JP2010008913A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、感光ドラムとLEDヘッドとの光軸方向の間隔の変化を抑えることで、画像品質を向上させることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】画像形成装置は、感光ドラム53を露光する露光部材(LEDユニット40)と、露光部材と感光ドラム53との間隔を保持する間隔保持部材(ガイドローラ44)と、感光ドラム53の回転方向に露光部材を位置決めする位置決め部材と、露光部材を感光ドラム53および位置決め部材へ向けて押圧する押圧部材を備える。そして、間隔保持部材と位置決め部材の磨耗が進むにつれて、感光ドラム53の中心軸CAと感光ドラム53の露光位置Tとを結ぶ直線SLと、露光部材から照射される光の光軸LAとのなす角θが大きくなるように、露光部材、位置決め部材および押圧部材が構成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、LEDヘッド等の複数の明滅部を有する露光部材で、感光ドラムを露光する画像形成装置に関する。
従来、LEDヘッドにより感光ドラムを露光する画像形成装置として、LEDヘッドと感光ドラムとの間に、LEDヘッドと感光ドラムとの光軸方向の間隔を保持するためのスペーサを設けたものが知られている(特許文献1参照)。
特開2002−361931号公報
しかしながら、従来技術では、感光ドラムが回転してスペーサに摺接することにより、スペーサが摩耗すると、感光ドラムとLEDヘッドとの光軸方向の間隔が変化して、画像品質が低下するおそれがあった。
そこで、本発明は、感光ドラムとLEDヘッド(露光部材)との光軸方向の間隔の変化を抑えることで、画像品質を向上させることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、円筒面を有する回転可能な感光ドラムと、前記感光ドラムを露光する露光部材と、前記露光部材に設けられ、前記感光ドラムと接触して、前記露光部材と前記感光ドラムとの間隔を保持する間隔保持部材と、前記感光ドラムの回転方向において前記露光部材を位置決めするために、前記露光部材に当接する位置決め部材と、前記露光部材を前記感光ドラムおよび前記位置決め部材へ向けて押圧する押圧部材と、を備え、前記間隔保持部材の磨耗と、前記露光部材または前記位置決め部材の磨耗とが進むにつれて、前記感光ドラムの中心軸と前記感光ドラムの露光位置とを結ぶ直線と、前記露光部材から照射される光の光軸とのなす角が大きくなるように、前記露光部材、前記位置決め部材および前記押圧部材が構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、感光ドラムの回転により間隔保持部材と感光ドラムが摺接して間隔保持部材が磨耗すると、その摩耗量の分だけ露光部材の明滅部と感光ドラムとの光軸方向の間隔が縮む。一方、位置決め部材または露光部材も磨耗することで、間隔保持部材が感光ドラムの外周面に沿って移動して、露光部材から照射される光の光軸と、感光ドラムの中心軸と感光ドラムの露光位置とを結ぶ直線とのなす角が徐々に大きくなる。これにより、露光部材の明滅部と感光ドラムとの光軸方向の間隔が広がる。
したがって、間隔保持部材の摩耗量と、間隔保持部材の移動によって間隔保持部材と感光ドラムとの光軸方向における距離が増加する量とが適切になるように、間隔保持部材等の材質を設定しておくことで、感光ドラムと露光部材との光軸方向の間隔の変化を抑えることができる。
本発明によれば、感光ドラムの中心軸と感光ドラムの露光位置とを結ぶ直線と、露光部材から照射される光の光軸とのなす角が大きくなるように構成することで、感光ドラムと露光部材との光軸方向の間隔の変化を抑えることができるので、画像品質を向上させることができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は、画像形成装置の一例としてのカラープリンタの全体構成を示す断面図である。なお、以下の説明においては、まず、カラープリンタの全体構成を説明した後、本発明の特徴部分の詳細を説明することとする。
以下の説明において、方向は、カラープリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって右側を「前側(手前側)」、紙面に向かって左側を「後側(奥側)」とし、紙面に向かって奥側を「右側」、紙面に向かって手前側を「左側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
図1に示すように、カラープリンタ1は、本体筐体10内に、用紙Pを供給する給紙部20と、給紙された用紙Pに画像を形成する画像形成部30と、画像が形成された用紙Pを排出する排紙部90とを備えている。
本体筐体10の上部には本体筐体10に対し相対的に開閉自在なアッパーカバー12が、後側に設けられたヒンジ12Aを支点として上下に回動自在に設けられている。アッパーカバー12の上面は、本体筐体10から排出された用紙Pを蓄積する排紙トレイ13となっており、下面には後述するLEDユニット40を保持する複数のLED取付部材14が設けられている。
