JP6000711B2 - プラスチック光学素子用中間体の製造方法、プラスチック光学素子の製造方法およびプラスチック光学素子用中間体の製造装置 - Google Patents

プラスチック光学素子用中間体の製造方法、プラスチック光学素子の製造方法およびプラスチック光学素子用中間体の製造装置 Download PDF

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本発明はカメラやビデオ等の光学機器に使用されるプラスチック光学素子用中間体の製造方法およびプラスチック光学素子の製造方法に関するものである。
近年、カメラやビデオなどの光学機器の普及によって、これに使用されるプラスチック光学素子の高性能化や小型化、低コスト化が求められている。
そのため、プラスチック光学素子は、生産性が高く、低コストで製造できる射出成形法によって多く生産されている。射出成形法は、溶融プラスチックを金型のスプルからランナー、ゲートを介して、キャビティー内に流入させて、溶融プラスチックに圧力をかけながら冷却固化させて製造する。しかしながら、キャビティー内のプラスチック全体に圧力を伝えるゲート近傍では圧力が集中するので、成形品の形状精度が低下するという問題がある。
そこで、特許文献1では、このようなゲート近傍の成形品の形状精度を低下させないために、プラスチック中間体を製作して、これを圧縮成形の金型で溶融させた後、加圧・冷却して固化させることにより成形品を得る方法が行われている。
特開2008−190996号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、圧縮成形の金型を加熱して、その金型内に配置したプラスチック中間体の温度をガラス転移点(Tg)以上にした後、加圧しながら冷却固化させる必要があるため、金型およびプラスチック中間体の加熱と冷却の時間が必要になる。また、プラスチック中間体に脈離やウェルドやしわの外観不良があると、プラスチックの粘度が十分低くなるまで、プラスチック中間体の温度を上げて、脈離やウェルドやしわをなくす必要があり、金型及びプラスチック中間体の加熱、冷却の時間が長くなることで、生産性が低下する。そのために、脈離やウェルドやしわの外観不良がないプラスチック中間体を製造することが、生産性の向上に必要である。
本発明は、この様な背景技術に鑑みてなされたものであり、脈離やウェルドやしわの外観不良を防止したプラスチック光学素子用中間体の製造方法を提供するものである。
また、本発明は、上記の脈離やウェルドやしわの外観不良を防止したプラスチック光学素子用中間体を用いて、生産性を向上させたプラスチック光学素子の製造方法を提供するものである。
上記課題を解決するプラスチック光学素子用中間体の製造方法は、プラスチックを可塑化装置で溶融させたプラスチックをノズルから流出させ、プラスチック光学素子用中間体を製造する方法において、前記可塑化装置で溶融させたプラスチックをノズルから一定量流出させる工程と、前記ノズルから流出させたプラスチックに、前記プラスチックのガラス転移点以上の温度に加熱されている受け型を接触させて、前記プラスチックを加熱しながら一定時間保持する工程前記一定時間保持する工程の後、前記可塑化装置で溶融させたプラスチックを前記ノズルからさらに流出させるとともに前記受け型を前記プラスチックの流出方向に移動させる工程と、を有することを特徴とする。
上記の課題を解決するプラスチック光学素子の製造方法は、上記プラスチック光学素子用中間体の製造方法により得られたプラスチック光学素子用中間体を用いたことを特徴とする
上記の課題を解決するプラスチック光学素子用中間体の製造装置は、プラスチックを溶融させるための可塑化装置と、前記可塑化装置から前記プラスチックを押出すためのスクリューと、前記スクリューによって押し出された前記プラスチックを前記可塑化装置から流出させるノズルと、前記ノズルに近接する位置から前記プラスチックの流出方向に移動可能な受け型と、を有することを特徴とする
本発明によれば、脈離やウェルドやしわの外観不良を防止したプラスチック光学素子用中間体の製造方法を提供することができる。
また、本発明によれば、上記の脈離やウェルドやしわの外観不良を防止したプラスチック光学素子用中間体を用いて、生産性を向上させたプラスチック光学素子の製造方法を提供することができる。
