JPS63189312A - 搬送不良検出システム - Google Patents

搬送不良検出システム

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JPS63189312A
JPS63189312A JP2114187A JP2114187A JPS63189312A JP S63189312 A JPS63189312 A JP S63189312A JP 2114187 A JP2114187 A JP 2114187A JP 2114187 A JP2114187 A JP 2114187A JP S63189312 A JPS63189312 A JP S63189312A
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Katsunaga Narita
成田 克永
Yutaka Iga
井賀 豊
Makoto Mori
誠 森
Masashi Nakayama
中山 正志
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、搬送ラインにおける被搬送物の搬送不良検
出システムに関するもので、特に、搬送不良検出の時間
遅れが少なく、誤検出も少ない搬送不良検出システムに
関する。
(従来の技術とその問題点) 次々と搬入される被搬送物に所定の処理を施しつつ、こ
れらの被搬送物を搬送ラインに沿って搬送する搬送シス
テムが、種々の分野で用いられている。このような搬送
システムの一例を模式図として第11図に示す。第11
図において、この搬送システム1は搬送機構としてのベ
ルトコンベヤ2を備えている。そして被搬送物3は、こ
のベルトコンベヤ2によって図のP方向に搬送され、着
目している搬送区間Rにおいて、所定の処理を受ける。
ところが、このような搬送システムにおいては、搬送区
間R内における被搬送物3の引掛りなどによって、被搬
送物3の搬送不良が生じることがある。このため、搬送
不良を検出するためのシステムが種々提案されている。
そのうちの第1のシステムでは、第11図中に示すよう
に、被搬送物3を検出するための検出センサ4a、4b
を、搬送区間Rの入口側5aおよび出口側5bにそれぞ
れ設けている。この検出センサ4a、4.bとしては、
たとえば、反射形の光センサが用いられる。そして、こ
れらの検出センサ4a、4bの検出出力はタイマ6に与
えられる。
このシステムでは、被搬送物3が入口側5aの検出セン
サ4aによって検出されるとタイマ6が計時を開始する
。また、出口側5bの検出センサ4bによって被搬送物
3が検出されるとこのタイマ6がリセットされる。この
ため、搬送区間Rの内部で搬送不良が発生し、被搬送物
3が出口側5bに出てこなくなると、タイマ6はリセッ
トされることなく翳1時を続ける。すると、タイマ6は
所定時間後にカウントアツプし、それによって搬送不良
が検出される。
また、第2のシステムでは、入口側5aの検出センサ4
aを省略し、搬送区間Rの出口側5bのみで被搬送物3
を検出する。そして、検出センサ4bが被搬送物3を検
出していない状態になるとタイマ6の計時を開始させ、
被搬送物3を検出するとタイマ5をリセットする。この
ため、搬送不良が生じて被搬送物3が検出されなくなる
と、タイマ6のリセット動作が行なわれなくなり、タイ
マ6は所定時間後にカウントアツプする。それによって
搬送不良が検出され、警報などが発生する。
ところが、これらの従来のシステムのうち、第1のシス
テムでは搬送不良検出の時間的遅れが大きいという問題
がある。つまり、ある時刻において第11図の位置Qで
搬送不良が発生しても、この位flQから出口側5bま
での区間に存在する被搬送物3がすべて搬出され、その
後、タイマ6のカウントアツプ時間が経過した後でなけ
れば搬送不良を知ることができない。
また、第2のシステムでは、被搬送物3の搬入間隔が長
くなると搬送不良と判定され、誤警報などがでてしまう
という問題がある。すなわち、単なる作業中断などの場
合にもタイマ6が計時を続けるため、所定時間後にはカ
ウントアツプによって警報が出てしまうのである。
さらに、上記第1のシステムにおいて、搬送機構の搬送
速度を変更すると、タイマ6に設定しているカウントア
ツプ時間を再設定しなければならず、搬送速度の変更に
