JP6010792B2 - ドラム型乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、乾燥室内のドラムに収容された食品に温風を送気してこの食品を乾燥させるドラム型乾燥機に係り、特に、両側面に軸受部と,スライドレールと,を備える中央乾燥室と、両端面にスライドレール上を転動可能なディスクが設けられたドラムと、を備えたドラム型乾燥機に関する。
従来、食品用のドラム型乾燥機においては、ドラムの内部面は突起等が設けられていない滑らかな形状であった。また、ドラムの内部に食品の原料を投入し温風を送気しながらそのままドラムを回転させるのみであった。
しかし、ドラムの内部に投入された食品の重量や材質によっては食品が一塊になってドラムと共回りしてしまい、均一に乾燥された完成品とならないという課題があった。また、原料に混入していたゴミや乾燥過程で発生する塵を分離することが行われないため、完成品は不純物が混入したものとなるという課題があった。
そこで、このような課題を解決する目的で、近年、原料を均一に効率良く乾燥させると同時にゴミ等を除去可能な食品乾燥機に関する技術が開発されており、それに関して既にいくつかの発明が開示されている。
特許文献1には「山菜類等の乾燥機」という名称で、山菜類等に広く使用することが可能な山菜類等の乾燥機に関する考案が開示されている。
以下、特許文献1に開示された考案について説明する。特許文献1に開示された考案は、開閉扉を胴部に有し胴部に多数の貫通孔が形成されているとともに一側面の中央に開口窓部が形成されている横向きにして設けられた回転ドラムと、回転ドラムを回動自在に支持する機枠と、機枠に配設された回転ドラムの回転駆動装置と、回転ドラムの開口窓部に接続された送風装置とを備える山菜類等の乾燥機であって、回転ドラムの胴部内周面に一側から他側にかけて配列した複数の棒状体からなる山菜類等の掻き上げ部材が固設されていることを特徴とする。
このような特徴を備えた山菜類等の乾燥機においては、回転ドラムを回動させると、収納された山菜類等は掻き上げ部材により掻き上げられ回転ドラムの頂部にまで達した後、自由落下により回転ドラムの底部にまで落下するという作用を有する。また、このときに分離されたゴミ等は回転ドラムの胴部に形成された貫通孔から排出される。従って、乾燥と同時に山菜類の植物繊維を曲げたり折ったりするといった手揉みのような処理が可能であるとともに、ゴミ等の分別を容易かつ確実に行うことができる。
次に、特許文献2には「マイクロ波回転乾燥機」という名称で、回転ドラム内に熱風及びマイクロ波を供給して食品加工残渣等を乾燥させるマイクロ波回転乾燥機に関する発明が開示されている。
特許文献2に開示された発明は、軸方向に平行なリフターブレードが内周面の周方向に沿う複数箇所に備えられた回転ドラムと、この回転ドラムを支持しつつ周方向に沿い回転させるドラム支持・駆動装置とでなる回転ドラム装置と、ダクト入口部が回転ドラムの一端面に連通しダクト出口部が回転ドラムの他端面に連通しているダクトと、このダクトに介装されており燃料を燃焼して得た燃焼ガスをダクト内に吹き込む熱風発生器と、ダクトに介装されておりダクト内の空気をダクト入口部からダクト出口部に向けて送風する循環送風機とでなる熱風供給装置と、マイクロ波を発生するマイクロ波発振装置と、回転ドラムの端面から回転ドラム内に挿入され、発生したマイクロ波を導いて回転ドラム内に放射する導波管とでなるマイクロ波供給装置と、で構成されていることを特徴とすることを特徴とする。
このような特徴を有するマイクロ波回転乾燥機においては、回転ドラムの下方に溜まった食品加工残渣は、リフターブレードにより周方向に沿って上方に掻き上げられ、周方向の頂部に近づくと上方から下方に落下する。そして、熱風加熱を開始して一定時間経過の後、マイクロ波が回転ドラム内に放射されることから、食品加工残渣は回転ドラム内で攪拌されつつ熱風によって外部加熱されるとともにマイクロ波によって内部加熱されるという作用を有する。従って、食品加工残渣は内部も外部も均一に加熱され、乾燥ムラがなく短時間で乾燥できるという効果を有する。
登録実用新案第3005693号公報 国際公開第01/007850号
しかしながら、特許文献1に開示された考案においては、回転ドラムの開口窓部に接続される送風装置によって回転ドラムの内部に送風され、この送風は回転ドラムの貫通孔から排出される構造であって、回転ドラム自体は箱体等に収容されているものではない。従って、箱体等に収容されている場合と比較して回転ドラムの内部における高温維持が困難な可能性がある。また、送風の方向が常に回転ドラム内部から外部に向かっており、被乾燥物である山菜類によって回転ドラムの貫通孔の目詰まりが生じやすい。
