JP5994626B2 - 複合電子部品 - Google Patents

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Description

本発明は、複合電子部品に関し、特に、セラミックコンデンサを含む複合電子部品に関する。
従来から、コンデンサ等の電子部品を2段(又はそれ以上)に重ねて配置した電子部品が知られている(例えば、特許文献1参照)。ここで、特許文献1には、2つのセラミックコンデンサ素子が上下に並んで配置された電子部品が開示されている。より具体的には、この電子部品では、2つのセラミックコンデンサ素子が上下に並んで配置され、この2つのセラミックコンデンサ素子の両端部に一対の金属端子が当接されている。一対の金属端子それぞれは、2つのセラミックコンデンサ素子それぞれの端子電極に接続される内側接続部と、外部電気回路電極に接続される外側接続部と、内側接続部と外側接続部との間を連結する連結部とを有している。
特開2003−257779号公報
ところで、一般的に、セラミックコンデンサの素材には、誘電率の高い強誘電体材料が用いられる。強誘電体材料は電歪性を有しているため、セラミックコンデンサは、印加される電圧の変化に応じて、電歪効果による機械的な歪を生じ、振動を発生する。
ここで、特許文献1記載の電子部品では、セラミックコンデンサの電歪効果による振動により上記内側接続部と連結部とが触れ合うことによって発生する振動音の発生を抑えるため、上述した一対の金属端子における内側接続部と連結部との間に間隔を設けている。そのため、この電子部品によれば、内側接続部と連結部とが触れ合うことによって発生する振動音を抑えることができる。しかしながら、この電子部品では、電歪効果に起因する振動が上記一対の金属端子を介してプリント基板に伝搬されることにより、該プリント基板が振動音を発生する現象(所謂鳴き)を十分に低減することができないおそれがあった。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、セラミックコンデンサを含む複合電子部品において、電歪効果に起因して発生する振動音(鳴き)を低減することが可能な複合電子部品を提供することを目的とする。
本発明に係る複合電子部品は、互いに離間して配列された、セラミックコンデンサを含む複数の電子部品と、セラミックコンデンサを含む複数の電子部品それぞれの一方の端面に形成された外部電極に接続された接続部、及び該接続部から配列方向に延びる脚部を有する第1端子と、セラミックコンデンサを除く電子部品の他方の端面に形成された外部電極に接続された接続部、及び該接続部から配列方向に延びる脚部を有する第2端子と、セラミックコンデンサの他方の端面と交わる側面に形成された外部電極に接続された接続部、及び該接続部から配列方向に延びる脚部を有する第3端子とを備えることを特徴とする。
本発明に係る複合電子部品によれば、第1端子がセラミックコンデンサの一方の端面に接続され、第3端子が、他方の端面と交わるセラミックコンデンサの側面に接続される。すなわち、プリント基板等に実装されたときには、セラミックコンデンサが、第1端子及び第3端子によって、2方向(端面方向及び側面方向)から保持される。また、プリント基板等に実装される際には、セラミックコンデンサが、第1端子、及び第3端子の脚部を介して実装される。そのため、セラミックコンデンサの電歪効果によって発生し、プリント基板に伝達される振動を、2方向から吸収・抑制することができる。よって、電歪効果に起因して発生する振動音(鳴き)を低減することが可能となる。
本発明に係る複合電子部品では、セラミックコンデンサを除く電子部品が、インダクタであることが好ましい。
この場合、第1端子と第2端子との間にインダクタが接続され、第1端子と第3端子との間にセラミックコンデンサが接続される。そのため、プリント基板等に実装する際に、例えば、第1端子及び第2端子を信号ライン(又は電源ライン)にシリーズ接続し、第3端子3をグラウンド接続(シャント接続)することにより、LCフィルタを得ることができる。
本発明に係る複合電子部品では、第1端子、第2端子、及び第3端子それぞれが、板状に形成されていることが好ましい。
