JP5998767B2 - Icカードシステムおよびicカード - Google Patents

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本発明は、ICカードに格納されたアプリケーションを削除する技術に関し、更に詳しくは、不要なアプリケーションを自動的に判別し、判別したアプリケーションをICカードから自動的に削除する技術に関する。
近年、ICカードの利用が促進され、多種多様なニーズでICカードが利用されるようになった。ICカードをニーズ毎に用意することもできるが、一枚のICカードで多種多様なニーズに応えるため、複数のアプリケーションを搭載可能なマルチアプリケーションICカードが普及している。
マルチアプリケーションICカードには複数のアプリケーションを搭載可能であるが、マルチアプリケーションICカードのメモリ容量は、数多くのアプリケーションを保存しておけるほど大きくなく、アプリケーションを新たに追加する場合は不要なアプリケーションを削除しなければならないケースがある。
不要なアプリケーションを削除する場合、削除するアプリケーションを選択する必要があるが、削除するアプリケーションを選択する操作を人が行うと、削除するアプリケーションが多い場合、アプリケーションを選択する操作に手間がかかってしまう。
このようなことを改善するべく、ICカードにロードされた不要なアプリケーションを自動的に選択して削除する発明もすでに開示されている。例えば、特許文献1のICカードシステムでは、アプリケーションの削除を管理するためのデータテーブルをICカードに格納しておき、サービスを解除する際、システム側は、解除するサービスに対応するアプリケーションの削除フラグをデータテーブル内に設定し、新たなアプリケーションをICカードにダウンロードする際、メモリ不足がある場合、データテーブルを参照してアプリケーションを削除する。
また、特許文献2で開示されている装置は、アプリケーションを示すアプリ識別情報に、アプリケーションの連携により実行されるサービスを示すサービスIDを関連付けて記憶し、アプリケーションを削除する際にサービスIDが指定されると、指示されたサービスIDに関連する全てのアプリ識別情報に対応するアプリケーションを一括削除する。
特開2007−004704号公報 WO2008−050439号公報
しかしながら、上述した発明は、解除するサービスに対応するアプリケーションを自動的に削除するための発明で、ICカード側で、不要なアプリケーションを自動的に判別し、判別したアプリケーションを自動的に削除するための発明ではない。
そこで、本発明は、不要なアプリケーションを自動的に判別し、判別したアプリケーションをICカードから自動的に削除できるシステムおよびICカードを提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明は、マルチアプリケーションに対応したICカードと前記ICカードとデータ通信するターミナル装置とから構成されるICカードシステムであって、前記ICカードは、削除の可否を示す削除フラグと最終使用日時を含む定義情報が付加されたアプリケーションが格納されるNVM(Non-volatile memory)を備え、不要な前記アプリケーションを自動的に判別し、判別した前記アプリケーションを前記NVMから自動的に削除するために、削除する前記アプリケーションが指定され、この時の日時を含む削除コマンドメッセージを前記ターミナル装置から受信すると、前記定義情報の前記削除フラグが削除可に設定されている前記アプリケーションと、前記削除コマンドメッセージによって指定される前記アプリケーションを削除した後、前記削除コマンドメッセージに含まれる日時と前記定義情報の最終使用日時とから求めた未使用期間が、予め定められた削除条件で示される期間以上のアプリケーションの前記削除フラグを削除可に設定する削除コマンドを備える。
また、前記ターミナル装置は、前記アプリケーションを削除するために、前記削除コマンドメッセージを前記ICカードに送信して、前記アプリケーションを前記ICカードの前記NVMから削除するアプリケーション削除手段を備え、前記アプリケーションの前記定義情報を更新するために、前記ICカードの前記NVMに格納されている前記アプリケーションを利用したトランザクションを実行すると、トランザクションに利用した前記アプリケーションの最終使用日時を少なくとも更新するトランザクション実行手段を備えている。