また、掻き上げ部材は複数の棒状体が回転ドラムの胴部内周面に一側から他側にかけて配列される構造であるため、掻き上げられない山菜類が多くなって効率的でないおそれがある。
次に、特許文献2に開示された発明においては、回転ドラムは略密閉構造であり、また取出ハッチから顆粒状の乾燥物を自然落下させて取り出す構成である。そのため、取り出された乾燥物には微粉末やゴミ等の不純物が混入した状態となっているものと考えられ、その結果乾燥物の純度が低下している可能性がある。さらに、特許文献1に開示された考案と同様に、回転ドラムが箱体等に収容されておらず、さらに、熱風による乾燥は熱風供給装置のダクト内から一部の気体を取り出し、取り出した気体をマイクロ波発振装置を冷却するための冷却水によって冷却することで気体中に含まれる蒸気を凝縮させることによって行うので、エネルギー効率が良好でない可能性がある。
また、マイクロ波の漏洩やマイクロ波発振器の破損防止のため、それぞれ回転軸受等に電磁波シール部材や導波管にアイソレータが設けられていることから、構造が複雑であるために高値となり、特に個人の需要者にとって導入困難となってしまう可能性がある。
本発明は、このような従来の事情に対処してなされたものであり、原料の不純物を除去しつつこれを均質かつ効率的に乾燥可能であって、特に山菜類に対し人手による手揉みと同様な処理を施すことができるドラム型乾燥機を提供することを目的とする。また、特に回転ドラムのメンテナンス性に優れたドラム型乾燥機を提供することも目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明に係るドラム型乾燥機は、空気を加温して温風とする加温部と、この加温部に隣接して配設され,内部に円筒状で外周面に複数の孔が穿設された構造を備えて食品を収容するドラムが設置される乾燥室と、を備え、温風をこのドラムの内部に流通させて前記食品を乾燥させるドラム型乾燥機であって、加温部は、一の面に開設され外部から空気を取り込む給気口と,この給気口から取り込まれた空気を加温して温風とするヒータと,温風を送出するファンと,乾燥室と連通して温風を乾燥室内に送気する送気口と,乾燥室と連通して温風を乾燥室から加温部に吸入する循環用吸入口と,を備え、乾燥室は、前面扉を備える箱体であって、この箱体の内部に、ドラムを水平に支持する中央乾燥室と,送気口と連通してこの中央乾燥室の後方下部に開口する吹出口と,加温部と連通して中央乾燥室の後方上部に開口し温風を加温部に循環させる循環用送気口と,中央乾燥室の後方上部に開口して温風を外部に排気する排気口と,を備え、中央乾燥室は、両側面にそれぞれ軸受部と,これらの軸受部よりも下方に水平に設置されるスライドレールと,軸受部に軸支されスライドレールの上方に配置されるフランジ継手と,を備え、ドラムは、水平軸回転可能に配置され、左右両端面に前記フランジ継手に着脱可能かつスライドレール上を転動可能なディスクが設けられたことを特徴とする。
このような構成のドラム型乾燥機において、「円筒状で外周面に複数の孔が穿設された構造」とは、外周面がメッシュ構造である場合も含む概念であり、温風を内部に流通可能であるものをいう。また、「ドラムを水平に支持する」とは、その軸中心が水平に支持されており、ドラムは水平回転を行うことを意味している。さらに、「スライドレール」は中央乾燥室の両内側面に固定され、レール自体がスライド運動を行うものではない。
上記構成のドラム型乾燥機においては、この水平回転を行うドラムが中央乾燥室に支持され、中央乾燥室の後方下部、すなわちドラムの後方下部には、温風を乾燥室内に送気する送気口と連通する吹出口が開口しており、ドラムの内部に、穿設された複数の孔を介して温風が吹き込まれる。また、ドラムの内部に収容された食品はその回転に伴って移動することから、食品は表面全体に温風を受けて均一に乾燥されるという作用を有する。
さらに、中央乾燥室は、温風を加温部に循環させる循環用送気口と,温風を外部に排気する排気口と,が後方上部に開口するため、食品を乾燥させた後の温風は再度複数の孔を介してドラムを通過し一部が加温部を介して再度乾燥室に送気され、残りの温風は外部に排気される。よって、乾燥室内の温度が過剰に上昇または下降することが防止され、適切な乾燥温度が維持される。
また、例えば給気口に開閉式の閉鎖板を設け、その開閉程度を調整することで乾燥室内への送気量が調整される。なお、閉鎖板を完全に閉じた場合には、乾燥室内が陰圧となることを回避するため排気口より温風の排気は起こらない。
