JP6001259B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は、氷上性能および雪上性能を両立させたトレッドパターンを有する空気入りタイヤ、特には商用車両に装着される冬用の空気入りタイヤに関するものである。
従来、凍結路面での駆動性および制動性である氷上性能の向上を図るために、トレッドにブロック状陸部を区画形成した冬用タイヤにおいては、接地面積を大きく確保しながら、ブロック状陸部に複数のサイプを設けることにより、路面を引っ掻くためのエッジ成分を増加する手法が知られている。一方、雪上性能の向上を図るためには、ネガティブ比率(陸部に対する溝部の面積比率)を大きくして、雪柱せん断力を向上する手法が知られている。氷上性能と雪上性能の両立を目指した従来技術として、例えば特許文献1には、周方向溝および幅方向溝により区画された陸部内に幅方向溝から分岐した副溝が設けられ、幅方向溝の一端および副溝の一端が陸部内で終端し、他の溝に開口しない空気入りタイヤが提案されている。
特開2006−143139号公報
しかし、上述した従来の空気入りタイヤでは、本発明者が鋭意検討を重ねたところ、幅方向溝の一端および副溝の一端が陸部内で終端し、他の溝に開口しないため、陸部の剛性が高く、雪上走行時に幅方向溝および副溝に雪が詰まりやすいため、雪上性能に改善の余地があることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の目的は、氷上性能と雪上性能の両立を高いレベルで可能にするトレッドパターンを有する空気入りタイヤを提供することにある。
本発明の要旨は、以下のとおりである。
(1)トレッドに、タイヤ赤道に沿って延びる複数の周方向溝と、タイヤ赤道に対して傾斜して延びる複数の幅方向溝と、によって、複数のブロック状陸部が区画形成された空気入りタイヤにおいて、
前記ブロック状陸部に、タイヤ赤道に対して傾斜して延びるとともにタイヤ周方向に隣接する幅方向溝を連結する細溝が形成され、前記細溝の一端が他端に向かって漸次溝幅が狭くなり、かつ、前記細溝の一端が他端よりも溝深さが浅く形成されており、
タイヤ周方向に互いに隣接するブロック間で、前記細溝の一端の開口位置と、前記細溝の他端の開口位置とが異なっており、
前記細溝は、タイヤ周方向に相互に離隔して延在することを特徴とする空気入りタイヤ。
(2)トレッドに、タイヤ赤道に沿って延びる複数の周方向溝と、タイヤ赤道に対して傾斜して延びる複数の幅方向溝と、によって、複数のブロック状陸部が区画形成された空気入りタイヤにおいて、
前記幅方向溝は、タイヤ幅方向に隣接する2本の前記複数の周方向溝の間に形成され、一方の周方向溝に開口し、タイヤ赤道に対して傾斜して延びる第1幅方向溝部と、該第1幅方向溝部とは反対方向にタイヤ赤道に対して傾斜して延び、他方の周方向溝に開口する第2幅方向溝部と、前記第1幅方向溝部と前記第2幅方向溝部とが連結され、鋭角に屈曲された屈曲部を有し、
前記ブロック状陸部に、タイヤ赤道に対して傾斜して延びるとともにタイヤ周方向に隣接する幅方向溝を連結する細溝が形成され、該細溝は、一端が幅方向溝の前記屈曲部に開口し、他端がタイヤ周方向に隣接する他の幅方向溝の第1幅方向溝に開口し、
前記細溝の一端が他端に向かって漸次溝幅が狭くなり、かつ、前記細溝の一端が他端よりも溝深さが浅く形成されており、
タイヤ周方向に互いに隣接するブロック間で、前記細溝の一端の開口位置と、前記細溝の他端の開口位置とが異なっており、
前記細溝は、タイヤ周方向に相互に離隔して延在することを特徴とする空気入りタイヤ。
