JP6009392B2 - 複層ガラス用コーナーブロック、複層ガラス及び複合ガラス障子 - Google Patents
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かかる複層ガラスの断熱性及び防音性を更に高めた3枚のガラス板を隔置してなる2層の中空層を有するタイプの複層ガラスとして、図19に示されるように、3枚のガラス板60、60、60の間に中空層61、61が形成されるように、ガラス板60、60、60の周縁部にスペーサー63、63を配するとともに、ガラス板60、60、60と、スペーサー63、63との間にブチルゴム系の接着剤64を塗工し、更にガラス板60、60、60と、スペーサー63、63との間の外側の溝部65にポリサルファイド、シリコーン等の封止剤を充填したタイプの複層ガラスも公知であり(特許文献1参照)、又、広く普及している。
上記した3層タイプの複層ガラスにおいて、中空層61、61には、乾燥空気や、アルゴン等の断熱性の不活性ガスが充填されるが、その充填作業は、従来、中空層61、61を構成する4辺のスペーサー63、63のコーナー部のジョイント部分に配されるコーナーブロックにガス供給口を設けて、このガス供給口を利用してそれぞれの中空層61、61へ充填する方法により行なわれており、ガス充填作業に手間取り、3層タイプの複層ガラスの製造工程の簡略化、コスト低減を図ることができないという難点があった。
(1)第1のガラス板と第2のガラス板とをその周囲においてスペーサー部を介して隔置してなる中空層を有し、かつ当該中空層内に少なくとも1枚以上の中間板を前記第1及び第2のガラス板と隔置して配し、少なくとも2層以上の中空層が形成される複層ガラスのスペーサー部同士が突き合わされるコーナー部に配置される複層ガラス用コーナーブロックであって、前記コーナーブロックには前記スペーサー部の端部のそれぞれに連結する連結部と、前記した少なくとも2層以上の中空層へ封入ガスを注入するためのガス注入口が、少なくとも2層以上の中空層のそれぞれに対応して各中空層と連通するように複数設けられており、かつ当該ガス注入口へ封入ガスを導入するガス供給口が設けられていることを特徴とする複層ガラス用コーナーブロック。
(3)前記した複数のガス注入口のそれぞれに連通してガス導入管部が設けられており、当該ガス導入管のそれぞれの途中に分岐ガス路を設けるとともに、当該分岐ガス路に連通して一本化されたガス導入管および当該ガス導入管に連通してガス供給口が設けられており、ガス供給口から供給される封入ガスがガス供給口側のガス導入管部、分岐ガス路、ガス注入口側のガス導入管及びガス注入口を経て、各中空層内に充填されるようになされていることを特徴とする上記(1)に記載の複層ガラス用コーナーブロック。
(4)前記コーナーブロックは、その側面において前記複層ガラスの第1及び第2のガラス板と面し、前記スペーサー部同士が突き合わされるコーナー部のジョイント部分の先端方向まで伸びる側面部をそれぞれ有することを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の複層ガラス用コーナーブロック。
(6)第1のガラス板と第2のガラス板とをその周囲においてスペーサー部を介して隔置してなる中空層を有し、かつ当該中空層内に少なくとも1枚以上の中間板を前記第1及び第2のガラス板と隔置して配し、少なくとも2層以上の中空層が形成される複層ガラスのスペーサー部同士が突き合わされるコーナー部に配置される複層ガラス用コーナーブロックであって、当該複層ガラス用コーナーブロックは、前記中間板のコーナー部が位置する部分に前記した中空層のそれぞれと連通する空隙部が形成されており、前記コーナーブロックには、前記スペーサー部の端部のそれぞれに連結する連結部と、前記した少なくとも2層以上の中空層へ封入ガスを注入するためのガス注入口と、当該ガス注入口へ封入ガスを導入するガス供給口とが設けられており、前記ガス注入口及び前記空隙部を経て、少なくとも2層以上の中空層のそれぞれに封入ガスが充填されるようにされていることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載の複層ガラス用コーナーブロック。
