JP6007824B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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本発明は、自動取引装置等において装置本体内に収納されているユニット等の引出し部を引き出す構造に関するものである。
一般に、金融機関や流通機関等に設置される現金自動預払機などの自動取引装置では、係員がメンテナンスを行いやすいように、スライドレールを使ってユニットを装置本体の背面側から引き出せるようになっている。
例えば、図15に示したように、2本を1組としてスライドレール17を左右に配置し、ネジを使用して装置本体及びユニットに固定している。スライドレール17を装置本体及びユニットに固定することで、同図に示したように、矢印方向に装置本体から引き出したり、収納できるようになっている。(例えば、特許文献1参照)
図16に示したように、装置本体の背面側には、後扉20が設けられており、扉支点27を軸に回転して扉が開く構造となっている。また、内部に錠等を実装し、並びにセキュリティを向上させている関係上、扉が厚い形状になっている。
図17は、扉支点27を装置前面から見て前側(A部)に配置した場合であり、後扉20を90度開けたときに、扉が装置外形よりもBの分だけ出っ張ってしまうため、壁際設置などで装置側面のスペースがない場合には扉が開かないという問題が起こる。
そこで、扉支点27を装置前面から見て後側(C部)に配置し、図18aに示した通り、後扉20を90度開いても扉が装置外形よりも出っ張らないようにしている。
特開2006−195601
しかしながら、上記従来の自動取引装置では、扉を開けてユニットを引き出そうとすると、扉の厚さが装置内側に出っ張るため、図18bに示すように、後扉20がユニットの引き出す軌跡にぶつかってしまい(D部)、後扉20を開けた後にユニットを引き出すことができないという問題があった。
またユニットが接触しない位置まで後扉20を開こうとすると、扉を90度以上開く必要があり、扉が装置外形より飛び出てしまうため、スペースがない場所に設置できないという問題が発生していた。
装置本体に取り付けられた扉支点を中心に片開きを行う扉と、装置本体内部に引出し部を有し、前記引出し部を装置本体外に引出し可能な自動取引装置において、前記装置本体内部から引出し部を引き出すための引出し部材を設け、前記引き出し部材を介し、前記引出し部を前記装置本体の左右側面と平行を保ったまま前記扉から離れる方向に斜めに引き出すことができるようにしている。
本発明におけるユニット等の引出し部を引き出す構造によれば、扉の開く角度が小さくてもユニットを引き出すことができる。
現金自動預払機の外観図 現金自動預払機の内部構成図 ブラケットの拡大図 スライドレール構造の上面図 スライドレールの斜視図 ブラケットを用いたスライドレールと装置本体との固定図 ブラケットを用いたスライドレールと引出し部との固定図 引出し部を引き出した際の上面図 スライドレールの動作説明図 装置本体内部底面にスライドレールを設けた上面図 複数の引出し部を備えた現金自動預払機 引出し部の底面にキャスタを用いた上面図 引出し部の底面に対して斜めに取り付けたキャスタの配置 2つのキャスタを斜めに配置した図 引出し部の底面にキャスタを用いた引き出し構造 従来の現金自動預払機のスライドレール構造 従来の現金自動預払機の三面図 扉の支点を前側(A部)に設けたときの扉動作図 扉の支点を後側(C部)設けたときの扉動作図 引出し部を引き出したときの扉と引出し部が接触する図
以下、本発明に係わる実施の形態例を、図面を用いて説明する。図面に共通する要素には同一の符号を付す。なお、以下の説明では、紙幣を取り扱う現金自動預払機を例として説明するが、装置本体に内蔵されるユニットを引き出す構成の装置であれば、本発明を適用することができる。
(現金自動預払機の外観構成)
図1は、現金自動預払機1の外観図であり、硬貨入出金口2、紙幣入出金口3、通帳挿入口4、カード挿入口5、表示操作部6を備えている。
硬貨入出金口2は、硬貨が投入されるとともに、硬貨が排出される開口部である。硬貨入出金口2には、シャッタが設けられ、シャッタが駆動することにより硬貨入出金口2が開閉する。
紙幣入出金口3は、紙幣が投入されるとともに、紙幣が排出される開口部である。紙幣入出金口3には、シャッタが設けられ、シャッタが駆動することにより紙幣入出金口3が開閉する。