給紙部20は、本体筐体10内の下部に設けられ、本体筐体10に着脱自在に装着される給紙トレイ21と、給紙トレイ21から用紙Pを画像形成部30へ搬送する用紙供給機構22を主に備えている。このように構成される給紙部20では、給紙トレイ21内の用紙Pが、用紙供給機構22によって一枚ずつ分離されて、画像形成部30に供給される。
画像形成部30は、露光部材の一例としての4つのLEDユニット40と、4つのプロセスカートリッジ50と、転写ユニット70と、定着ユニット80とから主に構成されている。
LEDユニット40は、LED取付部材14に支持されており、本体筐体10に設けられる位置決め部材100によって適宜位置決めされている。なお、LEDユニット40と位置決め部材100の詳細な構造は、後述することとする。
プロセスカートリッジ50は、アッパーカバー12と給紙部20との間で前後方向に並んで配置され、円筒面を有する回転可能な感光ドラム53や、図示せぬ帯電器や、符号を省略して示す公知の現像ローラ、トナー収容室などを備えて構成されている。
転写ユニット70は、給紙部20と各プロセスカートリッジ50との間に設けられ、駆動ローラ71、従動ローラ72、搬送ベルト73および転写ローラ74を主に備えている。
駆動ローラ71および従動ローラ72は、前後方向に離間して平行に配置され、その間にエンドレスベルトからなる搬送ベルト73が張設されている。搬送ベルト73は、その外側の面が各感光ドラム53に接している。また、搬送ベルト73の内側には、各感光ドラム53との間で搬送ベルト73を挟持する転写ローラ74が、各感光ドラム53に対向して4つ配置されている。この転写ローラ74には、転写時に定電流制御によって転写バイアスが印加される。
定着ユニット80は、各プロセスカートリッジ50および転写ユニット70の奥側に配置され、加熱ローラ81と、加熱ローラ81と対向配置され加熱ローラ81を押圧する加圧ローラ82とを備えている。
このように構成される画像形成部30では、まず、各感光ドラム53の表面が、帯電器により一様に帯電された後、各LEDユニット40で露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、各感光ドラム53上に画像データに基づく静電潜像が形成される。その後、静電潜像に現像ローラよりトナーが供給されることで、感光ドラム53上にトナー像が担持される。
次に、搬送ベルト73上に供給された用紙Pが各感光ドラム53と搬送ベルト73の内側に配置される各転写ローラ74との間を通過することで、各感光ドラム53上に形成されたトナー像が用紙P上に転写される。そして、用紙Pが加熱ローラ81と加圧ローラ82との間を通過することで、用紙P上に転写されたトナー像が熱定着される。
排紙部90は、用紙Pを搬送する複数対の搬送ローラ91を主に備えている。トナー像が転写され、熱定着された用紙Pは、搬送ローラ91によって搬送され、本体筐体10の外部に排出されて排紙トレイ13に蓄積される。
<LEDユニットおよび位置決め部材の構成>
次に、本発明の特徴部分であるLEDユニット40および位置決め部材100の構成について詳細に説明する。
〔LEDユニットの構成〕
最初に、LEDユニット40の構成について説明する。参照する図面において、図2はLEDユニットの構成を示す正面図であり、図3は左側の偏心カムを示す分解斜視図(a)と、右側の偏心カムを示す分解斜視図(b)である。
図2に示すように、LEDユニット40は、LEDヘッド41と、2本の線ばね(弾性部材)42と、支持フレーム43と、間隔保持部材の一例としての2つのガイドローラ44と、2つの偏心カム(調整部材)45,46とを主に備えて構成されている。
LEDヘッド41は、複数のLED41Aと、ヘッドフレーム41Bと、レンズアレイ41Cとを備えて構成されている。本実施形態において、明滅部は、一例として、レンズアレイ41Cと複数のLED41Aとにより構成されている。
複数のLED41Aは、左右方向(感光ドラム53の軸方向)において所定の画素ピッチに応じて一列に配列されており、選択的に駆動されることで適宜発光して、光を感光ドラム53に向けて照射するように構成されている。具体的に、各LED41Aは、形成すべき画像のデータに基づいて、図示しない制御装置により信号が入力されて発光し、感光ドラム53を露光する。
ヘッドフレーム41Bは、樹脂で形成されており、その下部で複数のLED41Aを支持している。なお、ヘッドフレーム41Bが樹脂で形成されることにより、LEDヘッド41の小型化および低コスト化が図られるとともに、帯電器などの高圧部品からの放電が抑制されている。
レンズアレイ41Cは、LED41Aに対応して配列された複数のセルフォックレンズ(登録商標)からなり、各LED41Aの配列方向に沿って延びて、ヘッドフレーム41Bの下面の両端部を少し残した状態でヘッドフレーム41Bに固定されている。
線ばね42は、略V字状に形成される線状の引きばねであり、LEDヘッド41を支持フレーム43に向けて付勢している。具体的に、線ばね42は、V字状の本体部42Aと、本体部42Aの下端に形成される作用部42Bと、本体部42Aの上端に形成される係合爪部42Cとを有している。