本発明のプラスチック光学素子用中間体の製造方法の一実施態様を示す工程図である。 本発明の方法によって製造されたプラスチック光学素子用中間体の概略図である。 本発明のプラスチック光学素子用中間体の製造方法の他の実施態様を示す工程図である。 本発明のプラスチック光学素子の製造方法の一実施態様を示す工程図である。 本発明の方法によって製造されたプラスチック光学素子の概略図である。 比較例に係わるプラスチック光学素子用中間体の製造工程を示す工程図である。 比較例の方法によって製造されたプラスチック光学素子用中間体の概略図である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のプラスチック光学素子用中間体の製造方法は、下記の2つの方法がある。
本発明に係る第1のプラスチック光学素子用中間体の製造方法は、プラスチックを可塑化装置で溶融した溶融プラスチックをノズルから流出させ、流出した溶融プラスチックを受け型に保持し、切断して溶融プラスチック塊からなるプラスチック光学素子用中間体を製造する方法において、前記可塑化装置内の溶融プラスチックの一部をノズルから大気中に流出させる工程、前記ノズルから流出した溶融プラスチックの一部に、前記プラスチックのガラス転移点以上の温度に加熱されている受け型を接触させて、前記受け型で前記溶融プラスチックの一部を加熱しながら保持する工程、前記受け型を移動させながら前記可塑化装置内の溶融プラスチックを加圧して流出させ、切断して受け型内に溶融プラスチック塊からなるプラスチック光学素子用中間体を得る工程を有することを特徴とする。
本発明の第1のプラスチック光学素子用中間体の製造方法によれば、脈離やウェルドやしわの外観不良をなくすことができるので、生産性を向上させることができる。
本発明に係る第2のプラスチック光学素子用中間体の製造方法は、プラスチックを可塑化装置で溶融した溶融プラスチックをノズルから流出させ、流出した溶融プラスチックを受け型に保持し、切断して溶融プラスチック塊からなるプラスチック光学素子用中間体を製造する方法において、前記プラスチックのガラス転移点以上の温度に加熱されている受け型をノズルに近接するように移動する工程、前記可塑化装置内の溶融プラスチックの一部をノズルから流出し前記受け型に接触させて、前記溶融プラスチックの一部を受け型で加熱しながら保持する工程、前記受け型を移動させながら前記可塑化装置内の溶融プラスチックを加圧して流出させ、切断して受け型内に溶融プラスチック塊からなるプラスチック光学素子用中間体を得る工程を有することを特徴とする。
本発明の第2のプラスチック光学素子用中間体製造方法によれば、第1の方法と同様に脈離やウェルドやしわの外観不良をなくすことができるので、生産性を向上させることができる。
上記のプラスチック光学素子用中間体の製造方法において、前記ノズルは、オープンノズルを用いることが好ましい。前記ノズルとして、オープンノズルを用いることにより、更に溶融プラスチックが滞留することがなくなり、滞留によるプラスチックの劣化を防止することができる。
本発明に係るプラスチック光学素子の製造方法は、プラスチック光学素子用中間体を圧縮成形してプラスチック光学素子を製造する方法において、上記の製造方法により得られた溶融プラスチック塊からなるプラスチック光学素子用中間体およびそれを保持する受け型を、プラスチックのガラス転移点以上の温度に加熱されている状態で、圧縮成形機内の圧縮成形金型に搬送し、前記プラスチック光学素子用中間体を圧縮成形すること特徴とする。
本発明に係るプラスチック光学素子製造方法によれば、上記の外観不良がないプラスチック光学素子用中間体を、プラスチックのガラス転移点以上の温度での圧縮成形前に、再加熱するプロセスが不要になり、生産性を向上させることができる。
以下に、本発明の実施例を示す。
(実施例1)
本発明の実施例1は、プラスチックをプラスチック可塑化装置で溶融、計量して、前記可塑化装置の流出ノズルから、計量した溶融プラスチックを流出し、受け型でプラスチック塊を作り、次いでカッターで切断して、プラスチック光学素子用中間体を得る製造工程に於いて、
(1)前記可塑化装置内の溶融プラスチックの一部をノズルから大気中に流出させる工程、
(2)前記ノズルから流出した溶融プラスチックの一部に、前記プラスチックのガラス転移点以上の温度に加熱されている受け型を接触させて、前記受け型で前記溶融プラスチックの一部を加熱しながら保持する工程、
