JP2002333271A - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置

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JP2002333271A
JP2002333271A JP2001135790A JP2001135790A JP2002333271A JP 2002333271 A JP2002333271 A JP 2002333271A JP 2001135790 A JP2001135790 A JP 2001135790A JP 2001135790 A JP2001135790 A JP 2001135790A JP 2002333271 A JP2002333271 A JP 2002333271A
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drying
dried
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air
conveyor device
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Koji Ono
孝治 大野
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SANBETSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットコンベア装置によって極低速搬送される
被乾燥物を、送風と天日により、効率的に乾燥させるこ
とである。 【解決手段】ネットコンベア装置C1 を、南面となる側
壁部11と天井壁部12とが、断面凹凸状の金属板で構
成された乾燥ボックスBでほぼ密閉状態に覆い、該ネッ
トコンベア装置C1 を構成する搬送ネット2の上側水平
走行部V2 の上方に上部遮蔽板1を配設すると共に、前
記搬送ネット2の上側水平走行部V2 の上下に各送風フ
ァンF1,F2 を配設し、前記各送風ファンF1,F2 から
送られる気流R1,R2と、コンポストQに当たって反転
し、更に上部遮蔽板1に衝突して反転する反転気流R1'
とによってコンポストQを乾燥させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被乾燥物をネット
コンベア装置に載せて極低速搬送させる間に、送風と天
日により乾燥させる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の乾燥装置A’について説明する。
図12に示されるように、被乾燥物51(例えば、茶
葉、コンポスト、薬草などの搾り滓、籾殻、藁、おが
屑、脱水ケーキ汚泥等)を乾燥させるために、連続式通
気乾燥装置A’が使用されている。前記被乾燥物51
は、該装置A’を構成する搬送ネット52に所定の厚み
で積層され、上流側から下流側に搬送される。前記搬送
ネット52の上方走行部は、乾燥ボックスB’により、
ほぼ密閉状態に覆われている。前記乾燥ボックスB’の
内側で、搬送ネット52の上方には、複数個の送風ファ
ン53が配設されていて、搬送ネット52に載せられて
極低速搬送される被乾燥物51に気流R’が送られてい
る。この気流R’は、搬送ネット52を通過し、気流
R”となって循環する。このように、被乾燥物51は、
乾燥ボックスB’内を循環する気流R',R”によって乾
燥された後、排出コンベア54によって排出される。
【0003】上記した乾燥装置A’において、被乾燥物
51の乾燥を促進させるためには、できるだけ温度の高
い気流R’を送ることが望ましい。このため、乾燥ボッ
クスB’内にヒーター等の加熱装置55を取付ける必要
があり、高価である。しかも、加熱装置55のランニン
グコストが必要である。更に、搬送ネット52に送風を
行うために、送風ファン53も必要であり、コストアッ
プになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した不
具合に鑑み、ネットコンベア装置に載せられて極低速搬
送される被乾燥物が、送風と天日の作用で効率的に乾燥
