JP6007810B2 - 音叉型水晶振動子及びその製造方法 - Google Patents
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Description
2…音叉型振動片
3…基部
5,6…第1,第2の励振電極
7…接続電極
11…第1の振動アーム部
12…第2の振動アーム部
11a,12a…第1の主面
11b,12b…第2の主面
11c,11d…第1,第2の側面
13…貫通孔
13a〜13d…第1〜第4の内側面
13c1,13c2,13d1,13d2…内側面部分
14…桟
21,22…支持アーム
31,32…錘部
31a,32a…貫通孔
Claims (11)
- 基部と、複数の振動アーム部とを有し、水晶からなる音叉型振動片と、
前記複数の振動アーム部にそれぞれ設けられている励振電極とを備え、
前記複数の振動アーム部が、それぞれ、第1の端部と、前記第1の端部とは反対側の第2の端部と、厚み方向において対向し合う第1及び第2の主面とを有し、前記第1の端部が前記基部に連ねられており、
前記振動アーム部における前記第1の端部と前記第2の端部とを結ぶ長さ方向を第1の方向とし、前記第1の方向と直交する前記振動アーム部の幅方向を第2の方向とし、前記第1及び第2の方向と直交する前記振動アーム部の前記厚み方向を第3の方向としたときに、前記振動アーム部に、前記第1の方向に沿って配置されており、前記第3の方向に振動アーム部を貫通している複数の貫通孔が設けられており、前記励振電極が、前記複数の貫通孔の前記第2の方向において対向し合っている内側面に少なくとも設けられており、
前記貫通孔において前記第1の主面側の開口部と前記第2の主面側の開口部とが、(前記振動アーム部の前記第2の方向と直交する断面における励振電極合計面積)/(前記振動アーム部の前記第2の方向と直交する断面における複数の貫通孔が設けられている領域の面積)で表される有効励振電極比率が前記第1の方向においてずらされずに設けられている場合よりも大きくなるように、前記第1の方向にずらされて設けられている、音叉型水晶振動子。 - 基部と、複数の振動アーム部とを有し、水晶からなる音叉型振動片と、
前記複数の振動アーム部にそれぞれ設けられている励振電極とを備え、
前記複数の振動アーム部が、それぞれ、第1の端部と、前記第1の端部とは反対側の第2の端部と、厚み方向において対向し合う第1及び第2の主面とを有し、前記第1の端部が前記基部に連ねられており、
前記振動アーム部における前記第1の端部と前記第2の端部とを結ぶ長さ方向を第1の方向とし、前記第1の方向と直交する前記振動アーム部の幅方向を第2の方向とし、前記第1及び第2の方向と直交する前記振動アーム部の前記厚み方向を第3の方向としたときに、前記振動アーム部に、前記第1の方向に沿って配置されており、前記第3の方向に振動アーム部を貫通している複数の貫通孔が設けられており、前記励振電極が、前記複数の貫通孔の前記第2の方向において対向し合っている内側面に少なくとも設けられており、
(前記振動アーム部の前記第2の方向と直交する断面における励振電極合計面積)/(前記振動アーム部の前記第2の方向と直交する断面における複数の貫通孔が設けられている領域の面積)で表される有効励振電極比率が0.77以上となるように、前記貫通孔において前記第1の主面側の開口部と前記第2の主面側の開口部とが前記第1の方向にずらされて設けられている、音叉型水晶振動子。 - 基部と、複数の振動アーム部とを有し、水晶からなる音叉型振動片と、
前記複数の振動アーム部にそれぞれ設けられている励振電極とを備え、
前記複数の振動アーム部が、それぞれ、第1の端部と、前記第1の端部とは反対側の第2の端部と、厚み方向において対向し合う第1及び第2の主面とを有し、前記第1の端部が前記基部に連ねられており、
前記振動アーム部における前記第1の端部と前記第2の端部とを結ぶ長さ方向を第1の方向とし、前記第1の方向と直交する前記振動アーム部の幅方向を第2の方向とし、前記第1及び第2の方向と直交する前記振動アーム部の前記厚み方向を第3の方向としたときに、前記振動アーム部に、前記第1の方向に沿って配置されており、前記第3の方向に振動アーム部を貫通している複数の貫通孔が設けられており、前記励振電極が、前記複数の貫通孔の前記第2の方向において対向し合っている内側面に少なくとも設けられており、前記貫通孔の前記第2の方向と直交する断面の形状が略平行四辺形である、音叉型水晶振動子。 - 前記貫通孔の前記第2の方向と直交する断面において、前記貫通孔の前記第1の方向において向かい合う内側面が前記振動アーム部の前記第1の主面及び前記第2の主面となす角度が鋭角である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の音叉型水晶振動子。
- 前記貫通孔の前記第1の方向と直交する断面において、前記貫通孔の前記第2の方向において向かい合う内側面が前記振動アーム部の前記第1の主面及び第2の主面となす角度が鋭角である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の音叉型水晶振動子。
- 前記複数の貫通孔が、前記振動アーム部の前記第1の端部側に寄せられて設けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の音叉型水晶振動子。
- 前記複数の貫通孔のうち、前記基部に最も近い貫通孔の基部側の端部が前記基部内に位置している、請求項1〜6のいずれか1項に記載の音叉型水晶振動子。
- 前記振動アーム部の前記第2の端部に連ねられており、前記第2の方向に沿う寸法が前記振動アーム部の第2の方向に沿う寸法よりも大きい錘部をさらに有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の音叉型水晶振動子。
- 前記錘部が貫通孔または凹部を有する、請求項8に記載の音叉型水晶振動子。
- 基部と、複数の振動アーム部とを有し、前記複数の振動アーム部が、それぞれ第1の端部と、前記第1の端部とは反対側の第2の端部と、厚み方向において対向し合う第1及び第2の主面とを有し、前記第1の端部が前記基部に連ねられている、水晶からなる音叉型振動片と、前記複数の振動アーム部にそれぞれ設けられている励振電極とを備える音叉型水晶振動子の製造方法であって、
前記振動アーム部における前記第1の端部と前記第2の端部とを結ぶ長さ方向を第1の方向とし、前記第1の方向と直交する前記振動アーム部の幅方向を第2の方向とし、前記第1及び第2の方向と直交する前記振動アーム部の前記厚み方向を第3の方向としたときに、
前記基部及び前記複数の振動アーム部を有する前記音叉型振動片を形成する工程と、
前記音叉型振動片の形成後に、または音叉型振動片の形成に先立ち、前記振動アーム部の前記第1の主面及び前記第2の主面からエッチングし、前記第1の方向に沿って配置されており、前記第3の方向に振動アーム部を貫通している複数の貫通孔を形成する工程と、
前記振動アーム部に励振電極を形成する工程とを備え、
前記エッチングによる貫通孔の形成に際し、(前記振動アーム部の前記第2の方向と直交する断面における励振電極合計面積)/(前記振動アーム部の前記第2の方向と直交する断面における複数の貫通孔が設けられている領域の面積)で表される有効励振電極比率が、前記第1の方向においてずらしていない場合よりも大きくなるように、前記第1の主面側におけるエッチング位置と、前記第2の主面側におけるエッチング位置とを前記第1の方向においてずらす、音叉型水晶振動子の製造方法。 - 前記有効励振電極比率が0.77以上となるように前記第1の主面側におけるエッチング位置と、前記第2の主面側におけるエッチング位置とをずらす、請求項10に記載の音叉型水晶振動子の製造方法。
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