JP5994822B2 - 用紙処理装置および画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、用紙処理装置および画像形成システムに関する。
複写機やプリンタ等の画像形成装置を有する画像形成システムは、用紙束を断裁する用紙処理装置を、後処理装置として有するものがある。
用紙束を断裁する用紙処理装置として、用紙束を押圧する押圧部材と、押圧部材によって押圧されている用紙束の端部を断裁する断裁刃と、用紙束の断裁屑を除去する除去部材と、を有するものが知られている。例えば、特許文献1に記載のシート断裁装置は回転ブラシ185を有し、回転ブラシ185を回転しながら刃受面150aに圧接することで、裁断刃120aによって裁断されて刃受面150aに付着した切断屑が除去され落下するように構成されている(段落0047、図10(a))。
特開2007−61967号公報
このような用紙処理装置において、断裁屑をより確実に除去するためには、除去部材が最低限用紙屑に接触し得る位置に到達するのみならず、その近傍にまで到達するように構成することが望ましい。しかしながら、このように構成した場合、以下に述べるように除去部材が損傷してしまう場合がある。
すなわち、除去部材が押圧部材により用紙束を押圧する位置に到達しているときに、押圧部材が用紙束を押圧する方向に移動した場合、用紙束と押圧部材との間に除去部材が挟み込まれる可能性がある。このため、用紙束と押圧部材との間に挟み込まれる際に除去部材が損傷する場合がある。さらに、押圧部材は、断裁の際に用紙束の位置ずれやよじれが生じないようにするために、断裁刃の近傍に配置される場合がある。このため、除去部材が用紙束と押圧部材との間に挟み込まれた状態で断裁刃が用紙束の断裁を行うと、断裁刃によって除去部材がさらに損傷する場合がある。
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、用紙束の断裁屑を確実に除去し、かつ除去部材が損傷することを避け得る用紙処理装置および画像形成システムを、提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)用紙を支持する支持部材と、
前記支持部材との間に隙間を形成し、前記隙間へ挿入された用紙束に近接して押圧する押圧部材と、
前記押圧部材によって押圧されている前記用紙束の端部を断裁する断裁刃と、
前記押圧部材により前記用紙束を押圧する位置に到達し得る先端部を有し、かつ前記先端部によって前記用紙束の断裁屑を除去する除去部材と、
各部を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、
前記押圧部材が前記用紙束に近接する近接動作中は、前記先端部が前記押圧部材から離間している退避位置に位置するように、前記除去部材を制御し、
前記押圧部材の近接動作の完了後かつ前記断裁刃による前記用紙束の端部の断裁前に、前記用紙束の断裁屑を除去する動作を開始するように前記除去部材を制御する
ことを特徴とする用紙処理装置。
(2)前記制御部は、前記用紙束が前記隙間へ挿入される前から前記押圧部材が近接動作を開始する前までの間に、前記用紙束の断裁屑を除去する動作を実行するように前記除去部材を制御することを特徴とする前記(1)に記載の用紙処理装置。
(3)前記制御部は、前記押圧部材が前記用紙束に近接する近接動作中は、前記退避位置において動作を停止するように前記除去部材を制御することを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の用紙処理装置。
(4)用紙を支持する支持部材と、
前記支持部材との間に隙間を形成し、前記隙間へ挿入された用紙束に近接して押圧する押圧部材と、
前記押圧部材によって押圧されている前記用紙束の端部を断裁する断裁刃と、
前記押圧部材により前記用紙束を押圧する位置に到達し得る先端部を有し、かつ前記先端部によって前記用紙束の断裁屑を除去する除去部材と、
各部を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、
前記押圧部材が前記用紙束に近接する近接動作中は、前記先端部が前記押圧部材から離間している退避位置に位置するように、前記除去部材を制御し、
前記用紙束が前記隙間へ挿入される前から前記押圧部材が近接動作を開始する前までの間に、前記用紙束の断裁屑を除去する動作を実行するように前記除去部材を制御する
ことを特徴とする用紙処理装置。
(5)前記制御部は、
前記押圧部材が前記用紙束に近接する近接動作中は、前記退避位置において動作を停止するように前記除去部材を制御し、
前記押圧部材の近接動作の完了後に、前記用紙束の断裁屑を除去する動作を開始するように前記除去部材を制御する
ことを特徴とする前記(4)に記載の用紙処理装置。
)前記除去部材は、回転駆動されるパドルからなることを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の用紙処理装置。
