JP2010256756A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】露光部材を感光体に向けて移動させる際の抵抗を少なくすることで、良好な位置決めを行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】画像形成装置は、露光部材(LEDユニット40)の一端側に設けられ、露光部材が離間位置から露光位置に移動する際に装置本体10と当接する第1付勢部材(右側線バネ320R)と、露光部材の他端側に設けられ、露光部材が離間位置から露光位置に移動する際に装置本体10と当接する第2付勢部材(左側線バネ320L)と、を備え、露光部材を離間位置から露光位置へ移動していく際に、第1付勢部材が第2付勢部材よりも先に装置本体10に当接するように構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の明滅部を有する露光部材を備えた画像形成装置に関する。
従来より、感光ドラム(感光体)を露光するLEDヘッド(露光部材)と、このLEDヘッドを吊り下げるように支持して装置本体に対して上下に揺動するアッパーカバーとを備えた画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。具体的に、この技術では、アッパーカバーを閉じると、LEDヘッドが感光ドラムに近付いていき、感光ドラムに対して位置決めされる。
特許第3153103号公報
ところで、前述したようなアッパーカバーから吊り下げたLEDヘッドを感光ドラムに対して位置決めするためには、例えばバネでLEDヘッドを前後または左右に押して位置決め用の面に押し当てることが考えられる。しかしながら、このようなバネをLEDヘッドの長手方向(感光ドラムの軸方向)両側に設けた場合において、LEDヘッドを感光ドラムに近接した位置まで押し込む際に各バネが装置本体に同時に当たると、抵抗が大きくなり、位置決めを良好にできなくなるおそれがあった。
そこで、本発明は、露光部材を感光体に向けて移動させる際の抵抗を少なくすることで、良好な位置決めを行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決する本発明は、静電潜像が形成される感光体と、前記感光体を回転可能に支持する装置本体と、前記感光体の軸方向に並ぶ複数の明滅部を有する露光部材と、前記露光部材を、前記感光体を露光する露光位置と当該露光位置から離間する離間位置との間で移動可能に支持するカバーと、前記露光部材の前記軸方向の一端側に設けられ、前記露光部材が前記離間位置から前記露光位置に移動する際に前記装置本体と当接する第1付勢部材と、前記露光部材の前記軸方向の他端側に設けられ、前記露光部材が前記離間位置から前記露光位置に移動する際に前記装置本体と当接する第2付勢部材と、を備えた画像形成装置であって、前記露光部材を前記離間位置から前記露光位置へ移動していく際に、前記第1付勢部材が第2付勢部材よりも先に前記装置本体に当接するように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、露光部材を露光位置へ移動していく際に、第1付勢部材と第2付勢部材が同時に装置本体に当接しないので、その分抵抗が少なくなり、位置決めを良好に行うことが可能となる。
なお、前述した第1付勢部材や第2付勢部材は、装置本体に設けてもよい。また、第1付勢部材を露光部材および装置本体のいずれか一方に設け、第2付勢部材を他方に設けてもよい。
本発明によれば、第1付勢部材と第2付勢部材が同時に装置本体に当接しないので、露光部材を感光体に向けて移動させる際の抵抗を少なくすることができ、良好な位置決めを行うことができる。
画像形成装置の一例としてのカラープリンタの全体構成を示す断面図である。 LEDユニットを後方から見た斜視図である。 LEDユニットを前方から見た斜視図である。 (a)〜(c)は、LEDユニットを露光位置へ移動させる際の作用を示す説明図である。 (a),(b)は、LEDユニットを露光位置へ移動させる際の作用を示す説明図である。 LEDユニットに設ける線バネの配置を変更した形態を示す説明図である。 LEDユニットを斜めに支持した形態を示す説明図である。 (a),(b)は、装置本体に線バネを設けた形態を示す説明図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、カラープリンタの全体構成を説明した後、本発明の特徴部分を詳細に説明することとする。
以下の説明において、方向は、カラープリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって左側を「前側(手前側)」、紙面に向かって右側を「後側(奥側)」とし、紙面に向かって奥側を「左側」、紙面に向かって手前側を「右側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