更に、第2の発明は、第1の発明に記載したICカードシステムにおいて、前記ICカードの使用回数に応じて、不要な前記アプリケーションを判別できるように、前記ICカードのNVMに格納する前記アプリケーションの定義情報は、前記アプリケーションの使用回数を含み、前記削除コマンドは、未使用期間が前記削除条件で示される期間以上でかつ、使用回数が前記削除条件で示される回数以下の前記アプリケーションの前記削除フラグを削除可に設定し、前記ターミナル装置の前記トランザクション実行手段は、トランザクションに利用した前記アプリケーションの使用回数を一つインクリメントすることを特徴とする。
更に、第3の発明は、第1の発明または第2の発明に記載したICカードシステムにおいて、前記ICカードから削除する前記アプリケーションに関連する前記アプリケーションを一括して削除できるように、前記ICカードのNVMに格納する前記アプリケーションの前記定義情報は、前記アプリケーションが属するグループのグループIDを含み、前記削除コマンドは、前記削除コマンドメッセージによって指定される前記アプリケーションに加え、この前記アプリケーションと一致するグループIDを有する前記アプリケーションを削除することを特徴とする。
更に、第4の発明は、第1の発明にかかるICカードで、削除の可否を示す削除フラグと最終使用日時を含む定義情報が付加されたアプリケーションが格納されるNVMと、削除する前記アプリケーションが指定され、この時の日時を含む削除コマンドメッセージを受信すると、前記定義情報の前記削除フラグが削除可に設定されている前記アプリケーションと、前記削除コマンドメッセージによって指定される前記アプリケーションを削除した後、前記削除コマンドメッセージに含まれる日時と前記定義情報の最終使用日時とから求めた未使用期間が、予め定められた削除条件で示される期間以上のアプリケーションの前記削除フラグを削除可に設定する削除コマンドを備えたことを特徴とする。
更に、第5の発明は、第2の発明にかかるICカードで、第4の発明に記載したICカードにおいて、NVMに格納する前記アプリケーションの定義情報は、前記アプリケーションの使用回数を含み、前記削除コマンドは、未使用期間が前記削除条件で示される期間以上でかつ、使用回数が前記削除条件で示される回数以下の前記アプリケーションの前記削除フラグを削除可に設定することを特徴とする。
更に、第6の発明は、第3の発明にかかるICカードで、第4の発明または第5の発明に記載したICカードにおいて、NVMに格納する前記アプリケーションの前記定義情報は、前記アプリケーションが属するグループのグループIDを含み、前記削除コマンドは、前記削除コマンドメッセージによって指定される前記アプリケーションに加え、この前記アプリケーションと一致するグループIDを有する前記アプリケーションを削除することを特徴とする。
このように、上述した本発明によれば、不要なアプリケーションを自動的に判別し、判別したアプリケーションをICカードから自動的に削除できるシステムおよびICカードを提供できる。
本実施形態にかかるICカードシステムの構成を説明する図。 ICカードに実装されるソフトウェアおよびデータを説明する図。 アプリケーションの定義情報を説明する図。 ICカードの削除コマンドの動作を説明する図。 ターミナル装置を説明する図。
ここから、本発明にかかるICカードシステム1について説明する。図1は、本実施形態にかかるICカードシステム1の構成を説明する図である。
図1に図示したように、本実施形態にかかるICカードシステム1には、アプリケーションがロードされるICカード2と、ICカード2とデータ通信するターミナル装置3が含まれる。
まず、本実施形態にかかるICカード2について説明する。図1に図示したように、本実施形態にかかるICカード2は、キャッシュカードのサイズのカード媒体に、半導体集積回路2bをモールドしたICモジュール2aをエンベットしたカードで、図1では、ICモジュール2aの接触端子を利用してデータ通信を行う接触型としてICカード2を記載しているが、ICカード2は、アンテナを利用してデータ通信を行う非接触型であってもよい。
