JP5991889B2 - 固体撮像素子およびその製造方法、電子情報機器 - Google Patents

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本発明は、被写体からの画像光を光電変換して撮像する半導体素子で構成され、全画素読み出し方式などに適用される固体撮像素子およびその製造方法、この固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、監視カメラなどの画像入力カメラ、スキャナ装置、ファクシミリ装置、テレビジョン電話装置、カメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器に関する。
この種の従来の全画素読み出し方式のCCD固体撮像素子は、各受光部で入射光が光電変換されて信号電荷を生成した後にCCD構造の電化転送部に各受光部毎の信号電荷が読み出され、電化転送部に読み出された信号電荷は、互いに重ね合わされた3層の転送電極構造で4相駆動により垂直方向に順次電荷転送される。このことが特許文献1に記載されている。
図8は、特許文献1に開示されている従来の全画素読み出し方式のCCD固体撮像素子の要部構成例を示す平面図である。図8では、例えばインターライン転送(IT)型として構成された全画素読み出し方式のCCD固体撮像素子の撮像領域の要部を示している。図9(a)は、図8のA-A’線縦断面図、図9(b)は、図8のB-B’線縦断面図である。
図8において、従来のCCD固体撮像素子100は、マトリックス状に配列された複数の受光部101と、列方向の複数の受光部毎に対応してその信号電荷読出側に形成されたCCD構造の複数の垂直転送レジスタ102とを有する撮像領域103と、複数の垂直転送レジスタ102から電荷転送された各信号電荷を出力部側の水平方向に電荷転送するためのCCD構造の水平転送レジスタ(図示せず)とを有している。
垂直転送レジスタ102は、図9(a)に示すように、シリコン半導体基体104の転送チャネル領域上に、ゲート絶縁膜105を介して3層構造の転送電極106、即ち、第1層目の多結晶シリコン層からなる第1転送電極106Aおよび第3転送電極106Cと、第2層目の多結晶シリコン層からなる第2転送電極106Bと、第3層目の多結晶シリコン層からなる第4転送電極106Dが電荷転送方向(矢印Y)に沿って繰り返し配列されて構成されている。
ゲート絶縁膜105は、単層膜または多層膜で形成可能であり、例えばSiO2 膜単層のみの1層構造、もしくはSiO2 膜とSiN膜とSiO2 膜を順次積層した3層構造で形成することができる。これらの第1転送電極106A、第2転送電極106B、第3転送電極106Cおよび第4転送電極106Dの各間には層間絶縁膜107が形成されている。
これらの第1〜第4転送電極106A,106B,106Cおよび106Dは、夫々複数列の垂直転送レジスタ102に対して共通となるように、垂直方向に隣り合う受光部101間を横方向に横切って帯状に形成されている。
1画素(受光部101)当たり4つの転送電極106A,106B,106Cおよび106Dが対応するように垂直転送レジスタ102を形成しているが、この4つの転送電極106のうち1つ置きの第1および第3の転送電極106Aおよび106Cを第1層目の多結晶シリコン層で形成し、一方の1つ置きの第1層目電極間、即ち、第1および第3の転送電極106Aおよび106C間に第2層目の多結晶シリコン層からなる第2転送電極106Bを形成し、他方の1つ置きの第1層目転送電極間、即ち第3および第1の転送電極106Cおよび106A間に第3層目の多結晶シリコン層からなる第4転送電極106Dを形成している。
また、垂直方向に隣り合う受光部101間では、図8および図9(b)に示すように、第1層目の多結晶シリコン層による2つの転送電極、即ち第1転送電極106Aと第3転送電極106Cが間隙d1 を置いて互に並列するようにして左右方向に形成され、この並列する2つの転送電極106Aおよび106C上に跨がるように、第2転送電極106Bおよびその上の第4転送電極106Dが重ねられて形成されている。
この従来の固体撮像素子100では、垂直転送レジスタ102の1画素に対応する4つの転送電極106A,106B,106Cおよび106Dに図10に示す4相の垂直駆動パルスφV1 ,φV2 ,φV3 およびφV4 が印加されて、4相駆動によって全画素読み出しが行われている。
