JP6994976B2 - タービンの排気室及びタービン - Google Patents
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ケーシングと、
前記ケーシング内に設けられるベアリングコーンと、
前記ケーシング内において前記ベアリングコーンの外周側に設けられ、前記ベアリングコーンとともにディフューザ通路を形成するフローガイドと、を備え、
前記フローガイドは、
前記ベアリングコーンの周方向の少なくとも一部の範囲に設けられる上流側フローガイドと、
前記周方向の少なくとも一部の範囲に設けられ、前記上流側フローガイドに対して前記ベアリングコーンの軸方向に隙間を空けて配置される下流側フローガイドと、を含み、
前記隙間を介して、前記ケーシング内部において前記フローガイドの外周側に位置する外周側空間と、前記ディフューザ通路とが連通され、
前記下流側フローガイドの下流端は、前記上流側フローガイドの下流端における該上流側フローガイドの接線よりも前記ベアリングコーンの径方向外側に位置する
ことを特徴とする。
また、上記(1)の構成では、体積流量が比較的大きい運転条件下では、タービンの最終段動翼を通過してディフューザ通路に流入する流れの軸方向成分が比較的大きいため、ハブ側における剥離は生じ難くなるとともに、上流側フローガイドと下流側フローガイドとの間の隙間を介した流れは減少する。このため、ディフューザ通路において実効的な流路断面積の縮小が起きにくく、所期の排気性能が得られやすい。
よって、上記(1)の構成によれば、タービンの運転条件が変化しても、排気室の排気性能の低下を抑制し、タービン性能の低下を抑制することができる。
前記上流側フローガイドの前記下流端と、前記下流側フローガイドの上流端との間の前記軸方向における距離をL0としたとき、前記ベアリングコーンの径方向において、前記上流側フローガイドの下流端における該上流側フローガイドの接線と、前記下流側フローガイドの前記上流端との距離がL0以下である。
前記上流側フローガイド及び前記下流側フローガイドは、前記周方向の全範囲のうち、
前記ベアリングコーンの軸中心を挟んで排気室出口と反対側の周方向範囲に少なくとも部分的に設けられる。
この点、上記(3)の構成によれば、軸方向に隙間を空けて設けられる上流側フローガイド及び下流側フローガイドを、排気室出口と反対側の周方向範囲(すなわち反排気側領域)に少なくとも部分的に設けたので、少なくとも反排気側領域において、ディフューザ通路における実効的な流路断面積の縮小を抑制して、排気室の排気性能の低下を抑制することができる。よって、タービン性能の低下を効果的に抑制することができる。
前記上流側フローガイド及び前記下流側フローガイドは、前記周方向の全範囲に亘って設けられる。
この点、上記(4)の構成によれば、軸方向に隙間を空けて設けられる上流側フローガイド及び下流側フローガイドを、周方向の全範囲に亘って設けたので、周方向の全範囲にわたって、ディフューザ通路における実効的な流路断面積の縮小を抑制して、排気室の排気性能の低下を抑制することができる。よって、タービン性能の低下を効果的に抑制することができる。
前記周方向における第1位置での、前記上流側フローガイドの前記下流端と前記下流側フローガイドの上流端との間の前記軸方向の距離L1は、前記周方向において前記第1位置よりも排気室出口寄りの第2位置での前記上流側フローガイドの前記下流端と前記下流側フローガイドの上流端との間の前記軸方向の距離L2よりも大きい。
よって、ディフューザ通路における実効的な流路断面積の縮小を、周方向位置に応じて適切に抑制して、排気室の排気性能の低下を効果的に抑制することができ、タービン性能の低下を効果的に抑制することができる。
前記周方向における第3位置での前記隙間の軸方向位置は、前記周方向において前記第3位置よりも排気室出口寄りの第4位置での前記隙間の軸方向位置よりも前記軸方向において上流側である。
よって、ディフューザ通路における実効的な流路断面積の縮小を、周方向位置に応じて適切に抑制して、排気室の排気性能の低下を効果的に抑制することができ、タービン性能の低下を効果的に抑制することができる。
前記下流側フローガイドを前記上流側フローガイドに支持するための支持部をさらに備える。
