JP2000310921A - 像担持ドラム支持構造及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

像担持ドラム支持構造及びこれを用いた画像形成装置

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JP2000310921A JP11118606A JP11860699A JP2000310921A JP 2000310921 A JP2000310921 A JP 2000310921A JP 11118606 A JP11118606 A JP 11118606A JP 11860699 A JP11860699 A JP 11860699A JP 2000310921 A JP2000310921 A JP 2000310921A
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雅弘 佐藤
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置コストの低廉化を図りながら、簡単な構
成で、像担持ドラムの軸方向の位置変動に伴う画質劣化
を有効に回避する。 【解決手段】 像担持ドラム支持構造として、像担持ド
ラム1を回転支持する回転支持手段2と、像担持ドラム
1の軸方向両端若しくは一端が芯出しされながら保持さ
れ且つ像担持ドラム1の両端位置が拘束される芯出し位
置拘束手段3とを備える。特に、複数の像担持ドラム1
(例えば1a〜1d)を並列配置し、各像担持ドラム1
上に形成される可視像を中間転写体や記録材などの記録
搬送体8に順次転写する態様の画像形成装置に前記像担
持ドラム支持構造を適用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナー像などの可
視像が担持される像担持ドラム支持構造及びこれを用い
た画像形成装置に係り、特に、複数の像担持ドラムが並
列配置されるタンデム型画像形成装置において有効な像
担持ドラム支持構造及びこれを用いた画像形成装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における画像形成装置として、例え
ばタンデム型画像形成装置を例に挙げると、複数の色成
分(例えばイエロ、マゼンタ、シアン、ブラック)に対
応する複数の像担持ドラム(例えば感光体ドラム)を並
列配置し、各像担持ドラムの周囲には例えば電子写真用
デバイスを夫々配設する一方、各像担持ドラムに対向す
る部位には搬送ベルトを循環搬送し、この搬送ベルト上
に記録材(用紙やOHPシート)を吸着保持させ、電子
写真用デバイスにて各像担持ドラム上に形成された各色
成分トナー像を記録材に順次多重転写させるようにした
もの、あるいは、前記搬送ベルトを中間転写ベルトとし
て使用し、各像担持ドラム上に形成された各色成分トナ
ー像を搬送ベルト上に順次多重転写した後に、記録材に
一括転写するようにしたものが既に知られている(例え
ば特開平6−110290号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のタンデム型画
像形成装置にあっては、高速化という点では確かに有利
であるが、反面、各像担持ドラム上に形成された各色成
分トナー像を搬送ベルト上に直接若しくは記録材を介し
て順次多重転写する構成になっているため、各色成分ト
ナー像のレジストレーションを合わせ難いという技術的
課題がある。ここで、像担持ドラム駆動に起因するレジ
ストレーションのズレ成分としては、像担持ドラムの回
転方向の速度変動によるものと、軸方向の位置変動によ
るものとに分類されるが、どちらかというと、像担持ド
ラムの軸方向の位置変動によるレジストレーションのズ
レ成分の方が影響度合が大きい。すなわち、像担持ドラ
ム支持構造は、通常像担持ドラムの両端部をベアリング
などの軸受部材で回転自在に支承するものであるが、軸
受部材の支持部における像担持ドラムの軸方向ガタ成分
が比較的大きいため、例えばクリーナとしてブレードク
リーニング方式を採用したような態様にあっては、クリ
ーニングブレードの線圧が軸方向に対して不均一に作用
すると、線圧の不均一さに伴う作用力などが像担持ドラ
ムの軸方向に働き、前記軸受部材の支持部におけるガタ
成分だけ像担持ドラムが軸方向に容易に位置変動してし
まう。
【0004】このような技術的課題を解決する手段とし
て、例えば像担持ドラム(本例では感光体ドラム)の端
部フランジ部材に対向して支持部材を設け、この支持部
材には、像担持ドラムの回転中心を含む直線で線接触と
なるような摺接稜線部を設けると共に、静電潜像形成手
段による画像書き込み位置と転写手段による転写位置と
を結ぶ線が像担持ドラムの回転中心点を通るように、前
記静電潜像形成手段と転写手段とを配置する画像形成装
置が提案されている(例えば特開平9−300694号
公報参照)。このタイプによれば、仮に、像担持ドラム
