JP2022178522A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トーションバネの押圧力を主走査方向に安定して作用させることができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、円筒状の感光体と、感光体の回転軸線方向に並んだ複数の発光部、発光部からの光を感光体の表面に結像させる光学部材120、および、発光部と光学部材120を支持する第1フレーム130を有する露光ヘッド100と、第1フレーム130を支持する第2フレーム200と、第2フレーム200を支持する第3フレーム300と、コイル部610を有するトーションバネ600であって、第2フレーム200を第3フレーム300に対して露光ヘッド100の主走査方向に押圧するトーションバネ600とを備える。トーションバネ600は、コイル部610の軸方向が主走査方向と直交する直交方向に沿って配置されている。【選択図】図7

Description

本発明は、複数の発光部を有する露光ヘッドを備えた画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置として、感光体を露光するように構成された複数の明滅部、および複数の明滅部を保持する保持ケースを有する露光部材と、露光部材を支持する支持フレームと、支持フレームを保持するホルダとを備えるものが知られている(特許文献1)。この技術では、支持フレームは、トーションバネによって、ホルダに対して露光ヘッドの主走査方向および副走査方向に押圧されている。そして、トーションバネは、コイル部が主走査方向に延びる、ホルダの回動軸を囲うように配置されている。
特開2013-203039号公報
ところで、従来の構成では、トーションバネの主走査方向への押圧力が、コイル部の中心軸回りに発生する力の方向とは異なる方向、具体的には、コイル部の中心軸に沿う方向に作用するため、トーションバネの押圧力が主走査方向に安定して作用しない可能性がある。
そこで、本発明は、トーションバネの押圧力を主走査方向に安定して作用させることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するための画像形成装置は、円筒状の感光体と、感光体の回転軸線方向に並んだ複数の発光部、発光部からの光を感光体の表面に結像させる光学部材、および、発光部と光学部材を支持する第1フレームを有する露光ヘッドと、第1フレームを支持する第2フレームと、第2フレームを支持する第3フレームと、コイル部を有するトーションバネであって、第2フレームを第3フレームに対して露光ヘッドの主走査方向に押圧するトーションバネと、を備える。
トーションバネは、コイル部の軸方向が主走査方向と直交する直交方向に沿って配置されている。
このような構成によれば、トーションバネの押圧力を主走査方向に安定して作用させることができる。
また、トーションバネは、コイル部が第3フレームに配置されている構成とすることができる。
これによれば、コイル部が第2フレームに配置される場合と比較して、第2フレームを小型化することができる。
また、第3フレームは、直交方向に延びるボスを有し、コイル部は、ボスに係合している構成とすることができる。
これによれば、コイル部の姿勢を安定させることができるので、トーションバネの押圧力をより安定して作用させることができる。
また、第2フレームは、トーションバネによって押圧される被押圧部を有し、被押圧部は、主走査方向において、露光ヘッドの露光領域の外に設けられている構成とすることができる。
これによれば、主走査方向における露光領域内で第2フレームにトーションバネからの負荷がかからないようにすることができる。
また、第2フレームは、トーションバネによって押圧される被押圧部を有し、被押圧部は、主走査方向における第2フレームの一端部のみに設けられている構成とすることができる。
そして、画像形成装置は、筐体を備え、筐体は、第2フレームの主走査方向の位置を決める位置決め部であって、第2フレームの一端部が接触する位置決め部を有する構成とすることができる。
これによれば、主走査方向において位置決め部と被押圧部とが近い位置に設けられることになるので、トーションバネの押圧力によって第2フレームを位置決め部に安定して接触させることができる。これにより、第2フレームの主走査方向の位置を安定させることができる。
また、第2フレームは、第3フレームに対して露光ヘッドの副走査方向に揺動可能に支持されている構成とすることができる。
また、直交方向は、露光ヘッドの副走査方向である構成とすることができる。