また、上記(7)の構成では、下流側フローガイドは、軸方向において隙間を隔てて設けられた上流側フローガイドを介してケーシングに支持されるので、下流側フローガイドがケーシングに直接支持される場合に比べて支持構造を簡素化できる。このため、排気室内において流体流れが阻害されにくくなり、排気室性能の低下をより効果的に抑制することができる。
前記支持部は、前記隙間を横断して前記上流側フローガイドと前記下流側フローガイドとを接続するように、かつ、前記上流側フローガイドの外周面及び前記下流側フローガイドの外周面から径方向外側に向かって突出するように設けられたリブを含む。
前記上流側フローガイド及び前記下流側フローガイドを含む前記フローガイドは、一体的な部材であるとともに、前記周方向に沿って延在するスリットが設けられており、
前記スリットによって前記隙間が形成される。
前記下流側フローガイドは、前記軸方向の断面が翼型形状を有する。
この点、上記(10)の構成によれば、下流側フローガイドの軸方向の断面を翼型形状にしたので、隙間を通過した流れが翼型の湾曲形状に沿って流れやすい。よって、下流側フローガイドの表面における剥離を抑制して、排気損失をより低減することができる。
上記(1)乃至(10)の何れかに記載の排気室と、
前記排気室の上流側に設けられる静翼及び動翼と、
を備える。
また、上記(11)の構成では、体積流量が比較的大きい運転条件下では、タービンの最終段動翼を通過してディフューザ通路に流入する流れの軸方向成分が比較的大きいため、ハブ側における剥離は生じ難くなるとともに、上流側フローガイドと下流側フローガイドとの間の隙間を介した流れは減少する。このため、ディフューザ通路において実効的な流路断面積の縮小が起きにくく、所期の排気性能が得られやすい。
よって、上記(11)の構成によれば、タービンの運転条件が変化しても、排気室の排気性能の低下を抑制し、タービン性能の低下を抑制することができる。
複数の動翼8及び複数の静翼9は、それぞれ、周方向に配列されて列を形成しており、軸方向において動翼8の列と静翼9の列とが交互に配列されている。
複数段の動翼8は、ロータ2に取付けられており、ロータ2及び動翼8は、内側ケーシング10に収容されている。静翼9は、動翼8に対向するように内側ケーシング10に取付けられている。
このような蒸気タービン1において、蒸気入口3から内側ケーシング10に蒸気が導入されると、蒸気が静翼9を通過する際に膨張して増速され、動翼8に対して仕事をしてロータ2を回転させるようになっている。
排気室14の下方には、復水器(不図示)が設けられている。蒸気タービン1で動翼8に対して仕事をし終えた蒸気は、排気室14から排気室出口13を介して排出され、復水器に流入するようになっている。
なお、排気室14のケーシング15は、図1に示すように、蒸気タービン1の外側ケーシング12の少なくとも一部を形成していてもよい。
なお、ベアリングコーン16の軸方向とは、ベアリングコーン16の軸中心Oの方向であり、蒸気タービン1のロータ2の軸方向(回転軸の方向)と略同一である。
また、ベアリングコーン16の周方向とは、ベアリングコーン16の軸中心O周りの方向であり、蒸気タービン1のロータ2の周方向と略同一である。
フローガイド20の外周側に位置する外周側空間30と、フローガイド20とベアリングコーン16とによって形成されるディフューザ通路18とは、上流側フローガイド22と下流側フローガイド24との間の隙間26を介して連通されている。
このように、ディフューザ通路18における実効的な流路断面積が減少すると、ディフューザ通路18の出口で流れが加速されるため、排気損失が増加してしまい、ひいてはタービン性能の低下につながる場合がある。
すなわち、排気室14では、最終段動翼8A通過直後における上半側及び下半側の流路断面積は、それぞれSU0及びSL0である。これに対し、ディフューザ通路18の出口近傍では、ディフューザ通路18内に循環領域Zが形成されるが、チップ側の流れが隙間26を介して外周側空間30に流出できるため、該出口近傍における上半側及び下半側の実効的な流路断面積は、それぞれSU1(ただしSU1≒SU0)及びSL1(ただしSL1≒SL0)であり、ディフューザ通路18の入口近傍と出口近傍とで実効的な流路断面積がそれほど減少しない。