このようにすれば、第1端子は、その断面2次モーメントから、セラミックコンデンサの側面と直交する方向に剛性を有するとともに、端面と直交する方向に弾性変形し易くなる。同様に、第3端子は、セラミックコンデンサの端面と直交する方向に剛性を有するとともに、側面と直交する方向に弾性変形し易くなる。そのため、セラミックコンデンサからプリント基板に伝達される振動を、2方向からより効果的に吸収して抑制することができる。よって、電歪効果に起因して発生する振動音(鳴き)をより効果的に抑制することができる。
本発明に係る複合電子部品では、第1端子及び第2端子と比較して、第3端子の配列方向の長さが短くなるように形成されていることが好ましい。
このようにすれば、プリント基板等に実装されたときに、第3端子に接続されたセラミックコンデンサが、該セラミックコンデンサ以外の電子部品よりも、プリント基板の実装面近傍に配置される。そのため、セラミックコンデンサの電歪効果に起因する振動により、第3端子が変位したとしても、該第3端子とセラミックコンデンサ以外の電子部品との接触を防止することが可能となる。
本発明に係る複合電子部品では、第3端子と対をなし、セラミックコンデンサの上記側面と対向する側面に、第3端子と対向するように接続された第4端子をさらに備えることが好ましい。
この場合、第1端子がセラミックコンデンサの一方の端面に接続され、第3端子及び第4端子が、他方の端面と交わるセラミックコンデンサの両側面に接続される。すなわち、プリント基板等に実装されたときには、セラミックコンデンサが、第1端子、第3端子、及び第4端子によって、3つの面で保持される。よって、セラミックコンデンサの電歪効果によって発生し、プリント基板に伝達される振動を、より効果的に吸収して抑制することができる。
本発明によれば、セラミックコンデンサを含む複合電子部品において、電歪効果によって発生する振動音(鳴き)を低減することが可能となる。
実施形態に係る複合電子部品(LCフィルタ部品)の全体構成を示す斜視図である。 実施形態に係る複合電子部品(LCフィルタ部品)の構成を示す側面図である。 実施形態に係る複合電子部品(LCフィルタ部品)の構成を示す正面図である。 実施形態に係る複合電子部品(LCフィルタ部品)の構成を示す平面図である。 実施形態に係る複合電子部品(LCフィルタ部品)の等価回路を示す図である
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図において、同一要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
まず、図1〜図4を併せて用いて、実施形態に係る複合電子部品1の構成について説明する。なお、ここでは、複合電子部品1として、積層セラミックコンデンサとビーズインダクタとを含むLCフィルタ部品を例として説明をする。以下、複合電子部品1をLCフィルタ部品1という。図1は、LCフィルタ部品1の全体構成(外観)を示す斜視図である。また、図2,図3,図4それぞれは、LCフィルタ部品1の側面図、正面図、及び平面図である。
LCフィルタ部品1は、互いに離間されて配列された積層セラミックコンデンサ10と、ビーズインダクタ20とを有している。以下、積層セラミックコンデンサ10とビーズインダクタ20とが配列されている方向(図1では上下方向)を配列方向という。
積層セラミックコンデンサ(特許請求の範囲に記載のセラミックコンデンサに相当)10は、直方体状に形成されたチップ型の積層セラミックコンデンサである。積層セラミックコンデンサ10は、矩形に形成された複数の誘電体層と、複数の内部電極とが交互に積層されることにより構成された直方体状の積層体11と、該積層体11の両端部に形成された一対の外部電極17,18とを備えて構成されている。
誘電体層は、例えば、BaTiO3、CaTiO3、SrTiO3、CaZrO3などを主成分とする誘電体セラミックから形成されている。なお、これらの主成分にMn化合物、Fe化合物、Cr化合物、Co化合物、Ni化合物などの副成分が添加されていてもよい。また、内部電極は、例えば、Cu、Ni、Ag、Pd、Ag−Pd合金、Auなどから形成される。