また、ICカード2の形状はキャッシュカードの形状でなくともよく、SIM(Subscriber Identity Module Card)やUSIM(Universal Subscriber Identity Module Card)のような形状であってもよい。更に、本発明は、本出願人がすでに販売している「Tinysmart(登録商標)」のように、ICカード2用の半導体集積回路2bが実装されたSDカードにも適用することができる。
図1に図示したように、ICカード2に実装される半導体集積回路2bは、マイクロプロセッサであるCPU2c(Central Processing Unit)に加え、揮発性メモリであるRAM2d(Random Access Memory)と、EEPROMのように、電気的に書換え可能な不揮発性メモリ2f(Non-volatile memory)と、書き込み不可能なメモリであるROM2e(ReadOnly Memory)と、ターミナル装置3とデータ通信するためのI/Oポート2gを備え、CPU2cとそれぞれのメモリおよびI/Oポート2gは、アドレスバス2hおよびデータバス2iを介して接続している。
なお、ICカード2の半導体集積回路2bには、乱数を生成する乱数生成器(Random Number Generator)、所定の暗号アルゴリズム(例えば、DES)の演算機能に特化した暗号演算コプロセッサ(Cryptographic Co-processer)などを備えるのが一般的だが、図1では図示していない。
図2は、ICカード2に実装されるソフトウェアおよびデータを説明する図である。図2に図示したように、ICカード2のROM2eには、「Java(登録商標)」や「Multos(登録商標)」に代表されるマルチアプリケーションオペレーティングシステム21(OS: Operating System)が実装されている。
OSとは、ICカード2の基本的な機能を提供するソフトウェアで、マルチアプリケーションOS21には、NVM2fに格納されているアプリケーション20(図では、Appと記載)を削除する削除コマンド22と、アプリケーション20をNVM2fにロードするロードコマンド23が実装されている。
ICカード2のNVM2fには、図2に図示したように、マルチアプリケーションOS21のロードコマンド23によって複数のアプリケーション20(ここでは、n個)がロードされ、更に、NVM2fには、NVM2fにロードされたアプリケーション20には定義情報が付加されている。
図3は、アプリケーション20の定義情報を説明する図である。定義情報には、アプリケーション20を識別する情報であるアプリケーションID、一括削除するアプリケーション20のグループを識別するためのグループID、アプリケーション20が使用された回数を示す使用回数、アプリケーション20が利用された最後の日時である最終使用日時、アプリケーション20の削除の可否を示す削除フラグが含まれる。
この定義情報は、ターミナル装置3によってICカード2に書き込まれるデータで、定義情報に含まれるアプリケーションIDおよびグループIDは、ICカード2にロードされたアプリケーション20に依存するデータである。
定義情報に含まれるアプリケーションIDの形式は任意であるが、例えば、ISO/IEC7816-5で定義されているAIDをアプリケーションIDとして利用することができる。
更に、定義情報に含まれるグループIDとしては、アプリケーション20に対応するサービスの識別コードを利用できるが、アプリケーションIDとしてAIDを利用する場合、AIDに含まれるRID(RID: Registered Application Provider Identifier)をグループIDとして利用することもできる。
定義情報に含まれる使用回数および最終使用日時は、アプリケーション20が利用される毎に、アプリケーション20を利用したターミナル装置3によって更新されるデータである。
定義情報に含まれる使用回数の初期値は「0」で、アプリケーション20が利用される毎に使用回数はターミナル装置3によって一つインクリメントされる。また、定義情報に含まれる最終使用日時の初期値は、アプリケーション20がNVM2fにロードされた時の日時で、アプリケーション20が利用されると、アプリケーション20を利用したときの日時がターミナル装置3によって最終使用日時に上書きされる。
