JPH08145566A - ロータ自動交換機付ウエハ乾燥機 - Google Patents
ロータ自動交換機付ウエハ乾燥機Info
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- JPH08145566A JPH08145566A JP28462994A JP28462994A JPH08145566A JP H08145566 A JPH08145566 A JP H08145566A JP 28462994 A JP28462994 A JP 28462994A JP 28462994 A JP28462994 A JP 28462994A JP H08145566 A JPH08145566 A JP H08145566A
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- wafer
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- wafer dryer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロータ清掃及びウエハサイズに応じたロータ
交換のため、容易にロータ着脱ができるようにし、作業
性の向上、パーティクル付着の低減を図る。 【構成】 ウエハを収容する有底筒状のロータ29が装
置外函内の中央に設けられ、このロータ29が回転用主
軸に取り外し可能に固定されたウエハ乾燥機69におい
て、駆動軸47が鉛直方向に伸長される一対の垂直移動
手段45a、45bを、ロータ29を挟んで装置外函2
1の左右に設ける。この垂直移動手段45a、45bを
装置の前後方向に移動する水平移動手段54を、装置外
函21に設ける。ロータ29を担持するためのサポート
金具を、駆動軸47に着脱自在に備える。
交換のため、容易にロータ着脱ができるようにし、作業
性の向上、パーティクル付着の低減を図る。 【構成】 ウエハを収容する有底筒状のロータ29が装
置外函内の中央に設けられ、このロータ29が回転用主
軸に取り外し可能に固定されたウエハ乾燥機69におい
て、駆動軸47が鉛直方向に伸長される一対の垂直移動
手段45a、45bを、ロータ29を挟んで装置外函2
1の左右に設ける。この垂直移動手段45a、45bを
装置の前後方向に移動する水平移動手段54を、装置外
函21に設ける。ロータ29を担持するためのサポート
金具を、駆動軸47に着脱自在に備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータにウエハを収容
し、該ロータを高速回転させることでウエハを乾燥させ
るウエハ乾燥機に関するものである。
し、該ロータを高速回転させることでウエハを乾燥させ
るウエハ乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ウエハの乾燥を行う装置の一つに、高速
回転するロータを用い、このロータに収容されたウエハ
を遠心力により乾燥させるものがある。この種のウエハ
乾燥機では、有底筒状のロータが装置外函内に設けら
れ、ロータは駆動モータにより高速回転可能となってい
る。装置外函の上面には開口部が形成され、この開口部
はロータの内部を露出させる。ロータ内部にはクレイド
ルが設けられ、クレイドルにはウエハを収容したキャリ
アが載置できるようになっている。この種のウエハ乾燥
機は、ロータの口径が大きく重量が約20kg程度とな
るため、ロータの着脱が困難となる問題を有していた。
回転するロータを用い、このロータに収容されたウエハ
を遠心力により乾燥させるものがある。この種のウエハ
乾燥機では、有底筒状のロータが装置外函内に設けら
れ、ロータは駆動モータにより高速回転可能となってい
る。装置外函の上面には開口部が形成され、この開口部
はロータの内部を露出させる。ロータ内部にはクレイド
ルが設けられ、クレイドルにはウエハを収容したキャリ
アが載置できるようになっている。この種のウエハ乾燥
機は、ロータの口径が大きく重量が約20kg程度とな
るため、ロータの着脱が困難となる問題を有していた。
【0003】このような問題を解消したものの一つに、
ウエハ口径の種類、大きさに対応して、ロータのクレイ
ドル部分を容易に交換可能な構造としたものが提案され
ている。クレイドル部分を交換可能としたウエハ乾燥機
では、大重量のロータをウエハ口径の種類に合わせてそ
の都度交換せずに済み、種々のウエハサイズへの対応を
極めて容易且つ迅速に行うことができ、ウエハ乾燥工程
における作業性を向上させることができた。
ウエハ口径の種類、大きさに対応して、ロータのクレイ
ドル部分を容易に交換可能な構造としたものが提案され
ている。クレイドル部分を交換可能としたウエハ乾燥機
では、大重量のロータをウエハ口径の種類に合わせてそ
の都度交換せずに済み、種々のウエハサイズへの対応を
