JP6000876B2 - 蒸気タービン - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、蒸気タービンに関する。
蒸気タービンは、原子力発電プラント、火力発電プラント、地熱発電プラントなどの発電プラントで利用される。蒸気タービンは、高圧から低圧に至る蒸気の熱エネルギを機械的仕事に変換する。この過程において、蒸気タービンの低圧部では、蒸気の温度が低下し、蒸気の一部が膨張仕事中に凝縮して湿り度が増す。そして、凝縮した水分は、蒸気通路の壁面や蒸気タービンの動翼に付着または衝突する。
蒸気通路の壁面や動翼に付着する水分は、粒径が大きな水滴に成長する場合がある。この大粒径の水滴は、蒸気の流れよってより後段(下流)の動翼に向かう。大粒径の水滴は、後段の動翼の前縁などに衝突して、動翼を浸食する。また、大粒径の水滴は、動翼の回転に対する抵抗(いわゆる湿り損失)を生じさせる。すなわち、蒸気通路内における水分の存在は、タービン効率や蒸気タービンの信頼性を低下させる。
そこで、従来の蒸気タービンにおいては、静止部品の静翼や静翼を支えるノズルダイアフラム外輪の表面にスリットを設けて、蒸気通路の静止部品の表面に付着する水分を回収している。スリットが設けられる静止部品は、中空構造になっている。スリットにより回収された水分は、この中空部を通り、蒸気通路から外部へ排出される。
特開2004−124751号公報
従来の蒸気タービンにおける静翼やノズルダイアフラム外輪の表面のスリットは、例えば、幅が1mm以下に形成されている。そのため、スリットは、一般に放電加工により形成される。しかしながら、蒸気タービンの大型化に伴うノズルダイアフラムなどの厚肉化により、放電加工によってスリットを加工することが困難となる場合がある。
本発明が解決しようとする課題は、構成部品の肉厚化がなされた場合においても、タービン内に発生した水滴や水膜を回収する吸込み部を容易に形成することができる蒸気タービンを提供するものである。
実施形態の蒸気タービンは、動翼が植設されたタービンロータが貫設されたケーシングと、前記ケーシングの内側に配設され、内部に中空部を有するダイアフラム外輪と、前記ダイアフラム外輪の内側に配設されたダイアフラム内輪と、前記動翼とタービン段落を形成し、少なくとも外径側の端部が前記ダイアフラム外輪に溶接によって接合され、前記ダイアフラム外輪と前記ダイアフラム内輪との間に支持された静翼とを備える。
さらに、蒸気タービンは、湿り蒸気が流れるタービン段落の、前記ダイアフラム外輪と前記静翼との接合部の一部に存在し、前記静翼の外径側の端部が前記ダイアフラム外輪に溶接されていない非接合部と、前記中空部に連通し、前記非接合部から水滴または水膜を回収する吸込み部とを備える。そして、前記吸込み部が、前記ダイアフラム外輪の内壁に形成され、主蒸気が流れる蒸気流路と前記中空部とを連通させる貫通穴と、前記ダイアフラム外輪の内壁面の前記貫通穴の一部を覆うように前記静翼を接合したときの、前記静翼で覆われていない前記貫通穴で構成された吸込み口とを備え、前記非接合部が、前記貫通穴の一部を覆う前記静翼の外径側の端部である。
第1の実施の形態の蒸気タービンの鉛直方向の子午断面を示す図である。 第1の実施の形態の蒸気タービンにおける最終のタービン段落の一部の断面を示した図である。 第1の実施の形態の蒸気タービンにおける最終のタービン段落の一部が示された図2のA−A断面を示す図である。 第1の実施の形態の蒸気タービンにおける最終のタービン段落のダイアフラム外輪に形成された貫通穴を示す平面図である。 第1の実施の形態の蒸気タービンにおける、他の吸込み口の構成を示す、図2のA−A断面に相当する断面を示す図である。 第1の実施の形態の蒸気タービンにおける、他の吸込み口の構成を示す、図2のA−A断面に相当する断面を示す図である。 第2の実施の形態の蒸気タービンにおける最終のタービン段落の一部の断面を示した図である。 第2の実施の形態の蒸気タービンにおける最終のタービン段落の一部が示された図7のB−B断面を示す図である。 第2の実施の形態の蒸気タービンにおける最終のタービン段落の静翼に中実の翼構造の静翼を使用した際の、図7のB-B断面を示す図である。 第2の実施の形態の蒸気タービンにおける、他の吸込み口の構成を示す、図7のB−B断面に相当する断面を示す図である。 