されるようにすることを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ための請求項1に記載の発明は、被乾燥物をネットコン
ベア装置に載せて極低速搬送させる間に、送風と天日に
より乾燥させる装置であって、少なくとも天井壁部と、
南面となる側壁部とが金属板で構成され、前記ネットコ
ンベア装置を、ほぼ密閉状態で覆うための乾燥ボックス
と、前記ネットコンベア装置における搬送ネットの上方
走行部の上下に配設され、該ネットコンベア装置によっ
て搬送される被乾燥物に上下気流を送るための各送風フ
ァンと、前記各送風ファンから送られ、被乾燥物に当た
って反転する気流を両側方に流出させるための上部遮蔽
板とを備え、前記ネットコンベア装置に載せられた被乾
燥物に当たり、前記上部遮蔽板によって、その両側方に
流出した気流が、乾燥ボックスの各壁部と接触する間に
熱交換しながら循環気流を生じさせ、前記循環気流を再
度、上下の各送風ファンの気流に取り入れて乾燥を行う
ことを特徴としている。
【0006】請求項1に記載の発明の場合、被乾燥物を
載せて搬送するネットコンベア装置の全体が、乾燥ボッ
クスによりほぼ密閉状態で覆われている。該乾燥ボック
スを構成する各壁部の内側近傍に存する空気は、天日の
伝導伝熱によって加温される(熱貫流)。この加温され
た空気は、上下の各送風ファンに取り入れられて、ネッ
トコンベア装置に載せられて極低速搬送される被乾燥物
に送られる。これらの気流は、上部遮蔽板に衝突してそ
の両側方に流出し、乾燥ボックスの壁部と接触する間に
熱交換され、再び上下の各送風ファンに取り入れられ
て、被乾燥物に送られる。このようにして、乾燥ボック
スの内外を循環する気流によって、被乾燥物を効率的に
乾燥させることができる。乾燥ボックス内の空気は、天
日によって加温されるため、加熱装置が不要であると共
に、ランニングコストも不要である。
【0007】請求項2に記載の発明は、被乾燥物をネッ
トコンベア装置に載せて極低速搬送させる間に、送風と
天日により乾燥させる装置であって、少なくとも天井壁
部と、南面となる側壁部とが金属板で構成され、前記ネ
ットコンベア装置を、ほぼ密閉状態で覆うための乾燥ボ
ックスと、前記ネットコンベア装置における搬送ネット
の上方走行部の上下に配設され、該ネットコンベア装置
によって搬送される被乾燥物に上下気流を送るための各
送風ファンとを備え、前記ネットコンベア装置に載せら
れた被乾燥物に当たって反転した気流が、乾燥ボックス
の各壁部と接触する間に熱交換しながら循環気流を生じ
させて乾燥を行うことを特徴としている。
【0008】請求項2に記載の発明の場合、請求項1に
記載の発明と同様に、乾燥ボックスを構成する各壁部の
内側近傍に存する空気は、天日の伝導伝熱によって加温
される(熱貫流)。この加温された空気は、上下の各送
風ファンにより、ネットコンベア装置に載せられて極低
速搬送される被乾燥物に送られる。前記被乾燥物に当た
って反転した気流は、そのまま乾燥ボックスの壁部に衝
突し、各壁部と接触する間に熱交換され、再び上下の各
送風ファンにより、被乾燥物に送られる。このようにし
て、乾燥ボックスの内部を循環する気流によって、被乾
燥物を乾燥させることができる。乾燥ボックス内の空気
は、天日によって加温されるため、加熱装置が不要であ
ると共に、ランニングコストも不要である。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明を前提として、前記乾燥ボックスの内側に
は、該乾燥ボックス内の空気を循環させるための空気循
環用ファンが、上下に配設されていることを特徴として
いる。このため、乾燥ボックス内の空気が強制循環さ
れ、乾燥ボックス内の気流と、天井壁部、或いは南面と
なる側壁部との接触する回数を増加させることができ
る。また、北側に流出した気流をも循環させることがで
きる。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の発明を前提として、前記ネットコ
ンベア装置の上方走行部の下方には、搬送ネットから落
下した被乾燥物を回収するための回収コンベア装置が配
設されていることを特徴としている。被乾燥物の乾燥が
進行すると、その大きさが小さくなり、搬送ネットの網
目を通過して下方に落下する。しかし、これらの被乾燥
