JP2002062782A - 画像形成装置のサブユニット取付構造及びサブユニット取付、取外し方法 - Google Patents

画像形成装置のサブユニット取付構造及びサブユニット取付、取外し方法

Info

Publication number
JP2002062782A
JP2002062782A JP2000347342A JP2000347342A JP2002062782A JP 2002062782 A JP2002062782 A JP 2002062782A JP 2000347342 A JP2000347342 A JP 2000347342A JP 2000347342 A JP2000347342 A JP 2000347342A JP 2002062782 A JP2002062782 A JP 2002062782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
sub
positioning
subunit
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000347342A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002062782A5 (ja
Inventor
Wataru Suzuki
渡 鈴木
Atsuyuki Kitamura
篤行 北村
Junichiro Samejima
淳一郎 鮫島
Masaaki Tokunaga
雅彰 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2000347342A priority Critical patent/JP2002062782A/ja
Priority to US09/875,886 priority patent/US6571073B1/en
Publication of JP2002062782A publication Critical patent/JP2002062782A/ja
Publication of JP2002062782A5 publication Critical patent/JP2002062782A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/1604Arrangement or disposition of the entire apparatus
    • G03G21/1619Frame structures
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points
    • G03G2215/0122Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt
    • G03G2215/0125Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt the linear arrangement being horizontal or slanted
    • G03G2215/0132Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt the linear arrangement being horizontal or slanted vertical medium transport path at the secondary transfer
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2221/00Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
    • G03G2221/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
    • G03G2221/18Cartridge systems
    • G03G2221/183Process cartridge

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サブユニットの交換作業性を改善し、正規位
置にサブユニットを簡単且つ正確に位置決め固定する。 【解決手段】 少なくとも一方が他方の交換動作を妨げ
る位置に配置される位置関係の複数のサブユニット2を
備え、本体フレーム1側に設けられて複数のサブユニッ
ト2を位置決めする位置決め部3と、少なくとも外側サ
ブユニット2(2)が位置決め固定位置から所定の開放位
置へ移動せしめられるサブユニット開放機構5、あるい
は、外側サブユニット2(2)が所定の開放位置に保持さ
れ且つ開放位置から所定の位置決め固定位置へ移動せし
められるサブユニット固定機構6とを備える。また、サ
ブユニット2が位置決めされる前にサブユニット2の軸
方向位置が予め拘束される軸方向位置拘束部を具備させ
たり、二方向位置決め部に一方向位置決め部よりもサブ
ユニット2を優先的に位置決めするようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
などの画像形成装置に係り、特に、本体フレームに画像
形成用のサブユニットを着脱自在に取り付ける態様にお
いてサブユニットの交換作業性を改善するようにした画
像形成装置のサブユニット取付構造及びサブユニット取
付、取外し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるカラー画像形成装置として
は、例えば電子写真方式等の作像方式を採用することで
各色成分トナー像を形成し、これを記録材上に直接若し
くは中間転写体を介して多重転写するものが一般的であ
る。例えばタンデム型画像形成装置としては、例えばイ
エロ、マゼンタ、シアン、ブラックの各色成分画像形成
用の複数の像担持ユニット(例えば電子写真方式を採用
したものにあっては感光体ユニット)を並列配設し、各
像担持ユニットに対向する部位には例えば複数の張架ロ
ールに掛け渡された搬送ベルトが循環搬送される転写ユ
ニットとしてのベルトユニットを配設し、このベルトユ
ニットの搬送ベルト上若しくは搬送ベルト上の記録材
(用紙やOHPシート)上に各像担持ユニットにて形成
された複数色のトナー像を順次多重転写させるようにし
たものが既に知られている(例えば特開平6−1102
90号公報参照)。
【0003】この種のカラー画像形成装置にあっては、
記録材上や中間転写体上に各色成分トナー像を順次多重
転写するため、相互の色成分トナー像のレジストレーシ
ョン(位置合わせ)が重要な要素になる。特に、タンデ
ム型画像形成装置にあっては、各色成分毎に像担持ユニ
ットを有するため、本体フレームに対して各像担持ユニ
ットやベルトユニットのアライメントがずれると、レジ
ストレーションエラー(以下場合によりレジエラーと称
する)が発生し易いという技術的課題が見られる。
【0004】このようなレジエラーを有効に回避するた
めに、本件出願人は、像担持ユニット及びベルトユニッ
トの位置決め部を本体フレームに一体的に形成し、各サ
ブユニットのミスアライメントを防止するようにした技
術(特願平11−241625号)や、像担持ユニット
あるいはベルトユニットを位置決め固定した状態で、感
光体ドラム等の像担持ドラムや搬送ベルトの軸方向位置
を拘束するようにした技術(例えば特願平11−118
606号,特願平10−305458号)などを提案し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の画
像形成装置にあっては、感光体ユニットなどの像担持ユ
ニットとしては、ユーザー側で交換可能なCRU(Cust
omer Replaceable Unit)であることが多く、この場合
には、自ずと像担持ユニットの頻繁な交換作業が要求さ
れる。このような状況において、各像担持ユニットの交
換作業が周辺のユニットと無関係に行えるのであれば、
各像担持ユニットの交換作業は比較的容易であるかも知
れない。ところが、ベルトユニットの下方に各像担持ユ
ニットを配置するというようなレイアウト上の制約か
ら、例えば像担持ユニットの交換作業を妨げる位置にベ
ルトユニットを配置せざるを得ない場合も起こり得る。
【0006】このような態様にあっては、像担持ユニッ
トの交換作業を行うに際し、この像担持ユニットを妨げ
ているベルトユニットを先に像担持ユニットから離間し
なければならない。このため、像担持ユニットを交換す
る際には、その都度ベルトユニットをフレーム本体から
取り外し、像担持ユニットを交換した後に再度フレーム
本体にベルトユニットを取り付けることが必要になる
が、像担持ユニットの交換作業に当たって、ベルトユニ
ットをいちいち取外して画像形成装置本体外に置く作
業、あるいは、像担持ユニットを装着した後に画像形成
装置本体外に置いた像担持ユニットを再セットする作業
が極めて面倒になってしまう。
【0007】また、像担持ユニットを交換したり、ある
いは、像担持ユニットを交換するに際してベルトユニッ
トを取り外した場合には、フレーム本体の正規位置に像
担持ユニット又はベルトユニットを再び位置決め固定す
ることが必要になるが、例えばフレーム本体に対して像
担持ユニット(又はベルトユニット)を位置決め固定す
るに当たって、像担持ユニット(又はベルトユニット)
の軸方向位置を拘束する前にフレーム本体に対して像担
持ユニット(又はベルトユニット)を位置決め固定して
しまうと、像担持ユニット(又はベルトユニット)とフ
レーム本体の位置決め部との摩擦により、像担持ユニッ
ト(又はベルトユニット)が軸方向の拘束位置までスム
ーズに移動することが困難になり、レジエラーの要因に
つながってしまう。
【0008】本発明は、以上の技術的課題を解決するた
めになされたものであって、サブユニットの交換作業性
を改善し、正規位置にサブユニットを簡単且つ正確に位
置決め固定することができる画像形成装置のサブユニッ
ト取付構造及びサブユニット取付、取外し方法を提供す
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の態様は、図1に示すように、本体フレーム1に画像形
成用のサブユニット2を着脱自在に取り付け、少なくと
も一方が他方の交換動作を妨げる位置に配置される位置
関係の複数のサブユニット2(例えば2(1),2(2))を
備えた画像形成装置において、複数のサブユニット2を
取り外す上で必要な取付構造であり、具体的には、本体
フレーム1側に設けられて前記複数のサブユニット2を
位置決めする位置決め部3(例えば3(1),3(2))と、
前記複数のサブユニット2が位置決め部3に位置決め固
定された状態から開放される際に使用され、少なくとも
内側に配置された内側サブユニット2(1)の交換動作を
妨げる外側に配置される外側サブユニット2(2)が位置
決め固定位置から所定の開放位置へ移動せしめられるサ
ブユニット開放機構5とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0010】このような技術的手段において、「本体フ
レーム1」とは、サブユニット2を位置決め支持するた
めの基準となるフレームであればよく、通常複数の板金
部材を溶接その他の手段で固定することで構成される。
また、「サブユニット2」とは、像担持ユニット(感光
体ユニットなど)、転写ユニット(ベルトユニットな
ど)、潜像形成ユニット、レジストユニット、定着ユニ
ット、センサユニットなどの画像形成用のサブユニット
を広く含むものであるが、ここでは、少なくとも一方が
他方の交換動作を妨げる位置に配置される位置関係の複
数のサブユニット2(例えば2(1),2(2))が対象であ
り、図1の例では、内側サブユニット2(1)が像担持ユ
ニットで、外側サブユニット2(2)が転写ユニットとし
てのベルトユニットが例示されている。
【0011】更に、「位置決め部3」とは、サブユニッ
ト2が位置決め支持せしめられるものであれば、位置決
め孔、位置決めボス、位置決め溝、位置決め面など適宜
態様で差し支えない。この場合において、位置決め部3
は、本体フレーム1に一体的に設けた態様に限られず、
別体に設けた態様をも含むが、位置決め精度を高めると
いう観点からすれば、本体フレーム1に一体的に形成さ
れることが好ましい。但し、この位置決め部3に対応し
たサブユニット2には当該位置決め部3に係合する被位
置決め部を具備させることが必要であるが、この被位置
決め部としては、サブユニット2に位置決め用として独
自に設けるようにしてもよいし、サブユニット2の一部
(例えば内側サブユニット2(1)としてドラム状の像担
持体を具備した態様にあっては、像担持体の端部外径部
やこの外径部を回転保持する軸受部材などが挙げられ
る)をそのまま利用するようにしてもよい。尚、図1
中、3(1)は内側サブユニット2(1)の位置決め部、3
(2)は外側サブユニット2(2)の位置決め部であるが、こ
れらはいずれも例示である。
【0012】また、「サブユニット開放機構5」は少な
くとも外側サブユニット2(2)を開放するものであれば
よく、内側サブユニット2(1)の開放動作に寄与しない
もの(内側サブユニット2(1)については手作業)も含
む。但し、サブユニット開放機構5の好ましい態様とし
ては、外側サブユニット2(2)のみならず、内側サブユ
ニット2(1)をも開放するものであるのがよく、この場
