JP6003845B2 - 搬送装置 - Google Patents
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そこで、例えば、搬送先箇所に対して、物品群の物品数と同じ数の存否センサを物品群の物品夫々に対応して設け、管理部が、多数の存否センサの全てにて物品が検出されていれば、物品群が搬送先箇所に適切に搬送されていると判断し、多数の存否センサのいずれかが物品を検出していなければ、物品群が搬送先箇所に適切に搬送されていないと判断するように構成することが考えられる。
しかし、このように構成した場合では、搬送先箇所に対して多数の存否センサを設ける必要があるため、存否センサの設置数が多くなり、搬送装置のコストが高くなるという問題がある。
しかし、搬送コンベヤにて載置搬送する物品には、搬送方向の長さが異なる複数種の物品を搬送する場合がある。このような場合において、物品群の下流端に位置する物品や上流端に位置する物品が搬送方向に大きな物品である場合は、物品が搬送方向に大きいことにより、下流端に位置する物品が大きい分だけ下流側に大きくずれても、当該物品が存否センサにて検出され、また、上流端に位置する物品が大きい分だけ上流側に大きくずれても当該物品が存否センサにて検出される。
そのため、上述のような物品の搬送方向でのずれを許容するために、搬送先箇所としては、搬送方向に大きな範囲を確保する必要があり、搬送先箇所の搬送方向での長さが、物品群の搬送方向の長さに比べて必要以上に長くなる。
前記存否センサとして、前記搬送先箇所に対して、前記搬送先箇所に搬送された前記物品群より前記搬送方向の上流に位置する上流存否センサと下流に位置する下流存否センサとが設けられ、前記管理部は、前記制御部が前記搬送制御を実行した後に、前記上流存否センサと前記下流存否センサとの双方にて物品が検出されていなければ、前記物品群が前記搬送先箇所に適切に搬送されたと判断し、前記制御部が前記搬送制御を実行した後に、前記上流存否センサ及び前記下流存否センサのいずれかにて物品が検出されていれば、前記物品群が前記搬送先箇所に適切に搬送されていないと判断する点にある。
このように、存否センサの数を抑え且つ搬送先箇所の搬送方向での長さを必要以上に長くする必要がないものでありながら、物品群が搬送先箇所に適切に搬送されたか否かを判別できる搬送装置を実現できる。
そして、最下流の搬送先箇所以外の搬送先箇所については、上流存否センサと下流存否センサとを設けて物品群が搬送先箇所に適切に搬送されているか否かを管理部にて判断するように構成されているため、存否センサの設置数を少なくできる。
また、最下流の搬送先箇所については、最下流の搬送先箇所に搬送された物品群における各物品の存在を検出するように複数の物品存否センサを設けて、複数の物品存否センサにて物品群の物品夫々が搬送先箇所に適切に搬送されているか否かを管理部で判断するように構成されているため、物品群が搬送先箇所まで適切に搬送されているかを判断できる。
そして、貯留制御を実行しているときに、例えば、搬送コンベヤを停止させたときに慣性力により物品が搬送コンベヤ上で下流側に移動する等により、物品が貯留箇所から下流側にはみ出した場合に、そのはみ出した物品を貯留存否センサにて検出することができ、管理部にて、物品が貯留箇所に適切に搬送されていないと判断することができる。
このように貯留制御を繰り返し実行するときに物品が適切に搬送されているか否かの判断を、管理部は1つの貯留存否センサの検出情報に基づいて行うことができ、貯留箇所に搬送された物品を1つずつ貯留存否センサにて検出するように複数の貯留存否センサを設ける場合に比べて、貯留存否センサの数を抑えることができる。
図1に示すように、ピッキング設備は、物品Wを種類別に収納容器C1に収納した状態で複数種類の物品Wを保管する複数の自動倉庫1と、自動倉庫1から出庫された収納容器C1から物品Wを取り出す複数の物品取出装置2と、複数の物品取出装置2から取り出された複数種類の物品Wを合流させて出荷容器C2に搬送する合流コンベヤ3と、出荷容器C2を載置搬送する容器コンベヤ4と、が設けられている。
次に、物品取出装置2について説明する。