図1に示すように、カラープリンタ1は、装置本体10内に、用紙Pを供給する給紙部20と、給紙された用紙Pに画像を形成する画像形成部30と、画像が形成された用紙Pを排出する排紙部90とを備えている。
装置本体10の上部には、開口部10Aが形成されている。そして、この開口部10Aは、装置本体10に回動可能に支持される支持部材の一例としてのアッパーカバー12によって開閉されるようになっている。アッパーカバー12の上面は、装置本体10から排出された用紙Pを蓄積する排紙トレイ13となっており、下面には後述する露光部材の一例としてのLEDユニット40を保持する複数のLED取付部材14が設けられている。そのため、アッパーカバー12を開閉すると、LEDユニット40が、感光ドラム53を露光する露光位置(図5(b)の位置)と、当該露光位置から離間する離間位置(図4(a)の位置)との間で移動するようになっている。
給紙部20は、装置本体10内の下部に設けられ、装置本体10に着脱自在に装着される給紙トレイ21と、給紙トレイ21から用紙Pを画像形成部30へ搬送する用紙供給機構22を主に備えている。用紙供給機構22は、給紙トレイ21の手前側に設けられ、給紙ローラ23、分離ローラ24および分離パッド25を主に備えている。
このように構成される給紙部20では、給紙トレイ21内の用紙Pが、一枚ずつ分離されて上方へ送られ、紙粉取りローラ26とピンチローラ27の間を通過する過程で紙粉が除去された後、搬送経路28を通って後ろ向きに方向転換され、画像形成部30に供給される。
画像形成部30は、4つのLEDユニット40と、4つのプロセスカートリッジ50と、転写ユニット70と、定着ユニット80とから主に構成されている。
LEDユニット40は、LED取付部材14に対して揺動可能に連結されており、装置本体10に設けられる位置決め部材によって適宜位置決めされて支持されている。なお、LEDユニット40の詳細な構造は、後述することとする。
プロセスカートリッジ50は、アッパーカバー12と給紙部20との間で前後方向に並んで配置され、静電潜像が形成される感光体の一例としての感光ドラム53や、符号を省略して示す公知の帯電器、現像ローラ、トナー収容室などを備えて構成されている。なお、装置本体10は、感光ドラム53を直接、またはプロセスカートリッジ50の筐体等を介して間接的に、回転可能に支持している。
転写ユニット70は、給紙部20と各プロセスカートリッジ50との間に設けられ、駆動ローラ71、従動ローラ72、搬送ベルト73および転写ローラ74を主に備えている。
駆動ローラ71および従動ローラ72は、前後方向に離間して平行に配置され、その間にエンドレスベルトからなる搬送ベルト73が張設されている。搬送ベルト73は、その外側の面が各感光ドラム53に接している。また、搬送ベルト73の内側には、各感光ドラム53との間で搬送ベルト73を挟持する転写ローラ74が、各感光ドラム53に対向して4つ配置されている。この転写ローラ74には、転写時に定電流制御によって転写バイアスが印加される。
定着ユニット80は、各プロセスカートリッジ50および転写ユニット70の奥側に配置され、加熱ローラ81と、加熱ローラ81と対向配置され加熱ローラ81を押圧する加圧ローラ82とを備えている。
このように構成される画像形成部30では、まず、各感光ドラム53の表面が、帯電器により一様に帯電された後、各LEDユニット40で露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、各感光ドラム53上に画像データに基づく静電潜像が形成される。その後、静電潜像に現像ローラよりトナーが供給されることで、感光ドラム53上にトナー像が担持される。
次に、搬送ベルト73上に供給された用紙Pが各感光ドラム53と搬送ベルト73の内側に配置される各転写ローラ74との間を通過することで、各感光ドラム53上に形成されたトナー像が用紙P上に転写される。そして、用紙Pが加熱ローラ81と加圧ローラ82との間を通過することで、用紙P上に転写されたトナー像が熱定着される。
排紙部90は、定着ユニット80の出口から上方に向かって延び、手前側に反転するように形成された排紙側搬送経路91と、用紙Pを搬送する複数対の搬送ローラ92を主に備えている。トナー像が転写され、熱定着された用紙Pは、搬送ローラ92によって排紙側搬送経路91を搬送され、装置本体10の外部に排出されて排紙トレイ13に蓄積される。
<LEDユニット周りの構成>
次に、LEDユニット40周りの構成について詳細に説明する。
図2および図3に示すように、LEDユニット40は、長尺状のLEDヘッド41と、LEDヘッド41を支持する樹脂製の支持フレーム43とを備え、アッパーカバー12に設けられるホルダ48によって吊り下げられた状態で支持されている。
〔LEDヘッド41〕
