JP2017148823A - 搬送物滞留検知装置および搬送物滞留検知方法 - Google Patents
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前記コンベア上の所定エリアを搬送物が通過したことを検知するセンサーと、
搬送物の搬送開始のタイミングで計時を開始する計時手段と、
該計時手段の計時開始から所定時間経過時までに、前記センサーが搬送物の通過を検知したか否かを判定する判定手段と
前記判定手段が、前記所定時間経過時までの間に前記センサーが搬送物の通過を検知しなかったと判定した場合に、前記コンベア上で搬送物が滞留していると判断してそれに対処する制御信号を発する制御手段と
を有することを特徴とする搬送物滞留検知装置。
前記コンベア上の所定エリアを搬送物である剪断屑が通過したことを検知するセンサーと、
前記剪断機の所定の動きが感知された際に計時を開始する計時手段と、
該計時手段の計時開始から所定時間経過時までに、前記センサーが搬送物である剪断屑の通過を検知したか否かを判定する判定手段と
前記判定手段が、前記所定時間経過時までの間に前記センサーが搬送物である剪断屑の通過を検知しなかったと判定した場合に、前記コンベア上で搬送物である剪断屑が滞留していると判断してそれに対処する制御信号を発する制御手段と
を有することを特徴とする搬送物滞留検知装置。
前記コンベア上の所定エリアを搬送物が通過したことを検知するセンサーを設け、
搬送物の搬送開始から所定時間経過時までの間に、前記センサーが搬送物の通過を検知したか否かを判定し、
前記所定時間経過時までに、前記センサーが搬送物の通過を検知したことを把握できなかったと判定した場合に、前記コンベア上で搬送物が滞留していると判断してそれに対処する制御を行うことを特徴とする搬送物滞留検知方法。
前記コンベア上の所定エリアを搬送物である剪断屑が通過したことを検知するセンサーを設け、
前記剪断機の所定の動きが感知されてから所定時間経過時までの間に、前記センサーが搬送物である剪断屑の通過を検知したか否かを判定し、
前記所定時間経過時までに、前記センサーが搬送物である剪断屑の通過を検知しなかったと判定した場合に、前記コンベア上で搬送物である剪断屑が滞留していると判断してそれに対処する制御を行うことを特徴とする搬送物滞留検知方法。
<厚鋼板剪断ライン>
図1は、本発明の一実施形態の搬送物滞留検知装置が適用される厚鋼板剪断ラインを示す概略図である。
図2は、クロップシャー(CS)11を示す側面図である。ここでは、本発明の一実施形態の搬送物滞留検知装置がクロップシャー(CS)11に適用される場合を示す。
剪断屑コンベア24に搬送物である剪断屑25が滞留した際には、搬送物滞留検知装置30により検知される。搬送物滞留検知装置30は、図3に示すように、エリアセンサー31と、タイマー32と、判定部33と、制御部34とを有する。
次に、搬送物滞留検知装置の動作について説明する。
図6は搬送物滞留検知装置の動作フローを示す図である。動作開始時にはエリアセンサー31がオンにされ、剪断屑コンベア24に設定された所定の検知範囲に到達した剪断屑を検知可能な状態にされる。この状態で、最初に、クロップシャー11の剪断がトップクロック剪断かどうか判断し(ST1)、トップクロップ剪断でなければボトムクロップ剪断かどうか判断する(ST2)。トップクロップ剪断のときは、トップクロップ剪断時にタイマー32の計時を開始する(ST3)。一方、ボトムクロップ剪断のときは、剪断後、スクラップキッカー23の上昇時にタイマー32の計時を開始する(ST4)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々変形が可能である。例えば、上記実施形態では厚鋼板剪断ラインのクロップシャー11で発生した剪断屑(クロップ屑)を搬送するコンベアに本発明を適用したが、スリッター12やエンドシャー14で発生した剪断屑を搬送するコンベアにも適用可能である。また、剪断屑を搬送するコンベアに限らず、他の搬送物を搬送するコンベアにも適用することができる。
11 クロップシャー
12 スリッター
13 レーザー板厚計
14 エンドシャー
15 走間検査部
20 クロップシャー本体
21 上刃
22 下刃
23 スクラップキッカー
24 剪断屑コンベア
25 剪断屑
30 搬送物滞留検知装置
31 エリアセンサー
32 タイマー
33 判定部
34 制御部
37 スキャンフィールド
38 検知範囲
100 厚鋼板剪断ライン
Claims (14)
- 搬送物をコンベアにより搬送する際に、前記コンベア上での搬送物の滞留を検知する搬送物滞留検知装置であって、
前記コンベア上の所定エリアを搬送物が通過したことを検知するセンサーと、
搬送物の搬送開始のタイミングで計時を開始する計時手段と、
