JP2001183057A - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置

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JP2001183057A
JP2001183057A JP37320199A JP37320199A JP2001183057A JP 2001183057 A JP2001183057 A JP 2001183057A JP 37320199 A JP37320199 A JP 37320199A JP 37320199 A JP37320199 A JP 37320199A JP 2001183057 A JP2001183057 A JP 2001183057A
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Japan
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container
main body
rotating
drying
rotating frame
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JP37320199A
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English (en)
Inventor
Yusuke Kondo
佑輔 近藤
Yoshiyuki Shimizu
吉之 清水
Hiroshi Okabe
博司 岡部
Satoshi Kita
佐登司 喜多
Jun Mitsui
順 光井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Kasei Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Toyo Kasei Kogyo Co Ltd
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬品等の被乾燥物の銘柄等切替えを迅速容易
に行える乾燥効率の向上された乾燥装置を提供する。 【解決手段】 乾燥装置1は、開閉可能な本体容器10
と、本体容器内部に出力部を有する回転付与装置20
と、本体容器10内に出入れ可能な回転部30と、本体
容器10に相互対向して設けられたガス供給口12及び
排気口14とを備える。回転部30は、本体容器10の
軸線方向に並列され出力部により回転可能なリング体を
備える回転枠と、回転枠との間に間隙をおいて回転枠内
に脱着可能に保持され通気孔を有した中空乾燥物容器
と、回転枠により保持され回転枠と乾燥物容器との間に
延びる仕切部材とを有する。仕切部材は、ガス供給口か
らのガスの一部を案内して乾燥物容器の外周面に向かわ
せるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乾燥装置に関し、特
に化学品、薬品等の粉粒体の被乾燥物を収容加熱し、該
被乾燥物の溶媒を蒸発して乾燥させるための乾燥装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の粉粒体、液体等の乾燥装置として
は、次のようなものがある。
【0003】(イ)攪拌装置を有する縦型または横形の
固定された容器に被乾燥物を入れ、容器内に加熱乾燥ガ
スを通気させるか、または容器内を真空に減圧すること
により、被乾燥物を撹拌させつつ乾燥させる攪拌槽型乾
燥装置。
【0004】(ロ)被乾燥物を収容する容器が回転する
円筒型またはダブルコーン型の乾燥装置。この場合、回
転軸として設けられた加熱媒体供給用パイプおよび真空
パイプには回転継手が使用される。
【0005】(ハ)縦型円筒状容器等に被乾燥物を収容
し、乾燥ガスを通気する流動層または移動床式乾燥装
置。
【0006】(ニ)取替可能な容器に被乾燥物を静置収
容し、通気または真空下で乾燥する容器取替型乾燥装
置。
【0007】(ホ)取替可能なパレットに入れた液体を
真空容器内で凍結して乾燥する真空凍結乾燥装置。
【0008】(ヘ)取替可能な円筒型容器両端に取付け
た回転継手から加熱ガスの供給と排気とが行われる流動
層乾燥室を傾斜回転させる乾燥装置。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このうち上記(イ)、
(ロ)および(ハ)の装置では、被乾燥物を収容する容
器が乾燥装置に組込まれており、装置のメンテナンス時
以外は取り外すことのない構成とされている。従って、
薬品、化学品などの被乾燥物の種類や銘柄の切替の都
度、容器および攪拌機を洗浄する必要がある。また、被
