JP4164752B2 - 複層ガラス支持構造及び複層ガラス - Google Patents

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本発明は、構造部材に複層ガラスを取付けて建物の壁面を構成する複層ガラス支持構造及び複層ガラスに関するものである。
従来、サッシを用いずに複層ガラスで壁面を構成する際、複層ガラスの外周縁にホルダ受け具を配置し、ホルダ、あるいは建物躯体の一部をなすホルダ部を介して建物躯体に取付け、隣合う複層ガラス間の目地をシール材で埋めていた(たとえば特許文献1参照)。しかし、この複層ガラス支持構造は、複層ガラスを建物躯体に取付ける際に作業者は外側から複層ガラスを押えながら内側(躯体側)でホルダと躯体との溶接等の作業を行わなければならず、作業が非常に面倒であった。また、ホルダ受け具を配するために複層ガラスの端部を塞ぐ二次シールが硬化した後に当該二次シール部に板ガラスの辺と略平行に凹陥部を形成しなければならず、手間がかかり面倒であった。
特開2001−329758
本発明は、上記従来技術を考慮したものであり、複層ガラスを構造部材に取付ける際に外側から作業を施すことができ、硬化後の二次シールへの凹陥部形成が不要、かつ二次シールの打設が容易な複層ガラス支持構造の提供を目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1の発明では、構造部材に複層ガラスを取付けて建物の壁面を構成する複層ガラス支持構造であって、相互に反対方向に開口部を有する断面略S字形状の支持部材と、前記支持部材を前記構造部材に固定手段により固定するための取付け部材とを有し、前記支持部材の一方の開口部に前記複層ガラスを構成するガラス板の構造部材側のガラス板の端部が嵌入され、かつ他方の開口部が前記端部に嵌入されたガラス板と複層ガラスを構成する他のガラス板との間に配置され、前記支持部材の他方の開口部に前記取付け部材が挿入され、該取付け部材が前記構造部材に固定されることにより前記複層ガラスが前記構造部材に支持されることを特徴とする複層ガラス支持構造を提供する。
請求項の発明においては、前記支持部材は隣接する2枚の複層ガラス間の目地部でそれぞれの複層ガラスの端部に装着され、前記取付け部材は平板状であって、両方の支持部材に跨るように取付けられ、かつ前記構造部材に固定され、隣接する2枚の複層ガラスが連結されて建物の壁面が構成されことを特徴としている。
請求項の発明においては、前記支持部材は、該支持部材に嵌入するガラス板の一辺とほぼ同等の長さを有する連続した長尺形状であり、前記取付け部材は短尺の略矩形形状であり、該支持部材に沿って所定間隔で断続的に該取付け部材が装着されことを特徴としている。
さらに、請求項の発明においては、断面略S字形状の支持部材が、その一方の開口部に前記ガラス板の端部が嵌入され、その他方の開口部が前記端部が嵌入されたガラス板と複層ガラスを構成する他のガラス板との間に配置された状態で取付けられていることを特徴とする複層ガラスを提供する。
また、請求項5の発明においては、請求項4に記載の積層ガラスを構造部材に固定して支持する方法であって、複層ガラスの前記支持部材が取付けられたガラス板が前記構造部材側に面しかつ前記支持部材が前記構造部材に沿うように、前記複層ガラスを前記構造部材に立てかけ、前記支持部材のガラス板端部が嵌入されていない開口部に取付け部材を挿入し、前記取付け部材を固定手段により前記構造部材に固定することにより、前記複層ガラスを構造部材に固定して支持することを特徴とする複層ガラスの支持方法を提供する。
また、請求項6の発明においては、請求項4に記載の複層ガラスの隣接する2枚を構造部材に固定して支持する方法であって、複層ガラスの前記支持部材が取付けられたガラス板が前記構造部材側に面しかつ前記支持部材が前記構造部材に沿うように、前記2枚の複層ガラスをそれぞれ前記構造部材に立てかけてそれぞれの支持部材を隣接させ、2枚の複層ガラスの前記支持部材のガラス板端部が嵌入されていない開口部に、2つの支持部材に跨るように、取付け部材を挿入し、前記取付け部材を固定手段により前記構造部材に固定することにより、前記2枚の複層ガラスを構造部材に固定して支持することを特徴とする複層ガラスの支持方法を提供する。
また、請求項7の発明においては、さらに、前記2枚の複層ガラス間の目地部をシール材でシールする請求項6に記載の複層ガラスの支持方法を提供する。