第2の実施の形態の蒸気タービンにおける、他の吸込み口の構成を示す、図7のB−B断面に相当する断面を示す図である。 第3の実施の形態の蒸気タービンにおける最終のタービン段落の一部が示された、図2のA−A断面に相当する断面を示す図である。 第3の実施の形態の蒸気タービンにおける最終のタービン段落の一部が示された、図2のA−A断面に相当する断面を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態の蒸気タービン10の鉛直方向の子午断面を示す図である。図1に示すように、蒸気タービン10は、ケーシング20を備え、このケーシング20内には、タービンロータ22が貫設されている。タービンロータ22には、周方向に複数の動翼21が植設され、動翼翼列を構成している。この動翼翼列は、タービンロータ軸方向に複数段備えられている。タービンロータ22は、図示しないロータ軸受によって回転可能に支持されている。
ケーシング20の内側には、ダイアフラム外輪23が配設されている。ダイアフラム外輪23の内側には、ダイアフラム内輪24が配設されている。ダイアフラム外輪23とダイアフラム内輪24の間には、周方向に複数の静翼25が支持され、静翼翼列を構成している。この静翼翼列は、タービンロータ軸方向に動翼翼列と交互になるように、複数段備えられている。そして、静翼翼列と、この静翼翼列の直下流側に位置する動翼翼列とで一つのタービン段落を構成している。
タービンロータ22とケーシング20との間には、蒸気の外部への漏洩を防止するために、グランドシール部26が設けられている。また、タービンロータ22とダイアフラム内輪24との間には、蒸気の漏洩を防止するために、シール部27が設けられている。
蒸気タービン10には、内部に蒸気を導入するための蒸気入口管28がケーシング20を貫通して設けられている。なお、図示しないが、最終のタービン段落の下流側には、タービン段落において膨張仕事をした蒸気を排気するための排気流路が設けられている。この排気流路は、例えば、復水器(図示しない)に連通されている。
次に、低圧となり湿り蒸気が流れるタービン段落の構成について説明する。
ここでは、湿り蒸気が流れるタービン段落として、最終のタービン段落を例示して説明する。なお、湿り蒸気が流れるタービン段落は、最終のタービン段落のみに限られず、これよりも上流のタービン段落を含むこともある。このような、湿り蒸気が流れるタービン段落には、発生した水滴や水膜を確保する機能が備えられる。
図2は、第1の実施の形態の蒸気タービン10における最終のタービン段落の一部の断面を示した図である。図2では、静翼25間における断面が示され、静翼25の背側が見えている。図3は、第1の実施の形態の蒸気タービン10における最終のタービン段落の一部が示された図2のA−A断面を示す図である。図4は、第1の実施の形態の蒸気タービン10における最終のタービン段落のダイアフラム外輪23に形成された貫通穴50を示す平面図である。なお、図4において、静翼25の外径側(ダイアフラム外輪23側)の端部がダイアフラム外輪23の内壁面に設置される位置を破線で示している。
図2に示すように、最終のタービン段落の静翼翼列を構成する部分には、水滴または水膜を回収する吸込み部40が形成されている。この吸込み部40の構成について説明する。なお、蒸気は、図2において左側から右側にながれる。
ダイアフラム外輪23は、図2に示すように、内部に中空部30を有する。この中空部30は、例えば、周方向に環状に形成される。中空部30は、例えば、蒸気タービン10の外部に設けられた復水器(図示しない)に連通している。この場合、吸込み部40から中空部30に回収された水滴や水膜は、復水器に導かれる。
ダイアフラム外輪23の内壁23aには、主蒸気が流れる蒸気流路29と中空部30とを連通させる貫通穴50が形成されている。この貫通穴50は、図3に示すように、例えば、所定の幅Wを有し、吸込み部40が構成される静翼25の外径側の端部の形状に沿うように形成されている。すなわち、貫通穴50は、幅Wを有する湾曲した貫通穴で形成されている。
