JP5992855B2 - カーテンエアバッグ装置及びその取付け構造 - Google Patents

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本発明は、例えば車両側方からの衝突時、サイドドアに沿って車室内にエアバッグを展開させて乗員の頭部を保護するカーテンエアバッグ装置、及びそのカーテンエアバッグ装置のストラップ取付け構造に関するものである。
カーテンエアバッグ装置は、衝突などの高荷重が車両側方から作用した時、インフレータで発生させたガスにより、カーテン状のエアバッグをサイドドアに沿って車室内を鉛直下向きに展開させるものである。
このカーテン状のエアバッグは、例えばロール状に折り畳まれた状態で自動車のルーフサイドレールに取付けられ、ルーフサイドレールを覆うルーフヘッドライニングにより、反車室側に格納される。
そして、車両側方から高荷重が作用した時には、展開するエアバッグによりルーフヘッドライニングが車室内側に押されてその先端とピラートリムとの係合が外れ、先端側が車室内側に押し広げられてできた開口部からエアバッグが車室内にカーテン状に展開する。
ところで、車両側方からの衝突によって車両が横転する場合がある。このような横転時には、乗員がサイドドアガラスを破って車外に放り出される危険性がある。
そこで、車両進行方向前側に位置するエアバッグの端部(以下、前端部という。)にストラップを取付け、その反エアバッグ側の端部(以下、先端部という。)を車両のフロントピラーに連結している(特許文献1)。このようにすることで、展開したエアバッグに十分な張力が付与され、車両の横転時にも乗員を支持して乗員が車外に放り出されることを防止している。
前記ストラップとフロントピラーとの連結は、例えば図6に示すように、ストラップ1の先端部に取付けたブラケット1aを介して行っている。
図6に示すようなブラケット1aを介した連結構造の場合、ストラップ1の長さが短すぎるとストラップ1とフロントピラー2との連結ができなくなるので、ストラップ1の長さは、必要な長さよりも長くしている。従って、ストラップ1とフロントピラー2との連結を行った後は、図6に示すように、ストラップ1の中間部分が垂れ下がる場合がある。
エアバッグ装置の車両への取付け時に、前記のようにストラップの中間部分が垂れ下がると、フロントピラーをガーニッシュ(車両用内装材)で覆う時にストラップの垂れ下がり部を噛みこんでしまう場合がある。
ストラップの垂れ下がり部がガーニッシュに噛み込まれた場合、エアバッグの展開時にストラップが引っ掛かって正常な展開ができなくなる。従って、ガーニッシュの取付け時、作業者は慎重に前記ストラップの垂れ下がり部を噛み込まないようにしなければならなかった。
前記ガーニッシュの取付け作業の煩雑さは、近年、乗員の前方視界を一層良好にするために採用されている狭幅のフロントピラーの場合には特に顕著である。
特開2012−20719号公報 特開2010−95115号公報
本発明が解決しようとする問題点は、従来のストラップとフロントピラーとの連結構造の場合、ストラップの垂れ下り部をガーニッシュ内に格納する作業が煩雑であるという点である。
本発明は、このような観点に基づき、容易にかつ短時間でストラップの先端をフロントピラーに連結してフロントピラーを覆うガーニッシュ内にも容易に格納できるようにすることを目的とするものである。
すなわち、本発明は、
車両のルーフサイドレールを覆うルーフヘッドライニングの反車室側に配置され、緊急時、インフレータで発生させたガスによりサイドドアに沿って車室内をカーテン状に展開するエアバッグと、
車両のフロントピラーを覆うガーニッシュの内部に配置され、基端部が前記エアバッグの車両前方部分と接合され、先端部が前記フロントピラーと連結可能なストラップと、
を備えたカーテンエアバッグ装置であって、
前記ストラップの車両前方方向の先端側には、前記フロントピラーに当該ストラップを係止する係止手段を有し、
前記係止手段は、
前記ストラップの前記先端側の先端部を折り返して、この折り返した前記先端部を折り返していないストラップ部分と接合する第1接合部と、前記ストラップの前記折り返し部側を接合する第2接合部を形成することで、ストラップの車両前方方向の先端部に設けられるループと、
