JP2007023895A - 蒸気タービン、タービンノズルダイアフラム、及びこれらに用いられるノズル翼、並びにその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 内部に中空室を持つノズル翼を機械加工によって製造し、精度の高い翼面形状をもった中空のノズル翼を得ること。
【解決手段】 型鍛造により製造され、外表面に凹部23が形成された翼本体22と、上記翼本体の凹部23を覆うように翼本体22に装着された板材24とを有しているノズル翼であって、上記板材24によって覆われた凹部23により中空室25を形成した。
【選択図】 図1
【解決手段】 型鍛造により製造され、外表面に凹部23が形成された翼本体22と、上記翼本体の凹部23を覆うように翼本体22に装着された板材24とを有しているノズル翼であって、上記板材24によって覆われた凹部23により中空室25を形成した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、蒸気タービンにおける蒸気中のドレンが動翼の先端に衝突することによって発生する動翼の浸食や性能の低下を防止するようにしたノズルダイアフラムを有する蒸気タービンに関する。
一般に、原子力タービンや地熱タービンの大部分の段落や、火力タービンの低圧段落部では、作動流体である蒸気の一部分が凝縮してドレンとなり、遠心力によって外周側に集まり、主にノズル翼表面の外周側とノズルダイアフラム外輪の内周面上を流れ、これが下流の動翼に衝突し、この動翼の先端部分を浸食したり、段落の効率を低下させたりする原因となっている。
図7は蒸気タービンの子午面におけるドレン流線Nを示しており、蒸気流路のノズル外周壁面1を構成するノズルダイアフラム外輪2と、流路内周壁面を構成するノズルダイアフラム内輪3との間に、複数のノズル翼4が周方向に配列固定されてノズルダイアフラム5が構成されており、そのノズルダイアフラム5の下流側に動翼6が配設されている。
湿り蒸気が流れる蒸気タービンの流路において、湿り蒸気が膨張して発生した微小ドレンは、ノズル翼4とその上流段の動翼7及び下流段の動翼6とに衝突しながら集合して大きなドレンになっていく。ノズル翼4の上流段動翼7に衝突したドレンは、その動翼7に振り切られてノズル外周壁面1に衝突し、このノズル外周壁面1上のドレン流れとなる。すなわち、ノズル部でのドレン流れは大きく分けると、ノズル翼4の表面を流れるドレン流れと、ノズル外周壁面1上を流れるドレン流れの2つになる。そして、このようなドレン流れが下流側の動翼6に衝突してその動翼6の先端部分を浸食する。
そこで、上述のようなドレンを蒸気通路から分離して除去するようにしたドレン除去装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。すなわち、図8は上記ドレン除去装置を備えたノズル翼の子午面内での断面図、図9は図8のA−A断面図であり、ノズル翼4と、このノズル翼4を保持するノズルダイアフラム外輪2と、ノズルダイアフラム内輪3とが全て中空となっており、その各中空部4a、2a、3aが互いに連通している。そして、ノズル腹面8とノズル背面9とに径方向に沿うスリット状のドレン吸い込み口10、11がそれぞれ穿設されるとともに、ノズル外周壁面1にも互いに隣接する一のノズル翼4のノズル腹面8と他のノズル翼4のノズル背面9との間に位置してスリット状のドレン吸い込み口12が穿設されている。
ノズルダイアフラム外輪2側の中空部2aは図示しない復水器等の低圧源に連通しており、ドレン吸い込み口10、11、12からドレンの吸引が行われるようになっている。しかして、ノズル腹面8を伝わったドレンは、そのノズル腹面8のドレン吸い込み口10から、またノズル背面9を伝わったドレンはそのノズル背面9のドレン吸い込み口11からそれぞれノズル翼4の中空部4aに吸い込まれ、さらにノズルダイアフラム外輪2の中空部2aを経て復水器に流入する。また、ノズル外周壁面1を伝わったドレンは、そのノズル外周壁面1のドレン吸い込み口12からノズルダイアフラム外輪2の中空部2aに吸引され、これも同様に復水器に流入する。