図1及び図2に示すように、物品取出装置2には、収納容器C1を載置搬送する入出庫コンベヤ14と、物品Wを載置搬送する供給コンベヤ15と、入出庫コンベヤ14上の収納容器C1から物品Wを取り出し、当該物品Wを供給コンベヤ15上に移載する移載ロボット16と、が設けられている。本実施形態では、物品取出装置2には、1台の入出庫コンベヤ14と、1台の移載ロボット16と、3台の供給コンベヤ15と、が設けられている。
つまり、自動倉庫1から出庫箇所E1に出庫された収納容器C1は、入出庫コンベヤ14にて取出箇所E2に載置搬送され、取出箇所E2に位置する収納容器C1から必要な物品Wが移載ロボット16にて取り出される。その後、入出庫コンベヤ14にて収納容器C1が取出箇所E2から入庫箇所E3に載置搬送されて、自動倉庫1に入庫される。
次に、本実施形態に係る搬送装置Aについて説明する。
図3に示すように、搬送装置Aは、物品Wを搬送方向(第2方向)に沿って載置搬送する上述の供給コンベヤ15と、供給コンベヤ15上の物品Wの存否を検出する存否センサ18と、供給コンベヤ15の作動を制御し且つ存否センサ18の検出情報に基づいて物品Wが適切に搬送されているか否かを管理する制御装置H(図4参照)と、が設けられている。
尚、制御装置Hには、供給コンベヤ15の作動を制御する制御部h1、及び、存否センサ18の検出情報に基づいて物品Wが適切に搬送されているか否かを管理する管理部h2が、プログラム形式で備えられている。また、供給コンベヤ15が、本発明の搬送コンベヤに相当する。
尚、第2バッファ部15c及び第3バッファ部15dが、物品Wを載置搬送する搬送部に相当し、供給コンベヤ15には、第2バッファ部15c及び第3バッファ部15dが、各別に駆動する状態で搬送方向に複数並設されている。
また、貯留箇所E5より搬送方向の上流の供給コンベヤ15上に供給箇所E4が設定されている。この供給箇所E4は、移載部15a上に設定されている。ちなみに、この供給箇所E4は、移載ロボット16にて外部から物品Wが1つずつ供給される箇所である。
また、第2搬送先箇所E6bより搬送方向の下流の供給コンベヤ15上に合流準備箇所E7が設定されている。この合流準備箇所E7は、供給部15e上に設定されている。
そして、搬送装置Aでは、供給箇所E4(移載部15a)から貯留箇所E5(第1バッファ部15b)に物品Wが1つずつ搬送され、貯留箇所E5に5つの物品Wが貯留されると、その5つの物品Wを搬送単位の物品群として、物品群単位で、第1搬送先箇所E6a(第2バッファ部15c)、第2搬送先箇所E6b(第3バッファ部15d)の順に搬送される。また、搬送装置Aでは、第2搬送先箇所E6bからは、物品群の物品Wが1つずつ合流準備箇所E7(供給部15e)に搬送され、さらに、合流準備箇所E7から合流コンベヤ3に物品Wが1つずつ合流搬送される。
尚、第1搬送先箇所E6aが、最上流の搬送先箇所E6に相当し、第2搬送先箇所E6bが、最下流の搬送先箇所E6に相当する。
ちなみに、移載部15a及び供給部15eの夫々は、その搬送方向の長さが物品群の搬送方向の長さより短く、物品W1つの搬送方向の長さより長く形成されている。
存否センサ18として、供給存否センサ21、第1搬送存否センサ22、第2搬送存否センサ23、第1異常存否センサ24、第2異常存否センサ25、第3異常存否センサ26、物品存否センサ27、合流存否センサ28、が設けられている。
第1搬送存否センサ22は、搬送方向で供給箇所E4より下流で且つ貯留箇所E5より上流に設けられており、物品Wが供給箇所E4から下流に搬送されたことを検出する。
第2搬送存否センサ23は、貯留箇所E5と搬送方向で同じ位置に設けられており、詳しくは、貯留箇所E5に貯留された物品群のうちの最上流に位置する物品Wと搬送方向で同じ位置に設けられている。この第2搬送存否センサ23は、物品Wが上流から貯留箇所E5に搬送されたことを検出する。
第2異常存否センサ25は、搬送方向で第1搬送先箇所E6aより下流で且つ第2搬送先箇所E6bより上流に設けられている。この第2異常存否センサ25は、第1搬送先箇所E6aに搬送された物品群の物品Wが第1搬送先箇所E6aから下流側にはみ出している場合や、第2搬送先箇所E6bに搬送された物品群の物品Wが第2搬送先箇所E6bから上流側にはみ出している場合に、そのはみ出している物品Wを検出する。