(3)前記受け型を移動させながら前記可塑化装置内の溶融プラスチックを加圧して流出させ、切断して受け型内に溶融プラスチック塊からなるプラスチック光学素子用中間体を得る工程
を有することを特徴とする。
以下に図面に基づいて本実施例1を説明する。
図1は、本発明のプラスチック光学素子用中間体の製造方法の一実施態様を示す工程図である。
プラスチック光学素子用中間体の製造装置は、プラスチック原料を溶融させる可塑化装置、ノズルからの溶融プラスチックの流出防止用ブロック、溶融プラスチックを切断するカッター、溶融プラスチックを受ける受け型、受け型を移動させる駆動機構により構成される。
以下に、それぞれの装置の構成の詳細を説明する。
プラスチック原料を溶融させる可塑化装置30にはインラインスクリュー式可塑化装置が用いるのが好ましい。インラインスクリュー式可塑化装置は、シリンダ5、ノズル20、スクリュー4、駆動装置、圧力測定機、加熱装置により構成される。シリンダ5内に配置したスクリュー4は、図示しない駆動機構により、シリンダ5内を回転及び、スクリュー回転軸に沿って移動可能である。また、スクリュー4に図示しない圧力測定機を配置することで、スクリュー4にかかる圧力を検知することができる。シリンダ5は、プラスチックを溶融させるために、図示しない加熱装置によって任意の温度に加熱可能である。
溶融プラスチック6の流出防止用ブロックの構成を説明する。溶融プラスチック6の流出防止用ブロックは、ノズル20に突き当てて溶融プラスチック6の流出を防止するブロック7、ブロック7をノズル20に突き当てる、およびノズル20から退避するように移動する駆動機構8により構成される。
カッターの構成を説明する。カッター9は、左右方向に開閉可能な2枚刃と、カッター9がノズル20に近接したり、ノズル20から退避するように移動する図示しない駆動機構により構成される。
受け型1および受け型1の駆動機構2の構成を説明する。受け型1は、任意の球面もしくは非球面、自由曲面形状よりなる鏡面3を有する。この受け型1は、駆動機構2によりノズル20からのプラスチック流出方向に移動することができる。
次に、プラスチック光学素子用中間体の製造工程を、図1を参照しながら詳細に説明する。
(1)まず、前記可塑化装置内の溶融プラスチックの一部をノズルから大気中に流出させる工程について説明する。
本実施例では、光学素子用プラスチック原料としてZEONEX(登録商標)を使用した場合について説明する。
まず、図1(a)に示すように、プラスチック光学素子用中間体の製造装置に、受け型1を図示しない搬送装置によってノズル20の流出口の中心軸と受け型1の鏡面3の中心軸が一致するように、駆動機構2に配置する。このときの受け型1は、駆動機構2に配置前にZEONEX(登録商標)のガラス転移点(Tg)137℃以上の温度に加熱しておく。
本実施例では、受け型1の温度を270℃に予備加熱した。受け型1の鏡面3は、プラスチック光学素子用中間体から製造する光学素子の形状に対して冷却収縮を考慮して製作した。
ノズル20は、ブロック7を突き当てることによって、溶融プラスチック6の流出を防止する。
本実施例では、ブロック7の駆動機構8にエアシリンダを使用して、ノズル20からの溶融プラスチック6の流出方向に対して直交方向に移動させて、ノズル20の開閉を行った。ブロック7は、ノズル20からの溶融プラスチック6の流出方向と同じ方向から、ノズル20にブロック7を突き当てるなど、装置配置を任意に決定してよい。
射出成形法のインラインスクリュー式可塑化装置では、ニードルバルブが溶融プラスチック流出防止機構として使用されている。ニードルバルブは、ノズル内にピンを配置して、プラスチックの流出を防止するときに、ノズル流出口にピンを挿入するものである。しかしながら、ノズル内の流路構造が複雑になり、プラスチックの流動を阻害するため、プラチックが滞留して劣化してしまう。本発明では、これを防止するため、ノズル20の内部にプラスチック流出防止機構を持たないオープンノズルを使用した。
また、ブロック7は、ノズル20の溶融プラスチック6と接触するため、ブロック7と溶融プラスチック6が粘着しないように、ブロック7を冷却する必要がある。