)前記制御部は、前記用紙束の断裁屑を繰り返し除去するように前記除去部材を制御することを特徴とする前記(1)〜()のいずれか1項に記載の用紙処理装置。
)前記除去部材の位置を検出する検出部をさらに有し、
前記制御部は、検出された前記位置に基づいて、前記退避位置に位置するように前記除去部材を制御する
ことを特徴とする前記(1)〜()のいずれか1項に記載の用紙処理装置。
)前記除去部材の近傍に配置される構成部品を、さらに有し、
前記退避位置は、前記除去部材が前記退避位置に位置する際に、前記除去部材が前記構成部品と干渉しないように設定されていることを特徴とする前記(1)〜()のいずれか1項に記載の用紙処理装置。
10)前記用紙束は、中綴じされており、
前記断裁刃によって断裁される前記用紙束の端部は、小口であることを特徴とする前記(1)〜()のいずれか1項に記載の用紙処理装置。
11)用紙に画像を形成するための画像形成装置と、
前記画像形成装置において画像が形成された用紙が複数積層されてなる用紙束に対して後処理を施す用紙後処理装置と、を有し、
前記用紙後処理装置は、前記(1)〜(10)のいずれか1項に記載の用紙処理装置から構成されることを特徴とする画像形成システム。
本発明の一様相に係る用紙処理装置および別の様相に係る画像形成システムによれば、除去部材が、押圧部材により用紙束を押圧する位置に到達し得る先端部を有するため、押圧部材に付着している断裁屑が確実に除去される。また、制御部は、押圧部材が用紙束に近接する近接動作中は、先端部が押圧部材から離間している退避位置に位置するように前記除去部材を制御するため、除去部材が用紙束と押圧部材との間に挟まれることはない。さらに、制御部が、押圧部材の近接動作の完了後かつ断裁刃による用紙束の端部の断裁前に、用紙束の断裁屑を除去する動作を開始するように除去部材を制御する場合、断裁中に生じる断裁屑が効率的に除去され、また、用紙束が隙間へ挿入される前から押圧部材が近接動作を開始する前までの間に、用紙束の断裁屑を除去する動作を実行するように除去部材を制御する場合、前ジョブの断裁屑が残留している場合であっても、現ジョブに係る押圧部材の近接動作の開始前において除去されるため、現ジョブに対する悪影響が排除される。したがって、用紙束の断裁屑を確実に除去し、かつ除去部材が損傷することを避け得る用紙処理装置および画像形成システムを提供することが可能である。
本発明の実施の形態に係る画像形成システムを説明するための概略図である。 図1に示される画像形成装置を説明するためのブロック図である。 図1に示される用紙後処理装置を説明するためのブロック図である。 図1に示される用紙後処理装置を説明するための概略図である。 図3および図4に示される断裁部を説明するための概略図である。 断裁部の要部を説明するための概略図である。 図6に示される除去部材の回転位置制御を説明するための概略図である。 断裁部の動作を説明するためのフローチャートである。 図9に示されるステップS13における用紙束の受入を説明するための概略図である。 図9に示されるステップS15における受け木の用紙束押圧位置Pへ移動を説明するための概略図である。 図9に示されるステップS17における用紙束の断裁を説明するための概略図である。 図9に示されるステップS19における用紙束の搬出を説明するための概略図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成システムを説明するための概略図である。
本実施の形態に係る画像形成システム100は、画像形成装置200および用紙後処理装置300からなり、ネットワーク400を介してコンピューター装置500と通信可能に構成されている。
コンピューター装置500は、印刷データを含んでいる印刷ジョブを作成し、画像形成システム100に送信するために使用される端末である。印刷データは、例えば、PostScript(登録商標)やPCL(Printer Control Language)等のPDL(ページ記述言語:Page Description Language)の言語形式により記述されたデータであり、印刷設定情報および画像情報を包含している。印刷設定情報は、例えば、仕上がりサイズ等の印刷設定や、後処理設定の内容を含んでいる。
画像形成装置200は、画像形成システム100の本体部を構成し、受信した印刷ジョブに含まれる印刷データから画像データを生成し、用紙に画像を形成(印刷)するために使用される。
用紙後処理装置300は、画像形成装置200において画像が形成された用紙が複数が積層されてなる用紙束に対して後処理を施すために使用される用紙処理装置である。後処理とは、例えば、中綴じ製本処理や小口断裁処理である。