乾燥物のコンタミネーションを避けるためには、その洗
浄の程度を確認しなければならず、銘柄等の切替時に多
大な労力と時間とを要する。
【0010】また、上記(ニ)および(ホ)の装置で
は、被乾燥物を収容する取替可能な容器を乾燥装置内に
静置して乾燥するために、乾燥速度が小さく、乾燥に長
時間を要する。
【0011】また、上記(ヘ)の装置では、円筒型容器
の両端において、ガス供給及び排気を行えるような回転
継手が必要とされる。また、乾燥工程中、容器は斜めに
設けられた回転軸回りを回転するにすぎないので、被乾
燥物の混合が不完全である。
【0012】このような従来の乾燥装置の問題点を解決
する乾燥装置としては、本願と同一出願人によって提案
された特開平10−318672号公報に記載された乾
燥物容器取替型乾燥装置がある。この乾燥装置において
は、外部から駆動される回転ローラを本体容器の内部に
設置し、このローラ上に外殻が多孔材料からなる乾燥物
容器を載置し、この乾燥物容器を回転させながら本体容
器内部に加熱用乾燥ガスの通気及び/又は本体容器内部
の真空減圧を行うことにより乾燥させている。このよう
な構成において、乾燥物容器は、取替可能になっている
ので、医薬品、農薬、化学薬品などの粉粒体の乾燥にお
いて、被乾燥物の銘柄等の切り換え時に、他銘柄品等の
混入を防止することができ、被乾燥物を入れる乾燥物容
器を取り出した後は、非常に洗浄性に優れている。
【0013】また、上記公報には、乾燥物容器を回転枠
に対して斜めに取り付け、回転枠を水平軸回りに回転さ
せることにより乾燥物容器を歳差運動させ、これにより
内部に保持される乾燥物の混合を向上させる技術も記載
されている。
【0014】ただし、このように回転枠に乾燥物容器を
取り付けるような構成とした場合において、乾燥用のガ
スの一部は、乾燥容器内を通過せずに乾燥容器と回転枠
との間の隙間を通過してしまう。例えば、上述のように
回転枠に対して乾燥物容器を斜めに取り付けた場合や、
回転枠の径に比較して小径の乾燥物容器を取り付けた場
合や、或いは回転枠に直方体状の乾燥物容器を取り付け
た場合には、特に上述の隙間が大きくなり、乾燥ガスを
効果的に利用できないこともあった。従って、このよう
な回転枠に乾燥物容器を取り付ける形態の乾燥装置にお
いて、さらに乾燥効率を向上させることが望まれてい
た。
【0015】本発明は、上述のような従来技術の問題を
解決するためになされたものであり、多品種又は多銘柄
の被乾燥物を乾燥する場合において、迅速容易に銘柄等
切り換えを行うことが可能であり、かつ、乾燥効率が向
上した乾燥速度の高い乾燥装置を提供することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の乾燥装置は、開
閉可能であって閉じたときに実質的に密封状態となる横
置筒型の本体容器と、該本体容器の内部に配置された回
転力出力部を有する回転付与装置と、前記本体容器を開
けて該本体容器内外に出し入れ可能であり、該本体容器
の内部において、前記回転力出力部により前記本体容器
の軸線回りに回転される回転部と、前記本体容器の周面
において、相互にほぼ対向する位置に設けられたガス供
給口及び排気口とを備えており、前記回転部は、前記本
体容器の軸線方向に沿って並列され、該軸線方向と開口
方向とが一致するように前記回転力出力部により回転可
能に支持された複数のリング体を備える回転枠と、該回
転枠との間に径方向の間隙をおいて該回転枠内に脱着可
能に保持され、周面において多数の通気孔を有した中空
の乾燥物容器と、前記回転枠により該回転枠の周方向に
間隔をおいて複数保持され、各々が該回転枠と前記乾燥
物容器の外周面との間に延びる仕切部材とを有し、前記
仕切部材は、前記ガス供給口から前記乾燥物容器の外周
面付近に流れるガスの一部を案内して、前記乾燥物容器
の外周面に向かわせるように構成されていることによ
り、上記目的を達成する。
【0017】前記本体容器において、前記ガス供給口及
び排気口のうちのガス供給口側内面に複数設けられ、各
々が該本体容器の内面と前記回転部との間に延びる外側
仕切部材をさらに備え、該外側仕切部材は、前記ガス供
給口から前記本体容器の内面付近に流れるガスの一部を
案内して、前記回転枠内に向かわせるように構成されて
いてもよい。
【0018】前記乾燥物容器は、筒形状を有し、該乾燥
物容器の軸線方向が前記本体容器の軸線方向に対して傾
斜するようにして前記回転枠内に保持されていてもよ
い。
【0019】前記回転付与装置は、前記本体容器の内部
において該本体容器の軸線方向に沿って延びる回転可能
な第1のローラと、前記本体容器の内部において、前記
第1のローラと並列して配置され、前記本体容器の軸線
方向に沿って延びる回転可能な第2のローラと、前記第
1のローラと接続され、該第1のローラを前記本体容器