また、中央乾燥室の両内側面にそれぞれ軸受部と,この軸受部に軸支されるフランジ継手と,を備え、ドラムの左右両端面にフランジ継手に着脱可能なディスクが設けられたことから、ディスクがフランジ継手に装着されている場合には、ドラムは軸受部によって支持されて水平軸を中心とする回転運動を行う。なお、ディスクのフランジ継手への装着は、例えばディスクとフランジ部分とを重ね合わせた面の複数箇所において締付ボルトを両者へ挿通させ、これを締め付けることによって行われる。この締め付けを可能とするためにディスク及びフランジ継手には、両側において対称的な位置にそれぞれ締付ボルトが貫通する複数個の孔部が穿設されている。
一方、ディスクがフランジ継手に装着されていない場合、例えば締付ボルトがディスク及びフランジ継手から取り外されている場合には、軸受部よりも下方に水平に設置されるスライドレール上にディスクが載置される。さらに、このディスクはスライドレール上を転動可能であるので、両側のディスクを手前に転動させると、ドラム全体が同方向に引き出されるように作用する。
さらに、引き出されたドラムを、締付ボルトがディスク及びフランジ継手をともに貫通可能な位置へと押し戻し、複数箇所の締付ボルトを締め付けることによれば、再度ディスクはフランジ継手へ装着されてドラムは回転運動可能な状態に復帰する。なお、締付ボルトの締め付けは、まず両側において対称的な位置にある締付ボルト同士を締め付け、さらにディスクをやや回転させて次の対称的な位置にある締付ボルトを締め付ける。この作業を順次繰り返すことによってすべての締付ボルトが締め付けられることから、ドラムを持ち上げることなくディスクはフランジ継手へと装着される。
次に、請求項2記載の発明に係るドラム型乾燥機は、請求項1記載のドラム型乾燥機において、前面扉は、その内面にドラムの水平回転軸に対し平行な方向に沿って長尺の整流部材が備えられ、この整流部材は、ドラムの回転軸よりも下方においてドラムの外周面に近接する位置まで突出し、吹出口から吹き出された温風をドラムの内部に流通可能に構成されたことを特徴とする。
このような構成のドラム型乾燥機において、整流部材は温風の吹出方向と略直交する方向に沿った少なくとも1つの平面を備えており、全体の形状は例えば長方形を成す板状の他、三角柱状を成している。また、整流部材が突出する方向は、ドラムの回転軸方向である。
従って、この整流部材を備えるドラム型乾燥機においては、請求項1記載の発明の作用に加え、吹出口から吹き出された温風が整流部材の有する平面に衝突し、ドラムの回転軸方向へとその向きが変化する。そして、整流部材はドラムの外周面に近接する位置まで突出することから、温風はドラムの外周面付近へ誘導され直ちにその内部へ侵入する。すなわち、整流部材によってドラムの外周面に沿って温風が流れ去ることが防止されるという作用を有し、ドラムの内部に収容された食品に対して温風が集中することとなる。この温風は、食品の周囲を通過して再びドラムの外側へと排出される。また、循環用送気口と排気口が中央乾燥室の後方上部に開口することから、ドラムの外側へと排出された温風は速やかに循環用送気口と排気口へ滞留することなく送気されて、再び中央乾燥室内へ再循環もしくは乾燥機外へと排気される。
次に、請求項3記載の発明に係るドラム型乾燥機は、請求項1又は請求項2記載のドラム型乾燥機において、ドラムは、その内周面に回転軸に対し平行な方向に沿って板状を成すリフターが備えられ、これらのリフターは、ドラムの内周面に沿って一定間隔を空けて並列し、回転軸の方向に突出したことを特徴とする。
このような構成のドラム型乾燥機においては、請求項1又は請求項2記載の発明の作用に加え、ドラムの回転に従い下方に位置するリフターによって食品が持ち上げられ、ドラムの最上部付近に到達することによって下方に自然落下するという作用を有する。ドラムの回転中においては、このような食品の上昇・落下が連続するため、食品は当初一塊の状態であっても解きほぐされてそれぞれ分離状態となり、その結果個々の食品が均等に乾燥される。
さらに、請求項4記載の発明に係るドラム型乾燥機は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のドラム型乾燥機において、箱体は、循環用送気口付近に穿設される開口部を通じて集塵フィルタが挿入され、この集塵フィルタは、循環用送気口の横断面に沿ってスライド可能に構成されたことを特徴とする。