よって、上流側フローガイド22及び下流側フローガイド24を含む排気室14によれば、ディフューザ通路18の出口における流れの速度上昇を抑制して、排気損失を低減することができる。よって、排気室性能の低下を抑制し、タービン効率を向上させることができる。
ここで、下流側フローガイド24に厚みがある場合、上述の「接線Toと、下流側フローガイド24の上流端24Aとの距離LE」は、接線Toと、下流側フローガイド24の上流端24Aの厚みの中央位置との距離であってもよい。
この点、上述の実施形態では、下流側フローガイド24の軸方向の断面を翼型形状27にしたので、隙間26を通過した流れが翼型の湾曲形状に沿って流れやすい。よって、下流側フローガイド24の表面24aにおける剥離を抑制して、排気損失をより低減することができる。
また、幾つかの実施形態では、上流側フローガイド22及び下流側フローガイド24は、周方向の全範囲に亘って設けられる。
この定義のもとで、ベアリングコーン16の軸中心Oを挟んで排気室出口13と反対側の周方向範囲とは、軸中心Oを挟んで排気室出口13の中心位置13aと反対側の位置(180度の位置)から±90度の範囲、すなわち、90度以上270度以下の周方向範囲のことを指す。以下、この周方向範囲(90度以上270度以下の周方向範囲)を反排気側領域ともいう。
また、排気室出口13の中心位置13aから±90度の範囲、すなわち、0度以上90度以下及び270度以上360度以下の周方向範囲を、排気側領域ともいう。
この点、図2~3及び図7~11に示す実施形態では、上流側フローガイド22及び下流側フローガイド24を排気室出口13と反対側の周方向範囲(反排気側領域)に少なくとも部分的に設けたので、少なくとも反排気側領域において、ディフューザ通路18における実効的な流路断面積の縮小を抑制して、排気室14の排気性能の低下を抑制することができる。
この点、図2~図3、及び、図9~11に示す実施形態では、上流側フローガイド22及び下流側フローガイド24を、周方向の全範囲に亘って設けたので、周方向の全範囲にわたって、ディフューザ通路18における実効的な流路断面積の縮小を抑制して、排気室14の排気性能の低下を抑制することができる。
なお、隙間26の軸方向位置とは軸方向における隙間26の中心位置であってもよい。
よって、ディフューザ通路18における実効的な流路断面積の縮小を、周方向位置に応じて適切に抑制して、排気室14の排気性能の低下を効果的に抑制することができる。
この場合、下流側フローガイド24を、ケーシング15に固定される上流側フローガイド22に支持部34を介して安定的に支持することができる。
また、下流側フローガイド24は、軸方向において隙間26を隔てて設けられた上流側フローガイド22を介してケーシング15に支持されるので、下流側フローガイド24がケーシング15に直接支持される場合に比べて支持構造を簡素化できる。このため、排気室14内において流体流れが阻害されにくくなり、排気室性能の低下をより効果的に抑制することができる。
このように、支持部34は、フローガイド20の一部として、上流側フローガイド22及び下流側フローガイド24とともに一体的に設けられていてもよい。
この場合、フローガイド20(上流側フローガイド22及び下流側フローガイド24)の外周面23,25に設けられたリブ32を、下流側フローガイド24を支持するための支持部34として利用するようにしたので、フローガイド20の強度を向上させながら、下流側フローガイド24を上流側フローガイド22に適切に支持することができる。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
また、本明細書において、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
また、本明細書において、一の構成要素を「備える」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
2 ロータ
3 蒸気入口
6 軸受部
8 動翼
8A 最終段動翼
9 静翼
10 内側ケーシング
12 外側ケーシング
13 排気室出口
13a 中心位置
14 排気室
15 ケーシング
15a 内壁面
16 ベアリングコーン
16a 下流端