の端部フランジ部材の端面が軸方向に直交する面に対し
て傾斜配置された場合、像担持ドラムの端部フランジ部
材は支持部材の摺接稜線部にて位置拘束されるため、端
部フランジ部材の傾斜姿勢に応じて前記像担持ドラムの
軸方向位置が変動することになる。しかしながら、この
像担持ドラムの軸方向の位置変動は半周(180°)毎
の周期で同一の位置に復帰するようになっているため、
像担持ドラム上の画像書き込み位置及び転写位置では像
担持ドラムの軸方向位置が同一に設定され、像担持ドラ
ムのレジストレーションが確保されるようになってい
る。
【0005】ところが、この種の先行技術にあっては、
仮に、像担持ドラムの端部フランジ部材の端面及び支持
部材の摺接稜線部が共に像担持ドラムの軸方向に直交す
る面に対して傾斜配置された場合には、必然的に、当該
摺接稜線部の傾斜姿勢分だけ像担持ドラムが半周毎の周
期で軸方向に位置変動するため、像担持ドラム上に形成
されるトナー像の主走査方向の書き出し位置が半周に亘
って変化することになり、像担持ドラム上に形成される
トナー像が主走査方向に対してゆがむという虞れがあ
る。このような不具合を解消するには、像担持ドラム上
の画像書き込み位置を予め補正することで対応すること
は可能かも知れないが、このような対応策では、装置構
成が複雑化してしまう点で好ましいとは言えない。更
に、上述した先行技術にあっては、像担持ドラム上の画
像書き込み位置と転写位置との相対位置関係を像担持ド
ラムの半周に対応して一義的に設定しなければならない
ため、画像形成装置のレイアウト上の制約が大きく、レ
イアウトの自由度という観点からして好ましいものとは
言えない。
【0006】尚、このような技術的課題は、特に、タン
デム型画像形成装置においては色ズレという形で露呈す
るため顕著であるが、必ずしもこれに限定されるもので
はなく、トナー像などの可視像が担持される像担持ドラ
ムを備えた画像形成装置については程度の差こそあれ広
く起こり得る。本発明は、以上の技術的課題を解決する
ためになされたものであって、装置コストの低廉化を図
りながら、簡単な構成で、像担持ドラムの軸方向の位置
変動に伴う画質劣化を有効に回避するようにした像担持
ドラム支持構造及びこれを用いた画像形成装置を提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、図
1(a)〜(c)に示すように、像担持ドラム1を回転
支持する回転支持手段2と、像担持ドラム1の軸方向両
端若しくは一端が芯出しされながら保持され且つ像担持
ドラム1の両端位置が拘束される芯出し位置拘束手段3
とを備えたことを特徴とする像担持ドラム支持構造であ
る。
【0008】このような技術的手段において、本願の像
担持ドラム支持構造はトナー像などの可視像が担持され
る感光体ドラムや誘電体ドラムなどの像担持ドラム1を
支持するものであれば全て対象とする。更に、本願は、
上述した像担持ドラム支持構造を有する画像形成装置を
も対象とするものであるが、例えば図1に示すように、
複数の像担持ドラム1(例えば1a〜1d)を並列配置
し、各像担持ドラム1上に形成される可視像を中間転写
体や記録材などの記録搬送体8に順次転写するようにし
た所謂タンデム型の画像形成装置においては、各像担持
ドラム1の軸方向の位置変動が色ズレとして大きく影響
することから、各像担持ドラム1の軸方向の位置変動が
確実に抑えられる態様の本願は特に有効である。
【0009】また、本願でいう「像担持ドラム1の軸方
向端」とは、像担持ドラム1を構成するユニット全体の
端部を意味するものであり、例えば像担持ドラム1がド
ラム本体の両端を端部フランジ部材で被覆する態様のも
のであれば、像担持ドラム1の端部フランジ部材の外側
端面が像担持ドラム1の軸方向端になるものであり、ま
た、像担持ドラム1の一端側に駆動ギアが装着され、当
該駆動ギアの外側端面が像担持ドラム1の軸方向端で露
呈する態様にあっては、駆動ギアの外側端面が像担持ド
ラム1の軸方向端になるものである。更に、回転支持手
段2については、像担持ドラム1を回転支持するもので
あれば、ベアリングなどの軸受部材を始め適宜選定して
差し支えなく、その支持箇所についても、像担持ドラム
1のドラム本体端部周面でもよいし、あるいは、像担持
ドラムの端部にドラム本体とは別に支持軸を設けた態様
にあってはこの支持軸でもよい。
【0010】また、芯出し位置拘束手段3については適
宜選定して差し支えないが、代表的な態様としては、例
えば図1(b)に示すように、像担持ドラム1の軸方向
一端側に固定位置拘束部材4を固定設置する一方、像担
持ドラム1の軸方向他端側には可動位置拘束部材6を前
記像担持ドラム1の軸方向に対して移動自在に設けると
共に、この可動位置拘束部材6を付勢手段7にて像担持
ドラム1の軸方向端部側へ押圧付勢し、少なくとも固定
位置拘束部材4及び像担持ドラム1の軸方向端部間に芯
出し機構5を設けた態様が挙げられる。更に、芯出し位
置拘束手段3の別の態様としては、像担持ドラム1の軸