LEDヘッド41は、半導体チップに多数のLEDを配列して構成された複数のLEDアレイ41Aと、ヘッドフレーム41Bと、レンズアレイ41Cとを備えて構成されている。本実施形態においては、明滅部は、一例として、複数のLEDアレイ41Aとレンズアレイ41Cとにより構成されている。
複数のLEDアレイ41Aは、左右方向(感光ドラム53の軸方向)において所定の画素ピッチに応じて一列に配列されており、選択的に駆動されることで適宜発光して、光を感光ドラム53に向けて断続的に出射するように構成されている。具体的に、各LEDアレイ41Aは、形成すべき画像のデータに基づいて、図示しない制御装置により信号が入力されて発光し、感光ドラム53を露光する。
ヘッドフレーム41Bは、樹脂で形成されており、複数のLEDアレイ41Aとレンズアレイ41Cを支持している。
レンズアレイ41Cは、各LEDアレイ41Aから出射された光を感光ドラム53上に結像させるものであり、光の出射面が平面状に形成されるガラス製のGRINレンズ(円柱状レンズ)を一列に並べて構成されている。
〔支持フレーム43〕
支持フレーム43は、左右方向に延びるベース部43Aと、ベース部43Aの両端から下方に延出する一対の延出部43Bとを備えて構成されている。
ベース部43Aの上面の左右両側には、下方に凹む有底筒状のコイルバネ収容部43Cがそれぞれ形成されており、各コイルバネ収容部43C内には、支持フレーム43を下方の感光ドラム53に向けて押圧する押圧部材の一例としてのコイルバネ47が設けられている。そして、左側(後述する左側線バネ320L側)に配置される左側コイルバネ47Lは、右側(後述する右側線バネ320R側)に配置される右側コイルバネ47Rの押圧力よりも強い押圧力となるように構成されている。
ベース部43Aの右側部には、第1付勢部材の一例としての右側線バネ320Rと、LEDユニット40の左右方向の位置決めを行うための位置決め凹部200が設けられている。
右側線バネ320Rは、ベース部43Aの右側面から右側に突出するアーム部R1と、アーム部R1が左右方向に撓み変形可能なようにアーム部R1を支持するコイル部R2とを主に備えている。そして、右側線バネ320Rのアーム部R1は、LEDユニット40が前記離間位置から前記露光位置に移動する際に、装置本体10に形成される第1当接部の一例としての段差部101(図4(a)参照)と当接するようになっている。これにより、アーム部R1が左側に撓んで、LEDユニット40に対して左方向に向かう付勢力が働くようになっている。
図2に示すように、位置決め凹部200は、下方に向けて開口するコ字状の凹部であり、図5(b)に示すように、装置本体10に形成される位置決め突起102と嵌合するようになっている。なお、このように嵌合した状態において、前述した右側線バネ320RによりLEDユニット40に対して左方向に向かう付勢力が働くと、位置決め凹部200の内面が位置決め突起102に押し当てられて、LEDユニット40が左右方向に位置決めされる。
図2に示すように、ベース部43Aの左側部には、第2付勢部材の一例としての左側線バネ320Lが設けられている。
左側線バネ320Lは、ベース部43Aから後斜め下方に突出するアーム部L1と、アーム部L1が前後方向に撓み変形可能なようにアーム部L1を支持するコイル部L2(図3参照)とを主に備えている。そして、左側線バネ320Lのアーム部L1は、LEDユニット40が前記離間位置から前記露光位置に移動する際に装置本体10に形成される第2当接部の一例としてのバネ係合部103(図4(a)参照)と当接するようになっている。これにより、アーム部L1が前方に撓んで、LEDユニット40に対して前方に向かう付勢力が働くようになっている。
なお、ベース部43Aの両側部に形成される位置決め片210,211は、その前面が装置本体10の位置決め面(図示略)と当接するようになっており、これにより、前述したように左側線バネ320LによってLEDユニット40に対して前方に向かう付勢力が働くと、位置決め片210,211が装置本体10の位置決め面と当接してLEDユニット40が前後方向に位置決めされる。なお、装置本体10に、位置決め片210,211を前方に向けて押す揺動アームを設け、揺動アームと位置決め面との間で、位置決め片210,211を挟持することで、LEDユニット40の前後の位置決めがより確実に行われるように構成してもよい。
ベース部43Aの2つのコイルバネ収容部43Cよりも左右方向内側には、後述する一対のフック400の爪部420が係合する穴43Gが、前後方向に貫通するように左右に1つずつ形成されている。
延出部43Bの下端部には、ガイドローラ44が回転可能に設けられている。このガイドローラ44は、前述したコイルばね47からの付勢力が支持フレーム43を介して伝達されることで、感光ドラム53に押し付けられて感光ドラム53に従動回転するようになっている。これにより、感光ドラム53が偏芯している場合でも、感光ドラム53と支持フレーム43に支持されたLEDヘッド41との光軸方向の間隔がガイドローラ44によって保持されるようになっている。