伴って附随的な処理が必要となるという問題もある。
(発明の目的) この発明は従来技術における上述の問題の克服を意図し
ており、搬送不良検出の時間遅れが少なく、誤検出の発
生も防止できるとともに、搬送速度の変更の影響を受け
ない搬送不良検出システムを提供することを目的とする
(目的を達成するための手段) 上述の目的を達成するため、この発明は、所定の搬送機
構によって搬送される被搬送物について、所定の搬送区
間における搬送不良を検出するためのシステムであって
、■前記搬送機構の駆動量を検出する駆動量検出手段と
、■前記搬送区間の入口側および出口側にそれぞれ設け
られて、前記被搬送物の搬入と搬出とをそれぞれ検出す
る第1と第2の被搬送物検出手段と、■前記第2の被搬
送物検出手段によって前記被搬送物の搬出が検出される
ごとに計時を開始し、前記駆動量に応じた時間単位で計
時を進める出口側計時手段と、■前記出口側計時手段に
お【プる引時の開始から所定の基準1v1間が経過する
までに次の被搬送物の搬出が検出されないときに搬送不
良警告信号を発生する搬送不良警告信号発生手段と、■
前記第1の被搬送物検出手段による検出に基づいて、前
記被搬送物の搬入時間間隔を前記駆動量に応じた時間単
位で計時する入口側計時手段と、■前記搬入時間間隔が
前記基準期間よりも長いときには、検出された前記搬入
時間間隔によって前記基準期間を変更する基準期間変更
手段とを備え、前記搬送不良警告信号に基づいて前記被
搬送物の搬送不良を検出することを特徴とする搬送不良
検出システムを提供する。
(実施例) A、実施例の概略構成 第1図はこの発明の一実施例である搬送不良検出システ
ムが組込まれた搬送システムの模式図である。第1図に
おいて、この搬送システム10は、第11図の搬送シス
テム1と同様に、被搬送物3を矢印P方向へと搬送する
ためのベルトコンベヤ2を備えている。このベルトコン
ベヤ2は、第1図の左方から右方へと伸びる搬送ライン
に沿って設()られている。また、このベルトコンベヤ
2のプーリ11はモータMに連結されており、このモー
タMの駆動力によって回転駆動される。
第2図に示すように、このモータMのロータシャフト1
2には、プーリ駆動用ギヤ13のほかに、歯車状の回転
板14が取付けられている。そして、この回転板14の
エツジ付近には、発光素子と受光素子とを備えた反射形
の光センサ15が配設されている。このため、この光セ
ンサ15からは、ベルトコンベヤ2の駆動量に応じた数
だ【プのパルスを含んだ駆動量検出信号Sが出力される
。つまり、上記回転板14とこの光センサ15とによっ
て、「駆動量検出手段」が形成される。
一方、第1図のベルトコンベヤ2によって搬送される搬
送区間Rの入口側5aおよび出口側5bには、第11図
のシステムと同様に、被搬送物3を検出するための検出
センサ4a、4bがそれぞれ設けられている。この検出
センサ4a、4bは、搬送区間Rの前後に設けられた他
のベルトコンベヤ16a、16bのベルト間隙を通して
被搬送物3を光学的に検出する。そして、これらの検出
センサ4a、4bのそれぞれの出力信号S、Sbは、上
記駆動量検出信号Sとともに、検出制御装置20に与え
られる。これらのうち、出力信号S8、S、は、それぞ
れ、被搬送物3の搬入検出信号および搬出検出信号とし
ての意味を有する。
第3図はこの検出制御装置20の内部構成を示す概略ブ
ロック図である。この検出制御装P120はマイクロコ
ンピュータ21を備えており、このマイクロコンピュー
タ21はCPU22やメモリ23などによって構成され
ている。また、検出制御装置20には、それぞれがタイ
マとしての機能を果す6個のカウンタ31〜36や、警
報表示のための表示装置24なども設けられており、こ
れらは上記マイクロ」ンピュータ21に接続されている
。これらのカウンタ31〜36のうち、カウンタ35は
アップカウンタであるが、他のカウンタ31〜34.3
6はダウンカウンタである。また、これらのカウンタ3
1〜36のクロック信号としては上記駆動量検出信号S
が与えられている。
このため、これらのカウンタ31〜36は、ベルトコン
ベヤ2の駆動量に応じた時間単位でカウント(計時)を
行なうことになる。
圧−尖亙五匁11 次に、このような概略構成を有する実施例の動作を、各
カウンタ31〜36の機能を中心にして説明する。これ
らのカウンタ31〜36は互いに関連しつつ動作するの