静翼25の外径側の端部は、図3および図4に示すように、ダイアフラム外輪23の内壁面23bにおける貫通穴50の一部を覆うように設置される。そして、図3に示すように、静翼25の端部のうち、貫通穴50に対向していない部分(貫通穴50を覆っていない部分)が、溶接によって、ダイアフラム外輪23の内壁面23bに接合されている。この溶接がなされた部分は、接合部60として機能する。また、貫通穴50の一部を覆う静翼25の外径側の端部は、内壁面23bに溶接がなされず、この部分は、非接合部61として機能する。
このように非接合部61は、接合部60の一部に存在し、例えば、水滴または水膜を回収しやすい領域に形成される。具体的には、非接合部61は、例えば、静翼25の前縁から背側の領域、静翼25の前縁から腹側の領域などに存在する。なお、図3には、静翼25の前縁から背側の領域に、非接合部61を設けた一例が示されている。
ダイアフラム外輪23の内壁面23bの貫通穴50のうち、静翼25に覆われていない部分は、蒸気流路29に開口する。すなわち、内壁面23bの貫通穴50のうち、静翼25の端部の外縁の外側にはみ出した部分は、蒸気流路29に開口する。この開口部は、蒸気流路29を流れる水滴や水膜を吸込む吸込み口51として機能する。
吸込み口51の開口面積は、貫通穴50の幅Wや静翼25が貫通穴50を覆う面積を調整することで、任意に変更可能である。これによって、貫通穴50の幅Wは、従来ダイアフラム外輪の内壁面に形成されていた水滴や水膜を吸込むスリットの幅(例えば、1mm以下)と比べて、広く設定することができる。特に限定されるものではないが、貫通穴50の幅Wを、例えば2mm〜20mm程度に形成することができる。そのため、貫通穴50は、従来のような放電加工によらず、例えばエンドミル加工などの切削加工などで容易に形成される。例えば、ダイアフラム外輪23の内壁23aの肉厚が増した場合においても、容易に貫通穴50を加工することができる。
静翼25の内径側(ダイアフラム内輪24)の端部は、ダイアフラム内輪24の外面に溶接によって接合されている。なお、静翼25の内径側の端部は、溶接に限らず他の方法で固定されてもよい。また、静翼25は、ダイアフラム内輪24と一体的に形成されてもよい。
なお、ここでは、中実の翼構造を有する静翼25を例示して説明したが、中実または中空のいずれの翼構造を有する静翼25においても、本実施の形態の構成を適用することができる。また、蒸気タービン10として、例えば、低圧タービンなどが挙げられる。
ここで、蒸気タービン10の動作について、図1および図2を参照して説明する。
蒸気入口管28を経て蒸気タービン10内に流入した蒸気は、各タービン段落の静翼25、動翼21を備える、拡大する蒸気流路29を膨張仕事をしながら通過し、タービンロータ22を回転させる。
蒸気は、下流に行くに伴って、圧力および温度が低下する。例えば、蒸気の圧力および温度が低下し、例えば、湿り度が3〜5%程度まで非平衡膨張すると水滴が発生する。水滴の粒径は、下流での蒸気の膨張に伴い増加する。
その際、一部の水滴は、静翼25や動翼21の表面に衝突して付着する。例えば、最終のタービン段落よりも1段落上流のタービン段落の動翼21に衝突し付着した水滴は、遠心力などの力を受けて外周側へ流れる。そのため、最終のタービン段落のダイアフラム外輪23の内壁面23bには多くの水滴が付着して水膜を形成する。
水膜は、内壁面23bに付着したまま蒸気の流れの影響を受けて下流に移動し、吸込み口51から吸い込まれる。吸い込まれた水膜は、貫通穴50を通り、中空部30に回収される。中空部30が復水器と連通している場合には、回収された水膜(水)は、復水器に導かれる。
ここで、中空部30が復水器(図示しない)と連通している場合には、中空部30や吸込み部40における圧力は、蒸気流路29における圧力よりも低いため、吸込み口51から水膜が吸い込まれる。水膜の他、流動する一部の水滴も、吸込み口51から吸い込まれる。
最終のタービン段落を通過した蒸気は、最終のタービン段落の下流に設けられた排気流路(図示しない)を通過し、復水器(図示しない)に導かれる。
このように、蒸気タービン10の蒸気流路29で発生した水膜や水滴を動翼21の上流側で除去することができる。これによって、水滴が動翼21に衝突することで生じる浸食や回転抵抗を減少させることができ、タービン効率および信頼性の低下を抑制することができる。