積層セラミックコンデンサ10(積層体11)の両端部を覆うように形成された外部電極17,18それぞれは、積層体11の端面11a,11bから、該端面11a,11bと直交する側面11c,11d、下面11e、及び上面11fそれぞれにかけて回り込むように形成されている。なお、外部電極17,18は、例えば、金属メッキや金属ペーストの焼付け等により形成することができる。
ビーズインダクタ(特許請求の範囲に記載のインダクタに相当)20は、直方体状に形成されたチップ型のビーズインダクタである。ビーズインダクタ20は、矩形に形成された複数のフェライトシートと、複数のコイルパターンとが交互に積層されることにより構成され、内部に立体的なコイル構造が実現された直方体状の積層体21と、該積層体21の両端部に形成された一対の外部電極27,28とを備えて構成されている。
ビーズインダクタ20(積層体21)の両端部を覆うように形成された外部電極27,28それぞれは、積層体21の端面21a,21bから、該端面21a,21bと直交する側面21c,21d、下面21e、及び上面21fそれぞれにかけて回り込むように形成されている。なお、外部電極27,28は、例えば、金属メッキや金属ペーストの焼付け等により形成することができる。
積層セラミックコンデンサ10の一方の端面11a(外部電極17)、及びビーズインダクタ20の一方の端面21a(外部電極27)には第1端子30がはんだ81により接続されている。第1端子30は、矩形の平板状に形成された金属端子である。第1端子30は、外部電極17及び外部電極27と接続される接続部31と、該接続部31から配列方向に延びる脚部32とから構成されている。
脚部32の端部には、外向きにL字状に折り曲げられた基板接続部32bが形成されている。なお、脚部32の端部は内向きに折り曲げてもよい。脚部32は、該脚部32(基板接続部32b)がはんだ付けされることによりLCフィルタ部品1がプリント基板70に実装された場合に、LCフィルタ部品1とプリント基板70の実装面との間に所定の間隔(振動吸収を考慮した間隔)が保たれるように形成されている。
ビーズインダクタ20の他方の端面21b(外部電極28)には第2端子40がはんだ81により接続されている。第2端子40は、矩形の平板状に形成された金属端子である。第2端子40は、外部電極28と接続される接続部41と、該接続部41から配列方向に延びる脚部42とから構成されている。
脚部42の端部には、外向きにL字状に折り曲げられた基板接続部42bが形成されている。なお、脚部42の端部は内向きに折り曲げてもよい。脚部42は、該脚部42(基板接続部42b)がはんだ付けされることによりLCフィルタ部品1がプリント基板70に実装された場合に、LCフィルタ部品1とプリント基板70の実装面との間に所定の間隔が保たれるように形成されている。
積層セラミックコンデンサ10の他方の端面11bと直交する両側面11c,11d(外部電極18)には第3端子50、及び第4端子60がはんだ81,81により接続されている。すなわち、第3端子50と第4端子60とは、対をなし、積層セラミックコンデンサ10に形成された外部電極18の両側面に、互いに対向するように接続されている。
第3端子50、及び第4端子60は、矩形の平板状に形成された金属端子である。第3端子50は、外部電極28と接続される接続部51と、該接続部51から配列方向に延びる脚部52とから構成されている。同様に、第4端子60は、外部電極28と接続される接続部61と、該接続部61から配列方向に延びる脚部62とから構成されている。第3端子50、及び第4端子60は、第1端子30、第2端子40と比較して、配列方向の長さが短く形成されている。そのため、プリント基板70に実装されたときに、第3端子50、第4端子60に接続された積層セラミックコンデンサ10が、ビーズインダクタ20よりも、プリント基板70の実装面近傍に配置される。