定義情報に含まれる削除フラグは、アプリケーション20を削除する削除コマンド22によって更新されるデータで、削除フラグの初期値は「削除不可」で、削除コマンド22がアプリケーション20を削除した際、削除コマンド22によって、所定の削除条件を満たしているアプリケーション20に対応する削除フラグが「削除可」に更新される。
ここから、ICカード2が有するロードコマンド23および削除コマンド22について説明する。
ICカード2が有するロードコマンド23は、定義情報が付加されたアプリケーション20をNVM2fにロードするためのコマンドで、複数に分割されて送信されるターミナル装置3からロードコマンドメッセージを受信すると、ロードコマンドメッセージに含まれるアプリケーション20をNVM2fの空き領域に書き込む処理を実行する。
ICカード2の削除コマンド22は、削除するアプリケーション20とこの時の日時を含む削除コマンドメッセージをターミナル装置3から受信すると、定義情報の削除フラグが削除可に設定されているアプリケーション20と、削除コマンドメッセージによって指定されるアプリケーション20を削除した後、予め設定された削除条件を満足するアプリケーション20の削除フラグを「削除可」に設定する処理を行う。
また、ICカード2から削除するアプリケーション20に関連するアプリケーション20がNVM2fにロードされている場合、それぞれのアプリケーション20をユーザが指定する作業は面倒であるため、本実施形態の削除コマンド22は、ターミナル装置3から指定されたアプリケーション20に加え、このアプリケーション20とグループIDが同一のアプリケーション20を自動的に削除する処理を行う。
図4は、ICカード2の削除コマンド22の動作を説明する図である。ICカード2が、削除するアプリケーション20のアプリケーションIDとこの時の日時が含まれる削除コマンドメッセージをターミナル装置3から受信すると、ICカード2の削除コマンド22が起動する(S1)。
ICカード2の削除コマンド22は起動すると、まず、この時点でNVM2fにロードされているアプリケーション20の定義情報を参照して、削除フラグが「削除可」に設定されているアプリケーション20を検索し(S2)、削除フラグが「削除可」に設定されているアプリケーション20がある場合、このアプリケーション20をNVM2fから削除する(S2a)。
また、削除フラグが「削除可」に設定されている定義情報がない場合、または、削除フラグが「削除可」になっているアプリケーション20を削除した後、削除コマンド22は、ターミナル装置3から受信した削除コマンドメッセージで指定されたアプリケーション20のグループIDを読み取った後、このアプリケーション20をNVM2fから削除する(S3)。
次に、ICカード2の削除コマンド22は、削除コマンドメッセージで指定されたアプリケーション20と同一のグループIDが付加されたアプリケーション20をすべて削除する(S4)。
次に、ICカード2の削除コマンド22は、この時点でNVM2fにロードされているアプリケーション20の定義情報を参照し、予め定められた削除条件に適合するアプリケーション20を検索する(S5)。
そして、ICカード2の削除コマンド22は、削除条件に適合するアプリケーション20があれば、このアプリケーション20の削除フラグを「削除可」に設定して(S5a)、この手順を終了し、削除条件に適合するアプリケーション20がなければ、削除フラグを「削除可」に設定することなく、この手順を終了する。
不要なアプリケーション20は長期間使用されていないと考えられるため、本実施形態の削除条件には期間情報が含まれる。ICカード2の削除コマンド22は、削除コマンドメッセージに含まれる日時と定義情報の最終使用日時とから求めた未使用期間が、削除条件の期間情報以上のアプリケーション20の削除フラグを削除可に設定する。
また、不要なアプリケーション20は使用回数が少ないと考えられるため、未使用期間と使用回数から不要なアプリケーション20であるか否か判定することもできる。この場合、削除コマンド22は、未使用期間が削除条件の期間情報以上で、かつ、使用回数が削除条件の回数以下のアプリケーション20に付加されている削除フラグを「削除可」に設定する。
ここから、図1で図示したICカードシステム1を構成するターミナル装置3について説明する。