ネットワーク400は、イーサネット(登録商標)、トークンリング、およびFDDI(Fiber−Distributed Data Interface)等の規格によりコンピューターやネットワーク機器同士を接続する構内情報通信網(LAN:Local Area Network)や、LAN同士を専用線で接続した広域情報通信網(WAN:Wide Area Network)や、インターネットや、これらの組み合わせ等の各種のネットワークからなる。ネットワークプロトコルは、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)である。
次に、画像形成装置200を詳述する。
図2は、図1に示される画像形成装置を説明するためのブロック図である。
画像形成装置200は、図2に示されるように、制御部210、記憶部220、操作部230、用紙搬入部240、画像処理部250、印刷部260、用紙搬出部270および通信インターフェース部280,290を有し、これらはバス205により相互通信可能に接続されている。
制御部210は、プログラムにしたがって各部の制御や各種の演算処理を実行するマイクロプロセッサ等から構成される制御回路であり、画像形成装置200の各機能は、それに対応するプログラムを制御部210が実行することにより発揮される。
記憶部220は、各種プログラムおよび各種データを記憶するために使用され、ROM(リードオンリーメモリー)、RAM(ランダムアクセスメモリー)、書き換え可能な不揮発性半導体メモリー(例えば、フラッシュメモリー)、ハードディスクドライブ装置等が適宜組み合わされて構成されている。例えば、ROMに記憶されているプログラムは、制御部210により必要に応じて読み出され、プログラムおよびプログラムの実行に必要なデータを一時記憶する作業領域としてRAMを使用して、実行処理される。
記憶されているプログラムは、例えば、OS(Operating System)、画像形成プログラム222、後処理設定プログラム224である。
画像形成プログラム222は、画像処理部250を制御し、用紙搬入部240から供給される用紙に、画像を形成(印刷)するために使用される。後処理設定プログラム224は、画像が形成された複数の用紙に対して後処理する場合の設定(後処理設定)データや、用紙後処理装置300の制御データを、用紙後処理装置300に送信するために使用される。後処理設定データは、例えば、画像が形成された用紙のサイズ、仕上がりサイズ(外形データ)、ステープル針の個数、ステープル針の針打ち位置、小口断裁位置の設定等である。
操作部230は、表示部および入力部を兼ねており、タッチパネル232およびキーボード部236を有する。
タッチパネル232は、ディスプレイ部およびタッチ操作検出用センサーを有しており、機器構成、印刷ジョブの進行状況、エラーの発生状況、現在変更可能な設定、ユーザーの注意を促すための警告等を表示すると共に、ディスプレイ部に接触した指やペンの位置によって指示を入力可能に構成されている。タッチパネルの方式は特に限定されず、静電容量方式や、抵抗膜方式を適用することが可能である。キーボード部236は、用紙サイズを指定する選択キー、コピー枚数等を設定するテンキー、動作の開始を指示するスタートキー、動作の停止を指示するストップキー、文字入力するためのキーボード等からなる複数のキーを有する。
用紙搬入部240は、複数の給紙トレイを有し、ユーザーの手により予め挿入された各種の用紙を保持しており、制御部210から指示された用紙を給紙トレイから取り出し、画像処理部250に向って搬送するために使用される。
画像処理部250は、印刷データに対するRIP処理(Raster Image Processing)を実行し、印刷部260で利用されるラスターイメージデータを生成するために使用される。
印刷部260は、帯電、露光、現像、転写および定着工程を含む電子写真式プロセスを用いて、記録媒体である用紙上にトナーからなる画像を形成する画像形成部であり、用紙搬入部240から搬送されてきた用紙は、画像処理部250からのデータ(ラスターイメージデータ)を利用し、画像が形成される。画像形成方式は、電子写真式に限定されず、インパクト方式、熱転写方式、インクジェット方式等を適用することも可能である。
用紙搬出部270は、画像が形成された用紙を、用紙後処理装置300に向かって搬出するために使用される。
通信インターフェース部280は、ネットワーク400を介した通信機能を画像形成システム100に追加する拡張装置(LANボード)からなる通信部であり、ネットワーク400に所属するコンピューター装置500との間で、データの送受信を実行するために使用される。
通信インターフェース部290は、用紙後処理装置300との間で、データの送受信を実行するために使用される。データは、用紙後処理装置300において後処理ジョブ(製本ジョブおよび断裁ジョブ)を実行するために必要な制御データや後処理設定データである。
次に、用紙後処理装置300を詳述する。
図3および図4は、図1に示される用紙後処理装置を説明するためのブロック図および概略図である。