前記ループに挿通される被保持部を備えるブラケットと、
を含み、
前記ループは、ループ部の長さがストラップ部の長さの公差以上で、前記第1接合部に近づくほど、折り返されたストラップ部分と折り返していないストラップ部分の間が徐々に狭くなるように構成される挟持部を備え、
前記ループを前記エアバッグから遠ざかる方向に引っ張ることにより、前記ブラケットの前記被保持部を前記挟持部で挟んで、前記ブラケットに前記ストラップを保持させることを最も主要な特徴としている。
また、本発明は、
車両のルーフサイドレールを覆うルーフヘッドライニングの反車室側に配置され、緊急時、インフレータで発生させたガスによりサイドドアに沿って車室内をカーテン状に展開するエアバッグと、
車両のフロントピラーを覆うガーニッシュの内部に配置され、基端部が前記エアバッグの車両前方部分と接合され、先端部が前記フロントピラーと連結可能なストラップと、
を備えたカーテンエアバッグ装置のストラップ取付け構造であって、
前記ストラップの前記先端側の先端部を折り返して、この折り返した前記先端部を折り返していないストラップ部分と接合する第1接合部と、前記ストラップの前記折り返し部側を接合する第2接合部を形成することで、ストラップの車両前方方向の先端部に設けられるループと、
フロントピラーに設けられ、前記ループに挿通される被保持部を備えるフック部と、
を含み、
前記ループは、ループ部の長さがストラップ部の長さの公差以上で、前記第1接合部に近づくほど、折り返されたストラップ部分と折り返していないストラップ部分の間が徐々に狭くなるように構成される挟持部を備え、
前記フロントピラーに前記ストラップを係止する際に、前記ループを前記エアバッグから遠ざかる方向に引っ張ることにより、前記フック部の前記被保持部を前記挟持部で挟んで、前記ストラップを車両に取付けることを最も主要な特徴としている。
本発明では、ブラケット或いはフック部の被保持部をストラップの車両前方方向の先端部に設けたループ内に位置させた状態で、ストラップをエアバッグから遠ざかる方向に引っ張るだけで、ストラップの途中部分や先端部の垂れ下がりを防止できる。
この際、前記ループは、接合部に近づくほど折り返されたストラップ部分と折り返していないストラップ部分の間が徐々に狭くなって、ストラップが保有する剛性により挟持部が被保持部を挟む力が大きくなるので、ストラップは所定位置に保持されることになる。
本発明では、車両前方方向の先端部に設けたループ内にブラケット或いはフック部の被保持部を位置させたストラップをエアバッグから遠ざかる方向に引っ張るだけで、途中部分や先端部が垂れ下がることなくストラップを保持することができる。
従って、ストラップとフロントピラーとの連結を容易にかつ短時間で行うことができ、しかもフロントピラーを覆うガーニッシュ内への格納も容易に行うことができる。また、エアバッグの展開時も、適切な長さのストラップがテンションを加えるので、カーテン状に展開したエアバッグ全体の乗員拘束性能が安定する。
すなわち、本発明では、エアバッグの展開方向や展開挙動を適切に規制し、最適な乗員拘束性能を発揮することができるようになる。
(a)は本発明のカーテンエアバッグ装置のストラップ取付け構造を示した図、(b)は(a)図のA部を拡大して示す概略斜視図である。 ストラップの車両前方方向の先端部に形成するループの長さを説明する図である。 (a)(b)は本発明のカーテンエアバッグ装置のストラップ取付け構造を構成するストラップをフロントピラーのフック部に係止して位置決めする際の態様を、順を追って示した図である。 本発明のカーテンエアバッグ装置の要部を示した図で、(a)は車外側から見た斜視図、(b)は車内側から見た斜視図、(c)は車内側から見た側面図である。 (a)(b)は本発明のカーテンエアバッグ装置のストラップ取付け構造を構成するフロントピラーのフック部の他の例を示した図である。 カーテンエアバッグ装置の車両への格納時におけるストラップのフロントピラーへの締結構造を説明する図である。