)前記周方向溝がタイヤ赤道上に配置された中央周方向溝であることを特徴とする上記(1)又は(2)のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
本発明の第1実施例に係る空気入りタイヤのトレッドパターンを示す図である。 本発明の第1実施例に係る空気入りタイヤの細溝の断面図である。 本発明の第2実施例に係る空気入りタイヤのトレッドパターンを示す図である。 本発明のその他の例に係る空気入りタイヤの細溝の断面図である。 比較例1の空気入りタイヤのトレッドパターンを示す図である。 比較例2の空気入りタイヤのトレッドパターンを示す図である。
以下、図面を参照して、本発明を具体的に説明する。
図1は本発明の第1実施例に係る空気入りタイヤ(以下、タイヤとも称する)のトレッドパターンを示す図である。
トレッド1に、タイヤ赤道CL上に配置され、タイヤ赤道CLに沿ってジグザグ状に延びる1本の中央周方向溝2と、この中央周方向溝2のタイヤ幅方向両側でタイヤ赤道CLに沿って直線状に延びる1対の側方周方向溝3a、3bと、を含む3本の周方向溝が形成されている。さらに中央周方向溝2と側方周方向溝3aとの間に、タイヤ赤道CLに対して傾斜して延びる複数の幅方向溝4aが形成され、中央周方向溝2と側方周方向溝3bとの間に、タイヤ赤道CLに対して傾斜して延びる複数の幅方向溝4bが形成されている。これらの周方向溝2、3a、3bおよび幅方向溝4a、4bにより、ブロック状陸部5a、5bが区画形成されている。また、側方周方向溝3a、3bと、これらの側方周方向溝3a、3bからトレッド端TEに延びるショルダー幅方向溝6a、6bとによりショルダー陸部7a、7bが区画形成されている。
ブロック状陸部5a、5bおよびショルダー陸部7a、7bには、タイヤ幅方向にジグザグ状に延びる複数のサイプ9が形成されている。
また、ブロック状陸部5aには、タイヤ赤道CLに対して傾斜して延びるとともにタイヤ周方向に隣接する幅方向溝4a、4aを連結する細溝8aが形成され、この細溝8aによってブロック状陸部5aが2つに分断されている。同様に、ブロック状陸部5bには、タイヤ赤道CLに対して傾斜して延びるとともにタイヤ周方向に隣接する幅方向溝4b、4bを連結する細溝8bが形成され、この細溝8bによってブロック状陸部5bが2つに分断されている。
細溝8aは、一端(細溝開口部)8aAが他端(細溝開口部)8aBよりも、その溝幅が狭い。同様に、細溝8bも、一端が他端よりも、その溝幅が狭い。
第1実施例に係る空気入りタイヤは、回転方向が指定されていない点対称パターンであり、以下、細溝8aについて説明するが、細溝8bも同様の構成を有する。
図2は、図1のブロック状陸部5aを細溝8aに沿って切断した断面図である。細溝8aは、一端8aAが他端8aBよりも溝深さが浅く形成されている。具体的には、溝幅が狭い一端(細溝開口部)8aAから点Mまで溝深さは漸増し、点Mから溝幅が広い他端(細溝開口部)8aBまで溝深さは一定である。
なお、細溝開口部8aBにおける溝深さをh1、細溝開口部8aAにおける溝深さをh2、細溝8aの溝深さが一定の部分の長さをw1、細溝8aの溝深さが漸増している部分の長さをw2とすると、
h2/h1=0.3±0.1
w1/w2=0.25〜0.50
とすることにより、後述するヒールアンドトゥ摩耗に代表される偏摩耗を抑制することができるので好ましい。
以下、本発明の構成上の特徴による作用効果について説明する。