用紙後処理装置300は、図3に示されるように、制御部310、記憶部320、用紙搬入部330、用紙反転部335、中折り部340、中綴じ部345、用紙束搬送部350、断裁部360、断裁屑収容部385、用紙排出部390および通信インターフェース部395を有し、これらはバス305により相互通信可能に接続されている。
制御部310は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を実行するマイクロプロセッサ等から構成される制御回路であり、用紙後処理装置300の各機能は、画像形成装置200の制御部210からの指示に従い、制御部310がそれに対応するプログラムを実行することにより発揮される。
記憶部320は、各種プログラムおよび各種データを記憶するために使用され、ROM、RAM、書き換え可能な不揮発性半導体メモリー、ハードディスクドライブ装置等が適宜組み合されて構成されている。
記憶されているプログラムは、例えば、後処理設定プログラム224からの指示により起動される製本プログラム322および断裁プログラム324である。製本プログラム322は、用紙後処理装置300の各部を制御し、画像が形成された複数の用紙10を積層して用紙束20を形成し、当該用紙束をステープル針によって中綴じて製本するために使用される。断裁プログラム324は、中綴じ製本された用紙束20の端部22を断裁するために使用される。なお、本実施の形態においては、用紙束20の端部22は、用紙束20の中綴じ部の反対側の自由端である小口である。
用紙搬入部330は、図4に示されるように、画像形成装置200の用紙搬出部270からの用紙を受け入れ、用紙反転部335に向かって搬送するために使用される。
用紙反転部335は、用紙10全体を垂直方向Zに沿った状態でいったん停止させる待機部337を有し、用紙搬入部330からの用紙10を反転させ(裏返し)、例えば、画像が形成された面が中折りの際に内側に位置するようにするために使用される。
具体的には、図4に示されるように、用紙10を、搬送方向Xと直交する垂直方向Zに下降させ、用紙10全体を待機部337に位置決めする。その後、用紙10を垂直方向Zに上昇させ、搬送方向Xの下流側に搬送する。これにより、用紙反転部335に投入される前における用紙10の表面に位置する第1面12および背面に位置する第2面14は、用紙反転部335において反転(裏返に)され、用紙反転部335から搬出される時点においては、用紙10の背面および表面に位置することとなる。
中折り部340は、互いに逆方向に回転する一対のローラ341,342と、ローラ341,342の間に位置合わせされる突出部材344と、を有し、用紙10に折り目を付与して中折りするために使用される。具体的には、搬送方向Xに関する用紙10の中央部を、ローラ341,342の下方に位置決めした後で、ローラ341,342の間を目指して、突出部材344を用紙10の背面側から押圧する。これにより、用紙10の中央部は、突出部材344に支持された状態で、ローラ341,342によって挟持され、折り目が形成され、中折りされる。
中綴じ部345は、鞍掛部346と、受針機構347と、ステープル針349を有する打針機構部348と、を有し、鞍掛部346に載置される用紙束20(中折りされた複数の用紙10の積層体)を、中綴じするために使用される。具体的には、用紙束20を、直交する2枚のガイド面を有する鞍掛部346に配置する。そして、鞍掛部346の頂部近傍に配置される受針機構347によって、用紙束20の折り目を弾性的に支持した状態で、受針機構347を、用紙束20の折り目の上方に位置する打針機構部348に向かって上昇させる。これにより、用紙束20の折り目は、打針機構部348に押圧され(当接し)、打針機構部348が保持するステープル針349によって中綴じされる。
用紙束搬送部350は、互いに近接離間自在に構成された一対のアーム352,353を有し、中綴じされた用紙束20を搬送および保持(支持)するために使用される。具体的には、アーム352,353は、中綴じされた用紙束20の背表紙部を挟持した状態で、中綴じされた用紙束20を、中綴じ部345から断裁部360に搬送し、そして、断裁部360における断裁中は支持(保持)し、断裁後においては、用紙排出部390に搬送する。
断裁部360は、中綴じされた用紙束20の端部(小口)22を断裁するために使用される。これにより、用紙束20を構成する用紙10の枚数によって不揃いになる小口が断裁されるため、用紙束20の見栄えが向上する。断裁部360の詳細な構成については、図5等を参照して後述する。
断裁屑収容部385は、断裁部360において中綴じされた用紙束20から断裁された断裁屑30を収容するために使用される。断裁屑収容部385は、断裁部360の直下に配置されており、断裁屑30が自重によって落下して断裁屑収容部385に収容されるように構成されている。
