JP6006579B2 - 防湿膜及び電気・電子機器類 - Google Patents
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Description
しかし、近年のこれら電子機器の薄膜化及び軽量化に対する要求に伴って、積層構造体を構成する各層及びその積層構造、さらに、その上下面に積層される機能性フィルム等のさらなる薄膜/軽量化が熱望されている。
特に、電子ペーパー又は携帯端末などの電子機器を構成する基板として、プラスチック等によるフレキシブル基板が利用される場合には、その材料の特性上、防湿性が極めて低いことから、防湿作用が高く、かつ、薄膜かつ軽量化が実現された防湿膜を開発することが強く求められている。
このような防湿膜として、例えば、PETフィルム/アルミニウム層/樹脂層/接着剤層の積層構造からなるフィルムが提案されている。
例えば、防湿膜を電子機器のフレキシブルな駆動基板に貼り合わせる場合に、防湿膜は、その駆動基板の回路面のような凹凸に良好に追従し得る柔軟性を有すること、このような追従を可能にしながら、防湿性能を付与するアルミニウム層の屈曲による破断等が生じにくく、防湿膜を貼り合わせた後の電子機器の製造工程における温度及び圧力の変化又は負荷によっても、変質及び変形が生じず、本来の機能を果たすことができるような機械的強度及びハンドリング性、貼り付け作業時の位置合わせ特性を備えることが必要となる。特に、アルミニウム層の破断等は、即防湿特性の低下をもたらすために、アルミニウム層の保護が必要である。
(1)アルミニウム層と、
該アルミニウム層の上下に積層され、互いに同じ引張弾性率を有する第1保護層及び第2保護層とを含む積層体からなり、
該積層体は、50μm以下の厚み、かつ前記アルミニウム層が20μm以下の厚みである防湿膜。
(2)第1保護層及び第2保護層は、互いに同じ材料によって形成された層である上記の防湿膜。
(3)前記第1保護層及び第2保護層は、互いに同じ厚みで形成された層である上記いずれかの防湿膜。
(4)前記第1保護層及び第2保護層は、それぞれ1GPa以上の引張弾性率を有する上記いずれかの防湿膜。
(5)前記第1保護層及び第2保護層は、それぞれ前記アルミニウム層の80〜150%の厚みを有する上記いずれかの防湿膜。
(6)前記第2保護層の前記アルミニウム層とは反対側の表面にさらに接着剤層を有し、
該接着剤層が、以下に定義する濡れ性70%以上を満たす上記いずれかの防湿膜。
濡れ性:防湿膜の接着剤層を、2kgのハンドローラでの1往復の荷重で被着体に貼り合わせ、所定時間後に前記防湿膜と被着体とを持ち上げ、1回上下反転させた場合の前記防湿膜の全面積に対する前記防湿膜と被着体との密着面積の割合。
(7)前記第2保護層の前記アルミニウム層とは反対側の表面にさらに接着剤層を有し、
前記接着剤層が、スチレン系熱可塑性エラストマーを母材として含有する接着剤からなる上記いずれかの防湿膜。
(8)前記接着剤層が、スチレン・エチレンブチレン・スチレンブロックコポリマーを母材として含有する接着剤からなる上記いずれかの防湿膜。
(9)前記接着剤層が、スチレン含量が15重量%以上のスチレン・エチレンブチレン・スチレンブロックコポリマーを母材として含有する接着剤からなる上記いずれかの防湿膜。
(10)前記接着剤層が、変性スチレン・エチレンブチレン・スチレンブロックコポリマーを母材として含有する接着剤からなる上記いずれかの防湿膜。
(11)前記変性スチレン・エチレンブチレン・スチレンブロックコポリマーが無変性物又はアミノ変性物である上記いずれかの防湿膜。
(12)前記接着剤層が、1N/20mm以下の接着力を有する上記いずれかの防湿膜。
(13)前記接着剤層が、防湿膜の加熱によって加熱前の接着力よりも10倍以上大きくなる特性を備える上記いずれかの防湿膜。
(14)前記接着剤層が、防湿膜の加熱によって3N/20mm以上の接着力を有する上記いずれかの防湿膜。
(15)上記いずれかの防湿膜を備える電気・電子機器類。
また、この防湿膜を用いることにより、防湿性能に優れ、高品質を維持することができる電気・電子機器類を提供することが可能となる。
防湿膜は、この積層体に、さらに接着剤層を備えていることが好ましい。
