JP7254495B2 - 光プリントヘッドを備える画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、装置本体に形成された開口を開閉するカバーを備え、当該カバーに光プリントヘッドが設けられた画像形成装置に関する。
プリンタや複写機等の画像形成装置は、感光ドラムを露光するための複数の発光素子を備える光プリントヘッドを有する。光プリントヘッドとしては、発光素子の例としてLED(Light Emitting Diode)や有機EL(Electro Luminescence)等を用いるものがあり、これらの発光素子が感光ドラムの回転軸線方向に沿って、例えば1列や千鳥状の2列に複数配列されたものが知られている。また、光プリントヘッドは、複数の発光素子から出射される光を感光ドラムに集光させるための複数のレンズを備える。複数のレンズは、複数の発光素子と感光ドラムとの間において、発光素子の配列方向に沿うように感光ドラム表面に対向して配置される。複数の発光素子から出射された光は、レンズを介し感光ドラム表面に集光し、感光ドラム上に静電潜像が形成される。
また、光プリントヘッドを備える画像形成装置として、装置本体に対して回動可能なカバーに光プリントヘッドが設けられたものが知られている。装置本体の上部には開口が形成されており、カバーはこの開口を覆っている。カバーは装置本体の奥側を回動軸線として回動する。光プリントヘッドは、カバーの回動に連動して、感光ドラムを露光する露光位置と、露光位置よりも感光ドラムから退避した退避位置と、に移動する。光プリントヘッドは、開口を開放するためにカバーが開かれた状態のとき、退避位置に位置する。一方、開口を閉鎖するためにカバーが閉じられた状態のとき、光プリントヘッドは露光位置に位置する。
例えば、特許文献1に記載の画像形成装置は、装置上部を覆うカバー(第2のカバー)を備える。カバーは、装置本体に対して回転可能に取り付けられ、回転動作により開閉するように構成されている。カバーには、4つの現像カートリッジ(現像ユニット)のそれぞれに対応する同数の露光ヘッドが、それぞれヘッドホルダを介して保持されている(以下、露光ヘッドとヘッドホルダとを合わせて光プリントヘッドと呼ぶ)。各光プリントヘッドは、第2のカバーに対して回転可能に設けられている。ここで、例えば装置本体の最も手前側に設けられた光プリントヘッドは、露光位置に位置するとき奥側と手前側とのそれぞれに光プリントヘッドと隣り合って現像カートリッジが配置されている。すなわち、カバーを閉じていくと光プリントヘッドが2つの現像カートリッジの間に挿入されて露光位置まで移動する。
例えばユーザやサービスマン等の作業者が光プリントヘッドを清掃する際、カバーを開けた状態において光プリントヘッドの光出射面が作業者側を向くように光プリントヘッドを把持してカバーに対して回転させることができる。清掃が終了して作業者が光プリントヘッドから手を離すと光プリントヘッドは自重によって所定の位置まで回動して戻る。光プリントヘッドが所定の位置まで戻った状態でカバーが閉じられると、光プリントヘッドは2つの現像カートリッジ間に挿入され、露光位置まで移動する。
特開2013-61577号公報
しかしながら、光プリントヘッドとカバーとの取り付け部分などに塵や埃がたまるなどするとカバーに対する光プリントヘッドの摺動性が悪化する。例えば光プリントヘッドの清掃のために作業者が光プリントヘッドを掴んで所定の位置から手前側へ回転させた場合に、その後作業者が光プリントヘッドから手を離しても光プリントヘッドがその自重によっては所定の位置まで戻らないことがある。光プリントヘッドが所定の位置に戻っていない状態でカバーが閉じられた場合、光プリントヘッドが隣り合う2つの現像カートリッジの間に挿入されない虞があった。
上記課題に対して、本発明の画像形成装置は、回転可能な第1の感光ドラムと、現像剤を収容する第1の現像カートリッジと、を有し、本体筐体に装着され、前記本体筐体に設けられた開口を通過して着脱可能な第1の交換ユニットと、回転可能な第2の感光ドラムと、現像剤を収容する第2の現像カートリッジと、を有し、鉛直方向と前記第1の感光ドラムの回転軸方向とに直交する方向において前記第1の交換ユニットと隣り合って前記本体筐体に装着され、前記開口を通過して着脱可能な第2の交換ユニットと、前記本体筐体に対し回動可能に設けられ、前記第1の交換ユニット及び前記第2の交換ユニットが前記開口を通じて着脱可能なように前記開口を開放する開放位置と、前記第1の交換ユニット及び前記第2の交換ユニットが露出しないように前記開口を閉鎖する閉鎖位置と、に回動可能なカバーと、前記カバーに対して回動可能に設けられ、前記第1の感光ドラムを露光する光を発する複数の発光部を有し、前記カバーが前記閉鎖位置であるときに前記第1の現像カートリッジと前記第2の現像カートリッジとの間の露光位置で前記第1の感光ドラムを露光する露光ヘッドと、前記露光ヘッドが前記カバーに設けられたストッパーに当接するように前記露光ヘッドを前記ストッパーに向けて付勢するバネと、を備え、前記カバーが前記開放位置から前記閉鎖位置へ回動する期間であって前記露光ヘッドが前記第1の交換ユニットと前記第2の交換ユニットとの間を通過して前記露光位置へ到達する期間中において、前記露光ヘッドは前記第1の現像カートリッジ及び前記第2の現像カートリッジに移動を妨げられず、前記露光ヘッドが前記ストッパーに当接した状態が維持される、ことを特徴とする。
また、上記課題に対して、本発明の画像形成装置は、装置本体と、前記装置本体の上側に形成された開口を閉鎖した閉鎖位置と前記開口を開放した開放位置とに回動可能に前記装置本体に設けられたカバーと、回転可能な第1の感光ドラムと、現像剤を収容する第1の現像カートリッジと、を有し、前記開口を介して前記装置本体に装着されて前記第1の感光ドラムよりも前記第1の現像カートリッジの方が前記開口側に位置する第1の交換ユニットと、回転可能な第2の感光ドラムと、現像剤を収容する第2の現像カートリッジと、を有し、前記装置本体に装着された前記第1の交換ユニットと隣り合う位置に前記開口を介して前記装置本体に装着され、前記第2の感光ドラムよりも前記第2の現像カートリッジの方が前記開口側に位置する第2の交換ユニットと、前記カバーが前記開放位置に位置するときは前記開口よりも上側に位置し、前記カバーが前記閉鎖位置に位置するときは前記第1の現像カートリッジと前記第2の現像カートリッジとの間に位置して前記第1の感光ドラムを露光する光プリントヘッドであって、前記カバーが前記閉鎖位置に位置する場合における前記第2の現像カートリッジから前記第1の現像カートリッジへと向かう方向である一方向と当該一方向とは反対方向である他方向とに回動可能なように前記カバーに設けられた前記光プリントヘッドと、前記開放位置から前記閉鎖位置への前記カバーの回動に伴って前記光プリントヘッドが前記感光ドラムを露光する位置まで移動する間に当該移動が前記第2の現像カートリッジによって妨げられないように前記光プリントヘッドを前記一方向へ向けて回動させるべく前記光プリントヘッドに力を付与するバネと、前記開放位置から前記閉鎖位置への前記カバーの回動に伴って前記光プリントヘッドが前記感光ドラムを露光する位置まで移動する間に当該移動が前記第1の現像カートリッジによって妨げられないように前記バネによって前記力を付与された前記光プリントヘッドが前記一方向へ向けて突き当たるストッパーと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、例えば作業者が光プリントヘッドの清掃のためにカバーに対して光プリントヘッドを回動させた場合でも、作業者が光プリントヘッドから手を離すと光プリントヘッドはバネによって所定の位置まで戻る。そのため、開放位置から閉鎖位置へのカバーの回動に伴って光プリントヘッドが感光ドラムを露光する位置まで移動する間に、当該移動が現像カートリッジによって妨げられることがない。