そして、トーションバネは、第2フレームを第3フレームに対して主走査方向に押圧するアーム部を有し、アーム部は、第2フレームを第3フレームに対して副走査方向にも押圧する構成とすることができる。
これによれば、第2フレームに、主走査方向の荷重だけでなく、副走査方向の荷重を与えることができる。また、第2フレームに副走査方向の荷重を与えるバネをトーションバネとは別に設ける場合と比較して、部品点数を減らすことができる。
また、画像形成装置は、開口を有する筐体と、第3フレームを支持するカバーであって、筐体に対して開口を閉じる閉位置と開口を開く開位置との間で移動可能なカバーと、を備える構成とすることができる。
これによれば、カバーを開くことで、露光ヘッドを、感光体に近接する位置から、感光体から離間する位置に移動させることができる。
また、カバーは、筐体に対して閉位置と開位置との間で回動可能であり、第2フレームは、第3フレームに対して揺動可能に支持されている構成とすることができる。
これによれば、カバーの開閉に伴って第2フレームと露光ヘッドが移動するときに他の部材に接触した場合でも、第2フレームが第3フレームに対して揺動することで、第2フレームや露光ヘッドが他の部材に干渉するのを抑制することができる。そして、これにより、筐体内の、第2フレームや露光ヘッドを移動させるためのスペースを小さくできるので、第2フレームや露光ヘッドを含む、感光体の周囲に配置される部材をコンパクトに配置することができる。
本発明によれば、トーションバネの押圧力を主走査方向に安定して作用させることができる。
実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 カバーが開位置にある状態の画像形成装置を示す図である。 露光ユニットと第3フレームを示す斜視図である。 露光ユニットと第3フレームを示す断面図である。 露光位置にある露光ユニットと、感光体および感光体の周囲の部材を示す断面図である。 ガイド部を示す図である。 露光ユニットと第3フレームを示す正面図である。 露光ユニットと第3フレームの一端部を示す図である。 第2フレームの一端部とトーションバネを示す斜視図である。
次に、画像形成装置の一実施形態について説明する。なお、以下の説明において、方向は、図1における左側を「前」、右側を「後」、奥側を「左」、手前側を「右」とする。また、図1における上側を「上」、下側を「下」とする。
図1に示すように、画像形成装置1は、カラープリンタであり、筐体10と、カバー11と、シート供給部20と、画像形成部30と、シート排出部90とを備えている。
筐体10は、上部に形成された開口10Aを有している。
カバー11は、筐体10の上部に配置され、開口10Aを開閉する。詳しくは、カバー11は、筐体10に対して、開口10Aを閉じる閉位置と、開口10Aを開く開位置との間で移動可能となっている。具体的には、カバー11は、筐体10の後部に設けられた回動軸11Aを中心として筐体10に対して図1に示す閉位置と図2に示す開位置との間で回動可能である。カバー11は、第3フレーム300を支持している。
図1に戻り、シート供給部20は、シートSを収容するシートトレイ21と、シートトレイ21内のシートSを1枚ずつ分離して画像形成部30に供給するシート供給機構22とを備えている。シートトレイ21は、筐体10に対して着脱可能であり、筐体10に装着された状態で筐体10内の下部に配置される。
画像形成部30は、4つの露光ユニット40と、4つのプロセスカートリッジPCと、転写ユニット70と、定着ユニット80とを備えている。
露光ユニット40は、カバー11から吊り下げられるように、第3フレーム300を介してカバー11に支持されている。露光ユニット40は、カバー11が図1に示す閉位置にあるときに露光位置に位置し、感光体51の上方で感光体51に近接して配置される。露光ユニット40は、露光位置にあるときに感光体51の表面を露光可能である。露光ユニット40は、カバー11が図2に示す開位置にあるときに、露光位置よりも感光体51から離間する退避位置に位置する。すなわち、露光ユニット40は、カバー11の開閉に伴って図2に示す退避位置と図1に示す露光位置との間で移動可能となっている。
4つのプロセスカートリッジPCは、シートトレイ21と閉位置にあるカバー11との間で前後方向に並んだ状態で配置されている。図2に示すように、各プロセスカートリッジPCは、カバー11が開位置にあるときに、筐体10に対し開口10Aを通して着脱可能となっている。各プロセスカートリッジPCは、感光体ユニット50と、感光体ユニット50に対して着脱可能な現像カートリッジ60とを備えている。