以上のように、3層の転送電極106A,106B,106Cおよび106Dで4相駆動の全画素読み出し方式に適用される従来の固体撮像素子100において、第1層目の転送電極106Aおよび106Cが垂直電荷転送方向に沿って1つ置きに同層で配列され、上下方向の受光部101間で第1層目の転送電極106Aおよび106Cが2本並列して横方向に形成される構造とすることにより、転送電極106A,106B,106Cおよび106Dの加工ばらつきにかかわらず2相分の各転送領域の蓄積電荷容量の均一化、受光部面積の増大化などを図ることができる。
図11は、特許文献2に開示されている従来のCCD固体撮像素子の要部構成例を示す縦断面図である。図11では、電荷転送方向に直交する方向に伸びる電極および配線部分の断面構成図である。
図11において、従来のCCD固体撮像素子200は、n型のシリコン基板(以下、基板201という)の上部にp型ウェル202が形成されている。p型ウェル202はオーバーフローバリアを形成している。p型ウェル202内の表面側には受光部203が設けられている。受光部203はn型の信号電荷蓄積領域204とその上のp型の正孔蓄積領域205で構成されている。信号電荷蓄積領域204に対して読み出し側とは反対側にp型のチャネルストップ領域206が形成されている。
隣接する信号電荷蓄積領域204間のp型のチャネルストップ領域206上にはゲート絶縁膜207を介して第1転送電極208、第1駆動配線209および第2駆動配線210の3層が重ねられて形成されている。これらの第1転送電極208、第1駆動配線209および第2駆動配線210の各間および上部には絶縁膜211がそれぞれ形成されている。第1駆動配線209は第2転送電極と接続されて兼用されており、第2駆動配線210は第3転送電極と接続されて兼用されている。
この絶縁膜211上を覆うように遮光膜212が形成されており、信号電荷蓄積領域204の上方を光入射窓として遮光膜212に開口部212aが形成されている。
特開2000−232217号公報 特開2007−35950号公報
1つの画素を3枚の転送電極で構成する3相駆動方式において転送電極の加工ばらつきにより、取り扱い電荷量が減ることが問題となっていたが、特許文献1に開示されている上記従来のCCD固体撮像素子100では、4相駆動の4枚の転送電極106A,106B,106Cおよび106Dのうち、第1層目で1つ置きに2つの転送電極106Aおよび106Cを配置する構造によって、その上に配置されるその他の2つの転送電極106Bおよび106Dの加工工程が複雑化して加工ばらつきにもかかわらず蓄積電荷容量の均一化、受光部面積の増大化を図っている。ところが、3層の転送電極06A,106B,106Cおよび106Dを重ね合わせているために寄生容量が増大している。特に、高速駆動時に、3層の転送電極06A,106B,106Cおよび106Dに4相の垂直駆動パルスφV1 ,φV2 ,φV3 およびφV4 を印加しても、増大した寄生容量のために電圧の立ち上がりタイミングが遅れてバリアの立ち下がりが遅れて垂直電荷転送で電荷残りが生じるなどの波形なまりによる電荷転送劣化が起こるという問題があった。
また、特許文献1に開示されている上記従来のCCD固体撮像素子100では、受光部周囲のデバイスの構造が高くなって周囲からの斜めの入射光が受光部に入射し難いという問題があった。さらに、画素数の増加などによって受光部上方の開口部面積自体も狭くなる傾向があり、受光感度を確保および向上が要望されている。
特許文献2に開示されている上記従来のCCD固体撮像素子200においても、第1転送電極208、第1駆動配線209および第2駆動配線210の3層が重ねられて形成されているために寄生容量が増大している。特に、高速駆動時に、増大した寄生容量のために電圧の立ち上がりタイミングが遅れてバリアの立ち下がりが遅れて垂直電荷転送で電荷残りが生じるなどの波形なまりによる電荷転送劣化が起こる。