であるが、以下では、理解を容易にするため各カウンタ
31〜36ごとに動作を分脱する。また、これらのカウ
ンタ31〜36を区別するために、これらを次のように
呼ぶことにする。これらの用語を用いる理由は、後の説
明から理解できるため、ここでは詳述しない。
カウンタ31・・・先頭異常検出カウンタ(カウント設
定値−D 、カウント値−01)■ カウンタ32・・・出口間隔異常検出開始カウンタ(カ
ウント設定値−D 、カウント値=08)カウンタ33
・・・出口間隔異常検出カウンタ(カウント設定値−り
、カウント値−〇)カウンタ34・・・出口間隔異常検
出終了カウンタ(カラン]・設定値−D 、カウント値
−〇〇)カウンタ35・・・入口間隔測定カウンタ(カ
ウント設定値−If Q If、カウント値−C,)カ
ウンタ36・・・初期化カウンタ (カウント設定値=D・、カウント値−G、)これらの
うち、カウンタ33,35がこの発明における「出口側
計時手段」、1入口側計時手段」にそれぞれ相当する。
さらに、以下の説明内容の主要部をまとめて第9図に示
してあり、この第9図も適宜参照されたい。
ロヱ■−友町」U1挾1vしグン遅仁支ユこのカウンタ
31は、ロツ1へ単位で搬送される被搬送物3のうち、
最初に搬入された被搬送物(先頭被搬送物)に搬送不良
が生じたか否かを判定するために使用されるカウンタで
ある。このカウンタ31に関連するCPU22の動作が
第4図に示されており、以下、この第4図を参照する。
まず、ステップS11において、第1図の検出センサ4
aから搬入検出信号S、がオンとなっているかどうかを
CPU21が判定する。そして、先頭被搬送物が搬入さ
れてこの信号S8がオンとされるとステップ812に進
み、先頭異常検出カウンタ31のカウントを開始させる
。このとき、後述するように、出口間隔異常検出開始カ
ウンタ32のカウント開始も行なわれる。このうち、先
頭異常検出カウンタ31のカウント設定値D1は正常な
搬送動作が行なわれる場合に被搬送物3が入口側の検出
センサ4aから出口側の検出センサ4bへ至るまでの所
要時間aと、所定のマージンbとを加えた値とされてい
る。すなわち、[) r = a 十b       
     ・・・(1)である。(第9図(a)参照)
ただし、これらの値は駆動ω検出信号Sのパルス数tを
時間単位とした値を持っている。後述する合量も同様で
ある。
第4図の次のステップ813では、後述する出口間隔異
常検出開始カウンタ32がアップしているかどうかを見
る。このカウンタ32は、ここで考えている先頭異常検
出カウンタ31と同時に計時を開始しており、そのカウ
ント設定値D8は、Ds−a−G          
 ・・・(2)で与えられている。ただし、Cはマージ
ンである(第9図(b)参照)。
このため(2)式で示される時間が経過すると出口間隔
異常検出開始カウンタ32はアップする。
すると、CPU21内に設けられたフラグFが後述する
処理によって1″とされ、このフラグFが“′1”′で
あることを知ることによって、第4図のステップS13
から814へと進む。このステップS1/1では、先頭
異常検出カウンタ31がアップしたか否かを判定するが
、 a−c<t<a十b         −(3)の期間
内ではカウンタ31がアップすることはない。このため
、ステップS14から815へと進み、出口側の検出セ
ンサ4bからの搬出検出信号=  12 − 8bがオン状態となっているかどうかを見る。
そして、この搬出検出信号Sbがオンとなっている場合
には(3)式の期間内で先頭被搬送物が出口側5bに搬
出されたことを意味するため、ステップS16でこのカ
ウンタ31をリセツ1へする。
また、フラグFを0″にすることによって、出口間隔異
常検出開始カウンタ32がアップしたという記憶をクリ
アし、このルーチンを終了する。
一方、搬出検出信号Sbがオンとならないままで先頭異
常検出カウンタ31がアップすると、先頭搬送物を搬入
してから(a十b)以上の時間が経過したにもかかわら
ず、この先頭搬送物が搬出されていないことを意味づ゛
る。このため、ステップ314から317へ進み、先頭
搬送物の搬送不良を知らせる搬送不良警告信号を発生し
て、警報表示を第3図の表示装@24に行なわせる(第
9図(a)参照)。その後、ステップ818でこのカウ
ンタ31をリセットしてフローを終える。