物は、回収コンベア装置によって回収されるため、供給
された被乾燥物のほぼすべてを回収することができる。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれかに記載の発明を前提として、前記ネットコ
ンベア装置の上方走行部の上流側は、斜上方に傾斜され
ていて、同じく下流側は、斜下方に傾斜されていること
を特徴としている。このため、簡単な構成のまま、搬送
ネットの総走行長を、ネットコンベア装置の全長よりも
長くすることができる。また、該ネットコンベア装置を
構成するチェーンの張力の調整作業を、容易に行うこと
ができる。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
5のいずれかに記載の発明を前提として、前記乾燥ボッ
クスの金属板で構成された各壁部は、断面凹凸状に形成
されていることを特徴としている。このため、各壁部と
乾燥ボックス内の空気との接触面積が大きくなり、乾燥
ボックス内の温度をより高くすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、実施形態を挙げて本発明を
更に詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例の乾燥
装置A1 の一部を破断した全体斜視図、図2は同じく正
面断面図、図3は同じく側面断面図、図4は同じく背面
図、図5は同じく一部を破断した平面図である。本明細
書では、被乾燥物がコンポストQである場合について説
明する。牛糞、豚糞等の有機性廃棄物を、微生物によっ
て分解安定化させてコンポスト化させるときに、材料の
含水率が40〜60%であることが望ましい。この含水
率が70%を超えると、有機物の醗酵が阻害され、コン
ポスト化の障害となる。そのため、野菜くず等のように
含水率が高い(75〜85%)材料をコンポスト化させ
るとき、含水率を低下させるために、おが屑、チップ、
籾殻等の水分調整材が添加される。しかし、近時では、
これらの材料の入手が困難である。このため、含水率が
60%程度のコンポストQを、20%程度まで乾燥さ
せ、水分調整材として利用することが想定される。こう
することにより、コンポストQの再利用が可能である。
【0014】図1及び図2に示されるように、第1実施
例の乾燥装置A1 は、箱状で、ほぼ密閉状態に構成され
た乾燥ボックスBと、該乾燥ボックスB内に配設され、
コンポストQを極低速で搬送させるためのネットコンベ
ア装置C1 と、該ネットコンベア装置C1 の上方走行部
(上流側斜走行部V1 、上側水平走行部V2 、下流側斜
走行部V3 )のうち、上側水平走行部V2 の上下に配設
され、前記コンポストQに気流Rを送風するための複数
個の送風ファンF1,F2 と、前記上側の送風ファンF1
を支持すると共に、該送風ファンF1 から送られ、コン
ポストQに当たって反転する気流Rを、両側方に流出さ
せるための上部遮蔽板1と、前記ネットコンベア装置C
1 の上流端に配設され、コンポストQを定量供給するた
めの成型装置Dとから構成されている。
【0015】最初に、ネットコンベア装置C1 について
説明する。図1及び図2に示されるように、本実施例の
ネットコンベア装置C1 を構成する搬送ネット2は、正
面視において略台形状に掛装されている。即ち、ネット
コンベア装置C1 の上流側の端部に駆動ロール3が配設
されていて、該駆動ロール3に駆動モータ4が連結され
ている。そして、前記駆動ロール3の下流側で、該駆動
ロール3よりも少し低い位置には、2本の下側従動ロー
ル5a,5b が配設されていると共に、同じく下流側で、
駆動ロール3よりも高い位置には、所定の間隔をおいて
2本の上側従動ロール6a,6b が配設されている。前記
搬送ネット2は、上記した駆動ロール3、及び各従動ロ
ール5a,5b,6a,6b に掛装されている。この結果、前
記搬送ネット2は、駆動ロール3から第1上側従動ロー
ル6aまでの上流側斜走行部V1では、所定の角度で斜
上方に掛装されていて、第1上側従動ロール6aから第
2上側従動ロール6bまでの上側水平走行部V2 では、
ほぼ水平に掛装されていて、第2上側従動ロール6bか
ら第2下側従動ロール5bまでの下流側斜走行部V 3