極めて容易且つ迅速に行うことができ、ウエハ乾燥工程
における作業性を向上させることができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たクレイドル部分を交換可能としたウエハ乾燥機では、
ロータ部分の構造が複雑となり、ロータ回転時のロータ
バランスが悪化することから、回転ロスを生じさせ、乾
燥能力が低下する問題があった。また、ロータ部分の構
造が複雑となるため、パーティクル(Particle)の増加
が懸念され、ウエハ上へのパーティクルの付着を抑え、
乾燥させるためには、結局、ロータを取り出すことによ
って定期的な装置内の清掃が必要となった。本発明は上
記状況に鑑みてなされたもので、ロータ構造を複雑にせ
ず、装置内部、ロータの清掃のため、及びウエハサイズ
に応じたロータの交換のため、容易にロータの着脱がで
きるロータ自動交換機付ウエハ乾燥機を提供し、作業性
の向上、パーティクル付着の低減を図ることを目的とす
る。
たクレイドル部分を交換可能としたウエハ乾燥機では、
ロータ部分の構造が複雑となり、ロータ回転時のロータ
バランスが悪化することから、回転ロスを生じさせ、乾
燥能力が低下する問題があった。また、ロータ部分の構
造が複雑となるため、パーティクル(Particle)の増加
が懸念され、ウエハ上へのパーティクルの付着を抑え、
乾燥させるためには、結局、ロータを取り出すことによ
って定期的な装置内の清掃が必要となった。本発明は上
記状況に鑑みてなされたもので、ロータ構造を複雑にせ
ず、装置内部、ロータの清掃のため、及びウエハサイズ
に応じたロータの交換のため、容易にロータの着脱がで
きるロータ自動交換機付ウエハ乾燥機を提供し、作業性
の向上、パーティクル付着の低減を図ることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るロータ自動交換機付ウエハ乾燥機の構成
は、ウエハを収容する有底筒状のロータが装置外函内の
中央に設けられ、このロータが回転用主軸に取り外し可
能に固定されたウエハ乾燥機において、駆動軸が鉛直方
向に伸長される一対の垂直移動手段をロータを挟んで装
置外函の左右に設け、この垂直移動手段を装置の前後方
向に移動する水平移動手段を装置外函に設け、ロータを
担持するためのサポート金具を駆動軸に着脱自在に備え
たことを特徴とするものである。
の本発明に係るロータ自動交換機付ウエハ乾燥機の構成
は、ウエハを収容する有底筒状のロータが装置外函内の
中央に設けられ、このロータが回転用主軸に取り外し可
能に固定されたウエハ乾燥機において、駆動軸が鉛直方
向に伸長される一対の垂直移動手段をロータを挟んで装
置外函の左右に設け、この垂直移動手段を装置の前後方
向に移動する水平移動手段を装置外函に設け、ロータを
担持するためのサポート金具を駆動軸に着脱自在に備え
たことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】固定ボルトが取り外されたロータに、サポート
金具を介して垂直移動手段の駆動軸が固定される。垂直
移動手段の駆動軸が伸長されると、ロータがサポート金
具に担持された状態で装置外函の外部へ引き上げられ
る。次いで、水平移動手段が駆動されることにより、垂
直移動手段がロータを担持した状態で、装置の前方に移
動される。垂直移動手段の駆動軸が縮められることによ
り、ロータが装置外函の上面に載置状態となり、ロータ
からサポート金具が取り外されることにより、ロータの
交換が一連の動作で容易に可能となる。
金具を介して垂直移動手段の駆動軸が固定される。垂直
移動手段の駆動軸が伸長されると、ロータがサポート金
具に担持された状態で装置外函の外部へ引き上げられ
る。次いで、水平移動手段が駆動されることにより、垂
直移動手段がロータを担持した状態で、装置の前方に移
動される。垂直移動手段の駆動軸が縮められることによ
り、ロータが装置外函の上面に載置状態となり、ロータ
からサポート金具が取り外されることにより、ロータの
交換が一連の動作で容易に可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係るロータ自動交換機付ウエ
ハ乾燥機の好適な実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明によるロータ自動交換機付ウエハ乾燥
機の斜視図、図2は内部を透視したロータ自動交換機付
ウエハ乾燥機の正面図である。装置外函21の上面には
円形状の開口部23が形成され、開口部23は蓋25に
より開閉される。蓋25は、外函21の上面から駆動軸
が突出された空圧シリンダ27により開閉駆動される。
装置外函21の内部には上面が開口した有底筒状のロー
タ29が設けられ、ロータ29の上面開口は装置外函2
1の開口部23と一致している。図2で示すように、ロ
ータ29の底板中央には鉛直方向の回転用主軸31の先
