JP5994954B1 - 貫通孔を有するガラス基板の製造方法、貫通電極を備えるガラス基板の製造方法、およびインターポーザの製造方法 - Google Patents

貫通孔を有するガラス基板の製造方法、貫通電極を備えるガラス基板の製造方法、およびインターポーザの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】所望の寸法の貫通孔を有する所望の厚さのガラス基板を、高い歩留まりで製造することが可能な方法を提供する。【解決手段】貫通孔を有する厚さθfのガラス基板の製造方法であって、(1)相互に対向する第1および第2の表面を有し、第1の厚さθ1を有するガラス基板を、第2の厚さθ2(θ2<θ1)に調整する工程と、(2)前記ガラス基板の前記第1の表面の側からレーザ光を照射することにより、前記ガラス基板に1または2以上の貫通孔を形成する工程と、(3)前記貫通孔を有するガラス基板を湿式エッチングして、前記貫通孔の寸法を所定の寸法に調整する工程であって、これにより前記ガラス基板の厚さがθ2から、目標値θfに調整される工程と、を有する製造方法。【選択図】図2

Description

本発明は、貫通孔を有するガラス基板の製造方法に関する。
従来より、レーザ光源から生じたレーザ光をガラス基板に照射することにより、ガラス基板に1または2以上の貫通孔を形成する技術が知られている。
通常、貫通孔を有するガラス基板を製造する場合、
(1)第1および第2の表面を有し、第1の厚さを有するガラス基板が準備され、
(2)ガラス基板の第1の表面の側から、レーザ光照射が行われ、貫通孔が形成される。なお、得られた貫通孔の寸法が不十分な場合、さらに
(3)貫通孔を有するガラス基板が湿式エッチングされ、貫通孔の寸法が広げられる。
ここで、(3)の工程を実施した場合、貫通孔は、所望の範囲の寸法に調整することができるものの、同時にガラス基板の厚さも減少してしまう。このため、ガラス基板の最終厚さが所定の範囲から逸脱してしまうという問題が生じ得る。
また、このような問題を回避するため、(2)の工程で、予め所定の寸法に近い貫通孔を形成しようとすると、ガラス基板にクラックが生じる可能性が高くなり、生産の歩留まりが低下してしまう。
本発明は、このような背景に鑑みなされたものであり、本発明では、所望の寸法の貫通孔を有する所望の厚さのガラス基板を、高い歩留まりで製造することが可能な方法を提供することを目的とする。
本発明では、貫通孔を有する厚さθのガラス基板の製造方法であって、
(1)相互に対向する第1および第2の表面を有し、第1の厚さθを有するガラス基板を、第2の厚さθ(θ<θ)に調整する工程と、
(2)前記ガラス基板の前記第1の表面の側からレーザ光を照射することにより、前記ガラス基板に1または2以上の貫通孔を形成する工程と、
(3)前記貫通孔を有するガラス基板を湿式エッチングして、前記貫通孔の寸法を所定の寸法に調整する工程であって、これにより前記ガラス基板の厚さがθから、目標値θに調整される工程と、
を有する製造方法が提供される。
本発明では、所望の寸法の貫通孔を有する所望の厚さのガラス基板を、高い歩留まりで製造することが可能な方法を提供することができる。
従来の貫通孔を有するガラス基板の製造方法における各工程の態様を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態による貫通孔を有するガラス基板の製造方法のフローを概略的に示した図である。 本発明の一実施形態による貫通孔を有するガラス基板の製造方法における各工程の態様を模式的に示した図である。 ガラス基板に複数の貫通孔が形成された状態(a)と、そのようなガラス基板を湿式エッチングした後の状態(b)とを模式的に示した断面図である。 従来の方法により製造されたガラス基板における貫通孔の第1および第2の開口の直径と、ガラス基板の厚さの関係を示した図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