第3電極50の脚部52の端部には、外向きにL字状に折り曲げられた基板接続部52bが形成されている。なお、脚部52の端部は内向きに折り曲げてもよい。同様に、第4電極60の脚部62の端部には、外向きにL字状に折り曲げられた基板接続部62bが形成されている。なお、脚部62の端部は内向きに折り曲げてもよい。脚部52及び脚部62は、該脚部52(基板接続部52b)及び脚部62(基板接続部62b)がはんだ付けされることによりLCフィルタ部品1がプリント基板70に実装された場合に、LCフィルタ部品1とプリント基板70の実装面との間に所定の間隔(振動吸収を考慮した間隔)が保たれるように形成されている。
なお、上述した第1〜第4端子30〜60それぞれは、例えば、Ni、Fe、Cu、Ag、Cr、又はこれらを主成分とする合金からなる金属板をプレス成型したものを用いることができる。また、第1〜第4端子30〜60の厚みは、例えば、0.05mm〜0.5mm程度とすることが好ましい。
上述したように、本実施形態によれば、第1端子30と第2端子40との間にインダクタ20が接続され、第1端子30と第3端子50、第4端子60との間に積層セラミックコンデンサ10が接続されている。そのため、プリント基板70に実装する際に、例えば、第1端子30及び第2端子40を信号ライン(又は電源ライン)にシリーズ接続し、第3端子50、第4端子60をグラウンド接続(シャント接続)することにより、図5に示されるようなLCフィルタ(LPF:Low Pass Filter)が得られる。一方、例えば、第1端子30及び第3端子50、第4端子60を信号ライン(又は電源ライン)にシリーズ接続し、第2端子40をグラウンド接続(シャント接続)することにより、HPF(High Pass Filter)が得られる。
また、上述したように、本実施形態によれば、第1端子30が積層セラミックコンデンサ10の一方の端面11aに接続され、第3端子50、第4端子60それぞれが、他方の端面11bと交わる積層セラミックコンデンサ10の両側面11c,11dに接続される。すなわち、プリント基板70に実装されたときには、積層セラミックコンデンサ10が、第1端子30及び第3端子50、第4端子60によって、2方向(端面方向及び側面方向)から保持される。また、プリント基板70に実装される際には、積層セラミックコンデンサ10が、第1端子30、及び第3端子50、第4端子60の脚部32,52,62を介して実装される。そのため、積層セラミックコンデンサ10の電歪効果によって発生し、プリント基板70に伝達される振動が、2方向から吸収・抑制される。よって、本実施形態によれば、電歪効果に起因して発生する振動音(鳴き)を低減することが可能となる。
本実施形態によれば、第1端子30が積層セラミックコンデンサ10の一方の端面11aに接続され、第3端子50及び第4端子60が、他方の端面11bと直交する積層セラミックコンデンサ10の両側面11c,11dに接続される。すなわち、プリント基板70に実装されたときには、積層セラミックコンデンサ10が、第1端子30、第3端子50、及び第4端子60によって、3つの面で保持される。よって、積層セラミックコンデンサ10の電歪効果によって発生し、プリント基板70に伝達される振動を、より効果的に吸収して抑制することができる。
また、本実施形態によれば、第1端子30、第2端子40、第3端子50、及び第4端子60それぞれが、矩形の板状に形成されている。そのため、第1端子30は、その断面2次モーメントから、積層セラミックコンデンサの側面11c,11dと直交する方向に剛性を有するとともに、端面11a,11bと直交する方向に弾性変形し易くなる。同様に、第3端子50、第4端子60は、積層セラミックコンデンサ10の端面11a,11bと直交する方向に剛性を有するとともに、側面11c,11dと直交する方向に弾性変形し易くなる。そのため、積層セラミックコンデンサ10からプリント基板70に伝達される振動を、2方向からより効果的に吸収して抑制することができる。よって、電歪効果に起因して発生する振動音(鳴き)をより効果的に抑制することができる。
また、本実施形態によれば、プリント基板70に実装されたときに、積層セラミックコンデンサ10及びビーズインダクタ20が、プリント基板70の実装面に対して垂直な方向に重ねて配置されるため、部品の実装面積を削減することが可能となる。