用紙排出部390は、用紙後処理装置300の外方に配置された排紙トレイ392を有し、断裁部360から搬送される用紙束(中綴じされた用紙束)20を、排出するために使用される。
通信インターフェース部395は、画像形成装置200との間で、データの送受信を実行するために使用される。データは、用紙後処理装置300において後処理ジョブ(製本ジョブおよび断裁ジョブ)を実行するために必要な制御データや後処理設定データである。
用紙後処理装置300は、上記構成に限定されず、例えば、綴じされた用紙束の背表紙部を整形するスクエアフォールド処理(角背処理)を実行するスクエアフォールド処理部、中綴じされた用紙束の天地を断裁するための天地断裁処理部、用紙を折り目の延長線方向から見てZ字状に2回折り曲げるZ折り処理部、用紙の端部にファイリング用の穴をあける穴あけ処理部、用紙束の端から5mm程度を綴じ代としてステープル針で留める平綴じ処理部等を、適宜組み込むことも可能である。
次に、断裁部360について詳述する。
図5は、図3および図4に示される断裁部360を説明するための概略図、図6は、断裁部360の要部を説明するための概略図、図7は、図6に示される除去部材370の回転位置制御を説明するための概略図である。
断裁部360は、図5に示されるように、冊子束挿入口361、断裁屑排出口362、押圧部材363、支持部材366、断裁機構367、除去部材370およびガイド部材380〜382を有する。
冊子束挿入口361は、用紙束搬送部350のアーム352,353によって搬送されてくる用紙束20を、断裁部360内部に挿入するための開口部である。
断裁屑排出口362は、断裁屑収容部385の断裁屑収容口387と位置合せされており、用紙束20の端部22を断裁することで生じた断裁屑30(図4参照)を、断裁屑収容部385へ収容するために使用される。
押圧部材363は、受け木364および駆動部365を有する。押圧部材363は、挿入された用紙束20に近接して押圧する機能を有する。
受け木364は、挿入された用紙束20に対して近接離間自在に構成されている断裁刃368の刃受けである。
駆動部365は、受け木364を駆動し、待機位置、用紙束受入位置Pおよび用紙束押圧位置Pに位置決めするために使用される。待機位置は、後処理ジョブ(断裁ジョブ)が存在しない場合に受け木364が待機しているホームポジションである。用紙束受入位置Pは、用紙束20を受け入れる際の位置であり、受け木364と支持部材366との間に、用紙束20の挿入を許容する隙間が生ずるように設定される。
用紙束押圧位置Pは、用紙束20に対して受け木364が当接して、押圧力を付与する位置である。押圧力は、断裁の際に用紙束20(あるいは用紙束20を構成する用紙)の位置ずれやよじれが生じないように、設定される。なお、用紙束20に対して受け木364が当接して押圧力を付与する際、用紙束20の背面は、固定式の支持部材366によって支持される。
支持部材366は、固定式であり、受け木364と位置合せされており、押圧部材363と連携し、支持部材366と受け木364との間に形成された隙間に挿入された用紙束20を挟持自在に構成されている。
押圧部材363および支持部材364の構成は、上記構成に限定されない。例えば、受け木364を固定式として、かつ、支持部材366を受け木364に対して近接離間自在に構成することも可能であり、この場合、支持部材366が押圧部材としての機能を有することとなる。また、必要に応じて、押圧部材363および支持部材366の両者を、互いに近接離間自在に構成する(可動式とする)ことで押圧部材としての機能を有するように構成することも可能である。
断裁機構367は、断裁刃368および駆動部369を有する。
断裁刃368は、用紙束押圧位置Pの押圧部材363によって押圧されている用紙束20の端部22を断裁するために使用される。駆動部369は、断裁刃368を駆動して、用紙束20の端部22を断裁する剪断力を発生させるために使用される。なお、比較的小さな駆動力によって断裁する観点から、搬送方向Xおよび垂直方向Zの双方に対して垂直な方向に断裁刃368をスライドさせながら用紙束20の端部22に当接させることが好ましい。
除去部材370は、図6に示されるように、パドル371、基部372、駆動部373、検出部375(図7参照)を有する。除去部材370は、断裁屑を除去する機能を有する。
パドル371は、押圧部材363により用紙束20を押圧する位置(用紙束押圧位置P)に到達し得る先端部371Aを有する。したがって、パドル371は、受け木364に付着している断裁屑を先端部371Aによって確実に除去することが可能である。基部372は、パドル371が固定され、また、軸374を中心として回転自在に構成されている。駆動部373は、例えば、軸374を回転駆動するモータからなり、パドル371を回転駆動することが可能である。
パドル371は、弾性を有する(可撓性の)薄板によって構成されており、例えば、約1mmのポリウレタン製薄板である。なお、除去部材370は複数設置されてもよい。また、基部372には複数のパドル371が固定されてもよい。