方向両端側に固定位置拘束部材4を固定設置し、この固
定位置拘束部材4及び像担持ドラム1の軸方向端部間に
芯出し機構5を設けた態様が挙げられる。
【0011】ここで、芯出し機構5としては、像担持ド
ラム1の軸方向端を芯出ししながら回転自在に支持する
ものであればよく、像担持ドラム1の軸方向端中心部を
点支持する態様や、像担持ドラム1の軸方向端中心円部
を均等支持する態様(例えば図5(b)(c)に示す態
様)など適宜選定することができる。この場合におい
て、像担持ドラム1端側に芯出し機構5を一体的に設
け、例えば固定位置拘束部材4に芯出し機構5の先端部
を当接させるようにしてもよいし、逆に、例えば固定位
置拘束部材4側に芯出し機構5を一体的に設け、像担持
ドラム1端に前記芯出し機構5の先端部を当接させるよ
うにしてもよい。
【0012】また、特に、前者の態様(固定位置拘束部
材4+可動位置拘束部材6の態様)にあっては、像担持
ドラム1が軸方向に沿って固定位置拘束部材4側に押圧
付勢される構成を採用しているため、芯出し機構5は固
定位置拘束部材4及び像担持ドラム1の軸方向端部間に
設けられていればよいが、可動位置拘束部材6と像担持
ドラム1との間の抵抗を極力低減させるという観点から
すれば、可動位置拘束部材6及び像担持ドラム1の軸方
向端部間にも芯出し機構5を設ける態様が好ましい。そ
してまた、前者の態様にあっては、仮に、固定位置拘束
部材4と像担持ドラム1との間の芯出し機構5が摩耗し
たとしても、可動位置拘束部材6側の付勢手段7により
像担持ドラム1が軸方向に押圧付勢されるため、固定位
置拘束部材4と像担持ドラム1との間に芯出し機構5が
隙間無く配置されることになり、芯出し機構5の摩耗に
伴う像担持ドラム1の軸方向におけるガタ成分が有効に
抑えられる点で好ましい。
【0013】更に、前者の態様にあっては、像担持ドラ
ム1の軸方向一端は固定位置拘束部材4にて所定の基準
位置に位置拘束されるため、像担持ドラム1への駆動力
伝達時における像担持ドラム1の軸方向ガタ成分を効果
的に抑えるという観点からすれば、像担持ドラム1の軸
方向一端に駆動伝達部(例えば駆動ギア)を具備させ、
この駆動伝達部側に固定位置拘束部材4を固定設置する
態様が好ましい。
【0014】次に、上述した技術的手段の作用について
説明する。図1(a)〜(c)において、回転支持手段
2は像担持ドラム1を回転支持し、一方、芯出し位置拘
束手段3は、像担持ドラム1の軸方向両端若しくは一端
を芯出ししながら保持し、且つ、像担持ドラム1の両端
位置を軸方向に対して拘束する。従って、像担持ドラム
1の軸方向に対するガタがなくなり、その分、像担持ド
ラム1上に形成される可視像位置が像担持ドラム1の軸
方向に対してばらつくことは少なく抑えられる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいて本発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2は本発明が適用されたタンデム型画像形成装置の実
施の形態1を示す説明図である。同図において、タンデ
ム型画像形成装置は、例えばイエロ、マゼンタ、シア
ン、ブラックの四色の色成分トナー像を形成する四つの
画像形成ユニット10(10a〜10d)と、各画像形
成ユニット10に対向した部位に配設されるベルト搬送
装置20とをメインフレーム30内に格納したものであ
る。尚、図中、符号40は記録材上に転写されたカラー
トナー像を定着するための定着器である。
【0016】本実施の形態において、各画像形成ユニッ
ト10(10a〜10d)は、図3に示すように、ユニ
ットケース11内に像担持ドラムとしての感光体ドラム
12(12a〜12d)を回転自在に支承し、この感光
体ドラム12の周囲に例えば電子写真方式の図示外の各
デバイス(帯電デバイス、露光デバイス、現像デバイ
ス、クリーニングデバイス等)を配設する一方、ベルト
搬送装置20側に図示外の転写デバイスを配設したもの
である。一方、ベルト搬送装置20は、例えば3つの張
架ロール21〜23に掛け渡されて循環搬送する搬送ベ
ルト25(本例では、伸縮性のあるベルト素材(例えば
ウレタンゴム、クロロプレンゴム)を使用)を有し、本
実施の形態では、搬送ベルト25上に記録材を吸着保持
し、各画像形成ユニット10の各感光体ドラム12の転
写部位に沿って記録材を順次移動させるようにしたもの
である。尚、本実施の形態では、張架ロール21〜23
のいずれか一つ例えば21が駆動ロールであり、他の二
つが従動ロールである。
【0017】ここで、感光体ドラム12の支持構造につ
いて説明する。図3において、感光体ドラム12は、表
面に感光層が被覆されたドラム本体121の一端には図
示外の駆動モータからの駆動力伝達用の駆動ギア122
を嵌合固定する一方、前記ドラム本体121の他端を端
部フランジ123で被覆するようにしたものであり、ド
ラム本体121の両端をベアリング31,32を介して