そして、左右の延出部43Bの間に配置されるLEDヘッド41は、各延出部43Bに設けられた図示せぬ板バネによって上方のベース部43Aに押し付けられることで、支持フレーム43に支持されている。なお、ベース部43AとLEDヘッド41の間には、一対のカム45,46が設けられており、これによりLEDヘッド41がベース部43Aに対して上下に移動して、光軸方向の位置調整を行うことが可能となっている。
〔ホルダ48〕
ホルダ48は、樹脂で形成されており、主に、左右方向に延びる長尺状の基部48Aと、支持フレーム43と係合することでLEDユニット40を吊り下げて支持する一対のフック400とを備えて構成されている。
基部48Aの左右両端面には、左右方向外側に突出する回動軸部48Bが設けられており、この回動軸部48Bがアッパーカバー12のLED取付部材14に回動可能に支持されることによって、ホルダ48がアッパーカバー12に対して回動可能となっている。
そして、基部48Aと支持フレーム43(コイルバネ収容部43C)との間にコイルバネ47が設けられることにより、支持フレーム43がホルダ48(アッパーカバー12)から離れる方向に押圧されている。
フック400は、左右方向において所定の間隔を空けて2つ(一対)設けられており、それぞれ、一対のアーム部410と、各アーム部410の先端から支持フレーム43に向けて屈曲形成される一対の爪部420とを備えて構成されている。
各アーム部410は、弾性変形可能に構成されており、支持フレーム43を挟み込むようにそれぞれ配置されている。
各爪部420は、支持フレーム43の穴43Gに下から係合するように構成されている。穴43Gは、爪部420よりも大きく形成されており、これにより、支持フレーム43がホルダ48に対して上下左右に移動可能となっている。また、一対のアーム部410と支持フレーム43との間にも隙間が形成されている。これにより、支持フレーム43がホルダ48に対して前後に移動可能となっている。
[装置本体10]
図4(a)に示すように、装置本体10には、前述した段差部101、位置決め突起102およびバネ係合部103が設けられている。
段差部101は、右側線バネ320Rが当接する部分であり、装置本体10の右サイドパネル100のうちバネ係合部103よりも上方(LEDヘッド41の光軸方向におけるアッパーカバー12側)にずれた位置に形成されている。具体的には、LEDユニット40が前記離間位置に位置するときにおいて、右側線バネ320Rから段差部101までの距離Xが、左側線バネ320Lからバネ係合部103までの距離Yよりも小さくなるように、段差部101およびバネ係合部103が配置されている。
位置決め突起102は、右サイドパネル100の内面から内側に延びる台座部104から上方に向けて突出するように形成されている。そして、位置決め突起102の先端面は、右斜め下方に向けて傾斜する傾斜面となっている。
そのため、位置決め凹部200の縁が位置決め突起102の傾斜面で右側に案内されて、位置決め凹部200の内面と位置決め突起102の右側の面とが係合するようになっている。なお、位置決め突起102の傾斜面または位置決め凹部200の縁を、曲面状あるいは球面状とすることで、これらを線接触または点接触させてもよい。これによれば、位置決め凹部200を位置決め突起102に係合させる際の抵抗が少なくなり、LEDユニット40の装着を容易にすることができる。
バネ係合部103は、左側線バネ320Lが当接する部分であり、装置本体10の左サイドパネル105から左右方向内側に突出するように設けられている。
<LEDユニット40の装着時の作用>
次に、LEDユニット40を装置本体10に装着する際における各部材の作用について説明する。
アッパーカバー12を閉めることで、図4(a)に示す離間位置に位置するLEDユニット40を下げていくと、図4(b)に示すように、右側線バネ320Rが左側線バネ320Lよりも先に装置本体10(段差部101)に当接する。これにより、LEDユニット40には右側部分のみに抵抗力が加わるだけなので、LEDユニット40は、図4(c)に示すように、多少斜めにはなるが、前記露光位置に向けてスムーズに挿入されていく。
その後、図5(a)に示すように、左側線バネ320Lがバネ係合部103に当接すると、LEDユニット40の姿勢が元の水平な状態に戻り、図5(b)に示すように、位置決め凹部200が位置決め突起102に係合して、LEDユニット40の位置決めが完了する。なお、右側線バネ320Rの後に装置本体10に当接する左側線バネ320Lには大きな抵抗力が加わるが、左側コイルバネ47Lが右側コイルバネ47Rよりも強い押圧力となっているので、左側線バネ320Lを正規位置まで確実に押し込むことが可能となっている。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