(7)第1のガラス板と第2のガラス板とをその周囲においてスペーサー部を介して隔置してなる中空層を有し、かつ当該中空層内に少なくとも1枚以上の中間板を前記第1及び第2のガラス板と隔置して配し、少なくとも2層以上の中空層が形成される複層ガラスであって、前記スペーサー部同士が突き合わされるコーナー部のジョイント部分の少なくとも一箇所において、上記(1)〜(6)のいずれかに記載の複層ガラス用コーナーブロックを用いてスペーサー部のジョイント部分を連結してなることを特徴とする複層ガラス。
(8)前記した第1及び第2のガラス板並びに中間板が矩形状であり、第1及び第2のガラス板並びに中間板がその周縁の4辺においてスペーサー部により隔置され、かつ4辺スペーサー部が突き合わされる少なくとも1つのコーナー部において上記した(1)〜(6)のいずれかに記載の複層ガラス用コーナーブロックを配してなる上記(7)に記載の複層ガラス。
(9)前記複層ガラス用コーナーブロックの両側の側面部と、第1及び第2のガラス板のそれぞれと面する部分とが、接着材により接着されていることを特徴とする上記(7)又は(8)に記載の複層ガラス。
前記枠体は、
前記第1及び第2のガラス板の間隔を保持する内面部及び外面側部と、当該内面部及び外面側部に連設されガラス板の内側に面する側辺部と、これら内面部、外面側部及び側辺部に囲まれた乾燥剤を収納する空間部とを有するスペーサー部と、
前記第1及び第2のガラス板の周縁部の内側に面する縦框部を有する框部と、を備え、
前記スペーサー部の内面部の中間部には、溝部が設けられており、当該溝部に前記中間板の端部を挿入することにより前記中間板が前記第1及び第2のガラス板と隔置して配されてなる複層ガラス障子であって、
前記スペーサー部同士が突き合わされるコーナー部のジョイント部分の少なくとも一箇所において、上記(1)〜(6)のいずれかに記載の複層ガラス用コーナーブロックを用いてスペーサー部のジョイント部分を連結してなる複層ガラス障子。
(11)前記框部は、第1及び第2のガラス板の周縁部の内側に面する縦框部と、当該縦框部に連設され前記ガラス板の端面部に面する屈曲框部とを有することを特徴とする上記(10)に記載の複層ガラス障子。
又、複層ガラスを用いた複層ガラス障子構造として、表裏の2枚のガラス板を、該ガラス板間の周縁部内側に凹陥部が形成されるようにガラス板の周縁部の内側にスペーサー部を介して、該2枚のガラス板間に中空層が形成されるようにして複層ガラスを構成し、この複層ガラスの周縁部の前記凹陥部に框を内装するようになした複層ガラス障子においては、本発明の複層ガラス用コーナーブロックを用いることにより、コーナー部において突き合わされる框同士を連結し、一体化した框組み立て体を得ることができ、部品点数および組み付け工数を削減することができ、複層ガラス障子の組み立てを簡略化することができ、コスト低減化を図ることができる。
又、複層ガラス用コーナーブロックとして、前記中間板のコーナー部が位置する部分に前記した中空層のそれぞれと連通する空隙部が形成されたものを用い、前記ガス注入口及び前記空隙部を経て、少なくとも2層以上の中空層のそれぞれに封入ガスが充填されるようにすれば、中空層へ充填された各中空層の封入ガスの圧力を等圧化することができ、気圧変動に伴う複層ガラスのガラス板の変形を防止することができ、複層ガラスの耐久性を向上させることができる。