合には、サブユニット開放機構5は、複数のサブユニッ
ト2(1),2(2)が位置決め部3に位置決め固定された状
態から開放される際に使用され、夫々のサブユニット2
(1),2(2)を位置決め固定位置から所定の開放位置へ移
動させるものであればよい。
【0013】更に、サブユニット開放機構5に要求され
る動作性としては、所定の開放手順に従って連動するも
のであることが好ましい。そして、このようなサブユニ
ット開放機構5を具備した画像形成装置において複数の
サブユニット2を取り外す方法としては、以下のものが
挙げられる。すなわち、図1に示すように、本体フレー
ム1に画像形成用のサブユニット2を着脱自在に取り付
け、少なくとも一方が他方の交換動作を妨げる位置に配
置される位置関係の複数のサブユニット2(2(1),2
(2))を備えた画像形成装置において、複数のサブユニ
ット2を取り外すに際し、少なくとも内側に配置された
内側サブユニット2(1)の交換動作を妨げる外側に配置
される外側サブユニット2(2)の位置決め部3(2)への固
定状態を解除し、かつ、この外側サブユニット2(2)を
位置決め部3(2)から開放する外側サブユニット開放工
程と、内側サブユニット2(1)の位置決め部3(1)への固
定状態を解除し、かつ、少なくとも外側サブユニット開
放工程が行われた後若しくは同時に内側サブユニット2
(1)を位置決め部3(1)から開放する内側サブユニット開
放工程とを備えていればよい。このとき、「内側サブユ
ニット開放工程」の開放タイミングは外側サブユニット
開放工程後若しくは同時であることが必要であるが、夫
々の開放工程の固定解除タイミングの前後は問わない。
【0014】また、本発明の第2の態様は、図1に示す
ように、本体フレーム1に画像形成用のサブユニット2
を着脱自在に取り付け、少なくとも一方が他方の交換動
作を妨げる位置に配置される位置関係の複数のサブユニ
ット2(例えば2(1),2(2))を備えた画像形成装置に
おいて、複数のサブユニット2を固定する上で必要な取
付構造であり、具体的には、本体フレーム1側に設けら
れて前記複数のサブユニット2を位置決めする位置決め
部3(3(1),3(2))と、前記複数のサブユニット2が
開放された状態から位置決め部3に位置決め固定される
際に使用され、少なくとも内側に配置された内側サブユ
ニット2(1)の交換動作を妨げる外側に配置される外側
サブユニット2(2)が所定の開放位置に保持され且つ当
該開放位置から所定の位置決め固定位置へ移動せしめら
れるサブユニット固定機構6とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0015】このような技術的手段において、本体フレ
ーム1、サブユニット2、位置決め部3については第1
の態様のものと同様の意義であり、また、サブユニット
固定機構6は少なくとも外側サブユニット2(2)を開放
位置から固定位置へ移動するものであればよく、内側サ
ブユニット2(1)の固定動作に寄与しないもの(内側サ
ブユニット2(1)については手作業)も含む。但し、サ
ブユニット固定機構6の好ましい態様としては、外側サ
ブユニット2(2)のみならず、内側サブユニット2(1)を
も固定するものであるのがよく、この場合には、サブユ
ニット固定機構6は、複数のサブユニット2(2(1),
2(2))が位置決め部3に位置決め固定される際に使用
され、夫々のサブユニット2を所定の開放位置に保持し
且つこの開放位置から位置決め固定位置へ移動させるも
のであればよい。
【0016】更に、サブユニット固定機構6に要求され
る動作性としては、所定の固定手順に従って連動するも
のであることが好ましい。そして、このようなサブユニ
ット固定機構6を具備した画像形成装置において複数の
サブユニット2を取り付ける方法としては、以下のもの
が挙げられる。すなわち、図1に示すように、本体フレ
ーム1に画像形成用のサブユニット2を着脱自在に取り
付け、少なくとも一方が他方の交換動作を妨げる位置に
配置される位置関係の複数のサブユニット2(例えば2
(1),2(2))を備えた画像形成装置において、複数のサ
ブユニット2を取り付けるに際し、少なくとも内側に配
置されるべき内側サブユニット2(1)を位置決め部3(1)
に位置決めし、かつ、この内側サブユニット2(1)を位
置決め部3(1)に固定する内側サブユニット固定工程
と、内側サブユニット固定工程の少なくとも位置決め工
程が行われた後に行われ、この内側サブユニット2(1)
の外側に配置されるべき外側サブユニット2(2)を位置
決め部3(2)に位置決めし、かつ、外側サブユニット2
(2)を位置決め部3(2)に固定する外側サブユニット固定
工程とを備えていればよい。このとき、「外側サブユニ
ット固定工程」の位置決めタイミングは内側サブユニッ
ト固定工程の位置決め工程後であることが必要である
が、両固定工程の固定タイミングの前後は問わない。
【0017】また、本発明の第1の態様及び第2の態様
を組み合わせた好ましい態様としては、図1に示すよう
に、本体フレーム1に画像形成用のサブユニット2を着
脱自在に取り付け、少なくとも一方が他方の交換動作を
妨げる位置に配置される位置関係の複数のサブユニット
2(例えば2(1),2(2))を備えた画像形成装置におい
て、本体フレーム1側に設けられて前記複数のサブユニ
ット2を位置決めする位置決め部3(例えば3(1),3
(2))と、前記複数のサブユニット2が位置決め部3に
位置決め固定された状態から開放される際に使用され、
少なくとも内側に配置された内側サブユニット2(1)の
交換動作を妨げる外側に配置される外側サブユニット2
(2)が位置決め固定位置から所定の開放位置へ移動せし
められるサブユニット開放機構5と、前記複数のサブユ
ニット2が開放された状態から位置決め部に位置決め固
定される際に使用され、少なくとも内側に配置された内
側サブユニット2(1)の交換動作を妨げる外側に配置さ
れる外側サブユニット2(2)が所定の開放位置に保持さ
れ且つ当該開放位置から所定の位置決め固定位置へ移動
せしめられるサブユニット固定機構6とを備え、サブユ
ニット開放機構5及びサブユニット固定機構6を同一要
素で構成するようにしたものが挙げられる。この態様
は、サブユニットの交換作業を改善する上で、装置構成
の簡略化という観点を重視した態様である。
【0018】また、サブユニット2の位置決め固定状態
を良好に保つ上で好ましい態様としては、サブユニット
開放機構5又はサブユニット固定機構6にはサブユニッ
ト2を位置決め固定するための固定力が付与せしめられ
る固定力発生手段を具備させることがよい。この場合に
おいて、固定力発生手段については、サブユニット2を
開放する際には、固定力を軽い操作力にて解除できるよ
うにすることが好ましい。
【0019】更に、本発明の別の態様は、サブユニット
の位置決め精度を安定させる上で好ましい態様であり、
例えば図1に示すように、本体フレーム1に画像形成用
のサブユニット2を着脱自在に取り付ける画像形成装置
において、本体フレーム1側にはサブユニット2が位置
決めせしめられる位置決め部3を設け、この位置決め部
3には、サブユニット2が位置決めされる前にサブユニ
ット2の軸方向位置が予め拘束される軸方向位置拘束部
を具備させるようにしたものである。本態様は、第1、
第2の態様とは異なり、複数のサブユニット2を前提と
するものではなく、サブユニット2の位置決め構造を改
善するものである。
【0020】また、本発明の更に別の態様は、サブユニ
ットのよじれを防止して位置決め性を良好に保つ上で好
ましい態様であり、例えば図1に示すように、本体フレ
ーム1に画像形成用のサブユニット2を着脱自在に取り
付ける画像形成装置において、本体フレーム1側には、
位置決め部3として、サブユニット2(例えば2(2))
の高さ方向及び水平方向の二方向を規制する二方向位置
決め部(例えば3(2)の一方)と、サブユニット2の高
さ方向のみを規制する一方向位置決め部(例えば3(2)
の他方)とを具備させ、一方向位置決め部よりも二方向
位置決め部に対してサブユニット2(2)を優先的に位置
決めするようにしたことを特徴とするものである。
【0021】本態様も、第1、第2の態様とは異なり、
複数のサブユニット2を前提とするものではなく、サブ
ユニット2の位置決め構造を改善するものである。ここ
で、「優先的に位置決めする」とは、二方向位置決め部
の位置を基準として一方向位置決め部側で水平方向の位
置決め誤差を吸収させる趣旨であり、位置決め順序を優
先したり、押圧力に差を持たせたり、摺動抵抗に差を持
たせるなど広く含む。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいて本発明を詳細に説明する。図2は本発明が適
用されたタンデム型画像形成装置の実施の一形態を示す
説明図である。同図において、タンデム型画像形成装置
は、本体ハウジング21内に四つの色(本実施の形態で
はブラック、イエロ、マゼンタ、シアン)の画像形成ユ
ニット22(具体的には22a〜22d)を横方向に配
列し、その上方には各画像形成ユニット22の配列方向
に沿って循環搬送される中間転写ベルト230が含まれ
る転写ユニットとしてのベルトユニット23を配設する
一方、本体ハウジング21の下方には用紙等の記録材
(図示せず)が収容される記録材供給カセット24を配
設すると共に、この記録材供給カセット24からの記録
材の搬送路となる記録材搬送路25を垂直方向に配置し
たものである。
【0023】本実施の形態において、各画像形成ユニッ
ト22(22a〜22d)は、中間転写ベルト230の
循環方向上流側から順に、例えばブラック用、イエロ
用、マゼンタ用、シアン用(配列は必ずしもこの順番と
は限らない)のトナー像を形成するものであり、各感光
体ユニット30と、各現像ユニット33と、共通する一
つの露光ユニット40とを備えている。ここで、感光体
ユニット30は、例えば感光体ドラム31と、この感光
体ドラム31を予め帯電する帯電器(本例では帯電ロー
ル)32と、感光体ドラム31上の残留トナーを除去す
るクリーナ34とを一体的にカートリッジ化したもので
あり、所謂CRU(Customer Replaceable Unit)を構
成している。また、現像ユニット33は、帯電された感
光体ドラム31上に前記露光ユニット40にて露光形成
された静電潜像を対応する色トナー(本実施の形態では
例えば負極性)で現像するものである。尚、符号35
(35a〜35d)は各現像ユニット33に各色成分ト
ナーを補給するためのトナーカートリッジである。一
方、露光ユニット40は、ユニットケース41内に例え
ば四つの半導体レーザ(図示せず)、一つのポリゴンミ
ラー42、結像レンズ(図示せず)及び各感光体ユニッ
ト30に対応するそれぞれミラー(図示せず)を格納
し、各色成分毎の半導体レーザからの光をポリゴンミラ
ー42で偏向走査し、結像レンズ、ミラーを介して対応
する感光体ドラム31上の露光ポイントに光像を導くよ
うにしたものである。
【0024】また、本実施の形態において、ベルトユニ
ット23は、適宜数(例えば一対)の張架ロール(一方
が駆動ロール)231,232間に中間転写ベルト23
0を掛け渡したものであり、各感光体ユニット30の感
光体ドラム31に対応した中間転写ベルト230の裏面
には一次転写器(本例では一次転写ロール)51が配設
され、この一次転写器51にトナーの帯電極性と逆極性
の電圧を印加することで、感光体ドラム31上のトナー
像を中間転写ベルト230側に静電的に転写するように
なっている。更に、中間転写ベルト230の最下流画像
形成ユニット22dの下流側の張架ロール232に対応
した部位には二次転写装置52が配設されており、中間
転写ベルト230上の一次転写像を記録材に二次転写
(一括転写)するようになっている。本実施の形態で
は、二次転写装置52は、中間転写ベルト230のトナ
ー像担持面側に圧接配置される二次転写ロール521
と、中間転写ベルト230の裏面側に配置されて二次転
写ロール521の対向電極をなすバックアップロール
(本例では張架ロール232を兼用)とを備えている。
そして、例えば二次転写ロール521が接地されてお
り、また、バックアップロール(張架ロール232)に
はトナーの帯電極性と同極性のバイアスが印加されてい
る。更にまた、中間転写ベルト230の最上流画像形成
ユニット22aの上流側にはベルトクリーナ53が配設
されており、中間転写ベルト230上の残留トナーを除
去するようになっている。
【0025】また、記録材供給カセット24には記録材
をピックアップするフィードロール61が設けられ、こ
のフィードロール61の直後には記録材を送出するテイ
クアウェイロール62が配設されると共に、二次転写部
位の直前に位置する記録材搬送路25には記録材を所定
のタイミングで二次転写部位へ供給するレジストレーシ
ョンロール(レジストロール)63が配設されている。
尚、符号72は手差し用の記録材を送出するフィードロ
ールである。一方、二次転写部位の下流側に位置する記
録材搬送路25には定着装置66が設けられ、この定着
装置66の下流側には記録材排出用の排出ロール67が
設けられており、本体ハウジング21の上部に形成され
た収容トレイ68に排出記録材が収容されるようになっ
ている。
【0026】更に、本実施の形態では、本体ハウジング
21の側方には手差し供給装置(MSI)71が設けら
れており、この手差し供給装置71上の記録材はフィー
ドロール72及びテイクアウェイロール62にて記録材