本実施例では、ブロック7は、熱伝導が良いアルミニウム材料を使い、ノズル20と溶融プラスチック6からの熱を自然放熱により冷却しながら使用した。ブロック7を冷却する構成であれば、その方法は任意に決定してよい。
次に、図1(b)に示すように、プラスチックペレット原料をインラインスクリュー式可塑化装置30に供給して溶融させる。プラスチックペレット原料をシリンダ5で加熱しつつ、スクリュー4を移動方向に加圧しながら回転させる。スクリュー4の回転によって、プラスチック原料が溶融しながら搬送されるため、ノズル20の中の溶融プラスチック6の圧力が上がり、その圧力によってスクリュー4が反樹脂流出方向に移動して、ノズル20とシリンダ5内の溶融プラスチック6が計量される。プラスチック光学素子用中間体の製造に必要な溶融プラスチック6が、計量された時点でスクリュー4の回転を停止させる。
次に、シリンダ5内の溶融プラスチック6の圧力を調整するため、スクリュー4にかかる圧力を計測しながら、スクリュー4を移動させる。このとき、圧力測定機をノズル20に設置して計測しても同等の効果が得られる。
本実施例では、シリンダ5の温度を270℃として、スクリュー4に10Mpaの圧力をかけながら50rpmで回転させて、スクリュー4を回転前位置より20mm移動させて回転を停止した。次に、スクリュー4にかかる圧力が、3MPaになるまでスクリュー4を移動させた。
次に、図1(c)に示すように、スクリュー4を矢印の方向に移動させて、ノズル20内の溶融プラスチック6を昇圧させる。
本実施例では、プラスチック光学素子用中間体の製作に必要なスクリュー4の移動量20mmに対して、スクリュー4を2mm移動させて、溶融プラスチック6の圧力を昇圧した。ここでは、スクリュー4の移動量を位置制御しているが、スクリュー4に配置した圧力測定機や、ノズル20に圧力測定機を配置して、ノズル20内の溶融プラスチック6の圧力が任意の圧力になるように、スクリュー4を移動させても良い。
次に、図1(d)に示すように、可塑化装置内の溶融プラスチック6の一部をノズルから大気中に流出させる。溶融プラスチック6の流出を防止するブロック7を、ノズル20から駆動機構8で移動させて、ノズル20の流出口を開放させる。ノズル20内の溶融プラスチック6は、加圧されているため、ノズル20の流出口より流出する。ノズル20内の溶融プラスチック6は流出による圧力低下と、流出した溶融プラスチック6の表面が大気によって冷却されてスキン層ができることにより、一定量の溶融プラスチック6が流出した時点で、流出は停止する。
ノズル20より流出した溶融プラスチック6の流出量は、ノズルの先端部から0.1mm以上2.0mm以下、好ましくは0.1mm以上1.0mm以下流出することが好ましい。
(2)次に、前記ノズルから流出した溶融プラスチックの一部に、前記プラスチックのガラス転移点以上の温度に加熱されている受け型を接触させて、前記受け型で前記溶融プラスチックの一部を加熱しながら保持する工程について説明する。
次に、図1(e)に示すように、受け型1を駆動機構2によって、矢印の方向にノズルに近接するように移動させる。受け型1は、プラスチックのガラス転移点以上の温度に加熱されているため、流出した溶融プラスチック6を加熱しながら粘着する。そのまま保持して、流出した溶融プラスチック6をノズル20と受け型1で加熱して、溶融プラスチック6の粘度を低下させる。
本実施例では、受け型1をノズル20と干渉しないで、かつ流出した溶融プラスチック6がノズル20の非流出口と接触しない範囲で、もっとも近接させて2秒間保持した。受け型1とノズル20の距離が小さいと、ノズル20から流出した溶融プラスチック6が、受け型1とノズル20から熱伝導により加熱される。また、高温の受け型1やノズル20に囲まれることで、大気による流出した溶融プラスチック6の冷却を阻止することができる。さらに、受け型1をこの位置で保持することにより、流出した溶融プラスチック6の温度を上げて、粘度を下げることができる。これにより、流出した溶融プラスチック6の粘度が高いことによって、脈離やウェルドやしわの外観劣化の発生を防止することができる。
(3)次に、前記受け型を移動させながら前記可塑化装置内の溶融プラスチックを加圧して流出させ、切断して受け型内に溶融プラスチック塊からなるプラスチック光学素子用中間体を得る工程について説明する。