本体部42Aは、後述する偏心カム45,46の操作部(後述する十字溝45C,46C;図3参照)を露出させるようにV字状に屈曲形成されている。
作用部42Bは、LEDヘッド41に押圧力を加える部位であり、ヘッドフレーム41Bの下面のうち複数のLED41A(レンズアレイ41C)よりも左右方向外側の部位に当接されている。また、作用部42Bは、上方に折り曲げられた後、下方に折り曲げられることでV字状に形成されており、これにより、作用部42Bとヘッドフレーム41Bとの接触部分が略点状となっている。
係合爪部42Cは、後述する支持フレーム43の係合ピン部43Cの上面に引っ掛かるようなV字形状に形成されている。
支持フレーム43は、LEDヘッド41を線ばね42を介して支持するものであり、左右方向に延びるベース部43Aと、ベース部43Aの両端から下方に延出する一対の延出部43Bとを備えて構成されている。
ベース部43Aには、線ばね42を支持する係合ピン部43Cと、偏心カム45,46を回転可能に支持する軸受け部43D,43Eとが左右対称な位置に2つ形成されている。そして、このベース部43Aの上面には、支持フレーム43を下方の感光ドラム53に向けて押圧する第1押圧部材(押圧部材)の一例としての2つの第1コイルバネ47が左右対称な位置に配設されており、これにより、支持フレーム43が2つの第1コイルバネ47によって左右方向でバランス良く押圧されるようになっている。
延出部43Bは、ベース部43Aに線ばね42を介して支持されるLEDヘッド41の下面よりも下方に突出する長さで形成されており、その下端部には、ガイドローラ44を回転可能に支持する軸部43Fが設けられている。
ガイドローラ44は、円筒状の部材であり、支持フレーム43の延出部43Bの下端部にある軸部43Fに回転可能に設けられることで、LEDヘッド41から所定距離だけ離間されて設置されている。このガイドローラ44は、前述した第1コイルバネ47からの付勢力が支持フレーム43を介して伝達されることで、感光ドラム53に押し付けられて感光ドラム53に従動回転するようになっている。そして、このガイドローラ44が、感光ドラム53と接触することで、感光ドラム53と支持フレーム43に支持されたLEDヘッド41との光軸方向の間隔(作動距離S)が保持されるようになっている。
また、ガイドローラ44は、感光ドラム53の表面よりも摩耗し易い材料で形成されるとともに、初期状態において感光ドラム53の表面の最上部(図1参照)に当接するように配置されている。なお、ガイドローラ44は、感光ドラム53の表面のうち感光層(露光される層)に接触してもよいし、この感光層よりも左右方向外側にある領域(感光層がない領域)に接触してもよい。
偏心カム45,46は、LEDヘッド41と支持フレーム43のベース部43Aとの間に配設されており、線ばね42の付勢力を受けながらLEDヘッド41を光軸方向に押圧するように構成されている。具体的に、偏心カム45,46は、ヘッドフレーム41Bの上面のうち複数のLED41A(レンズアレイ41C)よりも左右方向外側の部位に当接する位置に配設されるとともに、線ばね42の付勢方向(上下方向)から見て線ばね42の作用部42Bと重なるように配置されている。
そして、一対の偏心カム45,46のうち左側の偏心カム45は、図3(a)に示すように、LEDヘッド41を2箇所で押圧するように構成され、右側の偏心カム46は、図3(b)に示すように、LEDヘッド41を1箇所で押圧するように構成されている。すなわち、すべての偏心カム45,46とLEDヘッド41との当接部分は、3箇所のみとなっている。
具体的に、図3(a)に示すように、左側の偏心カム45は、同心上に配置される2つの円柱部45Aと、各円柱部45Aの中心から偏心した位置で各円柱部45Aを連結する1つの軸部45Bとを有している。
そして、偏心カム45の軸部45Bは、支持フレーム43のC字状の軸受け部43Dに嵌合されることによって、所定の渋さ(動き難さ)で軸受け部43Dに回転可能に支持される。ここで、軸部45Bと軸受け部43Dとの渋さは、線ばね42による付勢力では、偏心カム45が回転しないような渋さに設定される。
また、偏心カム45の円柱部45Aの端面には、中心が軸部45Bの中心と一致する十字溝45Cが形成されている。そして、十字溝45Cにプラスドライバーを係合させ、線ばね42の付勢力よりも大きな力でプラスドライバーを所定量回転させることで、偏心カム45が支持フレーム43に対して所定量回転して、その位置に維持されるようになっている。
図3(b)に示すように、右側の偏心カム46は、左側の偏心カム45から1つの円柱部45Aを取り除いた形状に形成されている。すなわち、右側の偏心カム46は、左側の偏心カム45と同様の構成となる円柱部46A、軸部46Bおよび十字溝46Cを有している。そして、偏心カム46の軸部46Bは、支持フレーム43の略円筒状の軸受け部43Eに嵌合されることによって、前述と同様の渋さで軸受け部43Eに回転可能に支持される。
