JP2010140177A - 現金自動取引装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現金自動取引装置に関して、現金を収納する現金収納ユニットを引き出して保守あるいは点検を行う係員やその操作状況を、他のユニットに遮られることなく撮影できる監視カメラを備えた現金自動取引装置を提供する。
【解決手段】現金を取り扱う現金自動取引装置1であって、筐体80と、筐体に収納された引き出し可能な複数の内部ユニット207,208,209,210と、筐体の後面に設置された開閉自在の扉203と、を備え、内部ユニットの一つは、現金を収納する現金収納ユニット207,208であり、現金自動取引装置1の内部であって、かつ、現金収納ユニット207,208よりも高い位置に設置されたユニット209,210よりも低い位置に、現金収納ユニット207,208を引き出して操作を行う人物又はその操作内容を撮影するための監視カメラ206を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、現金自動預け払い機(以下、「ATM」という。)等の現金自動取引装置に関し、特に係員(「作業者」ともいう。)が装置内部のユニットを引き出して操作を行う際の監視に好適な、監視カメラを備える現金自動取引装置に関する。
従来、金融機関等に設置される現金自動取引装置は、複数の内部ユニットを収納した筐体と、筐体の後面に設置された開閉自在の扉とを備える。なお、筐体に収納された内部ユニットには、例えば紙幣を収納する紙幣収納ユニット(「紙幣入出金機構」又は「紙幣処理ユニット」ともいう。)や、硬貨を収納する硬貨収納ユニット(「硬貨入出金機構」又は「硬貨処理ユニット」ともいう。)や、カードの読み取り等を行うカードユニット(「カード取扱機構」又は「カード読取ユニット」ともいう。)等がある。
上記のごとく、現金自動取引装置は、現金を取り扱う装置であるため、紙幣収納ユニットや硬貨収納ユニット等の現金を取り扱う内部ユニットへの不正アクセスを未然に防止する必要がある。また、不正アクセスが行われたとしても、不正アクセスを行った人物やその操作内容を特定する必要がある。
特許文献1には、現金自動取引装置の点検あるいは保守を行う係員を監視するために、現金自動取引装置の内部にカメラを設置し、このカメラにより、扉を開ける人物の顔画像と、筐体内の下部に設置された紙幣処理ユニットを操作する人物の操作画像を撮影する技術が開示されている。具体的には、現金自動取引装置の上部近傍にカメラを設置し、扉が閉状態のときはカメラを水平状態に維持し、扉が開状態のときはカメラを下方に回転させる技術が開示されている。
特開2005−128905号公報
しかしながら、現金自動取引装置の上部近傍に設置したカメラで、筐体内の下部に設置された紙幣収納ユニットの操作を行う係員やその操作画像を撮影することに関して十分な考慮がなされていなかった。具体的には、紙幣収納ユニットよりも高い位置に設置されたカード読取ユニット等の他の内部ユニットを係員が筐体から引き出した場合、引き出された他の内部ユニットによりカメラの視界が遮られ、紙幣収納ユニットを操作する係員やその操作内容を撮影できない場合があった。
本発明は、上記した課題を踏まえ、現金収納ユニットを引き出して保守あるいは点検等の操作を行う係員やその操作内容を、他の内部ユニットに遮られることなく撮影できる監視カメラを備えた現金自動取引装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することができる。
[適用例1] 現金を取り扱う現金自動取引装置であって、筐体と、前記筐体に収納された引き出し可能な複数の内部ユニットと、前記筐体の後面に設置された開閉自在の扉と、を備え、前記内部ユニットの一つは、現金を収納する現金収納ユニットであり、前記現金自動取引装置の内部であって、かつ、前記現金収納ユニットよりも高い位置に設置された内部ユニットよりも低い位置に、前記現金収納ユニットを引き出して操作を行う人物又は前記操作の内容を撮影するための監視カメラを有する、現金自動取引装置。
適用例1の現金自動取引装置によれば、現金収納ユニットよりも高い位置に設置された内部ユニットによって監視カメラの視界を遮られることなく、現金収納ユニットを引き出して保守あるいは点検を行う係員やその操作内容を、監視カメラにより撮影することができる。