該計時手段の計時開始から所定時間経過時までに、前記センサーが搬送物の通過を検知したか否かを判定する判定手段と
前記判定手段が、前記所定時間経過時までの間に前記センサーが搬送物の通過を検知しなかったと判定した場合に、前記コンベア上で搬送物が滞留していると判断してそれに対処する制御信号を発する制御手段と
を有することを特徴とする搬送物滞留検知装置。 - 厚鋼板剪断ラインにおいて、剪断機で厚鋼板を剪断することにより発生する剪断屑を搬送物としてコンベアにより搬送する際に、前記コンベア上での搬送物である剪断屑の滞留を検知する搬送物滞留検知装置であって、
前記コンベア上の所定エリアを搬送物である剪断屑が通過したことを検知するセンサーと、
前記剪断機の所定の動きが感知された際に計時を開始する計時手段と、
該計時手段の計時開始から所定時間経過時までに、前記センサーが搬送物である剪断屑の通過を検知したか否かを判定する判定手段と
前記判定手段が、前記所定時間経過時までの間に前記センサーが搬送物である剪断屑の通過を検知しなかったと判定した場合に、前記コンベア上で搬送物である剪断屑が滞留していると判断してそれに対処する制御信号を発する制御手段と
を有することを特徴とする搬送物滞留検知装置。 - 前記剪断機が、厚鋼板の先端および終端に存在するクロップ部を剪断するクロップシャーであることを特徴とする請求項2に記載の搬送物滞留検知装置。
- 前記計時手段が計時を開始する際に感知される前記剪断機の所定の動きは、前記厚鋼板の先端部を剪断するときは、クロップ剪断動作であり、前記厚鋼板の終端部を剪断するときは、スクラップキッカーの上昇であることを特徴とする請求項3に記載の搬送物滞留検知装置。
- 前記センサーは、前記コンベア幅方向でスキャンフィールドを形成するエリアセンサーであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の搬送物滞留検知装置。
- 前記制御手段は、前記コンベア上で搬送物が滞留していると判断した場合に、警報を発報させる信号を発することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の搬送物滞留検知装置。
- 前記制御手段は、前記コンベア上で搬送物が滞留していると判断した場合に、前記コンベアに停止信号を送ることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の搬送物滞留検知装置。
- 搬送物をコンベアにより搬送する際に、前記コンベア上での搬送物の滞留を検知する搬送物滞留検知方法であって、
前記コンベア上の所定エリアを搬送物が通過したことを検知するセンサーを設け、
搬送物の搬送開始から所定時間経過時までの間に、前記センサーが搬送物の通過を検知したか否かを判定し、
前記所定時間経過時までに、前記センサーが搬送物の通過を検知したことを把握できなかったと判定した場合に、前記コンベア上で搬送物が滞留していると判断してそれに対処する制御を行うことを特徴とする搬送物滞留検知方法。 - 厚鋼板剪断ラインにおいて、剪断機で厚鋼板を剪断することにより発生する剪断屑を搬送物としてコンベアにより搬送する際に、前記コンベア上での搬送物である剪断屑の滞留を検知する搬送物滞留検知方法であって、
前記コンベア上の所定エリアを搬送物である剪断屑が通過したことを検知するセンサーを設け、
前記剪断機の所定の動きが感知されてから所定時間経過時までの間に、前記センサーが搬送物である剪断屑の通過を検知したか否かを判定し、
前記所定時間経過時までに、前記センサーが搬送物である剪断屑の通過を検知しなかったと判定した場合に、前記コンベア上で搬送物である剪断屑が滞留していると判断してそれに対処する制御を行うことを特徴とする搬送物滞留検知方法。 - 前記剪断機が、厚鋼板の先端および終端に存在するクロップ部を剪断するクロップシャーであることを特徴とする請求項9に記載の搬送物滞留検知方法。
- 感知される前記剪断機の所定の動きが、前記厚鋼板の先端部を剪断するときはクロップ剪断動作であり、前記厚鋼板の終端部を剪断するときはスクラップキッカーの上昇であることを特徴とする請求項10に記載の搬送物滞留検知方法。
- 前記センサーは、前記コンベア幅方向でスキャンフィールドを形成するエリアセンサーであることを特徴とする請求項8から請求項11のいずれか1項に記載の搬送物滞留検知方法。
- 前記コンベア上で搬送物が滞留していると判断した際の制御は、警報を発報させることであることを特徴とする請求項8から請求項12のいずれか1項に記載の搬送物滞留検知方法。
- 前記コンベア上で剪断屑が滞留していると判断した際の制御は、前記コンベアに停止信号を送ることであることを特徴とする請求項8から請求項13のいずれか1項に記載の搬送物滞留検知方法。
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