次に、図1(f)に示すように、スクリュー4を移動させて、ノズル20とシリンダ5内の溶融プラスチック6を受け型1に流出する。同時に、受け型1を、溶融プラスチック6の流出量に応じて、矢印の方向に移動させる。スクリュー4の移動速度と受け型1の移動速度を調整して、受け型1に粘着させた溶融プラスチック6を膨らませるように広げる。スクリュー4の移動速度に対して受け型1の移動速度が遅いと、ノズル20と受け型1の距離が小さくなり、流出させた溶融プラスチック6がノズル20に接触して、そのまま粘着してしまう。逆に、スクリュー4の移動速度に対して受け型1の移動速度が速いと、ノズル20と受け型1の距離が大きくなり、ノズル20から螺旋状に流出した溶融プラスチック6が積層することによって、輪帯状の外観劣化が発生する。
本実施例では、プラスチック光学素子用中間体の作製に必要なスクリュー4の移動量が20mmである。図1(d)の工程で、スクリュー4を2mm動かしているので、ここでは5mm/sで18mm移動させた。同時に、受け型1を溶融プラスチック6の流出方向に1mm/sで4mm移動させた。
スクリュー4を移動させると、シリンダ5の内径に対して、ノズル20の流出口径が小さいので、シリンダ5とノズル20内のプラスチックの圧力が上昇しながら、ノズル20から溶融プラスチック6を流出する。十分に時間を置き、ノズル20内の圧力が低下して、溶融プラスチック6の流出が停止したのち次工程に移る。本実施例では、スクリュー4の移動完了後、2秒間保持して流出が停止するのを確認した。
次に、図1(g)に示すように、カッター9をノズルに向けて侵入させて溶融プラスチック6の切断を行い、受け型内に溶融プラスチック塊からなるプラスチック光学素子用中間体を得る。二枚刃のカッター9は、ノズル先端が平面であるため、平刃を使用した。
次に、図1(h)に示すように、受け型1とプラスチック光学素子用中間体10を受け型1の駆動機構2で下方に移動させて、図1(i)に示すように、カッター9を開放して、ノズル20より退避させた。
次いで、図1(j)に示すように、受け型1を図示しない搬送機構によって、プラスチック光学素子用中間体の製造装置から取りだし、ノズル20にブロック7を突き当てることによって、ノズル20から溶融プラスチック6の流出を防止した。
取りだした受け型1を、プラスチック光学素子用中間体の製造装置外でTg以下の温度に冷却して、図2に示すように、脈離やウェルドやしわがないプラスチック光学素子用中間体10を得ることができた。
(実施例2)
本発明の実施例2は、プラスチックを可塑化装置で溶融した溶融プラスチックをノズルから流出させ、流出した溶融プラスチックを受け型に保持し、切断して溶融プラスチック塊からなるプラスチック光学素子用中間体を製造する方法において、
(i)前記プラスチックのガラス転移点以上の温度に加熱されている受け型をノズルに近接するように移動する工程、
(ii)前記可塑化装置内の溶融プラスチックの一部をノズルから流出し前記受け型に接触させて、前記溶融プラスチックの一部を受け型で加熱しながら保持する工程、
(iii)前記受け型を移動させながら前記可塑化装置内の溶融プラスチックを加圧して流出させ、切断して受け型内に溶融プラスチック塊からなるプラスチック光学素子用中間体を得る工程
を有することを特徴とする。
以下に図面に基づいて本実施例2を説明する。
図3は、本発明のプラスチック光学素子用中間体の製造方法の他の実施態様を示す工程図である。
プラスチック光学素子用中間体の製造装置は、実施例1に示した製造装置と同様のものを使用する。本実施例2の製造方法においては、工程(i)と(ii)が、実施例1の製造方法の工程と相違する。
(i)前記プラスチックのガラス転移点以上の温度に加熱されている受け型をノズルに近接するように移動する工程について説明する。
本実施例では、光学素子用プラスチック原料としてZEONEX(登録商標)を使用する。
まず、図3(a)に示すように、実施例1と同様に、プラスチック光学素子用中間体の製造装置に、受け型1を図示しない搬送装置によってノズル20の流出口中心軸と受け型1の鏡面3の中心軸が一致するように、駆動機構2に配置する。このときの受け型1は、駆動機構2に配置前にZEONEX(登録商標)のガラス転移点(Tg)137℃以上の温度に加熱しておく。
次に、図3(b)に示すように、実施例1と同様に、プラスチックペレット原料をインラインスクリュー式可塑化装置30に供給して溶融させる。プラスチックペレット原料をシリンダ5で加熱しつつ、スクリュー4を移動方向に加圧しながら回転させ、ノズル20とシリンダ5内の溶融プラスチック6を計量する。