そして、以上のように構成されるLEDユニット40では、図2に示すように、ガイドローラ44が感光ドラム53に当接することで、支持フレーム43が感光ドラム53に対して所定位置に位置することになる。また、このように位置決めされた支持フレーム43に支持される偏心カム45,46に対してLEDヘッド41が押し付けられることで、LEDヘッド41が感光ドラム53に対して位置決めされる。
そして、この状態において偏心カム45,46を適宜操作することで、支持フレーム43に対してLEDヘッド41が進退して、作動距離Sが微調整される。なお、作動距離Sは、ガイドローラ44、支持フレーム43、偏心カム45,46およびLEDヘッド41の製造誤差の影響により大きく変化するため、偏心カム45,46の調整幅では、作動距離Sを所望の値にできない場合がある。この場合には、偏心カム45,46とLEDヘッド41との間に、作動距離Sを粗調整するための粗調整板を適宜設ければよい。
なお、この作動距離Sの調整は、LEDユニット40の製造時に行うものであり、LEDユニット40を本体筐体10に組み付けた後は行わない。したがって、作動距離Sを調整した後は、弾性変形しない結束バンドや接着剤などの固定手段で支持フレーム43にLEDヘッド41を固定させ、その後線ばね42を外してもよい。
〔位置決め部材の構成〕
次に、位置決め部材100の構成について説明する。参照する図面において、図4は位置決め部材を示す図であり、位置決め部材が摩耗する前の状態を示す側面図(a)と、位置決め部材を後方から見た背面図(b)と、位置決め部材が摩耗した後の状態を示す側面図(c)である。また、図5は感光ドラムのガイドローラとの接点と感光ドラムの中心軸とを結ぶ直線と、光軸とのなす角を示す側面図であり、図6はガイドローラの摩耗量と、ガイドローラおよび感光ドラム間の光軸方向の距離との関係を示す拡大図である。
図4(a)に示すように、位置決め部材100は、前後方向(露光位置Tにおける感光ドラム53の回転方向)においてLEDユニット40を位置決めするために、LEDユニット40の前方(露光位置Tにおける感光ドラム53の回転方向下流側)に配設されている。具体的に、位置決め部材100は、LEDユニット40を構成する支持フレーム43の延出部43Bの前面(一面)430BL,430BRに対向するように配置されている。
ここで、感光ドラム53における露光位置Tとは、LEDヘッド41の明滅部からの光で露光される位置を指し、より具体的には、光の光軸と感光ドラムの外周面との交点を指す。ただし、LEDヘッド41の明滅部が前後方向にも並列された場合、感光ドラム53は前後方向に幅を持って露光されるが、この場合、露光位置Tとはその前後方向の幅における中心を指す。
そして、この位置決め部材100は、詳しくは、図4(b)に示すように、支持フレーム43の左側の延出部43BLの前面430BLに当接する位置決め部材100Lと、右側の延出部43BRの前面430BRに当接する位置決め部材100Rとにより構成されている。
左側の位置決め部材100Lは、本体筐体10に固定される板状の基部110Lと、基部110Lの後面の下側に形成される1つの移動規制部120Lと、基部110Lの後面の上側に形成される1つの傾動規制部130Lとを備えて構成されている。
移動規制部120Lは、基部110Lの後面から後方に向けて突出する半球状(先細)の突起であり、延出部43BLの前面430BLのうち感光ドラム53側の部位に当接している。一方、傾動規制部130Lは、基部110Lの後面から後方に向けて突出する半球状(先細)の突起であり、上下方向から見て移動規制部120Lと重なるように配置されている。そして、傾動規制部130Lは、延出部43BLの前面430BLのうち移動規制部120Lが当接する部位よりも感光ドラム53から離れた部位に当接している。
右側の位置決め部材100Rは、本体筐体10に固定される板状の基部110Rと、基部110Rの後面の下側に形成される1つの移動規制部120Rとを備えて構成されている。移動規制部120Rは、基部110Rの後面から後方に向けて突出する半球状(先細)の突起であり、延出部43BRの前面430BRのうち感光ドラム53側の部位に当接している。左右方向からみて、右側の移動規制部材120Rは、左側の移動規制部材120Lと重なるように配置されている。
そして、先細の突起として形成される移動規制部120L,120Rおよび傾動規制部130Lは、平面状に形成される支持フレーム43(延出部43B)の前面よりも摩耗し易く構成されている。具体的に、本実施形態では、樹脂製の支持フレーム43に位置決め部材100を研磨する研磨材を混入することで、位置決め部材100が支持フレーム43よりも摩耗し易くなっている。研磨材としては、鉱物やガラス繊維などが挙げられる。なお、このように位置決め部材100を摩耗し易く構成するには、例えば位置決め部材100を支持フレーム43よりも摩耗し易い材料で形成する方法や、支持フレーム43の表面粗さを移動規制部120L,120Rおよび傾動規制部130Lよりも小さくする方法などを採用してもよい。
