JP2014189255A - カーテンエアバッグ装置及びその取付け構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インフレータ3で発生させたガスにより展開するエアバッグ4と、基端部がエアバッグ4の車両前方部分と接合され、先端部がフロントピラー2と連結可能なストラップ1を備えたカーテンエアバッグ装置のストラップ取付け構造である。ストラップ1の先端側を折り返して、この折り返した先端部を折り返していないストラップ部分と接合してストラップ1の先端部にループ7を形成する。フロントピラー2にループ7に挿通される被保持部2aaを備えるフック2aを設ける。ループ7は、接合部に近づくほど、ストラップ1の折り返した部分と折り返していない部分の間が徐々に狭くなる挟持部8を備える。フロントピラー2へのストラップ1の係止時、ループ7をエアバッグ4から遠ざかる方向に引っ張ってフック2aの被保持部2aaを挟持部8で挟む。
【選択図】図1
Description
車両のルーフサイドレールを覆うルーフヘッドライニングの反車室側に配置され、緊急時、インフレータで発生させたガスによりサイドドアに沿って車室内をカーテン状に展開するエアバッグと、
車両のフロントピラーを覆うガーニッシュの内部に配置され、基端部が前記エアバッグの車両前方部分と接合され、先端部が前記フロントピラーと連結可能なストラップと、
を備えたカーテンエアバッグ装置であって、
前記ストラップの車両前方方向の先端側には、前記フロントピラーに当該ストラップを係止する係止手段を有し、
前記係止手段は、
前記ストラップの前記先端側の先端部を折り返して、この折り返した前記先端部を折り返していないストラップ部分と接合する接合部を形成することで、ストラップの車両前方方向の先端部に設けられるループと、
前記ループに挿通される被保持部を備えるブラケットと、
を含み、
前記ループは、前記接合部に近づくほど、折り返されたストラップ部分と折り返していないストラップ部分の間が徐々に狭くなるように構成される挟持部を備え、
前記ループを前記エアバッグから遠ざかる方向に引っ張ることにより、前記ブラケットの前記被保持部を前記挟持部で挟んで、前記ブラケットに前記ストラップを保持させることを最も主要な特徴としている。
車両のルーフサイドレールを覆うルーフヘッドライニングの反車室側に配置され、緊急時、インフレータで発生させたガスによりサイドドアに沿って車室内をカーテン状に展開するエアバッグと、
車両のフロントピラーを覆うガーニッシュの内部に配置され、基端部が前記エアバッグの車両前方部分と接合され、先端部が前記フロントピラーと連結可能なストラップと、
を備えたカーテンエアバッグ装置のストラップ取付け構造であって、
前記ストラップの前記先端側の先端部を折り返して、この折り返した前記先端部を折り返していないストラップ部分と接合する接合部を形成することで、ストラップの車両前方方向の先端部に設けられるループと、
フロントピラーに設けられ、前記ループに挿通される被保持部を備えるフック部と、
を含み、
前記ループは、前記接合部に近づくほど、折り返されたストラップ部分と折り返していないストラップ部分の間が徐々に狭くなるように構成される挟持部を備え、
前記フロントピラーに前記ストラップを係止する際に、前記ループを前記エアバッグから遠ざかる方向に引っ張ることにより、前記フック部の前記被保持部を前記挟持部で挟んで、前記ストラップを車両に取付けることを最も主要な特徴としている。
2 フロントピラー
2a フック
2aa 被保持部
3 インフレータ
4 エアバッグ
5 ルーフサイドレール
6a,6b 縫製
7 ループ
8 挟持部
9 ブラケット
9a 挿通孔
9b 連結部
9c 被保持部
Claims (11)
- 車両のルーフサイドレールを覆うルーフヘッドライニングの反車室側に配置され、緊急時、インフレータで発生させたガスによりサイドドアに沿って車室内をカーテン状に展開するエアバッグと、
車両のフロントピラーを覆うガーニッシュの内部に配置され、基端部が前記エアバッグの車両前方部分と接合され、先端部が前記フロントピラーと連結可能なストラップと、
を備えたカーテンエアバッグ装置であって、
前記ストラップの車両前方方向の先端側には、前記フロントピラーに当該ストラップを係止する係止手段を有し、
前記係止手段は、
前記ストラップの前記先端側の先端部を折り返して、この折り返した前記先端部を折り返していないストラップ部分と接合する接合部を形成することで、ストラップの車両前方方向の先端部に設けられるループと、
前記ループに挿通される被保持部を備えるブラケットと、
を含み、
前記ループは、前記接合部に近づくほど、折り返されたストラップ部分と折り返していないストラップ部分の間が徐々に狭くなるように構成される挟持部を備え、
前記ループを前記エアバッグから遠ざかる方向に引っ張ることにより、前記ブラケットの前記被保持部を前記挟持部で挟んで、前記ブラケットに前記ストラップを保持させることを特徴とするカーテンエアバッグ装置。 - 前記ブラケットは、エアバッグ側に前記ストラップを通す挿通孔を、反エアバッグ側にはフロントピラーとの連結部を有し、
前記被保持部は、前記ブラケット内の前記挿通孔からエアバッグ側端部の間のブラケットの少なくとも一部分であることを特徴とする請求項1に記載のカーテンエアバッグ装置。 - 前記ブラケットの前記挿通孔の孔部の内径は、前記ストラップの幅よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載のカーテンエアバッグ装置。