カバーが閉じた状態の画像形成装置の概略断面図。 カバーが開いた状態の画像形成装置の概略断面図。 光プリントヘッドの概略斜視図。 光プリントヘッドの基板およびLEDチップを説明するための図。 カバーに対する光プリントヘッドの回動を説明するための図。 バネとストッパーの機能について説明するための図。 ストッパーの取り付け箇所について説明するための図。 カバーの回動に伴って移動する光プリントヘッドと現像カートリッジとの位置関係について説明するための図。 光プリントヘッドをストッパーに対して押圧するバネを備えていない従来構造を説明するための図。
以下に本発明を実施するにあたり好ましい実施の形態を、添付の図面を用いて説明する。ただし、本説明に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明を本説明に記載した実施の形態だけに限るものではない。
(画像形成装置の全体構成)
まず、画像形成装置100の概略構成を説明する。図1は画像形成装置100の概略断面図である。図1に示す画像形成装置100は読取装置200を備える複写機であるが、実施の形態は読取装置200を備えないカラープリンタ(SFP:Single Function Printer)であってもよい。本実施の形態は、図1に示すような複数の感光ドラム103を備える所謂タンデム方式のカラー画像形成装置である。
図1に示す画像形成装置100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応する感光ドラム103Y、103M、103C、103K(以下、総称して単に「感光ドラム103」とも称する)を備える。これらの感光ドラムは、それぞれ離間して配列されている。
図1に示すように、以下の説明ではブラックに対応する感光ドラム103Kに対してイエローに対応する感光ドラム103Yが配置されている側を手前側と定義する。また、イエローに対応する感光ドラム103Yに対してブラックに対応する感光ドラム103Kが配置されている側を奥側と定義する。さらに、図1に示すように、紙面上で示すところの上側を鉛直方向における上側、下側を鉛直方向における下側と定義する。感光ドラム103Y~103Kは手前側から奥側へかけて配列されている。
画像形成装置100は、感光ドラム103Y、103M、103C、103Kをそれぞれ帯電させる帯電器104Y、104M、104C、104K(以下、総称して単に「帯電器104」とも称する)を備える。また、画像形成装置100は、感光ドラム103Y、103M、103C、103Kそれぞれを露光する光を出射する露光光源としての光プリントヘッド130Y、130M、130C、130K(以下、総称して単に「光プリントヘッド130」とも称する)を備える。光プリントヘッド130は、感光ドラム103の回転軸線方向に延びる長尺の形状をなす。なお、図1に示す画像形成装置100は、感光ドラム103を鉛直方向上方から露光する所謂「上面露光方式」の画像形成装置である。
ここで、電子写真方式の画像形成装置に採用される露光方式の一例として、半導体レーザの出射ビームを回転するポリゴンミラーなどで走査しf-θレンズ等を介して感光ドラムを露光するレーザビーム走査露光方式がある。本実施例で説明する「光プリントヘッド130」は、感光ドラム103の回転軸線方向に沿って配列されたLED等の発光素子を用いて感光ドラム103を露光するLED露光方式に用いられるものであって、上記に言うレーザビーム走査露光方式には用いられない。
さらに、画像形成装置100は、感光ドラム103上の静電潜像をトナーによって現像し、感光ドラム103上に各色のトナー像を現像する現像器を有する現像カートリッジ102Y、102M、102C、102K(以下、総称して単に「現像カートリッジ102」とも称する)を備える。なお、符号に付されたY、M、C、Kはトナーの色を示している。現像カートリッジ102は、現像剤の一例としてトナーを収容するように構成されている。
図1に示すように画像形成装置100は感光ドラム103に形成されたトナー像を記録用紙Pに直接転写する直接転写方式を採用する画像形成装置である。そのため、記録用紙Pを感光ドラム103のもとまで搬送する搬送ベルト106(ベルトの一例)を備える。搬送ベルト106は各感光ドラム103に対向するように、各感光ドラム103の下側に設けられた無端状のベルトである。搬送ベルト106を用いた直接転写方式の場合、搬送ベルト106に用紙Pを静電吸着させることによって、感光ドラム103の径が大きい場合であっても、感光ドラム103からの分離を確実に行うとともに、安定した用紙搬送を可能とする。この方式では用紙Pと搬送ベルト106が強く静電吸着しているため、搬送ベルト106からの分離不良や剥離放電による画像乱れが発生しやすいと言ったデメリットも指摘されている。なお、本発明の実施の形態は、上述した直接転写方式に限定されるものではなく、例えば、いわゆる中間転写ベルトにトナー像を転写した後に記録用紙Pに再転写する中間転写方式であっても構わない。
本実施の形態のように、現像されたトナー像を、搬送ベルト106によって搬送されてきた用紙Pに感光ドラム103を介して直接転写する方式を採用する場合、プロセスカートリッジ202(交換ユニットの一例)の構成としては、感光ドラム103よりも現像カートリッジ102が手前側に配置される構成となる。具体的には、カバー300が閉じられた状態のとき、画像形成装置100の手前から奥へ向けて、現像カートリッジ102Y、光プリントヘッド130Y、現像カートリッジ102M、光プリントヘッド130M、現像カートリッジ102C、光プリントヘッド130C、現像カートリッジ102K、光プリントヘッド130K、の順に配置される。なお、当然ながら、ブラックに対応する現像カートリッジ102Kおよび光プリントヘッド130Kが最も手前側に配置されても構わない。具体的には、各現像カートリッジ102および光プリントヘッド130が、画像形成装置100の手前から奥へ向けて、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン、の順に配置されていても構わない。