アルミニウム層は、水蒸気の透過を防止する機能を付与する層であり、例えば、5×10−2g/m2・24h未満、好ましくは1×10−2g/m2・24h以下、さらに好ましくは、5×10−3g/m2・24h以下の水蒸気透過を実現し得る。防湿特性は、例えば、MOCON法(JIS K 7129:2008)により、測定装置としてPERMATRAN W3/33 (MOCON社製)を用いて、40℃、RH90%の条件下にて測定した値とすることができる。
アルミニウム層は、アルミニウム又はその合金を用いて、例えば、蒸着法又はスパッタリング法の成膜方法を利用して層状に形成してもよいし、圧延機での圧延などの当該分野で公知の方法によって箔状に形成することができる。
防湿膜を構成する第1保護膜及び第2保護膜は、アルミニウム層の上下に積層されている。このような積層関係を実現し得るのであれば、第1保護膜及び第2保護膜が直接アルミニウム層に接触していてもよいし、第1保護膜及び第2保護膜とアルミニウム層との密着を実現するために、後述するようないわゆる下塗剤による下塗層を介在していてもよい。
ここでの引張弾性率とは、フィルム状の第1保護層及び第2保護層を、それぞれ縦100mm×横5mmの短冊状に切り出し、切り出したフィルムを、23℃雰囲気下で、チャック間距離50mm、引張速度300mm/minの条件で引張試験機(島津製作所(株)製、オートグラフ AG−IS型)にて引張試験を行い、応力−ひずみ曲線を得、この得られた応力−ひずみ曲線の初期の立ち上がりの部分に接線を引き、その接線が100%伸びに相当するときの引張強度をフィルムの断面積で割った値を指す。
引張弾性率の値は、第1保護層及び第2保護層が互いに同じであれば特に限定されないが、例えば、1GPa以上が好ましく、2GPa以上がより好ましい。このような引張弾性率とすることにより、第1保護層及び第2保護層それぞれの剛性が大きくなり、上述した極薄膜状のアルミニウム層を確実に保護することができ、種々の製造工程(例えば、アルミニウム層の第1保護膜等への積層/貼り合わせ、防湿膜の打ち抜き加工等)における圧力及び/又は温度の負荷によっても、屈曲、しわ、破断、変形等を効果的に防止して、防湿膜自体に機械的強度を付与することができる。その結果、防湿膜のハンドリング性を向上させることができる。
特に、第1保護層及び第2保護層は、互いに同じ厚みで形成された層であることが好ましい。これにより、防湿膜に圧力等が負荷された際に、アルミニウム層の上下における強度をバランスさせて、アルミニウム層等の破断を確実に防止することができる。
また、アルミニウム層の上下に第1保護層及び第2保護層を積層した積層体の全厚みは、50μm程度以下であることが好ましく、45μm程度以下であることがより好ましく、40μm程度以下又は35μm程度以下であることがさらに好ましく、30μm程度以下であることがより一層好ましい。
コーティング層は、例えば、ウレタン系、エステル系、アクリル系、イソシアネート系等の当該分野で公知のものを利用することができる。
一般に、本発明のような非常に高い防湿特性を備える防湿膜は、防湿されることを意図する対象(以下「被着体」ということがある)に密着させて使用される。
従って、本発明の防湿膜は、これらの電気・電子機器類を構成する部材に密着させるために、アルミニウム層と反対側の第2保護膜の表面に接着剤層を備えることが好ましい。
また、ホットメルト作用を有するもの、つまり、常温では所定の形状を保持し、加熱によって溶融し、冷却によって固着して接着させる特性を有するものが好ましい。ここでの加熱としては、第1保護層及び第2保護層、被着体等を構成する材料等によって適宜決定することができるが、80〜150℃程度が挙げられる。
つまり、接着剤層の接着力がいわゆる強接着力を有する場合には、リワーク性を確保することができず、容易にしわ、折れ曲がり等が生じ、防湿性を低下させることを招くが、本発明の防湿膜では、これを回避することができる。
このような大きな接着力を備えることにより、防湿膜の被着体への密着を実現することができる。特に、防湿膜を被着体に固着した後の被着体の製造/加工工程において、最も剥がれやすい端部においても、防湿膜が被着体から剥がれることなく、防湿膜本来の機能を確実に果たさせることができる。