[適用例2] 適用例1に記載の現金自動取引装置であって前記監視カメラは、前記扉のうち、前記扉の内面に設置される、現金自動取引装置。
適用例2に記載の現金自動取引装置によれば、扉の内面(扉を閉じた際に筐体の内部を向く面)に監視カメラを設置することで、筐体から引き出された現金収納ユニット自体により監視カメラの視界を遮られる可能性を低減することができる。そのため、現金収納ユニットを引き出して保守あるいは点検を行う係員やその操作内容を、より確実に監視カメラで撮影することができる。
[適用例3] 適用例1又は適用例2に記載の現金自動取引装置であって、前記監視カメラは、前記複数の内部ユニットのうちの特定の内部ユニットを前記筐体から引き出した場合に、前記特定の内部ユニットにより、前記監視カメラによる前記現金収納ユニットを引き出して操作を行う人物又は前記操作の内容の撮影が遮られる位置に設置されており、前記現金自動取引装置はさらに、前記現金収納ユニットと前記特定の内部ユニットとが同時に前記筐体から引き出せないようにするための引き出し制限機構を有する、現金自動取引装置。
適用例3に記載の現金自動取引装置によれば、特定の内部ユニットと現金収納ユニットを同時に筐体から引き出すことができない為、特定の内部ユニットを引き出している間は、現金収納ユニットを引き出して点検等の操作を行うことを制限することができる。
また、監視カメラに用いるレンズは、一般に市販の監視カメラに用いられているレンズで良いが、水平方向及び垂直方向の画角が60°以上であることが好ましく、さらには100°以上であることがより好ましい。レンズの画角が大きいと、現金収納ユニットを筐体から引き出す長さに拘わらず、現金収納ユニットの保守等を行う係員やその操作内容を撮影することができるからである。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.各種の実施例
B.変形例:
A−1.第1実施例:
図1は、第1実施例としてのATM1を前方から見た外観図である。ATM1は、利用者が通帳を挿入し、印字結果を受け取る通帳出入口10と、現金の取引時に使用する磁気カード又はICカードの挿入・排出動作を行うカード出入口20と、利用者が紙幣の出金又は入金を行うための紙幣入出金口30と、利用者が硬貨の入金又は出金を行うための硬貨入出金口40と、取引画面の表示及び利用者が取引内容の入力を行う操作パネル50と、電話の受話器の形を成し、内側にテンキーを備えた視覚障害者ユニット60と、接近する利用者等を検知するセンサ部70と、後述する複数の内部ユニットを収納する筐体80と、利用者の身体の一部をかざすことで利用者の認証を行う生体認証部90とを備える。
図2は、第1実施例としてのATM1の内部ブロックの構成を示す図である。以下にそれぞれの構成について説明を行う。
制御部101は、筐体80に収納された各内部ユニット(「各部」、「各機構」とも言う。)を制御する機能を備え、主に、CPUやメモリ等を有している。インタフェース部(I/F部)102は、制御部101と、銀行のサーバ等の上位装置103との電気的な接続を行い、両者の通信を司る。顧客操作部104は、制御部101の命令に従って取引のための取引情報を検出し、その検出情報を操作パネル50に表示する機能を有する。また、顧客操作部104は、利用者が操作パネル50を押下等することで入力される取引情報を検出し、その検出情報を制御部101へ送る機能も有する。
カード読取機構105は、カード出入口20から挿入されたカードの磁気ストライプ(又はICカードのメモリ)の情報やカードのエンボスの画像を取得する機能を有する。通帳出入機構106は、通帳出入口10より挿入された通帳に取引内容を印字した後に、通帳出入口10から利用者に通帳を返却する機能を有する。紙幣入出金機構107は、紙幣入出金口30より入金された紙幣の枚数を数えるとともに、紙幣を鑑別し、後述する紙幣収納ユニットに紙幣を収納(入金)する機能を有する。また、紙幣入出金機構107は、顧客操作部104が検出した取引情報(引出し金額)に応じた紙幣を紙幣収納ユニットから繰り出し、紙幣入出金口30より出金する機能も有する。硬貨入出金機構108は、硬貨入出金口40より入金された硬貨の枚数を数えるとともに、後述する硬貨収納ユニットに硬貨を収納(入金)する機能を有する。また、硬貨入出金機構108は、顧客操作部104が検出した取引情報(引出し金額)に応じた硬貨又はお釣りとして返却する硬貨を硬貨収納ユニットから繰り出し、硬貨入出金口40から出金する機能も有する。