従来、商用車両に装着されるタイヤでは、4本の周方向溝を設けていたが、第1実施例に係る空気入りタイヤでは、3本の周方向溝2、3a、3bを設けることにより、トレッドに比較的大きい面積のブロック状陸部5a、5bを区画形成して、氷上性能を向上させている。ところが、雪上走行時には、ブロック状陸部5a、5bの面積が大きいと、ブロック状陸部5a、5bの剛性が上がり動きが小さくなるため、幅方向溝4a、4bに雪が詰りやすくなる。すると、幅方向溝4a、4bにより発揮されるべき雪柱せん断力が低下するという問題につながる。そこで、タイヤ周方向に隣接する幅方向溝4a、4bを連結する細溝8a、8bを設けることにより、幅方向溝4a、4bの開口(路面に対する)が容易になり、その結果、雪上性能を向上することができる。なお、細溝8a、8bの両端を、幅方向溝4a、4bに連通させることにより、エッジ成分を確保し、氷上性能を向上させるという効果も併せ持つ。
細溝8aを、一端8aAが他端8aBよりも溝幅が狭く、かつ、溝深さが浅く形成することにより、溝幅が広く溝深さが深い細溝開口部8aBに、幅方向溝4aの開口を容易にする機能を持たせる。すなわち、細溝開口部8aBを溝幅が広く溝深さが深くすることにより、細溝開口部8aBの両側の陸部(図中P、Qで示す部分)の剛性が低下するので、幅方向溝4aの開口が容易になり、幅方向溝4aの雪詰りを防ぎ、効率的な排雪を達成することができる。特に、細溝8aを、細溝開口部8aBにおいて幅方向溝4aに略直角に連結する構成とすることにより、細溝開口部8aBの両側の陸部(図中P、Qで示す部分)の剛性を等しくして、これらの陸部が等しく動き、幅方向溝4aの開口が容易になるので好ましい。
なお、細溝開口部8aAは、幅方向溝4aの開口を容易にする機能を持たせる必要はないので、ブロック状陸部5aの剛性を最適化するために、溝幅が狭く溝深さが浅くなるように設定している。
周方向溝2、3a、3bの本数を従来対比で減少させているが、周方向溝2、3a、3bおよび幅方向溝4a、4bの溝幅を調整することにより、従来と同等のネガティブ率を達成し、雪上性能の低下を抑制している。
ブロック状陸部5a、5bおよびショルダー陸部7a、7bに、タイヤ幅方向にジグザグ状に延びる複数のサイプ9を形成することにより、エッジ成分を確保し、氷上性能をさらに向上させることができる。
図3は本発明の第2実施例に係る空気入りタイヤのトレッドパターンを示す図である。第2実施例において、第1実施例と同様の構成要素については、同様の参照符号を付してその説明を省略する。
中央周方向溝2と側方周方向溝3aとの間に形成された幅方向溝4aは、側方周方向溝3aに開口し、タイヤ赤道CLに対して傾斜して延びる第1幅方向溝部4a1と、この第1幅方向溝部4a1とは反対方向にタイヤ赤道CLに対して傾斜して延び、中央周方向溝2に開口する第2幅方向溝部4a2と、第1幅方向溝部4a1および第2幅方向溝部4a2が連結され、鋭角に屈曲された屈曲部4aKと、からなる。同様に、中央周方向溝2と側方周方向溝3bとの間に形成された幅方向溝4bは、側方周方向溝3bに開口し、タイヤ赤道CLに対して傾斜して延びる第1幅方向溝部4b1と、この第1幅方向溝部4b1とは反対方向にタイヤ赤道CLに対して傾斜して延び、中央周方向溝2に開口する第2幅方向溝部4b2と、第1幅方向溝部4b1および第2幅方向溝部4b2が連結され、鋭角に屈曲された屈曲部4bKと、からなる。
第2実施例に係る空気入りタイヤは、回転方向が指定されていない点対称パターンであり、以下、細溝8aについて説明するが、細溝8bも同様の構成を有する。
細溝8aは、一端8aAが幅方向溝4aの屈曲部4aKに開口し、他端8aBが幅方向溝4aの第1幅方向溝部4a1に開口する。そして、細溝8aは、一端8aAが、他端8aBよりもその溝幅が狭く、かつ、溝深さが浅く形成されている。
以下、第2実施例に係る空気入りタイヤの構成上の特徴による作用効果について説明する。