端が固定ボルト33で取り外し可能に固定され、回転用
主軸31は基端に接続された駆動モータ35により駆動
される。
ハ乾燥機の好適な実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明によるロータ自動交換機付ウエハ乾燥
機の斜視図、図2は内部を透視したロータ自動交換機付
ウエハ乾燥機の正面図である。装置外函21の上面には
円形状の開口部23が形成され、開口部23は蓋25に
より開閉される。蓋25は、外函21の上面から駆動軸
が突出された空圧シリンダ27により開閉駆動される。
装置外函21の内部には上面が開口した有底筒状のロー
タ29が設けられ、ロータ29の上面開口は装置外函2
1の開口部23と一致している。図2で示すように、ロ
ータ29の底板中央には鉛直方向の回転用主軸31の先
端が固定ボルト33で取り外し可能に固定され、回転用
主軸31は基端に接続された駆動モータ35により駆動
される。
【0008】ロータ29の内部にはクレイドル37が設
けられ、クレイドル37にはウエハを収容したキャリア
(図示せず)が載置される。装置外函21の開口部23
下部には内函39が設けられ、内函39は内側にロータ
29を収容する所謂ドレン槽となっている。ロータ29
の上部開口縁部には鍔状のフランジ41が形成され、フ
ランジ41の外径は開口部23の内径より小さくなって
いる。つまり、ロータ29は、固定ボルト33を外せ
ば、開口部23から取り出し可能となっているのであ
る。
けられ、クレイドル37にはウエハを収容したキャリア
(図示せず)が載置される。装置外函21の開口部23
下部には内函39が設けられ、内函39は内側にロータ
29を収容する所謂ドレン槽となっている。ロータ29
の上部開口縁部には鍔状のフランジ41が形成され、フ
ランジ41の外径は開口部23の内径より小さくなって
いる。つまり、ロータ29は、固定ボルト33を外せ
ば、開口部23から取り出し可能となっているのであ
る。
【0009】装置外函21の上面左右には開口部23を
挟んで装置の前後方向に長い平行な一対の長穴43a、
43bが形成され、長穴43a、43bは装置内部と外
部とを連通させている。この長穴43a、43bの下方
には垂直移動手段である流体圧シリンダ(油圧シリン
ダ)45a、45bが鉛直方向に配設され、油圧シリン
ダ45a、45bは駆動軸47の先端を長穴43a、4
3bから外部へ挿通させている。
挟んで装置の前後方向に長い平行な一対の長穴43a、
43bが形成され、長穴43a、43bは装置内部と外
部とを連通させている。この長穴43a、43bの下方
には垂直移動手段である流体圧シリンダ(油圧シリン
ダ)45a、45bが鉛直方向に配設され、油圧シリン
ダ45a、45bは駆動軸47の先端を長穴43a、4
3bから外部へ挿通させている。
【0010】駆動軸47の先端には雄ネジ49が形成さ
れ、この雄ネジ49にはナット51(図2参照)を介し
てサポート金具53が固定可能となっている。なお、サ
ポート金具53は、後述するロータ29の着脱時に装着
されるものである。サポート金具53は短冊状の金属板
をクランク状に折り曲げたもので、基端が駆動軸47の
先端に固定される一方、先端がロータ29のフランジ4
1下面を担持する。つまり、サポート金具53に担持さ
れたロータ29は、油圧シリンダ45a、45bの駆動
軸47が上方へ伸長することにより、開口部23から外
部へ持ち上げられるようになっているのである。
れ、この雄ネジ49にはナット51(図2参照)を介し
てサポート金具53が固定可能となっている。なお、サ
ポート金具53は、後述するロータ29の着脱時に装着
されるものである。サポート金具53は短冊状の金属板
をクランク状に折り曲げたもので、基端が駆動軸47の
先端に固定される一方、先端がロータ29のフランジ4
1下面を担持する。つまり、サポート金具53に担持さ
れたロータ29は、油圧シリンダ45a、45bの駆動
軸47が上方へ伸長することにより、開口部23から外
部へ持ち上げられるようになっているのである。
【0011】油圧シリンダ45a、45bの下部は、水
平移動手段54を介して装置外函21に固定されてい
る。水平移動手段54には油圧シリンダ45a、45b
の基部と固定される移動子55が設けられ、移動子55
は装置の前後方向に長い平行な一対のレール57a、5
7bに滑動自在に嵌合されている。レール57a、57
bの両端にはレール長手方向に直交する方向の回転軸回
りで回転する一対のプーリ59a、59bが設けられ、
プーリ59a、59bにはタイミングベルト61が掛け
られている。このタイミングベルト61は、一部分が移
動子55に固定されている。それぞれのレール57a、
57bに設けられた一端側のプーリ59a同士は、駆動
シャフト63によって連結されている。駆動シャフト6
3には駆動ギヤ65が固設され、駆動ギヤ65はモータ
67のピニオンと噛合している。
平移動手段54を介して装置外函21に固定されてい