請求項1の発明によれば、支持部材に挿入された取付け部材を複層ガラスの外側からビス等の固定手段を用いて構造部材に取付けることができるので、固定作業が簡単になり、作業性が向上する。また、複層ガラスを構成する1枚のガラス板の端部が略S字形状の支持部材の一方の開口部内に嵌入されるため、二次シ−ル打設前に支持部材をガラス板に装着でき、二次シールの打設が容易であり、二次シール硬化後に凹陥部を形成する必要がない。また、ガラスエッジ部が支持部材により保護される。
また、請求項の発明によれば、構造部材側のガラス板が支持部材により覆われるので、特に施工作業中に当たりやすいガラス板と構造部材とが直接に接触することがなくなり、構造部材側のガラス板の表面あるいはエッジ部を保護できる。
請求項の発明によれば、隣接する2枚の複層ガラス同士を容易に連結できるので、連続した複層ガラスによる壁面を構成して、見栄えのよい、優れた外観を得ることができる。
請求項の発明によれば、取付け部材を支持部材に対して短尺で略矩形形状のピース片として、例えば隣接する複層ガラスの目地部の隙間から取付け部材を入れ込んで配設して固定できるので、施工しやすくなり作業性が向上する。
請求項の発明によれば、予め支持部材が取付けられた複層ガラスが得られるため、この複層ガラスを構造部材に固定することにより、現場での固定作業が簡単になり、複層ガラスの取付け作業性が向上する。
図1は本発明に係る複層ガラス支持構造の横断面図であり、図2はこれに用いる支持部材の断面図である。
図示したように、複層ガラス1は例えば外側から8mmと5mmの単板ガラス11,12及び3mmの単板ガラス2枚を中間膜を介して貼り合せた合わせガラス13を重ね合わせて形成したものであり、各ガラス板間にはスペーサ16,17が一次シール18を介して配設され、厚さ12mm及び18mmの中空層14,15が形成される。スペーサ16,17内には中空層14,15の結露防止等のために乾燥剤19が充填される。単板ガラス11の中空層14、及び単板ガラス12の中空層15側(例えば室内側の面)には断熱性能を高めるためのLow−E膜(低放射膜)20が形成される。なお、このLow−E膜は各ガラス板11,12,13の両面に形成してもよい。
複層ガラス1を構成する合わせガラス13の各辺は硬質樹脂からなる支持部材2に嵌入される。支持部材2は合わせガラス13の辺に沿う長尺の断面略S字形状の押出し材であり、相互に反対方向に開口する開口部3,6を有し、一方の開口部3内に合わせガラス13の一辺の端部が差込まれる。嵌入した合わせガラス13を確実に保持するため、支持部材2の開口部3の内側面には軟質樹脂からなるヒレ状部4(図2では4箇所)を有し、嵌入した合わせガラス13の損傷を防止するため開口部3の内底面(合わせガラス13との突当たり面)に軟質樹脂からなる保護パッド5が備わる。
この支持部材2を合わせガラス13に装着するとき、支持部材2の他方の開口部6はキャップ7で覆われている。このキャップ7は支持部材2を合わせガラス13に装着した後に複層ガラス1の外周縁部に二次シール21を充填する際に開口部6内に二次シールが入り込んで開口を塞ぐことを防止するためのものである。二次シール21充填後、キャップ7は取除かれる。なお、キャップ7の代わりにテープ等で簡略的に開口部6を塞いでもよい。
このようにして支持部材2を装着した複層ガラス1はその一辺が構造部材である方立て8(あるいは間柱その他の縦材)に沿うように立てかけられる。このとき、支持部材2により覆われた合わせガラス13の周縁部は、方立て8と接触することがなくなり、施工中あるいは取付け後の建物の揺れ等により合わせガラス13が方立て8と接触して破損することを防止できる。
この後、支持部材2の開口部6に例えば支持部材2の長手方向に同じ長さの長尺のアルミ製フラットバー(平板)等の取付け部材9を挿入し、この取付け部材9の他方の端部を隣接する複層ガラス1に装着した支持部材2の開口部6に挿入する。両方の支持部材2間に跨って装着された取付け部材9はビス10等の固定手段を介して方立て8に確実に固定される。このとき作業者は外側から複層ガラスを押えながら同時にビス10による取付け部材9の固定作業を行うことができるので、複層ガラス1の内側での作業が不要となり、作業が簡単となり、作業性が向上する。この場合、支持部材2を金属製とすれば、ビス10で固定する際に複層ガラス1へ加わる締付力を軽減できる。
なお、取付け部材9を固定することができれば、方立て8以外であっても建物の間柱等の構造部材に適用可能である。また、支持部材2を単板ガラス12に嵌入して同様の構造により複層ガラス1を方立て8に固定してもよい。
隣接する複層ガラス1,1間の目地部分は、バックアップ材22を挿入した後、シリコン系のシール材23により封止される。これにより、サッシを用いることなく複層ガラスを建物の壁面として利用可能となるので、目地が目立たない簡素で良好な外観を得ることができる。また、取付ける複層ガラス1を形成するガラス板11,12,13は同じ大きさのガラス板を使用することができるので、壁面として使用するための特別な複層ガラスを製造する必要がなく、通常サッシ等に嵌め込んで取付けられる複層ガラスを使用することができるので、作業が簡便となる。