の外部から駆動するための駆動装置とを備え、前記回転
部の前記回転枠を前記第1のローラ及び第2のローラ上
に載せて回転し得るように構成されており、前記乾燥装
置は、前記第2のローラに接続された荷重測定器をさら
に備えていてもよい。
【0020】前記乾燥物容器は、多孔材料あるいは網状
材料からなる外殻容器と、該外殻容器の内部に取替可能
に設けられた通気性の濾布とを有していてもよい。
【0021】前記本体容器内を加熱するためのヒータ又
はジャケット等の加熱装置をさらに備えていてもよい。
【0022】以下、本発明の乾燥装置の作用を説明す
る。
【0023】上述のように、本発明の乾燥装置によれ
ば、回転部において、回転枠により保持された多数の通
気孔を有した中空の乾燥物容器に対し、回転枠と乾燥物
容器の外周面との間に位置する複数の仕切部材が、乾燥
物容器の外周面付近を流れるガスの一部を案内して、こ
の乾燥物容器の外周面に向かわせるように構成されてい
るので、乾燥物容器内に収容された被乾燥物の乾燥効率
が向上し、乾燥時間を短縮することが可能である。ま
た、本体容器内において被乾燥物を保持する回転枠が回
転付与装置により回転される構成であるので、乾燥工程
中に被乾燥物が混合され得、乾燥ムラを低減することが
出来る。また、被乾燥物を収容した回転部を本体容器を
開けて本体容器外に取り出すことが可能であり、乾燥物
容器は回転枠に脱着可能に保持された構成であるので、
例えば乾燥物容器ごと取り替えるというようにして被乾
燥物の銘柄等切り換え作業を迅速容易に行い得る。
【0024】また、上述のように、本体容器のガス供給
口側内面において本体容器の内面と回転部との間に外側
仕切部材を設け、本体容器の内面付近を流れるガスの一
部を案内して回転部の回転枠内に向かわせるように構成
すれば、さらに乾燥効率を向上させることができる。
【0025】このような外側仕切部材は、本体容器内面
に対して脱着可能なように構成するのが望ましく、こう
すれば、本体容器内部への回転部の出し入れを外側仕切
部材を取り外した状態で行い得るので、この作業をより
容易に行うことができる。また、外側仕切部材の寸法
は、回転部の寸法に適合するような寸法を任意に選択す
ることができる。
【0026】また、上述のように、乾燥物容器を筒形状
とし、乾燥物容器の軸線方向が本体容器の軸線方向に対
して傾斜するようにして、これを回転枠により保持させ
れば、回転枠を本体容器の軸線回りに回転させたとき
に、乾燥物容器は歳差運動を行うことになり、乾燥工程
中に、内部に収容される被乾燥物の混合性をさらに高め
ることが出来る。また、このような形態では、回転枠と
乾燥物容器の外周面との間の隙間が必然的に大きくなる
ので、仕切部材によりガスの移動を制御すれば、乾燥効
率向上の効果が相対的に高く得られる。
【0027】また、上述のように、回転付与装置を第1
及び第2のローラを備えるように構成し、回転部の回転
枠を第1及び第2のローラ上に跨って載置させ、さら
に、第2のローラに接続された荷重測定器を備えること
により、乾燥工程中の回転部の質量を測定することが可
能である。これにより、回転部の乾燥物容器内に収容さ
れた乾燥物の質量変化を測定し得るので、被乾燥物から
蒸発した水分、溶媒の量を知ることが出来、被乾燥物を
本体容器外に取り出すことなく、乾燥経過を知ることが
出来る。
【0028】また、上述のように、乾燥物容器を多孔材
料あるいは網状材料からなる外殻容器と外殻容器の内部
に取替可能に設けられた濾布とを有するように構成すれ
ば、濾布ごとの交換により、コンタミネーションを低減
して、容易に被乾燥物の銘柄切り換え作業を行い得る。
【0029】また、上述のように、本体容器を加熱する
ためのヒータ又はジャケット等の加熱装置をさらに備え
ることにより、乾燥効果をさらに増大させることができ
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ、本
発明の実施形態を説明する。
【0031】図1は、本実施形態における乾燥装置1の
構造を示す透視図である。乾燥装置1は、横置筒型の本
体容器10と、本体容器10内において回転操作を行う
ための回転付与装置20と、本体容器10の内部に配置
され得、回転付与装置20により本体容器10の軸線方
向Aの回りに回転される回転部30とを備える。この乾
燥装置1において、化学品、薬品等の粉粒体である被乾
燥物は、回転部30の乾燥物容器34(図2において図
示)内に保持されている。
【0032】本体容器10は、ベース5上に固定された
筒形状の胴体部10aと、この一端面に設けられた開閉
可能な蓋10bとを有している。また、胴体部10aの
他方端面は端壁10cによって実質的に封止されてい
る。従って、本体容器10は、蓋10bを閉じることに
より本体容器10の内部を実質的に密封することができ