図5は、ターミナル装置3を説明する図である。ターミナル装置3は、ICカード2とデータ通信するためのリーダライタを備えたコンピュータで実現され、ユーザが、ICカード2におけるアプリケーション20の追加と削除を行う時に利用する装置で、コンピュータプログラムによって実現される手段として、ICカード2にアプリケーション20を追加する際に動作するアプリケーション追加手段30と、ICカード2からアプリケーション20を削除する際に動作するアプリケーション削除手段31と、ICカード2にロードされているアプリケーション20を利用したトランザクションを実行する際に動作するトランザクション実行手段32とを備えている。
まず、ターミナル装置3のアプリケーション追加手段30について説明する。ターミナル装置3のアプリケーション追加手段30は、ICカード2にアプリケーション20を追加する際、まず、ICカード2に追加するアプリケーション20に付加する定義情報を生成する。
定義情報のアプリケーションIDは、ICカード2に追加するアプリケーション20のアプリケーションIDになる。また、定義情報に含ませるグループIDを決定する手法としては、ターミナル装置3側で、アプリケーション20に対応するグループIDを予めアプリケーションIDに関連付けて記憶し、定義情報に含ませるアプリケーションIDからグループIDを決定することもできるが、アプリケーションIDとしてAIDを利用する場合、AIDに含まれるRIDをグループIDとして利用することもできる。
また、定義情報に含ませる使用回数、最終使用日時および削除フラグは初期値、すなわち、使用回数は「0」、最終使用日時はこの時の日時、そして、削除フラグは「削除不可」である。
次に、ターミナル装置3のアプリケーション追加手段30は、定義情報を付与したアプリケーション20を複数のブロックに分割し、分割したアプリケーション20を含むロードコマンドメッセージをICカード2に送信することで、アプリケーション20をICカード2のNVM2fに書き込む処理を実行する。
ターミナル装置3のアプリケーション削除手段31について説明する。ターミナル装置3のアプリケーション削除手段31は、ICカード2からアプリケーション20を削除する際、アプリケーション20を削除するICカード2に格納されているアプリケーション20の定義情報を読み取り、ICカード2に格納されているアプリケーション20の一覧を表示して、ターミナル装置3を操作するユーザに、ICカード2から削除するアプリケーション20を選択させる。
次に、ターミナル装置3のアプリケーション削除手段31は、ユーザが選択したアプリケーション20のアプリケーションIDとこの時の時刻を含む削除コマンドメッセージをICカード2へ送信し、ICカード2の削除コマンド22に、図4、5の手順を実行させて、ICカード2のNVM2fからアプリケーション20を削除する。
ターミナル装置3のトランザクション実行手段32について説明する。ターミナル装置3のトランザクション実行手段32は、ICカード2を利用したトランザクションを実行する際、ターミナル装置3が対応しているサービスの一覧を表示して、ターミナル装置3を操作するユーザに、ユーザが利用するサービスを選択させる。
次に、ターミナル装置3のトランザクション実行手段32は、ユーザが選択したサービスに対応するアプリケーション20のアプリケーションIDを選択するコマンドメッセージを送信して、ユーザが選択したサービスにかかるトランザクションを開始し、トランザクションにかかる処理が終了すると、トランザクションに利用したアプリケーション20に付加されている定義情報の最終使用時刻と使用回数を更新する。
なお、ターミナル装置3のトランザクション実行手段32は、トランザクションに利用したアプリケーション20に付加されている定義情報の使用回数を更新する際、この使用回数を一つインクリメントし、また、最終使用時刻を更新する際、トランザクションを開始または終了した日時に最終使用日時を更新する。
このように、本実施形態にかかるICカードシステム1によれば、未使用期間が削除条件の期間情報以上のアプリケーション20、もしくは、未使用期間が削除条件の期間情報以上で、かつ、使用回数が削除条件の回数以下のアプリケーション20に付加されている削除フラグが自動的に「削除可」に設定され、アプリケーション20をICカード2から削除する際、削除フラグが「削除可」に設定されているアプリケーション20は、不要なアプリケーション20として自動的に削除される。