搬送路25に向かって送出されるようになっている。更
にまた、本体ハウジング21には両面記録用ユニット7
3が付設されており、この両面記録用ユニット73は、
記録材の両面に画像記録を行う両面モード選択時に、片
面記録済みの記録材を排出ロール67を逆転させ、か
つ、入口手前の案内ロール74にて内部に取り込み、適
宜数の搬送ロール77にて内部の記録材戻し搬送路76
に沿って記録材を搬送し、再度レジストロール63側へ
と供給するものである。
【0027】また、本実施の形態においては、図3に示
すように、感光体ユニット30、ベルトユニット23及
び露光ユニット40(図3中二点鎖線で示す)が本体ハ
ウジング21の機枠を構成する本体フレーム200に直
接的に位置決めされるようになっている。図3におい
て、本体フレーム200は、底板となるベースフレーム
201を有し、このベースフレーム201の前後に一対
のメインフレーム202,203を離間させて立設し、
更に、このメインフレーム202,203間には適宜数
(本例では1枚)のサポートフレーム204を架設し、
ベースフレーム201、メインフレーム202,203
及びサポートフレーム204にて露光ユニット40の収
容部を構成するようにしたものである。
【0028】本実施の形態において、メインフレーム2
02,203の上縁部には4つの感光体ユニット30の
各感光体ドラム31を位置決めする位置決め部210が
形成されている。この位置決め部210は、図3及び図
4に示すように、例えば感光体ドラム31の外径端部若
しくは軸受311(本例では軸受311)が二点P1,
P2で支持せしめられる略V字状のV字ブロック211
を具備した切欠溝にて構成されている。尚、符号312
は感光体ドラム31の駆動ギアである。ここで、V字ブ
ロック211の一点P1は感光体ドラム31駆動時に感
光体ドラム31の径方向に作用する駆動力の方向(図4
中矢印で示す)に対向して設けられている。尚、メイン
フレーム202,203の上縁に切欠溝からなる位置決
め部210を形成する態様においてメインフレーム20
2,203の剛性が不足するような場合には、図3に仮
想線で示すように、例えばメインフレーム202,20
3毎に四つの切欠溝からなる位置決め部210の一部若
しくは全部(本例では内側の二つ)に剛性補強部290
を設けるようにしてもよい。ここで、剛性補強部290
としては、例えば二つの位置決め部210の上方にE字
状の連結部を一体的に設けておき、かつ、この連結部を
折り曲げ加工するようにしたものが挙げられる。
【0029】また、メインフレーム202,203の上
縁部には、図3に示すように、ベルトユニット23の位
置決め部221、222が形成されている。本実施の形
態では、ベルトユニット23は少なくとも一対の側板フ
レームが対向配置されるユニットフレーム233を有
し、このユニットフレーム233の側板フレーム間に張
架ロール231,232(図2参照)を架設すると共
に、この張架ロール231,232間に中間転写ベルト
230を掛け渡したものであり、ユニットフレーム23
3の側板フレームのうち張架ロール231の近傍には下
方に突出する位置決め用脚235を、また、前記側板フ
レームのうち張架ロール232の近傍には張架ロール2
32の軸方向外方に突出する位置決めボス234を被位
置決め部として設けたものである。そこで、本実施の形
態にあっては、位置決め部221はベルトユニット23
の位置決めボス234が係合する位置決め溝として構成
されており、一方、位置決め部222はベルトユニット
23の位置決め用脚235が載置される位置決め面とし
て構成されている。尚、位置決めボス234の代わりに
張架ロール232の両端軸受を被位置決め部として用い
てもよい。また、図3において、符号239は中間転写
ベルト230の駆動モータである。そして、本実施の形
態では、上記各位置決め部210,221,222によ
る位置決め精度は、相互の色成分トナー像のレジストレ
ーション(位置合わせ)に伴う誤差(レジエラー値)を
例えば125μm程度に抑えるものになっている。
【0030】更に、本実施の形態においては、ベルトユ
ニット23は、後述するサブユニット開放、固定機構5
00により本体フレーム200に対し上下方向(あるい
は回動して)待避可能に構成されており、ユニットフレ
ーム233の側板フレームの外側面には各感光体ドラム
31押圧用の押圧部材236を夫々付設したものであ
る。ここで、押圧部材236は、例えば図4に示すよう
に、スプリング237にて押圧すべき方向(具体的には
V字ブロック211の支持点P1,P2に向けて感光体ド
ラム31を押し付ける方向)に付勢される押圧ロッド2
38などで構成されており、例えば感光体ドラム31の
両端軸受311の一部311aに当接するようになって
いる。そして、感光体ユニット30の交換時(取り外し
時)には、本体フレーム200からベルトユニット23
を図4に実線で示す位置から仮想線で示す位置へと待避
させた後に、感光体ユニット30を取り出す一方、感光
体ユニット30装着時には、本体フレーム200にベル
トユニット23をラッチさせる(ベルトユニット23を
位置決めするに相当)ことにより、ベルトユニット23
に設けられた押圧部材236により感光体ドラム31を
本体フレーム200のV字ブロック211側に押し付け
るようにしたものである。
【0031】次に、本実施の形態に係る画像形成装置の
感光体ユニット30の交換作業について説明する。今、
図5に示すように、各感光体ユニット30及びベルトユ
ニット23が本体フレーム200(具体的にはメインフ
レーム)に位置決め固定されていると仮定すると、ベル
トユニット23は、各感光体ユニット30の交換動作を
妨げる位置に配置されている。このため、各感光体ユニ
ット30を交換する場合には、先ず、図6に示すよう
に、本体フレーム200の位置決め部221,222に
位置決め固定されているベルトユニット23の固定状態
を解除した後に、位置決め部221,222からベルト
ユニット23を離間し、次いで、図7に示すように、本
体フレーム200の位置決め部210に位置決めされて
いる感光体ユニット30を位置決め部210から離間
し、取り外すようにすればよい。尚、本例では、位置決
め部221,222からベルトユニット23を離間した
状態では、例えば図4に仮想線で示すように、感光体ユ
ニット30を固定する押圧部材236による押圧動作が
解除されるため、位置決め部210に対する感光体ユニ
ット30の固定状態は既に解除されている。
【0032】この後、図6に示すように、ベルトユニッ
ト23を離間した状態に保ったまま、本体フレーム20
0の位置決め部210に新たな各感光体ユニット30を
位置決めした後、図5に示すように、本体フレーム20
0の位置決め部221,222にベルトユニット23を
位置決め固定すると共に、前記押圧部材236にて感光
体ユニット30を固定するようにすればよい。
【0033】特に、本実施の形態では、このような感光
体ユニット30の交換作業過程において、感光体ユニッ
ト30及びベルトユニット23は、本体フレーム200
に位置決めされる段階で既に軸方向位置を規制する位置
決め方式を採用しており、また、この種の感光体ユニッ
ト30の交換作業は後述するサブユニット開放、固定機
構500にて、位置決め精度を良好に保った状態で簡単
に行われるようになっている。以下夫々について詳述す
る。
【0034】〔1〕感光体ユニットの位置決め方式 本実施の形態において、感光体ユニット30の位置決め
方式は、本体フレーム200の位置決め部210にてX
Y方向(軸方向に直交する面方向)の位置決めをする
が、この位置決め部210の近傍に設けられる軸方向位
置規制部212にて軸方向の位置規制を行うようになっ
ている(図8〜図10参照)。この軸方向位置規制部2
12は、本体フレーム200のメインフレーム202,
203の一方には、感光体ユニット30の一端位置(本
例では感光体ドラム31の一端中心部)が規制せしめら
れる断面L字状の位置規制プレート213を設け、前記
メインフレーム202,203の他方には、感光体ユニ
ット30の他端位置(本例ではユニットケースの一部)
が規制せしめられる可動規制ブロック214を付勢スプ
リング215を介して弾性付勢するようにしたものであ
る。ここで、可動規制ブロック214は位置決め傾斜面
214aを有し、この位置決め傾斜面214aに対応し
た感光体ユニット30のユニットケース313には前記
位置決め傾斜面214aと同様な傾斜面からなる傾斜係
合部313aが形成されている。
【0035】従って、本実施の形態によれば、図8
(a)(b)に示すように、感光体ユニット30が開放
されている状態にあるとすれば、この感光体ユニット3
0を位置決めする際には、図9(a)(b)に示すよう
に、離間状態にある感光体ユニット30を対応する位置
決め部210に向かって下降させるようにすればよい。
このとき、感光体ユニット30が位置決め部210に位
置決めされる前に、軸方向位置規制部212が働き、感
光体ユニット30の軸方向位置が規制される。すなわ
ち、感光体ユニット30の軸方向一端位置は位置規制プ
レート213にて拘束される一方、感光体ユニット30
のユニットケース313の傾斜係合部313aが可動規
制ブロック214に係合し、付勢スプリング215の付
勢作用により感光体ユニット30が位置規制プレート2
13側に付勢される。このため、感光体ユニット30
は、付勢スプリング215にて付勢された可動規制ブロ
ック214と位置規制プレート213との間に位置拘束
されることになり、感光体ユニット30が位置決め部2
10に位置決めされた時点では感光体ユニット30の軸
方向位置は正規位置に規制される。
【0036】この後、図10(a)(b)に示すよう
に、ベルトユニット23が位置決め固定され、ベルトユ
ニット23の押圧部材236が位置決め部210に位置
決めされた感光体ユニット30を押圧すると、この段階
で、感光体ユニット30は位置決め部210に位置決め
固定される。
【0037】〔2〕ベルトユニットの位置決め方式 本実施の形態において、ベルトユニット23の位置決め
方式は、本体フレーム200に設けられる位置決め部2
21,222にてXY方向(軸方向に直交する面方向)
の位置決めをするが、例えば図11〜図14に示すよう
に、軸方向位置規制部223にてベルトユニット23の
軸方向位置を規制するようになっている。特に、本例で
は、軸方向位置規制部223はユニットフレーム233
の側板フレームに設けられた位置決めボス234を利用
して、ベルトユニット23の軸方向位置を規制するよう
になっている。尚、位置決めボス234を利用しない
で、位置規制用に別部材を設けるようにしてもよいこと
は勿論である。本実施の形態で用いられる軸方向位置規
制部223は、本体フレーム200に設けられた一方の
位置決め部221に対応した個所に、一方の位置決めボ
ス234の先端が当接案内される固定位置規制部材25
1を設け、前記本体フレーム200の他方の位置決め部
221に対応した個所に、他方の位置決めボス234の
先端が当接案内される可動位置規制部材255を設けた
ものである。
【0038】本例では、固定位置規制部材251は、位
置決めボス234の先端部が係合する案内溝252を有
し、この案内溝252に位置決めボス234の先端が当
接案内される位置規制面253を形成するようにしたも
のである。一方、可動位置規制部材255は、案内溝2
57が形成された固定案内部材256を有し、この固定
案内部材256の案内溝257の下部側を切り欠き、こ
の切り欠き部分にはベルトユニット23の軸方向に対し
て出没自在な例えばロール体のような可動体258を付
勢スプリング259を介して配置したものである。尚、
図11〜図14中、符号260は後述するサブユニット
開放、固定機構500のうち、ベルトユニット23を固
定するための機能部を模式的に示したベルトユニット固
定機能部であり、押圧スプリング261を介してベルト
ユニット23に所定の固定力を与えるようになってい
る。
【0039】従って、本実施の形態によれば、図11
(a)(b)に示すように、ベルトユニット23が開放
状態にあると仮定すれば、このベルトユニット23を位
置決めする際には、図11(a)(b)に示すように、
本体フレーム200の位置決め部221,222に向け
てベルトユニット23を下降させ、夫々の位置決め部2
21,222にベルトユニット23の位置決めボス23
4、位置決め用脚235を係合させる。このとき、本体
フレーム200の位置決め部221にベルトユニット2
3の位置決めボス234が位置決めされる前に、軸方向
位置規制部223が働き、ベルトユニット23の軸方向
位置が規制される。
【0040】すなわち、図12(a)(b)に示すよう
に、ベルトユニット23の一方の位置決めボス234先
端位置は固定位置規制部材251に拘束される一方、ベ
ルトユニット23の他方の位置決めボス234は可動位
置規制部材255の可動体258に当接し、付勢スプリ
ング259の付勢力によりベルトユニット23が固定位
置規制部材251側に付勢される。このため、ベルトユ
ニット23は、可動位置規制部材255における付勢ス
プリング259にて付勢された可動体258と固定位置
規制部材251との間に位置拘束されることになり、ベ
ルトユニット23が位置決め部221,222に位置決
めされる過程でベルトユニット23の軸方向位置が正規
位置に規制される。
【0041】この後、図13(a)(b)に示すよう
