JP6008788B2 - 複合成形物の製造方法および製造装置 - Google Patents

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本発明は、補強用の繊維(以下、「強化繊維」という。)と熱可塑性樹脂とからなる複合成形物の製造方法および製造装置に関する。
例えば自動二輪車のリヤフレームはアルミニウム合金のような金属素材で形成されているが、これを炭素繊維強化プラスチック(CFRP)のような繊維強化材料で形成することにより、自動二輪車の軽量化が図れる。このような繊維強化材料の製造方法として、つぎのようなものがある。すなわち、竪型プレス機のプレス端に、このプレス機の作動に応じて相対移動可能な上型と下型とからなる金型を配置し、この金型のキャビティ内に強化繊維と熱可塑性樹脂からなる予備成形体を配置し、成形型を若干開いた状態で前記キャビティの残りの空間に不連続繊維を含有する溶融熱可塑性樹脂を射出したのち、プレスして成形型を閉じることで、プレスによる圧力で末端まで樹脂を充填させる方法である(特許文献1)。
特開2012−71595号公報
ここで、複合成形物が十分な物性を発揮するためには、予備成形体と熱可塑性樹脂が十分に密着して一体になることが必要である。そのためには、双方が溶融した状態で重ね合ワされることが好ましい。また、複合成形物を製品として使用するにあたり、竪型プレス機から取り出された複合成形物に余分な予備成形体が残っている場合、トリミングにより製品形状に加工する製造工程が必要である。しかしながら、特許文献1では、これらの内容に関する記述はない。
本発明の目的は、強化樹脂の層と熱可塑性樹脂の層との一体化を促進して結合強度を高めるとともに、製造の容易化を図った複合成形物の製造方法および製造装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明にかかる複合成形物の製造方法は、繊維強化樹脂からなる第1層と熱可塑性樹脂からなる第2層とを融着させた複合成形物を製造する方法であって、前記第1層を形成する繊維強化樹脂のシートを、成形型内に入れて、前記成形型の内面から浮かせた状態で保持しながら加熱して前記シートの少なくとも前記第2層と接触する表面部を溶融させ、続いて型締め後に前記第2層を形成する熱可塑性樹脂を前記成形型内に注入して成形する。
この構成によれば、複合成形物が、その第1層を形成する繊維強化樹脂のシートの少なくとも表面部が溶融した状態で、第2層を形成する熱可塑性樹脂を前記成形型内に注入して成形されるので、前記第1層と第2層との一体化が促進されて結合が強固になる。また、第1層を形成する繊維強化樹脂のシートは、成形型内面から浮かせた状態で保持しながら加熱され、成形型に熱が伝わって逃げることがないから、少ない加熱量でシート表面部の溶融状態を維持できるので、熱効率がよい。
本発明において、前記シートの保持を前記成形型におけるキャビティの外周囲に配置したフレームによって行うことが好ましい。この構成によれば、樹脂の溶融により軟化したシートが一定の緊張状態で保持されるから、弛んで成形型の内面に接触するおそれがなく、成形型の内面から安定して浮かせた状態を維持できる。
本発明において、前記シートの外縁を前記成形型に設けたカッタ部により、型締めの際にトリミングすることが好ましい。この構成によれば、トリミングが型締めと同時に行われるので、製造工数を削減できる。
本発明において、前記第1層に含まれる樹脂と前記第2層に含まれる樹脂とを同一種類とすることが好ましい。この構成によれば、第1層に含まれる樹脂と前記第2層に含まれる樹脂とが化学的に一体の成形物になるため、第1層と第2層の一体化が一層促進される。
本発明において、前記2つの樹脂として、同一種類であって、前記第1層の樹脂が前記第2層の樹脂よりも溶融温度が低い樹脂を使用することが好ましい。この構成によれば、加熱溶融させた第1層の樹脂表面部にわずかな固化表層が形成されても、成形時に第2層の保有する熱で第1層の表面部の樹脂が再溶融されるので、第1層と第2層の結合がより一層強固となる。
本発明において、前記シートの加熱の際に、前記成形型内に加熱用のヒータを挿入することが好ましい。この構成によれば、シートは成形型内に保持された状態でヒータにより加熱されるから、加熱後にシートを成形型内に移動させる必要がなく、前記シートの温度が低下しないうちに、第2層となる熱可塑性樹脂を成形型内に注入することができる。これによっても、第1層と第2層との結合性が向上する。