る構成とされている。また蓋10bは、本体容器10内
に回転部30を容易に出し入れできるような寸法とされ
ていることが望ましい。なお、蓋10bは、へルール接
合やボルト接合などにより胴体部10aに固定されてい
てもよく、或いは蝶番開閉式又は観音開き式で固定され
るなど種々の形態で設けられていてよい。
【0033】また、胴体部10aの底部にはガス供給口
12が設けられ、胴体部10aの上部のガス供給口12
と対向する位置には排気口14が設けられている。これ
らは、本体容器10内部と流体連通しており、これによ
り乾燥ガスの供給又は真空排気を行うことが可能になっ
ている。また、ガス供給口12は、好適には、胴体部1
0aの軸方向中央部において、後述する駆動ローラ22
とフリーローラ24との間の位置に設けられており、こ
れにより回転部30へのガスの供給が効果的に行われ
る。また、ガス供給口12を2個以上複数個配置するこ
とも有効である。
【0034】さらに、本実施形態において、本体容器1
0の内面には、回転部30との間の間隙に配置された外
側仕切部材18(図3〜図5において図示)が脱着可能
に設けられている。外側仕切部材18は、例えば、軸線
方向Aに沿って延びる複数の平板とすることができ、こ
れらは本体容器10内面において軸線方向Aに沿って設
けられたガイド溝部材19(図3〜図5において図示)
に嵌合されて、脱着可能に保持され得る。このようにす
れば、回転部30を本体容器内に出し入れする際に、外
側仕切部材18を取り外した状態で行うことができるの
で作業性が向上する。また、外側仕切部材18は、好適
には、本体容器10内面のうち、ガス供給口12側の下
半分(すなわち、ガス供給口側内面)において設けられ
る。
【0035】このようにして構成された外側仕切部材1
8は、ガス供給口12からの本体容器10内面付近を流
れるガスの一部を案内して、回転部30に向かわせるよ
うに構成されている。すなわち、外側仕切部材18によ
って、ガス供給口12から流入したガスが、本体容器内
面と回転部との間隙を通って排気口14へと流出するこ
とを防止し、回転部へのガス供給効率を向上させること
ができる。
【0036】一方、回転付与装置20は、本体容器10
内部において回転部30に回転を付与するための駆動ロ
ーラ22と、駆動ローラ22に並列に配置されたフリー
ローラ24と、本体容器10の外部から駆動ローラ22
を駆動するためのモータ28とを備える。駆動ローラ2
2及びフリーローラ24は、本体容器10の軸線方向A
に沿って延びる棒状のローラであり、本体容器10の内
部下方において固定されたローラ支持体25により軸回
転可能に支持されている。ローラ支持体25は、ローラ
を適切に回転させるためのボールベアリング等の軸受け
を有していることが望ましい。これら本体容器10内に
設けられた回転付与装置20の回転力出力部をなす駆動
ローラ22及びフリーローラ24上において、回転部3
0はこれらに跨るようにして載置されており、駆動ロー
ラ22の回転によって回転され得る構成とされている。
この駆動ローラ22には、例えば、摩擦係数が大きく弾
力性を有するゴム素材のような滑り止め材料が取り付け
或いはコーティングされており、これにより回転部30
に回転を効果的に伝達することができる。また、好適に
は、各ローラ22及び24には回転部30が軸線方向に
移動するのを制限するためのストッパとしてのツバ27
が設けられている。
【0037】さらに、本実施形態において、駆動ローラ
22は、本体容器10の端壁10cを軸封部16を介し
て貫通しており、本体容器10の外部まで延びている。
この本体容器外部まで延びた部分は、駆動ローラ22の
動力入力軸としてモータ28の動力出力軸と動力伝達装
置29を介して接続されている。これにより、モータ2
8を駆動することで駆動ローラ22を回転させることが
出来る。モータ28には、減速機および/または変速機
が接続されていてもよい。また、動力伝達装置29とし
ては、例えば、駆動ローラ22の動力入力軸及びモータ
28の動力出力軸のそれぞれに固定されたプーリ並びに
これらプーリに巻掛けされた駆動ベルト(例えばVベル
ト)を用いることができる。ただし、動力伝達装置29
は、チェーン及びチェーンスプロケットの組合わせや、
ギヤによるかみ合わせを利用するなど、種々の形態とす
ることができる。なお、軸封部16としては、メカニカ
ルシール、グランドパッキンなどの回転軸封装置及び/
又はOリングとボールベアリングとの組合わせを用いる
ことができ、これにより駆動ローラ22の回転を好適に
行わせるとともに本体容器10内の気密性を確保するこ
とが可能である。
【0038】さらに、フリーローラ24には、ロードセ
ル等を備えた荷重測定器26が接続されており、荷重測
定器26は好適にはフリーローラ24を支持するローラ