一方、直接転写方式ではなく、中間転写ベルトを用いた中間転写方式を採用する場合は、プロセスカートリッジ202とそれに対応する光プリントヘッド130との位置関係を、本実施の形態とは逆の位置関係にする。具体的な構成としては、プロセスカートリッジ202の構成としては、感光ドラム103よりも現像カートリッジ102が奥側に配置する構成とする。より具体的には、カバー300が閉じられた状態のとき、画像形成装置100の手前から奥へ向けて、光プリントヘッド130Y、現像カートリッジ102Y、光プリントヘッド130M、現像カートリッジ102M、光プリントヘッド130C、現像カートリッジ102C、光プリントヘッド130K、現像カートリッジ102K、の順に配置される。このように配置することにより、搬送パスが本体筺体110の奥側に位置する構成において、中間転写ベルトから用紙にトナー像を転写する所謂二次転写部も本体筺体110の奥側に位置させることができる。なお、当然ながら、ブラックに対応する光プリントヘッド130Kおよび現像カートリッジ102Kが最も手前側に配置されても構わない。具体的には、各光プリントヘッド130および現像カートリッジ102が、画像形成装置100の手前から奥へ向けて、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン、の順に配置されていても構わない。
次に、画像形成プロセスについて、イエローのトナー像が用紙Pに転写されるプロセスを例に挙げて簡単に説明する。光プリントヘッド130Yは、帯電器104Yによって帯電された感光ドラム103Yの表面を露光する。これにより、感光ドラム103Yには静電潜像が形成される。次に、現像カートリッジ102Yが有する現像器は感光ドラム103Yに形成された静電潜像をイエローのトナーによって現像する。その後、感光ドラム103Yの表面に現像されたイエローのトナー像は記録用紙Pに転写される。マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像も同様の画像形成プロセスで記録用紙Pに順次転写される。
定着器150は、熱と圧力によって記録用紙Pにトナー像を定着させる。定着器150によって定着処理がなされた記録用紙Pは、排紙部160から排出される。排紙部160から排出された記録用紙Pはカバー300の上面に載置される。
画像形成装置100は、本体筺体110と、カバー300と、を備える。本体筺体110は、搬送ベルト106や定着器150などを収容している筐体である。ここでは、外装カバーも含めて本体筺体110と呼ぶこととする。カバー300は、その強度を上昇させるために、一部に金属製のフレームを有する。なお、カバー300を1枚の金属板で構成して強度を出しても良い。カバー300は、本体筺体110の上部に設けられており、本体筺体110に対して回動する。本実施の形態においてカバー300がその上部に読取装置200を備える。画像形成装置100の構成は、カバー300と共に読取装置200も本体筺体110に対して回動する構成である。
図2はカバー300が開かれた状態の画像形成装置100を示す。図2に示すように、本体筺体110の鉛直方向上側には開口220が形成されている。カバー300は本体筺体110に設けられた回動中心軸線114を回動中心として回動し、開口220を閉鎖した位置と開口220を開放した位置とに移動可能である。カバー300の回動中心軸線は回動中心軸線114と一致する。ここで、開口を閉鎖したときのカバー300の位置を「閉鎖位置」、開口を開放したときのカバー300の位置を「開放位置」、と定義する。なお、カバー300が閉鎖位置に位置するとき、開口220を完全に覆って塞いでいる必要はなく、例えばカバー300の一部に貫通孔が設けられているなどしていても構わない。また、開口220とカバー300との間に隙間ができ、開口220の一部が露出していても構わない。さらに、カバー300が閉鎖位置から開放位置へ向けて回動するときの回動の方向を「開放方向」、カバー300が開放位置から閉鎖位置へ向けて回動するときの回動の方向を「閉鎖方向」と定義する。図2中に矢印Rで示す方向が開放方向、矢印Lで示す方向が閉鎖方向である。
なお、本実施の形態におけるカバー300の回動中心軸線は、プロセスカートリッジ202が本体筺体110に装着された状態における、感光ドラム103の回転中心軸線と略一致する方向である。しかしながら、カバー300は、その回動中心軸線が複数の感光ドラム103の配列方向に延びる方向と略一致するように本体筺体110に対して取り付けられていても構わない。具体的には、カバー300の回動中心軸線方向は、鉛直方向と、プロセスカートリッジ202が本体筺体110に装着されているときの感光ドラム103の回転軸線方向と、の双方に垂直な方向に一致するものであっても構わない。
図2に示すように、カバー300が開かれた状態でプロセスカートリッジ202が本体筺体110に対して着脱される。プロセスカートリッジ202が本体筺体110に対して着脱されるときは、開口220を介して着脱される。すなわち、プロセスカートリッジ202が、ユーザやサービスマン等の作業者によって本体筺体110から取り外されるときも、プロセスカートリッジ202が本体筺体110に対して装着されるときも、プロセスカートリッジ202は開口220を通過する。カバー300が閉じられた状態のとき、カバー300は、プロセスカートリッジ202の開口220の通過経路を阻む。対して、カバー300が開かれた状態のとき、プロセスカートリッジ202の開口220の通過経路は開放されている。カバー300が閉じられた状態のとき、開口220は完全に塞がれている必要はなく、上記したプロセスカートリッジ202の開口220の通過経路が阻まれていれば構わない。ここで言う、プロセスカートリッジ202の開口220の通過経路が、カバー300によって阻まれているときのカバー300no位置が閉鎖位置である。一方、カバー300が開けられて、プロセスカートリッジ202の開口220の通過経路が開放されているときのカバー300の位置が開放位置である。
プロセスカートリッジ202は、感光ドラム103、帯電器104、現像カートリッジ102が一体化した交換可能なカートリッジである。このプロセスカートリッジ202は、作業者によって定期的に交換される。このように、ここで言うところの「プロセスカートリッジ202」は、少なくとも感光ドラム103を備えていればよい。感光ドラム103は、プロセスカートリッジ202の枠体に対して回動可能に支持されている。
感光ドラム103はプロセスカートリッジ202に対して着脱可能に構成されていてもよい。このような構成にすることで、作業者は、プロセスカートリッジ202を本体筺体110から取り外した後、さらにプロセスカートリッジ202から感光ドラム103を取り外し、新しい感光ドラム103に取り換えることができる。これにより、現像カートリッジ102や帯電器104を交換することなく、感光ドラム103のみを交換できる。当然ながら、現像カートリッジ102のみや帯電器104のみを交換可能な構成であっても構わない。プロセスカートリッジ202は、プロセスカートリッジ202が本体筺体110に装着された状態において、感光ドラム103よりも現像カートリッジ102が上側に位置するような構成となっている。言い換えれば、プロセスカートリッジ202は、本体筺体110に装着された状態のときに感光ドラム103よりも現像カートリッジ102の方が開口220に近い側に配置されるように構成されている。また、感光ドラム103の上面はプロセスカートリッジ202の枠体から露出している。光プリントヘッド130は感光ドラム103を上方から露光する。