また、本実施例では3枚のガラス板11,12,13を重ね合わせた複層ガラス1を使用しているが、2枚のガラス板からなる複層ガラスを使用してもよいし、4枚以上のガラス板を使用した複層ガラスを適用することもできる。
なお、取付け部材9は長尺でなく、短尺で略矩形形状のピース片であってもよい。この場合、取付け部材9の短辺の長さを目地部の隙間より若干小さく形成することで、隣接する複層ガラス1,1を方立てに立てかけた後、ピース片である取付け部材9をその短辺が目地部の隙間の幅方向となるような向きにして目地部の隙間から入れ込み、開口部6の深さまで挿入した後取付け部材9を回転させてビス等により固定して配設する。したがって、取付け部材9の長辺は隣接する複層ガラス1,1にそれぞれ装着された支持部材2の相対する開口部6のそれぞれの内底面間の距離よりも短い長さとし、例えば、取付け部材9に挿通されるビス等を回転中心として、取付け部材9が目地部内で回転できるようにしておく。また、支持部材2も長尺でなく、短い長さのピース片として合わせガラス13の各辺の複数箇所に取付けてもよい。壁面に並べて取付けた複層ガラス1の両端部(上下辺部)はサッシ等で固定するか、あるいは取付け部材9を断面L字の段差形状として一方の端部を開口部6に挿入してガラス板を係止保持し、他方の端部をビス10あるいは接着剤により方立て8に固定してもよい。
図3は本発明に係る複層ガラス支持構造を用いて水平方向に複層ガラスを連ねて建物の壁面を構成したときの平面図である。
図示したように、建物の壁面として形成される隣接する複層ガラス1,1の目地部分にはシール材23のみが見えるため、支持枠が複層ガラス表面から突起せず、水平方向に連続した複層ガラスとなり、面一な見栄えのよい壁面を得ることができる。複層ガラス1を上下に重ねて壁面を構成する場合は例えば、サッシ24を介して接続する。なお、この場合においても建物の梁等を利用して本発明に係る複層ガラス支持構造は適用可能であり、サッシ24を介さずとも上下の複層ガラス1を並べて壁面を構成することができる。
図4から図6は本発明に係る複層ガラス支持構造に使用する複層ガラス1の製造工程を示す概略図である。
図4(A)のように、外側に用いるガラス板(8mm単板ガラス)11の表面に形成されたLow−E膜20のうち、スペーサやシーリング材が配置される周縁部近傍のLow−E膜20を剥離する(トリミング)。次に、(B)に示すように、ローラコンベヤ25等のライン上で一次シール18を両側面に配されたスペーサ16を単板ガラス11上に載置する。
次に、(C)に示すように、Low−E膜20をトリミングしたガラス板(5mm単板ガラス)12をその上に載置した後、(D)に示すように、一次シール18を両側面に配したスペーサ17を載置する。
図5(E)のように、その上に合わせガラス(3mmの単板ガラスを2枚貼り合わせたもの)13を載置する。この後、外側と内側のガラス板の両表面からプレス作業を施し、一次シール18による3枚のガラス板の接着を確実なものとする。このようにして重ね合わされたガラス板を吸盤(不図示)等でラック(不図示)等に移動させる。ここで、断熱性能を考慮して中空層にガスを注入する。このガスはガス注入機(不図示)等によりスペーサ16,17とともにガラス板11,12,13間の隅部に配設されるコーナーキー(不図示)等から充填される。なお、図4(A)〜図5(E)とは、順序を逆にして合わせガラス13から順次スペーサを配置してゆき、最後にガラス板11を載置するようにしてもよい。
ガス注入後、(F)に示すように、複層ガラス1を屋内側に配置されるガラス板(合わせガラス13)が下になるように作業台26上に平置きにして載置し、合わせガラス13の各辺(本発明に係る複層ガラス支持構造を施す辺)を支持部材2の開口部3(図2参照)に嵌入する。
次に、(G)に示すように、複層ガラス1の周縁部に二次シールを充填する。このとき、二次シールはノズル27より充填される。この二次シール充填用のノズル27を差込むためには4mm程度の開口幅があれば十分であり、そのために、支持部材2をガラス板13に装着後に支持部材2の上面とガラス板12の下面との間に4mm程度の隙間ができるように中空層15や支持部材2の幅を設けることが好ましい。
図6(H)に示すように、二次シール21は複層ガラス1の周縁部に充填される。このとき、支持部材2にはキャップ7が装着され、このキャップ7により開口部6が覆われるので、二次シール21を充填中にシーリング材が垂れて開口部6に入り込むことはない。なお、キャップ7は開口部6にシーリング材が入り込むことを防げればよいので、粘着テープ等を用いて開口部6を塞いで代用することも可能である。