図1に示すように、感光体ユニット50は、円筒状の感光体51と、感光体51を帯電する帯電器52と、クリーニングローラ54と、感光体51などを支持する感光体フレーム55とを備えている。感光体51は、感光体ドラムである。クリーニングローラ54は、感光体51の表面に残ったトナーなどを回収するローラである。
現像カートリッジ60は、感光体51にトナーを供給する現像ローラ61と、現像ローラ61にトナーを供給する供給ローラ62と、層厚規制ブレード63(図5参照)と、トナーを収容するトナー収容部64と、トナー収容部64内のトナーを攪拌するアジテータ65とを備えている。
転写ユニット70は、シートトレイ21とプロセスカートリッジPCとの間に配置されている。転写ユニット70は、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、無端状のベルト73と、4つの転写ローラ74とを備え、感光体51に形成されたトナー像をシートSに転写するように構成されている。ベルト73は、駆動ローラ71と従動ローラ72の間に架け渡されており、上側の面が感光体51と接触している。4つの転写ローラ74は、ベルト73の内側において、対応する感光体51との間でベルト73を挟むように配置されている。
定着ユニット80は、プロセスカートリッジPCおよび転写ユニット70の後方に配置されている。定着ユニット80は、加熱ローラ81と、加圧ローラ82とを備え、シートSに転写されたトナー像をシートSに定着するように構成されている。
画像形成部30は、帯電器52によって感光体51の表面を一様に帯電し、露光ユニット40によって感光体51の表面を画像データに基づいて露光することで、感光体51の表面に静電潜像を形成する。また、画像形成部30は、トナー収容部64内のトナーをアジテータ65によって攪拌しながら供給ローラ62に供給し、供給ローラ62から現像ローラ61に供給する。現像ローラ61に供給されたトナーは、現像ローラ61の回転に伴って現像ローラ61と層厚規制ブレード63との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ61上に担持される。
画像形成部30は、現像ローラ61上に担持されたトナーを感光体51上に形成された静電潜像に供給することで、感光体51の表面にトナー像を形成する。その後、画像形成部30は、シート供給部20から供給されたシートSを感光体51とベルト73との間で搬送することで感光体51上のトナー像をシートSに転写する。その後、画像形成部30は、シートSを加熱ローラ81と加圧ローラ82との間で搬送することでシートSに転写されたトナー像をシートSに定着してシートSに画像を形成する。
シート排出部90は、搬送ローラ91と、排出ローラ92とを備えている。シート排出部90は、画像形成部30で画像が形成されたシートSを搬送ローラ91および排出ローラ92によって搬送し、閉位置にある状態のカバー11の上面に設けられた排出トレイ12に排出する。
図3に示すように、露光ユニット40は、感光体51を露光する露光ヘッド100と、露光ヘッド100を支持する第2フレーム200とを備えている。また、画像形成装置1は、露光ユニット40を支持する第3フレーム300と、2つの押圧部材400とを備えている。
図4に示すように、露光ヘッド100は、LEDアレイ110と、光学部材120と、LEDアレイ110と光学部材120を支持する第1フレーム130とを有している。
LEDアレイ110は、基板111と、複数の発光部112とを有する。各発光部112は、LED(発光ダイオード)である。複数の発光部112は、感光体51の回転軸線方向に並んだ状態で配置されている。なお、以下では、感光体51の回転軸線方向を単に「回転軸線方向」ともいう。
露光ヘッド100は、回転軸線方向に並んだ複数の発光部112によって感光体51の表面を回転軸線方向に沿って走査露光する。露光ヘッド100が感光体51を走査露光する方向は、露光ヘッド100の主走査方向である。また、発光部112から出射される光の光軸方向は、露光ヘッド100の光軸方向である。さらに、光軸方向および主走査方向の両方に直交する方向は、露光ヘッド100の副走査方向である。本実施形態において、主走査方向および回転軸線方向は、左右方向と略一致し、副走査方向は、前後方向と略一致する。
光学部材120は、発光部112からの光を感光体51の表面に結像させるレンズアレイである。光学部材120は、発光部112からの光が入射される入射面121と、光軸方向において入射面121とは反対側に位置する、光の出射面122とを有している。