ここで、図1および図2に示すカバー300は、感光ドラム103の回転軸線の方向に延びる回動中心軸線114を回動中心として回動する。言い換えれば、カバー300の回動中心軸線の方向と、感光ドラム103の回転中心軸線の方向とは一致する。すなわち、光プリントヘッド130Y~130Kは、カバー300の回動中心軸線の方向に対して垂直な方向に並んでいる。図1および図2に示すように、回動中心軸線114は、全ての光プリントヘッド130よりも本体筺体110の奥側に位置する。
図2に示す状態よりも更にカバー300が開けられて、カバー300が開放位置に位置するとき、全ての光プリントヘッド130は開口220よりも鉛直方向における上側に位置する。これにより、作業者がプロセスカートリッジ202を本体筺体110から取り外すときに、プロセスカートリッジ202を光プリントヘッド130に接触させてしまう可能性を低減することができる。
ここで、カバー300の回動方向は、図1に示す方向に限定されず、回動中心軸線114が感光ドラム103の回転軸線の方向に対して直行する方向に延びていても構わない。これにより、カバー300は、回動中心軸線114を回動中心として、開口220を開放するために開かれた開放位置と開口220を閉鎖するために閉じられた閉鎖位置とに移動可能である
(光プリントヘッド)
図3は光プリントヘッド130の概略斜視図である。図3に示すように、光プリントヘッド130は、ハウジング204と、基板230と、レンズアレイ203と、を備える。ハウジング204は、基板230とレンズアレイ203とを保持する。本実施例において、ハウジング204は射出成型された樹脂製の成形物である。ただし、ハウジング204は、一部に樹脂成形された部材が取り付けられた金属製のフレームでも構わない。
ハウジング204の長手方向におけるハウジング204の両端には突起210a、210bが設けられている。これら突起210a、210bそれぞれがカバー300に設けられた不図示の嵌合孔に嵌合している。これにより、ハウジング204はカバー300に対して回動する。本実施の形態において、突起210a、210bは共に円柱状の突起であって、その中心軸線Kを回動中心として、光プリントヘッド130はカバー300に対して回動する。ここで、回動中心軸線Kの方向は、カバー300が本体筺体110に対する回動中心軸線の方向と平行な方向である。
詳細は後述するが、基板230には複数のLEDチップ201が実装されている。LEDチップ201は、発光素子126としての複数のLED(Light Emitting Diode)を備える。これらの発光素子126から出射された光がレンズアレイ203を介して感光ドラム103の表面上に集光される。レンズアレイ203はハウジング204から突出して設けられている。
また、ハウジング204の長手方向におけるハウジング204の両端側にはハウジング204に対して回動する回転体133が設けられている。回転体133の回転中心軸線は、カバー300に対する光プリントヘッド130の回動中心軸線Kと平行な軸線である。回転体133はレンズアレイ203よりも感光ドラム103が配置されている側に突出している。これにより、レンズアレイ203が感光ドラム103に接触することはない。
回転体133には、感光ドラム103の表面に当接して、レンズアレイ203と感光ドラム103との間に間隙を形成する機能も有する。この間隙の量はレンズアレイ203の焦点距離に基づいて決定された値であり、回転体133によってレンズアレイ203と感光ドラム103との間の距離が正確に決まることで、感光ドラム103に精度良く潜像が形成される。回転体133はハウジング204に対して回転するため、回転する感光ドラム103に従動して回転する。そのため、回転体133が感光ドラム103の表面を摺擦することはなく、回転体133が感光ドラム103を傷つける虞も少ない。回転体133が回転する感光ドラム103に従動して回転することにより、レンズアレイ203と感光ドラム103との間隔が一定に保たれる。
本実施の形態では光プリントヘッド130を感光ドラム103に対して位置決めするにあたり回転体133を用いているが、例えば光プリントヘッド130の一部を感光ドラム103ではなく、感光ドラム103を回転可能に支持するプロセスカートリッジ202の枠体に対して当接させても構わない。感光ドラム103はプロセスカートリッジ202の枠体に対して位置が決まっているため、光プリントヘッド130をプロセスカートリッジ202の枠体に対して位置決めすることによって、感光ドラム103に対しても光プリントヘッド130を位置決めすることが可能である。こうすることで、回転体133を設けずとも、光プリントヘッド130を感光ドラム103に対して位置決めすることができる。
次に、基板230の構成について詳しく説明する。図4に基板230の拡大図を示す。図4(a)は、LEDチップ201が実装されている面(以下、実装面と呼ぶ)を示す。一方、図4(b)は、LEDチップ201が実装されている面とは反対側の面(以下、非実装面と呼ぶ)を示す。図4(a)に示すように、実装面には29個のLEDチップ201が千鳥状に配列されている。各LEDチップ内には、512個の発光素子126(LED)が、チップの長手方向に所定の解像度ピッチで配列されている。本実施例の画像形成装置100の解像度は1200dpiである。したがって、それぞれの発光素子126は、LEDチップ201の長手方向において、隣接する発光素子126同士の中心間距離が21.16μmとなるように一列に配列されている。1つのLEDチップ201内において、配列された発光素子126の端から端までの距離は、約10.8mmである。29個のLEDチップ201が配列されることで、露光可能な発光素子126の数は14,848素子となる。これにより、約314mmの画像幅に対応した画像形成が可能となる。
図4(c)に、LEDチップ201のチップ間の境界部の様子を示す。LEDチップ201の端部には制御信号を入力するためのワイヤボンディングパッド125が配置されている。発光素子126の発光タイミングを制御する信号が、ワイヤボンディングパッド125からLEDチップ201へと入力される。チップ間の境界部においても、発光素子126の長手方向のピッチは、21.16μmとなっている。また、2列のLEDチップ201の発光点の間隔(図中S)は、約84μm(1200dpiで4画素分、2400dpiで8画素分)となるように配置される。基板の非実装面には、LEDチップ201を駆動するための電圧を制御する駆動電圧制御素子302と、コネクタ301と、記憶素子303が配置されている。記憶素子303は、LEDチップ201を駆動するための信号の情報を一時的に記憶する。