第3異常存否センサ26は、搬送方向で第2搬送先箇所E6bより下流で且つ合流準備箇所E7より上流に設けられている。この第3異常存否センサ26は、第2搬送先箇所E6bに搬送された物品群の物品Wが第2搬送先箇所E6bから下流側にはみ出している場合や、合流準備箇所E7に搬送された物品Wが合流準備箇所E7から上流側にはみ出している場合に、そのはみ出している物品Wを検出する。
合流存否センサ28は、搬送方向で合流準備箇所E7と同じ位置に設けられており、合流準備箇所E7に搬送された物品Wを検出する。
また、第2搬送先箇所E6bに対しては、第2異常存否センサ25が、搬送先箇所E6に搬送された物品群より搬送方向の上流に位置する上流存否センサとして設けられ、第3異常存否センサ26が、搬送先箇所E6に搬送された物品群より搬送方向の下流に位置する下流存否センサとして設けられている。
そして、搬送方向に隣接する一対の搬送先箇所E6(第1搬送先箇所E6aと第2搬送先箇所E6b)について、上流側の第1搬送先箇所E6aに対して設けられた下流存否センサと、下流側の第2搬送先箇所E6bに対して設けられた上流存否センサと、が兼用されている。
また、第1異常存否センサ24が、本発明の貯留存否センサに相当する。
次に、制御装置Hによる供給コンベヤ15に対する制御について説明する。
図5及び図6に示すように、制御装置H(制御部h1)は、供給箇所E4から貯留箇所E5に物品Wを1つずつ搬送する送出制御、貯留箇所E5から第1搬送先箇所E6aに物品群を搬送する第1搬送制御、第1搬送先箇所E6aから第2搬送先箇所E6bに物品群を搬送する第2搬送制御、第2搬送先箇所E6bから合流準備箇所E7に物品Wを1つずつ搬送する切出制御、合流準備箇所E7の物品Wを合流コンベヤ3に合流させる合流制御、及び、物品群に満たない数の物品W(本実施形態では4つ以下の物品W)を物品群として貯留箇所E5から第1搬送先箇所E6aに搬送する先行搬送制御を実行する。
ちなみに、物品群は、通常は5つの物品Wで構成されるが、後述するように先行搬送制御が実行されることで、物品群が1〜4つの物品Wで構成される場合がある。
図7(a)や図7(b)に示すように、送出制御は、供給箇所E4に物品Wが存在し且つ貯留箇所E5に物品群が存在しない(貯留箇所E5に存在している物品Wの数が物品群を形成する個数(5つ)未満)の場合に実行される。この送出制御は、図7(b),(c)に示すように、供給箇所E4に供給された物品Wを搬送方向の下流に向けて設定距離搬送するべく、供給コンベヤ15の搬送作動を開始させた後に予め設定された貯留設定条件が成立すると供給コンベヤ15の搬送作動を停止させるように、供給コンベヤ15の作動を制御する。
この送出制御を複数回(物品群の物品数)繰り返し実行することで、図7(c)に示すように、貯留箇所E5に物品群を貯留するようになっている。この送出制御を複数回繰り返し実行して貯留箇所E5に物品群を貯留するように、供給コンベヤ15(移載部15a及び第1バッファ部15b)の作動を制御することを貯留制御としている。
図8(a)に示すように、第1搬送制御は、貯留箇所E5に物品群が存在し且つ第1搬送先箇所E6aに物品群が存在しない場合に実行される。この第1搬送制御は、図8(b)に示すように、物品群を貯留箇所E5から第1搬送先箇所E6aまで搬送するべく、供給コンベヤ15の搬送作動を開始させた後に予め設定された搬送設定条件が成立すると供給コンベヤ15の搬送作動を停止させるように、供給コンベヤ15の作動を制御する。
具体的には、第1搬送制御では、第1バッファ部15b及び第2バッファ部15cの作動を開始して物品群を貯留箇所E5から下流に搬送し、物品群を設定距離搬送した後に、第1バッファ部15b及び第2バッファ部15cの作動を停止するように、供給コンベヤ15の作動を制御する。
第1搬送制御での設定距離は、貯留箇所E5に適切に位置している物品群の最も上流に位置する物品Wの上流端が、第1搬送先箇所E6aに適切に位置している5つの物品群の最も上流の物品Wの上流端の位置まで移動する距離に設定されている。そのため、送出制御を実行することで、貯留箇所E5の物品群が下流に設定距離搬送されることで、物品群を第1搬送先箇所E6aに後詰めで搬送するようになっている。