は、所定の角度で斜下方に掛装されている。
【0016】ここで、搬送ネット2における前記上流側
斜走行部V1 の傾斜角度は、前記下流側斜走行部V3
傾斜角度よりも緩くなっていて(換言すれば、水平に近
くなっていて)、搬送中のコンポストQが滑り落ちるこ
との防止が図られている。前記駆動モータ4が作動され
ると、搬送ネット2が極低速で周回走行される。コンポ
ストQは、上流側から下流側へ極低速で搬送される。前
記搬送ネット2が略台形状に掛装されているため、該搬
送ネット2の総走行長を、ネットコンベア装置C1 の全
長よりも長くすることができる。このため、ネットコン
ベア装置C1 をコンパクトなものにすることができる。
また、こうすることにより、ネットコンベア装置C1
構成するチェーン(図示せず)の張力の調整作業を、容
易に行うことができると共に、該チェーンの脱落が防止
される。
【0017】また、図1及び図2に示されるように、前
記ネットコンベア装置C1 における上側水平走行部V2
の直上には、搬送されるコンポストQの上下を切り換え
るための切換機Eが、該コンポストQの搬送方向に所定
間隔をおいて、2箇所に設けられている。これらの切換
機Eは、搬送ネット2の幅方向に沿って配置された回転
軸10と、それらの外周にスパイラル状に取付けられた
多数本のピン10aから構成されている。該切換機Eを
作動させ、前記回転軸10を低速回転させる。すると、
ネットコンベア装置C1 によって極低速搬送される層状
のコンポストQに、ピン10aが入り込み、該コンポス
トQの上下が切り換えられる。こうすることによって、
上下の各送風ファンF1,F2 からの気流が、下側にあっ
たコンポストQの上面にまで作用し、該コンポストQの
乾燥が促進される。
【0018】次に、乾燥ボックスBについて説明する。
図1ないし図3に示されるように、乾燥ボックスBは、
底板7の周縁部に取付けられた周壁部(正面壁部8、背
面壁部9、両側の各側壁部11)に、天井壁部12が取
付けられていて、ほぼ密閉状態に構成されている。前記
正面壁部8と前記天井壁部12とは、連続状態で設けら
れている。また、前記底板7と、前記周壁部のうちの背
面壁部9と各側壁部11とは、金属より成る平板材(熱
伝導率の低いものであっても構わない)で構成されてい
るのに対して、残りの周壁部である正面壁部8と天井壁
部12とは、金属より成る凹凸板材で構成されている。
この凹凸板材は、断面凹凸状の折板構造を呈していて、
通常の平板材と比較して、その強度が高くなっていると
共に、その表面積が大きくなっている。ここで、「断面
凹凸状」とは、金属板を交互に逆方向に折り曲げ、或い
はわん曲させることにより、結果として平板よりも表面
積が大きくなる断面形状のすべてをいう。このため、天
日T(太陽熱)を受けたとき、該乾燥ボックスB内の空
気が効率的に加温される。前記凹凸板材の材質は、より
効率的に乾燥ボックスB内の空気を加温させるために、
熱伝導率の大きな金属材(例えば、黒体色にしたアルミ
銅)を使用することが望ましい。なお、図1において、
13は、作業者が乾燥ボックスBに出入りするための扉
である。
【0019】前記乾燥ボックスBの下流側の側壁部11
には、それぞれルーバー14が取付けられていて、各ル
ーバー14のボックス内部分には脱臭装置15が取付け
られている。ネットコンベア装置C1 によって極低速搬
送されるコンポストQの臭気は、前記各脱臭装置15に
より脱臭された後、各ルーバー14を介して外部に放出
される。このため、乾燥ボックスB内の臭気が、外部に
漏れることはない。
【0020】そして、図3ないし図5に示されるよう
に、前記乾燥ボックスBの背面壁部9のほぼ中央部に
は、開口9aが設けられている。更に、乾燥ボックスB
の内側で、前記背面壁部9の開口9aの部分には、該開
口9aを閉塞するためのシャッタ装置Sが取付けられて
いる。この開口9aは、乾燥ボックスB内にネットコン
ベア装置C1 を搬入したり、前記ネットコンベア装置C
1 を点検をしたりするためのものである。
【0021】次に、上下の各送風ファンF1,F2 につい
て説明する。図2及び図3に示されるように、ネットコ
ンベア装置C1 の上方には、上部遮蔽板1が配設されて
いる。この上部遮蔽板1は、搬送ネット2の上側水平走