一般的に、幅方向溝によって区画されたブロック状陸部では、蹴り出し側の陸部端が踏み込み側の陸部端より早期に摩耗するヒールアンドトゥ摩耗が発生する。本実施例において、ブロック状陸部5aに着目すると、蹴り出し側の陸部端(図中Hで示す部分)は、踏み込み側の陸部端(図中Tで示す部分)に比較して、剛性が高い。これは、上述したように、細溝8aを、一端8aAが、他端8aBよりもその溝幅が狭く、かつ、溝深さが浅く形成しているためである。この細溝8aの構成により、ヒールアンドトゥ摩耗を抑制することができる。特に、細溝8aの一端8aAを幅方向溝4aの屈曲部4aKに開口させていることにより、蹴り出し側の陸部端(図中Hで示す部分)において、陸部を鋭角に区画していないため、第1実施例に比較して、剛性の低下を抑制することができる。
細溝8aは、図4(a)に示すように、一端8aAから他端8aBに向かって溝深さが漸増する構成とすることもできるし、図4(b)に示すように、一端8aAから他端8aBに向かって溝深さが階段状に増加する構成とすることもできる。
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明はこれだけに限定されるものではない。
発明例タイヤおよび比較例タイヤ(ともに、タイヤサイズが195/80R15の乗用車用タイヤ)を試作し、各種性能を評価した。
発明例タイヤ1は図3に示すトレッドパターンを有しており、幅方向溝4aは屈曲部4aKを有し、幅狭の細溝開口部8aAから幅広の細溝開口部8aBへの溝深さは図2の細溝断面図が示すように漸増しながら、幅方向溝4a、4aを連通している。
比較例タイヤ1は図5に示すトレッドパターンを有しており、発明例タイヤ1から細溝8a、8bを省略した構成である。
比較例タイヤ2は図6に示すトレッドパターンを有しており、細溝8aの一端8aBが幅方向溝4aの第1幅方向溝部4a1に開口し、他端8aCがブロック状陸部5a内で終端している。細溝8aの溝深さは、一端8aBから他端8aCまで一定である。なお、細溝8bも細溝8aと同様の構成である。
比較例タイヤ3は図3に示すトレッドパターンを有しているが、細溝8a、8bが一定の溝深さを有している点が、発明例タイヤ1と異なる。
(雪路実車制動試験)
各供試タイヤをリムサイズ61/2JJのリムに空気圧300kPaにて装着し、排気量2500ccの後輪駆動車にて、雪路専用コースを全5回旋回し、周回ごとのタイムを計測した。結果は、平均値を、比較例タイヤ1の結果を100として指数化して表1に示す。指数が大きいほど雪路実車制動に優れていることを意味する。
(雪路操縦安定性)
各供試タイヤをリムサイズ61/2JJのリムに空気圧300kPaにて装着し、排気量2500ccの後輪駆動車にて、雪路専用コースを全5回旋回し、同乗者によるフィーリング評価で10段階評価として、表1に示す。6点が及第点であり、点数が高いほど雪路操縦安定性に優れていることを意味する。
(氷路実車制動試験)
各供試タイヤをリムサイズ61/2JJのリムに空気圧300kPaにて装着し、排気量2500ccの後輪駆動車にて、氷路専用コースを全5回旋回し、周回ごとのタイムを計測した。結果は、平均値を、比較例タイヤ1の結果を100として指数化して表1に示す。指数が大きいほど雪路実車制動に優れていることを意味する。
(氷路操縦安定性)
各供試タイヤをリムサイズ61/2JJのリムに空気圧300kPaにて装着し、排気量2500ccの後輪駆動車にて、氷路専用コースを全5回旋回し、同乗者によるフィーリング評価で10段階評価として、表1に示す。3点が及第点であり、点数が高いほど雪路操縦安定性に優れていることを意味する。