第1フレーム130は、樹脂などからなる。第1フレーム130は、基板111を介して複数の発光部112を支持している。
図3に示すように、第2フレーム200は、露光ヘッド100の第1フレーム130を支持している。第2フレーム200は、左右方向に長い第2ベース部210と、2つのヘッド支持部220と、2つの当接部230と、付勢部240と、リブ250とを有している。
第2ベース部210は、樹脂などからなる。第2ベース部210は、押圧部材400が配置される2つの凹部211と、第3フレーム300に保持される2つの被保持部212(図4も参照)とを有している。凹部211は、第3フレーム300側に向けて開口する凹部である。凹部211は、回転軸線方向における第2ベース部210の両端部に1つずつ設けられている。被保持部212は、左右に延びる板形状を有している。2つの被保持部212は、回転軸線方向における第2ベース部210の中央に対して対称に設けられている。
ヘッド支持部220は、回転軸線方向における第1フレーム130の両端部を支持する部分であり、第2ベース部210の下部から下方に突出するように設けられている。図4に示すように、ヘッド支持部220は、光軸方向において露光ヘッド100よりも下側の感光体51側に突出している。また、ヘッド支持部220の副走査方向の大きさは、露光ヘッド100の副走査方向の大きさよりも大きい。露光ヘッド100は、回転軸線方向から見て、ヘッド支持部220の輪郭の内側に収まるように配置されている。すなわち、露光ヘッド100は、回転軸線方向から見て、第2フレーム200の輪郭内に配置されている。
図3に戻り、当接部230は、露光ヘッド100と感光体51との間隔を規定する部分であり、各ヘッド支持部220の左右方向における外側に1つずつ設けられている。図5に示すように、各感光体ユニット50の感光体フレーム55は、左右の側壁部にそれぞれ当接面55Aを有し、当接部230は、露光ユニット40が露光位置にあるときに当接面55Aに当接することで、露光ヘッド100と感光体51との間隔を規定する。
図3に示すように、付勢部240およびリブ250は、筐体10に対する露光ユニット40の副走査方向の位置を決める部分である。付勢部240は、回転軸線方向における第2フレーム200の一方側に設けられており、リブ250は、回転軸線方向における第2フレーム200の他方側に設けられている。具体的に、本実施形態では、付勢部240は、第2フレーム200の右側に設けられており、リブ250は、第2フレーム200の左側に設けられている。
付勢部240は、第2ベース部210の右端から右に突出するように設けられた突出部241と、突出部241に対して副走査方向に移動可能に支持された当接部材242と、当接部材242を副走査方向に押圧する図示しないバネとを有している。付勢部240は、露光ユニット40が退避位置から露光位置に移動するときに筐体10が有する図示しない溝に挿入されることで、筐体10に対する露光ユニット40の副走査方向の位置を決める。また、付勢部240は、バネの付勢力によって当接部材242が筐体10の溝の内面を副走査方向に付勢することで、露光位置にある露光ユニット40を副走査方向に付勢する。
リブ250は、第2ベース部210の左端から左に突出するように設けられている。リブ250は、上下に延びる板形状を有している。リブ250は、露光ユニット40が退避位置から露光位置に移動するときに筐体10の後述するガイド部15(図6参照)の第1ボス15Aと第2ボス15Bとの間に挿入されることで、筐体10に対する露光ユニット40の副走査方向の位置を決める。
第3フレーム300は、樹脂などからなり、露光ユニット40の第2フレーム200を支持している。第3フレーム300は、軸部300Aを中心としてカバー11に対して回動可能に支持されている(図1および図2参照)。第2フレーム200は、第3フレーム300に吊り下げられた状態で第3フレーム300に対して揺動可能に支持されている。また、第2フレーム200は、第3フレーム300に対して回転軸線方向に移動可能に支持されている。
詳しくは、図4に示すように、第3フレーム300は、第1保持アーム310と、第2保持アーム320とを有し、第2フレーム200は、被保持部212が2つの保持アーム310,320によって挟み込まれるように保持されている。
第2フレーム200は、被保持部212の下端部である軸部212Aを中心として第3フレーム300に対して露光ヘッド100の副走査方向に揺動可能である。すなわち、第2フレーム200は、第3フレーム300に対して前後に揺動可能である。なお、露光ユニット40が図5に示す露光位置にある状態では、当接部230が当接面55Aに当接することで第2フレーム200が第3フレーム300に対して相対的に押し上げられ、これによって、被保持部212は、保持アーム310,320から離間している。