また、ターミナル装置3から指示されたアプリケーション20とグループIDが同一のアプリケーション20を一括して削除することで、ターミナル装置3から指示されたアプリケーション20に関連するアプリケーション20を自動的にICカード2から削除できるようになる。
1 ICカードシステム
2 ICカード
2f NVM
20 アプリケーション
22 削除コマンド
23 追加コマンド
3 ターミナル装置
30 アプリケーション追加手段
31 アプリケーション削除手段
32 アプリケーション実行手段

Claims (6)

  1. マルチアプリケーションに対応したICカードと前記ICカードとデータ通信するターミナル装置とから構成されるICカードシステムであって、
    前記ICカードは、削除の可否を示す削除フラグと最終使用日時を含む定義情報が付加されたアプリケーションが格納されるNVM(Non-volatile memory)と、削除する前記アプリケーションが指定され、この時の日時を含む削除コマンドメッセージを前記ターミナル装置から受信すると、前記定義情報の前記削除フラグが削除可に設定されている前記アプリケーションと、前記削除コマンドメッセージによって指定される前記アプリケーションを削除した後、前記削除コマンドメッセージに含まれる日時と前記定義情報の最終使用日時とから求めた未使用期間が、予め定められた削除条件で示される期間以上のアプリケーションの前記削除フラグを削除可に設定する削除コマンドを備え、
    前記ターミナル装置は、前記削除コマンドメッセージを前記ICカードに送信して、前記アプリケーションを前記ICカードの前記NVMから削除するアプリケーション削除手段と、前記ICカードの前記NVMに格納されている前記アプリケーションを利用したトランザクションを実行すると、トランザクションに利用した前記アプリケーションの最終使用日時を更新するトランザクション実行手段を備えている、
    ことを特徴とするICカードシステム。
  2. 前記ICカードのNVMに格納する前記アプリケーションの定義情報は、前記アプリケーションの使用回数を含み、前記削除コマンドは、未使用期間が前記削除条件で示される期間以上でかつ、使用回数が前記削除条件で示される回数以下の前記アプリケーションの前記削除フラグを削除可に設定し、前記ターミナル装置の前記トランザクション実行手段は、トランザクションに利用した前記アプリケーションの使用回数を一つインクリメントすることを特徴とする、請求項1に記載したICカードシステム。
  3. 前記ICカードのNVMに格納する前記アプリケーションの前記定義情報は、前記アプリケーションが属するグループのグループIDを含み、前記削除コマンドは、前記削除コマンドメッセージによって指定される前記アプリケーションに加え、この前記アプリケーションと一致するグループIDを有する前記アプリケーションを削除することを特徴とする、請求項1または2に記載したICカードシステム。
  4. 削除の可否を示す削除フラグと最終使用日時を含む定義情報が付加されたアプリケーションが格納されるNVMと、削除する前記アプリケーションが指定され、この時の日時を含む削除コマンドメッセージを受信すると、前記定義情報の前記削除フラグが削除可に設定されている前記アプリケーションと、前記削除コマンドメッセージによって指定される前記アプリケーションを削除した後、前記削除コマンドメッセージに含まれる日時と前記定義情報の最終使用日時とから求めた未使用期間が、予め定められた削除条件で示される期間以上のアプリケーションの前記削除フラグを削除可に設定する削除コマンドを備えたことを特徴とするICカード。
  5. NVMに格納する前記アプリケーションの定義情報は、前記アプリケーションの使用回数を含み、前記削除コマンドは、未使用期間が前記削除条件で示される期間以上でかつ、使用回数が前記削除条件で示される回数以下の前記アプリケーションの前記削除フラグを削除可に設定することを特徴とする、請求項4に記載したICカード。
  6. NVMに格納する前記アプリケーションの前記定義情報は、前記アプリケーションが属するグループのグループIDを含み、前記削除コマンドは、前記削除コマンドメッセージによって指定される前記アプリケーションに加え、この前記アプリケーションと一致するグループIDを有する前記アプリケーションを削除することを特徴とする、請求項4または5に記載したICカード。
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