に、ベルトユニット固定機能部260が働き始めると、
本体フレーム200の位置決め部221,222にベル
トユニット23が完全に係合し、ベルトユニット23が
軸方向位置を拘束したままXY方向に対して位置決めさ
れる。そして、図14(a)(b)に示すように、ベル
トユニット固定機能部260が完全に働くと、ベルトユ
ニット23に押圧スプリング261による固定力が作用
し、ベルトユニット23は位置決め部221,222に
確実に位置決め固定される。
【0042】このように、本実施の形態のようなタンデ
ム型画像形成装置においては、ベルトユニット23(本
例では中間転写ベルトユニットであるが、記録材搬送ベ
ルトユニットでも同様)の張架ロール231,232の
アライメントを高精度に保つ事が必要であり、本実施の
形態においては、ベルトユニット23の位置決め方式と
して、位置決め部221(位置決めボス234が係合す
る位置決め溝)はベルトユニット23のXY方向(X方
向:ベルト平面方向(水平方向),Y方向:高さ方向)
位置を規制するものであり、また、位置決め部222
(位置決め脚235が載置される位置決め面)はベルト
ユニット23のY方向(高さ方向)位置を規制し、更
に、軸方向位置規制部223はベルトユニット23のZ
方向(軸方向)位置を規制するものである。
【0043】そして、このようなベルトユニット23の
位置決め手順としては、図11〜図14に示すように、 軸方向位置規制部223によるZ方向(軸方向)への
位置決め、 位置決め部221,222によるXY方向(高さ方
向,ベルト平面方向)への位置決め、 ベルトユニット固定機能部260(押圧スプリング2
61による押し下げ機能を具備)による押圧固定、 といった順序で行う事で、ベルトユニット23の変形を
防止し、張架ロール231,232のミスアライメント
を防止している。
【0044】ところが、この種のベルトユニット23の
XY方向位置決め方式は、図15〜図17に示すよう
に、二方向(XY方向)位置決め部221が二箇所、一
方向(Y方向)位置決め部222が二箇所の合計四箇所
でベルトユニット23を位置決めするが、例えば、一方
向(Y方向)位置決め部222が二方向(XY方向)位
置決め部221より先に押圧固定されると、X方向が正
しく位置決めされていない位置で、一方向(Y方向)位
置決め部222においてベルトユニット23のX方向が
押圧固定されてしまう。この状態で二方向(XY方向)
位置決め部221の固定を行うと、X方向の位置決めが
過拘束となり、ベルトユニット23が歪み変形してしま
う虞れがある。
【0045】特に、本実施の形態では、上述したベルト
ユニット23の歪み(よじれ)変形を防止するために以
下の手法が採用されている。すなわち、図15〜図17
及び図18に示す模式図において、二方向(XY方向)
位置決め部221(A)に位置決めボス234を先に押
圧固定し、その後、一方向(Y方向)位置決め部222
(B)に位置決め脚235を押圧固定するようにすれば
よい。この態様によれば、二方向位置決め部221
(A)は、ベルトユニット23の一端側のX方向(ベル
ト平面方向)及びY方向(高さ方向)の位置を規制する
が、この段階では、ベルトユニット23の他端のX方向
及びY方向は未だ規制されていない。この後、一方向位
置決め部222(B)はベルトユニット23の他端のY
方向を規制し、X方向については二方向位置決め部22
1(A)を基準にY方向規制に伴ってベルトユニット2
3の他端位置をX方向へ追従移動させるに過ぎない。こ
のため、二方向位置決め部221(A)による位置決め
順序を優先させた態様では、ベルトユニット23の位置
決め部221,222に無理な負荷が作用することはな
く、位置決め固定過程でベルトユニット23に歪み変形
が生ずる懸念はほとんどない。
【0046】また、別の手法としては、二方向位置決め
部221(A)へ位置決めボス234を固定する押圧力
FAが、一方向位置決め部(B)へ位置決め脚235を
固定する押圧力FBよりも大きくなるように設定するも
のが挙げられる。ここで、はFA>FBの条件を満足させ
るには、ベルトユニット固定機能部260の押圧スプリ
ング261の押圧力に差を持たせたり、ベルトユニット
23の各位置決め部221,222に対応した部位の重
量に差を持たせたり、これら両者を適宜組み合わせるな
ど適宜選定して差し支えない。このように、押圧力F
A,FBに差を持たせることにより、一方向位置決め部2
22(B)と位置決め脚235との間の摩擦抵抗を二方
向位置決め部221(A)側よりも小さくし、もって、
一方向位置決め部222(B)での位置決め脚235の
摩擦摺動を容易にすることで、ベルトユニット23の歪
み変形を回避するすることが可能になる。
【0047】更に、別の手法としては、一方向位置決め
部222(B)の表面に低摩擦係数の摺動部材(POM
など)270を設け、一方向位置決め部222(B)と
位置決め脚235との間の摺動抵抗を低減させるように
したものがある。尚、本例では、摺動部材270を一方
向位置決め部222(B)側に設けているが、逆に、位
置決め脚235側に設けてもよいし、両者に設けるよう
にしてもよい。この手法によれば、一方向位置決め部2
22(B)と位置決め脚235との間の摺動抵抗を二方
向位置決め部221(A)側よりも低減させ、もって、
一方向位置決め部222(B)での位置決め脚235の
摩擦摺動を容易にすることで、ベルトユニット23の歪
み変形を回避することが可能になる。
【0048】更にまた、別の手法としては、二方向位置
決め部221(A)に係合する位置決めボス234にベ
アリングなどの摺動部材(図示せず)を具備させるよう
にしたものがある。尚、本例では、位置決めボス234
に摺動部材を設けたが、逆に、二方向位置決め部221
(A)の位置決め溝部分に摺動部材を設けてもよいし、
両方に設けてもよい。この手法によれば、二方向位置決
め部221(A)に対する位置決めボス234の高さ方
向に移動する際の摺動抵抗を低減させ、もって、二方向
位置決め部221(A)でのベルトユニット固定機能部
260による押圧力FAを、一方向位置決め部222
(B)のそれFBよりも増大させることが可能になる。
このため、一方向位置決め部222(B)と位置決め脚
235との間の摩擦抵抗を二方向位置決め部221
(A)側よりも小さくし、もって、一方向位置決め部2
22(B)での位置決め脚235の摩擦摺動を容易にす
ることで、ベルトユニット23の歪み変形を回避するす
ることが可能になる。
【0049】〔3〕サブユニット開放、固定機構 〔3−1〕具体例1 図19〜図21は本実施の形態にて用いられるサブユニ
ット開放、固定機構500の具体例1を示す。同図にお
いて、サブユニット開放、固定機構500は、本体フレ
ーム200の一対のメインフレーム202,203(図
19,20ではメインフレーム202を省略)の内側面
に昇降自在なユニット支持フレーム501を設け、これ
らのユニット支持フレーム501を夫々リンク機構50
2,503を介して昇降支持し、これらのリンク機構5
02,503には操作レバー505の回転操作に連動し
て進退する駆動ロッド504を連結させるようにしたも
のである。
【0050】本例において、ユニット支持フレーム50
1は、一対の側方フレーム511の上部を連結フレーム
512にて連結し、側方フレーム511として矩形枠形
状の下方部中央を開口したものを用いるようにしたもの
である。そして、ユニット支持フレーム501は、側方
フレーム511の上枠部分には係止フック部513,5
14を形成し、これらの係止フック部513,514に
ベルトユニット23の側板フレームに突設された支持ピ
ン515,516(本例では一方の支持ピン515は位
置決めボス234で兼用)を昇降可能に係止する一方、
側方フレーム511の下部前後には水平方向に延びる係
止スリット517を形成したものである。そして、リン
ク機構502は、特に図21(a)〜(c)に示すよう
に、緩やかな略V字形状に形成されてその略中央部が本
体フレーム200に回転中心MOとして軸着され且つそ
の一端側に駆動ロッド504が駆動連結されるリンクア
ーム521と、略三角形状に形成されて一つの頂部が前
記リンクアーム521の他端側に回動自在に軸着され且
つ他の頂部がユニット支持フレーム501の係止スリッ
ト517に回転且つ摺動自在に係合する固定用アーム5
22と、前記リンクアーム521の屈曲部内側と前記固
定用アーム522の更に別の頂部との間に連結される固
定用バネ523とで構成されている。尚、リンク機構5
03は左右の位置関係が逆である点を除いてリンク機構
502と同様である。
【0051】このようなサブユニット開放、固定機構5
00によれば、例えば図19に示すように、操作レバー
505を立ち姿勢に保持している場合には、リンク機構
502は、図21(a)に示すように、固定用バネ52
3がリンクアーム521及び固定用アーム522を相互
に引っ張り、リンクアーム521及び固定用アーム52
2を立ち姿勢に維持するため、ユニット支持フレーム5
01が上昇し、係止フック部513,514と支持ピン
515,516との係合によりベルトユニット23が位
置決め位置より上方の開放位置に上昇保持される。
【0052】次いで、図20に示すように、操作レバー
505を横臥姿勢に回動すると、リンク機構502は、
図21(b)に示すように、駆動ロッド504の移動に
伴ってリンクアーム521を軸着点を回転中心として回
動させることで横臥姿勢に変化させ、これに伴って固定
用アーム522を係止スリット517の終端位置まで摺
動させながら、ユニット支持フレーム501を下方へ押
し下げる。そして、ユニット支持フレーム501の降下
に伴ってベルトユニット23が位置決め固定されると、
ユニット支持フレーム501の降下動作は停止する。こ
のとき、リンク機構502では、図21(c)に示すよ
うに、固定用アーム522が係止スリット517の終端
位置に達した状態で、更にリンクアーム521が横臥方
向に回動するようになっており、固定用バネ523が引
っ張り状態に変化する。この状態において、固定用バネ
523の引っ張り力がユニット支持フレーム501を下
方へ押し付ける力として作用することになり、位置決め
部221,222に位置決めされたベルトユニット23
に対する固定力として働く。
【0053】更に、本例におけるサブユニット開放、固
定機構500は、例えば図31〜図33に示すように、
ベルトユニット23の開放、固定動作に連動して感光体
ユニット30が支持せしめられる連動支持機構530を
具備している。この連動支持機構530は、感光体ユニ
ット30のユニットケース313には感光体ユニット3
0の軸方向に延びる係止ガイド531を設ける一方、ベ
ルトユニット23のユニットフレーム233の適宜個所
には上下方向に延びる連結部材532を垂下すると共
に、この連結部材532には上下方向に延びる係止スリ
ット533を開設し、更に、前記係止ガイド531が嵌
合する長尺なガイドレール534をベルトユニット23
の幅方向(感光体ユニット30の軸方向に相当)に沿っ
て配設し、このガイドレール534には支持用の係止ピ
ン535を設けると共に、前記係止スリット533に係
止ピン535を摺動自在に係合させるようにしたもので
ある。
【0054】従って、本例の連動支持機構530によれ
ば、今、感光体ユニット30及びベルトユニット23が
本体フレーム200に固定状態にあるとすると、図31
に示すように、感光体ユニット30は位置決め部210
に位置決めされると共に、ベルトユニット23の押圧部
材236にて押し付け固定されている。一方、ベルトユ
ニット23はサブユニット開放、固定機構500により
所定の位置決め部221,222に位置決めされると共
に、リンク機構502,503の固定用バネ523によ
る固定力にて押し付け固定されている。このとき、サブ
ユニット開放、固定機構500の操作レバー505は図
20に示すように固定操作位置(横臥姿勢状態)にあ
る。
【0055】このような固定状態において、図19に示
すように、サブユニット開放、固定機構500の操作レ
バー505を開放操作位置(立ち姿勢状態)側へ移動さ
せると、ユニット支持フレーム501が上昇し、係止フ
ック部513,514と支持ピン515,516との係
合によりベルトユニット23が次第に上昇していく。こ
の段階において、ベルトユニット23の押圧部材236
による感光体ユニット30の固定状態が解除される。と
ころが、連動支持機構530は、図32に示すように、
ベルトユニット23の上昇に伴って連結部材532を上
昇させていくが、連結部材532の係止スリット533
が上方へ移動するだけでこの係止スリット533に摺動
自在に係合している係止ピン535には何等の上方への
移動力を作用させない。このため、ベルトユニット23
が上方へ移動したとしても、その移動代が係止スリット
533のスリット長に対応した範囲内であれば感光体ユ
ニット30は位置決め部210に位置したままである。
【0056】そして、上記ベルトユニット23が上昇し
ていき、係止ピン535が係止スリット533の下端縁
に当接すると、それ以降、図32及び図33に示すよう
に、ベルトユニット23の上昇に伴って連結部材532
が上昇し、これに追従して係止ピン535が持ち上げら
れ、この係止ピン535を介して感光体ユニット30を
位置決め部210から上方へ上昇させる。この後、ベル
トユニット23が所定の開放位置に到達した時点で停止
すると、これに伴って感光体ユニット30も所定の開放
位置で停止する。この状態において、感光体ユニット3