- 前記ブラケットは、エアバッグ側に前記被保持部となるフック部を、反エアバッグ側にはフロントピラーとの連結部を有することを特徴とする請求項1に記載のカーテンエアバッグ装置。
- 前記ループを形成するストラップの折り返し部側も接合することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のカーテンエアバッグ装置。
- 前記ストラップは帯状であり、帯の面同士を接合することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のカーテンエアバッグ装置。
- 前記ループ部の長さは、ストラップ部の長さの公差以上であることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のカーテンエアバッグ装置。
- 車両のルーフサイドレールを覆うルーフヘッドライニングの反車室側に配置され、緊急時、インフレータで発生させたガスによりサイドドアに沿って車室内をカーテン状に展開するエアバッグと、
車両のフロントピラーを覆うガーニッシュの内部に配置され、基端部が前記エアバッグの車両前方部分と接合され、先端部が前記フロントピラーと連結可能なストラップと、
を備えたカーテンエアバッグ装置のストラップ取付け構造であって、
前記ストラップの前記先端側の先端部を折り返して、この折り返した前記先端部を折り返していないストラップ部分と接合する接合部を形成することで、ストラップの車両前方方向の先端部に設けられるループと、
フロントピラーに設けられ、前記ループに挿通される被保持部を備えるフック部と、
を含み、
前記ループは、前記接合部に近づくほど、折り返されたストラップ部分と折り返していないストラップ部分の間が徐々に狭くなるように構成される挟持部を備え、
前記フロントピラーに前記ストラップを係止する際に、前記ループを前記エアバッグから遠ざかる方向に引っ張ることにより、前記フック部の前記被保持部を前記挟持部で挟んで、前記ストラップを車両に取付けることを特徴とするカーテンエアバッグ装置のストラップ取付け構造。 - 前記ループを形成するストラップの折り返し部側も接合することを特徴とする請求項8に記載のカーテンエアバッグ装置のストラップ取付け構造。
- 前記ストラップは帯状であり、帯の面同士を接合することを特徴とする請求項8または9に記載のカーテンエアバッグ装置のストラップ取付け構造。
- 前記ループ部の長さは、ストラップ部の長さの公差以上であることを特徴とする請求項8〜10の何れかに記載のカーテンエアバッグ装置のストラップ取付け構造。
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JP2013069620A JP5992855B2 (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | カーテンエアバッグ装置及びその取付け構造 |
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JP2013069620A JP5992855B2 (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | カーテンエアバッグ装置及びその取付け構造 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111918794A (zh) * | 2018-04-09 | 2020-11-10 | 奥托立夫开发公司 | 安全气囊装置 |
US20220306032A1 (en) * | 2019-07-01 | 2022-09-29 | Autoliv Development Ab | Safety airbag assembly |
Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JP2006088844A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | Honda Motor Co Ltd | 車両用乗員保護装置 |
JP2007145218A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Honda Motor Co Ltd | 車両のエアバッグ装置 |
-
2013
- 2013-03-28 JP JP2013069620A patent/JP5992855B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111918794B (zh) * | 2018-04-09 | 2022-10-18 | 奥托立夫开发公司 | 安全气囊装置 |
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US11766979B2 (en) * | 2019-07-01 | 2023-09-26 | Autoliv Development Ab | Safety airbag assembly with connecting member |
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---|---|
JP5992855B2 (ja) | 2016-09-14 |
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