支持体25に取り付けられている。このように荷重測定
器26を設けることよって、フリーローラ24上に載置
された回転部30の質量変化を常時測定することが可能
である。この荷重測定において、フリーローラ24にか
かる重量負荷は、これの支持体25にのみ伝達される
(すなわち、駆動ローラ22のように軸封部16等によ
り支持されることがない)ので、精度よく荷重測定をす
ることができる。なお、荷重測定器26により測定され
た測定重量値は、配線を介して電気信号として本体容器
外部へ取り出され、表示装置(図示せず)などを利用し
て観察および/または記録される。オペレータはこの回
転部30の質量変化により被乾燥物の乾燥程度を認識
し、これに応じた操作を行うことができる。或いは、こ
の電気信号に基づいてモータ28の回転動作や供給ガス
の流量を自動的に制御するような自動化制御機構を設け
てもよい。
【0039】以下、図2を参照しつつ図1に示す回転部
30の詳細を説明する。図2は、駆動ローラ22及びフ
リーローラ24上に載置された回転部30を拡大して示
す斜視図である。
【0040】図2に示すように、本実施形態において回
転部30は、本体容器10の軸線方向Aに沿って並列さ
れた一対のリング体32a及び32bにより構成される
回転枠32と、回転枠32によりその内側に保持された
中空筒形状の乾燥物容器34と、回転枠32と乾燥物容
器34の外周面との間に配置されるようにして回転枠3
2により保持された仕切部材38とを備える。
【0041】回転枠32を構成するリング体32a及び
32bは、本体容器10の軸線方向Aと開口方向とが一
致するように所定の間隔を開けて配置されている。リン
グ体32a及び32bは、好適にはこれらを連結する複
数の線形フレーム32cにより互いに対して固定され、
回転枠32のフレームとしての強度が高められる。な
お、本実施形態においては回転枠32は、一対のリング
体32a及び32bにより構成されているが、所望に応
じてさらに多数のリング体から構成されていても良い。
【0042】このように構成される回転枠32は、駆動
ローラ22及びフリーローラ24上に跨って載置されて
いる。回転枠32の外周面は、駆動ローラ22と摩擦抵
抗を有して接触しており、駆動ローラ22の回転によっ
て回転枠32を軸線方向A回りに回転させることができ
る。なお、駆動ローラ22から回転枠32への回転力の
伝達形態は、例えば、上述のように駆動ローラに設けた
滑り止め材料により回転させてもよいし、回転枠32及
び駆動ローラの外周面においてそれぞれ外歯車を形成
し、これら歯車の噛み合いにより回転を伝達することも
できる。
【0043】また、図2に示すように、本実施形態にお
いて円筒形の乾燥物容器34は、その外周面(側面)に
おいて多数の通気孔34aを有しており、これにより、
その内部に収容される被乾燥物がガス供給口12から供
給される乾燥ガスに対して接触され易い構成とされてい
る。さらに、本実施形態において乾燥物容器34は、回
転枠32に固定された保持部材36によって、斜め向き
の姿勢を維持しながら回転枠32に脱着可能に保持され
ている。このような保持部材36としては、例えば、軸
線方向Aに対して斜め向きに固定され、乾燥物容器34
の外周面に適合した形状を有する環状帯部材を用いるこ
とができる。また、保持部材36には、乾燥物容器34
を適切に保持するためにクランプなど種々の固定具が設
けられていてもよい。
【0044】このようにして乾燥物容器34の軸線方向
が本体容器10の軸線方向Aに対して傾斜するようにし
て保持すれば、回転枠32の軸線方向A回りの回転に伴
い乾燥物容器34は歳差運動を行うことになる。従っ
て、乾燥物容器34内に収容された被乾燥物は乾燥物容
器34の軸線方向への移動を伴いながら揺さぶられるよ
うにして撹拌され、これにより乾燥ムラが防止されると
ともに乾燥時に塊状となることがない。また、乾燥物容
器34を回転枠32に対して脱着可能に取り付ける形態
となっているので、医薬品、農薬、化学品等の被乾燥物
の銘柄等の切替を行うに際し、乾燥物容器34ごと取り
替えて行うことが可能である。このようにすれば、銘柄
切替作業に費やされる時間と労力とを大幅に削減でき
る。
【0045】なお、乾燥物容器34は、例えばパンチン
グメタル状に形成された多孔材料あるいは網状材料から
なる外殻容器と、この外殻容器の内部に取替可能に設け
られた濾布とによって構成されていてもよい。このよう
にして、例えば、被乾燥物を袋状濾布内に詰めて外殻容
器内に収容する形態にすれば、被乾燥物の銘柄切り換え
を袋状濾布ごとの交換によりさらに迅速容易に行い得
る。このように乾燥物容器34として、多孔材料、網状
材料及び濾布の組み合わせを用いる場合、例えば、多孔
材料の容器の内側あるいは外側に濾布または網を装着す