検出部375は、パドル371の位置を検知する機能を有する。具体的には、検出部375は拡散反射型光センサー376および遮光板377により構成される。拡散反射型光センサー376は、光を投光する投光部および光を検出する受光部を有する。遮光板377は、軸374に固定されており、駆動部373によって回転駆動される。したがって、拡散反射型光センサー376は、遮光板377に対して光を投光して遮光板377からの反射光を検出することによって、遮光板377の回転位置を検出することができる。
一方、遮光板377は、パドル371と同様に駆動部373の軸374に固定されているため、遮光板377の回転位置は、パドル371の回転位置と対応関係を有している。つまり、検出部375は、拡散反射型光センサー376により遮光板377の回転位置を検出することで、パドル371の位置を検出することが可能である。なお、検知部375の構成は上記形態のように拡散反射型光センサーを用いた構成に限定されない。すなわち、公知の種々の方式のセンサーを用いてパドル371の位置を検出する構成とすることができる。
制御部310は、押圧部材363が用紙束20に近接する近接動作中は、先端部371Aが押圧部材363から離間している退避位置Pに位置するようにパドル371を制御する。したがって、用紙束20と押圧部材363との間にパドル371が挟み込まれることはなく、パドル371が損傷することを避けることができる。また、受け木364が断裁刃368の近傍に配置される場合であっても、断裁刃368によってパドル371がさらに損傷することが避けられる。また、パドル371は、回転駆動されるため、退避位置Pに容易に位置決めすることが可能である。例えば、押圧部材363が用紙束20に近接する近接動作中は、退避位置Pにおいて回転停止し、近接動作の完了後に、用紙束20の断裁屑を除去する回転動作を開始することにより、より確実に先端部371Aによって用紙束の断裁屑を除去することが可能である。
パドル371は、先端部371Aによって用紙束20の断裁屑を繰り返し除去するように、複数回、回転駆動されることが好ましく、これにより、断裁屑をより確実に除去することが可能である。
退避位置Pへの位置決めは、検出部375によって検出されたパドル371の回転位置(遮光板377の回転位置)に基づいて、実施される。したがって、パドル371を、退避位置Pに高精度で位置決めすることが可能である。
退避位置Pは、パドル371が退避位置Pに位置する際に、パドル371の近傍に配置される構成部品(例えば、断裁機構367)と干渉しないように設定されることが好ましい。この場合、退避位置Pにおける停止を繰り返したとしても、周辺部品との干渉によってパドル371が変形(屈曲)することを防止することができる。
ガイド部材380〜382は、断裁屑排出口362に向かって断裁屑を案内するために使用される。ガイド部材380〜382は、静電気対策として、樹脂材料に導電性材料を含有してシート状に加工したものを使用することが好ましい。樹脂材料は、例えば、ポリアミド樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリカーボネート樹脂である。導電性材料は、例えば、カーボン、金属、金属酸化物である。なお、図6以降においては、図の簡略化のため、ガイド部材380〜382の表示を省略している。
次に、断裁部360の動作を説明する。
図8は、断裁部360の動作を説明するためのフローチャートである。図9、図10、図11および図12は、図8に示されるステップS13における用紙束20の受入、ステップS15における押圧部材363の用紙束押圧位置Pへ移動、ステップS17における用紙束20の断裁およびステップS19における用紙束20の搬出を説明するための概略図である。なお、図8に示されるフローチャートにより示されるアルゴリズムは、記憶部320に断裁プログラム324として記憶されており、制御部310によって実行される。
まず、後処理ジョブ(断裁ジョブ)を受信すると、駆動部373によるパドル371の回転駆動が開始され(ステップS11)、受け木364が、駆動部365によって用紙束受入位置Pに位置決めされる(ステップS12)。そして、図9に示されるように、用紙束搬送部350のアーム352,353が降下することで、アーム352,353によって保持されている用紙束20が、冊子束挿入口361(図5参照)を経由して、押圧部材363と支持部材366との間に形成される隙間に、挿入される(ステップS13)。
その後、パドル371の回転駆動が停止され、パドル371は退避位置Pへ位置決めされる(ステップS14)。そして、図10に示されるように、押圧部材363は、駆動部365によって駆動され、用紙束押圧位置Pへ移動し、用紙束20を押圧する(ステップS15)。