装置電源109は、交流(AC)の商用電源111から各内部ユニット用のDC電源を作り、筐体80に収納された各内部ユニットに電力を供給する機能を有する。バックアップ電池110は、天災等により商用電源111から電力が供給されなくなった場合に、商用電源111に代わって電力を各内部ユニットに供給する緊急用電源としての機能を有する。視覚障害者入出力機構(「視覚障害者入出力ユニット」とも言う。)112は、前述した視覚障害者ユニット60への音声誘導やテンキー入力を制御する機能を有する。
IOMC基板115は、ATM1の電装品の制御を行っている基板であり、装置電源109よりDC電源が随時供給される。接客中継基板114は、IOMC基板115より電源、信号が供給され、主に顧客操作部104を制御する基板である。顧客センサ機構113は、センサ部70がATM1に接近する利用者等を検知した場合に、制御部101に信号を送る機能を有する。監視カメラ機構116は、IOMC基板115を介して制御部201と接続され、後述する監視カメラが撮影した画像又は動画を制御部101の命令に従って取得・保存する機能を有する。なお、監視カメラ機構116は、制御部101との接続に代えて、金融機関のサーバや金融機関が委託するセキュリティー会社のサーバ等の外部システム117と接続しても良い。
図3は、第1実施例としてのATM1を後方側から見た図である。図3は、内部の構成を説明する為に、筐体80の後面に設置された扉203は開いている。筐体80の内部は主に、制御部101と、カードを扱うカードユニット209と、通帳を扱う通帳ユニット210と、紙幣を収納する紙幣収納ユニット207と、硬貨を収納する硬貨収納ユニット208と、筐体80の内部を上下に仕切る仕切板204と、監視カメラ206とを備える。また、カードユニット209及び通帳ユニット210は、仕切板204上に設置されている。紙幣収納ユニット207及び硬貨収納ユニット208は、仕切板204よりも下に設置されている。なお、本実施例において、紙幣収納ユニット207又は硬貨収納ユニット208が請求項における現金収納ユニットに相当する。
扉203は、障害発生箇所や復旧操作等の情報を表示する表示部202を備える。係員はこの表示部に表示された障害発生内容等の各種情報を見ながら、内部ユニット207,208,209,210の保守あるいは点検を行う。
監視カメラ206は、仕切板204に設置されている。すなわち、紙幣収納ユニット207及び硬貨収納ユニット208よりも高い位置に設置されたカードユニット209及び通帳ユニット210(以下、カードユニット209又は通帳ユニット210を「上部ユニット」と言う。)よりも低い位置に監視カメラ206は設置されている。よって、係員が紙幣収納ユニット207又は硬貨収納ユニット208(以下、紙幣収納ユニット207又は硬貨収納ユニットを「下部ユニット」という。)を筐体80から引き出して保守あるいは点検を行う際に、同時に上部ユニットを引き出していたとしても、上部ユニットによって監視カメラ206の下部ユニットへの視界が遮られることがない。以上のことから、下部ユニットを引き出して保守等の操作を行う係員やその操作内容を、上部ユニットに遮られることなく確実に監視カメラ206で撮影することができる。
A−2.第2実施例:
図4は、第2実施例としてのATM2を後方側から見た図である。図3に示した第1実施例との違いは、監視カメラ206の設置位置であり、筐体80、紙幣収納ユニット207などは第1実施例と同様の構成であることから、第1実施例と同様の構成については、同一符号で示すと共に説明を省略する。
第2実施例の監視カメラ206は、扉203のうち、扉203を閉じた際に筐体80の内側を向く面であって、かつ、上部ユニットよりも低い位置に設置されている。また、扉203が一定以上(例えば135度以上)開く環境にATM2を設置する場合、画角の小さい監視カメラ206では、紙幣収納ユニット207又は硬貨収納ユニット208を引き出して保守等の操作を行う係員やその操作内容を撮影することが難しい場合がある。よって、この場合には、扉203が一定以上開かないようにするためのストッパー220を扉203に設ける。