行部V2 のほぼ全部を覆っていると共に、その前後端部
は、下方に向かってほぼ直角に屈曲されていて、各側板
部1a,1b が形成されている。そして、該上部遮蔽板1
には、複数個(本実施例の場合、6個)の上側送風ファ
ンF1 が高さ方向に沿って取付けられている。これらの
上側送風ファンF1 の各羽根部18は、前記上部遮蔽板
1の内側で、搬送ネット2の上側水平走行部V2 の上面
に相対向して配設されていると共に、それらの空気取込
口19は、上部遮蔽板1の外側に突出されている。この
ため、各上側送風ファンF1 を作動させると、それらの
空気取込口19から、乾燥ボックスB内の空気が取り込
まれ、各羽根部18から気流R1 となって、極低速搬送
されるコンポストQに送られる。
【0022】また、前記搬送ネット2の上側水平走行部
2 の直下には、図示しない手段により、複数個(本実
施例の場合、4個)の下側送風ファンF2 が高さ方向に
沿って取付けられている。これらの下側送風ファンF2
の各羽根部21は、前記搬送ネット2の上側水平走行部
2 の下面に相対向して配設されている。このため、各
下側送風ファンF2 を作動させると、各羽根部21から
気流R2 が、前記搬送ネット2の下面に送られる。
【0023】更に、乾燥ボックスBの内側で、その上部
と下部には、該乾燥ボックスB内の空気の循環を促進さ
せるための各空気循環用ファン22,23が配設されて
いる。これらの空気循環用ファン22,23を作動させ
ることにより、乾燥ボックスB内の空気が循環される。
【0024】図2、図6及び図7に示されるように、前
記上部遮蔽板1における各側板部1a,1b と搬送ネット
2との間には、コンポストQを通過させるための隙間が
設けられている。この隙間の大きさは、予め、搬送ネッ
ト2に積層された状態で、極低速搬送されるコンポスト
Qの厚みが最適なものとなるように設定されている。そ
して、各側板部1a,1b の下端部には、搬送ネット2に
積層されたコンポストQの厚みを調整するための各ゴム
板24a,24b が取付けられている。コンポストQは、
成型装置D(後述)によってペレット状に成型されて搬
送ネット2上に落下され、積層状態で極低速搬送され
る。そして、各側板部1a,1b と搬送ネット2との隙間
を通過する際、各ゴム板24a,24b を押し上げて搬送
される。このため、搬送ネット2上のコンポストQが、
所定の積層厚さに調整される。
【0025】乾燥ボックスBの内側で、ネットコンベア
装置C1 の上流側には、コンポストQをペレット状に成
型するための成型装置Dが配設されている。次に、成型
装置Dについて説明する。この成型装置Dは、図8に示
されるように、投入ホッパ26の下方に、一対の成型ロ
ール27が設けられた形態である。一対の成型ロール2
7は、その軸心を搬送ネット2の周回走行方向と直交さ
せて、しかも、相接触して取付けられている。各成型ロ
ール27には、多数本の成型溝27aが、軸方向に沿っ
て所定の間隔をおいて円周方向に形成されている。しか
も、各成型ロール27に形成された各成型溝27aは、
その軸方向に沿って互いにずれている。一対の成型ロー
ル27は、それぞれ軸受(図示せず)によって支持され
ていて、双方の成型ロール27が互いに逆方向に駆動回
転される。前記投入ホッパ26から一対の成型ロール2
7の間に投入されたおが屑状のコンポストQは、各成型
ロール27の成型溝27aの間に入り込んで、所定角度
だけ連れ回り回転された後に、一対の成型ロール27の
直下に取付けられたスクレーパ28により剥離され、ペ
レット状のコンポストQとなって、直下の搬送ネット2
の上に落下される。なお、図8において、29は、コン
ポストQを供給するための供給パイプである。
【0026】図1ないし図3に示されるように、ネット
コンベア装置C1 を構成する搬送ネット2の上側水平走
行部V2 と下側水平走行部V4 との間には、スクレーパ
コンベア装置C2 が配設されている。前記搬送ネット2
に載せられて極低速搬送されるペレット状のコンポスト
Qの乾燥が進行すると、その大きさが小さくなり、搬送
ネット2の網目から落下するものもある。前記スクレー
パコンベア装置C2 は、落下したコンポストQを回収す
るためのものである。このスクレーパコンベア装置C2
