JP7207149B2 - 露光装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1及び図2に示すように、カラープリンタ1は、カラー用電子写真式プリンタであり、例えばA3サイズやA4サイズ等の大きさでなる用紙Pに対し、所望のカラー画像を印刷する。カラープリンタ1は、略箱型に形成された装置本体であるプリンタ筐体2の内部に種々の部品が配置されている。因みに以下では、図2における右端部分をカラープリンタ1の正面とし、この正面と対峙して見た場合の上下方向、左右方向及び前後方向をそれぞれ定義した上で説明する。カラープリンタ1は、制御部3により全体を統括制御する。この制御部3は、図示しない通信処理部を介して、パーソナルコンピュータのような上位装置(図示せず)と無線又は有線により接続されている。制御部3は、上位装置から印刷対象のカラー画像を表す画像データが与えられると共に該カラー画像の印刷が指示されると、用紙Pの表面に印刷画像を形成する印刷処理を実行する。
次に、画像形成ユニット15の構成について説明する。全ての画像形成ユニット15C、15M、15Y及び15Kは互いにほぼ同様に構成されているため、その内の1色の画像形成ユニット15について説明する。図3に示すように画像形成ユニット15は、その外周における大部分をフレーム25により閉塞すると共に、その内部に比較的大きな空間を形成している。
かかる構成において画像形成ユニット15は、用紙Pに画像を印刷する際、制御部3の制御に基づき、感光体ドラム27を矢印R1方向へ回転させると共に、帯電ローラ28、現像ローラ29及び供給ローラ30を矢印R2方向へ回転させ、さらに帯電ローラ28及び現像ローラ29を帯電させる。
上述したように、また図3に示すようにLEDヘッドユニット14は、LEDヘッドホルダ33、LEDヘッド16、スプリング34及びアタッチメント35により構成されている。以下では、図14及び図15に示すように、アタッチメント35がシャフト44によりLEDヘッド16と連結された状態をアタッチメントヘッド取付状態とも呼び、図4、図6及び図17に示すように、LEDヘッド16に連結されたアタッチメント35が、LEDヘッドホルダ33との間にスプリング34を挟んでLEDヘッドホルダ33に取り付けられた状態をアタッチメントホルダ取付状態とも呼ぶ。
図6及び図7にLEDヘッド16の模式的な横断面図を示すように、LEDヘッド16は、全体として左右方向に細長い直方体状に形成されており、LEDヘッドフレーム37に基板38及びロッドレンズアレイ39等の各種部品が取り付けられた構成となっている。以下では、図7における下方向を照射方向とも呼び、上方向を反照射方向とも呼ぶ。また以下では左右方向を配列方向(長手方向、主走査方向)とも呼び、この左右方向と交差する前後方向を副走査方向とも呼び、上下方向を光軸方向とも呼ぶ。さらにLEDアレイ40(後述する)の配列方向である左右方向(長手方向)をX方向、LEDヘッド16が感光体ドラム27に対し位置決めされた状態におけるロッドレンズアレイ39の光軸方向である上下方向をZ方向、X方向及びZ方向に直交する方向である前後方向(揺動方向)をY方向とする。
図9に示すように、LEDヘッド16のLEDヘッドフレーム37におけるX方向両端部のアタッチメント対向面37S側には、内部に空間を有するシャフト係合部37eが形成されている。なお図9においては+X方向側のシャフト係合部37eは図示せず-X方向側のシャフト係合部37eのみ図示する。シャフト係合部37eは、LEDヘッドフレーム37のX方向の中心を軸として対して互いに対称な形状となっている。シャフト係合部37eは、主に、シャフト係合部底部37eb、引掛部収納X方向側壁37ewx、引掛部収納Y方向側壁37ewy及び引掛部係合突起37epが形成されている。以下では、引掛部収納X方向側壁37ewx及び引掛部収納Y方向側壁37ewyをまとめて引掛部収納側壁37wとも呼ぶ。
図8に示すようにシャフト44は、Z方向に延びる棒状部材であり、棒状部44S、ヘッド側引掛部44D及びアタッチメント側引掛部44Uが形成されている。またシャフト44は、中心軸であるシャフト軸44xを軸とした対称構造となっている。棒状部44Sは、略円筒形状であり、Z方向、すなわちシャフト軸44xに沿って延びる棒状部材である。棒状部44Sの+Z方向側端部における、後述するヘッド側引掛部突起44Dpがヘッド側引掛部中心部44Dcから突出する方向に対し直交するY方向側又はX方向側の両側面には、平面取りされた面であるIカット面44Siが形成されている。このため棒状部44Sは、+Z方向側端部がIカット(二方取り)されたような形状となっている。