る。水平移動手段54には油圧シリンダ45a、45b
の基部と固定される移動子55が設けられ、移動子55
は装置の前後方向に長い平行な一対のレール57a、5
7bに滑動自在に嵌合されている。レール57a、57
bの両端にはレール長手方向に直交する方向の回転軸回
りで回転する一対のプーリ59a、59bが設けられ、
プーリ59a、59bにはタイミングベルト61が掛け
られている。このタイミングベルト61は、一部分が移
動子55に固定されている。それぞれのレール57a、
57bに設けられた一端側のプーリ59a同士は、駆動
シャフト63によって連結されている。駆動シャフト6
3には駆動ギヤ65が固設され、駆動ギヤ65はモータ
67のピニオンと噛合している。
【0012】ロータ29、回転用主軸31、駆動モータ
35、フランジ41、油圧シリンダ45a、45b、サ
ポート金具53、移動子55、レール57a、57b、
タイミングベルト61、駆動シャフト63、モータ67
を主な部材にロータ自動交換機付ウエハ乾燥機69が構
成されている。
35、フランジ41、油圧シリンダ45a、45b、サ
ポート金具53、移動子55、レール57a、57b、
タイミングベルト61、駆動シャフト63、モータ67
を主な部材にロータ自動交換機付ウエハ乾燥機69が構
成されている。
【0013】このように構成されたロータ自動交換機付
ウエハ乾燥機69の動作を図1、図2、図3に基づき説
明する。図3はロータ取り出し時の移動順序を表す説明
図である。ロータ29を交換するには、先ず、空圧シリ
ンダ27を伸長させて蓋25を開き、開口部23を開口
する。次いで、ロータ29のフランジ41にサポート金
具53の先端側を取り付けるとともに、サポート金具5
3の基端側をナット51を介して油圧シリンダ45a、
45bの駆動軸47に固定する。
ウエハ乾燥機69の動作を図1、図2、図3に基づき説
明する。図3はロータ取り出し時の移動順序を表す説明
図である。ロータ29を交換するには、先ず、空圧シリ
ンダ27を伸長させて蓋25を開き、開口部23を開口
する。次いで、ロータ29のフランジ41にサポート金
具53の先端側を取り付けるとともに、サポート金具5
3の基端側をナット51を介して油圧シリンダ45a、
45bの駆動軸47に固定する。
【0014】固定ボルト33を外し、ロータ29を回転
用主軸31から取り外し可能な状態とする。通常、Aの
位置に配置されているロータ29は、油圧シリンダ45
a、45bの駆動軸47が伸長されることにより、開口
部23から引き上げられ、装置外函21の外部へ取り出
されてBの位置となる。従って、この状態において、ロ
ータ29は伸長された駆動軸47にサポート金具53を
介して担持された状態となっているのである。
用主軸31から取り外し可能な状態とする。通常、Aの
位置に配置されているロータ29は、油圧シリンダ45
a、45bの駆動軸47が伸長されることにより、開口
部23から引き上げられ、装置外函21の外部へ取り出
されてBの位置となる。従って、この状態において、ロ
ータ29は伸長された駆動軸47にサポート金具53を
介して担持された状態となっているのである。
【0015】次に、モータ67を駆動し、移動子55を
駆動シャフト63、タイミングベルト61を介してレー
ル57a、57bの前方、即ち、装置外函21の前方に
移動させる。移動子55が装置外函21の前方に移動す
ることにより、油圧シリンダ45a、45bがロータ2
9を担持した状態で、長穴43a、43b内を移動さ
れ、ロータ29がBからCの位置に配置される。
駆動シャフト63、タイミングベルト61を介してレー
ル57a、57bの前方、即ち、装置外函21の前方に
移動させる。移動子55が装置外函21の前方に移動す
ることにより、油圧シリンダ45a、45bがロータ2
9を担持した状態で、長穴43a、43b内を移動さ
れ、ロータ29がBからCの位置に配置される。
【0016】ロータ29がCの位置に達した際、油圧シ
リンダ45a、45bの駆動軸47を縮め、ロータ29
を装置外函21の上面に載置状態とする。そして、ロー
タ29のフランジ41からサポート金具53を取り外す
ことにより、ロータ29の取り外しが可能となる。以上
の動作により、ロータ29は、A位置からC位置まで一
連の動作で容易に搬出されることになり、また、上述し
た動作と逆の動作を行うことにより、C位置からA位置
へ容易に搬入されることになる。
リンダ45a、45bの駆動軸47を縮め、ロータ29
を装置外函21の上面に載置状態とする。そして、ロー
タ29のフランジ41からサポート金具53を取り外す
ことにより、ロータ29の取り外しが可能となる。以上
の動作により、ロータ29は、A位置からC位置まで一
連の動作で容易に搬出されることになり、また、上述し
た動作と逆の動作を行うことにより、C位置からA位置
へ容易に搬入されることになる。
【0017】なお、油圧シリンダ45a、45b、モー