回転自在に支承するものである。尚、本実施の形態で
は、駆動ギア122がドラム本体121の一端を完全に
被覆し、感光体ドラム12の軸方向一端が駆動ギア12
2の外側端面になっている。
【0018】特に、本実施の形態では、感光体ドラム1
2の軸方向両端は芯出し位置拘束機構50にて保持され
ている。この芯出し位置拘束機構50は、感光体ドラム
12の軸方向一端側に固定位置拘束機構50aを固定的
に設けると共に、前記感光体ドラム12の軸方向他端側
には可動位置拘束機構50bを設けたものである。
【0019】より具体的に述べると、固定位置拘束機構
50aは、図3及び例えば図4(a)に示すように、感
光体ドラム12の軸方向一端に対応した箇所に固定位置
拘束部材(機械フレーム等の固定部材)51を設け、こ
の固定位置拘束部材51には円錐状の芯出し突起52を
突設し、前記感光体ドラム12の軸方向一端中心に前記
芯出し突起52の先端を当接させるようにしたものであ
る。尚、図4及び図5においては、感光体ドラム12の
端部構造として駆動ギア122を省略して示している。
ここで、芯出し機構については、上述した芯出し突起5
2に限られるものではなく、適宜選定することができ
る。例えば図4(b)に示すように、感光体ドラム12
の軸方向端部に先端が感光体ドラム12の軸心を通るよ
うな円錐状の芯出し突起53を突設し、前記固定位置拘
束部材51に前記芯出し突起53の先端を当接させるよ
うにしてもよいし、あるいは、図4(c)(d)に示す
ように、固定位置拘束部材51あるいは感光体ドラム1
2の軸方向一端に半球状の芯出し突起54あるいは55
を突設し、感光体ドラム12の軸心の延長上で対向する
部材に前記芯出し突起54あるいは55の先端を当接さ
せるようにしてもよい。
【0020】また、図5(a)に示すように、例えば固
定位置拘束部材51に円錐状の芯出し突起52を突設す
る一方、感光体ドラム12の軸方向一端に前記芯出し突
起52の高さよりも浅い円錐状の芯出し凹部56を形成
し、この芯出し凹部56の中心底部に前記芯出し突起5
1の先端を点接触させるようにしてもよい。更に、図5
(b)に示すように、例えば固定位置拘束部材51に半
球状の芯出し突起54を突設する一方、感光体ドラム1
2の軸方向一端に前記芯出し突起54の高さよりも浅い
円錐状の芯出し凹部56を形成し、この芯出し凹部56
に前記芯出し突起54の中心部回りの同心円部を均等支
持させるようにしてもよい。更にまた、図5(c)に示
すように、感光体ドラム12の軸方向一端に当該感光体
ドラム12の径寸法に比べて十分に小さい径の円錐状の
芯出し凹部57を形成し、この芯出し凹部57と固定位
置拘束部材51の平面部との間に微小な球体58を介装
し、感光体ドラム12の軸方向に沿う球体58の中心軸
部回りの同心円部を芯出し凹部57に均等支持させるよ
うにしてもよい。特に、図5(b)(b)の態様は線接
触になるため、摩耗の程度が点接触の態様に比べて少な
く抑えられる点で好ましい。但し、点接触の態様の方が
精度が良い。
【0021】また、本実施の形態において、可動位置拘
束機構50bは、図3及び図6(端部フランジについて
は図示を省略)に示すように、感光体ドラム12の軸方
向他端に対応した箇所にある固定部材(機械フレーム等
の固定部材)61に台座部材62を突設配置し、この台
座部材62に嵌合して進退する筒状の可動位置拘束部材
63を配置すると共に、この可動位置拘束部材63の感
光体ドラム12側端に円錐状の芯出し突起64を突設
し、更に、可動位置拘束部材63を付勢スプリング65
にて感光体ドラム12側に付勢し、前記芯出し突起64
の先端を感光体ドラム12側端の端面中心に弾性的に当
接させるようにしたものである。尚、可動位置拘束機構
50bについては、上述した態様に限られるものではな
く、可動位置拘束部材63の先端に半球状の芯出し突起
(図示せず)を形成するようにしたり、あるいは、可動
位置拘束部材63の先端を平面状端面とし、対向する感
光体ドラム12の軸方向端に円錐状や半球状の芯出し突
起を形成するなど適宜設計変更して差し支えない。
【0022】次に、本実施の形態に係る画像形成装置の
作動について説明する。図2において、各画像形成ユニ
ット10(10a〜10d)では、例えば電子写真プロ
セスを経て各色成分のトナー像が感光体ドラム12上に
形成され、一方、ベルト搬送装置20の搬送ベルト25
上には図示外の記録材が吸着保持されると共に、各画像
形成ユニット10の転写部位を順次通過していく。そし
て、記録材上には各画像形成ユニット10からの各色成
分トナー像が順次多重転写され、全ての画像形成ユニッ
ト10を通過した後、記録材は定着器40へと搬送され
て記録材上のカラートナー像が定着される。
【0023】このような画像形成過程において、感光体
ドラム12の支持構造に着目してみると、本実施の形態
では、芯出し位置拘束機構50のうち、固定位置拘束機
構50aは、感光体ドラム12の軸方向一端を芯出しし
た状態で回転自在に保持し、かつ、感光体ドラム12の