は、多数枚のスクレーパ板31aが取付けられたコンベ
ア本体31と、該コンベア本体31全体を収容するため
の回収箱32と、回収されたコンポストQを、乾燥ボッ
クスBの外部に排出するためのスクリューコンベア装置
33とから構成されている。更に、ネットコンベア装置
1 の下流端部には、搬送ネット2に付着したコンポス
トQを剥離するためのスクレーパ34と、前記搬送ネッ
ト2から剥離されたコンポストQを排出するための排出
コンベア35が配設されている。
【0027】第1実施例の乾燥装置A1 の作用について
説明する。図3に示されるように、乾燥装置A1 におい
て、金属から成る凹凸板材が取付けられている正面壁部
8を、南側に向けて設置する。こうすることにより、該
乾燥ボックスBにおいて、凹凸板材により形成された正
面壁部8と天井壁部12とを、最も天日T(太陽熱)を
受ける位置に設置することができる。
【0028】ネットコンベア装置C1 の上流端に配設さ
れた成型装置Dの投入ホッパ26に、高含水率でおが屑
状のコンポストQが、供給パイプ29を介して断続的に
投入される。投入ホッパ26内のコンポストQは、その
直下に配設された成型装置Dを構成する一対の成型ロー
ル27の間に供給されて、各成型ロール27の成型溝2
7aに入り込む。前記コンポストQは、各成型ロール2
7の回転に伴い、所定角度だけ連れ回り回転された後、
該成型溝27aの直下に取付けられているスクレーパ2
8により剥離され、ペレット状となって、直下の搬送ネ
ット2の上に落下する。この搬送ネット2は、極めて低
速度で周回走行していて、その上に落下したペレット状
のコンポストQが下流側に搬送される。
【0029】図3に示されるように、乾燥ボックスBに
おける正面壁部8と天井壁部12は、天日Tを最も受け
るように配置されている。しかも、図9に示されるよう
に、前記正面壁部8と前記天井壁部12は、熱伝導率の
高い金属板が凹凸状に形成された折板構造であるため、
当該部分は集熱により比較的高温になる。そして、乾燥
ボックスB内で、前記正面壁部8と前記天井壁部12と
に接触している空気は、伝導伝熱されて加温される(熱
貫流)。更に、前記正面壁部8と前記天井壁部12が加
熱されると、乾燥ボックスB内の空気に対して放射伝熱
も行われ、該空気は更に加温される。このため、乾燥ボ
ックスB内の空気は、外気温よりも高くなる。
【0030】このようにして加温された空気は、上側の
各送風ファンF1 によって取り込まれ、気流R1 となっ
て、ネットコンベア装置C1 の搬送ネット2上のコンポ
ストQに送られる。この気流R1 は、コンポストQに当
たった後、反転して上昇し、上部遮蔽板1に衝突した
後、反転気流R1'となって下降して、再びコンポストQ
に送られる。全く同様にして、下側の各送風ファンF2
からの気流R2 は、搬送ネット2を介してコンポストQ
に送られる。即ち、前記コンポストQは、上側の各送風
ファンF1 から送られる気流R1 と、該気流R1 が上部
遮蔽板1に衝突することによって生じた反転気流R1'
と、下側の各送風ファンF2 から送られる気流R2 とに
よって乾燥される。
【0031】図3に示されるように、上記した気流R1,
1',R2 は、コンポストQに当たった後、横反転気流
3 となって、その両側方に流出される。そして、図9
に示されるように、乾燥ボックスBの各内壁と衝突する
ことにより熱交換が行われ、その温度が高められる。そ
して、再び、上下の各送風ファンF1,F2 によって取り
込まれ、搬送ネット2上のコンポストQに送られる。し
かも、乾燥ボックスB内の空気は、各空気循環用ファン
22,23の作用により強制循環されるため、金属板よ
り成る側壁部11及び天井壁部12との接触が多くな
り、乾燥ボックスB内全域の空気温度が高められる。こ
のため、コンポストQには、常に、高温の空気が送られ
る。この結果、コンポストQの乾燥が促進される。
【0032】ネットコンベア装置C1 の下流端まで搬送
されたコンポストQは、スクレーパ34によって搬送ネ
ット2から剥離され、排出コンベア35によって、乾燥
ボックスBの外部に排出される。
【0033】次に、第2実施例の乾燥装置A2 について
説明する。図10に示されるように、この実施例の乾燥
装置A2 は、第1実施例の乾燥装置A1 から上部遮蔽板