本発明では、容易にかつ短時間でストラップの先端をフロントピラーに連結してフロントピラーを覆うガーニッシュ内にも格納可能にするという目的を、ストラップの先端部を折り返して接合し、ストラップの先端部にループを形成することで実現した。
以下、本発明のカーテンエアバッグ装置のストラップ取付け構造を図1〜図3を用いて説明すると共に、図4を用いて本発明のカーテンエアバッグ装置を説明する。
本発明は、インフレータ3から噴出する高圧ガスによってカーテン状に展開し、着座した乗員の頭部を保護するエアバッグ4と、このエアバッグ4の車両前方部分をフロントピラー2に係止するストラップ1を備えた構成のカーテンエアバッグ装置である。
前記エアバッグ4は、車両の高さ方向へロール状に折り畳まれて長尺にされた状態で、図1(a)に示すように、前記インフレータ3と共に、車室のルーフサイドレール5に取付けられ、ルーフヘッドライニング(図示省略)によって覆われる。なお、図1(a)中の4aはエアバッグ4のルーフサイドレール5への取付け部を示す。
そして、車両側方からの衝突などによって車体側部に所定値以上の高荷重が作用した場合に、センサからの信号を受けてインフレータ3から高圧ガスが噴出し、ダクトを介してチャンバー に供給されることでエアバッグ4がカーテン状に展開する。
本発明は、前記展開したエアバッグ4に十分な張力を与えて、仮に車両が横転した時でも乗員を安定して拘束するための前記ストラップ1を、例えば図1(b)のように形成し、フロントピラー2のフック2aに取付けるようにしたものである。
図1に示した実施例は、帯状のストラップ1を採用した場合の例で、その先端側の先端部を折り返して、この折り返した先端部の面と折り返していないストラップ部分の面同士を当接させて接合、例えば縫製6aしている。図1では、前記縫製6aによる第1接合部に加えて、折り返し部も縫製6bして接合する第2接合部を形成することで、ストラップ1の先端部に、例えばストラップ1の長さの公差の長さを有するループ7を形成している。
前記ストラップ1の長さとは、ストラップ1が取付けられたエアバッグ4が折り畳まれた状態で、当該エアバッグ4のストラップ1が取付けられた側の端からストラップ1のループ7の先端部までの長さ、若しくは、車両への前記取付け時におけるエアバッグ4の車両前方部分と、フロントピラー2に取付けた例えばフック2aの幅中心位置の間の長さ(L1)など、それぞれの規格、仕様によって決められる長さを言う(図1(b)参照)。ストラップ1の長さの公差とは、前記のようにして決められたストラップの長さの誤差の範囲を示し、許容される最大長さ寸法と、最小長さ寸法との差になる。
また、前記ループ7のループ部の長さL2とは、図2に示すように、ループ7を形成するストラップ1の折り返した先端部の面と折り返さない部分の面同士が当接状態にある場合の、両縫製6a,6bの内側部分の長さを言う。
以下、上記構成の本発明のカーテンエアバッグ装置のストラップ取付け構造におけるインフレータ3及びエアバッグ4を車両に取付けた後、ストラップ1をフロントピラー2のフック2aに取付ける手順を、図3を用いて説明する。
先ず、エアバッグ4を車両の高さ方向へロール状に折り畳んで長尺にした状態で、インフレータ3と共に、車室のルーフサイドレール5に取付ける(図1(a)参照)。
次に、作業者が、前記ルーフサイドレール5に取付けたエアバッグ4の車両前方部分に連結したストラップ1の縫製6b位置より先端側部分(つかみ代)を持って、先端部に形成したループ7をフロントピラー2のフック2aに挿通する(図3(a)参照)。
その後、ストラップ1の途中部分が垂れ下らないようになるまで、ストラップ1の前記先端側部分を反エアバッグ方向に引っ張る(図3(b)参照)。
ループ7は、縫製6a部に近づくほど接合した両ストラップ1間の間隔が狭くなって、ストラップ1が保有する剛性によりループ7がフック2aを挟む力が大きくなる。以下、両ストラップ1間の間隔が狭くなる部分を挟持部8という。従って、ストラップ1は、図3(b)の状態で、前記挟持部8の作用によって所定位置に保持され、先端部が垂れ下ることもない。