軸方向一端位置を一義的に拘束する。一方、可動位置拘
束機構50bは、感光体ドラム12の軸方向他端を芯出
しした状態で回転支持し、かつ、感光体ドラム12の軸
方向他端位置を押し付け拘束する。従って、本実施の形
態においては、感光体ドラム12の軸方向のガタ成分は
0に抑えられることになり、仮に、周辺デバイス、例え
ばブレードクリーニング方式を採用したクリーニングデ
バイスから感光体ドラム12に軸方向への外力が作用し
たとしても、感光体ドラム12が軸方向へ移動すること
はない。このため、各画像形成ユニット10から記録材
上に転写される各色成分トナー像は、搬送ベルト25上
に正確に重ね転写されることになり、その分、高品位の
カラー画像が得られる。
【0024】ここで、本実施の形態モデルと、比較の形
態モデル(感光体ドラム12の軸方向端部に支持部材2
00を設け、この支持部材200に感光体ドラム12の
回転中心を含む直線Lで線接触する摺接稜線部201を
具備させた態様)とを対比し、感光体ドラム12の軸方
向のガタ成分について検討する。先ず、本実施の形態モ
デルにあっては、図7(a)に示すように、芯出し位置
拘束機構50は、感光体ドラム12の軸方向端回転中心
部Pを芯出ししながら保持し、かつ、両端位置を拘束す
るため、仮に、感光体ドラム12の端面が軸心の直交面
に対して傾斜配置されていたとしても、感光体ドラム1
2の芯出し位置が軸方向に対して拘束状態に保たれるこ
とになる。尚、仮に、上記芯出し位置拘束機構50の芯
出し位置が感光体ドラム12の軸方向回転中心部Pから
偏位配置されたとしても、その偏位量は感光体ドラム1
2の径寸法に対して極めて小さく抑えられるため、これ
に伴う感光体ドラム12の軸方向偏位量は極めて小さ
い。このため、感光体ドラム12の傾斜端面12aに影
響されることなく、感光体ドラム12の軸方向のガタ成
分が略0に抑えられることが理解される。これに対し、
比較の形態モデルにあっては、図7(b)に示すよう
に、支持部材200の摺接稜線部201が感光体ドラム
12の回転中心を含む直線Lに沿って感光体ドラム12
端部に当接するため、仮に、感光体ドラム12の端面及
び支持部材200の摺接稜線部201が共に感光体ドラ
ム12が軸心の直交面に対して傾斜配置されたとする
と、感光体ドラム12が半周する毎に感光体ドラム12
の前記傾斜端面12a及び摺接稜線部201の傾斜姿勢
の影響で、感光体ドラム12が主として摺接稜線部20
1の傾斜成分(感光体ドラム12の軸方向成分)に応じ
てδだけ軸方向に大きく変動してしまい、感光体ドラム
12の軸方向のガタ成分は有効に抑えられないことが理
解される。
【0025】また、本実施の形態モデルにおいて、感光
体ドラム12の軸方向位置変動量を調べたところ、5μ
m程度に抑えられ、感光体ドラム12の軸方向の位置変
動に起因するカラーレジストレーションのずれが目視確
認(検出)されない程度に抑えられることが理解され
る。この点、本実施の形態で用いた芯出し位置拘束機構
50を用いずに、ベアリング31,32としていずれに
もラジアルベアリング(JIS5級の精度のもの)を用
いた比較の形態1モデル及びベアリング31,32とし
ていずれにもスラストベアリング(JIS5級の精度の
もの)を用いた比較の形態2モデルに対し、感光体ドラ
ム12の軸方向位置変動量を調べたところ、比較の形態
1モデル(ラジアルベアリング使用)にあっては、12
μm程度、比較の形態2モデル(スラストベアリング使
用)にあっては、8μm程度の感光体ドラム12の位置
変動が発生し、感光体ドラム12の軸方向の位置変動に
起因するカラーレジストレーションのずれが目視確認さ
れてしまう。よって、比較の形態1,2モデルに比べて
本実施の形態モデルが優れていることが確認される。
【0026】更に、本実施の形態では、仮に、芯出し突
起52、64等が摩耗したとしても、可動位置拘束機構
50bの付勢スプリング65にて可動位置拘束部材63
が弾性付勢されるため、芯出し位置拘束機構50(50
a,50b)による感光体ドラム12の両端の芯出し及
び位置拘束機能は良好に保たれる。
【0027】また、本実施の形態にあっては、固定位置
拘束機構50aのみならず、可動位置拘束機構50bに
も芯出し突起65を設けるようにしているため、感光体
ドラム12の軸方向端と各位置拘束機構50a,50b
との間の摩擦抵抗は最小限に抑えられ、しかも、感光体
ドラム12に対して偏心荷重が作用する懸念が少なくな
り、その分、感光体ドラム12の回転動作は安定したも
のに保たれる。但し、仮に、可動位置拘束機構50bに
芯出し突起65を設けずに、感光体ドラム12の軸方向
端に可動位置拘束部材63の平面状端面を当接させたと
しても、感光体ドラム12は常時固定位置拘束機構50
aの芯出し突起63位置に押し付けられた状態に保たれ
るため、感光体ドラムの軸方向のガタ成分は略0に抑え
られる。
【0028】更に、本実施の形態では、固定位置拘束機
構50a側に位置する感光体ドラム12端に駆動ギア1
