢するように構成されている。
詳しくは、ベース部210と、台座部221に載置されたLEDヘッド100との間で、支持補助部材230の上壁部231および変形部233が挟み込まれたときに、変形部233が変形することで、当該変形部233によってLEDヘッド100が台座部221に付勢されるようになっている。言い換えると、LEDヘッド100は、支持補助部材230を介して(利用して)支持フレーム200に支持されるようになっている。
このようにLEDヘッド100を支持フレーム200に付勢するための弾性部材を、樹脂製とすることで、例えば弾性部材を金属で形成する場合に比べ、弾性部材をアースするための導通部材や当該導通部材を配置するためのスペースが不要となるので、装置を小型化することが可能となっている。特に、本実施形態では、LEDユニット40が複数設けられる構造において、弾性部材を樹脂製とするので、従来必要であった複数の導通部材(弾性部材のアース用の部材)や複数の導通部材を配置するための複数箇所のスペースが不要となるので、部品点数や無駄なスペースを大幅に減らすことが可能となっている。
ローラ240は、樹脂製の部材であり、延出部220の下端部に形成される軸支孔222に支持される樹脂製の回転軸250によって回転可能に支持されている。そして、支持フレーム200が左右一対のコイルバネ270(図5参照)によって下方に付勢されることで、ローラ240が感光体ドラム51に接触して当該感光体ドラム51とともに回転するようになっている(図8(b)参照)。
回転軸250は、軸支孔222とローラ240の中心に形成された孔とを貫通するように設けられている。回転軸250の左右方向外側の端部には、回転軸250が左右方向内側へ移動して外れるのを規制するフランジ部251が形成されている。
また、回転軸250の左右方向内側の端部には、径方向内側に向けて凹む溝252が形成されている。そして、この溝252内に、支持補助部材230の突出部234が嵌合するようになっている。
このように支持補助部材230の突出部234が回転軸250の溝252内に嵌合することで、回転軸250の左右方向外側(軸方向外側)への移動を規制して、回転軸250が左右方向外側に外れるのを抑えることが可能となっている。また、このような抜け止め部としての突出部234を支持補助部材230に一体に設けることで、例えば回転軸の抜け止め用の部材を支持補助部材とは別に設ける構造に比べ、部品点数を削減することが可能となっている。
また、図4に示すように、ベース部210の下面217(LEDヘッド100に対向する位置)には、ワイヤ261,262,263が左右方向に沿って設けられている。ワイヤ262は、左側のコイルバネ270、ワイヤ263、右側のコイルバネ270、トップカバー11の金属製の板金および本体フレームの金属製の板金を介して接地(アース)されている。また、ワイヤ261は、右側のコイルバネ270、トップカバー11の金属製の板金および本体フレームの金属製の板金を介して接地(アース)されている。
詳しくは、支持フレーム200の前側に配置されるワイヤ263と、支持フレーム200の後側、かつ、右側に配置されるワイヤ261の右側の端部が、右側に配置されるコイルバネ270に接続されている。また、支持フレーム200の後側、かつ、左側に配置されるワイヤ262の左端部が、左側に配置されるコイルバネ270に接続されている。
このように、支持フレーム200とLEDヘッド100の間に配置されたワイヤ261〜263を接地することによって、外部(ユーザの手など)からLEDヘッド100に向けて静電気が放電するのを抑制することが可能となっている。
また、ワイヤ261〜263は、前述した2つの支持補助部材230の間隔よりも短い長さで形成されている(図3参照)。詳しくは、後側のワイヤ261,262の左右長さを足し合わせた長さや、前側のワイヤ263の左右長さが、2つの支持補助部材230の間隔よりも短くなっている。
このようにワイヤ261〜263を2つの支持補助部材230の間隔よりも短い長さで形成することで、例えばワイヤを2つの支持補助部材の間隔以上の大きさに形成するものに比べ、軽量化を図ることが可能となっている。すなわち、従来のように2つの支持補助部材が金属製である場合には、ワイヤを支持補助部材まで延ばして支持補助部材とともにアースする必要があるが、本実施形態では支持補助部材230が樹脂製であるため、ワイヤ261〜263を支持補助部材230まで延ばす必要がなく、短く形成することができ、軽量化を図ることが可能となっている。
また、ベース部210の下面217(LEDヘッド100に対向する対向面)には、ワイヤ261〜263を保持するための複数のフック部280が形成されている。図12(a),(b)に示すように、複数のフック部280は、左右方向において互いに間隔を空けて配置されており、ベース部210の下面217から下方(LEDヘッド100)に向けて突出する基部281と、当該基部281から前後方向(LEDヘッド100の短手方向)に突出してワイヤ261を保持する爪部282とを有している。
そして、複数のフック部280のうち左右方向に隣接する少なくとも3つのフック部280は、各基部281が前後方向の一方と他方とに交互にずれるように配置され、各爪部282が前後方向外側(複数のフック部280の前後方向の中心位置CPから離れる方向)を向くように構成されている。言い換えると、左右方向に隣接する少なくとも3つのフック部280は、両端に位置する各爪部282が前方(前後方向の一方)を向き、真ん中に位置する爪部282が後方(前後方向の他方)を向き、両端に位置する各基部281のワイヤ支持面281Aよりも、真ん中に位置する基部281のワイヤ支持面281Aが後方(真ん中に位置する爪部282の向きの方向)にずれるように、配置されている。