このような構成のドラム型乾燥機においては、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の発明の作用に加え、集塵フィルタが循環用送気口の横断面に沿って設けられることから、ゴミや乾燥によって発生した食品屑が加温部に循環することが防止される。従って、ドラム型乾燥機が稼働中にゴミ等が食品に再付着することが防止されるという作用を有する。また、集塵フィルタは、循環用送気口付近に穿設される開口部を通じて挿入され、スライド可能に構成されたことから、自在に開口部から取り外されるという作用を有する。なお、集塵フィルタは、例えば金属製のメッシュ等が用いられる。
本発明の請求項1記載のドラム型乾燥機によれば、食品は表面全体に温風を受けて均一に乾燥されることから、高品質の乾燥食品を効率良く完成することができる。また、中央乾燥室においては、適切な乾燥温度が維持されるため、過度の乾燥過剰及び不足による食品の劣化を防止することが可能である。加えて、食品を乾燥させた後の温風は一部が再度乾燥室に送気されることからエネルギー効率が良好である。さらに、閉鎖板の開閉程度を調整することでその送気量が調整されることから、開閉程度と設定温度や乾燥温度との組み合わせによって、その食品の材質や重量あるいは気候に応じた最適な乾燥状態となるように自在な微調整が可能である。
また、例えば締付ボルトを取り外すことによってドラムは軸受部から切り離され、さらにディスクがスライドレール上を転動することでドラムを引き出すことができるので、乾燥後にドラムのみを清掃することができる。従って、ドラムの内部を常に清潔に維持することが可能となるので、衛生的に乾燥食品を製造することができる。そして清掃の後には、ドラムを持ち上げることなくディスクがフランジ継手へと装着されることから、ドラムを容易に回転可能な状態へ復帰させることが可能である。すなわち、メンテナンス性に特に優れたドラム型乾燥機を提供することができる。
本発明の請求項2記載のドラム型乾燥機によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、整流部材によってドラムの内部に収容された食品に対して温風が集中するため、乾燥に寄与しない温風が発生しないという効果を有する。その後、ドラムの外側へと排出された温風は速やかに循環用送気口と排気口へ送気されることから、ドラム型乾燥機全体を通じて温風循環の停滞がなく、効率良く食品を乾燥させることが可能である。また、請求項1に記載の発明においても既に同じ効果があるが、特に本請求項2に記載の発明ではドラムの外部から内部を経てさらに外部に温風が送風され、温風の供給が内部から外部あるいは外部から内部への一方通行ではないので、ドラムに穿設された複数の孔の目詰まりを防止可能である。従って、このことからもメンテナンス性に優れたドラム型乾燥機を提供することができると言える。
本発明の請求項3記載のドラム型乾燥機によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、例えば水分を多く含む食品であってもこれを強制的に分離することが可能である。そのため、食品の細部にまで温風が届き、食品を均質な乾燥状態とすることができる。また、食品の上昇・落下が繰り返されることから、特に繊維成分を多量に含有するゼンマイ等の山菜はあたかも手揉み処理が施されたと同様な柔軟化された状態となって、価値の高い商品を容易に完成することができる。
本発明の請求項4記載のドラム型乾燥機によれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、ゴミ等が加温部に循環することが防止されることから、例えば加温部に備えられるファンにゴミ等が付着することが防止できる。加えて、集塵フィルタは自在に開口部から取り外されるため、乾燥後の集塵フィルタの清掃が容易である。従って、故障の発生確率を軽減することができるとともに、高純度の乾燥食品を製造可能である。
(a)は実施例に係るドラム型乾燥機の前面扉を省略した状態での正面図であり、(b)は(a)のA−A線矢視断面図である。 実施例に係るドラム型乾燥機における前面扉開放時の斜視図である。 (a)及び(b)は、それぞれ実施例に係るドラム型乾燥機におけるドラムの回転軸部分の斜視図及び側面図である。 (a)及び(b)は、それぞれ実施例に係るドラム型乾燥機におけるドラムのリフター部分の側面図及び斜透視図である。
本発明の実施の形態に係るドラム型乾燥機について、図1乃至図4を用いて詳細に説明する。なお、図1で示した構成要素については、図2乃至図4においても同一の符号を付して、その説明を省略する。