1を除去したものである。上下の各送風ファンF1,F2
は、図示しない手段により、搬送ネット2の上方及び下
方に支持されている。この実施例の乾燥装置A2 の場
合、上側の各送風ファンF1 から送られ、コンポストQ
に当たった気流R1 は、反転してそのまま乾燥ボックス
B内を循環される。そして、乾燥ボックスBの内壁と衝
突することにより熱交換が行われ、その温度が高められ
て、再び、コンポストQに送られる。この実施例の乾燥
装置A2 の場合、コンポストQに当たって反転した気流
1 が、そのまま乾燥ボックスBの内壁と衝突するた
め、熱交換の効率が良好であるという利点がある。
【0034】本出願人は、平成12年11月5日に、コ
ンポストQの乾燥に関する実験を行った。当日の天候は
晴れであり、実験は、2kgのコンポストQ(含水率が
約60%)を搬送ネット2に載せ、日照時間内と日照時
間外において天日乾燥させ、それらの重量を測定した。
その結果を、図11に示す。このグラフから、日照時間
内においては、約2時間30分の天日乾燥により、コン
ポストQの重量が約1/2となり、その含水率は、実験
開始時の約60%から、20%以下に低下していること
が判る。また、日照時間外においても、約3時間30分
の通風乾燥により、コンポストQの重量が約1/2とな
り、その含水率が20%以下に低下していることが判
る。
【0035】本実施例の乾燥ボックスBは、周壁部(正
面壁部8、背面壁部9、両側の各側壁部11)と、天井
壁部12とが、金属板より成る構成である。このため、
すべての周壁部と天井壁部12において熱貫流が生じる
ため、コンポストQが効率的に乾燥される。しかし、南
向きに設置される正面壁部8以外の周壁部を熱伝導率の
低い金属材で構成しても構わない。
【0036】また、本実施例のネットコンベア装置C1
を構成する搬送ネット2は、正面視において略台形状に
掛装されている。しかし、前記搬送ネット2を、波状に
掛装させても構わない。このように、本発明に係る乾燥
装置に配設されるネットコンベア装置は、いかなる形状
のものであってもよい。
【0037】また、本実施例における被乾燥物は、コン
ポストQであるが、これ以外のもの例えば、茶葉、コン
ポスト、薬草などの搾り滓、籾殻、藁、おが屑、脱水ケ
ーキ汚泥等であっても構わない。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る乾燥装置は、被乾燥物をネ
ットコンベア装置に載せて極低速搬送させる間に、送風
と天日により乾燥させる装置であって、少なくとも天井
壁部と、南面となる側壁部とが金属板で構成された乾燥
ボックスの内部に配設されたネットコンベア装置の上下
に、各送風ファンが配設されている。天日の伝導伝熱に
よって加温された乾燥ボックス内の空気は、前記各送風
ファンにより被乾燥物に送られる。そして、被乾燥物に
当たって反転された気流が、乾燥ボックス内を循環しな
がら各壁部と接触し、熱交換されて加温される。このた
め、被乾燥物の乾燥が促進されると共に、乾燥に要する
ランニングコストが安価で済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の乾燥装置A1 の一部を破
断した全体斜視図である。
【図2】同じく正面断面図である。
【図3】同じく側面断面図である。
【図4】同じく背面図である。
【図5】同じく一部を破断した平面図である。
【図6】搬送ネット2の上流側斜走行部V1 において、
前記搬送ネット2と上部遮蔽板1の側板部1aとの隙間
を、コンポストQが通過する状態を示す図である。
【図7】同じく下流側斜走行部V3 において、前記搬送
ネット2と上部遮蔽板1の側板部1bとの隙間を、コン
ポストQが通過する状態を示す図である。
【図8】成型装置Dの断面図である。
【図9】乾燥ボックスBの天井壁部12の内側近傍に存
する空気が、天日Tによって加温される状態を示す図で
ある。
【図10】第2実施例の乾燥装置A2 の側面断面図であ
る。
【図11】コンポストQの重量、及び含水率の変化を示
すグラフである。
【図12】従来の乾燥装置A’の正面断面図である。
【符号の説明】