本発明にかかる複合成形物の製造装置は、繊維強化樹脂からなる第1層と熱可塑性樹脂からなる第2層とを一体的に結合させた複合成形物を製造する装置であって、成形型内に入った第1層を型内面から浮かせた状態で加熱するヒータと、閉じた成形型内に第2層を形成する熱可塑性樹脂を注入する樹脂注入機とを備えている。前記ヒータは、射出成形機を用いて製品を生産する際に一般に用いられる製品の取り出し用設備に付加することが望ましい。
この構成によれば、複合成形物の製造装置として、既存の射出成形機に対して、成形型内に入った第1層を型内面から浮かせた状態で加熱するヒータを付加するという簡単な改良で、繊維強化樹脂からなる第1層と熱可塑性樹脂からなる第2層との境界面での結合が強固な複合成形物が容易に得られる。
本発明によれば、繊維強化樹脂のシートからなる第1層と熱可塑性樹脂からなる第2層との一体化が促進されて結合が強固になる。また、加熱されたシートの熱が成形型に伝わって逃げることないから、シート加熱の熱効率がよい。さらに、閉じた成形型内に第2層の樹脂を射出する射出成形法であるから、複合成形物の製造が容易になる。
本発明の一実施形態にかかる複合成形物の製造方法により製造される複合成形物の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる複合成形物の製造方法の第1段階を示す製造装置の概略縦断面図である。 図2の要部の拡大図である。 同複合成形物の製造方法の第2段階を示す製造装置の縦断面図である。 同複合成形物の製造方法の第3段階を示す製造装置の縦断面図である。 同複合成形物の製造方法の第4段階を示す製造装置の縦断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に複合成形物Pの一例を示す。この複合成形物Pは、カップ状の本体1の全周に耳2が付いている。耳2はなくてもよい。また、複合成形物Pの形状はカップ状に限定されるものではなく、種々の形状とすることができる。複合生成物Pは、外側の第1層3となる繊維強化樹脂層と、内側の第2層4となる熱可塑性樹脂層との結合を強固にして、強度および剛性を高くする必要がある。このような必要性を以下に説明する本発明にかかる複合成形物の製造方法および装置によって満足させる。
本発明の一実施形態にかかる製造方法の第1段階では、図2に示すように、複合成形物P(図1)の第1層3となる炭素繊維強化樹脂のシートAの予熱が行われる。シートAは、複合成形物Pの内部では切れていない連続した繊維である炭素繊維(強化繊維の一種)を、縦横に並べたシート素材もしくは縦横に編み込んだシート素材を使用し、これに熱可塑性樹脂を含浸させたもの(いわゆるプリプレグ)を単層もしくは複数層重ねたものである。
射出成形機である製造装置は、可動型10および固定型11を有する成形型9と、可動型10を左右に移動させて型の開閉を行なう開閉機(図示せず)とを備えている。固定型11には、樹脂注入孔14、成形品を成形型9から取り出すための押出しピン16、成形品に反映させるリブ形成用の溝部18,19、凸部形成用の凹所20等が設けられている。
固定型11にはさらに、成形面11aの外周の肩部にカッタ部22が設けられている。カッタ部22は鋭い角部22aによってシートAのトリミングを行なう。固定型11の外周部には受け凹部24が設けられ、この受け凹部24に、後述する可動型10に着脱自在に取り付けられるフレーム25が、型締め時に入り込む。前記した樹脂注入孔14、成形品を成形型9から取り出すための押出しピン16、溝部18,19、凹所20等は例示であって、その形状や数は図示のものに限定されない。
可動型10は、その中央部に、固定型11との間で成形用のキャビティ21を形成する凹所23を有し、この凹所23の外周側に、カッタ部22との組合せでカッタ手段を形成する台座26が設けられ、さらにその外周側に、フレーム25の一部分が入り込んで位置決めされるフレーム用凹部28が形成されている。フレーム用凹部28には、図3に示すように、フレーム25を係止するための係止爪29が立設されている。
第1層3となる炭素繊維強化樹脂のシート(プリプレグ)Aは、図2に示す形状に予備成形されている。このシートAの外周部がフレーム25によって保持される。これにより、シートAは可動型10のキャビティ21を形成する内面10aから浮かせた状態に保持される。フレーム25は、図3に示すように、2つのフレーム片25a,25bからなる。両フレーム片25a,フレーム片25bの間に、シートAの端部を挟みこみ、ボルト30で両フレーム片25a,25b同士を連結することにより、シートAの端部を保持している。このフレーム25を図示しないロボットアームで把んで、一方のフレーム片25aを、可動型10の肩部に設けた凹所28に嵌め込んで位置決めし、係止爪29を他方のフレーム片25bに係止して、可動型10に取り付ける。