また、LEDユニット40の位置決め部材100とは反対側には、LEDユニット40を位置決め部材100に向けて押圧する第2弾性部材(押圧部材)の一例としての第2コイルバネ200L,200Rが設けられている。具体的に、第2コイルバネ200L,200Rは本体筐体10に固定されており、左側の第2コイルバネ200Lが延出部43BLの後面を位置決め部材100Lへ向けて押圧し、右側の第2コイルバネ200Rが延出部43BRの後面を位置決め部材100Rへ向けて押圧するように配置されている。
第2コイルバネ200Lは、上下方向(光軸方向)において移動規制部120Lと傾動規制部130Lとの間の位置に配置されるとともに、前後方向から見て位置決め部材100Lと重なるように配置されている。第2コイルバネ200Rは、上下方向(光軸方向)において移動規制部120R(L)と傾動規制部130Lとの間の位置に配置されるとともに、前後方向から見て位置決め部材100Rと重なるように配置されている。
そして、以上のように、LEDユニット40、位置決め部材100、第1コイルバネ47および第2コイルバネ200L,200Rが配設されることで、図4(c)に示すように、LEDユニット40のガイドローラ44および位置決め部材100(移動規制部材120L,120Rおよび傾動規制部130L)が摩耗すると、LEDユニット40が第1コイルバネ47および第2コイルバネ200L,200Rで押圧されて前斜め下に移動するようになっている。
具体的には、図5に示すように、ガイドローラ44が感光ドラム53の外周面に沿って前斜め下に移動するにつれて、感光ドラム53の露光位置Tと感光ドラム53の中心軸CAとを感光ドラム53の径方向に沿って結ぶ直線SLと、光軸LAとのなす角θ(の絶対値)が徐々に大きくなるようになっている。
ここで、直線SLと光軸LAとのなす角は、鋭角と鈍角の2種類あるが、本発明においては図に示すように鋭角の方を意味する。また、言い換えると、直線SLと光軸LAとのなす角θは、感光ドラム53の回転方向において、直線SLと光軸LAとに挟まれる角を意味する。
次に、前述のように配置されたLEDユニット40、位置決め部材100、第1コイルバネ47および第2コイルバネ200L,200Rによる作用について詳細に説明する。
図6に示すように、感光ドラム53の回転によりガイドローラ44と感光ドラム53が摺接してガイドローラ44が磨耗すると、その摩耗量L3の分だけ支持フレーム43の下端と露光位置Tの光軸方向における距離L1が縮んで距離L2となる。このように支持フレーム43の位置が距離L3だけ下がることで、作動距離S(図2参照)も距離L3だけ小さくなる。
一方、感光ドラム53の表面が製造誤差や技術的な限界により完全な真円に形成されないことにより、感光ドラム53の表面に追従するガイドローラ44は、感光ドラム53の回転に伴って上下に振動する。この際、支持フレーム43と位置決め部材100とが摺動して、位置決め部材100が摩耗する。
このように位置決め部材100(移動規制部材120L,120Rおよび傾動規制部130L)が磨耗すると、ガイドローラ44(LEDヘッド41の明滅部)が感光ドラム53の外周面に沿って前斜め下に移動する。このようにガイドローラ44が移動すると、LEDヘッド41の明滅部から照射される光の光軸LAと、感光ドラム53の中心軸CAと感光ドラム53の露光位置Tとを結ぶ直線SLとのなす角θ(の絶対値)が徐々に大きくなる(図5参照)。これにより、LEDヘッド41の明滅部と感光ドラム53との光軸方向の作動距離Sが広がる
ガイドローラ44、支持フレーム43および位置決め部材100の材質を適宜設定しておくことで、支持フレーム43の下端と感光ドラム53の露光位置Tとの光軸方向における距離を摩耗前後で略一定(L1≒L4)とすることができ、作動距離Sの変化を抑えることができる。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
ガイドローラ44の摩耗に応じて、ガイドローラ44を感光ドラム53に沿って移動させてガイドローラ44と感光ドラム53の露光位置Tとの光軸方向における距離を増加させることで、作動距離Sの変化を抑えることができるので、画像品質を向上させることができる。
位置決め部材100の下側に移動規制部120L,120Rを設け、上側に傾動規制部130Lを設けたので、前記実施形態のように第2コイルバネ200L,200RでLEDユニット40の移動規制部120L,120Rよりも上方の部分を押圧する形態において、移動規制部120L,120Rを中心にLEDユニット40が傾動するのを傾動規制部130Lによって抑えることができる。
先細の突起である移動規制部120L,120Rおよび傾動規制部130Lが、平面である支持フレーム43の前面よりも摩耗し易く構成されるので、先細の突起が徐々に磨耗して先端が平面になることで、平面と平面とでスライド可能となり、LEDユニット40を上下方向(感光ドラム53に向かう方向)にスムーズに移動させることができる。
支持フレーム43に位置決め部材100を研磨する研磨材を混入したので、位置決め部材100の移動規制部120L,120Rおよび傾動規制部130Lを確実に摩耗させて、前述した効果を確実に得ることができる。