1,A2 :乾燥装置 B:乾燥ボックス C1 :ネットコンベア装置 C2 :スクレーパコンベア装置(回収コンベア装置) F1,F2 :送風ファン Q:コンポスト(被乾燥物) R1,R2 :気流 R1':反転気流(気流) R3 :横反転気流(気流) T:天日 V1 :上流側斜走行部(上方走行部) V2 :上側水平走行部(上方走行部) V3 :下流側斜走行部(上方走行部) 1:上部遮蔽板 2:搬送ネット 8:正面壁部(壁部) 9:背面壁部(壁部) 11:側壁部(壁部) 12:天井壁部 22,23:空気循環用ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F26B 21/04 F26B 21/04 A // A23F 3/06 A23F 3/06 C Fターム(参考) 3L113 AA02 AA03 AB02 AB06 AC31 AC35 AC45 AC46 AC51 AC54 AC58 AC63 AC67 AC87 BA38 CB21 CB22 CB24 CB25 CB29 CB34 DA06 DA10 4B027 FB01 FP56 4D059 AA03 AA07 BD02 BD18 BD21 BK01 CB04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被乾燥物をネットコンベア装置に載せて
    極低速搬送させる間に、送風と天日により乾燥させる装
    置であって、 少なくとも天井壁部と、南面となる側壁部とが金属板で
    構成され、前記ネットコンベア装置を、ほぼ密閉状態で
    覆うための乾燥ボックスと、 前記ネットコンベア装置における搬送ネットの上方走行
    部の上下に配設され、該ネットコンベア装置によって搬
    送される被乾燥物に上下気流を送るための各送風ファン
    と、 前記各送風ファンから送られ、被乾燥物に当たって反転
    する気流を両側方に流出させるための上部遮蔽板とを備
    え、 前記ネットコンベア装置に載せられた被乾燥物に当た
    り、前記上部遮蔽板によって、その両側方に流出した気
    流が、乾燥ボックスの各壁部と接触する間に熱交換しな
    がら循環気流を生じさせ、前記循環気流を再度、上下の
    各送風ファンの気流に取り入れて乾燥を行うことを特徴
    とする乾燥装置。
  2. 【請求項2】 被乾燥物をネットコンベア装置に載せて
    極低速搬送させる間に、送風と天日により乾燥させる装
    置であって、 少なくとも天井壁部と、南面となる側壁部とが金属板で
    構成され、前記ネットコンベア装置を、ほぼ密閉状態で
    覆うための乾燥ボックスと、 前記ネットコンベア装置における搬送ネットの上方走行
    部の上下に配設され、該ネットコンベア装置によって搬
    送される被乾燥物に上下気流を送るための各送風ファン
    とを備え、 前記ネットコンベア装置に載せられた被乾燥物に当たっ
    て反転した気流が、乾燥ボックスの各壁部と接触する間
    に熱交換しながら循環気流を生じさせて乾燥を行うこと
    を特徴とする乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記乾燥ボックスの内側には、該乾燥ボ
    ックス内の空気を循環させるための空気循環用ファン
    が、上下に配設されていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記ネットコンベア装置の上方走行部の
    下方には、搬送ネットから落下した被乾燥物を回収する
    ための回収コンベア装置が配設されていることを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれかに記載の乾燥装置。
  5. 【請求項5】 前記ネットコンベア装置の上方走行部の
    上流側は、斜上方に傾斜されていて、同じく下流側は、
    斜下方に傾斜されていることを特徴とする請求項1ない
    し4のいずれかに記載の乾燥装置。
  6. 【請求項6】 前記乾燥ボックスの金属板で構成された
    各壁部は、断面凹凸状に形成されていることを特徴とす
    る請求項1ないし5のいずれかに記載の乾燥装置。
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