図1(a)は、実施例に係るドラム型乾燥機の前面扉を省略した状態での正面図であり、図1(b)は図1(a)のA−A線矢視断面図である。但し、図1(b)では構造理解のために前面扉を追加記載している。
図1(a)及び図1(b)に示すように、本実施例のドラム型乾燥機1は、後面に接して配設される加温部2と、この加温部2の前方に隣接して配設される乾燥室3と、から構成される。
図1(b)に示すように、加温部2は、後面の上方に開設され外部から空気を取り込む給気口4と,取り込まれた空気を加温して温風とするヒータ5と,温風を送出するファン6と,乾燥室3と連通して温風を乾燥室3内に送気する送気口7と,乾燥室3と連通して温風を乾燥室3から加温部2に吸入する循環用吸入口8と,を備える。給気口4には、開閉式の閉鎖板(図示せず)が設けられ、その開閉程度を調整することで乾燥室3内への送気量が調整される構造である。ヒータ5はバーナ(図示せず)を備えており、排気は煙突5aによってドラム型乾燥機1の外部へ排出される。
次に、図1(a)に示すように、乾燥室3は、前面扉3aと,側板3b,3cと,後板3dと,天板3eと,底板3fと,から成る箱体であって、食品9を収容する円筒状のドラム10を水平軸回転可能に支持する中央乾燥室11と,送気口7と連通して中央乾燥室11の後方下部に開口する吹出口12と,加温部2と連通して中央乾燥室11の後方上部に開口し温風を加温部2に循環させる循環用送気口13と,中央乾燥室11の後方上部に開口して温風を外部に排気する排気口14と,を備える。加温部2と乾燥室3とは後板3dによって区切られている。また、側板3b,3cには、それぞれ後述するフランジ継手19a,19bの軸部20a,20bが貫通可能な窓部3g,3gが開口している。なお、具体的なドラム10のサイズは直径650mm×長さ1000mm程度であるが、もちろん、被乾燥物たる食品9の量や乾燥効率に応じて適宜サイズは変更するとよい。
前面扉3aは、左右1枚ずつの扉によっていわゆる観音開き構造となっており、図1(b)に示すように、これらの内側面には一辺が100mm程度の三角筒状を成す整流部材15が設置されている。このドラム10は、金属製のメッシュ構造であって、周面の一部に食品9を投入または取り出し可能な開閉扉(図示せず)が設けられる。また、循環用送気口13には金属製のメッシュから形成される集塵フィルタ16が側板3cを貫通して挿入され、循環用送気口13の横断面に沿ってスライド可能な構造を成している。なお、排気口14は常時開放された状態である。
さらに、中央乾燥室11は、乾燥室3のうちトレイ11aよりも上方に位置する空間であって、吹出口12の上方に配設される。このトレイ11aのうち前面扉3a寄りの部分は開放部11bが設けられ通気可能な構造となっている。そして側板3b,3cの外側には、軸受部17a,17bがそれぞれ底板3fから同一の高さに設けられる。側板3b,3cの内側には、上面が滑らかな水平面を成す長尺の略立方体形状を成すスライドレール18a,18bが、それぞれ軸受部17a,17bよりも下方において底板3fから同一の高さに固定されている。スライドレール18a,18bのサイズは、具体的には50mm×50mm×500mm程度である。スライドレール18a,18bの上方には、フランジ継手19a,19bが、それぞれ設けられる。このフランジ継手19a,19bは、それぞれの一端が側板3b,3cの外側において軸受部17a,17bに軸支される軸部20a,20bと、他端は側板3a,3bの内側に配置されるフランジ部21a,21bと、から構成される。フランジ継手19a,19b及びフランジ部21a,21bの直径は、いずれも200mm程度である。
そしてドラム10は、左右両端面にフランジ継手19a,19bに着脱可能なディスク22a,22bが設けられる。またディスク22a,22bは、円形を成しそれぞれスライドレール18a,18b上を転動可能な構造である。
なお、ドラム型乾燥機1が稼働する際は、前面扉3aが閉鎖され、実測された乾燥室3内部の温度や乾燥時間等が側板3cに設置された表示パネル(図示せず)に数値表示される。なお、温風の温度はダイヤル(図示せず)の操作によって自在に設定可能であり、実測温度は吹出口12に設置してある温度計(図示せず)によって常時計測される。
また、ドラム10は側板3c付近に設置される駆動部23によって駆動される。この駆動部23は、乾燥室3の上方外側に設置されたモータ23aと,外側に延設された軸部20bの端部に備えられるギア23bと,モータ23aの動力をギア23bに伝達するベルト23cと,から構成される。
次に、図2を用いて実施例に係るドラム型乾燥機について、より詳細に説明する。