これにより、少なくとも3つのフック部280によってワイヤ261の一部がS字状に屈曲するので、S字状に屈曲した部分の弾性力によってワイヤ261をフック部280の基部281に付勢することができ、フック部280からワイヤ261が外れるのを抑えることが可能となっている。
また、図4および図13に示すように、支持フレーム200には、本体フレーム10に設けられる本体側基板(図示略)と、LEDヘッド100内の前述した基板130とを電気的に接続するハーネス500を覆う樹脂製のハーネスカバー290が設けられている。これにより、外部(ユーザの手など)からハーネス500に静電気が放電するのを、ハーネスカバー290で抑えることが可能となっている。
具体的に、ハーネスカバー290は、ベース部210に形成された凹形状のハーネス収容部218の開口を塞ぐカバーであり、ハーネス収容部218の開口と略同じ大きさで形成される板状の本体部291と、本体部291からハーネス500に向けて突出する保持部292とを有している。そして、ハーネス500は、ハーネス収容部218内において複数回折り畳まれており、この折り畳まれた部分が、ハーネスカバー290の保持部292と、ハーネス収容部218の底部に形成された複数のリブ219との間で挟まれて保持されている。
これにより、ユーザがハーネス500(ハーネスカバー290に対して基板130とは反対側の部分)を引っ張った場合であっても、折り畳んだ部分が解かれることにより、ハーネス500と基板130との接続部分であるコネクタ510に負荷がかかるのを抑えることが可能となっている。
[ホルダ300]
図5および図14に示すように、ホルダ300は、複数のLEDユニット40に対応して複数設けられ、前述した本体部301の左右両端部に形成される回動軸320を介してトップカバー11に回動可能に支持されている。そして、複数のホルダ300は、トップカバー11の開閉に連動して動く連動機構600によって、トップカバー11が閉鎖位置から開放位置に移動する際にLEDユニット40の先端がトップカバー11の回転中心(回動軸11A:図1参照)に近づく方向に回動するように構成されている。
具体的に、ホルダ300の右端部には、後斜め上方に延びる延出部360が形成され、この延出部360の先端には、円柱状の連結突起361が形成されている。一方、連動機構600は、前後方向(トップカバー11の回転中心から先端に向かう方向)に沿って移動可能となる長尺状の連結部材610と、トップカバー11の開動作に連動して連結部材610を前方に移動させ、閉動作に連動して連結部材610を後方に移動させる公知の駆動機構とを備えている。
そして、連結部材610には、複数のホルダ300の各連結突起361が回動可能に係合する複数の連結孔611,612が形成されており、複数のうち前側3つの連結孔611は円状に形成され、最も後方の連結孔612は長孔状に形成されている。すなわち、最も後方の連結孔612と最も後方の連結突起361が、遊びをもって係合するようになっている。
これにより、トップカバー11を閉鎖位置から開放していく場合において、前側3つのLEDユニット40はトップカバー11に対して同じように傾いていくが、最も後方のLEDユニット40は、遊びによって、他のLEDユニット40よりも小さな角度だけしか回動しないようになっている。そのため、最も後方のLEDユニット40が、排紙トレイ11Bに干渉するのを抑えることが可能となっている。
なお、このように一部の連結孔612を長孔状にした場合には、トップカバー11を開放位置から勢いよく閉じる際に、最も後方のLEDユニット40の連結突起361の移動が遊びによって許容されることで、LEDユニット40が大きく揺動してトップカバー11に干渉するおそれがある。これに対し、本実施形態では、ホルダ300の左右方向の両端部よりも内側に、前斜め上方(トップカバー11の先端側)に向けて突出する第3規制部370が設けられている。
これにより、トップカバー11を勢いよく閉じる際に、最も後方のLEDユニット40が大きく揺動した場合であっても、第3規制部370がトップカバー11と接触することにより、LEDユニット40の回動を規制することが可能となっている。なお、本実施形態では、部品形状の共通化を図るべく、すべてのホルダ300に第3規制部370を設けたが、本発明はこれに限定されず、少なくとも連動機構600と遊びを持って係合するホルダ300に第3規制部370を設ければよい。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、保持部材(ホルダ300)に逃げ部(逃げ孔335)を形成したが、本発明はこれに限定されず、露光ユニットに逃げ部を形成してもよい。すなわち、保持部材に設ける第2規制部を突起状に形成し、この第2規制部が入り込む逃げ部を露光ユニットに形成してもよい。また、逃げ部は、孔ではなく、例えば凹部であってもよい。
前記実施形態では、複数の明滅部として左右方向に一列に配列された複数のLEDアレイを有するものを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、左右方向に並ぶ複数のLEDを前後に複数列有するものを複数の明滅部としてもよい。また、LEDや蛍光灯などの1つの発光素子と、発光素子の外側に、左右方向に並んだ複数の液晶またはPLZT素子の光学シャッタとで、複数の明滅部を構成してもよい。
また、露光ユニットの光源としては、LEDに限らず、EL(エレクトロ・ルミネッセンス)素子や蛍光体などであってもよい。なお、露光ユニットで露光する対象は、前記実施形態のように感光体ドラム51に限らず、例えばベルト状の感光体であってもよい。
前記実施形態では、第2係合部214を第1係合部213の上方に設けたが、本発明はこれに限定されず、下方に設けてもよい。