本実施形態によれば、第1端子30及び第2端子40と比較して、第3端子50、第4端子60の配列方向の長さが短くなるように形成されている。そのため、プリント基板70に実装されたときに、第3端子50、第4端子60に接続された積層セラミックコンデンサ10が、ビーズインダクタ20よりも、プリント基板70の実装面近傍に配置される。そのため、積層セラミックコンデンサ10の電歪効果に起因する振動により、第3端子50、第4端子60が変位したとしても、該第3端子30、第4端子60とビーズインダクタ20との接触を防止することが可能となる。
本実施形態によれば、第1端子30と第2端子40との間にビーズインダクタ20が接続され、第1端子30と第3端子50、第4端子60との間に積層セラミックコンデンサ60が接続される。そのため、プリント基板70に実装する際に、例えば、第1端子30及び第2端子40を信号ライン(又は電源ライン)にシリーズ接続し、第3端子50、第4端子60をグラウンド接続(シャント接続)することにより、LCフィルタ(LPF)を得ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、積層セラミックコンデンサ10とビーズインダクタ20とを組み合わせて用いたが、ビーズインダクタ20に代えて、他の電子部品、例えば、抵抗等の電子部品を用いてもよい。
上記実施形態では、第1〜4端子30〜60を、矩形の平板状に形成したが、積層セラミックコンデンサ10の電歪効果による振動を吸収できれば、第1〜4端子30〜60の形状は上記実施形態(矩形の平板状)には限られない。
上記実施形態では、第3端子50及び第4端子60を、積層セラミックコンデンサ10の両側面11c,11dに接続したが、いずれか一方の側面(11c又は11d)にのみ端子(第3端子50又は第4端子60)を接続する構成としてもよい。
上記実施形態では、積層セラミックコンデンサ10とビーズインダクタ20とを2段に重ねたが、積層セラミックコンデンサを含む3個以上の電子部品を3段以上に重ねてもよい。このようにすれば、例えば、Π型フィルタやT型フィルタ等を構成することもできる。
1 LCフィルタ部品
10 積層セラミックコンデンサ
11 積層体
11a,11b 端面
11c,11d 側面
17,18 外部電極
20 ビーズインダクタ
21 積層体
21a,21b 端面
21c,21d 側面
27,28 外部電極
30 第1端子
40 第2端子
50 第3端子
60 第4端子
31,41,51,61 接続部
32,42,52,62 脚部
70 プリント基板

Claims (5)

  1. 互いに離間して配列された、セラミックコンデンサを含む複数の電子部品と、
    前記セラミックコンデンサを含む複数の電子部品それぞれの一方の端面に形成された外部電極に接続された接続部、及び該接続部から前記配列方向に延びる脚部を有する第1端子と、
    前記セラミックコンデンサを除く電子部品の他方の端面に形成された外部電極に接続された接続部、及び該接続部から前記配列方向に延びる脚部を有する第2端子と、
    前記セラミックコンデンサの他方の端面と交わる側面に形成された外部電極に接続された接続部、及び該接続部から前記配列方向に延びる脚部を有する第3端子と、を備えることを特徴とする複合電子部品。
  2. 前記セラミックコンデンサを除く電子部品は、インダクタであることを特徴とする請求項1に記載の複合電子部品。
  3. 前記第1端子、第2端子、及び第3端子それぞれは、板状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の複合電子部品。
  4. 前記第3端子は、前記第1端子及び第2端子と比較して、前記配列方向の長さが短く形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の複合電子部品。
  5. 前記第3端子と対をなし、前記セラミックコンデンサの前記側面と対向する側面に、前記第3端子と対向するように接続された第4端子をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の複合電子部品。
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