移動規制部120L,120Rが左右方向にずれて配置される2つの突起で構成されるとともに、傾動規制部130Lが1つの突起で構成されるので、LEDユニット40を3点で安定して支持することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、LEDユニット40の前方にだけ位置決め部材100を設けたが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図7(a)に示すように、LEDユニット40の支持フレーム43を前後方向(感光ドラム53の回転方向)で挟持する部材(第1部材300および第2部材400)で位置決め部材を構成してもよい。
具体的に、第1部材300は、支持フレーム43の延出部43Bの前方(感光ドラム53の回転方向下流側)に配設されており、図7(b)に示すように、左側の延出部43BLの前面430BLに当接する第1部材300Lと、右側の延出部43BRの前面430BRに当接する第1部材300Rとを備えて構成されている。
左側の第1部材300Lは、本体筐体10に固定される板状の基部310Lと基部310Lの後面において半球状に突出するように形成される移動規制部320Lとを備えて構成されている。右側の第1部材300Rも同様に、本体筐体10に固定される板状の基部310Rと基部310Rの後面において半球状に突出するように形成される移動規制部320Rとを備えて構成されている。
移動規制部320R,320Lは、支持フレーム42の感光ドラム53側において、左右方向からみて互いに重なるように配置されている(上下方向において同じ位置に配置されている)。
また、第2部材400は、左側の延出部43BLの後方に配設されており、本体筐体10に固定される板状の基部410と、基部410の前面に形成される一つの傾動規制部430とを備えて構成されている。傾動規制部430は、前方に向けて突出する半球状(先細)の突起であり、支持フレーム43の延出部43BLのうち移動規制部320Lが当接する部位よりも感光ドラム53から離れた部位に当接している。
そして、各移動規制部320R、320Lおよび傾動規制部430は、支持フレーム43(延出部43BLの前面430BLおよび後面と、延出部43BRの前面430BR)よりも摩耗し易く構成されている。
また、LEDユニット40の第1部材300とは反対側には、第2押圧部材の一例としての第3コイルバネ500R,500Lが設けられるとともに、LEDユニット40の第2部材400とは反対側には、第4コイルバネ600が設けられている。
右側の第3コイルバネ500Rは、支持フレーム43の右側の延出部43BR(LEDユニット40)の後面を移動規制部320Rへ向けて押圧するように配置されている。左側の第3コイルバネ500Lは、延出部43BLの後面を移動規制部320Lへ向けて押圧するように配置されている。
第3コイルバネ500Rは、本体筐体10に固定されており、上下方向(光軸方向)において、移動規制部320Rと同じ位置に配置されている。詳しくは、第3コイルバネ500Rの作用部(延出部43BRとの当接部)は、上下方向において、移動規制部320Rの延出部43BRとの当接部と同じ位置に配置されている。なお、第3コイルバネ500Rの作用部は、移動規制部320Rの当接部よりも下方(感光ドラム側に)配置されていてもよい。
同様に、第3コイルバネ500Lは、本体筐体10に固定されており、上下方向(光軸方向)において、移動規制部320Lと同じ位置に配置されている。詳しくは、第3コイルバネの作用部(延出部43BLとの当接部)は、上下方向において、移動規制部320Lの延出部43BLとの当接部と同じ位置に配置されている。なお、第3コイルバネ500Lの作用部は、移動規制部320Lの当接部よりも下方(感光ドラム側に)配置されていてもよい。
第4コイルバネ600は、支持フレーム43の延出部43BLの後面(LEDユニット40)を第2部材400の傾動規制部430へ向けて押圧するバネであり、本体筐体10に固定されている。そして、第4コイルバネ600は、上下方向において、傾動規制部430と同じ位置に配置されている。詳しくは、第4コイルバネ600の作用部は、上下方向において、傾動規制部430のLEDユニット40との当接部と同じ位置に配置されている。なお、第4コイルバネ600の作用部は、傾動規制部430の当接部よりも上方(感光ドラム53から離れる方向)に配置してもよい。
以上の構造によれば、図7(c)に示すように、ガイドローラ44、第1部材300(移動規制部320R、320L)および第2部材400(傾動規制部430)が摩耗すると、LEDユニット40(光軸)は、上下方向に対して斜めに傾く。
すなわち、図8に示すように、前記実施形態(図6参照)よりも大きな摩耗量L6でガイドローラ44が摩耗した場合には、前記実施形態では、ガイドローラ44の移動量をさらに増やす必要がある。これに対し、図8の形態では、光軸LAを傾けることで、第1部材300および第2部材400を少し磨耗させるだけでも、感光ドラム53の露光位置Tと感光ドラム53の中心軸CAとを結ぶ直線SLと、光軸LAとのなす角θ(の絶対値)をより大きくすることができる。このようにして、ガイドローラ44を短い距離だけ動かすだけで、作動距離Sの変化を抑えることができる。