前記実施形態では、付勢部材としてトーションバネ310を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば板バネや線バネなどであってもよい。
前記実施形態では、カラープリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
1 カラープリンタ
10 本体フレーム
10A 開口
11 トップカバー
12 第1本体側位置決め部
40 LEDユニット
100 LEDヘッド
120 レンズアレイ
200 支持フレーム
211 第1ユニット側位置決め部
213 第1係合部
213A 曲面
300 ホルダ
350 第1規制部

Claims (9)

  1. 開口を有する本体フレームと、
    先端に複数の明滅部を有する露光ユニットと、前記露光ユニットを保持する保持部材とを有するカバーであって、前記開口を開放する開放位置と、前記開口を閉鎖する閉鎖位置とに移動可能なように、前記本体フレームに回動可能に設けられるカバーと、
    を備えた画像形成装置であって、
    前記露光ユニットは、前記本体フレームに設けられる第1本体側位置決め部に係合することで前記本体フレームに対して副走査方向に位置決めされる第1ユニット側位置決め部と、副走査方向の両側に円弧状に突出する曲面を有する第1係合部とを有し、
    前記保持部材は、前記第1係合部が入り込む凹形状の第1規制部を有し、当該第1規制部は、副走査方向の両側に間隔を空けて配置された一対の当接面を有し、
    前記カバーが前記閉鎖位置のときに、前記第1係合部が前記第1規制部から外れることで、前記露光ユニットが前記保持部材に対して副走査方向に移動可能となり、前記カバーが前記開放位置のときに、前記第1係合部が前記第1規制部内に入り込んで副走査方向の両側の前記曲面が前記一対の当接面に当接することで、当該第1係合部の副走査方向への移動が規制されるとともに、前記露光ユニットが前記第1係合部を揺動中心として揺動可能となるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記露光ユニットは、前記第1係合部に対して前記露光ユニットから出射する光の光軸方向にずれた位置に設けられる第2係合部を有し、
    前記保持部材は、前記カバーが前記閉鎖位置のときよりも前記カバーが前記開放位置のときの方が前記第2係合部の副走査方向への移動量が小さくなるように、前記カバーが前記開放位置のときに前記第2係合部の副走査方向への移動を規制する第2規制部を有していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記保持部材と前記露光ユニットの間には、前記露光ユニットを前記副走査方向に付勢して前記第2係合部を前記第2規制部に当接させる付勢部材が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1本体側位置決め部は、前記第1ユニット側位置決め部の上部に前記副走査方向における一方側から係合する第1ボスと、前記第1ユニット側位置決め部の下部に前記副走査方向における他方側から係合する第2ボスとを有し、
    前記保持部材または前記露光ユニットには、前記閉鎖位置において、前記第2係合部と前記第2規制部との当接により規制された前記露光ユニットの揺動を解放するための逃げ部が形成され、
    前記付勢部材は、前記露光ユニットのうち前記第1ボスとの接点よりも上部を当該第1ボス側に向けて付勢するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記付勢部材は、前記カバーを開放位置から前記閉鎖位置に向けて回動するときの前記露光ユニットの移動方向を向いた成分を有する付勢力が発生するように構成されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記付勢部材は、一端部が前記保持部材に係合し、他端部が前記露光ユニットに係合するトーションバネであることを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記露光ユニットは、前記本体フレームに設けられる第2本体側位置決め部に当接することで前記本体フレームに対して主走査方向に位置決めされる第2ユニット側位置決め部を有し、
    前記トーションバネは、前記露光ユニットを前記主走査方向に付勢して前記第2ユニット側位置決め部を前記第2本体側位置決め部に当接させるように構成されていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記保持部材および露光ユニットは、複数設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記複数の保持部材は、前記カバーの開閉に連動して動く連動機構によって、前記カバーが前記閉鎖位置から前記開放位置に移動する際に前記露光ユニットの前記先端が前記カバーの回転中心に近づく方向に回動するように構成され、
    前記複数の保持部材と前記連動機構との連結部は、突起と孔とで構成され、
    複数のうち一部の保持部材に対応する連結部の突起と孔が遊びをもって係合し、
    前記一部の保持部材の主走査方向における両端部よりも内側には、前記カバーの先端側に向けて突出し、前記カバーを閉じる際に当該カバーとの接触により前記一部の保持部材の回動を規制可能な第3規制部が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
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