0を交換するのであれば、開放位置に位置する感光体ユ
ニット30を例えば軸方向手前側に引き出すようにすれ
ばよく、感光体ユニット30の軸方向への移動に伴って
係止ガイド531がガイドレール534に沿って摺動し
た後に、ガイドレール534から離脱するため、この時
点で、感光体ユニット30を取り外すことができる。
【0057】一方、例えば新たな感光体ユニット30を
再セットする場合を想定すると、図19に示すように、
操作レバー505を開放操作位置(立ち姿勢)側へ移動
させて保持することで、ユニット支持フレーム501を
介してベルトユニット23を開放位置に保持しておく。
そして、連結部材532に設けられているガイドレール
534に新たな感光体ユニット30の係止ガイド531
を係合させ、連動支持機構530に感光体ユニット30
を支持させる。この状態において、感光体ユニット30
及びベルトユニット23が夫々開放位置に保持されてい
る。
【0058】この後、操作レバー505を固定操作位置
(横臥状態)側に移動させると、ユニット支持フレーム
501が下降していき、これに伴って、ベルトユニット
23及びこのベルトユニット23に連動支持機構530
を介して支持されている感光体ユニット30が下降して
いく。このとき、連動支持機構530は感光体ユニット
30を連結部材532を介してつり下げ支持しているに
過ぎないが、感光体ユニット30は自重で下降し、ベル
トユニット23の押圧部材236によってベルトユニッ
ト23が位置決め部221,222に到達する前に、感
光体ユニット30は軸方向位置規制部212にて軸方向
の位置規制を受けながら位置決め部210に位置決めさ
れる。
【0059】そして、操作レバー505が固定操作位置
に到達する直前では、感光体ユニット30が位置決めさ
れた後更に、ベルトユニット23が下降していき、つい
には、ベルトユニット23が位置決め部221,222
に到達する。このとき、図31及び図32に示すよう
に、係止スリット533と係止ピン535との相対移動
によってベルトユニット23の下降動作は許容される。
また、ベルトユニット23の下降動作に伴ってベルトユ
ニット23は軸方向位置規制部223にて軸方向の位置
規制を受けながら位置決め部221,222に位置決め
される。この後、ベルトユニット23が位置決め部22
1,222に到達すると、サブユニット開放、固定機構
500の固定用バネ523による固定力によってベルト
ユニット23が位置決め部221,222に位置決め固
定される。尚、感光体ユニット30はベルトユニット2
3の押圧部材236による押圧力により位置決め部21
0に固定される。
【0060】このようなサブユニット開放、固定機構5
00(図19〜図21,図31〜図33参照)において
は、図19及び図20に示すように、操作レバー505
を固定操作位置から開放操作位置へ移動させるようにす
れば、以下に示すような所定の開放手順(図5〜図7)
に従って感光体ユニット30及びベルトユニット23が
開放される。 ベルトユニット23の固定状態を解除 ベルトユニット23を位置決め部221,222から
離間 感光体ユニット30の固定状態を解除 感光体ユニット30を位置決め部210から離間
【0061】一方、図19及び図20に示すように、操
作レバー505を開放操作位置から固定操作位置へ移動
させるようにすれば、以下に示すような所定の固定手順
(図5〜図7参照)に従って感光体ユニット30及びベ
ルトユニット23が固定される。 ベルトユニット23及び感光体ユニット30を開放位
置に保持 感光体ユニット30の軸方向位置規制(図8〜図10
参照) 感光体ユニット30のXY方向位置決め(図8〜図1
0参照) ベルトユニット23の軸方向位置規制(図11〜図1
4参照) ベルトユニット23のXY方向位置決め(図11〜図
14参照) ベルトユニット23の固定(図11〜図14参照) 感光体ユニット30の固定(図8〜図10参照)
【0062】このようなサブユニット開放、固定機構5
00を具備した態様にあっては、一つの操作レバー50
5を所定方向に操作するだけで、感光体ユニット30及
びベルトユニット23は夫々の開放位置又は夫々位置決
め固定位置に移動せしめられる。よって、感光体ユニッ
ト30の交換作業時において、ベルトユニット23が邪
魔するようなことはなく、また、夫々正規位置(位置決
め固定位置)に再セットされる。特に、本実施の形態で
は、各ユニット23,30のXY方向位置決めを行う前
に軸方向位置規制を行うようにしているため、各ユニッ
ト23,30位置決め後に軸方向位置拘束手段にて軸方
向位置を拘束する態様(例えば特願平11−11860
6号,特願平10−305458号)を採用したとして
も、各ユニット23,30が夫々の位置決め部221,
222又は210に対し摩擦摺動することはない。
【0063】それゆえ、感光体ユニット30及びベルト
ユニット23は正規位置に位置決め固定されることにな
り、ミスアライメントは有効に回避される。また、各ユ
ニット23,30に対する煩雑な開放手順や固定手順を
一つの操作で可能としているため、ユーザーの負担も軽
減される。更に、サブユニット開放、固定機構500
は、一つの操作により各ユニット23,30に対する開
放手順や固定手順に従って連動するものになっているた
め、誤操作によって各ユニット23,30のミスアライ
メントが生じたり、あるいは、誤操作によって各ユニッ
ト23,30が破損する虞れもない。
【0064】〔3−2〕具体例2 図22〜図23は本実施の形態にて用いられるサブユニ
ット開放、固定機構500の具体例2を示す。同図にお
いて、サブユニット開放、固定機構500は、本体フレ
ーム200の一対のメインフレーム202,203(図
22,図23ではメインフレーム省略)の内側面に昇降
自在なユニット支持フレーム501を設け、これらのユ
ニット支持フレーム501を夫々リンク機構552,5
53を介して昇降支持し、これらのリンク機構552,
553には操作レバー505の回転操作に連動して進退
する駆動ロッド504を連結させるようにしたものであ
る。
【0065】本例において、ユニット支持フレーム50
1は、具体例1と略同様に構成されている(具体例1と
同様な構成要素については具体例1と同様な符号を付し
てここではその詳細な説明を省略する)が、具体例1と
異なり、側方フレーム511として下方に開口したチャ
ンネル形状のものを用い、その両端下部に係止ピン51
8を突設したものである。そして、リンク機構552
は、図22〜図23に示すように、リンクアーム561
及びこのリンクアーム561に所定の付勢力を与える固
定用バネ565からなる。ここで、リンクアーム561
は、略T字状に形成されるアーム本体562を有し、当
該アーム本体のT字状横線部の略中心部を本体フレーム
200に回転中心MOとして軸着し、また、T字状横線
部の一端側には駆動ロッド504の一端を駆動連結し、
更に、アーム本体562のT字状脚部には前記ユニット
支持フレーム501の係止ピン518が係合する係止長
孔563を形成したものである。一方、固定用バネ56
5は、本体フレーム200にその一端を固定係止し、リ
ンクアーム561におけるアーム本体562のT字状横
線部のうち駆動ロッド504との係止点の反対側にその
他端を固定係止したものである。尚、リンク機構553
は左右の位置関係が逆である点を除いてリンク機構55
2と略同様である。更にまた、本具体例においても、具
体例1と同様な連動支持機構530(図31〜図33参
照)が設けられている。
【0066】このようなサブユニット開放、固定機構5
00によれば、例えば図22に示すように、操作レバー
505を開放操作位置(立ち姿勢)に保持している場合
には、リンク機構552は、固定用バネ565の付勢力
によりリンクアーム561のT字状脚部を斜め上方に向
けて配置するから、ユニット支持フレーム501が上昇
し、係止フック部513,514と支持ピン515,5
16との係合によりベルトユニット23が位置決め位置
より上方の開放位置に上昇保持される。一方、図23に
示すように、操作レバー505を横臥姿勢に回動する
と、リンク機構552は、駆動ロッド504の移動に伴
ってリンクアーム561を回転中心MO周りに回動させ
ることで、リンクアーム561のT字状脚部を斜め下方
に向けて配置し、かつ、固定用バネ565の倒れ込みに
よりリンクアーム561のT字状脚部を下方に向けて押
圧付勢する。
【0067】このとき、リンクアーム561の回転によ
りユニット支持フレーム501が下降し、これに伴っ
て、ベルトユニット23も下降する。そして、ベルトユ
ニット23が位置決め部221,222に到達した時点
において前記固定用バネ565による押圧付勢力がユニ
ット支持フレーム501を介してベルトユニット23を
下方に押し付ける固定力として作用するため、ベルトユ
ニット23は位置決め部221,222に確実に位置決
め固定される。尚、本例でも、連動支持機構530が働
くため、具体例1と同様に、感光体ユニット30はベル
トユニット23と共に所定の開放手順、固定手順に従っ
て開放又は位置決め固定される。
【0068】〔3−3〕具体例3 図24〜図26は本実施の形態にて用いられるサブユニ
ット開放、固定機構500の具体例3を示す。同図にお
いて、サブユニット開放、固定機構500は、本体フレ
ーム200の一対のメインフレーム202,203(図
24,図25ではメインフレーム202を省略)の内側
面に昇降自在なユニット支持フレーム501を設け、こ
れらのユニット支持フレーム501を夫々リンク機構5
72,573を介して昇降支持し、これらのリンク機構
572,573には操作レバー506の回転操作に連動
して水平方向に進退する可動部材507の動きを伝達す
るようにしたものである。そして、本例のサブユニット
開放、固定機構500も具体例1,2と同様に連動支持
機構530(図31〜図33)を具備している。
【0069】本例において、ユニット支持フレーム50
1は、係止スリット517の位置が若干相違するものの
具体例1と略同様に構成されている。また、可動部材5
07は本体フレーム200の外側面において水平方向に
沿って進退自在に支持されており、操作レバー506の
開放操作位置(左傾斜姿勢)と固定操作位置(右傾斜姿
勢)との間の揺動操作に伴って進退するようになってい
る。そして、前記可動部材507の両端部には夫々ラッ
ク508が刻設されている。更に、リンク機構572
は、特に図26(a)〜(c)に示すように、一方に可
動部材507のラック508に噛合する扇形ギア部58
2が形成されて略中央部が本体フレーム200に回転中
心MOとして軸着されるギアリンクアーム581と、略
三角形状に形成されて一つの頂部が前記ギアリンクアー
ム581の扇形ギア部582の反対側端に回動自在に軸
着され且つ他の頂部がユニット支持フレーム501の係
止スリット517に回転且つ摺動自在に係合する固定用
アーム583と、前記ギアリンクアーム581の扇形ギ
ア部582の一部と前記固定用アーム583の更に別の
頂部との間に連結される固定用バネ584とで構成され
ている。尚、リンク機構573はリンク機構572と略
同様である。
【0070】更にまた、本例では、操作レバー506の
位置を拘束するレバー位置拘束機構590が設けられて
いる。このレバー位置拘束機構590は、本体フレーム
200(具体的にはメインフレーム202:図3参照)
に略V字状の拘束アーム591を回転自在に取付け、こ
の拘束アーム591の一方の腕部にはU字溝592を形
成する一方、この拘束アーム591の他方の腕部先端と
本体フレーム200との間には拘束用バネ593を介装
し、更に、可動部材507には前記U字溝592に係合
する係合ピン594を突設させるようにしたものであ
る。
【0071】このようなサブユニット開放、固定機構5
00によれば、例えば図24に示すように、操作レバー
506を開放操作位置(左傾斜姿勢)に保持している場
合には、レバー位置拘束機構590は、拘束アーム59
1のV字開口が上方を向くように配置され、拘束アーム
591を拘束用バネ593にて反時計回り方向に付勢す
るが、拘束アーム591のU字溝592に係合ピン59
4が係合しているため、拘束アーム591の回転動作は
規制されることになり、操作レバー506は開放操作位
置に確実に拘束保持される。このとき、可動部材507
は所定の位置に配置されるため、リンク機構572,5
73にあっては、図26(a)に示すように、可動部材
507のラック508に噛合する扇形ギア部582の相
対位置も一義的に決まり、ギアリンクアーム581は立
ち姿勢状態に保持される。すると、このギアリンクアー
ム581は固定用アーム583を介してユニット支持フ
レーム501を上昇させることになり、ベルトユニット
23を開放位置に移動させると共に、連動支持機構53
0を介して感光体ユニット30を開放位置へと移動させ
る。
【0072】次に、 図25に示すように、操作レバー
506を固定操作位置(右傾斜姿勢)に移動させると、
この操作レバー506の揺動に伴って可動部材507が
図中右側へ移動する。このとき、レバー位置拘束機構5
90は、可動部材507の図中右方向への移動に伴って
係合ピン594が拘束アーム591を右回転方向に回転
させ、拘束アーム591のV字開口が右方向に向くよう
に配置する。すると、拘束用バネ593が拘束アーム5
91の回転中心を乗り越え、拘束アーム591を時計回
り方向に付勢するが、拘束アーム591のU字溝592
に係合ピン594が係合しているため、拘束アーム59
