JP2018127139A - カーテンエアバッグ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、カーテンエアバッグ装置の初期状態について、図1を参照して以下に説明する。図1は、車両に取り付けられた実施形態のカーテンエアバッグ装置の初期状態を示す模式図である。なお、図1では、車両側壁を車内側から見た状態が図示されている。ここで、カーテンエアバッグ装置の初期状態とは、エアバッグが膨張展開を開始する前の状態を意味する。
カーテンエアバッグ装置1の収納時(初期状態)における、エアバッグ20の折り畳まれ方について、図4〜8を参照して以下に説明する。図4は、実施形態のカーテンエアバッグ装置の収納時におけるエアバッグの折り畳み手順を示し、図1中の線分X1−X2に対応する部分の断面模式図である。図5は、実施形態のカーテンエアバッグ装置の収納時においてエアバッグが折り畳まれた状態を示し、図1中の線分X1−X2に対応する部分の断面模式図である。図6は、実施形態のカーテンエアバッグ装置の収納時におけるエアバッグの折り畳み手順を示し、図1中の線分Y1−Y2に対応する部分の断面模式図である。図7は、実施形態のカーテンエアバッグ装置の収納時においてエアバッグが折り畳まれた状態を示し、図1中の線分Y1−Y2に対応する部分の断面模式図である。図8は、実施形態のカーテンエアバッグ装置の展開状態において、収納時に形成されるロール折部及びフリップ折部の位置を示す模式図である。なお、図4〜7では、車両前後方向から見た状態が図示されている。また、図6、7中の規制部材30としては、図2中の第1テザー31が図示されており、第2テザー32は省略されている。これは、以降で示される、図1中の線分Y1−Y2に対応する部分の断面図についても同様である。
図4(a)及び図6(a)に示すように、袋状体のエアバッグ20を、下縁から上縁に向かって、第2基布27が外側となるように車外側にロール状に折り畳み、巻き取る。ここで、エアバッグ20をロール状に折り畳む回数は特に限定されず、1回のみであってもよいし、図4(a)及び図6(a)に示すように複数回(例えば、6回)であってもよい。
図4(b)及び図6(b)に示すように、巻き取ったロールの下半分を、ロールの巻き取り方向とは逆方向である車内側に折り曲げることで、U字状の断面を有するロール折部29が形成される。
図4(c)及び図6(c)に示すように、エアバッグ20を、その上縁とロール折部29との間で、第2基布27が内側となるように車内側に折り返し、すなわち、蛇腹状に折り畳み、折り畳み余剰部Eを設ける。ここで、エアバッグ20を折り返す(蛇腹状に折り畳む)回数は特に限定されず、図4(c)及び図6(c)に示すように1回のみであってもよいし、複数回であってもよい。
図4(d)及び図6(d)に示すように、図4(c)及び図6(c)に示した折り畳み余剰部Eを、ロール折部29の下部に巻き付ける(重ねる)ことで、フリップ折部(蛇腹折部)28が形成される。
エアバッグ20の展開挙動について、図9、10を参照して以下に説明する。図9は、実施形態のカーテンエアバッグ装置におけるエアバッグの展開挙動を示し、図1中の線分X1−X2に対応する部分の断面模式図である。図10は、実施形態のカーテンエアバッグ装置におけるエアバッグの展開挙動を示し、図1中の線分Y1−Y2に対応する部分の断面模式図である。なお、図10で示された断面は、エアバッグ20の固定布22がフロントピラー52に固定された位置に対応している。
図9(a)及び図10(a)に示すように、カーテンエアバッグ装置1の初期状態において、折り畳まれた状態のエアバッグ20は、車両側壁(ルーフサイドレール51及びフロントピラー52)と内装材(天井材51A及びフロントピラートリム52A)との間に形成された空間、すなわち、車両側壁の収納部に収納されている。