LEDユニット40を露光位置へ移動していく際に、右側線バネ320Rと左側線バネ320Lとが同時に装置本体10に当接しないので、その分抵抗が少なくなり、LEDユニット40の位置決めを良好に行うことが可能となる。
左側コイルバネ47Lが、右側コイルバネ47Rの押圧力よりも強い押圧力となっているので、大きな抵抗力がかかる左側線バネ320Lを強く押して、LEDユニット40を正規位置に良好に位置決めすることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、段差部101をバネ係合部103よりも上方にずらすことで、右側線バネ320Rを左側線バネ320Lよりも先に装置本体10に当接するようにしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図6に示すように、上下方向(LEDヘッド41の光軸方向)において、段差部101とバネ係合部103を同じ位置にする代わりに、右側線バネ320Rを左側線バネ320Lよりも下側(感光ドラム53側)にずれるように配置してもよい。この場合も、前記実施形態と同様に、右側線バネ320Rを左側線バネ320Lよりも先に装置本体10に当接させることができる。
また、図7に示すように、一対のフック400のうち一方のフック401が支持フレーム43と係合する部分と、他方のフック402が支持フレーム43と係合する部分とを上下方向(LEDヘッド41の光軸方向)でずらすことで、LEDユニット40を斜めに吊り下げてもよい。この場合も、前記実施形態と同様に、右側線バネ320Rを左側線バネ320Lよりも先に装置本体10に当接させることができる。
前記実施形態では、露光部材(LEDユニット40)に第1付勢部材および第2付勢部材(右側線バネ320R、左側線バネ320L)を設け、装置本体10に第1当接部および第2当接部(段差部101、バネ係合部103)を設けたが、本発明はこれに限定されない。例えば、これとは逆に、第1付勢部材および第2付勢部材を装置本体に設け、露光部材に第1当接部および第2当接部を設けてもよい。
この場合も、第1付勢部材から第1当接部までの距離を、第2付勢部材から第2当接部までの距離よりも短くすることで、第1付勢部材を第2付勢部材よりも先に露光部材に当接させることができる。具体的には、例えば、図8(a),(b)に示すように、上下方向(露光部材の光軸方向)において、LEDユニット40Aの第1当接部A1と第2当接部A2を上下方向で同じ位置に配置するとともに、装置本体10に設けた右側線バネ110Rを、左側線バネ110Lよりも上側(支持部材側)にずらすように配置すればよい。
また、装置本体および露光部材のいずれか一方に第1付勢部材および第2当接部を設け、他方に第1当接部および第2付勢部材を設けてもよい。具体的には、例えば、図8(a)に示す形態において、第2当接部A2と左側線バネ110Lとを入れ替えてもよい。この場合も、第1付勢部材から第1当接部までの距離を、第2付勢部材から第2当接部までの距離よりも短くすることで、第1付勢部材を第2付勢部材よりも先に露光部材に当接させることができる。
前記実施形態では、支持部材としてアッパーカバー12を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばアッパーカバー12とは別に装置本体10に移動可能に支持されるフレームを支持部材としてもよい。
前記実施形態では、押圧部材としてコイルバネ47を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばピストンなどを採用してもよい。
前記実施形態では、左側のコイルバネ47の押圧力を右側よりも大きな押圧力にすることで、後から装置本体10に当接することで大きな抵抗力がかかるLEDユニット40の左側部分を正規位置まで良好に押し込む構成としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、後から装置本体に当接する第2付勢部材の付勢力を第1付勢部材よりも弱くすることで、第2付勢部材にかかる抵抗力を小さくして、第2付勢部材を正規位置まで良好に押し込むことが可能なように構成してもよい。
前記実施形態では、感光体として感光ドラム53を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばベルト状の感光体を採用してもよい。
前記実施形態では、付勢部材として線バネを採用したが、本発明はこれに限定されず、板バネ等であってもよい。
前記実施形態では、カラープリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
1 カラープリンタ
10 装置本体
12 アッパーカバー
40 LEDユニット
41 LEDヘッド
47 コイルバネ
48 ホルダ
53 感光ドラム