(ヒールアンドトゥ段差量)
各供試タイヤをリムサイズ61/2JJのリムに空気圧325kPaにて装着し、排気量2500ccの後輪駆動車にて、摩耗実地試験で10,000km走行後における、ブロック端部のヒールアンドトゥ(H&T)段差量を測定して、表1に示す。数値が小さいほど良好であり、本発明では1.0cm以下を合格とした。
Figure 0006001259
上記結果より、発明例タイヤ1は氷路性能を低下させること無く雪路性能の向上を図ることができた。さらに比較例タイヤ3と比べてもブロック剛性が高いため、耐摩耗性を向上させることができたため、本発明のタイヤは、耐摩耗に優れる冬用タイヤとして好適に用いることができる。
1 トレッド
2 中央周方向溝
3a 側方周方向溝
3b 側方周方向溝
4a 幅方向溝
4b 幅方向溝
4a1 第1幅方向溝部
4b1 第1幅方向溝部
4a2 第2幅方向溝部
4b2 第2幅方向溝部
4aK 屈曲部
4bK 屈曲部
5a ブロック状陸部
5b ブロック状陸部
6a ショルダー幅方向溝
6b ショルダー幅方向溝
7a ショルダー陸部
7b ショルダー陸部
8a 細溝
8b 細溝
9 サイプ

Claims (3)

  1. トレッドに、タイヤ赤道に沿って延びる複数の周方向溝と、タイヤ赤道に対して傾斜する向きに屈曲することなく延びる複数の幅方向溝と、によって、複数のブロック状陸部が区画形成された空気入りタイヤにおいて、
    前記ブロック状陸部に、タイヤ赤道に対して傾斜して延びるとともにタイヤ周方向に隣接する幅方向溝を連結する細溝が形成され、前記細溝の一端が他端に向かって漸次溝幅が狭くなり、かつ、前記細溝の一端が他端よりも溝深さが浅く形成されており、
    タイヤ周方向に互いに隣接するブロック間で、前記細溝の一端の開口位置と、前記細溝の他端の開口位置とが異なっており、
    前記細溝は、タイヤ周方向に相互に離隔して延在することを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. トレッドに、タイヤ赤道に沿って延びる複数の周方向溝と、タイヤ赤道に対して傾斜して延びる複数の幅方向溝と、によって、複数のブロック状陸部が区画形成された空気入りタイヤにおいて、
    前記幅方向溝は、タイヤ幅方向に隣接する2本の前記複数の周方向溝の間に形成され、一方の周方向溝に開口し、タイヤ赤道に対して傾斜して延びる第1幅方向溝部と、該第1幅方向溝部とは反対方向にタイヤ赤道に対して傾斜して延び、他方の周方向溝に開口する第2幅方向溝部と、前記第1幅方向溝部と前記第2幅方向溝部とが連結され、鋭角に屈曲された屈曲部を有し、
    前記ブロック状陸部に、タイヤ赤道に対して傾斜して延びるとともにタイヤ周方向に隣接する幅方向溝を連結する細溝が形成され、該細溝は、一端が幅方向溝の前記屈曲部に開口し、他端がタイヤ周方向に隣接する他の幅方向溝の第1幅方向溝に開口し、
    前記細溝の一端が他端に向かって漸次溝幅が狭くなり、かつ、前記細溝の一端が他端よりも溝深さが浅く形成されており、
    タイヤ周方向に互いに隣接するブロック間で、前記細溝の一端の開口位置と、前記細溝の他端の開口位置とが異なっており、
    前記細溝は、タイヤ周方向に相互に離隔して延在することを特徴とする空気入りタイヤ。
  3. 前記周方向溝がタイヤ赤道上に配置された中央周方向溝であることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
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