(従来の貫通孔を有するガラス基板の製造方法)
まず、本発明の特徴をより良く理解するため、図1を参照して、従来の貫通孔を有するガラス基板の製造方法について簡単に説明する。
図1には、従来の貫通孔を有するガラス基板の製造方法における各工程の態様を模式的に示す。
従来の貫通孔を有するガラス基板の製造方法(以下、「従来方法」という)は、通常、
(1)第1および第2の表面を有し、第1の厚さを有するガラス基板を準備する工程(第1の工程)と、
(2)ガラス基板の第1の表面の側から、レーザ光を照射して、貫通孔を形成する工程(第2の工程)と、
(3)貫通孔を有するガラス基板を湿式エッチングして、貫通孔の寸法を広げる工程(第3の工程)と、
を有する。
まず、第1の工程では、図1の(a)に示すように、第1の表面12および第2の表面14を有するガラス基板10が準備される。ガラス基板10は、厚さθを有する。ガラス基板10の厚さθは、貫通孔を有するガラス基板の最終的な厚さ目標値θに設定される(従ってθ=θ)。
次に、第2の工程では、図1の(b)に示すように、ガラス基板10に1または2以上の貫通孔25が形成される。貫通孔25は、ガラス基板10の第1の表面12の側からレーザ光を照射することにより形成される。
なお、通常の場合、貫通孔25は、ガラス基板10の第1の表面12から第2の表面14に向かって径が細くなるような、テーパ形状で形成される。貫通孔25のガラス基板10の第1の表面12における開口(第1の開口)26aの直径をφとし、ガラス基板10の第2の表面14における開口(第2の開口)26bの直径をφとする。
通常、レーザ光による加工のみでは、貫通孔25の直径が所定の寸法に満たない場合がしばしば生じ得る。その場合、以下の第3の工程が実施される。
第3の工程では、ガラス基板10が湿式エッチングされ、これにより、貫通孔25の寸法が広げられる。例えば図1の(c)に示した例では、ガラス基板10の湿式エッチングにより、貫通孔25は、貫通孔35に変化する。すなわち、貫通孔25の第1の開口26aの寸法は、φからφに広がり、貫通孔25の第2の開口26bの寸法は、φからφに広がる。
これにより、所望の寸法を有する貫通孔35を有するガラス基板30を製造することができる。
なお、第3の工程を省略するため、第2の工程において、レーザ加工により、予め所定の寸法を有する貫通孔(貫通孔35)を直接形成することが考えられる。しかしながら、レーザ光照射により、そのような大きな寸法の貫通孔を直接形成した場合、ガラス基板10にクラックが生じる可能性が高くなり、生産の歩留まりが低下してしまう。従って、第3の工程を省略することは、生産性の観点から、現実的ではない。
ここで、従来方法では、第3の工程により、ガラス基板10自身もエッチングされ、厚さがθからθに減少する。このため、製造後のガラス基板30の厚さθは、目標値であるθに満たなくなってしまうという問題がある。
なお、エッチングによるガラス基板10の厚さの変化量自体は、あまり大きくはなく、例えば数十μmオーダーであった。このため、これまではこのようなガラス基板10の厚さ変化の問題が顕在することは少なかった。
しかしながら、貫通孔を有するガラス基板は、例えば半導体素子のガラスインターポーザ等に使用される。この分野では、近年、ガラス基板および貫通孔に対して、高い寸法精度が要求されるようになってきており、要求寸法精度は、しばしば数十μmのオーダーとなる。従って、数十μmオーダーのレベルの厚さのずれに対しても、対策を講じることが必要になってきている。
(本発明の一実施形態による貫通孔を有するガラス基板の製造方法)
次に、図2および図3を参照して、本発明の一実施形態による貫通孔を有するガラス基板の製造方法の一例について説明する。
図2には、本発明の一実施形態による貫通孔を有するガラス基板の製造方法のフローを概略的に示す。また、図3には、本発明の一実施形態による貫通孔を有するガラス基板の製造方法における各工程の態様を模式的に示す。