また、図7に示すように、被保持部212の回転軸線方向の長さL1は、保持アーム310,320の回転軸線方向の長さL2よりも大きい。これにより、第2フレーム200は、第3フレーム300に対して回転軸線方向に移動可能である。
図3に示すように、押圧部材400は、露光ユニット40を感光体51に向けて押圧する圧縮コイルバネである。詳しくは、押圧部材400は、露光ユニット40の第2フレーム200を感光体51に向けて押圧している。押圧部材400は、第2フレーム200の凹部211の下側の面と第3フレーム300との間において圧縮された状態で配置され、これによって、第2フレーム200を感光体51に向けて押圧している。
図6に示すように、筐体10は、カバー11を閉めるときに退避位置から露光位置に向けて移動する露光ユニット40をガイドするガイド部15を備えている。ガイド部15は、露光ユニット40の第2フレーム200を感光体51に近接または離間する方向にガイドするとともに、露光ユニット40の副走査方向の位置を決める部分である。
詳しくは、ガイド部15は、露光ユニット40が露光位置にある状態において、第2フレーム200のリブ250の上部に後側から係合する第1ボス15Aと、リブ250の下部に前側から係合する第2ボス15Bとを有している。
ガイド部15は、第1ボス15Aおよび第2ボス15Bの両方がリブ250に係合した場合に、リブ250(第2フレーム200)を上下方向と略一致する方向にガイドする。また、ガイド部15は、第2フレーム200のリブ250が第1ボス15Aおよび第2ボス15Bの両方に係合した場合に、第2フレーム200(露光ユニット40)の副走査方向の位置を決める。
図7に示すように、画像形成装置1は、トーションバネ600をさらに備えている。また、筐体10は、位置決め部16を有している。
位置決め部16は、露光ユニット40の主走査方向の位置を決める部分であり、主走査方向における露光ユニット40の一方側に設けられている。具体的に、本実施形態では、位置決め部16は、露光ユニット40の右側に設けられている。位置決め部16は、露光ユニット40が露光位置にある状態において、第2フレーム200の一端部が接触することで、第2フレーム200の主走査方向の位置を決める。第2フレーム200は、付勢部240の突出部241が左右方向の内側から位置決め部16に当接可能である。
図8に示すように、トーションバネ600は、コイル部610と、アーム部としての第1アーム部620と、第2アーム部630とを有している。トーションバネ600は、コイル部610と第2アーム部630が第3フレーム300に配置されており、第1アーム部620が第2フレーム200を第3フレーム300に対して露光ヘッド100の主走査方向に押圧する。
第3フレーム300は、ボス361と、トーションバネ600の第2アーム部630が係合する係合部362と、トーションバネ600の第1アーム部620が通る開口部363とを有している。また、第2フレーム200は、被押圧部としての第1被押圧面261と、第2被押圧面262とを有している。
ボス361は、主走査方向と直交する直交方向に延びる円筒状の部分である。本実施形態において、直交方向は、露光ヘッド100の副走査方向である。すなわち、ボス361は、副走査方向に延びている。
トーションバネ600のコイル部610は、ボス361に係合している。これにより、図9に示すように、トーションバネ600は、コイル部610の軸方向(一点鎖線が延びる方向)が主走査方向と直交する直交方向に沿って配置されている。具体的には、トーションバネ600は、コイル部610の軸方向が副走査方向に沿って配置されている。
第2フレーム200の第1被押圧面261は、トーションバネ600の第1アーム部620によって押圧される部分であり、主走査方向と略直交する面として設けられている。第1被押圧面261は、主走査方向における第1アーム部620の一方側に配置されている。詳しくは、第1被押圧面261は、主走査方向において、第1アーム部620と付勢部240との間に配置されている。
トーションバネ600の第1アーム部620は、第1被押圧面261を位置決め部16側に向けて押圧する。これにより、第2フレーム200は、露光ユニット40が露光位置にある状態において、付勢部240の突出部241が位置決め部16に当接する(図7参照)。