1の回転動作は規制されることになり、操作レバー50
6は固定操作位置に確実に拘束保持される。
【0073】一方、可動部材507が図中右方向へ移動
すると、リンク機構572,573にあっては、図26
(b)に示すように、ラック508に噛合する扇形ギア
部582が移動し、ギアリンクアーム581が倒れ込
む。すると、このギアリンクアーム581は固定用アー
ム583を介してユニット支持フレーム501を下降さ
せることになり、ベルトユニット23を直接、感光体ユ
ニット30を連動支持機構530を介して夫々の開放位
置から各位置決め部221,222,210へと移動さ
せる。そして、図22(c)に示すように、可動部材5
07のラック508が更に右方向へ移動すると、扇形ギ
ア部582が更に回転し、ギアリンクアーム581と固
定用アーム583との間のスパンが広げられるため、両
者間に介装されている固定用バネ584が引っ張られ
る。このとき、ベルトユニット23は位置決め部22
1,222に到達した状態であり、固定用バネ584の
押圧付勢力がユニット支持フレーム501を介してベル
トユニット23を下方に押し付ける固定力として作用す
るため、ベルトユニット23は位置決め部221,22
2に確実に位置決め固定される。尚、本例でも、連動支
持機構530が働くため、具体例1,2と同様に、感光
体ユニット30はベルトユニット23と共に所定の開放
手順、固定手順に従って開放又は位置決め固定される。
【0074】〔3−4〕具体例4 図27〜図30は本実施の形態にて用いられるサブユニ
ット開放、固定機構500の具体例4を示す。同図にお
いて、サブユニット開放、固定機構500は、本体フレ
ーム200の一対のメインフレーム202,203(図
27,図28ではメインフレーム202を省略)の内側
面に昇降自在なユニット支持フレーム501を設け、こ
れらのユニット支持フレーム501を夫々リンク機構6
02,603を介して昇降支持し、これらのリンク機構
602,603には操作レバー604の回転操作に連動
して水平方向に進退する可動部材606の動きを伝達す
るようにしたものである。そして、本例のサブユニット
開放、固定機構500も具体例1〜3と同様に連動支持
機構530(図31〜図33)を具備している。
【0075】本例において、ユニット支持フレーム50
1は具体例1と略同様に構成されている。また、可動部
材606は本体フレーム200の外側面において水平方
向に沿って進退自在に支持されており、操作レバー60
4の開放操作位置(横臥姿勢)と固定操作位置(立ち姿
勢)との間の揺動操作に伴って進退するようになってい
る。より具体的には、操作レバー604はビニオンギア
605の中心部に連結されて揺動し得るようになってお
り、前記ビニオンギア605は可動部材606の操作用
ラック607に噛合するようになっている。更に、可動
部材606は、前記操作用ラック607の他にリンク機
構602,603に関わるリンク用ラック608,60
9を具備している。
【0076】また、本例のリンク機構602は、特に図
29(a)〜(c)に示すように、本体フレーム200
に回転可能に支持されるビニオンギア611と、緩やか
な略V字形状に形成されてその略中央部がビニオンギア
611の中心部に固着されるリンクアーム612と、略
三角形状に形成されて一つの頂部が前記リンクアーム6
12の屈曲部一端側に回動自在に軸着され且つ他の頂部
がユニット支持フレーム501の係止スリット517に
回転且つ摺動自在に係合する固定用アーム613と、前
記リンクアーム612の屈曲部他端側と前記固定用アー
ム613の更に別の頂部との間に連結される固定用バネ
614とで構成されている。尚、リンク機構603は左
右の位置関係が逆である点を除いてリンク機構602と
同様である。
【0077】更に、本例では、サブユニット開放、固定
機構500は、ベルトユニット23の固定力が更に補助
せしめられる固定力補助機構620を具備している。こ
の固定力補助機構620は、特に図30(a)(b)に
示すように、本体フレーム200の図示外のメインフレ
ームに対して固定力補助アーム621を回転自在に設
け、この固定力補助アーム621には、本体フレーム2
00のベースフレーム201に当接して回転止め機能が
発揮せしめられる回転止め突起622及びU字溝623
を形成する一方、可動部材606には前記U字溝623
に係合する係合ピン624を突設し、更に、本体フレー
ム200の図示外のメインフレームと固定力補助アーム
621の回転止め突起622の反対側との間に引っ張り
バネ625を介装するようにしたものである。
【0078】このようなサブユニット開放、固定機構5
00によれば、例えば図27に示すように、操作レバー
604を開放操作位置(横臥姿勢)に保持している場合
には、可動部材606は所定の位置に配置されるため、
リンク機構602,603にあっては、図29(a)に
示すように、可動部材606のリンク用ラック608,
609に噛合するビニオンギア611の相対位置も一義
的に決まり、このビニオンギア611に連結されている
リンクアーム612は立ち姿勢状態に保持される。する
と、このリンクアーム612は固定用アーム613を介
してユニット支持フレーム501を上昇させることにな
り、ベルトユニット23を開放位置に移動させると共
に、連動支持機構530を介して感光体ユニット30を
開放位置へと移動させる。
【0079】次に、図28に示すように、操作レバー6
04を固定操作位置(立ち姿勢)に移動させると、この
操作レバー604の揺動に伴ってビニオンギア605が
操作用ラック607と噛合し、可動部材606が図中左
側へ移動する。このとき、リンク機構602,603に
あっては、図29(b)に示すように、可動部材606
のリンク用ラック608,609とビニオンギア611
との噛合によりビニオンギア611が図28の矢印方向
に回転し、リンクアーム612が倒れ込む。すると、リ
ンクアーム612は固定用アーム613を介してユニッ
ト支持フレーム501を下降させることになり、ベルト
ユニット23を直接、感光体ユニット30を連動支持機
構530を介して夫々の開放位置から各位置決め部22
1,222,210へと移動させる。
【0080】そして、図29(c)に示すように、可動
部材606のリンク用ラック608,609が更に左方
向へ移動すると、ビニオンギア611が更に回転し、リ
ンクアーム612と固定用アーム613との間のスパン
が広げられるため、両者間に介装されている固定用バネ
614が引っ張られる。このとき、ベルトユニット23
は位置決め部221,222に到達した状態であり、固
定用バネ614の押圧付勢力がユニット支持フレーム5
01を介してベルトユニット23を下方に押し付ける固
定力として作用するため、ベルトユニット23は位置決
め部221,222に確実に位置決め固定される。
【0081】特に、本例では、図30(a)(b)に示
すような固定力補助機構620が設けられているため、
ベルトユニット23を固定するための固定力がより多く
確保される。より具体的に述べると、操作レバー604
を固定操作位置(立ち姿勢)に移動させると、可動部材
606が図中左方向に移動し、可動部材606に形成さ
れた係合ピン624がU字溝623に当接し、図30
(b)に示すように、固定力補助アーム621を反時計
回り方向に回動させ、固定力補助アーム621のU字溝
623に可動部材606の係合ピン624が係合する。
すると、同図(b)に示すように、引っ張りバネ625
が固定力補助アーム621の中心軸より下方側へ移動
し、固定力補助アーム621に対し反時計回り方向へ向
けて引っ張ろうとする。この状態において、固定力補助
アーム621のU字溝623が係合ピン624位置を拘
束するため、可動部材606の進退方向への遊び移動は
なくなり、その分、リンク機構602,603における
リンクアーム612の姿勢が固定的に保持されることに
なり、固定用バネ614による固定力がベルトユニット
23側へ確実に伝達される。尚、本例でも、連動支持機
構530が働くため、具体例1,2と同様に、感光体ユ
ニット30はベルトユニット23と共に所定の開放手
順、固定手順に従って開放又は位置決め固定される。
【0082】尚、上述したサブユニット開放、固定機構
500の具体例1〜4はいずれも連動支持機構530を
備えているため、一つの操作でベルトユニット23に限
らず感光体ユニット30の開放、固定作業についても連
動して行うことが可能であるが、本発明にあっては、こ
れに限られるものではなく、夫々のユニット23,30
に対して個別にサブユニット開放、固定機構500を設
けるようにしてもよいし、あるいは、上述した連動支持
機構530を設けずに、感光体ユニット30の交換動作
を妨げるベルトユニット23のみについて上述したサブ
ユニット開放、固定機構500を用いた開放、固定動作
を行わせるようにすることも可能である。
【0083】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の一態
様によれば、少なくとも一方が他方の交換動作を妨げる
位置に配置される位置関係の複数のサブユニットを具備
する態様であっても、本体フレームの正規位置に夫々の
サブユニットの位置決め部を設け、サブユニット開放機
構にて少なくとも外側サブフレームを位置決め固定位置
から所定の開放位置に移動させるようにしたので、外側
サブユニットに邪魔されることなく、内側サブユニット
の取外し作業を行うことが可能になり、しかも、内側サ
ブユニットの交換作業時において外側サブユニットの位
置決め固定位置に対する相対位置関係を維持することが
可能になり、その分、外側サブユニットの再セット時に
おける位置ずれを確実に防止することができる。
【0084】また、本発明の別の態様によれば、少なく
とも一方が他方の交換動作を妨げる位置に配置される位
置関係の複数のサブユニットを具備する態様であって
も、本体フレームの正規位置に夫々のサブユニットの位
置決め部を設け、サブユニット固定機構にて少なくとも
外側サブフレームを開放位置に保持し且つ開放位置から
位置決め固定位置に移動させるようにしたので、外側サ
ブユニットに邪魔されることなく、内側サブユニットの
取付作業を行うことが可能になり、しかも、サブユニッ
トを位置決め固定位置に容易に再セットすることができ
る。
【0085】更に、本発明の別の態様によれば、本体フ
レーム側にサブユニットが位置決めせしめられる位置決
め部を設け、この位置決め部には、サブユニットが位置
決めされる前にサブユニットの軸方向位置が予め拘束さ
れる軸方向位置拘束部を具備させるようにしたので、サ
ブユニット交換時においても、本体フレームに対しサブ
ユニットを軸方向位置規制した状態で位置決めすること
ができ、位置決め後に、軸方向拘束手段にてサブユニッ
トの軸方向位置を拘束する際に、本体フレームとサブユ
ニットとの間で摩擦摺動が起こる懸念がなくなる。この
ため、サブユニットの交換作業時の位置決め作業が簡単
になり、しかも、サブフレームの軸方向位置ずれに伴う
レジエラーを有効に防止でき、サブユニットの位置決め
精度を極めて安定させることができるほか、本体フレー
ムとサブユニットとの摩擦摺動によるサブユニットの破
損も有効に防止することができる。
【0086】更にまた、本発明の別の態様によれば、本
体フレーム側にサブユニットが位置決めせしめられる位
置決め部を設け、この位置決め部には、サブユニットの
高さ方向及び水平方向の二方向を規制する二方向位置決
め部と、サブユニットの高さ方向のみを規制する一方向
位置決め部とを具備させ、一方向位置決め部よりも二方
向位置決め部に対してサブユニットを優先的に位置決め
するようにしたので、一方向位置決め部側で水平方向の
位置決め誤差を有効に吸収することが可能になり、その
分、サブユニットの歪み変形を有効に抑えながら、サブ
ユニットの位置決め性を良好に保つことができる。それ
ゆえ、本発明によれば、サブユニットの交換作業性を改
善することができ、正規位置にサブユニットを簡単且つ
正確に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置のサブユニット取
付構造の概要を示す説明図である。
【図2】 実施の形態1に係る画像形成装置の全体構成
を示す説明図である。
【図3】 本実施の形態で用いられる本体フレーム構造
及び感光体ユニット、ベルトユニットの位置決め部構造
を示す説明図である。
【図4】 感光体ユニットの位置決め部及び固定デバイ
スの詳細を示す説明図である。
【図5】 本実施の形態に係る画像形成装置の感光体ユ
ニット及びベルトユニットの固定状態を示す説明図であ
る。
【図6】 本実施の形態に係る画像形成装置のベルトユ
ニット離間状態を示す説明図である。
【図7】 本実施の形態に係る画像形成装置のベルトユ
ニット及び感光体ユニットの離間状態(開放状態)を示
す説明図である。
【図8】 (a)は本実施の形態に係る画像形成装置の
感光体ユニットの位置決め工程のステップ1(開放状
態)を示す正面説明図、(b)は同側面説明図である。
【図9】 (a)は本実施の形態に係る画像形成装置の
感光体ユニットの位置決め工程のステップ2(感光体ユ
ニット軸方向拘束)を示す正面説明図、(b)は同側面
説明図である。
【図10】 (a)は本実施の形態に係る画像形成装置
の感光体ユニットの位置決め工程のステップ3(感光体
ユニット固定)を示す正面説明図、(b)は要部斜視説
明図である。
【図11】 (a)は本実施の形態に係る画像形成装置