図2に示すように、本発明の一実施形態による貫通孔を有するガラス基板の製造方法(以下、「第1の製造方法」という)では、
(1)相互に対向する第1および第2の表面を有し、第1の厚さを有するガラス基板を、第2の厚さに調整する工程(ステップS110)と、
(2)前記ガラス基板の前記第1の表面の側からレーザ光を照射することにより、前記ガラス基板に1または2以上の貫通孔を形成する工程(ステップS120)と、
(3)前記貫通孔を有するガラス基板を湿式エッチングして、前記貫通孔の寸法を所定の寸法に調整する工程であって、これにより前記ガラス基板が目標厚さである第3の厚さに調整される工程(ステップS130)と、
をこの順に有する。
以下、図3を参照して、各工程について詳しく説明する。
(ステップS110)
まず、図3の(a)に示すように、ガラス基板110が準備される。ガラス基板110は、第1の表面112および第2の表面114を有する。また、ガラス基板110は、第1の厚さθを有する。
第1の厚さθは、特に限られないが、例えば、300μm〜1000μmの範囲であっても良い。
なお、貫通孔を有するガラス基板の最終的な厚さ目標値をθとした場合、θ>θである。
次に、図3の(b)に示すように、ガラス基板110の厚さが第1の厚さθから第2の厚さθに調整される。
厚さの調整方法は、特に限られない。例えば、ガラス基板110の少なくとも一方の表面(第1の表面112、および/または第2の表面114)を機械研磨することにより、厚さを調整しても良い。あるいは、ガラス基板110を湿式エッチングすることにより、厚さを調整しても良い。湿式エッチングの条件は、ガラス基板110をエッチングすることができる限り、特に限定されない。エッチング液は、例えば、フッ酸系の水溶液を用いれば良い。
これにより、第2の厚さθを有するガラス基板120が得られる。ガラス基板120は、第1の表面122および第2の表面124を有する。
なお、図3の(b)の例では、ガラス基板110は、両表面(第1の表面112、および第2の表面114)の側から薄肉化され、第2の厚さθにされる。従って、第1の表面122および第2の表面124は、新生表面である。
しかしながら、これは単なる一例であって、ガラス基板120における第1の表面122は、厚さ調整前のガラス基板110の第1の表面112と同じであっても良い。あるいは、ガラス基板120における第2の表面124は、厚さ調整前のガラス基板110の第2の表面114と同じであっても良い。すなわち、ガラス基板110は、一方の側のみから薄肉化されても良い。
第1の厚さθと第2の厚さθとの差は、例えば、5μm〜500μmの範囲であっても良い。第1の厚さθと第2の厚さθとの差は、7μm〜100μmが好ましく、10μm〜50μmがより好ましい。前記範囲程度薄肉化することで、孔の断面形状が良好になるため好ましい。
なお、第2の厚さθにおいても、依然としてθ>θが成り立つ。
(ステップS120)
次に、ガラス基板120の第1の表面122の側からレーザ光を照射することにより、ガラス基板120に1または2以上の貫通孔が形成される。
レーザ光は、ガラス基板120に貫通孔を形成することができる限り、その種類および照射条件は限られない。レーザ光は、例えば、COレーザ、UVレーザ等であっても良い。
図3の(c)には、ガラス基板120に貫通孔125が形成された状態を示す。
貫通孔125のガラス基板120の第1の表面122における開口(第1の開口)126aの直径をφとし、ガラス基板120の第2の表面124における開口(第2の開口)126bの直径をφとする。前述のように、通常の場合、貫通孔125は、テーパ形状を有する。従って、φ>φである。
貫通孔125において、第1の開口126aの直径φは、例えば、1μm〜200μmの範囲であり、3μm〜150μmが好ましく、5μm〜100μmがより好ましい。例えば、COレーザを使用することで、直径φが50μm〜100μmの第1の開口126aを容易に形成できる。また、UVレーザを使用することで、直径φ1が5μm〜20μmの第1の開口126aを容易に形成できる。