図2は、実施例に係るドラム型乾燥機における前面扉開放時の斜視図である。前述したように、前面扉3aは左右1枚ずつの扉から構成されており、図2は向かって右側の扉3aがやや開放され、左側の扉3aは省略された場合を示したものである。
図2に示すように、本実施例のドラム型乾燥機1における前面扉3aの内側面には、整流部材15が横断面における頂点の1つをドラム10の方向へ突出して固定設置されている。この突出の高さは、前面扉3aを閉鎖した場合にドラム10の周面にやや間隔を空けて近接する程度であって、具体的な間隔はおよそ30mmである。整流部材15は、左右1枚ずつの扉3aにそれぞれ1本ずつ備えられ、これらを合計した長さはドラム10の幅と同等である。
次に、図3を用いて実施例に係るドラム型乾燥機におけるドラムの着脱について、より詳細に説明する。
図3(a)及び図3(b)は、それぞれ実施例に係るドラム型乾燥機におけるドラムの回転軸部分の斜視図及び側面図である。
図3(a)に示すように、フランジ部21aには、4箇所の貫通孔24a〜24dが設けられる。そして、ドラム10の一端面におけるディスク22aには、これらを平行に重ね合わせた場合において貫通孔24a〜24dと同一な位置となる4箇所に、筒状孔25a〜25dが一体的に設けられる。そして、位置が一致する貫通孔24a〜24d及び筒状孔25a〜25dには、それぞれ締付ボルト26a〜26dが挿入される。
図3(b)において、位置X及び位置Xは、それぞれディスク22aの中心位置を示している。位置Xではディスク22aの中心が軸受部17aの中心と一致している。一方、位置Xではディスク22aが軸受部17aより離れ、前面扉3a寄りのスライドレール18a上に直接載置される。このように、ディスク22aは軸受部17a及びスライドレール18aの間を自在に往復可能な構造となっている。また、ディスク22bも同様である。
次に、図4を用いて実施例に係るドラム型乾燥機におけるリフターについて、より詳細に説明する。
図4(a)及び図4(b)は、それぞれ実施例に係るドラム型乾燥機におけるドラムのリフター部分の側面図及び斜透視図である。
図4(a)に示すように、本実施例のドラム型乾燥機1におけるドラム10には、横断面において90度間隔の計4箇所に、4枚の長尺の平板状を成すリフター27a〜27dが備えられる。これらリフター27a〜27dは、ディスク22aの中心部に向かって突出している。なお、具体的な突出の高さはおよそ50mmである。
次に、図4(b)に示すように、図中矢印方向へドラム10が回転すれば、リフター27aの手前の食品9は同方向へ持ち上げられ、ドラム10の最上部付近において自然落下し、他のリフター27b〜27dの周辺に落下する構造である。
本実施例の平行流乾燥機1においては、ファン6、ヒータ5を運転することによって空気が給気口4から取り込まれ、ドラム型乾燥機1の内部における温風の循環が開始される。これと同時に駆動部23を駆動させることによって、その駆動力がフランジ継手19bを介してディスク22bに伝達され、ドラム10の回転が開始される。
続いて、図1及び図2を用いて実施例に係るドラム型乾燥機内における空気の循環作用について詳細に説明する。
図1(b)に示すように、給気口4から取り込まれた空気(図中黒塗り矢印)は、ファン6によってヒータ5の方向へ押し込まれ、ヒータ5の側方を下降する間に加温されて温風(図中白抜き矢印)となる。温風の温度は、具体的には常温(室温)〜60℃である。この温風は、送気口7、吹出口12及び開放部11bを通過して中央乾燥室11を上昇し、整流部材15の下面に衝突する。衝突により温風はドラム10の回転軸方向へと偏向され、回転中のドラム10の周面に対し略直角方向に沿って流れ込む。温風はドラム10の周面に形成されたメッシュ構造を経由してドラム10内に流れ込む。
その結果、温風はドラム10の周面に沿って流れ去るのではなく、直ちにその内部へ侵入するという作用を有する(図2参照)。
さらに、ドラム10の内部において温風は食品9の間を通過した後、ドラム10の周面に形成されたメッシュ構造を経由して再び中央乾燥室11に吹き出される。そして、図1(a)に示すように、循環用送気口13と排気口14が中央乾燥室11の後方上部に開口することから、中央乾燥室11へ排出された温風は速やかに一部が循環用送気口13及び循環用吸入口8を通過して加温部2へと戻され、残りは排気口14から外部へ排気される。排気される温風に含まれる水分が放出されることで食品9を乾燥させることができる。加温部2では、戻ってきた温風と新たに給気口4から取り込まれた空気とが混合され、再び加温されながら送気口7へと送気される。