図8(b)に示すように、第2搬送制御は、第1搬送先箇所E6aに物品群が存在し且つ第2搬送先箇所E6bに物品群が存在しない場合に実行される。この第2搬送制御は、図8(b)に示すように、物品群を第1搬送先箇所E6aから第2搬送先箇所E6bまで搬送するべく、供給コンベヤ15の搬送作動を開始させた後に予め設定された搬送設定条件が成立すると供給コンベヤ15の搬送作動を停止させるように、供給コンベヤ15の作動を制御する。
第1搬送制御での設定距離は、貯留箇所E5に適切に位置している物品群の最も下流に位置する物品Wの下流端が、第1搬送先箇所E6aに適切に位置している物品群(5つの物品W)の最も下流に位置する物品Wの下流端の位置まで移動する距離に設定されている。そのため、送出制御を実行することで、貯留箇所E5の物品群が下流に設定距離搬送されることで、物品群を第1搬送先箇所E6aに前詰めで搬送するようになっている。
図9(a)に示すように、切出制御は、第2搬送先箇所E6bに物品Wが存在し且つ合流準備箇所E7に物品Wが存在しない場合に実行される。この第2搬送制御は、図9(b)に示すように、物品群における搬送方向で最も下流に位置する物品Wを第2搬送先箇所E6bから合流準備箇所E7まで搬送するべく、第3バッファ部15dと供給部15eとの搬送作動を開始させた後に予め設定された搬送切出条件が成立すると第3バッファ部15dと供給部15eとの作動を停止させるように、供給コンベヤ15の作動を制御する。
詳細な説明は省略するが、供給コンベヤ15の合流準備箇所E7から合流コンベヤ3に合流させる物品Wに対して、合流コンベヤ3には、合流させる物品Wに対して第1方向に幅を有する搬送ゾーンが設定されている。そして、図9(c)に示すように、合流制御は、合流準備箇所E7の近傍に合流対象の物品Wを合流させる搬送ゾーンが移動したタイミングを合流タイミングとして、合流タイミングとなり且つ合流準備箇所E7に物品Wが存在する場合に実行される。この合流制御が実行されることで、合流準備箇所E7の物品Wが合流コンベヤ3の搬送ゾーンに合流搬送される。
図7に示すように、先行搬送制御は、合流タイミングであるにも関わらず合流準備箇所E7に物品Wが存在せず且つ貯留箇所E5に物品Wが存在する場合に実行される。ちなみに、この先行搬送制御は、第1搬送制御とは実行を開始する条件が異なる(物品数が5つに満たない状態で実行される)だけで、制御内容は第1搬送制御と同様である。また、先行搬送制御が実行された後は、第2搬送制御、切出制御が実行されて、合流対象の物品Wは合流準備箇所E7まで搬送される。また、合流対象の物品Wが合流準備箇所E7に搬送された後に合流制御が実行されて物品Wが合流コンベヤ3に合流搬送されるまでは、合流コンベヤ3の作動は停止されている。
そのため、制御装置Hは、搬送制御(第1搬送制御や第2搬送制御)を実行して物品群を搬送先箇所E6に搬送した後に、上流存否センサ及び下流存否センサのいずれかにて物品Wが検出されていれば、物品群が搬送先箇所E6に適切に搬送されていないと判断することができる。
(1)上記実施形態では、搬送方向に隣接する一対の搬送先箇所E6について、上流側の搬送先箇所E6に対して設けられた下流存否センサと、下流側の搬送先箇所E6に対して設けられた上流存否センサと、を兼用したが、上流側の搬送先箇所E6に対して設けられた下流存否センサと、下流側の搬送先箇所E6に対して設けられた下流存否センサとを、各別に設けてもよい。
上記実施形態では、搬送先箇所E6を、搬送方向に沿って複数設定したが、搬送先箇所E6を、1箇所のみに設定してもよい。
また、貯留箇所E5における適正に位置する物品群の最も上流に位置する物品Wが存在する箇所に、外部から物品Wを1個ずつ供給するようにして、貯留箇所E5内に供給箇所E4を設定してもよい。
15c 第2バッファ部(搬送部)
15d 第3バッファ部(搬送部)
18 存否センサ
24 第1異常存否センサ(上流存否センサ,貯留存否センサ)
25 第2異常存否センサ(上流存否センサ,下流存否センサ)
26 第3異常存否センサ(下流存否センサ)
E4 供給箇所
E5 貯留箇所
E6 搬送先箇所
E6a 第1搬送先箇所(最上流の搬送先箇所)
E6b 第2搬送先箇所(最下流の搬送先箇所)
h1 制御部
h2 管理部
W 物品
Claims (6)