また、図8の形態では、移動規制部320R,320Lおよび傾動規制部430を前述したように配置したので、移動規制部320R,320Lの摩耗前の状態においてLEDユニット40の下端部(ガイドローラ44)が感光ドラム53との摩擦により感光ドラム53の回転方向に引っ張られてLEDユニット40が移動規制部320R,320Lを中心として過度に傾くのを傾動規制部430で抑えることができる。
第3コイルバネ500R,500Lの作用部を上下方向において移動規制部320R,320Lの当接部と同じ位置に配置したので、第3コイルバネ500の作用部を移動規制部320R,320Lの当接部よりも上方に配置する構造に比べ、第3コイルバネ500R,500Lの付勢力によりLEDユニット40が移動規制部320を中心にして傾動するのを抑えることができる。なお、第3コイルバネ500R,500Lの作用部を移動規制部320R,320Lの当接部よりも下方に配置した場合には、1つの第3コイルバネ500だけでLEDユニット40をより確実に移動規制部320R,320Lおよび傾動規制部430に押し付けることができる。
第4コイルバネ600の作用部を上下方向において傾動規制部430の当接部と同じ位置に配置したので、第4コイルバネ600の作用部を傾動規制部430の当接部よりも下方に配置する構造に比べ、第4コイルバネ600の付勢力によりLEDユニット40が傾動規制部430を中心にして傾動するのを抑えることができる。なお、第4コイルバネ600の作用部を傾動規制部430の当接部よりも上方に配置した場合には、1つの第4コイルバネ600だけでLEDユニット40を移動規制部320R,320Lおよび傾動規制部430に押し付けることができる。
前記実施形態では、位置決め部材100を支持フレーム43よりも摩耗し易く構成したが、本発明はこれに限定されず、支持フレーム43を位置決め部材100よりも摩耗し易く構成してもよい。これによれば、本体筐体10に正確に位置決めして固定した位置決め部材100を交換せずに、支持フレーム43を交換するだけで、カラープリンタ1を新品の状態に戻すことができるので、煩雑な位置決め作業をすることなく摩耗した部品の交換を行うことができる。
前記実施形態では、主にLEDヘッド41と支持フレーム43を有するLEDユニット40を露光部材として採用したが、本発明はこれに限定されず、LEDヘッド41を露光部材として採用してもよい。すなわち、LEDヘッド41に間隔保持部材としてガイドローラ44を回転可能に設け、このLEDヘッド41を感光ドラム53に対して付勢するとともに、位置決め部材100に対して付勢してもよい。
前記実施形態では、LEDユニット40よりも感光ドラム53の回転方向下流側に位置決め部材100を設けたが、本発明はこれに限定されず、位置決め部材100をLEDユニット40よりも感光ドラム53の回転方向上流側に設けてもよい。
前記実施形態では、初期状態においてLEDユニット40(詳しくはガイドローラ44)を感光ドラム53の最上部に配置したが、本発明はこれに限定されず、初期状態において感光ドラム53の最上部でない位置(例えば、図5の2点鎖線で示す位置)にLEDユニット40を配置してもよい。この場合、位置決め部材100をLEDユニット40の後に配置すると光軸LAと直線SLとのなす角θ(の絶対値)がしだいに小さくなってしまい、本願発明の効果を得ることができない。そのため、位置決め部材100をLEDユニット40の前に配置すればよい。
前記実施形態では、位置決め部材100に複数の突起を設け、支持フレーム43の位置決め部材100との当接面を平面状に形成したが、本発明はこれに限定されず、支持フレーム(露光部材)に複数の突起を設け、位置決め部材を平面状に形成してもよい。
前記実施形態では、間隔保持部材として回転可能なガイドローラ44を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば感光ドラムの外周面に面接触する凹状の曲面を有するスペーサなどの回転しない部材を間隔保持部材として採用してもよい。この場合であっても、位置決め部材または露光部材の磨耗に従って、露光部材の光軸と感光ドラムの中心軸と露光位置とを結ぶ直線とのなす角がしだいに大きくなるように、露光部材、位置決め部材および押圧部材を配置すればよい。
前記実施形態では、押圧部材として2つの弾性部材(第1コイルバネ47、第2コイルバネ200L,200R)を採用したが、本発明はこれに限定されず、押圧部材を1つの弾性部材で構成してもよい。具体的には、例えば図4においてLEDユニット40を前斜め下に向けて付勢することで感光ドラム53および位置決め部材100に押し付ける1つの弾性部材を採用してもよい。なお、弾性部材としては、コイルバネに限らず、板ばねやトーションバネなどを採用してもよい。
前記実施形態では、露光部材の一構成部品として左右方向に一列に配列された複数のLED41Aを備えるLEDヘッド41を採用したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、左右方向に並ぶ複数のLEDを前後に複数列有するLEDヘッドを採用してもよい。また、LEDや蛍光灯などの1つの発光素子と、発光素子の外側に、左右方向に並んだ複数の液晶またはPLZT素子の光学シャッタとで、複数の明滅部を構成し、このような明滅部を有するものを採用してもよい。また、光源としては、LEDに限らず、EL(エレクトロ・ルミネッセンス)素子や蛍光体などであってもよい。