コネクタ301には、本体基板500から駆動電圧制御素子302と記憶素子303を制御する信号線と、電源、グランド線が接続される。LEDチップ201を駆動するために駆動電圧制御素子302から延びる配線は、基板230の内層を通り、各々のLEDチップ201に接続されている。
(光プリントヘッドとプロセスカートリッジとの位置関係について)
次に図5および図6を用いてカバー300を閉じていったときの光プリントヘッド130とプロセスカートリッジ202との位置関係について説明する。ここでは簡単のため、イエローに対応する光プリントヘッド130Yとプロセスカートリッジ202Yとの位置関係について説明する。他の色に対応する光プリントヘッド130およびプロセスカートリッジ202についても同様である。
図5(a)はカバー300が開放位置に位置するときの、カバー300に対する光プリントヘッド130の姿勢を説明するための図である。説明を簡単にするため、この図では回転体133を不図示としてレンズアレイ203を図示している。また、図5(b)はカバー300が開放位置に位置する状態において、作業者が光プリントヘッド130の光出射面を清掃するために光プリントヘッド130をカバー300に対して回動させた状態を説明するための図である。この図においても、説明を簡単にするため、回転体133を不図示としてレンズアレイ203を図示している。
図5(a)に示すように、光プリントヘッド130はカバー300に対して回動中心軸線Kを回動中心として回動する。また、光プリントヘッド130はバネ901によってストッパー902へ向けて付勢されている。この状態でカバー300が作業者によって閉じられていくと光プリントヘッド130が感光ドラム103を露光する露光位置へ移動する。バネ901およびストッパー902の機能については後で詳細を説明する。
このように、光プリントヘッド130はカバー300に対して回動中心軸線Kを回動中心として回動可能である。ここで、光プリントヘッド130が感光ドラム103を露光するための位置である露光位置に位置するとき、光プリントヘッド130は隣り合う2つの現像カートリッジ102の間に位置する。具体的には、光プリントヘッド130Yは現像カートリッジ102Yと現像カートリッジ102Mとの間に、光プリントヘッド130Mは現像カートリッジ102Mと現像カートリッジ102Cとの間に、光プリントヘッド130Cは現像カートリッジ102Cと現像カートリッジ102Kとの間に位置する。
光プリントヘッド130の、カバー300に対する回動を説明するために、光プリントヘッド130Yを例にとって説明する。上述したように、カバー300が閉鎖位置に位置するとき、光プリントヘッド130Yは現像カートリッジ102Yと現像カートリッジ102Mとの間に位置する。このときの、現像カートリッジ102Yから現像カートリッジ102Mへと向かう方向を「一方向」と定義し、現像カートリッジ102Mから現像カートリッジ102Yへと向かう方向を「他方向」と定義する。すなわち、「一方向」の反対方向が「他方向」である。言い換えれば、光プリントヘッド130Yに対応するプロセスカートリッジ202Yの現像カートリッジ102Yから、その現像カートリッジ102Yに隣接する現像カートリッジ102Mへと向かう方向が「一方向」である。
図5(b)に示すように、作業者は光プリントヘッド130を、回動中心軸線Kを回動中心として、本体筺体110の手前側へ向けて回動させることができる。言い換えれば、作業者は光プリントヘッド130を、回動中心軸線Kを回動中心として一方向へ向けて回動させることができる。これにより、レンズアレイ203の光出射面が本体筺体110の手前側、すなわち作業者が位置する側を向くため、作業者はレンズアレイ203の光出射面を容易に清掃することができる。作業者が光プリントヘッド130から手を離すと光プリントヘッド130はバネ901によってストッパー902へ向かう方向へ回動させられる。言い換えれば、光プリントヘッド130のレンズアレイ203が作業者側を向いた状態で、作業者が光プリントヘッド130を掴む手を離すと、光プリントヘッド130は回動中心軸線Kを回動中心として他方向へ向けて回動する。そして、他方向へ向けて回動する光プリントヘッド130は、ストッパー902に対して他方向へ向けて当接する。そのため、光プリントヘッド130とカバー300との接続部分にゴミや埃が付着して光プリントヘッド130とカバー300との摺動性が悪化した場合でも、バネ901によって光プリントヘッド130は確実にストッパー902に当接する。
ここで、図9を用いて本実施の形態におけるバネ901の効果について従来例と比較しながら説明する。図9は本実施の形態におけるバネ901に相当する部材を有さない従来構造について説明するための図である。
本実施の形態におけるバネ901に相当する部材が存在しないため、作業者によって矢印B方向へ回動させられた光プリントヘッド130は、自重によって矢印A方向へ向けて回動してストッパー902に突き当たる。なお、ここで言う矢印B方向が先に説明した「他方向」であって、矢印A方向が先に説明した「一方向」である。
しかし、光プリントヘッド130とカバー300との接続部分にゴミや埃などの異物が付着している場合、カバー300に対する光プリントヘッド130の摺動性が悪化し、例えば図9に示す姿勢で光プリントヘッド130が静止する可能性がある。仮にこの状態でカバー300が閉鎖方向へ回動していった場合、光プリントヘッド130が現像カートリッジ102Yと現像カートリッジ102Mとの間に嵌らない虞がある。このように、開放位置から閉鎖位置へ向けて回動するカバー300と共に移動する光プリントヘッド130の移動が、現像カートリッジ102Yによって妨げられた場合、光プリントヘッド130が感光ドラム103Yを露光する露光位置まで移動しないのみならず、レンズアレイ203が現像カートリッジ102Yに接触して損傷する虞がある。
このように、光プリントヘッド130がその自重による力でストッパー902に向けて移動する構成の場合、光プリントヘッド130がストッパー902に当接する位置まで移動しないことがある。
図6はバネ901の機能とストッパー902の機能を説明するための図である。初めに、バネ901の構造と機能について詳しく説明する。本実施の形態においてバネ901は巻き部901cと一対の弾性腕901a、901bとを有する、いわゆるトーションバネである。トーションバネとは螺旋状に巻回されたコイル状の巻き部901cから2本の腕(弾性腕901a、901b)が延びたバネであって、これら2本の腕(弾性腕901a、901b)に対して巻き部901cを巻き込む方向へ荷重が加えられるようにして利用される。一般には、キックバネやねじりコイルばね等と称されることもある。