のベルトユニットの位置決め工程のステップ1(ベルト
ユニット開放状態)を示す側面説明図、(b)は(a)
を背面側から見た要部矢視図である。
【図12】 (a)は本実施の形態に係る画像形成装置
のベルトユニットの位置決め工程のステップ2(ベルト
ユニット軸方向位置決め)を示す側面説明図、(b)は
(a)を背面側から見た要部矢視図である。
【図13】 (a)は本実施の形態に係る画像形成装置
のベルトユニットの位置決め工程のステップ3(ベルト
ユニットXY方向位置決め)を示す側面説明図、(b)
は(a)を背面側から見た要部矢視図である。
【図14】 (a)は本実施の形態に係る画像形成装
置のベルトユニットの位置決め工程のステップ4(ベル
トユニット固定状態)を示す側面説明図、(b)は
(a)を背面側から見た要部矢視図である。
【図15】 本実施の形態で用いられるベルトユニット
を斜め下方から見た矢視図である。
【図16】 本実施の形態で用いられるベルトユニット
のXY方向位置決め固定状態を示す正面説明図である。
【図17】 その左側面説明図である。
【図18】 その平面模式図である。
【図19】 本実施の形態に係る画像形成装置のサブユ
ニット開放、固定機構の具体例1(開放状態)を示す説
明図である。
【図20】 具体例1に係るサブユニット開放、固定機
構の固定状態を示す説明図である。
【図21】 (a)〜(c)は具体例1に係るサブユニ
ット開放、固定機構の図中XVII部分の動作過程を示
す説明図である。
【図22】 本実施の形態に係る画像形成装置のサブユ
ニット開放、固定機構の具体例2(開放状態)を示す説
明図である。
【図23】 具体例2に係るサブユニット開放、固定機
構の固定状態を示す説明図である。
【図24】 本実施の形態に係る画像形成装置のサブユ
ニット開放、固定機構の具体例3(開放状態)を示す説
明図である。
【図25】 具体例3に係るサブユニット開放、固定機
構の固定状態を示す説明図である。
【図26】 (a)〜(c)は具体例3に係るサブユニ
ット開放、固定機構の図中XXII部分の動作過程を示
す説明図である。
【図27】 本実施の形態に係る画像形成装置のサブユ
ニット開放、固定機構の具体例4(開放状態)を示す説
明図である。
【図28】 具体例4に係るサブユニット開放、固定機
構の固定状態を示す説明図である。
【図29】 (a)〜(c)は具体例4に係るサブユニ
ット開放、固定機構の図中XXV部分の動作過程を示す
説明図である。
【図30】 (a)(b)は具体例4で用いられる固定
力補助機構の動作過程を示す説明図である。
【図31】 本実施の形態に係る画像形成装置のサブユ
ニット開放、固定機構にて用いられる連動機構の一例
(固定状態)を示す説明図である。
【図32】 同連動機構のベルトユニット離間時の状態
を示す説明図である。
【図33】 同連動機構のベルトユニット及び感光体ユ
ニット離間状態(開放状態)時の状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1…本体フレーム,2…サブユニット,2(1)…内側サ
ブユニット,2(2)…外側サブユニット,3,3(1),3
(2)…位置決め部,5…サブユニット開放機構,6…サ
ブユニット固定機構
フロントページの続き (72)発明者 鮫島 淳一郎 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 徳永 雅彰 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2H027 HB04 HB16 HB18 ZA07 2H071 BA03 BA13 BA14 BA16 BA29 CA05 DA09 DA15 DA31 EA18

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体フレームに画像形成用のサブユニッ
    トを着脱自在に取り付け、少なくとも一方が他方の交換
    動作を妨げる位置に配置される位置関係の複数のサブユ
    ニットを備えた画像形成装置において、 本体フレーム側に設けられて前記複数のサブユニットを
    位置決めする位置決め部と、 前記複数のサブユニットが位置決め部に位置決め固定さ
    れた状態から開放される際に使用され、少なくとも内側
    に配置された内側サブユニットの交換動作を妨げる外側
    に配置される外側サブユニットが位置決め固定位置から
    所定の開放位置へ移動せしめられるサブユニット開放機
    構とを備えたことを特徴とする画像形成装置のサブユニ
    ット取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置のサブユニ
    ット取付構造において、 サブユニット開放機構は、複数のサブユニットが位置決
    め部に位置決め固定された状態から開放される際に使用
    され、夫々のサブユニットを位置決め固定位置から所定
    の開放位置へ移動させるものであることを特徴とする画
    像形成装置のサブユニット取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置のサ
    ブユニット取付構造において、 サブユニット開放機構は、所定の開放手順に従って連動
    するものであることを特徴とする画像形成装置のサブユ
    ニット取付構造。
  4. 【請求項4】 本体フレームに画像形成用のサブユニッ
    トを着脱自在に取り付け、少なくとも一方が他方の交換
    動作を妨げる位置に配置される位置関係の複数のサブユ
    ニットを備えた画像形成装置において、 複数のサブユニットを取り外すに際し、 少なくとも内側に配置された内側サブユニットの交換動
    作を妨げる外側に配置される外側サブユニットの位置決
    め部への固定状態を解除し、かつ、この外側サブユニッ
    トを位置決め部から開放する外側サブユニット開放工程
    と、 内側サブユニットの位置決め部への固定状態を解除し、
    かつ、少なくとも外側サブユニット開放工程が行われた
    後若しくは同時に内側サブユニットを位置決め部から開
    放する内側サブユニット開放工程とを備えた画像形成装
    置のサブユニット取外し方法。
  5. 【請求項5】 本体フレームに画像形成用のサブユニッ
    トを着脱自在に取り付け、少なくとも一方が他方の交換
    動作を妨げる位置に配置される位置関係の複数のサブユ
    ニットを備えた画像形成装置において、 本体フレーム側に設けられて前記複数のサブユニットを
    位置決めする位置決め部と、 前記複数のサブユニットが開放された状態から位置決め
    部に位置決め固定される際に使用され、少なくとも内側
    に配置された内側サブユニットの交換動作を妨げる外側
    に配置される外側サブユニットが所定の開放位置に保持
    され且つ当該開放位置から所定の位置決め固定位置へ移
    動せしめられるサブユニット固定機構とを備えたことを
    特徴とする画像形成装置のサブユニット取付構造。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画像形成装置のサブユニ
    ット取付構造において、 サブユニット固定機構は、複数のサブユニットが位置決
    め部に位置決め固定される際に使用され、夫々のサブユ
    ニットを所定の開放位置に保持し且つこの開放位置から
    位置決め固定位置へ移動させるものであることを特徴と
    する画像形成装置のサブユニット取付構造。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6記載の画像形成装置のサ
    ブユニット取付構造において、 サブユニット固定機構は、所定の固定手順に従って連動
    するものであることを特徴とする画像形成装置のサブユ
    ニット取付構造。
  8. 【請求項8】 本体フレームに画像形成用のサブユニッ
    トを着脱自在に取り付け、少なくとも一方が他方の交換
    動作を妨げる位置に配置される位置関係の複数のサブユ
    ニットを備えた画像形成装置において、 複数のサブユニットを取り付けるに際し、 少なくとも内側に配置されるべき内側サブユニットを位
    置決め部に位置決めし、かつ、この内側サブユニットを
    位置決め部に固定する内側サブユニット固定工程と、 内側サブユニット固定工程の少なくとも位置決め工程が
    行われた後に行われ、この内側サブユニットの外側に配
    置されるべき外側サブユニットを位置決め部に位置決め
    し、かつ、外側サブユニットを位置決め部に固定する外
    側サブユニット固定工程とを備えたことを特徴とする画
    像形成装置のサブユニット取付方法。
  9. 【請求項9】 本体フレームに画像形成用のサブユニッ
    トを着脱自在に取り付け、少なくとも一方が他方の交換
    動作を妨げる位置に配置される位置関係の複数のサブユ
    ニットを備えた画像形成装置において、 本体フレーム側に設けられて前記複数のサブユニットを
    位置決めする位置決め部と、 前記複数のサブユニットが位置決め部に位置決め固定さ
    れた状態から開放される際に使用され、少なくとも内側
    に配置された内側サブユニットの交換動作を妨げる外側
    に配置される外側サブユニットが位置決め固定位置から
    所定の開放位置へ移動せしめられるサブユニット開放機
    構と、 前記複数のサブユニットが開放された状態から位置決め
    部に位置決め固定される際に使用され、少なくとも内側
    に配置された内側サブユニットの交換動作を妨げる外側
    に配置される外側サブユニットが所定の開放位置に保持
    され且つ当該開放位置から所定の位置決め固定位置へ移
    動せしめられるサブユニット固定機構とを備え、 サブユニット開放機構及びサブユニット固定機構を同一
    要素で構成したことを特徴とする画像形成装置のサブユ
    ニット取付構造。
  10. 【請求項10】 請求項1、5又は9いずれかに記載の
    画像形成装置のサブユニット取付構造において、 サブユニット開放機構又はサブユニット固定機構にはサ
    ブユニットを位置決め固定するための固定力が付与せし
    められる固定力発生手段を具備することを特徴とする画
    像形成装置のサブユニット取付構造。
  11. 【請求項11】 本体フレームに画像形成用のサブユニ
    ットを着脱自在に取り付ける画像形成装置において、 本体フレーム側にはサブユニットが位置決めせしめられ
    る位置決め部を設け、 この位置決め部は、サブユニットが位置決めされる前に
    サブユニットの軸方向位置が予め拘束される軸方向位置
    拘束部を具備したことを特徴とする画像形成装置のサブ
    ユニット取付構造。
  12. 【請求項12】 本体フレームに画像形成用のサブユニ
    ットを着脱自在に取り付ける画像形成装置において、 本体フレーム側には、サブユニットの高さ方向及び水平
    方向の二方向を規制する二方向位置決め部と、サブユニ
    ットの高さ方向のみを規制する一方向位置決め部とを具
    備させ、 一方向位置決め部よりも二方向位置決め部に対してサブ
    ユニットを優先的に位置決めするようにしたことを特徴
    とする画像形成装置のサブユニット取付構造。
JP2000347342A 2000-06-09 2000-11-14 画像形成装置のサブユニット取付構造及びサブユニット取付、取外し方法 Pending JP2002062782A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000347342A JP2002062782A (ja) 2000-06-09 2000-11-14 画像形成装置のサブユニット取付構造及びサブユニット取付、取外し方法
US09/875,886 US6571073B1 (en) 2000-06-09 2001-06-08 Subunit attaching structure and subunit attaching/removing method in image forming apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-173624 2000-06-09
JP2000173624 2000-06-09
JP2000347342A JP2002062782A (ja) 2000-06-09 2000-11-14 画像形成装置のサブユニット取付構造及びサブユニット取付、取外し方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002062782A true JP2002062782A (ja) 2002-02-28
JP2002062782A5 JP2002062782A5 (ja) 2004-12-24

Family

ID=26593639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000347342A Pending JP2002062782A (ja) 2000-06-09 2000-11-14 画像形成装置のサブユニット取付構造及びサブユニット取付、取外し方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6571073B1 (ja)