次に、図3(c)に示すように、実施例1と同様に、スクリュー4を矢印の方向に移動させて、ノズル20内の溶融プラスチック6を昇圧させる。
本実施例では、プラスチック光学素子用中間体の製作に必要なスクリュー4の移動量20mmに対して、スクリュー4を2mm移動させて、溶融プラスチック6の圧力を昇圧した。ここでは、スクリュー4の移動量を位置制御しているが、スクリュー4に配置した圧力測定機や、ノズル20に圧力測定機を配置して、ノズル20内の溶融プラスチック6の圧力が任意の圧力になるように、スクリュー4を移動させても良い。
次に、図3(d)に示すように、溶融プラスチック6の流出を防止するブロック7は閉じた状態で、受け型1を駆動機構2によって、矢印の方向にノズル20に近接するように移動させる。受け型1は、プラスチックのガラス転移点以上の温度に加熱されている。
本実施例では、受け型1とノズル20の近接状態は、溶融プラスチック6の流出を防止するブロック7が、駆動機構8で移動したときに受け型1やノズル20と接触しない範囲で最も近接するのが好ましい。また、工程(ii)で、ノズル20より流出した溶融プラスチック6と受け型1が接触する範囲内で近接する必要がある。
(ii)次に、前記可塑化装置内の溶融プラスチックの一部をノズルから流出し前記受け型に接触させて、前記溶融プラスチックの一部を受け型で加熱しながら保持する工程について説明する。
次に、図3(e)に示すように、可塑化装置内の溶融プラスチック6の一部をノズルから受け型1に流出させる。溶融プラスチック6の流出を防止するブロック7を、ノズル20から駆動機構8で移動させて、ノズル20の流出口を開放させる。ノズル20内の溶融プラスチック6は、加圧されているため、ノズル20流出口より流出する。ノズル20より流出した溶融プラスチック6の流出量は、ノズルの先端部から0.1mm以上2.0mm以下、好ましくは0.1mm以上1.0mm以下流出することが好ましい。
受け型1は、プラスチックのガラス転移点以上の温度に加熱されているため、流出した溶融プラスチック6を加熱しながら保持する。これにより、流出した溶融プラスチック6の粘度が高いことによって、脈離やウェルドやしわの外観劣化の発生を防止することができる。
(iii)前記受け型を移動させながら前記可塑化装置内の溶融プラスチックを加圧して流出させ、切断して受け型内に溶融プラスチック塊からなるプラスチック光学素子用中間体を得る工程について説明する。
次に、図3(f)に示すように、実施例1と同様に、スクリュー4を移動させて、ノズル20とシリンダ5内の溶融プラスチック6を受け型1に流出する。同時に、受け型1を、溶融プラスチック6の流出量に応じて、矢印の方向に移動させる。
本実施例では、プラスチック光学素子用中間体の製作に必要なスクリュー4の移動量は18mmである。同時に、受け型1を溶融プラスチック6の流出方向に4mm移動させた。
次に、図3(g)に示すように、実施例1と同様に、カッター9をノズルに向けて侵入させて溶融プラスチック6の切断を行い、受け型内に溶融プラスチック塊からなるプラスチック光学素子用中間体を得る。
次に、図3(h)に示すように、実施例1と同様に、受け型1とプラスチック光学素子用中間体10を受け型1の駆動機構2で下方に移動させて、図3(i)に示すように、カッター9を開放して、ノズル20より退避させた。
次いで、図3(j)に示すように、実施例1と同様に、受け型1を図示しない搬送機構によって、プラスチック光学素子用中間体の製造装置から取り出す。取りだした受け型1を、プラスチック光学素子用中間体の製造装置外でTg以下の温度に冷却して、図2に示すように、脈離やウェルドやしわがないプラスチック光学素子用中間体10を得ることができた。
(実施例3)
本実施例では、本発明のプラスチック光学素子の製造方法について説明する。
本実施例のプラスチック光学素子の製造方法は、実施例1および実施例2の製造方法により得られた溶融プラスチック塊からなるプラスチック光学素子用中間体およびそれを保持する受け型を、プラスチックのガラス転移点以上の温度に加熱されている状態で、圧縮成形機内の圧縮成形金型に搬送し、前記プラスチック光学素子用中間体を圧縮成形する方法である。
図4は、本発明のプラスチック光学素子の製造方法の一実施態様を示す工程図である。