図6に示すように、弾性腕901aが光プリントヘッド130のハウジング204に接触し、弾性腕901bはカバー300の一部に接触している。ここで、弾性腕901aはハウジング204に別部材を介して取り付けられていても構わないし、接着剤や粘着テープによって固定されていても構わない。弾性腕901bもカバー300の一部に対して別部材を介して取り付けられていても構わないし、接着剤や粘着テープによって固定されていても構わない。弾性腕901aは、カバー300の一部に接触している弾性腕901bに対して図中の矢印A方向(一方向)へ常に開こうとしている。すなわち、弾性腕901aは常にハウジング204をカバー300に対して矢印A方向へ向けて押圧している。ここで、本実施の形態において矢印Aの方向はカバー300が開放位置から閉鎖位置へ向けて回動するときの方向と一致し、矢印Aとは反対の方向である矢印B方向はカバー300が閉鎖方向から開放方向へ向けて回動するときの方向と一致する。ただし、実施の形態としては、カバー300が開放位置から閉鎖位置へ向けて回動するときの方向と、矢印Aと、は必ずしも一致している必要はない。同様に、カバー300が閉鎖方向から開放方向へ向けて回動するときの方向と、矢印B方向と、も必ずしも一致している必要はない。
また、本実施の形態においてはバネ901としてトーションバネを使用しているが、バネ901の種類としてはトーションバネに限られない。例えば、板バネを屈曲させて板バネの一端側をハウジング204に取り付けて、他端側をカバー300に取り付けるなどしても構わない。また、コイルバネを湾曲させて、コイルバネの一端をハウジング204に取り付けて、他端側をカバー300に取り付けても構わない。すなわち、光プリントヘッド130に対して図6中の矢印Aで示す方向の力が付与されていればバネの種類は限定されない。
また、本実施の形態においては、バネ901の一部である弾性腕901aがハウジング204を矢印A方向へ向けて押圧することによってハウジング204に対して矢印A方向の力を付与しているが、ハウジング204を矢印A方向へ引き込むようにしてハウジング204に矢印A方向の力を付与しても構わない。具体的には、図6で言うところの弾性腕901bが、ストッパー902が配置されている側にくるようにバネ901を配置しても構わない。この場合、一対の弾性腕901a、901bそれぞれが巻き部901cによって引き付けられる方向、すなわち弾性腕901aと弾性腕901bとが互いに近付くように回動しようとする力を利用して、ハウジング204に力を付与する。弾性腕901bに対して弾性腕901aが引き付けられるように、弾性腕901aが弾性腕901bに向けて回動することで、弾性腕901aがハウジング204を図中矢印A方向へ向けて回動させる。
以上説明したように、バネ901は、光プリントヘッド130を図6中で言うところの矢印A方向へ向けて回動させる機能を有している。これにより、カバー300を開放位置から閉鎖位置へ向けて回動させていったときに、光プリントヘッド130が、露光対象としている感光ドラム103を有するプロセスカートリッジ202の現像カートリッジ102に突き当たって、露光対象の感光ドラム103を露光する位置までの移動を妨げられることがない。具体的に、イエローに対応する光プリントヘッド130Yで説明すると、カバー300を開放位置から閉鎖位置へ向けて回動させていったときに、光プリントヘッド130Yが現像カートリッジ102Yに突き当たって、カバー300の回動に伴う光プリントヘッド130Yの移動が現像カートリッジ102Yによって妨げられることがない。
次にストッパー902について詳しく説明する。本実施の形態におけるストッパー902はカバー300に設けられた樹脂製の部材である。カバー300に対してビスやネジによって固定されている。
仮に本実施の形態における画像形成装置100が、このストッパー902を持たない構成の場合、バネ901によって矢印A方向へ向けて回動する光プリントヘッド130は、変形したバネ901の復元力が無くなる状態になるまで回動する。そのため、ストッパー902が無い構成では、カバー300を開放位置から閉鎖位置へ向けて回動させていった場合に、光プリントヘッド130の一部が、当該光プリントヘッド130に対応するプロセスカートリッジ202の隣のプロセスカートリッジ202の現像カートリッジ102に突き当たってしまう虞がある。具体的に、イエローに対応する光プリントヘッド130Yで説明すると、カバー300を開放位置から閉鎖位置へ向けて回動させていったときに、光プリントヘッド130Yが現像カートリッジ102Mに突き当たって、カバー300の回動に伴う光プリントヘッド130Yの移動が現像カートリッジ102Mによって妨げられる虞がある。ストッパー902は、バネ901に付与された力によって矢印A方向へ回動する光プリントヘッド130Yに対して突き当たり、光プリントヘッド130Yの回動量を制限する役割を果たす。
まず、カバー300のうちストッパー902が取り付けられる部分について具体的に説明する。図7はストッパー902の設置箇所について説明するための図である。本実施の形態においてカバー300は、その剛性を高めるために金属製の天井フレーム310を備える。この金属製の天井フレーム310は例えば長方形状のアルミ製板金である。天井フレーム310は、第1フレーム120aと第2フレーム120bとを備える。天井フレーム310、第1フレーム120a、第2フレーム120bはカバー300の一部を構成する。すなわち、天井フレーム310、第1フレーム120a、第2フレーム120bはカバー300の一部である。これらの部材は全て一体的に成形されていても構わないし、それぞれが別部材で、互いがネジやビスなどで固定されていても構わない。
第1フレーム120aは本体筺体110の奥側から手前側へ延びる棒状のフレームである。第1フレーム120aにはハウジング204に設けられた突起210aが嵌合する孔211aが形成されている。孔211aは合計4箇所に形成されており、各光プリントヘッド130のハウジング204に設けられた突起210aに対応している。また、第2フレーム120bは本体筺体110の奥側から手前側へ延びる棒状のフレームである。第2フレーム120bにはハウジング204に設けられた突起210bが嵌合する孔211bが形成されている。孔211bは合計4箇所に形成されており、各光プリントヘッド130のハウジング204に設けられた突起210bに対応している。ここで、イエロー(Y)に対応する光プリントヘッド130Yと、第1フレーム120aおよび第2フレーム120bと、の取り付け部分の構成について説明する。他の色(M、C、K)に対応する光プリントヘッド130と、第1フレーム120aおよび第2フレーム120bと、の取り付け部分の構成についても同様である。
上述したように第1フレーム120aの孔211aに光プリントヘッド130Yのハウジング204に設けられた突起210aが嵌合する。また、第2フレーム120bの孔211bに光プリントヘッド130Yのハウジング204に設けられた突起210bが嵌合する。突起210aの中心軸線と突起210bの中心軸線とは一致している。この中心軸線が、図6言うところの回動中心軸線Kである。これにより、光プリントヘッド130は回動中心軸線Kを回動中心として第1フレーム120aと第2フレーム120bとに対して回動する。