パドル371は、上記のように、押圧部材363が用紙束20に近接する近接動作中は、先端部371Aが押圧部材363から離間している退避位置Pに位置決めされている。したがって、用紙束20と押圧部材363との間にパドル371が挟み込まれることはなく、パドル371が損傷することを避けることができる。また、受け木364が断裁刃368の近傍に配置される場合であっても、断裁刃368によってパドル371がさらに損傷することが避けられる。なお、パドル371は、用紙束20が支持部材366と押圧部材363との間の隙間へ挿入される前から押圧部材363が近接動作を開始する前までの間、用紙束20の断裁屑を除去する回転駆動を実行しているため、前ジョブの断裁屑が残留している場合であっても、現ジョブに係る押圧部材363の近接動作の開始前において除去されるため、現ジョブに対する悪影響が排除される。
そして、用紙束20が押圧されて拘束されることにより、用紙束20と押圧部材363との間にパドル371の先端部371Aが挟まれる虞が排除されると(押圧部材363の近接動作の完了後かつ断裁刃368による用紙束20の端部22の断裁前に)、パドル371の回転が再開される(ステップS16)。
その後、断裁刃368は、図11に示されるように、用紙束20に向かって駆動部369によって駆動され、用紙束20の端部22を断裁する(ステップS17)。この際、パドル371は、回転駆動されているため、断裁中に生じる断裁屑30が、効率的に除去される。
一方、パドル371により除去されるか、または自重によって落下した用紙束20の断裁屑30は、ガイド部材380〜382によって案内され、断裁屑排出口362および断裁屑収容部385の断裁屑収容口387を経由して、断裁屑収容部385内部に収容される(図5参照)。
そして、受け木364は、駆動部365によって駆動され、待機位置Pへ移動し、用紙束20の押圧(拘束)が解消されると(ステップS18)、図11に示されるように、用紙束搬送部350のアーム352,353は上昇し、アーム352,353によって保持されている用紙束20が、断裁部360から取出され、用紙排出部に向かって搬送される(ステップS19)。
その後、次の用紙束20の有無が判断される(ステップS20)。次の用紙束20が存在する場合は(ステップS20:YES)、プロセスは、ステップS12に進み、上述のステップを繰り返す。
次の用紙束20が存在しない場合は(ステップS20:NO)、後処理ジョブ(断裁ジョブ)の終了の有無が判断される(ステップS21)。後処理ジョブが終了しない場合は(ステップS21:NO)、プロセスは、ステップS20に進み、上述のステップを繰り返す。後処理ジョブが終了する場合は(ステップS21:YES)、パドル371の回転駆動が停止され、プロセスは、終了する。
以上のように、本実施の形態に係る用紙処理装置(用紙後処理装置)および画像形成システムによれば、除去部材が、押圧部材により用紙束を押圧する位置に到達し得る先端部を有するため、押圧部材に付着している断裁屑が確実に除去される。また、制御部は、押圧部材が用紙束に近接する近接動作中は、先端部が押圧部材から離間している退避位置に位置するように除去部材を制御するため、除去部材が用紙束と押圧部材との間に挟まれることはない。したがって、用紙束の断裁屑を確実に除去し、かつ除去部材が損傷することを避け得る用紙処理装置および画像形成システムを提供することが可能である。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲で種々改変することができる。例えば、断裁刃によって断裁される用紙束は、中綴じされている形態に限定されない。また、断裁刃によって断裁される用紙束の端部は、小口に限定されない。すなわち、用紙束の天地断裁を行う場合に本発明を適用することも可能である。さらに、画像形成システムが有する画像形成装置は、MFP(Multi−Function Peripheral)によって構成することも可能である。また、除去部材370の構成は、上述したような回転パドル型に限られることはなく、回転するブラシによって断裁屑を除去する回転ブラシ型の構成や、ブレードによって断裁屑を除去するブレード型の構成であっても構わない。
10 用紙、
12 第1面、
14 第2面、
20 用紙束、
22 端部(小口)、
30 断裁屑、
100 画像形成システム、
200 画像形成装置、
300 用紙後処理装置(用紙処理装置)、
305 バス、
310 制御部、
320 記憶部、
322 製本プログラム、
324 断裁プログラム、
350 用紙束搬送部、
352 アーム、
360 断裁部、
361 冊子束挿入口、
362 断裁屑排出口、
363 押圧部材、
364 受け木、
365 駆動部、
366 支持部材、
367 断裁機構、
368 断裁刃、
369 駆動部、
370 除去部材、
371 パドル、
371A 先端部、
372 基部、
373 駆動部、
374 軸、
375 検出部、
376 拡散反射型光センサー、
377 遮光板、
380〜382 ガイド部材、
385 断裁屑収容部、