第2被押圧面262は、副走査方向と略直交する面として設けられている。第2被押圧面262は、副走査方向における第1アーム部620の一方側に配置されている。具体的に、本実施形態では、第2被押圧面262は、第1アーム部620の後側に配置されている。
トーションバネ600の第1アーム部620は、第2被押圧面262を後方に向けて押圧する。これにより、第1アーム部620は、第2フレーム200を第3フレーム300に対して、主走査方向に押圧するだけでなく、副走査方向にも押圧する。
第1アーム部620は、露光ユニット40が退避位置にあるとき、図4に示すように、第2フレーム200の揺動中心、具体的には、被保持部212の軸部212Aよりも上の部分を後方に向けて押圧する(太い矢印参照)。これにより、第2フレーム200は、被保持部212の軸部212Aよりも上の部分が第2保持アーム320の規制面321に当接した状態となる。
これにより、トーションバネ600の第1アーム部620(図9参照)の押圧力によって、露光ユニット40が退避位置にあるときの第2フレーム200の揺動が規制され、退避位置にあるときの露光ユニット40の姿勢が規定される。露光ユニット40が退避位置から露光位置に移動するときには、露光ユニット40のリブ250(図6参照)がガイド部15にガイドされるときに、第2フレーム200は、軸部212Aを中心として前後に揺動する。
図7に示すように、本実施形態において、第1被押圧面261および第2被押圧面262は、主走査方向において、露光ヘッド100の露光領域100Aの外に設けられている。具体的には、第1被押圧面261および第2被押圧面262は、主走査方向において、露光領域100Aよりも右に設けられている。
また、本実施形態において、第1被押圧面261および第2被押圧面262は、主走査方向における第2フレーム200の一端部のみに設けられている。具体的には、第1被押圧面261および第2被押圧面262は、主走査方向において、第2フレーム200の、位置決め部16が位置する側の端部である右端部のみに設けられている。第2フレーム200の左端部には被押圧面261,262と同様の構成は設けられていない。
以上説明した本実施形態によれば、トーションバネ600のコイル部610の軸方向が主走査方向と直交する副走査方向に沿って配置されているので、トーションバネ600の主走査方向への押圧力を、コイル部610の中心軸回りに発生する力の方向に沿って作用させることができる。これにより、トーションバネ600の押圧力を主走査方向に安定して作用させることができる。
また、トーションバネ600は、コイル部610が第3フレーム300に配置されているので、コイル部が第2フレームに配置される場合と比較して、第2フレーム200を小型化することができる。これにより、露光ユニット40を小型化することができる。
また、コイル部610が第3フレーム300に設けられた、副走査方向に延びるボス361に係合しているので、コイル部610の姿勢を安定させることができる。これにより、トーションバネ600の押圧力をより安定して作用させることができる。
また、第1被押圧面261が、主走査方向において、露光ヘッド100の露光領域100Aの外に設けられているので、主走査方向における露光領域100A内で第2フレーム200にトーションバネ600からの負荷がかからないようにすることができる。
また、第1被押圧面261が、主走査方向において、第2フレーム200の、位置決め部16が位置する側の端部のみに設けられているので、主走査方向において位置決め部16と第1被押圧面261とが近い位置に設けられることになる。これにより、トーションバネ600の押圧力によって第2フレーム200を位置決め部16に安定して接触させることができるので、第2フレーム200の主走査方向の位置を安定させることができる。
また、トーションバネ600の第1アーム部620が第2フレーム200を第3フレーム300に対して副走査方向にも押圧するので、第2フレーム200に、主走査方向の荷重だけでなく、副走査方向の荷重を与えることができる。また、第2フレームに副走査方向の荷重を与えるバネをトーションバネとは別に設ける場合と比較して、画像形成装置1の部品点数を減らすことができる。
また、カバー11を開くことで、露光ヘッド100を、感光体51に近接する位置から、感光体51から離間する位置に移動させることができる。
また、カバー11の開閉に伴って第2フレーム200と露光ヘッド100が移動するときに他の部材に接触した場合でも、第2フレーム200が第3フレーム300に対して揺動することで、第2フレーム200や露光ヘッド100が他の部材に干渉するのを抑制することができる。そして、これにより、筐体10内の、第2フレーム200や露光ヘッド100を移動させるためのスペースを小さくできるので、第2フレーム200や露光ヘッド100を含む、感光体51の周囲に配置される部材をコンパクトに配置することができる。