タ67は、内蔵されたシーケンサ等の制御手段により、
スタートボタン一つの操作で、上述した一連の動作とな
るようにシーケンス制御される。従って、ロータ29
は、操作ボタン一つで極めて容易に着脱されるのであ
る。
タ67は、内蔵されたシーケンサ等の制御手段により、
スタートボタン一つの操作で、上述した一連の動作とな
るようにシーケンス制御される。従って、ロータ29
は、操作ボタン一つで極めて容易に着脱されるのであ
る。
【0018】ロータ29は、例えば6インチウエハ用の
場合、約20kg程度となり、上述した装置外函21か
ら取り出すのは、無理な作業姿勢も相まって、人の手に
よっては困難なものとなる。上述の実施例によるロータ
自動交換機付ウエハ乾燥機69によれば、人の手によっ
ては取り出し困難な位置にあるロータ29が、一連の動
作により、極めて容易に自動的に取り出されることにな
る。この結果、ロータ交換作業を迅速且つ極めて容易に
行うことができ、ロータ交換における安全性、作業性を
著しく向上させることができる。
場合、約20kg程度となり、上述した装置外函21か
ら取り出すのは、無理な作業姿勢も相まって、人の手に
よっては困難なものとなる。上述の実施例によるロータ
自動交換機付ウエハ乾燥機69によれば、人の手によっ
ては取り出し困難な位置にあるロータ29が、一連の動
作により、極めて容易に自動的に取り出されることにな
る。この結果、ロータ交換作業を迅速且つ極めて容易に
行うことができ、ロータ交換における安全性、作業性を
著しく向上させることができる。
【0019】なお、上述の実施例では、垂直移動手段と
して油圧シリンダ45a、45bを用いたが、垂直移動
手段としては、例えば、空圧シリンダを用いることもで
きる。また、垂直移動手段は、駆動軸を垂直方向に移動
できるものであれば、例えば、ピニオンとラックの噛合
送り機構であっても良い。更に、上述の実施例では、水
平移動手段として、移動子55、レール57a、57
b、タイミングベルト61を用いたが、水平移動手段と
しては、例えば、流体圧シリンダ(油圧又は空圧シリン
ダ)を用いることもできる。
して油圧シリンダ45a、45bを用いたが、垂直移動
手段としては、例えば、空圧シリンダを用いることもで
きる。また、垂直移動手段は、駆動軸を垂直方向に移動
できるものであれば、例えば、ピニオンとラックの噛合
送り機構であっても良い。更に、上述の実施例では、水
平移動手段として、移動子55、レール57a、57
b、タイミングベルト61を用いたが、水平移動手段と
しては、例えば、流体圧シリンダ(油圧又は空圧シリン
ダ)を用いることもできる。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るロータ自動交換機付ウエハ乾燥機によれば、駆動軸が
鉛直方向に伸長される一対の垂直移動手段をロータを挟
んで装置外函の左右に設け、この垂直移動手段を装置の
前後方向に移動する水平移動手段を装置外函に設け、ロ
ータを担持するためのサポート金具を駆動軸に着脱自在
に備えたので、ロータを担持した状態で、ロータを一連
の自動動作で極めて容易に装置外部へ取り出すことがで
きる。この結果、ロータ構造は複雑にせず、装置内部、
ロータの清掃のため、及びウエハサイズに応じたロータ
の交換のため、容易にロータの着脱ができるようにな
り、ロータ交換における安全性、作業性を著しく向上さ
せることができるとともに、パーティクル付着の低減も
図ることができる。
るロータ自動交換機付ウエハ乾燥機によれば、駆動軸が
鉛直方向に伸長される一対の垂直移動手段をロータを挟
んで装置外函の左右に設け、この垂直移動手段を装置の
前後方向に移動する水平移動手段を装置外函に設け、ロ
ータを担持するためのサポート金具を駆動軸に着脱自在
に備えたので、ロータを担持した状態で、ロータを一連
の自動動作で極めて容易に装置外部へ取り出すことがで
きる。この結果、ロータ構造は複雑にせず、装置内部、
ロータの清掃のため、及びウエハサイズに応じたロータ
の交換のため、容易にロータの着脱ができるようにな
り、ロータ交換における安全性、作業性を著しく向上さ
せることができるとともに、パーティクル付着の低減も
図ることができる。
【図1】本発明によるロータ自動交換機付ウエハ乾燥機
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】内部を透視したロータ自動交換機付ウエハ乾燥
機の正面図である。
機の正面図である。
【図3】ロータ取り出し時の移動順序を表す説明図であ
る。
る。
21 装置外函 29 ロータ 31 回転用主軸 45a、45b 油圧シリンダ(垂直移動手段) 47 駆動軸 53 サポート金具 54 水平移動手段 55 移動子 57a、57b レール 59a、59b プーリ 61 タイミングベルト 63 駆動シャフト 69 ロータ自動交換機付ウエハ乾燥機
Claims (4)
- 【請求項1】 ウエハを収容する有底筒状のロータが装