図7に示すように、本実施の形態において第2フレーム120bにはストッパー902が設けられている。ストッパー902は各色の光プリントヘッド130それぞれに対応して合計4箇所に設けられている。ストッパー902と第2フレーム120bとは一体的に成形された部材であっても構わないし、別部材として互いがネジやビスによって固定されていても構わない。ここでは、説明を簡単にするため、イエローに対応するストッパー902(Y)についてのみ詳細に説明する。
図7に示すように、ストッパー902(Y)は、第2フレーム120bから第1フレーム120aに向けて突出した突起である。ストッパー902(Y)は、その下端が光プリントヘッド130Yの回動中心軸線Kと光プリントヘッド130Mの回動中心軸線とを結んだ線よりも下側に位置する。そのため、光プリントヘッド130Yが回動中心軸線Kを回動中心として回動したとき、ハウジング204の一部がストッパー902(Y)に突き当たる。こうして、光プリントヘッド130Yの回動量は制限されている。ここで、例えばストッパー902(Y)の光プリントヘッド130Y側の面にゴム製のシートを貼り付けるなどして、ハウジング204がストッパー902(Y)に当接したときの衝撃を吸収する機能をストッパー902(Y)に設けても構わない。このようにすることで、作業者が光プリントヘッド130Yを手前側へ向けて回動させ、光プリントヘッド130Yを掴む手を話したときでも、光プリントヘッド130Yが勢いよくストッパー902(Y)に当接し、その衝撃で破損するなどの虞を低減できる。なお、例えばゴム製シートをストッパー902(Y)に貼り付けた場合に、光プリントヘッド130はストッパー902(Y)に接触した状態でゴム製シートのクッション性により若干の移動が許容される。このような状態であっても、光プリントヘッド130Yはストッパー902(Y)に当接して、その回動が制限された状態であると言うことができる。
上述した形態以外にも、例えばストッパー902がバネを介して第2フレーム120bに取り付けられており、第2フレーム120bの長手方向に沿って1~5mm程度移動可能な構成でもよい。光プリントヘッド130がバネ901によってストッパー902に押し付けられると、光プリントヘッド130とストッパー902とは共に第2フレーム120bの長手方向に移動する。第2フレーム120bに対するストッパー902の移動可能量は制限されている。このようにして、光プリントヘッド130のカバー300に対する回動量を制限しても構わない。
また、本実施の形態においてストッパー902(Y)は第2フレーム120bに設けられ、第1フレーム120aには設けられていないが、当然ながら第1フレーム120aもストッパー902(Y)を備えていても構わない。この場合、バネ901によって力が付与された光プリントヘッド130Yは、第1フレーム120aに設けられたストッパー902(Y)と第2フレーム120bに設けられたストッパー902(Y)とに突き当たる。こうして、光プリントヘッド130Yのカバー300に対する位置が決まる。また、第1フレーム120aがストッパー902(Y)を備え、第2フレーム120bはストッパー902(Y)を備えない構成であっても構わない。
本実施の形態は第2フレーム120bにストッパー902(Y)が設けられた構成であるが、例えば天井フレーム310にストッパー902(Y)が設けられた構成であっても構わない。ようするに、ストッパー902は、カバー300に対して固定されており、バネ901に力を付与されることによる光プリントヘッド130の回動を制限する機能を有していれば良い。
以上をまとめると、バネ901は光プリントヘッド130を常にカバー300に対して図6中の矢印Aで示す方向(一方向)へ押圧している。これにより、光プリントヘッド130は常にカバー300に固定されたストッパー902に対して閉鎖方向へ向けて当接している。作業者は、光プリントヘッド130を矢印A方向へ向けて回動させようとするバネ901の力に抗して、光プリントヘッド130を矢印A方向とは反対方向へ向けて回動させて、レンズアレイ203の光出射面を清掃する。
(光プリントヘッドとプロセスカートリッジとの位置関係)
次に図8を用いて光プリントヘッド130とプロセスカートリッジ202との位置関係について説明する。
図8(a)はカバー300が開放位置に位置する状態において作業者が光プリントヘッド130Yのハウジング204を手で掴んで、光プリントヘッド130Yを、回動中心軸線Kを回動中心として手前側すなわち作業者自身が位置する側に向けて回動させた状態を示す図である。この状態のとき、不図示のレンズアレイ203は作業者側を向いているため、作業者は容易にレンズアレイ203の光出射面を清掃することができる。図8(a)に示すように、このときバネ901は変形されており、ハウジング204にはバネ901の復元力が付与されている。この状態のときに作業者がハウジング204を掴む手を離すとバネ901の復元力によって光プリントヘッド130Yはストッパー902へ向けて回動する。
図8(b)は光プリントヘッド130Yのハウジング204がストッパー902に突き当たり、カバー300に対する光プリントヘッド130の位置が決まった状態で、カバー300が開放位置から閉鎖位置へ向けて回動しているときの図である。図8(b)に示すように、ハウジング204の感光ドラム103Y側に設けられた回転体133は、現像カートリッジ102Yの奥側の側壁である側壁部102YRおよび現像カートリッジ102Mの手前側の側壁である側壁部102MFとは非接触である。カバー300が開放位置から閉鎖位置へ向けて回動して移動するが、その移動中に回転体133を含む光プリントヘッド130は何れの箇所も側壁部102YRおよび側壁部102MFと接触することはない。そのため、開放位置から閉鎖位置へ向けてカバー300が移動することに伴って光プリントヘッド130Yも感光ドラム103Yを露光する位置まで移動するが、この移動が側壁部102YRおよび側壁部102MFによって妨げられることはない。
このように、カバー300の回動に伴う光プリントヘッド130Yの移動を側壁部102YRおよび側壁部102MFが妨げることのないように、カバー300に対する光プリントヘッド130Yの位置を決める機能を持つのがストッパー902である。カバー300が開放位置に位置するとき、光プリントヘッド130は開口220よりも鉛直方向における上側に位置する。このとき、作業者が光プリントヘッド130に触れていなければ、光プリントヘッド130はバネ901によってストッパー902に対して押し付けられてカバー300に対する位置が決まっている。ストッパー902によってカバー300に対する位置決めがされた状態でカバー300が回動したとしても光プリントヘッド130Yが現像カートリッジ102Yや現像カートリッジ102Mに突き当たって、カバー300と共に移動する光プリントヘッド130Yの移動が妨げられることはない。言い換えれば、バネ901は、カバー300の回動に伴う光プリントヘッド130Yの移動が側壁部102YRによって妨げられることを防ぎ、ストッパー902は、カバー300の回動に伴う光プリントヘッド130Yの移動が側壁部102MFによって妨げられることを防ぐ。