図2に示す可動型10と固定型11の間には、多数の熱源13aを備えた加熱用ヒータ13が別のロボットアーム12により挿入される。この加熱用ヒータ13によって、炭素繊維強化樹脂のシートAの表面が加熱される。前述したように、炭素繊維強化樹脂のシートAは可動型10の内面10aから浮かせた状態で保持されているので、同シートAの表面への加熱時、熱が成形型に伝わって逃げることがなく、シートAを熱効率よく加熱できる。このとき、炭素繊維強化樹脂のシートAの表面部もしくは全体は、その母体であるマトリックス樹脂が溶融状態とされる。前記マトリックス樹脂として、例えばナイロン6(商品名)を使用する。
炭素繊維は、シートAの全長または全幅にわたって延びる長繊維を、例えば縦横に並べたもの、もしくは縦横に編み込んだものである。加熱用ヒータ13は炭素繊維強化樹脂のシートAの加熱時に、可動型10に接近するように前進して、シートAに対向し、シートAの加熱後には後退し、さらに上方へ移動して成形型9から離れ、次回の使用まで待機する。
図4は同複合成形物の製造方法の第2段階を示す。この第2段階では、可動型10を前進させ、固定型11と可動型10との間に炭素繊維強化樹脂のシートAを挟みこんで型締めし、カッタ部22と台座26との交差により耳部2aの一部をトリミングする。
図5は同複合成形物の製造方法の第3段階を示す。この第3段階で、図示しない樹脂注入機から溶融状態の熱可塑性樹脂Bが固定型11の樹脂注入孔14の先端部14aからキャビティ21に注入され、第1層3である炭素繊維強化樹脂のシートAの溶融状態にある表面に第2層4として形成される。前記熱可塑性樹脂Bとしては、例えばマトリックス樹脂としてナイロン6を使用した炭素繊維強化樹脂のシートAとの化学的な一体化を促進する関係上、ナイロン6、またはナイロン6と同一種類(同一系)であるがこれよりも融点が高いナイロン6,6(商品名)を使用する。
この熱可塑性樹脂Bの注入圧によって、第1層3の炭素繊維強化樹脂のシートAは可動型10の内面10aに押し付けられると同時に、この炭素繊維強化樹脂のシートAの溶融状態にある表面部が、第2層4となる熱可塑性樹脂Bで覆われて、シートAと熱可塑性樹脂Bが一体化して強固に結合する。また、この熱可塑性樹脂Bの一部は固定型11のリブ形成用の溝部18,19や凸部形成用の凹所20に充填される。
図6は同複合成形物の製造方法の第4段階を示す。前記第3段階の後、所定時間が経過して成形型内部のシートAおよび熱可塑性樹脂Bが冷却して硬化すると、可動型10を後退させて固定型11から離間させ、固定型11から複合成形物Pを取り出す。得られた複合成形物Pは、図2に示すリブ形成用の溝部18,19や凸部形成用の凹所20に樹脂が充填されたリブ18A,19Aや凸部20Aが形成されている。
第1層3を形成する炭素繊維強化樹脂のシートAの強化繊維としては、炭素繊維のほかに、ガラス繊維やアラミド繊維も使用できる。シートAのマトリックスおよび第2層4を形成する熱可塑性樹脂Bとしては、プリプレグおよび射出が可能な熱可塑性樹脂であれば、どのような樹脂でも可能であるが、例示すると、ポリアミド(ナイロン6、ナイロン6,6等)、ポリオレフィン(ポリプロピレン、ポリエチレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等)、ABS、ポリカーボネイトである。好ましくは、第1層3に含まれる樹脂と第2層の樹脂Bとを同一種類(同一タイプ)、すなわち、ナイロン系、ポリプロピレン系、ポリエチレンテレフタレート系などとする。さらに好ましくは、第1層3の樹脂が第2層4の樹脂Bよりも溶融温度が低い同一種類の樹脂を使用する。
上記構成において、図6の第1層3を形成する炭素繊維強化樹脂のシートAが、少なくともその樹脂の表面部を溶融状態としたうえで、第2層4を形成する熱可塑性樹脂Bを成形型9内に注入して成形されるので、前記第1層3と第2層4とが十分に一体化されて結合が強固になる。また、第1層を形成するシートAは、成形型9の内面から浮かせた状態で保持しながら加熱され、成形型9に熱が伝わって逃げることがないから、少ない加熱量でシートAの表面の軟化状態を維持できるので、熱効率がよい。