図5は、内部ユニットを筐体80から引き出した際の監視カメラ206と内部ユニットの関係を示した図である。図5(a)のように、上部ユニットであるカードユニット209を筐体80から引き出したとしても、カードユニット209によって、監視カメラ206の現金収納ユニット207,208への視界を遮られることはない。よって、図5(b)のように、紙幣収納ユニット207とカードユニット209を筐体80から同時に引き出したとしても、監視カメラ206は、紙幣収納ユニット207に対して保守等の操作を行う係員やその操作内容を、上部ユニットに遮られることなく確実に撮影することができる。なお、符号221はカードユニット209を引き出すための引き出しレールである。
また、第2実施例のATM2では、紙幣収納ユニット207を筐体80から引き出した場合、係員(使用者)212はATM2本体から離れた位置で紙幣収納ユニット207の保守等の操作を行うことになる。よって、扉203の開ける角度が小さい場合には、監視カメラ206により、紙幣収納ユニット207の保守等の操作を行う係員212やその操作内容を撮影できない場合がある。以上のことから、監視カメラ206の扉203への設置位置は、扉203の回転軸(ヒンジ部)211を有する辺(以下、「軸辺」という。)よりも離れた位置であることが好ましい。例えば、扉203の横幅の長さをLとすると、軸辺からL/2以上離れた位置に監視カメラ206を設置することが好ましい。このように監視カメラ206を設置すれば、ATM2本体から離れて紙幣収納ユニット207の保守等の操作を行う係員やその操作内容を監視カメラ206で撮影することができる。
図6は、第3実施例としてのATM3を説明するための図である。図4に示した第2実施例との違いは、新たに引き出し制限機構300を設けた点であり、筐体80、紙幣収納ユニット207、監視カメラ206の設置位置などは第2実施例と同様の構成であることから、第2実施例と同様の構成については、同一符号で示すと共に説明を省略する。
図6(a)、(b)は、引き出し制限機構300の設置位置と動作を説明するための図である。ATM3は、紙幣収納ユニット207と硬貨収納ユニット208の間に引き出し制限機構300を取り付けるための仕切板240と、仕切板240に取り付けられた引き出し制限機構300とを備える。引き出し制限機構300は、左右へスライド自在のユニット固定部材320と、ユニット固定部材をATM3内に取り付けるための取り付け部材310とからなる。紙幣収納ユニット207を筐体80から引き出す場合は、図6(a)のように、ユニット固定部材320を硬貨収納ユニット208側へスライドさせる。これにより、紙幣収納ユニット207を筐体80から引き出している間は、硬貨収納ユニット208は筐体80から引き出すことができない。また、硬貨収納ユニット208を筐体80から引き出す場合は、図6(b)のように、ユニット固定部材320を紙幣収納ユニット207側へスライドさせる。これにより、硬貨収納ユニット208を筐体80から引き出している間は、紙幣収納ユニット207は筐体80から引き出すことができない。
上記のごとく、引き出し制限機構300を設けることで、紙幣収納ユニット207と硬貨収納ユニット208を筐体80から同時に引き出すことができない。よって、図6(c)のように、筐体80から引き出された硬貨収納ユニット208により監視カメラ206の紙幣収納ユニット207への視界が遮られる場合であっても、紙幣収納ユニット207を筐体80から引き出すことができないので、紙幣収納ユニット207への点検等の操作を防止することができる。なお、符号222は、硬貨収納ユニット208を引き出すための引き出しレールである。
図7は、第3実施例に用いた引き出し制限機構300の構造を示す図である。引き出し制限機構300は、取り付け部材310と、コノ字形状のユニット固定部材320とからなる。ユニット固定部材320は、平面部322と、平面部322の左右両端からそれぞれ立ち上がる第1のスライド制限部324とを備える。取り付け部材310は、図6に示した仕切板240に引き出し制限機構300を固定するための固定部312と、固定部312の一端から立ち上がりコノ字形状に形成された第2のスライド制限部314とを備える。ユニット固定部材320を左右にスライドさせることで、紙幣収納ユニット207と硬貨収納ユニット208とが同時に筐体80から引き出すことができない構成となっている。また、ユニット固定部材320を必要以上に左右にスライドさせようとしても、第1のスライド制限部324が第2のスライド制限部314に接触するため、ユニット固定部材320が取り付け部材310からはずれることはない。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