ここで、先ほどの説明のように、光プリントヘッド130がストッパー902に対してゴム製のシート等のクッション性を有する部材を介して当接している場合、光プリントヘッド130はストッパー902に当接した状態で若干の移動が許容される。このような場合、開放位置から閉鎖位置へ向けて回動するカバー300と共に移動する光プリントヘッド130が、例えば回転体133を介して側壁部102YRに接触しても構わない。回転体133が設けられていることで、光プリントヘッド130が側壁部102YRを摺擦しながら移動してもその反力をほとんど受けないため、光プリントヘッド130Yの移動が現像カートリッジ102Yによって妨げられることはない。なお、このようにカバー300の回動に伴う光プリントヘッド130の移動を妨げない範囲で光プリントヘッド130と現像カートリッジ102との接触を許容する場合において、ハウジング204が回転体133を備えないときは、回転体133の代わりに当接用の部材を別途ハウジング204に設けるなどする。
ただし、当然ながら、カバー300の回動に伴う光プリントヘッド130の移動経路上には本体筺体110に装着されたプロセスカートリッジ202の現像カートリッジ102が位置しない方が望ましい。具体的に、イエローに対応する光プリントヘッド130Yを例に説明すると、カバー300の回動に伴う光プリントヘッド130Yの移動経路上には現像カートリッジ102Yも現像カートリッジ102Mも位置しないことが望ましい。
以上のように、カバー300を開放位置から閉鎖位置へ向けて回動させると、カバー300に設けられている光プリントヘッド130もカバー300と共に移動する。このとき、光プリントヘッド130はストッパー902によってカバー300に対して位置決めされている。光プリントヘッド130が、この位置決めされた位置に位置することによって、カバー300が閉鎖方向へ向けて回動し、光プリントヘッド130が感光ドラム103を露光する位置へ向けて移動しても、光プリントヘッド130の移動が現像カートリッジ102によって妨げられることはない。言い換えれば、光プリントヘッド130の、ストッパー902に突き当たってカバー300に対して位置決めされた位置というのは、カバー300を回動させて光プリントヘッド130が移動しても、その光プリントヘッド130の移動が現像カートリッジ102によっては妨げられない位置である。すなわち、バネ901によって光プリントヘッド130に閉鎖方向へ向かう力が付与されストッパー902に対して付き当てられた状態が維持されることで、カバー300を閉鎖方向へ回動させることで光プリントヘッド130を、感光ドラム103を露光する位置まで確実に移動させることができる。
100 画像形成装置
110 本体筺体
130 光プリントヘッド
901 バネ
901a 弾性腕
901b 弾性腕
901c 巻き部
902 ストッパー
K 回動中心軸線

Claims (8)

  1. 回転可能な第1の感光ドラムと、現像剤を収容する第1の現像カートリッジと、を有し、本体筐体に装着され、前記本体筐体に設けられた開口を通過して着脱可能な第1の交換ユニットと、
    回転可能な第2の感光ドラムと、現像剤を収容する第2の現像カートリッジと、を有し、鉛直方向と前記第1の感光ドラムの回転軸方向とに直交する方向において前記第1の交換ユニットと隣り合って前記本体筐体に装着され、前記開口を通過して着脱可能な第2の交換ユニットと、
    前記本体筐体に対し回動可能に設けられ、前記第1の交換ユニット及び前記第2の交換ユニットが前記開口を通じて着脱可能なように前記開口を開放する開放位置と、前記第1の交換ユニット及び前記第2の交換ユニットが露出しないように前記開口を閉鎖する閉鎖位置と、に回動可能なカバーと、
    前記カバーに対して回動可能に設けられ、前記第1の感光ドラムを露光する光を発する複数の発光部を有し、前記カバーが前記閉鎖位置であるときに前記第1の現像カートリッジと前記第2の現像カートリッジとの間の露光位置で前記第1の感光ドラムを露光する露光ヘッドと、
    前記露光ヘッドが前記カバーに設けられたストッパーに当接するように前記露光ヘッドを前記ストッパーに向けて付勢するバネと、
    を備え、
    前記カバーが前記開放位置から前記閉鎖位置へ回動する期間であって前記露光ヘッドが前記第1の現像カートリッジと前記第2の現像カートリッジとの間を通過して前記露光位置へ到達する期間中において、前記露光ヘッドは前記第1の現像カートリッジ及び前記第2の現像カートリッジに移動を妨げられず、前記露光ヘッドが前記ストッパーに当接した状態が維持される、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記露光ヘッドは前記複数の発光部が設けられた基板を保持するホルダと、前記カバーに対して回動可能に支持され、前記ホルダを支持する支持部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記カバーが解放位置にあるときに、前記カバーに対して前記支持部を回動させた場合、前記カバーと前記複数の発光部とがなす角度が変化する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記カバーが前記開放位置と前記閉鎖位置との間を回動しているとき、前記露光ヘッドは前記第1の交換ユニット及び前記第2の交換ユニットと接触しない、ことを特徴とする請求項1に画像形成装置。
  5. 前記露光ヘッドは前記第1の交換ユニットと当接する当接部を有し、
    前記カバーが前記開放位置と前記閉鎖位置との間を回動しているとき、前記当接部は前記第1の交換ユニットと当接する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記当接部は回転体であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記露光ヘッドは前記ストッパーに対してゴム部材を介して当接し、前記露光ヘッドが前記ゴム部材を介して前記ストッパーに当接している場合に、前記露光ヘッドは前記ストッパーに向かう方向に所定の量だけ回動が許容される、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記バネは巻き部と一対の弾性腕とを有するトーションバネであって、
    前記一対の弾性腕のうち一方の弾性腕は前記カバーに接触し且つ前記一対の弾性腕のうち他方の弾性腕は前記露光ヘッドに接触する、ことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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