例えば、天然ゴム、ポリイソブチレンゴム、スチレン・ブタジエンゴム、スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体ゴム、再生ゴム、ブチルゴム、ポリイソブチレンゴム、NBR、スチレン系熱可塑性エラストマー等のゴム系ポリマーをベースポリマーに用いたゴム系粘着剤;シリコーン系粘着剤;アクリル系粘着剤、ウレタン系粘着剤等が挙げられる。これらは単独で又は2種以上を組み合わせて用いてもよい。
スチレン系熱可塑性エラストマーは水添物でなくてもよいが、水添物であることが好ましい。このようなスチレン系熱可塑性エラストマーとしては、例えば、SIS、SBS、SEBS、SEPS、SI、SB、SEPなどが挙げられる。なかでもSEBS、SEPSが好ましい。例えば、SEBSを用いる場合、その重量平均分子量は、例えば、2万〜50万程度が挙げられる。
ポリスチレン−ポリ(エチレン/プロピレン)ブロック
ポリスチレン−ポリ(エチレン/プロピレン)ブロック−ポリスチレン
ポリスチレン−ポリ(エチレン/ブチレン)ブロック−ポリスチレン
ポリスチレン−ポリ(エチレン−エチレン/プロピレン)ブロック−ポリスチレン
ポリスチレン−ポリ(エチレン/プロピレン)ブロック
ポリスチレン−ポリ(エチレン/プロピレン)ブロック−ポリスチレン
ポリスチレン−ポリ(エチレン/ブチレン)ブロック−ポリスチレン
ポリスチレン−ポリ(エチレン−エチレン/プロピレン)ブロック−ポリスチレン
ポリスチレン−ポリ(エチレン/プロピレン)ブロック
ポリスチレン−ポリ(エチレン/プロピレン)ブロック−ポリスチレン
ポリスチレン−ポリ(エチレン/ブチレン)ブロック−ポリスチレン
ポリスチレン−ポリ(エチレン−エチレン/プロピレン)ブロック−ポリスチレン
ポリスチレン−ポリ(エチレン/プロピレン)ブロック
ポリスチレン−ポリ(エチレン/プロピレン)ブロック−ポリスチレン
ポリスチレン−ポリ(エチレン/ブチレン)ブロック−ポリスチレン
ポリスチレン−ポリ(エチレン−エチレン/プロピレン)ブロック−ポリスチレン
ポリスチレン−ポリ(イソプレン)ブロック
ポリスチレン−ポリ(イソプレン)ブロック−ポリスチレン
ポリスチレン−ポリ(エチレン/イソプレン)ブロック
ポリスチレン−ポリ(エチレン/イソプレン)ブロック−ポリスチレン
ポリスチレン−ポリ(ブタジエンン)ブロック−ポリスチレン
ポリスチレン−ポリ(ブタジエン/ブチレン)ブロック−ポリスチレン
なかでも、ポリスチレン−ポリ(エチレン/ブチレン)ブロック−ポリスチレンが好ましい。
例えば、このようなスチレン系熱可塑性エラストマーとしては、旭化成製のタフテックシリーズ、クレイトンポリマー製のクレイトンシリーズなどの市販品を用いることができる。
このように、変性物として、酸ではなく、アミン、アミド等によって変性させることにより、スチレン系熱可塑性エラストマー自体の濡れ性を適切に調整することができるとともに、本発明の防湿膜を回路基板等に直接貼り合わせても、電気回路等に対する悪影響を回避することができ、上述した電気・電子機器類に対する適応性に優れたものとすることができる。
水添スチレン系熱可塑性エラストマーは、MFRが4.0g/10分より大のものが好ましく、5.0g/10分以上のものがより好ましい。ここでのMFRとは、ISO 1133:2005に準じて、230℃にて、2.16kgfで測定した値である。このようなMFRを有することにより、適度な初期微接着性、加熱による接着性の増大を実現することができる。
架橋剤は、例えば、日本ポリウレタン工業製のコロネートHL(ヘキサメチレンジイソシアネート HDI−TMPアダクト)、東洋インキ製造製BXX5134(アジリジン系硬化剤)を用いることができる。
可塑剤は、例えば、ナフテンオイル又はパラフィンオイル等が挙げられる。
帯電防止剤としては、例えば、日本油脂製のエレガン264waxなどを用いることができる。
また、上述した特定の材料を用いる場合には、薄膜状であっても凹凸追従性、積層体への密着性を付与することができるとともに、防湿膜の加工性(打ち抜きなど)をも確保することが可能となる。
本発明の防湿膜を用いて防湿特性を付与し得る対象としては、有機EL/液晶パネル、インジケータ、各種キーパッド及び/又は電子回路等を備えるものが挙げられる。具体的には、電子ペーパー、携帯電話、携帯端末、スマートカード、防災機器、E−タグ、標識/電子看板、医療機器等の電気・電子機器類が挙げられる。また、このような電気・電子機器類には、リチウムイオンバッテリー等の防湿性が要求される電気化学反応が生じる部材を備える機器も含まれる。