図10に示すようにアタッチメント35は、ポリカーボネートとABSとの混合樹脂の金型成型により作製され、スプリング34(図5)の付勢力を受けても変形しない剛性となっており、LEDヘッド16のLEDヘッドフレーム37(図9)の剛性よりも高い剛性となっている。またアタッチメント35は、X方向に細長くZ方向に薄い板状に形成された底板35bを中心に形成されており、全体としてX方向に細長くZ方向に薄い直方体状に形成されている。このアタッチメント35は、LEDヘッド16(図14)のZ方向の高さの半分程度のZ方向の高さを有している。
底板35bにおけるX方向両端部であり、アタッチメントホルダ取付状態(図4、図15及び図17)においてLEDヘッドフレーム37のシャフト係合部37e(図11)とX方向の位置が一致する箇所には、シャフト係合部35aが形成されている。なお図10においては+X方向側のシャフト係合部35aは図示せず-X方向側のシャフト係合部35aのみ図示する。シャフト係合部35aは、アタッチメント35のX方向の中心を軸として対して互いに対称な形状となっている。シャフト係合部35aは、主に、貫通溝35ag及び輪留め座面35asが形成されている。
図10及び図13に示すように、アタッチメント35のヘッド対向面35S1においてシャフト係合部35aに対するX方向の両側からは、互いに貫通溝軸35agxに対しX方向に同等の間隔を空けて、当接リブ35r1及び35r2が-Z方向へ向かって突出している。このように当接リブ35r1及び35r2は、貫通溝軸35agxの近傍において、シャフト係合部35aを挟むように配置されている。またアタッチメントヘッド取付状態(図17)においては、貫通溝軸35agxとシャフト軸44xとは同一線上に位置している。
図16に示すようにスプリング34は、圧縮コイルばねであり、下側端部である大径端部34Lの方が、上側端部である小径端部34Sよりも数巻分内径が大きくなっている。スプリング34は、カバークローズ状態(図2)において常用長となるよう設計されている。スプリング34におけるカバークローズ状態における状態をZ方向の基準位置であるZ=0とした場合、図17に示すように、フック35fの係止部35fcの係止部面35fcSからLEDヘッドホルダ33の下側支持面33mfS1までの距離を係止部面支持面間距離Z1とし、フック35fの係止部35fcの係止部面35fcSからフック取付溝33mg(後述する)までの距離を係止部面取付溝間距離Z2とし、スプリング34の常用長さをスプリング常用長Lsp1とし、図18に示すように最も縮んだときのスプリング34の長さをスプリング密着長Lsp2とし、図16に示すように大径端部34Lの内径を大径端部内径D11とし、大径端部34Lの外径を大径端部外径D12とし、小径端部34Sの内径を小径端部内径D21とし、小径端部34Sの外径を小径端部外径D22とする。
係る構成において図14に示すように、LEDヘッド16とアタッチメント35とは、LEDヘッド16のLEDヘッドフレーム37におけるシャフト係合部37e(図11)と、アタッチメント35のシャフト係合部35aとにシャフト44が係合することにより、互いに連結されアタッチメントヘッド取付状態となる。ここで、LEDヘッド16とアタッチメント35とは、互いにZ方向に近接するような力はシャフト44により加えられておらず、あくまでLEDヘッド16がアタッチメント35から外れない程度に連結されている。
図15に示すようにLEDヘッドホルダ33は、ポリカーボネートとABSとの混合樹脂の金型成型により作製されており、ホルダ本体部33m、ホルダ垂下部33h及びホルダ支持部33sが形成されている。
ホルダ本体部33mは、X方向に細長くY方向に薄い板状に構成されると共に、X方向両端部において、スプリング34が嵌め込まれるポスト33mpが形成されている。またホルダ本体部33mにおける、支持孔33saの第1底面33saS1(図22)よりも上方であり、且つポスト33mpよりもX方向の内側には、フック支持部33mfが形成されている。
図4及び図22に示すようにフック支持部33mfは、X方向から見た際に、下側支持面33mfS1、前側支持面33mfS2及び後側支持面33mfS3が形成されている。下側支持面33mfS1は、フック支持部33mfの下側部分に配され、XY方向に沿い、フック35fの係止部面35fcSのY方向の長さよりも長くY方向に延設し+Z方向を向く平面である。前側支持面33mfS2は、フック支持部33mfの前側部分に配され、XZ方向に沿い、Z方向に延設し+Y方向を向く平面であり、下側支持面33mfS1の-Y方向側端部が接続されている。後側支持面33mfS3は、フック支持部33mfの後側部分に配され、XZ方向に沿い、Z方向に延設し-Y方向を向き前側支持面33mfS2と対向する平面であり、下側支持面33mfS1の+Y方向側端部が接続されている。前側支持面33mfS2と後側支持面33mfS3とのY方向の間隔は、LEDヘッドホルダ33の支持孔33saの前内壁面33saS3と後内壁面33saS4とのY方向の間隔とほぼ同等となっている。