通帳挿入口4は、顧客により挿入される通帳を取り込んだり又は通帳を排出したりするものである。
カード挿入口5は、カードを用いて取引を行う場合、顧客により挿入されるICカードを取り込んだり又はICカードを排出したりするものである。
表示操作部6は、LCD等の表示装置の上に透明タッチパネルを積層して成し、顧客の操作により各種の入力を行うとともに、操作ガイダンス等が表示されるものである。また、表示操作部6は、後述する現金自動預払機の内部構成として具備されているものである。
(現金自動預払機の内部構成)
現金自動預払機1の内部は、図2に示したように、現金自動預払機1の各部の動作制御や情報処理を行う主制御部7と、キャッシュカード等に記録された情報のリードライトを行うカードリードライト部9と、音声やブザーによりガイダンスを出力する音声案内部10と、通帳の磁気ストライプのリードライト及び通帳への印字制御を行う通帳記帳部11と、取引内容の明細書を印字して出力する明細書処理部12と、図示しない硬貨入出金金庫や硬貨装填庫を備え硬貨の入出金制御を行う硬貨入出金部13と、図示しない紙幣入出金金庫や紙幣装填庫を備え紙幣の入出金制御を行う紙幣入出金部14とからなる。
さらに、各部に電源を供給する主電源部15と、主制御部7の記憶部として機能しプログラムや制御パラメータなどを記録する記憶部8と図示しないホストコンピュータとのインタフェイスを制御するインタフェイス部16を有する。
(スライドレール周辺の構成)
現金自動預払機1の内部構成であるカードリードライト部9、通帳記帳部11、硬貨入出金部13、及び紙幣入出金部14は、係員等(例えば、当該現金自動預払機1が銀行等の店舗に設置されている場合には、当該銀行の行員や保守作業者等)が保守(定期点検、媒体のセット時及び媒体の回収時等を、以下保守という。)を行うときに、スライドレール17によって現金自動預払機外に引き出せるようになっている。
以下、カードリードライト部9、通帳記帳部11、硬貨入出金部13及び紙幣入出金部14を総称して引出し部18という。
通常、装置本体内部から引出し部18を装置本体外へ引き出す引出し部材としてスライドレール17により引出し部18を装置本体外へ引き出し、保守を行っていた。しかし、設置場所のスペースや後扉20の関係上、引出し部18を引き出すことができなかった。そこで装置本体内部の左右側面25及び引出し部18の左右側面にブラケット19を用いてスライドレール17を斜めに取り付け、スライドレール17を介して引出し部18を斜めに引き出せるようにしている。以下、ブラケット19について説明する。
図3は、ブラケット19の拡大図である。ブラケット19には、固定部23a及び固定部23bがあり、固定部23a及び23bには、ネジ孔22がそれぞれ設けられている。
そして、スライドレール17を斜めに取り付けるために、ブラケット19の固定部23aの左右両端から突出している突出部24a及び突出部24bは、長さが異なるように形成されている。実施例1では、突出部24aは突出部24bよりも長く形成されており、後扉20と接触しない角度α分スライドレール17を斜めに取り付けるものである。なお、突出部24a及び突出部24bの長さは、角度α及び装置の大きさ等から算出すればよいものである。なお、ここでいうスライドレール17を斜めに取り付けるとは、片開きを行う後扉20を90度に開いた状態から離れていく方向であり、かつ、装置底面と平行であることを示している。しかしスライドレール17は、必ずしも装置底面平行で必要はなく、装置底面に対して斜め上に引き出されるように取り付けてもよい。
次に、ブラケット19を用いた取り付け方法について説明する。装置本体側ブラケット19aは、スライドレール17を角度α分斜めに取り付けるために用いられており、図4に示したように、スライドレール17と装置本体内部の左右側面25を固定している。また、引出し部側ブラケット19bを用いて、スライドレール17と引出し部18とを固定している。
扉支点27側の装置本体側面に取り付ける装置本体側ブラケット19aの突出部24aは、装置後側に配置され、突出部24bは、装置前側に配置し固定する。一方、扉支点27のない側の装置側面に取り付ける装置本体側ブラケット19aの突出部24aは、装置前側に固定され、突出部24bは装置後側に配置し固定する。