るようにしてもよい。この場合、濾布または網と同じ材
料の紐もしくは適度の太さの線材を使用して、これを縛
り付けるか縫い付けるかして固定しても良い。このよう
に、乾燥物容器34の形態は、被乾燥物が外部にこぼれ
ず、乾燥ガスおよび被乾燥物からの蒸気が適切に通過し
得る形態であれば、多孔板または網の空隙を小さくして
直接被乾燥物を乾燥物容器34に入れてもよいし、前述
のように濾布等に収納して乾燥物容器に入れる等、種々
の構成とすることができる。
【0046】また、乾燥物容器34の形状は、外周面に
おいて多数の通気孔を有する中空体である限り、複数に
分割し、又は蓋を設ける等して開閉可能な円筒状又は角
筒状、円錐状、正方体状、球殻状などの種々の形状とす
ることができる。保持部材36もまた、乾燥物容器34
の形状に適合させた種々の形態とすることができる。
【0047】さらに、図2に示すように、本実施形態に
おいて回転部30の仕切部材38は、本体容器10の軸
線方向Aに沿って延びる4枚の仕切板38a及び38b
とされている。好適には、これらの仕切板38a及び3
8bは、回転枠32の回転軸を中心に軸方向及び径方向
に延びるように配置される。このような仕切板38a及
び38bは、ガス供給口12から乾燥物容器34の外周
面付近を流れるガスの一部を案内して、乾燥物容器34
の外周面に向かわせるように構成されている。図2に示
すように、乾燥容器34が回転枠32に対して斜めに付
けられている場合は、一対のほぼ三角形の仕切板38a
と一対のほぼ長方形の仕切板38bとを用いることによ
り、回転枠32と乾燥容器34外周面との間の隙間を流
れるガスを適切に遮断することができる。ただし、仕切
部材38の形状、個数などは、回転枠32と乾燥容器3
4との取り付けの形態に応じて、これらの間の隙間を適
切に埋めるように径方向に延びるような種々の形態とす
ることができる。なお、このように構成される仕切部材
38は、回転枠32により脱着可能に保持されていても
よい。
【0048】なお、上記に説明した本体容器10及び回
転部30の回転枠32並びに保持部材36の材料として
は、被乾燥物によって変質したりまたは被乾燥物の性質
に変化を与えないものを選択することが望ましい。ただ
し、これらは被乾燥物に直接接触しないものであるか
ら、その選択を厳密にする必要はない。一般的な材質と
してはステンレス鋼等の鉄鋼材料、または鉄鋼材料にガ
ラスあるいはフッ素樹脂をライニングしたものが使用出
来る。ただし、本体容器10は、乾燥を加圧あるいは真
空状態で行う場合には、密封および耐圧構造を有する必
要がある。
【0049】また、乾燥物容器34を形成する多孔材
料、網状材料または濾布の材質としては、これらに接触
する被乾燥物によって、変質したり被乾燥物の性質に変
化を与えないものが選定される。多孔材料の材質として
は、例えば、ステンレス、ハステロイ、チタン等の金属
材料および/またはこれらにフッ素樹脂等の各種耐食性
材料をコーティングした材料を使用できる。さらにはポ
リプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート等の
プラスチック材料を用いることができる。濾布の材質と
しては、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン、ア
ラミド等の合成繊維および綿および羊毛等の天然繊維を
用いることができる。網の材質としては、上記の濾布お
よび/または多孔材料と同様のものを用いることができ
る。
【0050】以下、本実施形態の乾燥装置1を用いた乾
燥方法を説明する。まず、回転部30を本体容器10外
部に取り出した状態において、被乾燥物を内側に収容し
た乾燥物容器34を保持部材36を用いて回転枠32に
取付ける。次に、外側仕切部材18を取り外した状態
で、回転部30を本体容器10の蓋10bから内部に挿
入し、駆動ローラ22及びフリーローラ24上に跨るよ
うに載置させる。その後、本体容器10内面に設けたガ
イド溝部材19に外側仕切部材18を装着し、次いで蓋
10bを閉めて本体容器10内部を密閉する。
【0051】その後、モータ28を駆動して駆動ローラ
22及びこれに連動する回転部30を回転させる。な
お、駆動ローラ22の回転速度は、例えば、回転枠32
の回転速度を4rpm.〜15rpm.にする速度が適
切である。ただし、これに限定されるものではなく、被
乾燥物の性質によって任意に選定されてよい。また、タ
イマーを用いて回転部30が回転と停止とを繰り返すよ
うに操作することも、被乾燥物が大きな固まりになるの
を防ぐのに有効である。
【0052】また、被乾燥物の性質に応じて任意に設定
された温度の乾燥ガスを本体容器10底部のガス供給口
12から供給して乾燥を行う。乾燥ガスとしては、被乾
燥物との反応性が低い、空気或いは不活性なガス(例え