- 物品を搬送方向に沿って載置搬送する搬送コンベヤと、前記搬送コンベヤ上の物品の存否を検出する存否センサと、前記搬送コンベヤの作動を制御する制御部と、前記存否センサの検出情報に基づいて物品が適切に搬送されているか否かを管理する管理部と、が設けられ、
前記搬送方向に並ぶ3つ以上の物品を搬送単位の物品群として、当該物品群が搬送される搬送先箇所が前記搬送コンベヤ上に設定され、
前記制御部は、前記物品群を前記搬送先箇所まで搬送するべく、前記搬送コンベヤの搬送作動を開始させた後に予め設定された搬送設定条件が成立すると前記搬送コンベヤの搬送作動を停止させるように、前記搬送コンベヤの作動を制御する搬送制御を実行する搬送装置であって、
前記存否センサとして、前記搬送先箇所に対して、前記搬送先箇所に搬送された前記物品群より前記搬送方向の上流に位置する上流存否センサと下流に位置する下流存否センサとが設けられ、
前記管理部は、
前記制御部が前記搬送制御を実行した後に、前記上流存否センサと前記下流存否センサとの双方にて物品が検出されていなければ、前記物品群が前記搬送先箇所に適切に搬送されたと判断し、
前記制御部が前記搬送制御を実行した後に、前記上流存否センサ及び前記下流存否センサのいずれかにて物品が検出されていれば、前記物品群が前記搬送先箇所に適切に搬送されていないと判断する搬送装置。 - 前記搬送設定条件が、搬送前の前記物品群が存在する位置から前記搬送先箇所までの距離に対応して予め設定された搬送作動量だけ前記搬送コンベヤを搬送作動させることを条件としている請求項1記載の搬送装置。
- 前記搬送先箇所が、前記搬送方向に沿って複数設定され、
前記搬送方向に隣接する一対の前記搬送先箇所について、上流側の前記搬送先箇所に対して設けられた前記下流存否センサと、下流側の前記搬送先箇所に対して設けられた前記上流存否センサと、が兼用されている請求項1又は2記載の搬送装置。 - 前記搬送先箇所が、前記搬送方向に沿って複数設定され、
前記制御部は、前記物品群を最上流の前記搬送先箇所から最下流の前記搬送先箇所まで複数の前記搬送先箇所を順に搬送するべく、前記搬送制御を繰り返し実行し、
複数の前記搬送先箇所のうちの前記最下流の搬送先箇所に対しては、前記最下流の搬送先箇所に搬送された前記物品群における各物品の存在を検出する複数の物品存否センサが設けられ、
前記管理部は、
前記最下流の搬送先箇所については、
前記最下流の搬送先箇所に搬送された前記物品群の物品数と前記複数の物品存否センサにて検出された物品数とが一致していれば、前記物品群が前記最下流の搬送先箇所に適切に搬送されていると判断し、
前記最下流の搬送先箇所に搬送された前記物品群の物品数と前記複数の物品存否センサにて検出された物品数とが一致していなければ、前記物品群が前記最下流の搬送先箇所に適切に搬送されていないと判断する請求項1〜3のいずれか1項に記載の搬送装置。 - 前記搬送コンベヤには、物品を載置搬送する搬送部が各別に駆動する状態で前記搬送方向に複数並設され、
前記複数の搬送部の夫々は、前記物品群の前記搬送方向の長さより長く形成され、
前記複数の搬送部は、前記搬送方向に同じ長さに構成され、
前記複数の搬送部の夫々に対して前記搬送先箇所が設定されている請求項3又は4記載の搬送装置。 - 前記搬送先箇所より前記搬送方向の上流の前記搬送コンベヤ上に貯留箇所が設定され、
前記貯留箇所が、前記物品群の前記搬送方向の長さより長く設定され、
前記制御部は、外部から物品が1個ずつ供給される供給箇所に供給された物品を前記搬送方向の下流に向けて設定距離搬送するべく、前記搬送コンベヤの搬送作動を開始させた後に予め設定された貯留設定条件が成立すると前記搬送コンベヤの搬送作動を停止させる制御を複数回繰り返し実行して、前記貯留箇所に前記物品群を貯留する貯留制御を実行し、
前記貯留箇所より前記搬送方向の下流に貯留存否センサが設けられ、
前記管理部は、
前記制御部による前記貯留制御の実行中に、前記貯留存否センサにて物品が検出されていなければ、物品が前記貯留箇所に適切に搬送されていると判断し、
前記制御部による前記貯留制御の実行中に、前記貯留存否センサにて物品が検出されると、物品が前記貯留箇所に適切に搬送されていないと判断する請求項1〜5のいずれか1項に記載の搬送装置。
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