このように、蒸気とともに流れてきたドレンは翼表面に設けられたドレン吸い込み口10、11からノズル翼4の中空部4a内に吸い込まれ、またノズル外周壁面1を伝わったドレンはドレン吸い込み口12からノズルダイアフラム外輪2の中空部2a内に吸い込まれ、ドレンが動翼に衝突する前に蒸気から分離除去される。ところで、上記ドレンは遠心力によって外周側に集まるために、上記スリット状のドレン吸い込み口はノズル翼4の外周側に設置することにより効率的にドレンを除去することができる。
特開平8−232604号公報
ところが、一般に蒸気タービンノズル翼は、角材から削り出し、もしくは型鍛造からの機械加工、または、精密鋳造などの手段により製造されるが、内部に中空室を持つノズル翼は精密鋳造、もしくは2枚の薄板をプレス加工して2枚貝のように張り合わせる板張り製造によってのみ製造可能であった。しかし、これらの製造方法では型鍛造からの機械加工などの製造方法と比較すると、ノズル翼の翼面形状の精度が得られない等の問題がある。
本発明は、このような点に鑑み、内部に中空室を持つノズル翼を型鍛造や切削加工といった機械加工によって製造し、精度の高い翼面形状をもった中空のノズル翼を得ること、及びそのノズル翼を使用したタービンノズル、或いはタービンを得ること、さらにはそれらの製造方法を得ることを目的とする。
第1の発明は、蒸気タービンのノズル翼において、型鍛造或いは切削加工等の機械加工により製造され、外表面に凹部が形成された翼本体と、上記翼本体の凹部を覆うように翼本体に装着された板材とを有し、上記板材によって覆われた凹部により中空室を形成したことを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記凹部は翼本体の長手方向の外周側端部に設けられていることを特徴とする。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記翼本体には、前記凹部に接続され翼本体の長手方向に延びるドレン溝が形成されるとともに、上記ドレン溝も板材からなる蓋体により被覆されていることを特徴とする。
第4の発明は、タービンのノズルダイアフラムにおいて、第1乃至第3のいずれかのノズル翼が周方向に複数配列され、そのタービンノズル翼の外周側端部が中空状のノズルダイアフラム外輪に固着され、タービンノズル翼の内周側端部が中空状のノズルダイアフラム内輪に固着されていることを特徴とする。
第5の発明は、第4の発明において、上半部のノズルダイアフラム外輪及びノズルダイアフラム内輪に固定されるノズル翼は前記ドレン溝を有するノズル翼とし、下半部のノズルダイアフラム外輪及びノズルダイアフラム内輪に固定されるノズル翼は前記ドレン溝を有していないノズル翼としたことを特徴とする。
第6の発明は、蒸気タービンにおいて、第4または第5の発明のノズルダイアフラムを備えることをことを特徴とする。
第7の発明は、凸部を有する金型による型鍛造、或いは切削加工により表面に凹部を備えるように翼素材を機械加工し、上記機械加工により形成された翼素材の凹部を板材により覆って当該凹部を中空に形成することを特徴とする。
本発明は、蒸気タービンの中空ノズル翼を、型鍛造或いは切削加工といった機械加工により製造され、外表面に凹部が形成された翼本体と、上記翼本体の凹部を覆うように翼本体に装着された板材とにより構成され、上記板材によって覆われた凹部により中空室を形成するようにしたので、翼面プロファイルを精度良く形成することができ、機械加工量も最小限に抑えることができ、しかも上記中空室やその中空室につながるドレン溝をノズル翼の腹側から加工することができ、ノズル翼に重要なスロートを形成する背側への影響もないようにすることができる。
以下添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明における第1の形態のノズル翼21を示す図であり、型鍛造により製造された翼本体22の外周側の外表面に凹部23が形成され、その凹部23を板材24により覆うことによりノズル翼21が形成されている。そして、上記板材24によって覆われた凹部23により中空室25が形成されており、上記ノズル翼21の表面から上記中空室25に貫通するスリット状の開口26が穿設されている。ここで、凹部23の一端はノズル翼21の外周端まで連続するように設けられており、スリット状の開口26は、翼の長手方向(高さ方向)に設けられている。