上述したように、ブラケット19を用いてスライドレール17を斜めに取り付けることで、装置底面に対して垂直に設けられた扉支点27を中心に片開きを行う後扉20から離れていくように引出し部18を斜めに引き出すことが可能となる。
図5は、スライドレール17の斜視図である。同図に示したように、ネジ孔22がスライドレール17の中心線Eに沿うように設けられている。
スライドレール17と装置本体側ブラケット19aの固定部23aは、ネジ孔22を対応させ、ネジ21により固定する。
そして、装置本体内部の左右側面25は、図6に示したように、装置本体側ブラケット19aの固定部23bとネジ孔22を対応させ、ネジ21により固定する。
次に、スライドレール17と引出し部18は、図7に示したように、引出し部側ブラケット19bの固定部23bによりネジ21で固定することができる。
上述したように、装置本体内部の左右側面25にブラケット19aを用いてスライドレール17を斜めに取り付けたことにより、装置底面に対して垂直に設けられた扉支点27を中心に片開きを行う後扉20から角度α分だけ引出し部18を斜めに引き出すことができる。なお、角度αは、後扉20が引出し部18の引き出す軌跡に接触しない程度に、装置の大きさや後扉20の厚さ等から算出すればよいものである。さらに、係員等が引出し部18と後扉20の隙間に入って保守を行うことを考慮し、角度αを算出するとなおよいものである。
実施例1では、ネジ孔22をスライドレールの中心線Eに沿うように設けることとして説明したが、本発明はこれに限らず、スライドレール17、引出し部18、ブラケット19及び装置本体内部の左右側面25とネジ孔22とが重なる位置であればよいため、ネジ孔を設ける位置や個数は適宜変更してもよい。
さらに、スライドレール17、引出し部18、ブラケット19及び装置本体内部の左右側面25にネジ孔22を設け、ネジ21により固定する方法を説明したが、固定する手段は、溶着等の従来周知技術を用いて行うものとすればよい。
以上の構成により、スライドレール17、引出し部18、ブラケット19及び装置本体内部の左右側面25のそれぞれが連結し、図8に示したようにスライドレールを斜めに取り付けることができる。また、ブラケット19の固定部23aの左右両端から突出している突出部24a及び突出部24bは、長さが異なるように形成されているため、引出し部18は、装置筐体の左右側面25と引き出し部18の側面とが平行になるように取り付けることが可能となる。
(動作)
以上の構成により実施例1の現金自動預払機1は、以下のように動作する。この動作を
図9を用いて以下に説明する。
まず初めに、係員等(例えば、当該現金自動預払機1が銀行等の店舗に設置されている場合には、当該銀行の行員や保守作業者等)は、片開きの後扉20の錠を解錠し、装置本体内部の引出し部18にアクセスする。そして係員等は、引出し部18を装置本体外へ引き出す動作を行う。
現金自動預払機1では、引出し部18を斜めに引き出すためにスライドレール17を、ブラケット19を用いて支持している。したがって、係員は、装置底面に対して垂直に設けられた扉支点27を中心に後扉20を開き、引出し部18を斜めに引き出すことで、後扉20が引出し部18の引き出す軌跡に接触することなく容易に引き出し可能となる。
なお、スライドレール17を斜めに設置するのは、引出し部18を後扉20に接触させることなく引き出すことが目的である。したがって、スライドレール17は装置前面から見て、扉支点27がある装置側面から離れる方向に伸縮動作する。また、スライドレール17は、引出し部18を引き出していくにつれて、扉支点27がある装置側面から離れていくものである。
(実施例1の効果)
以上のように、実施例1の現金自動預払機1によれば、装置本体の左右側面25にブラケット19aを用いてスライドレール17を斜めに取り付けたことにより、装置本体内部から引出し部18を引き出す際、引出し部18を厚みのある後扉20に接触することなく引き出すことが可能となる。さらに引出し部18を斜めに引き出せるようにしたことで、係員等が保守を行うときに、後扉20と引出し部18のスペースを確保することができ、壁際設置等で保守スペースがない状態でも保守を行うことができる。また、後扉20を90度以上開く必要がなくなるため、壁際設置等でスペースがない場合でも本装置を設置することが可能となる。