第2の開口126bの直径φは、例えば、1μm〜100μmの範囲であり、1μm〜45μmが好ましく、1μm〜35μmがより好ましい。例えば、COレーザを使用することで、直径φが30μm〜45μmの第2の開口126bを容易に形成できる。また、UVレーザを使用することで、直径φが1μm〜5μmの第2の開口126bを容易に形成できる。
なお、図3の(c)には、単一の貫通孔125しか示されていないが、ガラス基板120には、複数の貫通孔が形成されても良い。
(ステップS130)
次に、貫通孔125が形成されたガラス基板120が湿式エッチングされる。これにより、貫通孔125の寸法が広げられる。
図3の(d)には、ガラス基板120の湿式エッチングにより、貫通孔125が貫通孔135に変化した状態を示す。
ガラス基板120の湿式エッチングにより、ガラス基板130が得られる。ガラス基板130において、貫通孔135は、直径がφの第1の開口(第3の開口)136aと、直径がφの第2の開口(第4の開口)136bとを有する形状にされる。すなわち、ガラス基板120の湿式エッチングにより、貫通孔125の第1の開口126aの直径がφからφに広がり、貫通孔125の第2の開口126bの直径がφからφに広がり、貫通孔135となる。湿式エッチングの条件は、これらの寸法φおよびφが、予め定められた範囲に含まれるように選定される。
通常の場合、図4に示すように、湿式エッチングによる貫通孔135の第1の開口136aにおける寸法の範囲は、隣接する貫通孔135の中心間距離Pと第1の開口126aの直径φにより決まる。すなわち(P−φ)>0の範囲である。
その他の湿式エッチングの条件は、上記寸法範囲を満たす限り、特に限定されない。エッチング液は、例えば、フッ酸系の水溶液を用いればよい。また、ステップS110と同じ種類のエッチング液を使用してもよい。
これにより、所望の寸法を有する貫通孔135を有するガラス基板130を製造することができる。
なお、湿式エッチングにより、ガラス基板は、第2の厚さθから第3の厚さθに薄肉化される。すなわち、貫通孔135を所望の寸法にするエッチング処理の後、ガラス基板130は、第3の厚さθとなる。
ここで、第1の製造方法では、ステップS110において、ガラス基板110の厚さが第1の厚さθから第2の厚さθに調整される。従って、この際の厚さ調整量(第2の厚さθ)を、例えば第2の厚さθと第3の厚さθとの差に予め調整しておけば、ステップS130における湿式エッチング後に得られるガラス基板130の第3の厚さθを、目標厚さθに揃えることが可能になる。
その結果、第1の製造方法では、従来方法のような問題、すなわち貫通孔の寸法を調整する工程(ステップS130)の実施後に、ガラス基板の厚さが目標厚さθから逸脱してしまうという問題を回避することができる。
なお、貫通孔を形成する工程(S120)と貫通孔の寸法を調整する工程(S130)の間に、熱処理する工程(S140)を設けてもよい。
熱処理は、例えば60℃〜800℃が好ましく、500℃〜750℃がより好ましく、700℃〜720℃が特に好ましい。熱処理時間は1時間〜48時間が好ましく、5時間〜24時間がより好ましく、10時間〜20時間が特に好ましい。熱処理雰囲気は窒素もしくは空気でもよい。
また、第1の製造方法では、従来方法で生じ得る以下の問題も、有意に解消される。すなわち、従来方法では、貫通孔25の寸法を調整する工程(第3の工程)の実施後に、ガラス基板30の厚さθが目標厚さθから逸脱してしまうという問題を回避するためには、第2の工程において、レーザ加工により、所望の寸法の貫通孔35を直接得る必要がある。この場合、ガラス基板10への大きなエネルギーの投与により、ガラス基板10にクラックが生じる可能性が高くなる。しかしながら、第1の製造方法では、貫通孔形成後に、ガラス基板を湿式エッチングする工程(ステップS130)を省略しないため、このような問題は生じない。