図1は、本発明の複層ガラス用コーナーブロックが適用された複層ガラスの概略正面図を示し、1は複層ガラス、2は第1のガラス板(なお、第2のガラス板3は第1のガラス板2の裏面側に位置し、同図においては示されていない。)、4aは複層ガラスの上端側のスペーサー部、4bは複層ガラスの側端側のスペーサー部、4cは複層ガラスの下端側のスペーサー部(本明細書において、以下、上端側のスペーサー部、側端側のスペーサー部、及び下端側のスペーサー部を総称して、単にスペーサー部ともいい、これら4a、4b、4cを併せて称する場合には、符号として代表して「4」を使用する場合もあり、枠体13を使用する場合もある。)、5はスペーサー部4a、4b、4cのそれぞれ同士が突き合わされる複層ガラスのコーナー部のジョイント部分においてスペーサー部同士を連結する複層ガラス用コーナーブロック(以下、本明細書において、「複層ガラス用コーナーブロック」を単に「コーナーブロック」とも称する。)を示す。
同図に示した框12においては、前記縦框部21、21に連設され前記ガラス板の端面部に面する屈曲框部22、22が設けられており、第1及び第2のガラス板の端面がほごされるようになっている。
又、図2に示すようなタイプの複層ガラス障子であって、中空層にもう1枚の中間板6を配する場合、コーナーブロックの中空層側の内面であって、対をなしている連結部31a及び31bの間及び連結部31c及び31dの間に矩形状の中間板の隅部を納めることができるように、コーナーブロック30の内側に形成された溝部36が形成されていることが好ましい。後述する図13のように、この溝部36において第1及び第2のガラス板2、3の間に配置される矩形状の中間板のコーナー部が納まり、空隙部44が形成される。
そして、コーナーブロック30の本体部には、前記した2層の中空層(図2における中空層7、8)へ封入ガスを注入するためのガス注入口32が、2層の中空層のそれぞれに対応して各中空層と連通するように二つ設けられている。図11に示されるように、ガス注入口32a、32bは、コーナーブロック30の複層ガラスの中空層側の開口部42の奥まった部位で、開口するように設けられている。
図13に示した空隙部44は、図10、11に示されるように、コーナーブロック30の、複層ガラスの中空層7、8側に開口しており、この開口部42の内部の底面側にはガス注入口32a、32bが位置している。そして、矩形状の中間板6のコーナー部C(隅部)がコーナーブロック30の溝部36によって支持された状態において、開口部42の底面側に空隙部44が形成される。この空隙部44の複層ガラス1の中空層7、8側は、中間板6によって左右に区画されており、ガス注入口32(32a、32b、32c、32d)から排出した封入ガスは、一度空隙部44を経て、複層ガラス1のそれぞれの中空層7、8へ充填されるようになっている。このように、ガス注入口及び前記空隙部を経て、2層の中空層のそれぞれに封入ガスが充填されるようにすれば、中空層へ充填された各中空層の封入ガスの圧力を等圧化することができるので好ましい。中間板を2枚以上有する中空層を3層以上有する複層ガラス(複層ガラス障子)に適用される場合においても、コーナーブロック30の開口部の内部の中間板の隅部周囲に上記したような空隙部が形成されるようにすれば、3層以上の中空層の内部の封入ガスの圧力を均等化することができる。
なお、上記した中間板6は、第1及び第2のガラス板よりも小寸法の矩形状の中間板(図13の例は透明ガラス板)となっており、図4に示すようなスペーサー部11の内面部17に形成された溝部23により枠体13のスペーサー部11に装着されて位置決めされているので、中間板6の端面は、上記した開口部42の中間部に位置させることができ、空隙部44を形成することができる。
この実施態様のコーナーブロックは、図5に示したように端部を約45°にカットした枠体13a、13b同士を突き合わせる形態用ではなく、端部を約90°にカットした枠体13a、13b同士を突き合わせる形態用のコーナーブロック30である。このコーナーブロック30は、枠体13a、13bの約90°カット端面50a、50bと当接する側面部51a、51bと、複層ガラス障子の4辺のコーナー部の隅部を形成するコーナー面部52a、52bを有する断面が略矩形状のブロック体である。
なお、図6、8〜11において、コーナーブロック30の側面側の長さ方向に設けられた凸条部40は、枠体13の框部12の縦框部21、21との係合を容易にし、コーナーブロック30と枠体13との納まりをよくするために設けられたものである。