さらに、第2層4の熱可塑性樹脂Bにはリブ18,19や凹所20などの取付け形状を容易に形成することができる。
また、図2に示すシートAの保持を成形型9におけるキャビティ21の外周囲に配置したフレーム25によって行うので、シートAが一定の緊張状態で保持されるから、弛んで可動型10の内面10aに接触するおそれがなく、可動型10の内面10aから安定して浮かせた状態を維持できる。しかも、シートAの外縁を成形型9の固定型11に設けたカッタ部22により、型締めの際にトリミングするので、トリミングが型締めと同時に行われ、製造工数を削減できる。
さらに、第1層3に含まれる樹脂と第2層4に含まれる樹脂とを同一種類としたので、第1層3に含まれる樹脂と第2層4に含まれる樹脂とが化学的に一体の成形物になるため、成形後に得られる複合成形物Pにおける第1層3と第2層4の結合が一層強固となる。しかも、第1層3の樹脂が第2層4の樹脂と同一種類で、かつ第2層4の樹脂よりも溶融温度が低い樹脂を使用するので、加熱溶融させた第1層3の樹脂表面部に、放熱によってわずかな固化表層が形成されても、成形時に第2層4の保有する熱で第1層3の表面部の樹脂が再溶融される結果、第1層3と第2層4の結合がより一層強固となる。
また、図2に示したシートAの加熱の際に、シートAは成形型9内に保持された状態で加熱用のヒータ13により加熱されるから、加熱後にシートAを移動させる必要がなく、シートAの温度が低下しないうちに、図5に示す第2層4となる熱可塑性樹脂Bを成形型9内に注入することができる。これによっても、第1層3のシートAと第2層4の熱可塑性樹脂Bとの結合性が向上する。
さらに、複合成形物Pの製造装置として、既存の射出成形機に対して、成形型9内に入ったシートAを可動型10の内面10aから浮かせた状態で、シートAを加熱する加熱用のヒータ13を付加するという簡単な改良で、図6に示す炭素繊維強化樹脂からなる第1層3と、熱可塑性樹脂からなる第2層4とが一体化されて強固に結合した複合成形物Pが得られる。したがって、複合成形物Pの製造が容易であり、製造装置の製作コストも低く抑えることができる。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施形態を説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。したがって、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
1…本体
2…耳
3…第1層
4…第2層
9…成形型
10…可動型
11…固定型
13…加熱用ヒータ
14…樹脂注入孔
21…キャビティ
22…カッタ部
23…凹所
25…フレーム
25a,25b…フレーム片
26…台座
A…炭素繊維強化樹脂のシート
B…熱可塑性樹脂
P…複合成形物

Claims (6)

  1. 繊維強化樹脂からなる第1層と熱可塑性樹脂からなる第2層とを融着させた複合成形物を製造する方法であって、
    前記第1層を形成する繊維強化樹脂のシートを、成形型内に入れて、前記成形型の内面から浮かせた状態で保持しながら加熱して前記シートの少なくとも前記第2層と接触する表面部を溶融させ、
    続いて型締め後に前記第2層を形成する熱可塑性樹脂を前記成形型内に注入して成形する複合成形物の製造方法。
  2. 請求項1に記載の製造方法において、前記シートの保持を前記成形型におけるキャビティの外周囲に配置したフレームによって行う複合成形物の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載の製造方法において、前記シートの外縁を前記成形型に設けたカッタ部により、型締めの際にトリミングする複合成形物の製造方法。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の製造方法において、前記第1層に含まれる樹脂と前記第2層に含まれる樹脂とを同一種類とする複合成形物の製造方法。
  5. 請求項4に記載の製造方法において、前記2つの樹脂として、同一種類であって、前記第1層の樹脂が前記第2層の樹脂よりも溶融温度が低い樹脂を使用する複合成形物の製造方法。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の製造方法において、前記シートの加熱の際に、前記成形型内に加熱用のヒータを挿入する複合成形物の製造方法。
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