このようにして、このカウンタ31は、ロットの先頭搬
送物についての搬送不良を検出するために使用される。
(B−2)出口間隔異常検出開始カウンタ32このカウ
ンタ32は、出口側5bにお【ブる搬送物3の搬出間隔
の異常か1う搬送不良を検出するにあたって、その検出
動作自身を適切な時点から開始させるために使用される
。つまり、間隔異常の検出そのものは後述する出口間隔
異常検出カウンタ33によって行なわれるわけであるが
、この動作は、先頭搬送物が搬出される予想時刻付近か
ら開始させることが望ましい。それは、あまり早くから
カウンタ33を動作さゼると、先頭搬送物が搬出される
以前にカウンタ33がアップして搬送不良(間隔異常)
とされてしまうからである。
この出口間隔異常検出開始カウンタ32に関連する動作
が第5図に示されている。この第5図において、このカ
ウンタ32は、入口側5aの検出センサ4aから与えら
れる搬入検出信QS、がオンとなり、かつ後述する出口
間隔異常検出終了カウンタ34がアップしていない状態
下で、カウントをスタートする(ステップS21.S2
2,523)。ただし、出口間隔異常検出終了カウンタ
34がアップして出口間隔異常検出終了の旨′の指示が
あったときには、ステップS24でカウンタ32をリセ
ットして第5図のフローを終了する。
これは、後述するように、搬入作業の中断などを行なっ
た際に無用の警報を出さないようにする目的で設けられ
ているルーチンである。
ステップS23でカウンタ32がカウントを開始した後
、既述した(2)式のカウント設定値だ(プのカウント
が完了するまでは、次のステップS25の判断は“N 
O”となり、ステップS22へ戻る。ただし、カウント
開始後においては、ステップ823は「カウント持続」
と読替えられる。そして、(2)式で示される時間D8
が経過した時点でこのカウンタ32がアップする。この
ようなアップが発生したという事実は、フラグFを1″
とすることによって記憶される(ステップ826)。
(B−3ロー  8検4カ ンタ33 このようにして出口間隔異常検出開始カウンタ32がア
ップすると、それに応答して出口間隔具常検出力つンタ
33がカウントを始め、出口側5bにおける搬送物3の
間隔異常から搬送不良を検出するルーチン(第6図)が
スタートする(第9図(b)、 (c)参照)。このカ
ウンタ33のカウンタ設定(Ill(基準期間)Dは、 D=D、 十d            ・・・(4)
である。ただし、DKは正常な搬送が行なわれている場
合の被搬送物3の搬送間隔(基準間隔値)であり、dは
誤差を見込んだマージンである。このうち、基準間隔値
DKは、当初、あらかじめ設定された初期値にとされて
いるが、後述するカウンタ35.36の動作に基いて適
宜変更されるようになっている。
第6図において、出口間隔異常検出開始カウンタ32が
アップした後、先頭の被搬送物3が搬出終了して(ステ
ップ532)、ステップ831から833へ進む。この
時点では出口間隔異常検出カウンタ33はカウントを開
始していないため、このカウンタ33がアップしている
ことはない。
このため、ステップS31から832,833を経て8
36へ進む。ところが、被搬送物3の搬出検出はまだ行
なわれていないのが常態であるため、ステップ836か
らS38へ移ってこのカウンタ33のカウントを開始さ
せ、ステップS31へ戻る。ただし、このステップ83
8は、カウント1川始後には1カウント持続」と読替え
られる。
このカウンタ33がアップする前に搬出検出信号Sbが
オンになるとステップS32.833゜S3.6から8
37へ進み、このカウンタ33自身をリセットして設定
値りに戻す。そして搬出検出信号Sbがオフになるとス
テップS36から838へ進むようになり、再びカウン
トを開始させる。
つまり、設定値りに相当する時間間隔内に次の被搬送物
3が搬出されれば正常な搬送状態であると判断し、警報
表示などを行なわないのである。
一方、カウンタ33がアップしてしまった場合には、搬
送物3の搬出間隔が大きくなり過ぎており、何らかの搬
送異常が生じているものと考えることができる。このた
め、この場合にはステップ833から834へ進んで搬
送不良警告信号を発生し、それによって警報表示を行な
わせるとともに、ステップ835でこのカウンタ33を
リセットしておく(第9図(C)参照)。