この際、ストラップ1を所定位置で保持するためには、前記フック2aとフロントピラー2の表面との間隔dを、ストラップ1の厚みよりも若干小さい程度とすることが望ましい。
上記図1〜図3を用いて説明した本発明のカーテンエアバッグ装置のストラップ取付け構造に代えて、図4に示すようなカーテンエアバッグ装置としても同様の作用効果を奏することができる。
すなわち、エアバッグ側に挿通孔9aを、反エアバッグ側にフロントピラー2との連結部9b、例えばピンの挿入孔を有するブラケット9を、ストラップ1の先端部に形成する前記ループ7に取付ける。この取付けは、ストラップ1の先端部にループ7を形成する際に、前記挿通孔9aにストラップ1の先端側を通して折り返し、この折り返した先端部の面と折り返していないストラップ部分の面同士を当接させて縫製6aすることによって行う。
この本発明のカーテンエアバッグ装置の場合、ストラップ1の先端側部分を反エアバッグ方向に引っ張って、ブラケット9の挿通孔9aよりエアバッグ側の被保持部9cを挟持部8で挟んで、ストラップ1を保持させておく。この保持により、ブラケット9の連結部9bをフロントピラー2に連結した時の、ストラップ1の途中部分の垂れ下りを防止できる。
この場合、前記ブラケット9の前記挿通孔9aの最大孔部の内径βを、ストラップ1の幅αよりも小さくしておくことで、ストラップ1の保持力を高めることができ、途中部分の垂れ下り防止をより確実に行うことができる。
本発明は上記の例に限らず、各請求項に記載された技術的思想の範疇に含まれるものであれば、適宜実施の形態を変更しても良いことは言うまでもない。
すなわち、図1〜図3で説明した実施例は、本発明の好ましい例であって、これ以外の実施態様も、各種の方法で実施または遂行できる。特に本願明細書中に限定する主旨の記載がない限り、本発明は添付図面に示した詳細な部品の形状、大きさ、および構成配置等に制約されるものではない。また、本願明細書の中に用いられた表現および用語は、説明を目的としたもので、特に限定される主旨のない限り、それに限定されるものではない。
例えば上記の例では、ストラップ1の折り返した先端部と折り返さない部分との接合を縫製によって行うものを示したが、溶着等によって接合してもよい。また、ストラップ1の先端部と折り返し部の2カ所で接合しているが、先端部だけを接合し、折り返し部は接合しないものでも良い。
また、ストラップ1の断面形状も、ストラップ1の折り返した先端部と折り返さない部分とが接合できるものでれば、帯状に限らず円形状でも楕円形状でも良い。
また、フロントピラー2に取付けるフック2aは、図1及び図3に示したような、ループ7に挿通される被保持部を備えただけのフック2aに限らない。例えば図5(a)に示すように、フック2aの被保持部2aaの反エアバッグ4側の近傍に、ループ7を形成するストラップ1のフック2aへの押し付けを補助する押し付け片2abを、被保持部2aaと略同じ高さ方向位置にも形成したものでもよい。この押し付け片2abを形成した場合、ストラップ1の所定位置での保持状態がさらに良好になる。
また、ループ7のループ部の長さL2は、ストラップ1の長さの公差以上であればよいが、ストラップの所定位置での保持力を考えれば、ストラップ1の長さの公差に近い方がよい。
また、図5(b)に示すように、ストラップ1の先端部に形成したループ7に挿入する、ブラケット9のエアバッグ側に設ける構成は、挿通孔9aに代えてフック部9dを設けたものでも良い。この場合、ブラケット9を車両に取付けるタイミングがいつでも良くなり、工程設計に合わせてストラップのフロントピラー2への取付けができる。
本発明のカーテンエアバッグ装置及びそのストラップ係止構造は、自動車だけでなく航空機や船舶等のサイドウィンドウ部に設置することも可能であり、同様な効果が発揮される。
1 ストラップ
2 フロントピラー
2a フック
2aa 被保持部
3 インフレータ
4 エアバッグ
5 ルーフサイドレール
縫製(第1接合部)
6b 縫製(第2接合部)
7 ループ
8 挟持部
9 ブラケット
9a 挿通孔
9b 連結部
9c 被保持部

Claims (7)