22を設け、この駆動ギア122を介して感光体ドラム
12に駆動力を伝達するようにしているため、感光体ド
ラム12の軸方向一端は固定位置拘束機構50aにて所
定の基準位置に位置拘束されることになり、仮に、感光
体ドラム12への駆動力伝達時において感光体ドラム1
2の軸方向に外力が作用したとしても、当該作用力は直
ちに固定位置拘束機構50aにて効果的に抑えることに
なり、感光体ドラム12の位置拘束機能がより正確に行
われる。
【0029】尚、本実施の形態においては、可動位置拘
束機構50bにて感光体ドラム12の軸端を直接押圧付
勢する構成が採用されているが、これに限られるもので
はなく、例えば図8に示すように、可動位置拘束機構5
0bにて一方のベアリング32を押圧付勢し、このベア
リング32を介して感光体ドラム12を固定位置拘束機
構50a側に押圧付勢するようにしてもよいし、あるい
は、図9に示すように、可動位置拘束機構50bにてベ
アリング32が支持されるハウジング70を押圧付勢
し、このハウジング70を介して感光体ドラム12を固
定位置拘束機構50a側に押圧付勢する等適宜設計変更
しても差し支えない。更にまた、本実施の形態では、感
光体ドラム12を押圧するのに付勢スプリング65の付
勢力を利用するようにしているが、これに代えて、例え
ば図10に示すように、感光体ドラム12の軸方向端に
駆動モータ80をカップリング81を介して連結し、こ
の駆動モータ80の磁力(駆動モータ80オンで付勢方
向に電磁石による力を発生させる態様)を利用して感光
体ドラム12を押圧付勢するようにしても差し支えな
い。
【0030】◎実施の形態2 図11は本発明が適用された感光体ドラム支持構造の実
施の形態2を示すものであり、例えば図2に示すような
タンデム型画像形成装置に組み込まれる。同図におい
て、感光体ドラム12は、実施の形態1と同様に、ドラ
ム本体121の両端をベアリング31,32を介して回
転自在に支承するものであるが、実施の形態1と異なる
芯出し位置拘束機構50にて位置拘束されている。尚、
実施の形態1と同様な構成要素については実施の形態1
と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省略す
る。本実施の形態に係る芯出し位置拘束機構50は、感
光体ドラム12の両端を一対の固定位置拘束機構50a
にて芯出ししながら位置拘束するものであり、固定位置
拘束機構50aとしては、実施の形態1と同様に、感光
体ドラム12の軸方向両端に対応した箇所に固定位置拘
束部材(機械フレーム等の固定部材)51を設け、この
固定位置拘束部材51には円錐状の芯出し突起52を突
設し、前記感光体ドラム12の軸方向両端中心に前記芯
出し突起52の先端を当接させるようにしたものであ
る。ここで、芯出し機構については、上述した芯出し突
起52に限られるものではなく、図4及び図5に示すよ
うに適宜選定することができる。
【0031】次に、本実施の形態に係る感光体ドラム支
持構造の作用について説明する。本実施の形態におい
て、芯出し位置拘束機構50は、感光体ドラム12の軸
方向両端を芯出しした状態で回転自在に保持し、かつ、
感光体ドラム12の軸方向位置を拘束する。従って、感
光体ドラム12の軸方向のガタ成分は略0に抑えられ、
仮に、感光体ドラム12に対して軸方向への外力が作用
したとしても、当該感光体ドラム12が軸方向へ移動す
ることはない。それゆえに、図2に示すタンデム型画像
形成装置に本実施の形態に係る感光体ドラム支持構造を
適用した場合には、各画像形成ユニット10の感光体ド
ラム12の軸方向位置が一律に規制されるため、各画像
形成ユニット10から記録材上に転写される各色成分ト
ナー像は、搬送ベルト25上に正確に重ね転写されるこ
とになり、その分、高品位のカラー画像が得られる。
【0032】◎実施の形態3 本実施の形態に係るタンデム型画像形成装置は、図2に
示すように、ベルト搬送装置20を具備したものであ
り、実施の形態1又は2に示すような感光体ドラム支持
構造(芯出し位置拘束機構50を具備した態様)を具備
することに加えて、搬送ベルト25の蛇行をも有効に抑
えたものである。尚、実施の形態1,2と同様な構成要
素については実施の形態1,2と同様な符号を付してこ
こではその詳細な説明を省略する。本実施の形態におい
て、ベルト搬送装置20は複数の張架ロール21〜23
にて搬送ベルト25を回転自在に張架したものであり、
張架ロール支持構造は、図12に示すように、張架ロー
ル21〜23の両端支持部をベアリング131,132
にて回転自在に支持し、更に、張架ロール21〜23の
軸方向両端を芯出し位置拘束機構150にて保持するよ
うにしたものである。尚、符号90は搬送ベルト25の
幅方向端部の蛇行位置を規制するためのエッジガイドで
ある。
【0033】本実施の形態において、芯出し位置拘束機
構150は、例えば図12に示すように、張架ロール2
1〜23の軸方向一端側に固定位置拘束機構150aを