ば、窒素ガスやアルゴンガス)が用いられる。なお、こ
の乾燥工程において、排気口14からガスを吸引し、本
体容器10内を減圧にすることも可能である。
【0053】この乾燥工程において、本体容器10内部
においてガスは、例えば図3〜図5に示すようにして流
れることになる。なお、図3〜図5は、回転枠32が本
体容器10に対してそれぞれ異なる回転位置にあるとき
のガスの流れをそれぞれ示している。。
【0054】図3〜5に示すように、ガス供給口12か
ら流入した乾燥ガスGは、乾燥物容器34の下部に吹付
けられる。このうち、乾燥ガスGの一部は通気孔34a
を通って乾燥物容器34内の被乾燥物へと送られる。一
方、乾燥ガスGのうち、乾燥物容器34の外周面側方を
通り上昇するガスの一部は、回転枠32に取付けられた
仕切部材38により案内されて乾燥物容器34外周面の
通気孔34aを通って被乾燥物に接触し、その後排気口
14へと流れる。同様に、本体容器10内面付近の回転
枠32との間に形成された隙間を通って流れるガスの一
部は、本体容器10に取り付けられた外側仕切部材18
により案内されて回転枠32内へ案内され、さらに仕切
部材38により被乾燥物容器34へと案内される。この
ように、仕切部材38及び外側仕切部材18を設けたこ
とにより乾燥ガスが乾燥物容器内を通過する機会が多く
なるので、乾燥速度が大きくなる。
【0055】また、乾燥工程中に、回転枠、乾燥物容器
および被乾燥物の重量はフリーローラ24に装着された
ロードセル等の荷重測定器26によって、本体容器10
の外部で観察することが出来る。即ち、回転枠および乾
燥物容器の重量を差引けば被乾燥物の乾燥経過を測定す
ることが出来る。従って、被乾燥物の乾燥経過を見るた
めに、被乾燥物の1部をサンプルとして乾燥装置の外部
へ取出して乾燥程度を測定しなければならないことがな
く、連続運転をしながら乾燥度を調べることにより乾燥
工程を短縮することができる。
【0056】なお、本発明の乾燥装置は、本体容器内を
加熱するためのヒーターまたはジャケット等の加熱手段
を備えていてもよい。このようにすれば乾燥速度をさら
に向上させることも可能である。
【0057】また、本発明の乾燥装置は、本体容器内に
おいて回転部表面の温度を測定することが可能な公知の
非接触式温度測定器をさらに備えていてもよい。このよ
うな非接触式温度測定器としては、例えば、対象物から
の赤外線を測定してこの測定値を電気信号として取り出
せるようなものを用いることができる。温度測定器は、
可動部材(例えば、回転部や駆動ローラ)の運動を妨害
しないように本体容器内の適所において配置され、これ
による温度測定値は配線等を介して乾燥装置外部へと伝
えられる。また、このような温度測定器による温度測定
に基づいて、本体容器内を加熱するためのヒーターまた
はジャケット等の加熱手段や供給ガスの流量を制御する
機構をさらに設けることができる。このようにすれば、
本体容器内を被乾燥物の乾燥に適した条件(例えば適
温)に保つことができるので、乾燥効率をさらに向上さ
せ得る。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
仕切部材により本体容器内においてガス供給口から供給
される乾燥ガスを効率的に乾燥物容器に向かわせること
ができるので、より多くの乾燥ガスを乾燥物容器内に通
過させることができ、これにより乾燥効率が向上し乾燥
時間を短くできる。また、乾燥工程中、被乾燥物は回転
により混合され得、ムラなく乾燥することができる。ま
た、被乾燥物を保持する回転部を本体容器内部から取り
出して、被乾燥物の交換や本体容器内の洗浄を容易に行
うことができる。また、被乾燥物を入れる乾燥物容器が
脱着可能であるので、被乾燥物の銘柄等切替時に、銘柄
毎に別々の乾燥物容器を取り替えて使用することによ
り、他銘柄品の混入を防止することが出来る。また、底
部排出型遠心分離機あるいはデカンター等の固液分離装
置から排出されるケーキを直接乾燥物容器に受けるよう
にすれば、該乾燥物容器をそのまま回転枠に装着して本
体容器へ入れて乾燥出来ることから外部からの異物が混
入する機会が少ない。さらに、本体容器内において被乾
燥物を保持する回転部の重量を測定するためのロードセ
ル等の荷重測定器を設ければ、被乾燥物のサンプルを取
り出すことなく乾燥経過を観察することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態における乾燥装置の構成
を示す透明斜視図である。
【図2】図1に示す乾燥装置が有する回転部の斜視図で
ある。
【図3】図1に示す乾燥装置において、乾燥ガスの流路
を模式的に示した図であり、図2のX−X線に沿う断面
図である。
【図4】図1に示す乾燥装置において、乾燥ガスの流路