この後、(I)に示すように、ヘラ28を用いて複層ガラス1の端面よりはみ出た二次シール21を除去する。次に、(J)に示すように、キャップ7を取外す。このようにして形成された複層ガラス1を搬送パレット(不図示)等に積込み、現場に搬送する。
本発明に係る複層ガラス支持構造の横断面図。 支持部材の断面図。 本発明に係る複層ガラス支持構造を用いて複層ガラスで建物の壁面を構成したときの平面図。 本発明に係る複層ガラス支持構造に使用する複層ガラスの製造工程を示す概略図。 本発明に係る複層ガラス支持構造に使用する複層ガラスの図4に続く製造工程を示す概略図。 本発明に係る複層ガラス支持構造に使用する複層ガラスの図5に続く製造工程を示す概略図。
符号の説明
1:複層ガラス、2:支持部材,3:開口部、4:ヒレ状部、
5:保護パッド、6:開口部、7:キャップ、8:方立て、9:取付け部材、
10:ビス、11:単板ガラス、12:単板ガラス、13:合わせガラス、
14:中空層、15:中空層、16:スペーサ、17:スペーサ、
18:一次シール、19:乾燥剤、20:Low−E膜、21:二次シール、
22バックアップ材、23:シール材、24:サッシ、
25:ローラコンベヤ、26:作業台、27:ノズル、28:ヘラ。

Claims (7)

  1. 構造部材に複層ガラスを取付けて建物の壁面を構成する複層ガラス支持構造であって、
    相互に反対方向に開口部を有する断面略S字形状の支持部材と、
    前記支持部材を前記構造部材に固定手段により固定するための取付け部材とを有し、
    前記支持部材の一方の開口部に前記複層ガラスを構成するガラス板の構造部材側のガラス板の端部が嵌入され、かつ他方の開口部が前記端部に嵌入されたガラス板と複層ガラスを構成する他のガラス板との間に配置され、
    前記支持部材の他方の開口部に前記取付け部材が挿入され、該取付け部材が前記構造部材に固定されることにより前記複層ガラスが前記構造部材に支持されることを特徴とする複層ガラス支持構造。
  2. 前記支持部材は隣接する2枚の複層ガラス間の目地部でそれぞれの複層ガラスの端部に装着され、前記取付け部材は平板状であって、両方の支持部材に跨るように取付けられ、かつ前記構造部材に固定され、隣接する2枚の複層ガラスが連結されて建物の壁面が構成される請求項1に記載の複層ガラス支持構造。
  3. 前記支持部材は、該支持部材に嵌入するガラス板の一辺とほぼ同等の長さを有する連続した長尺形状であり、前記取付け部材は短尺の略矩形形状であり、該支持部材に沿って所定間隔で断続的に該取付け部材が装着される請求項1又は2に記載の複層ガラス支持構造。
  4. ガラス板をスペーサにより所定間隔を隔てた複層ガラスにおいて、
    前記複層ガラスを構成する1枚のガラス板の端部に、相互に反対方向に開口部を有する断面略S字形状の支持部材が、その一方の開口部に前記ガラス板の端部が嵌入され、その他方の開口部が前記端部が嵌入されたガラス板と複層ガラスを構成する他のガラス板との間に配置された状態で取付けられていることを特徴とする複層ガラス。
  5. 請求項4に記載の積層ガラスを構造部材に固定して支持する方法であって、
    複層ガラスの前記支持部材が取付けられたガラス板が前記構造部材側に面しかつ前記支持部材が前記構造部材に沿うように、前記複層ガラスを前記構造部材に立てかけ、
    前記支持部材のガラス板端部が嵌入されていない開口部に取付け部材を挿入し、
    前記取付け部材を固定手段により前記構造部材に固定することにより、
    前記複層ガラスを構造部材に固定して支持することを特徴とする複層ガラスの支持方法。
  6. 請求項4に記載の複層ガラスの隣接する2枚を構造部材に固定して支持する方法であって、
    複層ガラスの前記支持部材が取付けられたガラス板が前記構造部材側に面しかつ前記支持部材が前記構造部材に沿うように、前記2枚の複層ガラスをそれぞれ前記構造部材に立てかけてそれぞれの支持部材を隣接させ、
    2枚の複層ガラスの前記支持部材のガラス板端部が嵌入されていない開口部に、2つの支持部材に跨るように、取付け部材を挿入し、
    前記取付け部材を固定手段により前記構造部材に固定することにより、
    前記2枚の複層ガラスを構造部材に固定して支持することを特徴とする複層ガラスの支持方法。
  7. さらに、前記2枚の複層ガラス間の目地部をシール材でシールする請求項6に記載の複層ガラスの支持方法。
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