ホルダ垂下部33hは、ホルダ本体部33mのX方向両端部から+Z方向へ延びて+Y方向へ湾曲する部材であり、プリンタカバー9(図1)における支持孔部に回動可能に支持される垂下部軸33haが形成されている。
ホルダ支持部33sは、ホルダ本体部33mの+X方向両端部から-Z方向へ突出する部材であり、アタッチメント35の支持突起35tよりもZ方向に長い直方体形状である支持孔33saがY方向に沿って穿設されている。
図22(A)に示すように支持孔33saは、X方向から見た際に、第1底面33saS1、第2底面33saS2、前内壁面33saS3及び後内壁面33saS4が形成されている。後内壁面33saS4は、支持孔33saの後側部分に配され、XZ方向に沿いZ方向に延設し-Y方向を向く平面である。前内壁面33saS3は、支持孔33saの前側部分に配され、XZ方向に沿いZ方向に延設し+Y方向を向き、後内壁面33saS4と対向する平面である。第1底面33saS1は、支持孔33saの下側部分における+Y方向側の3分の2程度の範囲に配され、XY方向に沿いY方向に延設し+Z方向を向く平面であり、+Y方向側端部が後内壁面33saS4の-Z方向側端部と接続されている。第2底面33saS2は、支持孔33saの下側部分における-Y方向側の3分の1程度の範囲に配され、第1底面33saS1に対し-Y方向へ向かうに連れて+Z方向へ向かって傾斜し+Y+Z方向を向く平面であり、+Y方向側端部が第1底面33saS1の-Y方向側端部と、-Y方向側端部が後内壁面33saS4の-Z方向側端部とそれぞれ接続されている。
図5及び図6に示すように、LEDヘッド16におけるLEDヘッドフレーム37と感光体ドラムユニット26における感光体ドラム27との間における左右両端部よりも左右方向のやや内側には、カム37pとスペーサ27sとからなり感光体ドラム27の周側面と該LEDヘッド16との間隔を所望の長さに合わせる位置決め部材62が設けられている。このカム37p及びスペーサ27s、すなわち位置決め部材62は、左右方向及び前後方向に関し、貫通溝35ag(図17)上に、すなわち貫通溝軸35agxの真下に設けられている。
次に、LEDヘッドユニット14の組み立て工程について説明する。まず図11に示すように、Z方向に沿う状態のシャフト44においてヘッド側引掛部中心部44DcからY方向へヘッド側引掛部突起44Dpが突出する状態のヘッド側引掛部44DがLEDヘッドフレーム37のシャフト係合部37eに+Z方向側から挿入される。このとき、条件1及び条件2により、LEDヘッドフレーム37のシャフト係合部37e(図9)内部にシャフト44が挿入される。
次に、LEDヘッド16の位置決め方法について、図19及び図20を用いて説明する。まず、LEDヘッド16のXY方向の位置は、感光体ドラムユニット26の長手方向(X方向)両端部に形成された位置決め突起32tと、LEDヘッドフレーム37の長手方向(X方向)両端部に形成された位置決め孔37aとが嵌合され位置決めされる。次に、LEDヘッド16のZ方向の位置は、感光体ドラム27の表面に搭載されたスペーサ27sと、LEDヘッドフレーム37に搭載された、LEDヘッド16と感光体ドラム27との距離を調整する部材であるカム37pとが当接することにより位置決めされる。軸部材9A及び9Bを支点としてプリンタカバー9が開閉されると、LEDヘッド16が移動する。なお、LEDヘッド16を感光体ドラムユニット26にセットしたときにおける、Z方向に対する、ロッドレンズアレイ39の光軸方向の傾き角を傾き角Θ1とすると、領域AR1内が位置決め突起32tの有効範囲になる。
次に、LEDヘッド16における力の関係について、図21を用いて説明する。
まず、LEDヘッド16における付勢力及び反力について、図21を用いて説明する。カバーオープン状態においてLEDヘッド16は、スプリング34によって-Z方向に押し出され、支持突起35tが支持孔33saの第1底面33saS1に、係止部35fcが下側支持面33mfS1にそれぞれ当接した状態になる。ここで、LEDヘッド16をY方向に摺動させた場合について説明する。
次に、LEDヘッド16をY方向に摺動させた際に生じる摩擦力について、図21及び図22を用いて説明する。支持突起35tと支持孔33saとの間に生じる摩擦力を支持突起支持孔間摩擦力Rf1(図示せず)とし、係止部35fcとフック支持部33mfとの間に生じる摩擦力を係止部フック支持部間摩擦力Rf2(図示せず)とする。その場合、摩擦力は、アタッチメント35と支持孔33sa及びフック支持部33mfとの間に生じる垂直抗力及び摩擦係数によって算出されるが、支持突起支持孔間摩擦力Rf1と係止部フック支持部間摩擦力Rf2との摩擦係数は同じため、垂直抗力によって摩擦力が決定する。式(3)より、式(4)が成り立つ。