本発明によれば、図4に示すように、実施例1および実施例2で取りだした受け型1とプラスチック光学素子用中間体10を冷却しないで、圧縮成形を行い、プラスチック光学素子を得る方法である。
図4を参照しながら詳細な製造プロセスを説明する。
まず、図4(a)に示すように、受け型1とプラスチック光学素子用中間体10を、プラスチック光学素子用中間体の製造装置から、図示しない搬送装置によって、受け型保持具11に設置する。
次に、図4(b)に示すように、胴型14と上型12を図示しない駆動装置で受け型に向けて移動させる。
次いで、図4(c)に示すように、上型12を加圧装置15によって移動させて、プラスチック光学素子用中間体10を塑性変形させながら、加圧・冷却することで、図5に示すプラスチック光学素子16を得ることができる。
本実施例では、図1または図3より取りだした受け型1とプラスチック光学素子用中間体10は、大気により冷却されるが、ZEONEX(登録商標)のガラス転移点137℃より高温で220℃以上であった。
また、胴型14と上型12は、図示しない予備加熱装置によって、ZEONEX(登録商標)のガラス転移点137℃より低い温度で120℃に保温した。胴型14と上型12を移動させた後、上型12を10MPaで加圧しながら冷却固化して、図4(d)のように胴型14と上型12と受け型1を移動、解放して、図5に示すプラスチック光学素子16を得ることができた。
このとき、プラスチック光学素子用中間体10の温度をプラスチックのTg以下に冷却していないため、圧縮成形前に再加熱する必要がなく、生産性を向上させることができる。
また、胴型14と上型12の圧縮成形前の温度をプラスチックのTg以上に上げて圧縮成形することで、プラスチックの粘度が低いまま塑性変形可能であり、高い転写性のプラスチック光学素子16を得ることができる。
(比較例1)
次に、本発明の比較例を図6を参照しながら説明する。
図6(a)は、実施例1の 図1(b)と同様に、プラスチックペレット原料をインラインスクリュー式可塑化装置に供給して溶融させた状態である。
本比較例では、実施例1と同じく、受け型1の温度を270℃、シリンダ5の温度を270℃として、スクリュー4に10Mpaの圧力をかけながら50rpmで回転させて、スクリュー4を移動させたときにノズル20に突きあたる位置から20mm移動した時点で回転を停止させた。その後、ノズル20内の溶融プラスチック6の圧力を下げるため、スクリュー4にかかる圧力が、3MPaになるまで移動させた。
次に、図6(b)に示すように、溶融プラスチック6の流出を防止するブロック7をノズル20から駆動機構8で移動させて、ノズル20の流出口を開放させる。このとき、ノズル20内の溶融プラスチック6の圧力は事前に下げているため、ノズル20より溶融プラスチック6の流出は、目視により見られなかった。
次に、図6(c)に示すように、スクリュー4を移動させて、ノズル20とシリンダ5内の溶融プラスチック6を受け型1に流出する。本比較例では、実施例1と同じく、プラスチック光学素子用中間体の製作に必要なスクリュー4の移動量は20mmであり、5mm/sで移動させた。
次に、図6(d)に示すように、カッター9をノズル20に向けて侵入させて溶融プラスチック6の切断を行う。
その後、実施例1と同様に、受け型1とプラスチック光学素子用中間体6を受け型1の駆動機構2で下方に移動させて、カッター9を開放して、ノズル20より退避させた。ついで受け型1を図示しない搬送機構によって、プラスチック光学素子用中間体の製造装置より取りだし、ノズル20にブロック7を突き当てることによって、ノズル20から溶融プラスチック6の流出を防止した。
本比較例によって、得られたプラスチック光学素子用中間体10は、図7(a)に示すように、表面にしわ17が見られた。これは、溶融プラスチック6が受け型1に流出中に、大気によって冷やされ、表面にスキン層ができることが原因である。流出先端は、受け型1に接触した瞬間に接着せず、その一部が受け型1の鏡面3を移動しながら加熱されて、スキン層の一部が温度上昇によって粘度が下がった時点で接着する。そののち、流出した溶融プラスチック6が積層されていくため、プラスチック光学素子用中間体10の表面に、流出先端が円弧状にしわ17として現れる。この外観不良は、プラスチックの粘度が十分低くなければ消えないため、圧縮成形前に、プラスチック中間体10をTg以上の非常に高い温度に加熱する必要がある。このため、加熱と冷却時間が非常に長くなり、生産性を低下させる。