固定的に設けると共に、張架ロール21〜23の軸方向
他端には可動位置拘束機構150bを設けるようにした
ものである。ここで、固定位置拘束機構150aとして
は、張架ロール21〜23の軸方向一端に対応した箇所
に固定位置拘束部材(機械フレーム等の固定部材)15
1を設け、この固定位置拘束部材151には例えば円錐
状の芯出し突起152を突設し、前記張架ロール21〜
23の支持部一端中心に前記芯出し突起152の先端を
当接させるようにした態様が挙げられる。また、可動位
置拘束機構150bとしては、張架ロール21〜23の
軸方向他端に対応した箇所にある固定部材(機械フレー
ム等の固定部材)161に図示外の台座部材を突設配置
し、この台座部材に嵌合して進退する筒状の可動位置拘
束部材163を配置すると共に、この可動位置拘束部材
163の張架ロール21〜23側端に例えば円錐状の芯
出し突起164を突設し、更に、可動位置拘束部材16
3を付勢スプリング165にて張架ロール21〜23側
に付勢し、前記芯出し突起164の先端を張架ロール2
1〜23の支持部端面中心に弾性的に当接させるように
したものが挙げられる。尚、固定位置拘束機構150
a,可動位置拘束機構150bについては、感光体ドラ
ム12の支持構造で用いた各位置拘束機構50a,50
bと同様に適宜設計変更できることは勿論である。
【0034】次に、本実施の形態に係るタンデム型画像
形成装置の作動について説明する。先ず、各画像形成ユ
ニット10の感光体ドラム12は、実施の形態1,2と
同様に、芯出し位置拘束機構50にて芯出しされた状態
で位置拘束されるから、各感光体ドラム12が軸方向に
対してガタつくことはない。更に、ベルト搬送装置20
については、芯出し位置拘束機構150のうち、固定位
置拘束機構150aは、張架ロール21〜23の軸方向
一端を芯出しした状態で回転自在に保持し、かつ、張架
ロール21〜23の軸方向一端位置を一義的に拘束す
る。一方、可動位置拘束機構150bは、張架ロール2
1〜23の軸方向他端を芯出しした状態で回転自在に保
持し、かつ、張架ロール21〜23の軸方向他端位置を
押し付け拘束する。従って、本実施の形態においては、
張架ロール21〜23の軸方向のガタ成分は略0に抑え
られ、搬送ベルト25が幅方向に蛇行しようとしたとき
に、搬送ベルト25から張架ロール21〜23を移動さ
せる力が働いたとしても、張架ロール21〜23が軸方
向に移動することはない。よって、軸方向にガタのない
張架ロール21〜23に掛け渡されている搬送ベルト2
5は、片寄りや蛇行が少なく抑えられた状態で、定めら
れた経路上を正確に搬送されることになる。このため、
各画像形成ユニット10から記録材上に転写される各色
成分トナー像は、幅方向にずれない搬送ベルト25上に
正確に重ね転写されることになり、実施の形態1,2に
比べてより高品位のカラー画像が得られる。尚、本実施
の形態においては、仮に、芯出し突起153,164等
が磨耗したとしても、可動位置拘束機構150bの付勢
スプリング165にて可動位置拘束ピン163が弾性付
勢されるため、芯出し位置拘束機構150(150a,
150b)による張架ロール21〜23の両端の芯出し
及び位置拘束機能は良好に保たれる。
【0035】尚、本実施の形態において、芯出し位置拘
束機構150は、固定位置拘束機構50aと可動位置拘
束機構50bとを用いた態様であるが、これに限られる
ものではなく、例えば図13に示すように、張架ロール
21〜23の両端を固定位置拘束機構150aにて夫々
位置拘束するようにしても差し支えない。
【0036】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、像担持ドラムを回転支持し、この像担持ドラムの軸
方向両端若しくは一端を芯出ししながら保持すると共
に、像担持ドラムの両端位置を拘束するようにしたの
で、像担持ドラムを軸方向に対してがたつくことなく位
置拘束し、回転支承することができる。このため、像担
持ドラムの軸方向に対するガタ成分に起因する像乱れを
有効に防止することができる。特に、複数の像担持ドラ
ムを並列配置し、各像担持ドラム上に形成される各色成
分画像を中間転写体や記録材などの記録搬送体に順次転
写するようにした所謂タンデム型の画像形成装置におい
ては、各像担持ドラムの軸方向に対するガタ成分を効果
的に抑制できるようにしたため、各色成分画像の相互の
位置合わせを正確に一致させることが可能になり、色ず
れのない高品質のカラー画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明に係る像担持ドラム支持構造
が組み込まれた画像形成装置の一例を示す説明図、
(b)は図(a)中のI−I線断面に相当する像担持ド
ラム支持構造の一態様を示す説明図、(c)は図(a)
中のI−I線断面に相当する像担持ドラム支持構造の他
の態様を示す説明図である。
【図2】 本発明が適用される画像形成装置の実施の形
態1の全体構成を示す説明図である。