387 断裁屑収容口、
390 用紙排出部、
392 排紙トレイ、
395 通信インターフェース部、
用紙束受入位置、
用紙束押圧位置、
退避位置、
待機位置、
X 搬送方向、
Z 垂直方向。

Claims (11)

  1. 用紙を支持する支持部材と、
    前記支持部材との間に隙間を形成し、前記隙間へ挿入された用紙束に近接して押圧する押圧部材と、
    前記押圧部材によって押圧されている前記用紙束の端部を断裁する断裁刃と、
    前記押圧部材により前記用紙束を押圧する位置に到達し得る先端部を有し、かつ前記先端部によって前記用紙束の断裁屑を除去する除去部材と、
    各部を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記押圧部材が前記用紙束に近接する近接動作中は、前記先端部が前記押圧部材から離間している退避位置に位置するように、前記除去部材を制御し、
    前記押圧部材の近接動作の完了後かつ前記断裁刃による前記用紙束の端部の断裁前に、前記用紙束の断裁屑を除去する動作を開始するように前記除去部材を制御する
    ことを特徴とする用紙処理装置。
  2. 前記制御部は、前記用紙束が前記隙間へ挿入される前から前記押圧部材が近接動作を開始する前までの間に、前記用紙束の断裁屑を除去する動作を実行するように前記除去部材を制御することを特徴とする請求項1に記載の用紙処理装置。
  3. 前記制御部は、前記押圧部材が前記用紙束に近接する近接動作中は、前記退避位置において動作を停止するように前記除去部材を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の用紙処理装置。
  4. 用紙を支持する支持部材と、
    前記支持部材との間に隙間を形成し、前記隙間へ挿入された用紙束に近接して押圧する押圧部材と、
    前記押圧部材によって押圧されている前記用紙束の端部を断裁する断裁刃と、
    前記押圧部材により前記用紙束を押圧する位置に到達し得る先端部を有し、かつ前記先端部によって前記用紙束の断裁屑を除去する除去部材と、
    各部を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記押圧部材が前記用紙束に近接する近接動作中は、前記先端部が前記押圧部材から離間している退避位置に位置するように、前記除去部材を制御し、
    前記用紙束が前記隙間へ挿入される前から前記押圧部材が近接動作を開始する前までの間に、前記用紙束の断裁屑を除去する動作を実行するように前記除去部材を制御する
    ことを特徴とする用紙処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記押圧部材が前記用紙束に近接する近接動作中は、前記退避位置において動作を停止するように前記除去部材を制御し、
    前記押圧部材の近接動作の完了後に、前記用紙束の断裁屑を除去する動作を開始するように前記除去部材を制御する
    ことを特徴とする請求項4に記載の用紙処理装置。
  6. 前記除去部材は、回転駆動されるパドルからなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の用紙処理装置。
  7. 前記制御部は、前記用紙束の断裁屑を繰り返し除去するように前記除去部材を制御することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の用紙処理装置。
  8. 前記除去部材の位置を検出する検出部をさらに有し、
    前記制御部は、検出された前記位置に基づいて、前記退避位置に位置するように前記除去部材を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の用紙処理装置。
  9. 前記除去部材の近傍に配置される構成部品を、さらに有し、
    前記退避位置は、前記除去部材が前記退避位置に位置する際に、前記除去部材が前記構成部品と干渉しないように設定されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の用紙処理装置。
  10. 前記用紙束は、中綴じされており、
    前記断裁刃によって断裁される前記用紙束の端部は、小口であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の用紙処理装置。
  11. 用紙に画像を形成するための画像形成装置と、
    前記画像形成装置において画像が形成された用紙が複数積層されてなる用紙束に対して後処理を施す用紙後処理装置と、を有し、
    前記用紙後処理装置は、請求項1〜10のいずれか1項に記載の用紙処理装置から構成されることを特徴とする画像形成システム。
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