  1. 車両のルーフサイドレールを覆うルーフヘッドライニングの反車室側に配置され、緊急時、インフレータで発生させたガスによりサイドドアに沿って車室内をカーテン状に展開するエアバッグと、
    車両のフロントピラーを覆うガーニッシュの内部に配置され、基端部が前記エアバッグの車両前方部分と接合され、先端部が前記フロントピラーと連結可能なストラップと、
    を備えたカーテンエアバッグ装置であって、
    前記ストラップの車両前方方向の先端側には、前記フロントピラーに当該ストラップを係止する係止手段を有し、
    前記係止手段は、
    前記ストラップの前記先端側の先端部を折り返して、この折り返した前記先端部を折り返していないストラップ部分と接合する第1接合部と、前記ストラップの前記折り返し部側を接合する第2接合部を形成することで、ストラップの車両前方方向の先端部に設けられるループと、
    前記ループに挿通される被保持部を備えるブラケットと、
    を含み、
    前記ループは、ループ部の長さがストラップ部の長さの公差以上で、前記第1接合部に近づくほど、折り返されたストラップ部分と折り返していないストラップ部分の間が徐々に狭くなるように構成される挟持部を備え、
    前記ループを前記エアバッグから遠ざかる方向に引っ張ることにより、前記ブラケットの前記被保持部を前記挟持部で挟んで、前記ブラケットに前記ストラップを保持させることを特徴とするカーテンエアバッグ装置。
  2. 前記ブラケットは、エアバッグ側に前記ストラップを通す挿通孔を、反エアバッグ側にはフロントピラーとの連結部を有し、
    前記被保持部は、前記ブラケット内の前記挿通孔からエアバッグ側端部の間のブラケットの少なくとも一部分であることを特徴とする請求項1に記載のカーテンエアバッグ装置。
  3. 前記ブラケットの前記挿通孔の孔部の内径は、前記ストラップの幅よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載のカーテンエアバッグ装置。
  4. 前記ブラケットは、エアバッグ側に前記被保持部となるフック部を、反エアバッグ側にはフロントピラーとの連結部を有することを特徴とする請求項1に記載のカーテンエアバッグ装置。
  5. 前記ストラップは帯状であり、帯の面同士を接合したものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のカーテンエアバッグ装置。
  6. 車両のルーフサイドレールを覆うルーフヘッドライニングの反車室側に配置され、緊急時、インフレータで発生させたガスによりサイドドアに沿って車室内をカーテン状に展開するエアバッグと、
    車両のフロントピラーを覆うガーニッシュの内部に配置され、基端部が前記エアバッグの車両前方部分と接合され、先端部が前記フロントピラーと連結可能なストラップと、
    を備えたカーテンエアバッグ装置のストラップ取付け構造であって、
    前記ストラップの前記先端側の先端部を折り返して、この折り返した前記先端部を折り返していないストラップ部分と接合する第1接合部と、前記ストラップの前記折り返し部側を接合する第2接合部を形成することで、ストラップの車両前方方向の先端部に設けられるループと、
    フロントピラーに設けられ、前記ループに挿通される被保持部を備えるフック部と、
    を含み、
    前記ループは、ループ部の長さがストラップ部の長さの公差以上で、前記第1接合部に近づくほど、折り返されたストラップ部分と折り返していないストラップ部分の間が徐々に狭くなるように構成される挟持部を備え、
    前記フロントピラーに前記ストラップを係止する際に、前記ループを前記エアバッグから遠ざかる方向に引っ張ることにより、前記フック部の前記被保持部を前記挟持部で挟んで、前記ストラップを車両に取付けることを特徴とするカーテンエアバッグ装置のストラップ取付け構造。
  7. 前記ストラップは帯状であり、帯の面同士を接合したものであることを特徴とする請求項6に記載のカーテンエアバッグ装置のストラップ取付け構造。
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