この出口間隔異常検出ルーチンでは、搬送不良が発生し
てからそれが検出されるまでの遅れは、搬送不良を生じ
る直前の被搬送物3が不良発生時点から出口側5bに搬
出されるまでの時間Tに上記設定値りを加えた時間であ
る。一方、第11図を参照して説明した従来の第1のシ
ステムでは、この遅れは(T 十a )以上となる。そ
して、前述したようにaはひとつの被搬送物3が搬入さ
れてからそれが搬出されるまでの標準時間であり、Dは
搬送間隔に応じた基準期間に相当する。このため、通常
りはaよりもかなり小さく、この実施例におりる検出遅
れ(T 十D )は、従来のシステムにおける遅れ(T
 十a )よりもはるかに小さなものとなっている。
(B−4)出口間−異常検出終了カウンタ34ところで
、ロットの切れ目などのように被搬送物3の搬入が中断
される際には、出口間隔異常検出ルーチン(第6図)を
止めてa3 <ことが望ましい。それは、このような場
合にも第6図のルーチンを働かせたままでいると出口間
隔異常とされてしまうからである。
出口間隔異常検出終了カウンタ34にはこのような状況
に対応して設けられているものであって、カウント設定
値り。(=a)だけの期間に全く被搬送物3が搬入され
ないときには第6図のルーチンを止めるように作用する
。換言すれば、ベルトコンベヤ2の上に被搬送物3が存
在しなくなると第6図のルーチンを止めるのである。
この処理が第7図に示されている。まず、搬入検出信号
S8がオンでないとぎにはステップS41から342へ
と進むが、このカウンタ34はまだカウントを開始して
いないためにさらにステップS43へと進む。そして、
このステップS43でカウンタ34のカウントをスター
]へさせる。スター1〜後には、このステップS43は
「カウント持続」に読替えられる。
このカウンタ34がアップする前に搬入検出信号S が
オンになると、期間D8以内に次の被搬込物3が搬入さ
れたことになるため、ステップS44でこのカウンタ3
4をリセットし、新たにカウントを始める。一方、次の
被搬送物3が搬入されることなくカウンタ34がアップ
すると、ステップS41.S42からステップS45へ
と進む。
そして、このステップS45では、カウンタ32゜33
.35をリセットするとともに、出口間隔異常検出カウ
ンタ33のカウント設定値りを初期値(K + d )
に戻してステップ841に戻る。これらのうち、カウン
タ35の性質や設定値りの変更などについては後述する
次の被搬送物3が搬入されるまではステップS41.3
42,845を通るルーチンが繰返され、これによって
カウンタ32,33.35は実質的にリセットされ続【
プる。つまり、搬入の中断などが発生すると、これらの
カウンタ32,33.350カウントに基く動作(出口
間隔異常検出ルーチンなど)は終了状態を維持すること
になる(第9図(d)、 (C)参照)。
これらのカウンタ35.36は、出口間隔異常検出カウ
ンタ33のカウント設定値(基準期間)Dに含まれる基
準間隔値DKの値を変更するために使用される。つまり
、入口側5aにおける搬入間隔T、が大ぎくなると基準
間隔値DKをそれに応じた大きな値に変更し、搬入間隔
T、が小さくなると基準間隔値り、を初期値にへと戻す
作用を行なう。このうち、前者はカウンタ35による計
時に基いて、また俊者はカウンタ36による計時に基い
て、それぞれ実行される。
第8図はこれらのカウンタ35.36のカウント動作に
塁く上記変更動作の詳細を示すフローチャートである。
以下、この第8図を参照してこの変更動作を説明する。
ただし、カウンタ35のカウント設定値Ddは当初、上
記初期値Kに設定されているものとする。また、他方の
カウンタ36のカウント設定値り、は、 Q、  −a+f                 
・・・(5)となっている。ただし、fは誤差マージン
である。
まず、搬入検出信号S8がオンとなっていない状態では
第8図のステップS51と852とを繰返し、それによ
って入口間隔測定カウンタ35のみがカウントを開始・
持続する。そして、搬入検出信号Saがオンとなるとス
テップ851から853へと進み、入口間隔測定カウン
タ35のカウント値(測定値)C1が基準間隔現在値り
、と比較される。ただし、ここでは、先頭の被搬送物3
は既に搬入されており、2番目以後の被搬送物3が搬入
された時点を考えているものとする。