上述した実施例1の現金自動預払機1では、引出し部18と装置本体内部底面26の間には、空間が形成されている状態であり、重量のある引出し部18の場合には、引出し部18を引き出した際、装置本体内部の左右側面25に取り付けられたスライドレール17が歪んでしまう可能性がある。実施例2では、上述した課題を解決するために、以下に説明する。
実施例2に関する現金自動預払機の外観構成及び内部構成は、実施例1と同様に構成されているため、省略する。
(スライドレール周辺の構成)
実施例1の現金自動預払機1では、装置本体内部の左右側面25からブラケット19を用いてスライドレール17を斜めに支持し、引出し部18を斜めに引き出す例を示した。実施例2では、図10に示したように上述した実施例1の構成に加え、装置本体内部底面26にもスライドレール17を斜めに取り付けている。
装置本体内部底面26に取り付けるスライドレール17は、装置本体内部の左右側面25と同様に、ネジ等で装置底面に対して垂直に設けられた扉支点27を中心に片開きを行う後扉20から角度α分斜めに取り付ければよいものである。また、装置本体内部底面26に取り付けるスライドレール17は、必ずしもブラケット19を用いる必要はない。なお、図10では、装置本体内部底面26にスライドレールを2つ設けた例を示したが、これに限られるものではなく、1つ又は2つ以上取り付けてもよい、
(動作)
以上の構成により実施例2の現金自動預払機1は、以下のように動作する。この動作を図10を用いて以下に説明する。
まず初めに、係員等(例えば、当該現金自動預払機1が銀行等の店舗に設置されている場合には、当該銀行の行員や保守作業者等)は、片開きの後扉20の錠を解錠し、装置本体内部の引出し部18にアクセスする。そして係員等は、引出し部18を装置本体外へ引き出す動作を行う。
現金自動預払機1では、引出し部18を斜めに引き出すために装置本体内部の左右側面25及び装置本体内部底面26にスライドレール17を取り付けている。したがって、係員は、後扉20を開錠し引出し部18を斜めに引き出すことで、装置本体内部の左右側面25及び装置本体内部底面26に取り付けられたスライドレール17は、同時に伸縮動作を行う。したがって、引出し部18を装置本体外へ引き出したり、装置本体内部へ収納したりすることができる。
(実施例2の効果)
以上のように実施例2の現金自動預払機1によれば、装置本体内部の左右側面25に加え、スライドレール17を、装置本体内部底面26に斜めに形成することでスペースがない状態でも、後扉20に接触することなく、斜めに引出し部18を引き出すことが可能となる。また、重量のある引出し部18の場合であっても、装置本体内部底面26に設けられたスライドレール17により引出し部18の重量を支えているため、装置本体内部の左右側面25に取り付けられたスライドレール17が破損することがなくなる。
《その他の変形例》
実施例1及び実施例2では、カードリードライト部9、通帳記帳部11、硬貨入出金部13及び紙幣入出金部14は、同一の引出し部18として説明した。しかし、図11のように、現金自動預払機1には、カードリードライト部9、通帳記帳部11又は硬貨入出金部13と紙幣入出金部14が併合した引出し部(以下、現金収納部28という。)のように複数の引出し部から構成されている装置もある。このような複数の引出し部で構成されている現金自動預払機1の場合にも、本発明は適用可能である。
また、例えば、カードリードライト部9及び通帳記帳部11は、取り扱う媒体がICカードや通帳であるため、現金収納部28と比較すると、小さく形成することができる。したがって、カードリードライト部9及び通帳記帳部11は、斜めに引き出す必要がないため従来通りのスライドレールで形成してもよい。
一方、現金収納部28は、図示しない金種毎の収納カセットが備えられているため、現金収納部28の外形は大きくなる。したがって、現金収納部28のみに本発明を適用し、斜めに引き出すようにしてもよい。
実施例2では、装置本体内部底面26にスライドレールを設け、引出し部18を斜めに引き出すことができる例を示したが、装置本体内部底面26に取り付けるものはスライドレール17に限られるものではない。
例えば、図12に示したように、装置本体内部の左右側面25にはブラケット19を用いてスライドレール17を斜めに取り付け、さらに引出し部18の底面に引出し部材としてキャスタ29を取り付けてもよい。
引出し部18を斜めに引き出す必要があるため、キャスタ29は引出し部18を斜めに引き出すときの進行方向を正面にし、引出し部18の底面に取り付けている。上述したようにキャスタ29を取り付けることで、引出し部18を斜めに引き出すことが可能となる。