このような特徴により、第1の製造方法では、所望の寸法の貫通孔を有する所望の厚さのガラス基板を、高い歩留まりで製造することができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
(例1:従来方法)
以下の手順により、貫通孔を有するガラス基板を製造した。
まず、厚さが300μmのガラス基板を複数枚準備した。次に、レーザ光照射により、各ガラス基板に貫通孔を形成した。レーザ光源には、COレーザ光源を使用し、100Wの出力で、ガラス基板の第1の表面に照射した。
これにより、ガラス基板に貫通孔が形成された。貫通孔の第1の表面における開口の寸法(第1の開口の直径)φは、約74μmであり、第2の表面における開口の寸法(第2の開口の直径)φは、約40μmであった。
次に、貫通孔を広げるため、各ガラス基板を湿式エッチングした。エッチング液にはフッ酸溶液を使用した。
エッチング条件を変えることにより、各種寸法の貫通孔を有するガラス基板が得られた。
図5には、湿式エッチング後に得られた各ガラス基板における貫通孔の第1および第2の開口の直径と、ガラス基板の厚さの関係をまとめて示す。図5において、横軸は、湿式エッチング後のガラス基板の厚さを示しており、縦軸は、貫通孔の開口の寸法を示している。なお、ケース1は、湿式エッチング前のガラス基板の状態を示している。
図5から、湿式エッチングにより貫通孔の寸法を大きくした場合、これに伴い、ガラス基板の厚さが減少する傾向にあることがわかる。特に、第2の開口の直径φを約40μmから約80μmに拡張した場合、ガラス基板の厚さは、エッチング前の300μmから260μmまで減少した。
このように、従来方法では、ガラス基板の最終厚さが目標値である300μmから逸脱してしまう可能性が高いといえる。
(例2)
前述の図2に示したような第1の製造方法により、貫通孔を有するガラス基板を製造した。
まず、厚さ(θ)が400μmのガラス基板を準備した。次に、ガラス基板を湿式エッチングして、厚さ(θ)を338μmに調整した(第1のエッチング処理)。エッチング液にはフッ酸溶液を使用した。
次に、レーザ光照射により、ガラス基板に貫通孔を形成した。加工条件は、前述の例1の場合と同様とした。これにより、第1の表面における第1の開口の直径φが約75μmであり、第2の表面における第2の開口の直径φが約35μmである貫通孔が形成された。
次に、貫通孔の寸法を広げるため、ガラス基板を湿式エッチングした(第2のエッチング処理)。エッチング液には、第1のエッチング処理に使用したものと同じ溶液を使用した。
エッチング後に、貫通孔の第1の開口の直径φ(以下、第2のエッチング処理後の第1の開口の直径はφとする)は95μmとなり、第2の開口の直径φ(以下、第2のエッチング処理後の第2の開口の直径はφとする)は70μmとなった。また、ガラス基板の厚さ(θ=θ)は、300μmとなった。
なお、第2のエッチング処理による貫通孔の第1の開口における寸法の変化の割合は、(95μm−75μm)/95μm≒21%となった。また、貫通孔の第2の開口における寸法の変化の割合は、(70μm−35μm)/70μm=50%となった。
以下の表1には、例2の各工程におけるガラス基板の厚さと、貫通孔の寸法の変化をまとめて示した。
Figure 0005994954
第1のエッチング処理と第2のエッチング処理の比率は、以下(I)〜(VI)の手順に従って求めた。
(I)第2の開口の直径φの目標値(最終目標下孔径)から、第2のエッチング処理のエッチング量(θ−θ)の候補を算出する。