また、図2は、本発明における第2の形態のノズル翼27を示す図であり、第1の形態のノズル翼において、さらに上記凹部23からノズル翼の内周側端部まで延びるドレン溝(図示せず)が切削加工されており、そのドレン溝も板材からなる蓋体28により被覆されている。
ところで、一般に型鍛造から製造されるノズル翼は必要とする翼形状に研磨代及び加工代を付加した状態で鍛造し製造されるが、この時上金型と下金型とで翼素材を挟み込んで製造するため、そのままでは内部に中空室をを作ることは困難である。そこで、本発明においては、上述のように、型鍛造により製造された翼本体の外周側の外表面に凹部を形成し、その凹部を板材により覆うことによりノズル翼を形成し、上記板材によって覆われた凹部により中空室を形成する。
すなわち、下金型と中空部形成用の凸部を設けた上金型とにより、必要とする翼形状に対して研磨代及び加工代を付加した形状に翼素材を鍛造することにより、図3に示すように、外周側外表面に凹部23が形成された翼本体29を形成し、その後ノズル翼面形状を切削加工する。そして翼表面を研磨し必要なプロファイル精度を確保した後、図1に示すように、翼面形状に機械加工された板材24を上記翼本体29に対して溶接により固着することにより上記凹部23を覆い、板材24により覆われた凹部23により中空室25を形成する。その後、中空状のノズルダイアフラム外輪2及びノズルダイアフラム内輪3に固着するための合わせ面を形成するために外周側端面及び内周側端面を切削加工する。本実施の形態においては、この際に凹部23の端部が翼の外周側端面となるように加工し、中空室25が翼外周側端部に開口する構成としている。しかる後、上記板材24及びこの板材24と反対側の翼表面から上記中空室25に貫通するスリット状の開口26を穿設する。このようにして、図1に示すノズル翼21を製作することができる。
一方、図2に示すようなドレン溝を有するノズル翼27は、ノズル翼21と同様にノズル翼面形状を切削加工した後、図4に示すように、上記凹部23から内周側端面まで延びるドレン溝30を切削加工し、その後上記ドレン溝30を板材からなる蓋体28により被覆することにより製作される。
上述のようにして形成されたノズル翼21或いは27は、図5に示すように、その外周側端面が中空状のノズルダイアフラム外輪2の内周面に固着され、内周側端面が中空状のノズルダイアフラム内輪3の外周面に固着される。このようにしてノズルダイアフラム外輪2とノズルダイアフラム内輪3の間に複数のノズル翼21或いは27が保持され、ノズルダイアフラムが形成される。この場合、前述のように、ドレンは遠心力によりタービンノズルの外周側に集まるためスリット状の開口26もノズル翼の外周側に設置することが効果的であり、そのためノズル翼内の中空室もノズル翼の外周側に存在するのが好ましい。したがって、上記ノズル翼21、27の中空室25はノズルダイアフラム外輪2の中空部に開口するような構成となっている。
しかして、上記ノズル翼21、27を取り付けたタービンノズルにおいても、図7等に示したものと同様に、翼面に沿って流れるドレンはスリット状の開口26を経てノズル翼21或いは27内に流入し、さらにノズルダイアフラム外輪2を経て復水器等に導かれる。
ところで、ノズルダイアフラムは、上記ノズル翼21、27をノズルダイアフラム外輪2とノズルダイアフラム内輪3との間に放射状に配設している。このため、上半部のノズルダイアフラム外輪2及びノズルダイアフラム内輪3の間に装着されているノズル翼はその外周側が上方に位置することとなり、外周側に設けられた中空室25からノズルダイアフラム外輪2の中空部へはドレンが排出されづらい。そこで、上半部のノズルダイアフラム外輪2及びノズルダイアフラム内輪3に装着されるノズル翼としては、図6に示すように、図2に示すドレン溝30を備えたノズル翼27を使用し、ドレン溝30がノズルダイアフラム内輪3の中空部3aに開口されるようにすることが好ましい。したがって、この場合にはノズル翼27の中空室25内に吸い込まれたドレンは重力によって中空室25からドレン溝30を通ってノズルダイアフラム内輪3の中空部3a内にスムースに流入する。そして、ノズルダイアフラム内輪3の中空部3a内に流入したドレンは、上下半の継手水平面に設けられた連結管32を経てノズルダイアフラム内輪3の下半部の中空部内へ排出される。