を模式的に示した図であり、図2のX−X線に沿う断面
図である。図3とは回転部の回転位置が異なった状態を
示す。
【図5】図1に示す乾燥装置において、乾燥ガスの流路
を模式的に示した図であり、図2のX−X線に沿う断面
図である。図3及び図4とは回転部の回転位置が異なっ
た状態を示す。
【符号の説明】
10 本体容器 12 乾燥ガス供給口 14 排気口 16 軸封部 18 外側仕切部材 19 ガイド溝部材 20 回転付与装置 22 駆動ローラ 24 フリーローラ 25 ローラ支持体 26 荷重測定器 27 ローラのツバ 28 モータ 29 動力伝達装置 30 回転部 32 回転枠 34 乾燥物容器 36 保持部材 38 仕切部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部 博司 大阪府大阪市北区堂島浜一丁目2番6号 東洋化成工業株式会社内 (72)発明者 喜多 佐登司 兵庫県高砂市曽根町2900番地 東洋化成工 業株式会社高砂工場内 (72)発明者 光井 順 兵庫県高砂市曽根町2900番地 東洋化成工 業株式会社化成品研究所内 Fターム(参考) 3L113 AA06 AB02 AC01 AC68 BA02 DA10 DA15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能であって、閉じたときに実質的
    に密封状態となる横置筒型の本体容器と、 該本体容器の内部に配置された回転力出力部を有する回
    転付与装置と、 前記本体容器を開けて該本体容器内外に出し入れ可能で
    あり、該本体容器の内部において、前記回転力出力部に
    より前記本体容器の軸線回りに回転される回転部と、 前記本体容器の周面において、相互にほぼ対向する位置
    に設けられたガス供給口及び排気口とを備える乾燥装置
    であって、 前記回転部は、 前記本体容器の軸線方向に沿って並列され、該軸線方向
    と開口方向とが一致するように前記回転力出力部により
    回転可能に支持された複数のリング体を備える回転枠
    と、 該回転枠との間に径方向の間隙をおいて該回転枠内に脱
    着可能に保持され、周面において多数の通気孔を有した
    中空の乾燥物容器と、 前記回転枠により該回転枠の周方向に間隔をおいて複数
    保持され、各々が該回転枠と前記乾燥物容器の外周面と
    の間に延びる仕切部材とを有し、 前記仕切部材は、前記ガス供給口から前記乾燥物容器の
    外周面付近に流れるガスの一部を案内して、前記乾燥物
    容器の外周面に向かわせるように構成されていることを
    特徴とする乾燥装置。
  2. 【請求項2】 前記本体容器において、前記ガス供給口
    及び排気口のうちのガス供給口側内面に複数設けられ、
    各々が該本体容器の内面と前記回転部との間に延びる外
    側仕切部材をさらに備え、該外側仕切部材は、前記ガス
    供給口から前記本体容器の内面付近に流れるガスの一部
    を案内して、前記回転枠内に向かわせるように構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記乾燥物容器は、筒形状を有し、該乾
    燥物容器の軸線方向が前記本体容器の軸線方向に対して
    傾斜するようにして前記回転枠内に保持されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記回転付与装置は、前記本体容器の内
    部において該本体容器の軸線方向に沿って延びる回転可
    能な第1のローラと、前記本体容器の内部において、前
    記第1のローラと並列して配置され、前記本体容器の軸
    線方向に沿って延びる回転可能な第2のローラと、前記
    第1のローラと接続され、該第1のローラを前記本体容
    器の外部から駆動するための駆動装置とを備え、前記回
    転部の前記回転枠を前記第1のローラ及び第2のローラ
    上に載せて回転し得るように構成されており、 前記乾燥装置は、前記第2のローラに接続された荷重測
    定器をさらに備えていることを特徴とする請求項1から
    3のいずれかに記載の乾燥装置。
  5. 【請求項5】 前記乾燥物容器は、 多孔材料あるいは網状材料からなる外殻容器と、 該外殻容器の内部に取替可能に設けられた通気性の濾布
    とを有することを特徴とする請求項1から4のいずれか
    に記載の乾燥装置。
  6. 【請求項6】 前記本体容器内を加熱するためのヒータ
    又はジャケット等の加熱装置をさらに備えることを特徴
    とする請求項1から5のいずれかに記載の乾燥装置。
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