そして、cd>Dにであるときには、搬入間隔が大さく
なっていることを意味するため、ステップS54に進ん
でカウント設定値の変更を行なう。
この変更は次の各処理を含んでいる。
■基準間隔現在値D を、カウント値C4の値に に変更する。これは、次回の処理ループにおいてステッ
プS53にお【プる比較基準を変更させるために行なわ
れる。
■上記■によって変更された後の基準間隔現在値りにを
用いて、出口間隔異常検出カウンタ33の新たな設定値
(基準期間)Dとする。つまり、前述した(4)式のM
準間隔値DKを変更し、それによって出口間隔測定に基
く搬送不良検出での基準期間りも変更するのである(第
9図(e)参照)。
これによって、搬入間隔が広がったことに起因する無用
の誤警報の発生を防ぐことができるようになる。
なお、ステップ854における他の処理は、入口間隔測
定カウンタ35と初期化カウンタ36とのリセットであ
り、これを終えるとステップS51へと戻る。
一方、ステップS53において入口間隔測定カウンタ3
5のカウント値(測定値)cdが基準間隔現在値り、以
下であると判断されたときにはステップS55へ進み、
出口間隔異常検出カウンタ33にお番プる基準間隔値D
Kが初期値にであるがどうかを見る。DK>Kであると
きにはステップS55を経てステップS57に進み、さ
らにカウント値C0と初期値にとを比較する。カウント
値cdが初期値に以下であるときにはステップs58へ
進み、入口間隔測定カウンタ35をリセットするととも
に初期化カウンタ36のカウントをスタート・持続させ
る。そして、その直後ではステップS59が’ N O
”となってステップS51へ戻る。
被搬送物3の搬入間隔測定値cdが基準間隔初期値に以
下である状態が期間D・ (−a十f)だけ持続すると
、初期化カウンタ36がアップし、ステップ859の判
断が“’ Y E S ”となる。このときには、搬入
間隔が初期値に以下となった直後の被搬送物3が出口側
5b(1近にさしかかっている。それは、上記期間Di
に含まれる量aとして、ベルトコンベヤ2の一端から他
端まで被搬送物3が搬送されるに要する標準的な時間を
設定しているためである。
このため、次のステップ860では、基準間隔値り、を
初期値Kに房すとともに、このようにしで変更された新
たな基準間隔値DK (−K)によって、出口間隔異常
検出カウンタ33のカウント設定値(基準期間)Dを(
4)式で求め、それによってカウント設定値りを初期値
(K十d)に戻す(第9図(f)参照)。また、人1口
間隔測定カウンタ35および初期化カウンタ36をリセ
ットする。
なお、ステップ855でDK−にと判断された場合には
、基準間隔値DKを改めて初期値にとする必要はないた
め、ステップ856でカウンタ35.36をリセットし
てステップ851に戻る。
また、スーアップ857でCd>Kと判断された場合に
は、搬入間隔の減少はあまり生じていないことになるた
め、やはりステップ856のリセット動作を経てステッ
プS51へ戻る。
C0実施 のまとめ 以上のようにして、この実施例では、以下の動作が行な
われることになる。
■先頭被搬送物の搬送不良検出(カウンタ31)■出口
側5bにおいて、基準間隔値DKに応じた基準期間りが
経過するまでに次の被搬送物3が搬出されないときの搬
送不良検出(カウンタ33)■上記■における搬送不良
検出ルーチンの開始と終了との制御(カウンタ32,3
4)。
■搬入間隔が広がったときに、それに応じて基準間隔値
り、(したがって基準期間D)を変更する処理(カウン
タ35)。
■搬入間隔が狭くなったときに、それに応じて基準間隔
値DKを初期値へと変更する処理(カウンタ36)。
ただし、これらのうち、この発明の特徴に直接関係する
のは■および■である。つまり、搬送不良の検出遅れの
改善は■によって達成され、誤警報の防止や搬入間隔変
更に伴う自動的な設定変更は■によって達成される。■
、■を行なえばさらに自動化が進むが、マニュアル操作
などによって■、■のルーチンの開始と終了とを指示さ
せることもできる。また、■の機能も設けておいた方が
よいが、搬入間隔が狭くなったからといって誤警報が出
てしまうわけではないため、この■は省略可能である。
また、この実施例では、ベルトコンベヤ2の駆動量の変
化に応じた時間単位を用いて計時を行なっているため、
ベルトコンベヤ2の駆動速度が変化してもそれに追従し