実施例及び比較例においては、特に断りのない限り部及び%は重量基準である。
基材1
まず、アルミニウム層として、略アルミニウム100重量%のアルミ箔(厚み:7μm)を準備した。
第1保護層及び第2保護層として、PETフィルム(厚み:9μm)を準備した。
下塗剤として、ポリイソシアネート系の下塗剤(日本ポリウレタン工業株式会社製、商品名「コロネート L」)を準備した。
これらの材料を用いて、以下の表1に示すように、PET/下塗り層/アルミニウム層/下塗り層/PETの順に積層し、ドライラミネートにて基材1を作製した。
第1保護層及び第2保護層として、PETフィルム(厚み:9μm)、PPフィルム(厚み:9μm)、PEフィルム(厚み:9μm)を準備し、表1に示す積層構造にて基材1と同様に基材2〜4を作製した。
各基材をロール−トゥ−ロールのラインにて作製し、10m毎に一辺が15cmの正方形のサンプルを20枚サンプリングした。
これらの防湿特性を、MOCON法(JIS K 7126)により、下記条件にて測定した。
測定装置:PERMATRAN W3/33 (MOCON社製)
環境条件:40℃、RH90%。
水蒸気透過率の値が5.0×10-2g/m2・24h未満の値である場合は良品とし、これ以上の値である場合には不良としてトータル良品率を算出した。その結果を表1に示した。
基材1〜4について、それぞれ縦100mm×横5mmの短冊状に切り出し、切り出した基材を、23℃雰囲気下で、チャック間距離50mm、引張速度300mm/minの条件で引張試験機(島津製作所(株)製、オートグラフ AG−IS型)にて引張試験を行った。そして、ここで得られた応力−ひずみ曲線の初期の立ち上がりの部分に接線を引き、その接線が100%伸びに相当するときの引張強度を基材の断面積で割ることにより、引張弾性率を算出した。各基材について、TD/MD方向の引張弾性率を測定し、TD/MD方向のうち、低い値を表1に示した。
防湿膜1〜5
接着剤として、表2に示す各種母材を、固形分濃度20%となるようにトルエン希釈溶液に溶解して樹脂溶液を調製した。得られた樹脂溶液を基材1に塗布した。その後、110℃にて5分間乾燥させ、最終的に厚み25μm厚の接着剤層を有する防湿膜(全膜厚:52μm)を得た。
接着剤層の表面には、シリコーン離軽処理したPETセパレータの処理面を貼り合わせた。
接着剤として、EVA系接着剤(エバフレックスEV550、三井・デュポンポリケミカル株式会社製)を用い、この接着剤を、得られた基材に、押し出しラミネート法にて溶融させて貼り合わせた。
接着剤層の表面には、上記と同様にPETセパレータを貼り合わせた。
(濡れ性)
防湿膜20mm幅を、50mm×100mmサイズの50μm厚のポリイミドフィルム(東レ・デュポンカプトン200V)に、2kgのハンドローラを用いて1往復して貼り合わせた。
これらのサンプルを20枚作成した。
貼り合わせ1分後に、ポリイミドフィルムを持ち上げ、貼り合わせサンプルを逆にし、再度元に戻すサイクルを1回行った。
このサイクル後において、防湿膜とポリイミドフィルムとの接触残存面積が95%以上残っているものを濡れ性良好とし、良品率を算出した。
防湿膜20mm幅を、50mm×100mmサイズの50μm厚のPETフィルムに、2kgのハンドローラを用いて1往復して貼り合わせた。
貼り合わせ30分後に、このサンプルを、両面テープを介してSUS板に固定し、ピール角度:180度、ピール速度:300mm/分にて引張、その接着強度を測定した。
防湿膜20mm幅を、50mm×100mmサイズの50μm厚のPETフィルムに、2kgのハンドローラを用いて1往復して貼り合わせた。
その後、加熱プレス装置を用い、150℃×0.5MPaにて5秒間、熱圧着を実施した。
加熱冷却後、このサンプルを、両面テープを介してSUS板に固定し、ピール角度:180度、ピール速度:300mm/分にて引張、その接着強度を測定した。
上述したように、加熱後接着力の測定サンプル作成時において、作成後のサンプルの基材端より、接着剤がはみ出している距離が150μm未満のものをはみだし性良好として、良品率を算出した。