カーテンエアバッグ装置1が、例えば、車両50の側面衝突を検知して作動すると、インフレータ10からガスが発生する。そして、インフレータ10から発生したガスが、エアバッグ20の上縁に配置されているガス導入部21に導入されると、規制部材30の基端部35が接合されている部位よりもガスの上流側では、フリップ折部28とロール折部29の上端部(外周部分)とが膨張し、それらの折り畳みが解ける。その結果、エアバッグ20の折り畳みが解けた部分によって、内装材(天井材51A及びフロントピラートリム52A)が押し開けられ、車両側壁の収納部から車内に通じる開口が形成される。その後、ロール折部29がその外周部分側から中心部分側へと順次膨張しながら、エアバッグ20は押し開けられた開口から車内へと膨張展開し始める。このような膨張展開の流れについて、以下に詳しく説明する。
車両側壁の収納部から車内に降下したエアバッグ20は、図9(c)及び図10(c)に示すように、車内で更に膨張展開し、ロール折部29の折り畳みが更に解ける。この際、規制部材30にはテンションが発生しているため、膨張したエアバッグ20は車内側に押され、エアバッグ20の展開位置が制御される。
エアバッグ20の膨張展開が図9(c)及び図10(c)に示した状態よりも進行すると、規制部材30がロール折部29に巻き込まれた状態から解放され、エアバッグ20は、図9(d)及び図10(d)に示すような状態となり、膨張展開が完了する。ここで、図9(d)及び図10(d)はいずれも、インフレータ10の作動から27〜29ms後の状態を示している。
10:インフレータ
11:バンド
20:エアバッグ(カーテンエアバッグ)
21:ガス導入部
22:固定布(タブ)
23:外周接合部
24:接合部
24a:連結接合部
25:開口
26:第1基布
27:第2基布
28:フリップ折部(蛇腹折部)
29:ロール折部
30:規制部材(テザー)
31:第1テザー
32:第2テザー
33:第3テザー
35:基端部
36:先端部
37:中間部
50:車両
51:ルーフサイドレール
51A:天井材
52:フロントピラー(Aピラー)
52A:フロントピラートリム
53:センターピラー(Bピラー)
53A:センターピラートリム
E:折り畳み余剰部
W:中間部の幅
Claims (3)
- 車両側壁の上方に内装材に覆われて収納されたカーテンエアバッグ装置であって、
ガスを発生させるインフレータと、
収納時に折り畳まれており、前記ガスによって前記車両側壁の上方から下方へ向かって膨張展開する袋状体のエアバッグと、
前記エアバッグと前記車両側壁とを連結する規制部材とを備え、
前記エアバッグは、前記袋状体を形成するように第1基布と第2基布とが接合された外周接合部と、前記エアバッグの上縁に配置され、かつ、前記ガスが導入されるガス導入部と、前記ガス導入部と前記袋状体の車両長手方向端部との間の前記外周接合部に囲まれた領域内に配置され、かつ、前記第1基布と前記第2基布とが接合された複数の接合部とを有し、
前記複数の接合部は、前記規制部材と接合された連結接合部を少なくとも含み、
前記規制部材は、前記袋状体の前記車両長手方向端部に近接する前記車両側壁の下方側に固定された先端部と、前記先端部よりも上方に位置する前記連結接合部に前記第1基布側から接合された基端部とを有し、
収納時に折り畳まれた状態の前記エアバッグは、前記袋状体の下縁から上縁に向かって前記第2基布が外側となるようにロール状に折り畳まれたロール折部を有し、
前記エアバッグが折り畳まれた状態において、前記規制部材は、前記基端部と前記先端部との間に、前記ロール折部とともに折り畳まれた中間部を有することを特徴とするカーテンエアバッグ装置。 - 請求項1に記載のカーテンエアバッグ装置であって、
前記中間部の幅は、前記ロール折部の一周分よりも短いことを特徴とするカーテンエアバッグ装置。 - 請求項1又は2に記載のカーテンエアバッグ装置であって、
前記エアバッグには、前記車両長手方向端部に開口が設けられており、
前記規制部材は、前記開口を通過していることを特徴とするカーテンエアバッグ装置。
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