キャスタ29を引出し部18に対して斜めに取り付ける方法は様々である。例えば図13aに示したように配置線Fに沿うようにキャスタ29を配置し、キャスタ29の向きを斜めに取り付ける方法である。
また、図13bに示したように、引出し部18を斜めに引き出すときの進行方向を向くように配置線Gを斜めにし、配置線Gに沿うようにキャスタ29を配置する方法である。
図14に示したように、引出し部18を装置本体内部の左右側面25に取り付けたスライドレール17とキャスタ29により支持しながら、引出し部18を斜めに引き出すことが可能となる。
以上の構成により、重量のある引出し部18の場合であっても、キャスタ29により引出し部18の重量を支えているためスライドレール17が破損することがなくなる。
実施例2では、装置本体内部の左右側面25からブラケット19を用いてスライドレール17を斜めに支持し、さらに装置本体内部底面26にスライドレール17を斜めに固定する例を示したが、装置本体内部底面26のみにスライドレール17を設け、斜めに取り付けてもよい。
装置本体内部底面26のみにスライドレール17を取り付けた場合には、スライドレール17を斜めに取り付けるものに限られるものではない。装置本体内部底面26に取り付けたスライドレール17は、L字状やZ字状に配置してもよく、後扉20に接触することなく引出し部18を引き出すことができる形状であればよい。
なお本発明では、装置の背面に扉を設けた例を示したが、装置本体の前面に扉を設け、前方に引出し部18を引き出す装置にも同様に適用することができる。
以上述べたように、本発明は、装置内部にユニット等の引き出し部をスライドレールにより引き出す現金自動預払機等の自動取引装置に広く用いることができる。
1 現金自動預払機
17 スライドレール
18 引出し部
19 ブラケット
19a 装置本体側ブラケット
19b 引出し部側ブラケット
20 後扉
21 ネジ
22 ネジ孔
23a 23b 固定部
24a 24b 突出部
25 装置本体内部の左右側面
26 装置本体内部底面
27 扉支点
28 現金収納部
29 キャスタ

Claims (8)

  1. 装置本体に取り付けられた扉支点を中心に片開きを行う扉と、装置本体内部に引出し部を有し、前記引出し部を装置本体外に引出し可能な自動取引装置において、
    前記装置本体内部から前記引出し部を引き出すための引出し部材を設け、
    前記引き出し部材を介し、前記引出し部を前記装置本体の左右側面と平行な状態を保ったまま前記扉から離れる方向に斜めに引き出すことができるようにしたことを特徴とする自動取引装置。
  2. 前記引出し部材は、スライドレールであり、前記スライドレールは前記装置本体及び前記引出し部に斜めに取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
  3. 前記スライドレールは、前記装置本体内部の左右側面に設けたことを特徴とする請求項2記載の自動取引装置。
  4. 前記スライドレールは、前記装置本体内部底面に設けたことを特徴とする請求項2又は3記載の自動取引装置。
  5. 前記装置本体内部の左右側面の少なくとも一方に設けた前記スライドレールに加え、さらに前記引出し部の底面にキャスタを設けたことを特徴とする請求項3記載の自動取引装置。
  6. 前記スライドレールは、ブラケットを使用して前記装置本体内部に固定していることを特徴とする請求項2記載の自動取引装置。
  7. 前記スライドレールは、ブラケットを使用して前記引出し部に固定していることを特徴とする請求項2記載の自動取引装置。
  8. 装置本体に取り付けられた扉支点を中心に片開きを行う扉と、装置本体内部に引出し部を有し、前記引出し部を装置本体外に引出し可能な自動取引装置において、
    前記装置本体内部から前記引出し部を引き出すための引出し部材と、
    前記引出し部材を前記装置本体または前記引出し部に取り付けるためのブラケットと、
    を備え、
    前記ブラケットは、固定部の左右両端から突出している突出部の長さを異ならせることにより、前記引出し部を前記扉から離れる方向に斜めに引き出すことができるようにしたことを特徴とする自動取引装置。
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