100 右サイドパネル
101 段差部
103 バネ係合部
105 左サイドパネル
320L 左側線バネ
320R 右側線バネ
400 フック

Claims (7)

  1. 静電潜像が形成される感光体と、
    前記感光体を回転可能に支持する装置本体と、
    前記感光体の軸方向に並ぶ複数の明滅部を有する露光部材と、
    前記露光部材を、前記感光体を露光する露光位置と当該露光位置から離間する離間位置との間で移動可能に支持する支持部材と、
    前記露光部材の前記軸方向の一端側に設けられ、前記露光部材が前記離間位置から前記露光位置に移動する際に前記装置本体と当接する第1付勢部材と、
    前記露光部材の前記軸方向の他端側に設けられ、前記露光部材が前記離間位置から前記露光位置に移動する際に前記装置本体と当接する第2付勢部材と、を備えた画像形成装置であって、
    前記露光部材を前記離間位置から前記露光位置へ移動していく際に、前記第1付勢部材が第2付勢部材よりも先に前記装置本体に当接するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記露光部材の光軸方向において、前記第1付勢部材が、前記第2付勢部材よりも前記感光体側にずれるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1付勢部材が当接する部分である前記装置本体の第1当接部が、前記露光部材の光軸方向において、前記第2付勢部材が当接する部分である前記装置本体の第2当接部よりも前記支持部材側にずれるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記支持部材はカバーであり、
    前記カバーには、前記露光部材と係合することで前記露光部材を吊り下げて支持する一対のフックが設けられ、
    前記一対のフックのうち一方のフックが前記露光部材と係合する部分と、他方のフックが前記露光部材と係合する部分とが前記露光部材の光軸方向でずれることで、前記露光部材が斜めに吊り下げられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記支持部材と前記露光部材との間には、前記露光部材を前記感光体に向けて押圧する押圧部材が設けられ、
    前記押圧部材は、前記露光部材の両端側に1つずつ設けられ、
    前記第1付勢部材側に配置される押圧部材の押圧力よりも、前記第2付勢部材側に配置される押圧部材の押圧力の方が強くなるように構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 静電潜像が形成される感光体と、
    前記感光体を回転可能に支持する装置本体と、
    前記感光体の軸方向に並ぶ複数の明滅部を有する露光部材と、
    前記露光部材を、前記感光体を露光する露光位置と当該露光位置から離間する離間位置との間で移動可能に支持する支持部材と、
    前記露光部材の前記軸方向の一端側に位置するように前記装置本体に設けられ、前記露光部材が前記離間位置から前記露光位置に移動する際に前記露光部材と当接する第1付勢部材と、
    前記露光部材の前記軸方向の他端側に位置するように前記装置本体に設けられ、前記露光部材が前記離間位置から前記露光位置に移動する際に前記露光部材と当接する第2付勢部材と、を備えた画像形成装置であって、
    前記露光部材を前記離間位置から前記露光位置へ移動していく際に、前記第1付勢部材が第2付勢部材よりも先に前記露光部材に当接するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 静電潜像が形成される感光体と、
    前記感光体を回転可能に支持する装置本体と、
    前記感光体の軸方向に並ぶ複数の明滅部を有する露光部材と、
    前記露光部材を、前記感光体を露光する露光位置と当該露光位置から離間する離間位置との間で移動可能に支持する支持部材と、
    前記露光部材の前記軸方向の一端側に位置するように前記露光部材および前記装置本体のいずれか一方に設けられ、前記露光部材が前記離間位置から前記露光位置に移動する際に他方と当接する第1付勢部材と、
    前記露光部材の前記軸方向の他端側に位置するように前記露光部材および前記装置本体のうち前記他方に設けられ、前記露光部材が前記離間位置から前記露光位置に移動する際に前記一方と当接する第2付勢部材と、を備えた画像形成装置であって、
    前記露光部材を前記離間位置から前記露光位置へ移動していく際に、第2付勢部材が前記一方に当接するよりも先に前記第1付勢部材が前記他方に当接するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
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