上述の加熱後接着力の測定サンプルを、PETフィルムを上面、接着剤層を下面にして設置し、コクヨの穴あけ手動パンチPN−31を用いて、連続して50個の個別穴を開けた。穴と穴との距離は30mm以上とした。この際、穴から防湿膜のデラミ距離が100μm未満であったものを良品として、耐デラミ率を算出した。
防湿膜を銅板に貼り合わせ、その後、加熱プレス装置を用いて、上部圧着バーのみ100℃×0.5MPaにて2秒間、熱圧着を実施した。サンプルは各10ピース作成した。
加熱冷却後、このサンプルを50℃×100%RHに96時間投入した。10分以上冷却した後、サンプルを剥がし、サンプル・銅板の防湿膜の貼合わせ部分が投入前と比較して、変色していないかを目視により確認した。接触面積の95 %が変色していない場合を良品とし、良品率を算出した。
日東電工製FPC(配線高さ15μm、配線間スペース:50μm、配線幅30μm)の配線部が6本並列している箇所を用いて、防湿膜(20mm幅)を、2kgのハンドローラを用いて1往復して貼り合わせた。
その後、加熱プレス装置を用い、120℃×0.5MPaにて5秒間、熱圧着を実施した。これらのサンプルを各10ピースずつ作成した。
加熱圧着後、すべてのサンプルにて配線間に気泡が残らなかったものを◎、1個のサンプルに気泡がのこったものを○、2〜3個のサンプルにて気泡が残ったものを△、
4個以上気泡がのこったものを×として、凹凸追従性を評価した。
上述した各種接着剤溶液を、シリコーン離軽処理されたPETセパレータ上に塗布し、110℃×5分間乾燥し、最終的に厚み25μmの接着剤層を形成した。
その後、接着剤層のみを単離し、これを島津分光光度計UV−2200にて、330nmの光の透過率を測定した。
330nmの光の透過率が90%以上のものを◎、
85%以上、90%未満のものを○、
85%未満のものを×で示した。
Claims (13)
- アルミニウム層と、
該アルミニウム層の上下に積層され、互いに同じ引張弾性率を有する第1保護層及び第2保護層と、
該第2保護層の前記アルミニウム層とは反対側の表面に配置される接着剤層を含む積層体からなり、
該積層体は、50μm以下の厚み、かつ前記アルミニウム層が20μm以下の厚みであり、
前記接着剤層が、スチレン系熱可塑性エラストマーを母材として含有する接着剤からなり、かつ以下に定義する濡れ性70%以上を満たすことを特徴とする防湿膜。
濡れ性:防湿膜の接着剤層を、2kgのハンドローラでの1往復の荷重で被着体に貼り合わせ、所定時間後に前記防湿膜と被着体とを持ち上げ、1回上下反転させた場合の前記防湿膜の全面積に対する前記防湿膜と被着体との密着面積の割合。 - 第1保護層及び第2保護層は、互いに同じ材料によって形成された層である請求項1に記載の防湿膜。
- 前記第1保護層及び第2保護層は、互いに同じ厚みで形成された層である請求項1又は2に記載の防湿膜。
- 前記第1保護層及び第2保護層は、それぞれ1GPa以上の引張弾性率を有する請求項1〜3のいずれか1つに記載の防湿膜。
- 前記第1保護層及び第2保護層は、それぞれ前記アルミニウム層の80〜150%の厚みを有する請求項1〜4のいずれか1つに記載の防湿膜。
- 前記接着剤層が、スチレン・エチレンブチレン・スチレンブロックコポリマーを母材として含有する接着剤からなる請求項1〜5のいずれか1つに記載の防湿膜。
- 前記接着剤層が、スチレン含量が15重量%以上のスチレン・エチレンブチレン・スチレンブロックコポリマーを母材として含有する接着剤からなる請求項6に記載の防湿膜。
- 前記接着剤層が、変性スチレン・エチレンブチレン・スチレンブロックコポリマーを母材として含有する接着剤からなる請求項1〜6のいずれか1つに記載の防湿膜。
- 前記変性スチレン・エチレンブチレン・スチレンブロックコポリマーがアミノ変性物である請求項8に記載の防湿膜。
- 前記接着剤層が、1N/20mm以下の接着力を有する請求項1〜9のいずれか1つに記載の防湿膜。
- 前記接着剤層が、防湿膜の加熱によって加熱前の接着力よりも10倍以上大きくなる特性を備える請求項1〜10のいずれか1つに記載の防湿膜。
- 前記接着剤層が、防湿膜の加熱によって3N/20mm以上の接着力を有する請求項1〜11のいずれか1つに記載の防湿膜。
- 請求項1〜12のいずれかに記載の防湿膜を備える電気・電子機器類。
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