一方、上記ノズルダイアフラム外輪2及びノズルダイアフラム内輪3の下半部に装着されるノズル翼では、外周側が上方に位置することはないので、中空室25内に吸い込まれたドレンは上記中空室25からノズルダイアフラム外輪2の中空部2a内に導かれる。したがって、下半部のノズルダイアフラム外輪2及びノズルダイアフラム内輪3に装着されるノズル翼としては図1に示すようなドレン溝30を有しないノズル翼21を使用することができ、コストの軽減を図ることもできる。
また、図6に示した本実施の形態では、下半部のノズルダイアフラム外輪2及びノズルダイアフラム内輪3の間に装着されるノズル翼の内最下方のノズル翼にはドレン溝30を有する前記ノズル翼27を使用することにより、ノズルダイアフラム外輪2の中空部2aとノズルダイアフラム内輪3の中空部3aを上記ノズル翼27のドレン溝30及び中空室25を介して連通させている。上述のように、ノズルダイアフラム内輪3の中空部3a内に流入したドレンは上下半の継手水平面に設けられた連結管32を経てノズルダイアフラム内輪3の中空部3aの下部に流れる。ここで図6に示したように、最下方にドレン溝30を有する前記ノズル翼27を配置すれば、ドレンはこのノズル翼27のドレン溝30及び中空室25を介してノズルダイアフラム内輪3の中空部3aからノズルダイアフラム外輪2の中空部2aに導かれ、ノズルダイアフラム外輪2の下半部真下に設けられた排出口33から復水器へ排出させることができる。
また、ノズルダイアフラム外輪2の上半部の中空部2a内に吸い込まれたドレンはノズルダイアフラム外輪2の上下半の継手水平面に設けられた連結管34を経てノズルダイアフラム外輪2の下半部の中空部2a内に流入し、ノズルダイアフラム外輪2の下半部真下に設けられた排出口33から復水器へ排出されるように構成されている。
このように、型鍛造後に機械加工することによって翼面プロファイルを精度よく形成することができ、且つ必要な中空室の大部分は型鍛造によって形成し、機械加工を最小限に抑えることができ、コストを抑えることもできる。また、中空室やドレン溝はノズル翼の腹側から加工することができ、ノズル翼に重要なスロートを形成する背側への影響がない。また、板材の溶接には入熱の少ないレーザーによる溶接を用いることにより溶接変形を極力抑え、翼面プロファイル精度を維持することができる。
なお、翼本体に型鍛造によって形成する凹部23、ドレン溝30は、これらによって最終的にノズル翼の内部に中空部25が形成され、この中空部25からノズル翼の外周側或いは内周側にドレンが排出できる構成となっていれば十分である。したがって、凹部23を型鍛造によってノズル翼の長手方向(高さ方向)全体に亘って形成したり、凹部23を型鍛造により翼中央部などに設け、この凹部23に連通し外周側或いは内周側の翼端部まで延びるドレン溝30を形成したり、種々変形して実施することができる。
さらに、上述した実施の形態以外に、凹部23を型鍛造ではなく切削加工により形成することも可能である。この場合であってもさらにドレン溝30はいずれも翼本体22に機械加工によって形成された窪みであって、いずれも板材24(或いは蓋体28)等に設けられたスリット状の開口26から流入したドレンを流通させるものであって本質的な差異はなく、型鍛造或いは切削加工といった機械加工により形成されていれば本願特有の作用効果を十分に奏することができる。
1 ノズル外周壁面
2 ノズルダイアフラム外輪
3 ノズルダイアフラム内輪
4 ノズル翼
5 タービンノズル
6、7 動翼
21、27 ノズル翼
22 翼本体
23 凹部
24 板材
25 中空室
26 スリット状の開口
28 板材からなる蓋体
29 翼本体
30 ドレン溝
33 排出口
2 ノズルダイアフラム外輪
3 ノズルダイアフラム内輪
4 ノズル翼
5 タービンノズル
6、7 動翼
21、27 ノズル翼
22 翼本体
23 凹部
24 板材
25 中空室
26 スリット状の開口
28 板材からなる蓋体
29 翼本体
30 ドレン溝
33 排出口
Claims (21)
- 機械加工によって外表面に凹部が形成された翼本体と、上記翼本体の凹部を覆うように翼本体に装着された板材とを有し、上記板材によって覆われた凹部により中空室を形成したことを特徴とする、蒸気タービンノズル翼。