また、第1転送電極208、第1駆動配線209および第2駆動配線210の3層が重ねられて形成されているために、受光部周囲のデバイスの構造が高くなって周囲からの斜めの入射光が受光部に入射し難いという問題があった。第1転送電極208を配線層としてポリシリコン層で形成されているとすれば、幅寸法が広くなっており、その分、受光部上方の開口部面積も狭くなって受光感度を確保および向上が困難になる。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、4相駆動の4枚の転送電極を1層構造で並べその上に金属配線を併用して並べることにより、配線幅を狭くしたり転送電極を重ねないことなどから寄生容量を低減して、高速駆動時の電荷転送部の駆動波形なまりによる転送劣化を改善すると共に、受光部周囲のデバイス高さを低くしかつ受光部の開口部面積を拡大して受光感度を向上させることができる固体撮像素子およびその製造方法、この固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばカメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像素子は、入射光を光電変換して撮像する複数の受光部と、該複数の受光部から読み出された各信号電荷を電荷転送する電荷転送手段とを有した固体撮像素子において、
該電荷転送手段の複数の転送電極を列方向の複数の受光部毎に該列方向に順次並べて第1層目として配設し、前記複数の転送電極上に第1の層間絶縁膜が設けられ、該複数の転送電極の一部にそれぞれ接続される第2層目の金属駆動配線が該列方向と直交する行方向の横長で該列方向の縦並びに配設され、前記2層目の金属駆動配線および前記第1の層間絶縁膜上に第2の層間絶縁膜が設けられ、該第2層目の金属駆動配線上に前記第2の層間絶縁膜を介して配設され、該複数の転送電極の残りの一部にそれぞれ接続される第3層目の金属駆動配線が該列方向と直交する行方向の横長で該列方向の縦並びに配設され
前記電荷転送手段は、前記第1層目の複数の転送電極の一部上に前記第2層目の金属駆動配線が直に接続されて設けられ、該第1層目の複数の転送電極の残りの一部上に前記第3層目の金属駆動配線がコンタクトプラグを介して接続されて設けられた3層構造であり、
前記第2層目の金属駆動配線は、前記第1の層間絶縁膜の中に設けられ、
前記コンタクトプラグは、前記第1の層間絶縁膜の中に設けられた第1のコンタクトプラグと、前記第2の層間絶縁膜の中に設けられた第2のコンタクトプラグとを備え、
前記第1のコンタクトプラグと前記第2のコンタクトプラグとが重なって配置されていることを特徴としたとしたものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の固体撮像素子における第2層目の金属駆動配線および前記第3層目の金属駆動配線はそれぞれ、ポリシリコン層からなる前記第1層目の各転送電極よりも抵抗値の低い材質で構成されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における第2層目の金属駆動配線および前記第3層目の金属駆動配線のシート抵抗はそれぞれ、前記第1層目のポリシリコン層の1/2から1/10以下の抵抗値である。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における第2層目の金属駆動配線および前記第3層目の金属駆動配線における平面視配線幅はポリシリコン層で形成された従来の配線幅の1/2から1/10で形成されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における第2層目の金属駆動配線および前記第3層目の金属駆動配線の材質はそれぞれ、アルミニュウム(Al)、チタン(Ti)、チタンナイトライド(TiN)およびタングステン(W)のいずれかで構成されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における電荷転送手段の単位構成の複数の転送電極を前記第1層目のみで繰り返し構成し、これらにそれぞれ対応した前記第2層目および前記第3層目の各単位構成の複数の金属駆動配線であって、前記行方向の該複数の金属駆動配線が各層毎に順次列方向に繰り返し並べられて2層構造に配置されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における受光部の平面視左右側に前記電荷転送手段がそれぞれ設けられ、該受光部の平面視上下側に前記2層構造の金属駆動配線がそれぞれ設けられて、該受光部の平面視左右および上下を囲う平面視4角形状の光入射窓が構成されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における電荷転送手段は、半導体基板の上部に平面視所定幅で配設され、各信号電荷を垂直方向に電荷転送するための垂直電荷転送部と、該垂直電荷転送部上にゲート絶縁膜を介して順次繰り返し並べられた前記第1層目の複数の転送電極と、該複数の転送電極にそれぞれ対応して接続されて繰り返し並べられた前記第2層目および前記第3層目の複数の金属駆動配線とを有している。