(I−1)第2のエッチング処理による第2の開口の直径φの寸法変化(φからφの変化)とガラス基板の厚さ減少量(エッチング量)の関係式Aを求める。例えば、例2では、レーザ光の照射時間により、第2のエッチング処理前(第1のエッチング処理後)の第2の開口の直径φは、約20μm〜55μm程度のサイズまで任意に形成できる。ここでは、第2の開口の直径φの実用的なサイズとして、約30μm、約35μm、または約40μmの3パターンの場合で検討した。関係式Aは、表2から、φが約30μm、約35μm、または約40μmのそれぞれについて、式A(1)、式A(2)、式A(3)が求められる。
式A(1):y=0.9431x−23.096
式A(2):y=0.9431x−27.811
式A(3):y=0.9431x−32.527
ここで、yは、第2のエッチング処理のエッチング量(θ−θ)であり、xは、第2の開口の直径φである。
Figure 0005994954
(I−2)上記関係式Aから、第2のエッチング処理のエッチング量(θ−θ)を求める。例えば、例2ではφ目標値=70μmであることから、式A(1)φ=30μmに対しθ−θ=43μmが求められる。式A(2)φ=35μmに対しθ−θ=38μmが求められる。式A(3)φ=40μmに対しθ−θ=33μmが求められる。
(II)最終的に得られるガラス基板の厚さθ目標値(最終目標板厚)から、第2のエッチング処理前(第1のエッチング処理後)のガラス基板の厚さθの候補を算出する。例えば、例2ではθ目標値が300μmである。θを目標厚さθに揃えるため、式A(1)の場合、上記(I)で求めたθ−θ=43μmから、θ=343μmが求められ、式A(2)の場合、上記(I)で求めたθ−θ=38μmから、θ=338μmが求められ、式A(3)の場合、上記(I)で求めたθ−θ=33μmから、θ=333μmが求められる。
(III)θにおける、第2のエッチング処理前(第1のエッチング処理後)の第1の開口の直径φを算出する。
(III−1)θとφの関係式を求める。例えば例2ではθ=343μm、θ=338μm、およびθ=333μmの場合がある。関係式Bは、表3から、θ=343μm、θ=338μm、およびθ=333μmのそれぞれについて、式B(1)、式B(2)、式B(3)が求められる。
式B(1):y=0.068x+50.2
式B(2):y=0.063x+53.3
式B(3):y=0.057x+56.9
ここで、yは、第1のエッチング処理後の第1の開口の直径φであり、xは、第1のエッチング処理後のガラス基板の厚さθである。
Figure 0005994954
(III−2)上記関係式Bから、レーザ光照射により形成する第1の開口の直径φを求める。例えば式B(1)の場合、上記(I)、(II)よりθ=343μmとなり、φ=74μmが求められる。式B(2)の場合、上記(I)、(II)よりθ=338μmとなり、φ=75μmが求められる。式B(3)の場合、上記(I)、(II)よりθ=333μmとなり、φ=75μmが求められる、
(IV)第2のエッチング処理による第1の開口の直径φを求める。
(IV−1)第2のエッチング処理によるエッチング量(θ−θ)と第1の開口の直径の変化量(φからφへの変化量)の関係式を求める。例えば例2では表4の式Cが求められる。
式C:y=0.01x +0.24x−3.5
ここで、yは、第1の開口の直径の変化量(φからφへの変化量:φ3−φ)であり、xは、第2のエッチング処理によるエッチング量(θ−θ)である。
Figure 0005994954
(IV−2)上記式Cから第2のエッチング処理におけるエッチング量θ−θによる第1の開口の直径の変化量(φ−φ)が求められる。θ−θ=43μmの場合のφ−φは25μmであり、上記(III)より第2のエッチング処理前の第1の開口の直径φが74μmであることからφは25μm+74μm=99μmが求められる。θ−θ=38μmの場合のφ−φは20μmであり、上記(III)より第2のエッチング処理前の第1の開口の直径φが75μmであることからφは20μm+75μm=95μmが求められる。θ−θ=33μmの場合のφ−φは15μmであり、上記(III)より第2のエッチング処理前の第1の開口φが75μmであることからφは15μm+75μm=90μmが求められる。