また、露光ヘッド100が回転軸線方向から見て第2フレーム200の輪郭内に配置されていることで、第2フレーム200によって露光ヘッド100を保護することができる。また、カバー11の開閉に伴って第2フレーム200と露光ヘッド100が移動する場合には、他の部材に接触したとしても第2フレーム200が接触することになるので、露光ヘッド100が他の部材に接触するのを抑制することができる。
以上、実施形態について説明したが、画像形成装置は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように適宜変形して実施することができる。
前記実施形態では、第2フレーム200の第1被押圧面261(被押圧部)と筐体10の位置決め部16が右側に設けられていたが、これに限定されない。例えば、被押圧部と位置決め部は、左側に設けられていてもよい。また、位置決め部が主走査方向の一方側に設けられ、被押圧部が主走査方向の他方側に設けられていてもよい。
前記実施形態では、被押圧部としての第1被押圧面261が主走査方向において露光ヘッド100の露光領域100Aの外に設けられていたが、これに限定されない。例えば、被押圧部は、主走査方向において露光ヘッドの露光領域内に設けられていてもよい。
前記実施形態では、第3フレーム300のボス361が円筒状であったが、これに限定されない。例えば、ボスは、板状であってもよい。
前記実施形態では、トーションバネ600は、コイル部610が第3フレーム300に設けられたボス361に係合することで第3フレーム300に取り付けられていたが、これに限定されない。例えば、コイル部は、第3フレームに設けられた、直交方向に凹む形状の凹部に係合することで第3フレームに取り付けられていてもよい。
前記実施形態では、トーションバネ600の第1アーム部620(アーム部)が第2フレーム200を第3フレーム300に対して、主走査方向に押圧するだけでなく、副走査方向にも押圧する構成であったが、これに限定されない。例えば、アーム部は、第2フレームを第3フレームに対して主走査方向にのみ押圧する構成であってもよい。なお、この場合には、第2フレームを第3フレームに対して副走査方向に押圧するバネをトーションバネとは別に設けてもよい。
前記実施形態では、トーションバネ600は、コイル部610が第3フレーム300に配置されていたが、これに限定されない。例えば、トーションバネは、コイル部が第2フレームに配置されていてもよい。なお、この場合、トーションバネは、例えば、アーム部によって第3フレームを押圧することで、第2フレームを第3フレームに対して主走査方向に押圧する構成としてもよい。
前記実施形態では、主走査方向に直交する直交方向として副走査方向を例示したが、これに限定されない。すなわち、直交方向は、主走査方向に直交する方向であれば、副走査方向に限定されない。例えば、直交方向は、露光ヘッドの光軸方向であってもよい。
前記実施形態では、露光ヘッド100が回転軸線方向から見て第2フレーム200の輪郭内に配置されていたが、これに限定されない。例えば、露光ヘッドは、回転軸線方向から見て、一部が第2フレームの輪郭よりも外側に突出するように配置されていてもよい。なお、この場合でも、露光ヘッドは、カバーの開閉の際に他の部材に接触しないように配置されていることが望ましい。
前記実施形態では、カバー11は、筐体10に対して閉位置と開位置との間で回動する構成であったが、これに限定されない。例えば、カバーは、筐体に対して閉位置と開位置との間で上下や左右にスライド移動する構成であってもよい。
前記実施形態では、画像形成装置1は、第3フレーム300を支持し、閉位置と開位置との間で移動可能なカバー11を備えていたが、これに限定されず、例えば、カバーを備えない構成であってもよい。なお、画像形成装置がカバーを備えない構成において、第2フレームは、筐体に支持された第3フレームに対して光学ヘッドの副走査方向に揺動可能に支持されていてもよい。
前記実施形態では、第2フレーム200が第3フレーム300に対して揺動可能であったが、これに限定されず、例えば、第2フレームは、第3フレームに対して揺動しないように支持されていてもよい。
前記実施形態では、第3フレーム300と、第3フレーム300を支持するカバー11とを別の部材として備えていたが、これに限定されない。例えば、第3フレームは、筐体の開口を開閉するカバーであってもよい。