又、連結部31を枠体13のスペーサー部11の端部の空間部に挿入した後、ブチルゴム等の封止材によるシール作業が容易となり、かつシール性を高めることができるように、コーナーブロック30の連結部31の根元に凹状部41を設けてもよい。又、コーナーブロック30の連結部31と、枠体13のスペーサー部11の空間部20端部との係合部のシール性を高めるために配されるパッキング材の挿入が容易となるように、連結部31の根元部に根元凸状部45を設けてもよい。
又、合成樹脂材料により一体成型したコーナーブロックを用いれば、更に部品点数、組立工数を削減できるガス入り複層ガラス(複層ガラス障子)を提供することができ、又コスト低減を図ることができる。
3:第2のガラス板、 4(4a、4b、4c):スペーサー部、
5、30:複層ガラス用コーナーブロック、 6(6a、6b):中間板、
7、8、9:中空層、 11:スペーサー部、 12:框部、
13(13a、13b):枠体、 17:スペーサー部の内面部、
18:スペーサー部の外面側部、 19:スペーサー部の側辺部、
20(20a、20b、20c、20d):スペーサー部の空間部、
21:框部の縦框部、 22:屈曲框部、 23:スペーサー部の溝部、
24:リップ部、 25:框部の溝部、 26:スペーサー部の空間部の開口部、
27:係止片部、 28:爪部、 29:孔部
30:複層ガラス用コーナーブロック、
31(31a、31b、31c、31d):連結部、
32(32a、32b、32c、32d):ガス注入口、
33(33a〜33l):ガス導入管部、 34(34a、34b):ガス供給口、
35:コーナーブロックの側面部、 36:溝部、 37:壁部、
38:壁部の面、 39:長孔、 40:凸条部、
41:凹状部、 42:開口部、
43(43a、43b、43d):ガス分岐路、 44:空隙部、
45:根元凸状部、 46:パッキング材、
50a、50b:枠体のカット端面、 51a、51b:コーナーブロックの側面部、
52a、52b:コーナー面部
Claims (11)
- 第1のガラス板と第2のガラス板とをその周囲においてスペーサー部を介して隔置してなる中空層を有し、かつ当該中空層内に少なくとも1枚以上の中間板を前記第1のガラス板及び第2のガラス板と隔置して配し、少なくとも2層以上の中空層が形成される複層ガラスのスペーサー部同士が突き合わされるコーナー部に配置される複層ガラス用コーナーブロックであって、
前記コーナーブロックには、前記スペーサー部の端部のそれぞれに連結する連結部と、前記した少なくとも2層以上の中空層へ封入ガスを注入するためのガス注入口が、少なくとも2層以上の中空層のそれぞれに対応して各中空層と連通するように複数設けられており、かつ当該ガス注入口へ封入ガスを導入するガス供給口が設けられていることを特徴とする複層ガラス用コーナーブロック。 - 前記した複数のガス注入口のそれぞれに連通してガス導入管部及びガス供給口が設けられており、ガス供給口から供給される封入ガスがガス導入管部及びガス注入口を経て、各中空層内に充填されるようになされていることを特徴とする請求項1に記載の複層ガラス用コーナーブロック。
- 前記した複数のガス注入口のそれぞれに連通してガス導入管部が設けられており、当該ガス導入管のそれぞれの途中に分岐ガス路を設けるとともに、当該分岐ガス路に連通して一本化されたガス導入管および当該ガス導入管に連通してガス供給口が設けられており、ガス供給口から供給される封入ガスがガス供給口側のガス導入管部、分岐ガス路、ガス注入口側のガス導入管及びガス注入口を経て、各中空層内に充填されるようになされていることを特徴とする請求項1に記載の複層ガラス用コーナーブロック。
- 前記コーナーブロックは、その側面において前記複層ガラスの第1のガラス板及び第2のガラス板と面し、前記第1のガラス板と前記第2のガラス板の隅の先端まで伸びている形状の側面部をそれぞれ有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の複層ガラス用コーナーブロック。