(V)φ(第2のエッチング処理後の上孔径)の目標値から、第2のエッチング処理前(第1のエッチング処理後)の第2の開口の直径φ(第2のエッチング処理前の下孔径)を決定する。
(V−1)例えば、φの目標値を95μmとする。上記(IV)よりθ−θ=38μmが選択される。上記(I)より第2のエッチング処理前の第2の開口の直径φは35μmが選択される。
(VI)θ−θと準備するガラス基板の厚さθとガラス基板の最終的な厚さ目標値(最終目標板厚)θから第1のエッチング量(θ−θ)を決定する。
(VI−1)例えば、例2ではθ=400μm、θ=300μm、θ−θ=38μmであるから、θ−θは400μ−300μm+38μm=62μmが求められる。
(例3)
前述の図2に示したような第1の製造方法により、貫通孔を有するガラス基板を製造した。
まず、厚さが400μmのガラス基板を準備した。次に、ガラス基板を湿式エッチングして、厚さを340μmに調整した(第1のエッチング処理)。エッチング液にはフッ酸溶液を使用した。
次に、レーザ光照射により、ガラス基板に貫通孔を形成した。加工条件は、前述の例1の場合と同様とした。これにより、第1の表面における第1の開口の直径φが約73μmであり、第2の表面における第2の開口の直径φが約35μmである貫通孔が形成された。
次に、貫通孔の寸法を広げるため、ガラス基板を湿式エッチングした(第2のエッチング処理)。エッチング液には、第1のエッチング処理に使用したものと同じ溶液を使用した。
エッチング後に、貫通孔の第1の開口の直径φは101μmとなり、第2の開口の直径φは76μmとなった。また、ガラス基板の厚さは、300μmとなった。
以下の表5には、例3の各工程におけるガラス基板の厚さと、貫通孔の寸法の変化をまとめて示した。
Figure 0005994954
このように、例2および例3では、貫通孔の寸法を所定の範囲まで拡張した後に得られるガラス基板の厚さを、目標値である300μmにすることができた。
本発明は、例えば、ガラス基板に貫通孔を形成する技術に利用することができる。また、本発明は、そのようなガラス基板の貫通孔に貫通電極を形成することにより、貫通電極を備えたガラス基板の製造方法、およびインターポーザ(ガラスインターポーザ)の製造方法に利用することができる。
10 ガラス基板
12 第1の表面
14 第2の表面
25 貫通孔
26a 第1の開口
26b 第2の開口
30 ガラス基板
35 貫通孔
110 ガラス基板
112 第1の表面
114 第2の表面
120 ガラス基板
122 第1の表面
124 第2の表面
125 貫通孔
126a 第1の開口
126b 第2の開口
130 ガラス基板
135 貫通孔
136a 第1の開口
136b 第2の開口

Claims (11)

  1. 貫通孔を有する厚さθのガラス基板の製造方法であって、
    (1)相互に対向する第1および第2の表面を有し、第1の厚さθを有するガラス基板を、第2の厚さθ(θ<θ)に調整する工程と、
    (2)前記ガラス基板の前記第1の表面の側からレーザ光を照射することにより、前記ガラス基板に1または2以上の貫通孔を形成する工程と、
    (3)前記貫通孔を有するガラス基板を湿式エッチングして、前記貫通孔の寸法を所定の寸法に調整する工程であって、これにより前記ガラス基板の厚さがθから、目標値θに調整される工程と、
    を有し、
    前記(1)の工程では、前記ガラス基板が湿式エッチングされる、製造方法。
  2. 前記(1)の工程と前記(3)の工程では、同じ種類のエッチング液が使用される、請求項に記載の製造方法。
  3. 前記(2)の工程と前記(3)の工程の間に、
    (4)前記貫通孔を有するガラス基板を熱処理する工程
    を有する、請求項1または2に記載の製造方法。