B−1.第1変形例:
図8は、監視カメラの設置可能範囲を示す図である。監視カメラ206の設置位置は、上部ユニットよりも低い位置であれば設置可能であり、具体的には図8の斜線部分に示す範囲において設置可能である。
B−2.第2変形例:
上記実施例では引き出し制限機構は、ユニット固定部材320と、取り付け部材310とを備えていたが、この構成及び形状は一例であって、紙幣収納ユニット207及び硬貨収納ユニット208とが筐体80から同時に引き出せない種々の構成、形状を採用することができる。
B−3.第3変形例:
上記実施例では、ATMを例に監視カメラ206の設置位置及び撮影方法の説明を行ったが、ATMに限らず自動両替機や自動販売機等の現金を取り扱う現金自動取引装置に適用することができる。
第1実施例としてのATM1を前方から見た外観図である。 第1実施例としてのATM1の内部ブロックの構成を示す図である。 第1実施例としてのATM1を後方側から見た図である。 第2実施例としてのATM2を後方側から見た図である。 内部ユニットを筐体80から引き出した際の監視カメラ206と内部ユニットの関係を示した図である。 第3実施例としてのATM3を説明するための図である。 第3実施例に用いた引き出し制限機構300の構造を示す図である。 監視カメラの設置可能範囲を示す図である。
符号の説明
1,2,3,4…ATM
10…通帳出入口
20…カード出入口
30…紙幣入出金口
40…硬貨入出金口
50…操作パネル
60…視覚障害者ユニット
70…センサ部
80…筐体
90…生体認証部
101…制御部
103…上位装置
104…顧客操作部
105…カード読取機構
106…通帳出入機構
107…紙幣入出金機構
108…硬貨入出金機構
109…装置電源
110…バックアップ電池
111…商用電源
112…視覚障害者入出力機構
113…顧客センサ機構
114…接客中継基板
115…IOMC基板
116…監視カメラ機構
117…外部システム
202…表示部
203…扉
204…仕切板
206…監視カメラ
207…紙幣収納ユニット
208…硬貨収納ユニット
209…カードユニット
210…通帳ユニット
211…回転軸(ヒンジ部)
212…係員
220…ストッパー
221,222…引き出しレール
240…仕切板
300…引き出し制限機構
310…取り付け部材
312…固定部
314…第2のスライド制限部
320…ユニット固定部材
322…平面部
324…第1のスライド制限部

Claims (3)

  1. 現金を取り扱う現金自動取引装置であって、
    筐体と、
    前記筐体に収納された引き出し可能な複数の内部ユニットと、
    前記筐体の後面に設置された開閉自在の扉と、を備え、
    前記内部ユニットの一つは、現金を収納する現金収納ユニットであり、
    前記現金自動取引装置の内部であって、かつ、前記現金収納ユニットよりも高い位置に設置された内部ユニットよりも低い位置に、前記現金収納ユニットを引き出して操作を行う人物又は前記操作の内容を撮影するための監視カメラを有する、現金自動取引装置。
  2. 請求項1に記載の現金自動取引装置であって、
    前記監視カメラは、前記扉の内面に設置される、現金自動取引装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の現金自動取引装置であって、
    前記監視カメラは、前記複数の内部ユニットのうちの特定の内部ユニットを前記筐体から引き出した場合に、前記特定の内部ユニットにより、前記監視カメラによる前記現金収納ユニットを引き出して操作を行う人物又は前記操作の内容の撮影が遮られる位置に設置されており、
    前記現金自動取引装置はさらに、前記現金収納ユニットと前記特定の内部ユニットとが同時に前記筐体から引き出せないようにするための引き出し制限機構を有する、現金自動取引装置。
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