なお、本実施例ではドラム10の周面にメッシュ構造が形成された場合を説明したが、メッシュ構造の他、周面に複数の孔が穿設されるような場合でもよい。すなわち、メッシュ構造は周面に穿設される複数の孔が多数の場合の究極として概念でき、本願における複数の孔の概念にはメッシュ構造も含まれるのである。
上記のような空気の循環においては、整流部材15によってドラム10の内部に収容された食品9に対し温風が集中することとなる。加えて、食品9はドラム10の回転によってその位置を変化させるとともに、その内部に設けられたリフター27a〜27dによって解きほぐされそれぞれ分離されることから、食品9は表面全体に温風を受けて均一に乾燥されるという作用を有する。
また、加温部2では、戻ってきた温風と新たに給気口4から取り込まれた空気とが混合されることから、乾燥室3内の温度が過剰に上昇または下降することが防止され、稼働中に適切な乾燥温度が維持される。その一方で、給気口4に設けられた閉鎖板により乾燥室3内への送気量が調整されることから、全閉鎖又は全開された場合は急激に温度が上昇または下降するという作用を有する。
さらに、循環用送気口13に備えられる集塵フィルタ16によって、温風が加温部2に送気される直前にゴミ等の不純物が除去されるため、不純物が食品9に再付着することが防止されるとともに、ドラム10やドラム型乾燥機1内部の細部に入り込むことが防止される。また、温風がメッシュ構造の外側から内側、内側から外側へと流れることから食品9の残渣等による目詰まりも起こし難い。
次に、軸受部17a,17bによるドラム10の支持作用について詳細に説明する。フランジ継手19a,19bの軸部20a,20bが軸受部17a,17bに軸支されることから、位置X(図3(b)参照)においては、フランジ部21a,21bのそれぞれの貫通孔24a〜24dとディスク22a,22bのそれぞれの筒状孔25a〜25dにそれぞれ4本の締付ボルト26a〜26dが挿通されて締め付けが行われると、ドラム10は軸受部17a,17bによって水平に支持されるという作用を有する。
また、4本の締付ボルト26a〜26dを取り外すことでディスク22a,22bはフランジ部21a,21bより切り離され、ドラム10はスライドレール18a,18bによって転動可能に支持される(位置X,図3(b)参照)。
なお、位置Xから位置Xにドラム10を押し戻したとき、貫通孔24a〜24dと筒状孔25a〜25dのうちの1箇所に、締付ボルト26a〜26dのうちの1本を挿通させて仮締めする。次にドラム10を回転させて残りの締付ボルトを順次仮締めし、その後これらを本締めすることでドラム10は軸受部17a,17bに支持された状態となる。
続いて、ドラム10の内部には合計4枚のリフター27a〜27dが突出していることから、ドラム10が90度回転する毎に持ち上げられ、その後落下する。
以上説明したように、本実施例のドラム型乾燥機1によれば、中央乾燥室11に吹き出された温風は、整流部材15によって直ちに回転中のドラム10の内部へ侵入することから、全ての温風を食品9の乾燥のために利用することができる。加えて食品9は、リフター27a〜27dによって均一に乾燥されるので、温風の利用効率が良好であるという条件下で高品質の乾燥食品を製造することができる。また、このリフター27a〜27dによって、食品9にはドラム10の回転によって落下による衝撃が確実に加えられるため、植物繊維を多く含む食品9を短時間で柔軟にすることが可能である。従って、特にゼンマイ等の山菜類の柔軟化に有効であり、商品価値を向上させることができる。
また、乾燥室3内は適切な乾燥温度が維持されることから、例えば過剰な温度上昇による食品9の縮みや破損、乾燥不足によるカビの発生といった不良要因を排除することができる。この一方で、給気口4に設けられた閉鎖板によって急激な温度上昇または下降も可能であることから、運転開始時や終了時において乾燥室3の温度を速やかに操作することが容易である。
この乾燥温度の維持に加え、中央乾燥室11から排気口14を介して水分を含む一部の温風を放出した後に、残りの循環する温風と新たに給気口4から取り込まれた空気とが加温部2で混合されて加熱されることで、ドラム型乾燥機1は省エネルギー的にも良好となり、低コストでの稼働が実現できる。