- 前記コーナーブロックは、合成樹脂により一体成型されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の複層ガラス用コーナーブロック。
- 第1のガラス板と第2のガラス板とをその周囲においてスペーサー部を介して隔置してなる中空層を有し、かつ当該中空層内に少なくとも1枚以上の中間板を前記第1及び第2のガラス板と隔置して配し、少なくとも2層以上の中空層が形成される複層ガラスのスペーサー部同士が突き合わされるコーナー部に配置される複層ガラス用コーナーブロックであって、当該複層ガラス用コーナーブロックは、前記中間板のコーナー部が位置する部分に前記した中空層のそれぞれと連通する空隙部が形成されており、前記コーナーブロックには、前記スペーサー部の端部のそれぞれに連結する連結部と、前記した少なくとも2層以上の中空層へ封入ガスを注入するためのガス注入口と、当該ガス注入口へ封入ガスを導入するガス供給口とが設けられており、前記ガス注入口及び前記空隙部を経て、少なくとも2層以上の中空層のそれぞれに封入ガスが充填されるようにされていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の複層ガラス用コーナーブロック。
- 第1のガラス板と第2のガラス板とをその周囲においてスペーサー部を介して隔置してなる中空層を有し、かつ当該中空層内に少なくとも1枚以上の中間板を前記第1のガラス板及び第2のガラス板と隔置して配し、少なくとも2層以上の中空層が形成された複層ガラスであって、前記スペーサー部同士が突き合わされるコーナー部のジョイント部分の少なくとも一箇所において、請求項1〜6のいずれか1項に記載の複層ガラス用コーナーブロックを用いてスペーサーのジョイント部分を連結してなることを特徴とする複層ガラス。
- 前記した第1のガラス板及び第2のガラス板並びに中間板が矩形状であり、第1のガラス板及び第2のガラス板並びに中間板がその周縁の4辺においてスペーサー部により隔置され、かつ4辺スペーサー部が突き合わされる少なくとも1つのコーナー部において請求項1〜6のいずれか1項に記載の複層ガラス用コーナーブロックを配してなる請求項7に記載の複層ガラス。
- 前記複層ガラス用コーナーブロックの両側の側面部と、第1のガラス板と第2のガラス板のそれぞれと面する部分とが、接着材により接着されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の複層ガラス。
- 第1のガラス板と第2のガラス板とをその周囲において枠体により隔置して中空層を形成し、かつ中空層内に少なくとも1枚以上の中間板を前記第1のガラス板及び第2のガラス板と隔置して配されてなる複層ガラス障子であって、
前記枠体は、
前記第1のガラス板及び第2のガラス板の間隔を保持する内面部及び外面側部と、当該内面部及び外面側部に連設されガラス板の内側に面する側辺部と乾燥剤を収納する空間部とを有すスペーサー部と、
前記第1及び第2のガラス板の周縁部の内側に面する縦框部を有する框部と、を備え、
前記スペーサー部の内面部の中間部には、溝部が設けられており、当該溝部に前記中間板の端部を挿入することにより前記中間板が前記第1及び第2のガラス板と隔置して配されてなる複層ガラス障子であって、
前記スペーサー部同士が突き合わされるコーナー部のジョイント部分の少なくとも一箇所において、請求項1〜6のいずれか1項に記載の複層ガラス用コーナーブロックを用いてスペーサー部のジョイント部分を連結してなる複層ガラス障子。 - 前記框部は、第1及び第2のガラス板の周縁部の内側に面する縦框部と、当該縦框部に連設され前記ガラス板の端面部に面する屈曲框部とを有することを特徴とする請求項10に記載の複層ガラス障子。
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