- 上記機械加工は型鍛造であることを特徴とする、請求項1記載の蒸気タービンノズル翼。
- 上記機械加工は切削加工であることを特徴とする、請求項1記載の蒸気タービンノズル翼。
- 上記板材の外面は翼面形状を有することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の蒸気タービンノズル翼。
- 上記板材は翼本体に対して溶接により固着されていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の蒸気タービンノズル翼。
- 上記板材にはスリット状の開口部が形成されていることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の蒸気タービンノズル翼。
- 前記凹部は翼本体の外周側端部に設けられていることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の蒸気タービンノズル翼。
- 前記翼本体には、前記凹部に接続され翼本体の長手方向に延びるドレン溝が形成されるとともに、上記ドレン溝も板材からなる蓋体により被覆されていることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれかに記載の蒸気タービンノズル翼。
- 上記ドレン溝は、上記凹部から上記翼本体の内周側端部まで連続して設けられていることを特徴とする、請求項8記載の蒸気タービンノズル翼。
- 請求項1乃至9のいずれかに記載のノズル翼が周方向に複数配列され、そのノズル翼の外周側端部が中空状のノズルダイアフラム外輪に固着され、ノズル翼の内周側端部が中空状のノズルダイアフラム内輪に固着されていることを特徴とする、蒸気タービンのノズルダイアフラム。
- ノズル翼に形成されている凹部がノズルダイアフラム外輪の中空部に開口し、ノズル翼に形成されたドレン溝がノズルダイアフラム内輪の中空部に開口していることを特徴とする、請求項10記載のノズルダイアフラム。
- 上半部のノズルダイアフラム外輪及びノズルダイアフラム内輪に固定されるノズル翼は前記ドレン溝を有するノズル翼とし、下半部のノズルダイアフラム外輪及びノズルダイアフラム内輪に固定されるノズル翼は前記ドレン溝を有していないノズル翼としたことを特徴とする、請求項10または11記載のノズルダイアフラム。
- 下半部のノズルダイアフラム外輪及びノズルダイアフラム内輪に固定されるノズル翼の内、最下方のノズル翼のみは前記ドレン溝を有するノズル翼としたことを特徴とする、請求項11記載のノズルダイアフラム。
- 請求項10乃至13のいずれかに記載のノズルダイアフラムを備えることをことを特徴とする、蒸気タービン。
- 機械加工により、表面に凹部を形成するように翼素材を加工し、上記機械加工により形成された翼素材の凹部を板材により覆って当該凹部を中空に形成することを特徴とする、蒸気タービンノズル翼の製造方法。
- 翼素材の表面に凹部を形成する上記機械加工は、凸部を有する金型を用いた型鍛造によること特徴とする、請求項15記載の蒸気タービンノズル翼の製造方法。
- 翼素材の表面に凹部を形成する上記機械加工は、切削加工によること特徴とする、請求項15記載の蒸気タービンノズル翼の製造方法。
- 上記凹部から上記翼素材長手方向端部とを連通するドレン溝を切削加工し、その切削加工後に、前記凹部とドレン溝を板材により覆うことを特徴とする、請求項15記載の蒸気タービンノズル翼の製造方法。
- 前記板材の外表面を翼面形状に加工し、その後上記板材により凹部を覆うことを特徴とする、請求項15乃至18のいずれかに記載の蒸気タービンノズル翼の製造方法。
- 前記翼素材は、必要とする翼形状に対して研磨代および加工代を付加した形状で型鍛造され、前記必要とされる翼形状に対する予め定められた加工精度となるように研磨し、その後前記板材により覆うことを特徴とする、請求項15乃至19のいずれかに記載の蒸気タービンノズル翼の製造方法。
- 前記凹部を覆う板材にスリット状の開口部を加工することを特徴とする、請求項15乃至20のいずれかに記載の蒸気タービンノズル翼の製造方法。
Priority Applications (4)
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