上記したように、第1の実施の形態の蒸気タービン10によれば、水膜や水滴が発生するタービン段落において、水滴や水膜を回収する吸込み部40を放電加工によらずに容易に形成することができる。例えば、蒸気タービン10の大型化などによって、ダイアフラム外輪23などの構成部品が肉厚化された場合においても、吸込み部40を放電加工によらずに容易に形成することができる。
ここで、吸込み部40の吸込み口51の構成は、上記した構成に限られるものではない。図5および図6は、第1の実施の形態の蒸気タービン10における、他の吸込み口51の構成を示す、図2のA−A断面に相当する断面を示す図である。
図5および図6に示すように、吸込み口51は、複数の開口で構成されもよい。図5においては、吸込み口51の2箇所を所定の間隔をおいて塞ぐように、静翼25の外径側の端部をダイアフラム外輪23の内壁面23bに溶接し、接合部60を形成している。
図6においては、貫通穴50を複数に分割し、貫通穴50間に非貫通部52を設けている。そして、非貫通部52において、静翼25の外径側の端部を、ダイアフラム外輪23の内壁面23bに溶接し、接合部60を形成している。貫通穴50を複数に分割する場合においても、放電加工によらず、切削加工などで容易に貫通穴50を形成することができる。
このように吸込み口51を構成することで、静翼25の外径側の端部と、ダイアフラム外輪23の内壁面23bとの接合強度を増加することができる。
(第2の実施の形態)
図7は、第2の実施の形態の蒸気タービン11における最終のタービン段落の一部の断面を示した図である。図7では、静翼25間における断面が示され、静翼25の背側が見えている。図8は、第2の実施の形態の蒸気タービン11における最終のタービン段落の一部が示された図7のB−B断面を示す図である。なお、第1の実施の形態の蒸気タービン10と同一の構成部分には、同一の符号を付して、重複する説明を省略または簡略する。
第2の実施の形態の蒸気タービン11においては、吸込み部40の構成以外は、第1の実施の形態の蒸気タービン10の構成と同じであるため、ここでは、吸込み部40の構成について主に説明する。
図7に示すように、最終のタービン段落の静翼翼列を構成する部分には、水滴または水膜を回収する吸込み部40が形成されている。なお、蒸気は、図7において左側から右側にながれる。
ダイアフラム外輪23は、図7に示すように、内部に中空部30を有する。中空部30は、例えば、蒸気タービン10の外部に設けられた復水器(図示しない)に連通している。
ダイアフラム外輪23の内壁23aには、内壁面23bから中空部30に貫通する貫通穴70が形成されている。この貫通穴70は、図8に示すように、静翼25を接合する際に内壁面23bが静翼25で覆われる部分のダイアフラム外輪23の内壁23aに形成されている。すなわち、貫通穴70は、内壁23aの静翼25と対向する部分に形成される。貫通穴70の断面形状は、特に限定されるものではなく、例えば、図8に示すように、円形に形成される。
静翼25の外径側の端面には、図7に示すように、凹溝80が形成されている。この凹溝80は、静翼25の外径側の端部がダイアフラム外輪23の内壁面23bに溶接された際、水滴や水膜を吸込む吸込み口51を構成する。すなわち、吸込み口51は、凹溝80の内壁面と、ダイアフラム外輪23の内壁面23bとによって囲まれた部分に形成される。凹溝80は、例えば、静翼25の前縁から背側の領域、静翼25の前縁から腹側の領域などの、水滴または水膜を回収しやすい領域に形成される。
ここでは、静翼25として、静翼25の外径側の内部に中空部90を有する静翼を例示している。この中空部90は、貫通穴70を介して中空部30に連通している。
静翼25は、図8に示すように、貫通穴70を覆うように配置され、静翼25の端部のうち、凹溝80以外の部分が、溶接によって、ダイアフラム外輪23の内壁面23bに接合されている。この溶接がなされた部分は、接合部60として、溶接がなされない凹溝80が形成された部分は、非接合部61として機能する。
吸込み口51は、中空部90および貫通穴70を介して中空部30に連通している。吸込み口51の開口面積は、凹溝80の溝深さや溝幅を調整することで、任意に変更可能である。凹溝80は、静翼25の外径側の端面に形成されるため、例えば、研削加工や切削加工などで容易に形成される。また、凹溝80は、研削加工や切削加工などによらず、静翼25の鋳造時に静翼自体とともに形成されてもよい。このような凹溝80の形成方法によって、例えば、静翼25の肉厚が増した場合においても、容易に凹溝80を加工することができる。