  4. 前記第1の厚さθと前記第2の厚さθの差は、5μm〜500μmの範囲である、請求項1乃至のいずれか一つに記載の製造方法。
  5. 前記(2)の工程により、前記第1の表面に直径φの第1の開口を有し、前記第2の表面に直径φの第2の開口を有する前記貫通孔が形成され、
    前記(3)の工程により、前記第1の表面に直径φの第3の開口を有し、前記第2の表面に直径φの第4の開口を有する前記貫通孔が形成され、
    ここで、φ>φおよびφ>φである、請求項1乃至のいずれか一つに記載の製造方法。
  6. 前記(2)のステップでは、複数の貫通孔が形成され、
    前記(3)のステップにおいて、隣接する2つの貫通孔の中心間距離をPとしたとき、P−φ>0である、請求項に記載の製造方法。
  7. 前記第4の開口の直径φ4の目標値から、前記(3)の工程で調整されるガラス基板の厚さ(θ−θ)の候補を算出し、
    前記ガラス基板の厚さ目標値θから、前記(1)の工程で得られるガラス基板の厚さθの候補を算出し、
    前記(2)の工程で得られる前記第1の開口の直径φを算出し、
    前記(3)の工程で得られる第3の開口の直径φを算出し、
    前記第3の開口の直径φから、前記(2)の工程で得られる第2の開口の直径φを決定し、
    前記(3)の工程で調整されるガラス基板の厚さ(θ−θ)、前記ガラス基板の第1の厚さθ、および前記ガラス基板の厚さ目標値θから、前記(1)の工程で調整されるガラス基板の厚さ(θ−θ)を算出する、請求項またはに記載の製造方法。
  8. 貫通電極を備えるガラス基板の製造方法であって、
    貫通孔を有するガラス基板を製造する工程と、
    前記貫通孔に、貫通電極を形成する工程と、
    を有し、
    前記貫通孔を有するガラス基板を製造する工程は、請求項1〜のいずれか一項に記載の製造方法により実施される、製造方法。
  9. インターポーザの製造方法であって、
    貫通孔を有するガラス基板を製造する工程と、
    前記貫通孔に、貫通電極を形成する工程と、
    を有し、
    前記貫通孔を有するガラス基板を製造する工程は、請求項1〜のいずれか一項に記載の製造方法により実施される、製造方法。
  10. 貫通電極を備えるガラス基板の製造方法であって、
    貫通孔を有するガラス基板を製造する工程と、
    前記貫通孔に、貫通電極を形成する工程と、
    を有し、
    前記貫通孔を有するガラス基板を製造する工程は、
    (1)相互に対向する第1および第2の表面を有し、第1の厚さθを有するガラス基板を、第2の厚さθ(θ<θ)に調整する工程と、
    (2)前記ガラス基板の前記第1の表面の側からレーザ光を照射することにより、前記ガラス基板に1または2以上の貫通孔を形成する工程と、
    (3)前記貫通孔を有するガラス基板を湿式エッチングして、前記貫通孔の寸法を所定の寸法に調整する工程であって、これにより前記ガラス基板の厚さがθから、目標値θに調整される工程と、
    を有する、製造方法。
  11. インターポーザの製造方法であって、
    貫通孔を有するガラス基板を製造する工程と、
    前記貫通孔に、貫通電極を形成する工程と、
    を有し、
    前記貫通孔を有するガラス基板を製造する工程は、
    (1)相互に対向する第1および第2の表面を有し、第1の厚さθを有するガラス基板を、第2の厚さθ(θ<θ)に調整する工程と、
    (2)前記ガラス基板の前記第1の表面の側からレーザ光を照射することにより、前記ガラス基板に1または2以上の貫通孔を形成する工程と、
    (3)前記貫通孔を有するガラス基板を湿式エッチングして、前記貫通孔の寸法を所定の寸法に調整する工程であって、これにより前記ガラス基板の厚さがθから、目標値θに調整される工程と、
    を有する、製造方法。
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