18 ディフューザ通路
20 フローガイド
22 上流側フローガイド
22B 下流端
22a 内壁面
23 外周面
24 下流側フローガイド
24A 上流端
24B 下流端
24a 表面
25 外周面
26 隙間
27 翼型形状
30 外周側空間
31 接続部
32 リブ
34 支持部
114 排気室
Z 循環領域
Claims (11)
- ケーシングと、
前記ケーシング内に設けられるベアリングコーンと、
前記ケーシング内において前記ベアリングコーンの外周側に設けられ、前記ベアリングコーンとともにディフューザ通路を形成するフローガイドと、を備え、
前記フローガイドは、タービンの動翼及び静翼の径方向外側に設けられる前記タービンの内側ケーシングに接続される上流端を有し、
前記フローガイドは、
前記ベアリングコーンの周方向の少なくとも一部の範囲に設けられ、前記上流端を含む上流側フローガイドと、
前記周方向の少なくとも一部の範囲に設けられ、前記上流側フローガイドに対して前記ベアリングコーンの軸方向に隙間を空けて配置される下流側フローガイドと、を含み、
前記隙間を介して、前記ケーシング内部において前記フローガイドの外周側に位置する外周側空間と、前記ディフューザ通路とが連通され、
前記下流側フローガイドの下流端は、前記上流側フローガイドの下流端における該上流側フローガイドの接線よりも前記ベアリングコーンの径方向外側に位置し、
前記下流側フローガイドの上流端は、前記接線よりも前記ベアリングコーンの径方向外側に位置する
ことを特徴とするタービンの排気室。 - 前記上流側フローガイドの前記下流端と、前記下流側フローガイドの上流端との間の前記軸方向における距離をL0としたとき、前記ベアリングコーンの径方向において、前記上流側フローガイドの下流端における該上流側フローガイドの接線と、前記下流側フローガイドの前記上流端との距離がL0以下である
ことを特徴とする請求項1に記載のタービンの排気室。 - 前記上流側フローガイド及び前記下流側フローガイドは、前記周方向の全範囲のうち、
前記ベアリングコーンの軸中心を挟んで排気室出口と反対側の周方向範囲に少なくとも部分的に設けられた
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のタービンの排気室。 - 前記上流側フローガイド及び前記下流側フローガイドは、前記周方向の全範囲に亘って設けられた
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のタービンの排気室。 - ケーシングと、
前記ケーシング内に設けられるベアリングコーンと、
前記ケーシング内において前記ベアリングコーンの外周側に設けられ、前記ベアリングコーンとともにディフューザ通路を形成するフローガイドと、を備え、
前記フローガイドは、
前記ベアリングコーンの周方向の少なくとも一部の範囲に設けられる上流側フローガイドと、
前記周方向の少なくとも一部の範囲に設けられ、前記上流側フローガイドに対して前記ベアリングコーンの軸方向に隙間を空けて配置される下流側フローガイドと、を含み、
前記隙間を介して、前記ケーシング内部において前記フローガイドの外周側に位置する外周側空間と、前記ディフューザ通路とが連通され、
前記下流側フローガイドの下流端は、前記上流側フローガイドの下流端における該上流側フローガイドの接線よりも前記ベアリングコーンの径方向外側に位置し、
前記周方向における第1位置での、前記上流側フローガイドの前記下流端と前記下流側フローガイドの上流端との間の前記軸方向の距離L1は、前記周方向において前記第1位置よりも排気室出口寄りの第2位置での前記上流側フローガイドの前記下流端と前記下流側フローガイドの上流端との間の前記軸方向の距離L2よりも大きい
ことを特徴とするタービンの排気室。 - ケーシングと、
前記ケーシング内に設けられるベアリングコーンと、
前記ケーシング内において前記ベアリングコーンの外周側に設けられ、前記ベアリングコーンとともにディフューザ通路を形成するフローガイドと、を備え、
前記フローガイドは、
前記ベアリングコーンの周方向の少なくとも一部の範囲に設けられる上流側フローガイドと、
前記周方向の少なくとも一部の範囲に設けられ、前記上流側フローガイドに対して前記ベアリングコーンの軸方向に隙間を空けて配置される下流側フローガイドと、を含み、