置外函内の中央に設けられ、該ロータが回転用主軸に取
り外し可能に固定されたウエハ乾燥機において、 駆動軸が鉛直方向に伸長される一対の垂直移動手段を前
記ロータを挟んで前記装置外函の左右に設け、該垂直移
動手段を装置の前後方向に移動する水平移動手段を前記
装置外函に設け、前記ロータを担持するためのサポート
金具を前記駆動軸に着脱自在に備えたことを特徴とする
ロータ自動交換機付ウエハ乾燥機。 - 【請求項2】 前記垂直移動手段は、流体圧シリンダで
あることを特徴とする請求項1記載のロータ自動交換機
付ウエハ乾燥機。 - 【請求項3】 前記水平移動手段は、装置の前後方向に
長い平行な一対のレールと、前記垂直移動手段が固定さ
れ該レールに滑動自在に嵌合される移動子と、レールの
両端に設けられレール長手方向に直交する方向の回転軸
回りで回転する一対のプーリと、該一対のプーリに掛け
られ前記移動子に一部が固定されるタイミングベルト
と、少なくとも前記プーリの一方に連結される駆動シャ
フトとから構成されていることを特徴とする請求項1記
載のロータ自動交換機付ウエハ乾燥機。 - 【請求項4】 前記水平移動手段は、流体圧シリンダで
あることを特徴とする請求項1記載のロータ自動交換機
付ウエハ乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28462994A JPH08145566A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | ロータ自動交換機付ウエハ乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28462994A JPH08145566A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | ロータ自動交換機付ウエハ乾燥機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08145566A true JPH08145566A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17680949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28462994A Pending JPH08145566A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | ロータ自動交換機付ウエハ乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08145566A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014081152A (ja) * | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Kihara Seisakusho:Kk | ドラム型乾燥機 |
CN106403528A (zh) * | 2016-09-13 | 2017-02-15 | 孟姣姣 | 一种中药材用的晾晒装置 |
CN106403513A (zh) * | 2016-09-13 | 2017-02-15 | 孟姣姣 | 一种中药材晾晒装置 |
CN106403529A (zh) * | 2016-09-13 | 2017-02-15 | 孟姣姣 | 一种用于中药材的晾晒装置 |
CN107990639A (zh) * | 2017-12-11 | 2018-05-04 | 禹伟 | 一种石油开采工具用的干燥装置 |
-
1994
- 1994-11-18 JP JP28462994A patent/JPH08145566A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014081152A (ja) * | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Kihara Seisakusho:Kk | ドラム型乾燥機 |
CN106403528A (zh) * | 2016-09-13 | 2017-02-15 | 孟姣姣 | 一种中药材用的晾晒装置 |
CN106403513A (zh) * | 2016-09-13 | 2017-02-15 | 孟姣姣 | 一种中药材晾晒装置 |
CN106403529A (zh) * | 2016-09-13 | 2017-02-15 | 孟姣姣 | 一种用于中药材的晾晒装置 |
CN107990639A (zh) * | 2017-12-11 | 2018-05-04 | 禹伟 | 一种石油开采工具用的干燥装置 |
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