図6では、ノズル20と受け型1を近接させない状態で、溶融プラスチック6を受け型1に一度に流出した場合について説明した。
次に、ノズル20と受け型1を近接させた状態で、溶融プラスチック6を受け型1に一度に流出した場合について説明する。この場合、図6よりノズル20や受け型1の周囲温度は高くなるが、プラスチック表面にスキン層が形成される。したがって、図6と同様に、図7(b)のように円状のしわ17がプラスチック光学素子用中間体6の表面に現れる。しわ17が円状に現れるのは、周囲温度が高いので、スキン層が薄くなり、溶融プラスチック6が受け型1に接着しやすくなったためである。
本発明のプラスチック光学素子用中間体の製造方法は、脈離やウェルドやしわの外観不良を防止したプラスチック光学素子用中間体が得られるので、生産性を向上させたプラスチック光学素子の製造方法に利用することができる。
1 受け型
3 鏡面
4 スクリュー
5 シリンダ
6 溶融プラスチック
7 ブロック
9 カッター
10 プラスチック光学素子用中間体
12 上型
13 鏡面
14 胴型
16 プラスチック光学素子
17 しわ
20 ノズル
30 可塑化装置

Claims (9)

  1. プラスチックを可塑化装置で溶融させたプラスチックをノズルから流出させ、プラスチック光学素子用中間体を製造する方法において、
    前記可塑化装置で溶融させたプラスチックをノズルから一定量流出させる工程と、
    前記ノズルから一定量流出させたプラスチックに、前記プラスチックのガラス転移点以上の温度に加熱されている受け型を接触させて、前記プラスチックを加熱しながら一定時間保持する工程
    前記一定時間保持する工程の後、前記可塑化装置で溶融させたプラスチックを前記ノズルからさらに流出させるとともに前記受け型を前記プラスチックの流出方向に移動させる工程と、
    を有することを特徴とするプラスチック光学素子用中間体の製造方法。
  2. 前記受け型は、前記流出させる工程の前に前記ノズルに近接するように移動させておくことを特徴とする請求項1記載のプラスチック光学素子用中間体の製造方法。
  3. 前記ノズルはオープンノズルであって、前記ノズルに突き当てられたブロックを移動させて前記プラスチックを流出させることを特徴とする請求項1または2に記載のプラスチック光学素子用中間体の製造方法。
  4. 前記ノズルから一定量流出させる工程は、前記ノズルから0.1mm以上2.0mm以下プラスチックを流出させることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載のプラスチック光学素子用中間体の製造方法。
  5. 前記プラスチックは、前記可塑化装置のスクリューを移動させることにより流出させ、前記プラスチックの流出方向に移動させる工程における前記受け型の移動速度は、前記スクリューの移動速度により調整されていることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載のプラスチック光学素子用中間体の製造方法。
  6. 請求項1乃至いずれか1項記載のプラスチック光学素子用中間体の製造方法により得られたプラスチック光学素子用中間体を用いたことを特徴とするプラスチック光学素子の製造方法。
  7. プラスチックを溶融させるための可塑化装置と、
    前記可塑化装置から前記プラスチックを押出すためのスクリューと、
    前記スクリューによって押し出された前記プラスチックを前記可塑化装置から流出させるノズルと、
    前記ノズルに近接する位置から前記プラスチックの流出方向に移動可能な受け型と、を有することを特徴とするプラスチック光学素子用中間体の製造装置。
  8. 前記ノズルはオープンノズルであって、前記ノズルに突き当て可能なブロックを有することを特徴とする請求項7記載のプラスチック光学素子用中間体の製造装置。
  9. 前記受け型は、前記スクリューの移動速度に応じた移動速度で移動されることを特徴とする請求項7または8記載のプラスチック光学素子用中間体の製造装置。
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