前記隙間を介して、前記ケーシング内部において前記フローガイドの外周側に位置する外周側空間と、前記ディフューザ通路とが連通され、
前記下流側フローガイドの下流端は、前記上流側フローガイドの下流端における該上流側フローガイドの接線よりも前記ベアリングコーンの径方向外側に位置し、
前記周方向における第3位置での前記隙間の軸方向位置は、前記周方向において前記第3位置よりも排気室出口寄りの第4位置での前記隙間の軸方向位置よりも前記軸方向において上流側である
ことを特徴とするタービンの排気室。 - 前記下流側フローガイドを前記上流側フローガイドに支持するための支持部をさらに備える
ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のタービンの排気室。 - 前記支持部は、前記隙間を横断して前記上流側フローガイドと前記下流側フローガイドとを接続するように、かつ、前記上流側フローガイドの外周面及び前記下流側フローガイドの外周面から径方向外側に向かって突出するように設けられたリブを含む
ことを特徴とする請求項7に記載のタービンの排気室。 - 前記上流側フローガイド及び前記下流側フローガイドを含む前記フローガイドは、一体的な部材であるとともに、前記周方向に沿って延在するスリットが設けられており、
前記スリットによって前記隙間が形成される
ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載のタービンの排気室。 - ケーシングと、
前記ケーシング内に設けられるベアリングコーンと、
前記ケーシング内において前記ベアリングコーンの外周側に設けられ、前記ベアリングコーンとともにディフューザ通路を形成するフローガイドと、を備え、
前記フローガイドは、
前記ベアリングコーンの周方向の少なくとも一部の範囲に設けられる上流側フローガイドと、
前記周方向の少なくとも一部の範囲に設けられ、前記上流側フローガイドに対して前記ベアリングコーンの軸方向に隙間を空けて配置される下流側フローガイドと、を含み、
前記隙間を介して、前記ケーシング内部において前記フローガイドの外周側に位置する外周側空間と、前記ディフューザ通路とが連通され、
前記下流側フローガイドの下流端は、前記上流側フローガイドの下流端における該上流側フローガイドの接線よりも前記ベアリングコーンの径方向外側に位置し、
前記下流側フローガイドは、前記軸方向の断面が翼型形状を有する
ことを特徴とするタービンの排気室。 - 請求項1乃至10の何れか一項に記載の排気室と、
前記排気室の上流側に設けられる静翼及び動翼と、
を備えるタービン。
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JP2018026681A JP6994976B2 (ja) | 2018-02-19 | 2018-02-19 | タービンの排気室及びタービン |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018026681A JP6994976B2 (ja) | 2018-02-19 | 2018-02-19 | タービンの排気室及びタービン |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018026681A Active JP6994976B2 (ja) | 2018-02-19 | 2018-02-19 | タービンの排気室及びタービン |
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JPS62174507A (ja) * | 1986-01-27 | 1987-07-31 | Toshiba Corp | 軸流タ−ボ機械の排気デイフユ−ザ |
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2018
- 2018-02-19 JP JP2018026681A patent/JP6994976B2/ja active Active
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