前記実施形態では、カラープリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
画像形成装置の一例としてのカラープリンタの全体構成を示す断面図である。 LEDユニットの構成を示す正面図である。 左側の偏心カムを示す分解斜視図(a)と、右側の偏心カムを示す分解斜視図(b)である。 位置決め部材を示す図であり、位置決め部材が摩耗する前の状態を示す側面図(a)と、位置決め部材を後方から見た背面図(b)と、位置決め部材が摩耗した後の状態を示す側面図(c)である。 感光ドラムのガイドローラとの接点と感光ドラムの中心軸とを結ぶ直線と、光軸とのなす角を示す側面図である。 ガイドローラの摩耗量と、ガイドローラおよび感光ドラム間の光軸方向の距離との関係を示す拡大図である。 位置決め部材の変形例を示す図であり、位置決め部材が摩耗する前の状態を示す側面図(a)と、第1部材を後方から見た背面図(b)と、位置決め部材が摩耗した後の状態を示す側面図(c)である。 図7の形態におけるガイドローラの摩耗量と、ガイドローラおよび感光ドラム間の光軸方向の距離との関係を示す拡大図である。
符号の説明
1 カラープリンタ
40 LEDユニット
41 LEDヘッド
43 支持フレーム
44 ガイドローラ
47 第1コイルバネ
53 感光ドラム
100 位置決め部材
120L,120R 移動規制部
130L 傾動規制部
200 第2コイルバネ
LA 光軸
T 接点

Claims (8)

  1. 円筒面を有する回転可能な感光ドラムと、
    前記感光ドラムを露光する露光部材と、
    前記露光部材に設けられ、前記感光ドラムと接触して、前記露光部材と前記感光ドラムとの間隔を保持する間隔保持部材と、
    前記感光ドラムの回転方向において前記露光部材を位置決めするために、前記露光部材に当接する位置決め部材と、
    前記露光部材を前記感光ドラムおよび前記位置決め部材へ向けて押圧する押圧部材と、を備え、
    前記間隔保持部材の磨耗と、前記露光部材または前記位置決め部材の磨耗とが進むにつれて、前記感光ドラムの中心軸と前記感光ドラムの露光位置とを結ぶ直線と、前記露光部材から照射される光の光軸とのなす角が大きくなるように、前記露光部材、前記位置決め部材および前記押圧部材が構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記位置決め部材は、
    前記露光部材の一面に対向する1つの部材で構成され、
    前記一面のうち前記感光ドラム側の部位に当接する移動規制部と、
    前記一面のうち前記移動規制部が当接する部位よりも前記感光ドラムから離れた部位に当接する傾動規制部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記位置決め部材は、前記露光部材を挟持する2つの部材で構成され、
    前記2つの部材の一方には、前記露光部材のうち前記感光ドラム側の部位に当接する移動規制部が設けられ、他方には、前記露光部材のうち前記移動規制部が当接する部位よりも前記感光ドラムから離れた部位に当接する傾動規制部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記位置決め部材および前記露光部材の一方には、他方を研磨する研磨材が混入されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記露光部材が、前記位置決め部材よりも磨耗し易く構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記位置決め部材と前記露光部材とが当接する部分のうち一方が平面として形成されるとともに、他方が前記平面に当接する先細の突起として形成され、
    前記突起が、前記平面よりも磨耗し易く構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記押圧部材は、
    前記露光部材を前記感光ドラムへ向けて押圧する第1押圧部材と、
    前記露光部材を前記移動規制部へ向けて押圧する第2押圧部材と、を備え、
    前記第2押圧部材は、前記露光部材から照射される光の光軸方向において、前記移動規制部と同じ位置に配置されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
  8. 前記移動規制部が前記感光ドラムの軸方向にずれて配置される2つの突起で構成されるとともに、前記傾動規制部が1つの突起で構成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。

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