続いて、ディスク22a,22bは軸受部17a及びスライドレール18aの間を自在に往復可能な構造であるため、稼働後にドラム10をスライドレール18a,18bに移動させることができる。ドラム10の周面には、開閉扉(図示せず)が設けられることから、これを開放することで容易に内部を清掃することが可能である。加えて、集塵フィルタ16が側板3cを貫通して挿入され、循環用送気口13の横断面に沿ってスライド可能な構造を成していることから、適宜これを取り外して清掃することが可能でメンテナンス性に優れている。従って、常に清潔な状態のドラム10を使用することができるため、商品を衛生的に製造可能となる。このような有利な効果は、固定式ドラムと比較すると明らかに優れているものである。
しかも、ドラム10の着脱は、4本の締付ボルト26a〜26dを締緩するという作業によって行われることから簡便であり、特にドラム10の軸受部17a,17bへの装着はドラム10全体を持ち上げる必要がないので、個人の使用者にとっても過大な負担にはならない。
なお、本発明のドラム型乾燥機の構造は本実施例に示すものに限定されない。例えば、整流部材15は三角筒状の他、中実の柱状や平板状であっても良い。また、リフター27a〜27dの枚数は、4枚以外であっても良い。
請求項1乃至請求項4に記載された発明は、家庭用から業務用まで幅広く食品を乾燥させるドラム型乾燥機として利用可能である。
1…ドラム型乾燥機 2…加温部 3…乾燥室 3a…前面扉 3b,3c…側板 3d…後板 3e…天板 3f…底板 3g…窓部 4…給気口 5…ヒータ 5a…煙突 6…ファン 7…送気口 8…循環用吸入口 9…食品 10…ドラム 11…中央乾燥室 11a…トレイ 11b…開放部 12…吹出口 13…循環用送気口 14…排気口 15…整流部材 16…集塵フィルタ 17a,17b…軸受部 18a,18b…スライドレール 19a,19b…フランジ継手 20a,20b…軸部 21a,21b…フランジ部 22a,22b…ディスク 23…駆動部 23a…モータ 23b…ギア 23c…ベルト 24a〜24d…貫通孔 25a〜25d…筒状孔 26a〜26d…締付ボルト 27a〜27d…リフター

Claims (4)

  1. 空気を加温して温風とする加温部と、この加温部に隣接して配設され,内部に円筒状で外周面に複数の孔が穿設された構造を備えて食品を収容するドラムが設置される乾燥室と、を備え、前記温風をこのドラムの内部に流通させて前記食品を乾燥させるドラム型乾燥機であって、
    前記加温部は、一の面に開設され外部から空気を取り込む給気口と,この給気口から取り込まれた空気を加温して温風とするヒータと,前記温風を送出するファンと,前記乾燥室と連通して前記温風を前記乾燥室内に送気する送気口と,前記乾燥室と連通して前記温風を前記乾燥室から前記加温部に吸入する循環用吸入口と,を備え、
    前記乾燥室は、前面扉を備える箱体であって、この箱体の内部に、前記ドラムを水平に支持する中央乾燥室と,前記送気口と連通してこの中央乾燥室の後方下部に開口する吹出口と,前記加温部と連通して前記中央乾燥室の後方上部に開口し前記温風を前記加温部に循環させる循環用送気口と,前記中央乾燥室の後方上部に開口して前記温風を外部に排気する排気口と,を備え、
    前記中央乾燥室は、両側面にそれぞれ軸受部と,これらの軸受部よりも下方に水平に設置されるスライドレールと,前記軸受部に軸支され前記スライドレールの上方に配置されるフランジ継手と,を備え、
    前記ドラムは、水平軸回転可能に配置され、左右両端面に前記フランジ継手に着脱可能かつ前記スライドレール上を転動可能なディスクが設けられたことを特徴とするドラム型乾燥機。
  2. 前記前面扉は、その内面に前記ドラムの水平回転軸に対し平行な方向に沿って長尺の整流部材が備えられ、
    この整流部材は、前記ドラムの回転軸よりも下方において前記ドラムの外周面に近接する位置まで突出し、前記吹出口から吹き出された前記温風を前記ドラムの内部に流通可能に構成されたことを特徴とする請求項1記載のドラム型乾燥機。
  3. 前記ドラムは、その内周面に回転軸に対し平行な方向に沿って板状を成すリフターが備えられ、
    これらのリフターは、前記ドラムの内周面に沿って一定間隔を空けて並列し、前記回転軸の方向に突出したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のドラム型乾燥機。
  4. 前記箱体は、前記循環用送気口付近に穿設される開口部を通じて集塵フィルタが挿入され、
    この集塵フィルタは、前記循環用送気口の横断面に沿ってスライド可能に構成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のドラム型乾燥機。
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