前記実施形態では、無端状のベルトとして、感光体51との間でシートSを搬送しながら感光体51に形成されたトナー像をシートSに転写するベルト73を例示したが、これに限定されない。例えば、ベルトは、感光体に形成されたトナー像が転写される、いわゆる中間転写ベルトなどであってもよい。
前記実施形態では、発光部112がLEDであったが、これに限定されない。例えば、発光部は、EL(エレクトロルミネッセンス)素子、蛍光体などであってもよい。
前記実施形態では、画像形成装置1がカラープリンタであったが、これに限定されない。例えば、画像形成装置は、モノクロプリンタであってもよい。また、画像形成装置は、プリンタに限定されず、例えば、複写機や複合機などであってもよい。
前記した実施形態および変形例で説明した各要素は、任意に組み合わせて実施してもよい。
1 画像形成装置
51 感光体
100 露光ヘッド
112 発光部
120 光学部材
130 第1フレーム
200 第2フレーム
300 第3フレーム
600 トーションバネ
610 コイル部

Claims (11)

  1. 円筒状の感光体と、
    前記感光体の回転軸線方向に並んだ複数の発光部と、前記発光部からの光を前記感光体の表面に結像させる光学部材と、前記発光部と前記光学部材を支持する第1フレームとを有する露光ヘッドと、
    前記第1フレームを支持する第2フレームと、
    前記第2フレームを支持する第3フレームと、
    コイル部を有するトーションバネであって、前記第2フレームを前記第3フレームに対して前記露光ヘッドの主走査方向に押圧するトーションバネと、を備え、
    前記トーションバネは、前記コイル部の軸方向が前記主走査方向と直交する直交方向に沿って配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トーションバネは、前記コイル部が前記第3フレームに配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第3フレームは、前記直交方向に延びるボスを有し、
    前記コイル部は、前記ボスに係合していることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2フレームは、前記トーションバネによって押圧される被押圧部を有し、
    前記被押圧部は、前記主走査方向において、前記露光ヘッドの露光領域の外に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2フレームは、前記トーションバネによって押圧される被押圧部を有し、
    前記被押圧部は、前記主走査方向における前記第2フレームの一端部のみに設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 筐体を備え、
    前記筐体は、前記第2フレームの前記主走査方向の位置を決める位置決め部であって、前記第2フレームの前記一端部が接触する位置決め部を有することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2フレームは、前記第3フレームに対して前記露光ヘッドの副走査方向に揺動可能に支持されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記直交方向は、前記露光ヘッドの副走査方向であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記トーションバネは、前記第2フレームを前記第3フレームに対して前記主走査方向に押圧するアーム部を有し、
    前記アーム部は、前記第2フレームを前記第3フレームに対して前記副走査方向にも押圧することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 開口を有する筐体と、
    前記第3フレームを支持するカバーであって、前記筐体に対して前記開口を閉じる閉位置と前記開口を開く開位置との間で移動可能なカバーと、を備えることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記カバーは、前記筐体に対して前記閉位置と前記開位置との間で回動可能であり、
    前記第2フレームは、前記第3フレームに対して揺動可能に支持されていることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
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