第2の実施の形態の蒸気タービン11においても、第1の実施の形態の蒸気タービン10と同様に、例えば、最終のタービン段落のダイアフラム外輪23の内壁面23bに付着した水膜は、内壁面23bに付着したまま蒸気の流れの影響を受けて下流に移動し、吸込み口51から吸い込まれる。吸い込まれた水膜は、貫通穴70を通り、中空部30に回収される。中空部30が復水器(図示しない)と連通している場合には、回収された水膜(水)は、復水器に導かれる。
このように、蒸気タービン11の蒸気流路29で発生した水膜や水滴を動翼21の上流側で除去することができる。これによって、水滴が動翼21に衝突することで生じる浸食や回転抵抗を減少させることができ、タービン効率および信頼性の低下を抑制することができる。
上記したように、第2の実施の形態の蒸気タービン11によれば、水膜や水滴が発生するタービン段落において、水滴や水膜を回収する吸込み部40を容易に形成することができる。例えば、蒸気タービン11の大型化などによって、ダイアフラム外輪23などの構成部品が肉厚化された場合においても、吸込み部40を容易に形成することができる。
なお、ここでは、中空の翼構造を有する静翼25を例示して説明したが、本実施の形態は、中実の翼構造を有する静翼25においても適用することができる。
図9は、第2の実施の形態の蒸気タービン11における最終のタービン段落の静翼25に中実の翼構造の静翼を使用した際の、図7のB-B断面を示す図である。
この場合、貫通穴70は、図9に示すように、静翼25の外径側の端面に形成された凹溝80と連通する位置に形成される。換言すれば、凹溝80は、貫通穴70と連通する位置まで静翼25の外径側の端面に形成される。そして、吸込み口51は、凹溝80および貫通穴70を介して中空部30に連通する。
また、吸込み部40の吸込み口51の構成は、上記した構成に限られるものではない。図10および図11は、第2の実施の形態の蒸気タービン11における、他の吸込み口51の構成を示す、図7のB−B断面に相当する断面を図である。なお、ここでは、中空の翼構造を有する静翼25を例示して説明する。
図10および図11示すように、吸込み口51は、複数の開口で構成されもよい。図10においては、吸込み口51の2箇所を所定の間隔をおいて塞ぐように、凹溝80の底部とダイアフラム外輪23の内壁面23bとの間を溶接し、接合部60を形成している。
図11においては、凹溝80を複数に分割し、凹溝80間に凹溝80が形成されない非溝部81を設けている。そして、非溝部81において、静翼25の外径側の端部を、ダイアフラム外輪23の内壁面23bに溶接し、接合部60を形成している。凹溝80を複数に分割する場合においても、前述した凹溝80を形成する方法と同様の方法で容易に分割された凹溝80を形成することができる。
このように吸込み口51を構成することで、静翼25の外径側の端部と、ダイアフラム外輪23の内壁面23bとの接合強度を増加することができる。
(第3の実施の形態)
図12および図13は、第3の実施の形態の蒸気タービン12における最終のタービン段落の一部が示された、図2のA−A断面に相当する断面を示す図である。ここでは、図1に示した第1の実施の形態の蒸気タービン10の吸込み部40の構成を例示して説明する。図12には、動翼の回転方向(矢印R)および蒸気の流れ方向(矢印F)を示している。
図12および図13に示すように、第3の実施の形態の蒸気タービン12は、ダイアフラム外輪23の内壁面23bに、水膜を吸込み口51に導く案内溝100が形成されている。案内溝100は、例えば、ダイアフラム外輪23の上流側の端縁から吸込み口51まで連続して形成されている。案内溝100は、図12および図13に示すように、複数形成されてもよい。なお、案内溝100は、少なくとも一つ形成されていれば効果を発揮することができる。
案内溝100は、例えば、図12に示すように、動翼の回転方向と蒸気の流れ方向とを合成した方向に形成される。この他にも、案内溝100は、例えば、図13に示すように、蒸気の流れ方向に形成されてもよい。なお、案内溝100を形成する方向は、これらに限られるものではなく、適宜設定することができる。案内溝100は、例えばエンドミル加工などの切削加工によって容易に形成することができる。