次に、カバーオープン状態においてLEDヘッド16が傾いた際の動作について、図22及び図23を用いて説明する。LEDヘッド16はスプリング34によって付勢されているため、係止部35fcはフック支持部33mfの下側支持面33mfS1に当接し、支持突起35tは支持孔33saの第1底面33saS1に当接する。
従来のカラープリンタにおいて、仮に、フック35f及びフック支持部33mfが形成されていない場合は、カバーオープン状態においてスプリング34の付勢力が支持突起35tからホルダ支持部33sの支持孔33saに加わっているとき、スプリング34の全ての荷重を、支持突起35tと支持孔33saとの当接箇所で受けていた。
なお上述した実施の形態においては、反力付勢力間距離X1と反力間距離X2との関係をX2/2<X1とする場合について述べた。本発明はこれに限らず、反力付勢力間距離X1と反力間距離X2との関係をX2/2≧X1としても良い。その場合、X2/2<X1の場合よりも、支持突起35tから支持孔33saにかかる荷重をフック35fとフック支持部33mfとの接点へ分散できないものの、フック35f及びフック支持部33mfが設けられていない場合と比較して、支持突起35tから支持孔33saにかかる荷重を、フック35fとフック支持部33mfとの接点へ分散できる。
Claims (12)
- 光軸方向に沿う光軸を有する複数のレンズが配置されたレンズアレイを有する露光ヘッドユニットと、
前記露光ヘッドユニットを保持するホルダと、
前記露光ヘッドユニットを前記光軸方向に関し前記ホルダから離隔する方向へ付勢する付勢部材と
を有し、
前記露光ヘッドユニットは、
前記露光ヘッドユニットの長手方向における両端側に設けられた突部と、
前記光軸方向に関し前記ホルダに向かって前記突部よりも突出し、前記ホルダと係合する係合部と
を有し、
前記ホルダは、
前記ホルダの前記長手方向における両端側に設けられ、前記突部が挿入される孔部と、
前記係合部を保持する保持部と
を有する
ことを特徴とする露光装置。 - 前記付勢部材の付勢力は、前記突部と前記孔部との当接箇所にかかる荷重と、前記係合部と前記保持部との当接箇所にかかる荷重とに分散される
ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。 - 前記係合部と前記保持部との間の摩擦力は、前記突部と前記孔部との間の摩擦力よりも大きい
ことを特徴とする請求項2に記載の露光装置。 - 前記係合部は、該係合部の突出方向における先端部が、前記突部よりも高い位置になるように突出し、
前記露光ヘッドユニットは、
前記光軸方向及び前記長手方向と直交する方向に関し、前記先端部を中心に揺動可能に前記ホルダに保持される
ことを特徴とする請求項3に記載の露光装置。 - 前記孔部は、
前記長手方向と前記光軸方向とに直交する方向に沿う第1底面と、
前記第1底面に対し傾斜する第2底面と
を有することを特徴とする請求項1に記載の露光装置。 - 前記孔部は、
前記第2底面に当接した前記突部を前記第1底面へ案内する
ことを特徴とする請求項5に記載の露光装置。 - 前記係合部は、前記長手方向に関し前記突部よりも前記付勢部材の近くに配される
ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。 - 前記付勢部材は、前記長手方向に関し前記係合部と前記突部との間に配される
ことを特徴とする請求項7に記載の露光装置。 - 前記孔部と前記保持部とは、
前記露光ヘッドユニットにおける前記長手方向と前記光軸方向とに直交する揺動方向への揺動を制限する
ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。 - 前記露光ヘッドユニットが揺動した際に、
前記孔部は、前記揺動方向における一方向側の壁面に前記突部を当接させ、
前記保持部は、前記揺動方向における他方向側の壁面に前記係合部を当接させる
ことを特徴とする請求項9に記載の露光装置。 - 前記露光ヘッドユニットは、
前記レンズアレイを有する露光ヘッドと、
連結部材によって前記露光ヘッドと連結されるアタッチメントと
を有することを特徴とする請求項1に記載の露光装置。 - 前記レンズアレイから照射された光により表面に潜像を担持する像担持体と、
請求項1乃至請求項11の何れかに記載された前記露光装置と
を有することを特徴とする画像形成装置。
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