【図3】 図2中III方向から見た矢視図である。
【図4】 (a)〜(d)は図3中のA部の構成例を示
す説明図である。
【図5】 (a)〜(c)は図3中のA部の更に別の構
成例を示す説明図である。
【図6】 図3中のB部の詳細を示す説明図である。
【図7】 (a)は実施の形態に係る像担持ドラム支持
構造の作用を示す説明図、(b)は比較の形態に係る像
担持ドラム支持構造の作用を示す説明図である。
【図8】 実施の形態1に係る像担持ドラム支持構造の
変形形態を示す説明図である。
【図9】 実施の形態1に係る像担持ドラム支持構造の
他の変形形態を示す説明図である。
【図10】 実施の形態1に係る像担持ドラム支持構造
の更に他の変形形態を示す説明図である。
【図11】 実施の形態2に係る像担持ドラム支持構造
を示す説明図である。
【図12】 実施の形態3に係る画像形成装置で用いる
ことが好ましいベルト搬送装置の張架ロール支持構造の
一例を示す説明図である。
【図13】 実施の形態3に係る画像形成装置で用いる
ことが好ましいベルト搬送装置の張架ロール支持構造の
他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1(1a〜1d)…像担持ドラム,2…回転支持手段,
3…芯出し位置拘束手段,4…固定位置拘束部材,5…
芯出し機構,6…可動位置拘束部材,7…付勢手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H035 CB04 CD11 CG03 2H071 CA02 CA05 EA06 3J103 AA02 FA15 FA30 GA03 GA52 GA74

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持ドラムを回転支持する回転支持手
    段と、像担持ドラムの軸方向両端若しくは一端が芯出し
    されながら保持され且つ像担持ドラムの両端位置が拘束
    される芯出し位置拘束手段とを備えたことを特徴とする
    像担持ドラム支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の像担持ドラム支持構造に
    おいて、 芯出し位置拘束手段は、像担持ドラムの軸方向一端側に
    固定位置拘束部材を固定設置する一方、像担持ドラムの
    軸方向他端側には可動位置拘束部材を前記像担持ドラム
    の軸方向に対して移動自在に設けると共に、この可動位
    置拘束部材を付勢手段にて像担持ドラムの軸方向端部側
    へ押圧付勢し、少なくとも固定位置拘束部材及び像担持
    ドラムの軸方向端部間に芯出し機構を設けたことを特徴
    とする像担持ドラム支持構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の像担持ドラム支持構造に
    おいて、 像担持ドラムの軸方向一端に駆動伝達部を具備させ、こ
    の駆動伝達部側に固定位置拘束部材を固定設置したこと
    を特徴とする像担持ドラム支持構造。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の像担持ドラム支持構造に
    おいて、 芯出し位置拘束手段は、像担持ドラムの軸方向両端側に
    固定位置拘束部材を固定設置し、この固定位置拘束部材
    及び像担持ドラムの軸方向端部間に芯出し機構を設けた
    ことを特徴とする像担持ドラム支持構造。
  5. 【請求項5】 複数の像担持ドラムを並列配置し、各像
    担持ドラム上に形成される可視像を記録搬送体に順次転
    写するようにした画像形成装置において、 各像担持ドラムには、像担持ドラムを回転支持する回転
    支持手段と、像担持ドラムの軸方向両端若しくは一端が
    芯出しされながら保持され且つ像担持ドラムの両端位置
    が拘束される芯出し位置拘束手段とを具備させたことを
    特徴とする画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6571073B1 (en) 2000-06-09 2003-05-27 Fuji Xerox Co., Ltd. Subunit attaching structure and subunit attaching/removing method in image forming apparatus
JP2007219373A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2016041946A (ja) * 2014-08-15 2016-03-31 オイレス工業株式会社 ロール装置
JP7490277B1 (ja) 2023-10-18 2024-05-27 株式会社ゲットクリーンエナジー 発電機

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