このように案内溝100を設けることで、ダイアフラム外輪23の内壁面23bに付着した水膜を的確に吸込み口51に導くことができる。これによって、ダイアフラム外輪23の内壁面23bに付着した水膜を効率よく回収することができる。
ここで、上記した案内溝100は、図1に示した第1の実施の形態の蒸気タービン10に限らず、他の実施の形態の蒸気タービンに適用することができる。
以上説明した実施形態によれば、構成部品の肉厚化がなされた場合においても、タービン内に発生した水滴や水膜を回収する吸込み部を容易に形成することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10,11,12…蒸気タービン、20…ケーシング、21…動翼、22…タービンロータ、23…ダイアフラム外輪、23a…内壁、23b…内壁面、24…ダイアフラム内輪、25…静翼、26…グランドシール部、27…シール部、28…蒸気入口管、29…蒸気流路、30,90…中空部、40…吸込み部、50,70…貫通穴、51…吸込み口、52…非貫通部、60…接合部、61…非接合部、80…凹溝、81…非溝部、100…案内溝。

Claims (5)

  1. 動翼が植設されたタービンロータが貫設されたケーシングと、
    前記ケーシングの内側に配設され、内部に中空部を有するダイアフラム外輪と、
    前記ダイアフラム外輪の内側に配設されたダイアフラム内輪と、
    前記動翼とタービン段落を形成し、少なくとも外径側の端部が前記ダイアフラム外輪に溶接によって接合され、前記ダイアフラム外輪と前記ダイアフラム内輪との間に支持された静翼と、
    湿り蒸気が流れるタービン段落の、前記ダイアフラム外輪と前記静翼との接合部の一部に存在し、前記静翼の外径側の端部が前記ダイアフラム外輪に溶接されていない非接合部と、
    前記中空部に連通し、前記非接合部から水滴または水膜を回収する吸込み部と
    を具備し、
    前記吸込み部が、
    前記ダイアフラム外輪の内壁に形成され、主蒸気が流れる蒸気流路と前記中空部とを連通させる貫通穴と、
    前記ダイアフラム外輪の内壁面の前記貫通穴の一部を覆うように前記静翼を接合したときの、前記静翼で覆われていない前記貫通穴で構成された吸込み口と
    を備え、
    前記非接合部が、前記貫通穴の一部を覆う前記静翼の外径側の端部であることを特徴とする蒸気タービン。
  2. 動翼が植設されたタービンロータが貫設されたケーシングと、
    前記ケーシングの内側に配設され、内部に中空部を有するダイアフラム外輪と、
    前記ダイアフラム外輪の内側に配設されたダイアフラム内輪と、
    前記動翼とタービン段落を形成し、少なくとも外径側の端部が前記ダイアフラム外輪に溶接によって接合され、前記ダイアフラム外輪と前記ダイアフラム内輪との間に支持された静翼と、
    湿り蒸気が流れるタービン段落の、前記ダイアフラム外輪と前記静翼との接合部の一部に存在し、前記静翼の外径側の端部が前記ダイアフラム外輪に溶接されていない非接合部と、
    前記中空部に連通し、前記非接合部から水滴または水膜を回収する吸込み部と
    を具備し、
    前記吸込み部が、
    前記静翼を接合する際に内壁面が前記静翼で覆われる部分の内壁に形成され、前記中空部と連通する貫通穴と、
    前記静翼の外径側の端面に形成され、前記貫通穴に連通する凹溝で構成された吸込み口と
    を備え、
    前記非接合部が、前記凹溝が形成された前記静翼の外径側の端部であることを特徴とする蒸気タービン。
  3. 前記吸込み口が、1または複数の開口からなることを特徴とする請求項1または2記載の蒸気タービン。
  4. 前記ダイアフラム外輪の内壁面に、水膜を前記吸込み口に導く案内溝が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の蒸気タービン。
  5. 前記中空部が蒸気タービンの外部に設けられた復水器に連通していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の蒸気タービン。
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