て時間単位(駆動量検出信号Sのパルス周期)が変化し
、搬送不良検出には影響を及ぼさないという利点がある
D、変形例 上記実施例では、検出センサ4a、4bをベルトコンベ
ヤ2の外部に設けたが、第10図に示すように、ベルト
コンベヤ2の内側に設けてもよい。
つまり、着目している搬送区間Rが搬送機構の搬送長さ
に一致している必要はない。搬送駆動量検出手段は、ベ
ルトコンベヤ2自体の走行距離を測定して駆動量を検出
するセンサなどであってもよい。
搬送機構もベルトコンベヤに限らず、他の種類のコンベ
ヤや、ケーブル吊による搬送機構であってもよい。搬送
不良警告信号によって警報音の発生や搬送機構の駆動停
止などを行なわせることもできる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、搬送−27一 区間の出口側における被搬送物の搬出間隔が間隔基準値
以上となると搬送不良とされるとともに、この間隔基準
値を実際の搬入間隔に応じて変更させるため、搬送不良
検出の時間遅れが少なく、誤警報の発生も防止できる。
また、搬送機構の駆動量に応じた時間単位を用いて計時
を行なうため、搬送速度の変更の影響を受番プることも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を組込んだ搬送システムの
模式図、 第2図は搬送駆動量検出手段の一構成例を示す図、 第3図は実施例における検出制御装置のブロック図、 第4図ないし第8図は実施例の動作を示すフローチャー
ト、 第9図は実施例における各カウンタの機能の説明図、 第10図はこの発明の詳細な説明図、 −28= 第11図は従来の搬送不良検出システムの模式10・・
・搬送システム、  2・・・ベルトコンベヤ、3・・
・被搬送物、 4a、4b・・・検出センサ、5a・・・入口側、5b
・・・出口側、      14・・・回転板、15・
・・光センサ、     20・・・検出制御装置、2
1・・・マイクロコンピュータ、 31〜36・・・カウンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定の搬送機構によつて搬送される被搬送物につ
    いて、所定の搬送区間における搬送不良を検出するため
    のシステムであつて、 前記搬送機構の駆動量を検出する搬送駆動量検出手段と
    、 前記搬送区間の入口側および出口側にそれぞれ設けられ
    て、前記被搬送物の搬入と搬出とをそれぞれ検出する第
    1と第2の被搬送物検出手段と、前記第2の被搬送物検
    出手段によつて前記被搬送物の搬出が検出されるごとに
    計時を開始し、前記駆動量に応じた時間単位で計時を進
    める出口側計時手段と、 前記出口側計時手段における計時の開始から所定の基準
    期間が経過するまでに次の被搬送物の搬出が検出されな
    いときに搬送不良警告信号を発生する搬送不良警告信号
    発生手段と、 前記第1の被搬送物検出手段による検出に基づいて、前
    記被搬送物の搬入時間間隔を前記駆動量に応じた時間単
    位で計時する入日側計時手段と、前記搬入時間間隔が前
    記基準期間よりも長いときには、検出された前記搬入時
    間間隔によつて前記基準期間を変更する基準期間変更手
    段とを備え、前記搬送不良警告信号に基づいて前記被搬
    送物の搬送不良を検出することを特徴とする搬送不良検
    出システム。
  2. (2)出口側計時手段における計時は、先頭の被搬送物
    が搬入されて所定時間が経過した後に開始される、特許
    請求の範囲第1項記載の搬送不良検出システム。
  3. (3)搬入時間間隔が狭くなつた際に、基準期間を初期
    値に変更する手段をさらに含む、特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の搬送不良検出システム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06286846A (ja) * 1993-03-31 1994-10-11 Seibu Electric & Mach Co Ltd 集合体の検査方法
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