JP (1) JP2002062782A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005077774A (ja) * 2003-09-01 2005-03-24 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP2006154578A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Katsuragawa Electric Co Ltd ベルト接離機構
JP2008046251A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US7424947B2 (en) 2005-12-26 2008-09-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
EP2040131A2 (en) 2007-09-21 2009-03-25 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2009109759A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7796916B2 (en) 2007-06-15 2010-09-14 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having a guide for guiding at first and/ or second image forming units to be mounting in the apparatus when an openable member is open
JP2010256756A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2012211940A (ja) * 2011-03-30 2012-11-01 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2017219598A (ja) * 2016-06-06 2017-12-14 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4501374B2 (ja) * 2003-07-14 2010-07-14 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
US8824022B2 (en) * 2003-09-18 2014-09-02 Ricoh Company, Ltd. Optical scanning apparatus and image forming apparatus
JP4417788B2 (ja) 2004-06-18 2010-02-17 株式会社リコー 画像形成措置
JP4763998B2 (ja) * 2004-11-11 2011-08-31 キヤノン株式会社 画像形成装置
KR100644662B1 (ko) * 2004-12-13 2006-11-10 삼성전자주식회사 전자사진방식 화상형성장치
JP4622524B2 (ja) * 2005-01-07 2011-02-02 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP4724002B2 (ja) * 2006-01-06 2011-07-13 株式会社リコー 画像形成装置
US8135305B2 (en) * 2007-10-18 2012-03-13 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US9261821B2 (en) 2007-10-30 2016-02-16 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP5606101B2 (ja) * 2010-03-01 2014-10-15 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP5454288B2 (ja) * 2010-03-26 2014-03-26 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP6079096B2 (ja) * 2012-09-26 2017-02-15 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP6417840B2 (ja) * 2014-10-08 2018-11-07 株式会社リコー 転写装置及び画像形成装置
JP6372462B2 (ja) * 2015-09-30 2018-08-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 中間転写ユニットを備えた画像形成装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4862212A (en) * 1987-03-03 1989-08-29 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2788285B2 (ja) * 1988-09-12 1998-08-20 株式会社リコー 画像記録装置
US5065195A (en) * 1989-07-05 1991-11-12 Konica Corporation Color image forming apparatus having a freely installable and detachable process cartridge
JPH06110290A (ja) 1992-09-24 1994-04-22 Toshiba Corp 画像形成装置
JPH08137181A (ja) * 1994-11-11 1996-05-31 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JP3541488B2 (ja) * 1995-04-14 2004-07-14 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP3689504B2 (ja) * 1996-09-26 2005-08-31 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置
JPH10301464A (ja) * 1997-02-27 1998-11-13 Canon Inc 画像形成装置
US6101349A (en) * 1998-04-13 2000-08-08 Kyocera Mita Corporation Image-forming machine having an image forming unit movable from an acting position to a non-acting position
JP3632734B2 (ja) 1998-10-27 2005-03-23 富士ゼロックス株式会社 ベルト搬送装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2000310921A (ja) 1999-04-26 2000-11-07 Fuji Xerox Co Ltd 像担持ドラム支持構造及びこれを用いた画像形成装置
JP2001066839A (ja) * 1999-08-30 2001-03-16 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005077774A (ja) * 2003-09-01 2005-03-24 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP4506939B2 (ja) * 2003-09-01 2010-07-21 セイコーエプソン株式会社 画像形成装置
JP2006154578A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Katsuragawa Electric Co Ltd ベルト接離機構
US7424947B2 (en) 2005-12-26 2008-09-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2008046251A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US7796916B2 (en) 2007-06-15 2010-09-14 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having a guide for guiding at first and/ or second image forming units to be mounting in the apparatus when an openable member is open
EP2040131A2 (en) 2007-09-21 2009-03-25 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US7912405B2 (en) 2007-09-21 2011-03-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having a plurality of image forming units
JP2009109759A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010256756A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2012211940A (ja) * 2011-03-30 2012-11-01 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2017219598A (ja) * 2016-06-06 2017-12-14 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6571073B1 (en) 2003-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002062782A (ja) 画像形成装置のサブユニット取付構造及びサブユニット取付、取外し方法
RU2419121C2 (ru) Электрофотографическое устройство для формирования изображения
US7257351B2 (en) Detaching/attaching mechanism and image forming device
JP4974290B2 (ja) 画像形成装置
KR101161998B1 (ko) 시트 급송 장치 및 화상 형성 장치
US10829325B2 (en) Sheet conveying apparatus and image forming apparatus
KR100552575B1 (ko) 시이트 공급 장치 및 화상 형성 장치
US8123422B2 (en) Image forming apparatus and opening/closing method of re-conveyance mechanism
US20050040583A1 (en) Image forming apparatus
JP2007128108A (ja) 画像形成装置
JP5110365B2 (ja) 画像記録媒体供給装置および画像形成装置
JP4185460B2 (ja) 給送装置および画像形成装置
JPH086471A (ja) 画像形成装置
US20180162664A1 (en) Sheet supporting apparatus and image forming apparatus
JP2022183488A (ja) 画像形成装置
JP4085288B2 (ja) 画像形成装置
KR102134208B1 (ko) 시트 반송 장치 및 화상 형성 장치
JP2014097872A (ja) シート受渡装置
JP4887891B2 (ja) シート排出装置及びこれを用いたシート処理装置、シート整合機構
US11472648B2 (en) Sheet supporting apparatus and image forming apparatus
JP5013174B2 (ja) 画像形成装置
US11307528B2 (en) Image forming apparatus having a locking mechanism for a unit
JP4290105B2 (ja) 画像形成装置
JP3524378B2 (ja) 画像形成装置
JP2021165183A (ja) シート支持装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040126

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060208