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子において、縦方向に隣接する前記受光部の間の画素分離部上にゲート絶縁膜を介した前記第1の層間絶縁膜上に、前記2層目の金属駆動配線が行方向に設けられた単層構造で列方向の縦並びで順次設けられ、該2層目の金属駆動配線上に前記第2の層間絶縁膜を介して前記3層目の金属駆動配線が行方向に設けられた単層構造で列方向の縦並びで順次設けられている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における受光部の平面視左右にある前記電荷転送手段の高さは、半導体基板上にゲート絶縁膜を介した前記第1層目の転送電極上に前記2層目の金属駆動配線が形成され、該2層目の金属駆動配線上に前記第2の層間絶縁膜を介して前記3層目の金属駆動配線が形成された3層構造の高さである。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における受光部の平面視上下にある金属駆動配線層の高さは、半導体基板上にゲート絶縁膜を介した前記第1の層間絶縁膜上に前記2層目の金属駆動配線が形成され、該2層目の金属駆動配線上に前記第2の層間絶縁膜を介して前記3層目の金属駆動配線が形成された2層構造の高さである。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子はCCD固体撮像素子である。
本発明の固体撮像素子の製造方法は、本発明の上記固体撮像素子を製造する方法において、
前記電荷転送手段の複数の転送電極を列方向の複数の受光部毎に該列方向に順次並べて第1層目の単層構造で形成する転送電極形成工程と、
前記複数の転送電極上に第1の層間絶縁膜を形成する第1の層間絶縁膜形成工程と、
該複数の転送電極の一部にそれぞれ接続される第2層目の金属駆動配線を該列方向と直交する行方向の横長で該列方向の縦並びに形成する第2層目金属駆動配線形成工程と、
前記2層目の金属駆動配線および前記第1の層間絶縁膜上に第2の層間絶縁膜を形成する第2の層間絶縁膜形成工程と、
該第2層目の金属駆動配線上に前記第2の層間絶縁膜を介して配設され、該複数の転送電極の残りの一部にそれぞれ接続される第3層目の金属駆動配線を該列方向と直交する行方向の横長で該列方向の縦並びに形成する第3層目金属駆動配線形成工程と
を有するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の電子情報機器は、本発明の上記固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いたものであり、そのことにより上記目的が達成される。
上記構成により、以下、本発明の作用を説明する。
本発明においては、入射光を光電変換して撮像する複数の受光部と、複数の受光部から読み出された各信号電荷を電荷転送する電荷転送手段とを有した固体撮像素子において、電荷転送手段の複数の転送電極を列方向の複数の受光部毎に列方向に順次並べて第1層目として配設し、複数の転送電極の一部にそれぞれ接続される第2層目の金属駆動配線が列方向と直交する行方向の横長で列方向の縦並びに複数の転送電極の一部上に配設され、第2層目の金属駆動配線上に第2の層間絶縁膜を介して配設され、複数の転送電極の残りの一部にそれぞれ接続される第3層目の金属駆動配線が列方向と直交する行方向の横長で列方向の縦並びに配設されている。
これによって、4相駆動の4枚の転送電極を1層構造で並べその上に金属配線を併用して並べることにより、配線幅を狭くしたり転送電極を重ねないことなどから寄生容量を低減して、高速駆動時の電荷転送部の駆動波形なまりによる転送劣化を改善すると共に、受光部周囲のデバイス高さを低くしかつ受光部の開口部面積を拡大して受光感度を向上させることが可能となる。
以上により、本発明によれば、4相駆動の4枚の転送電極を1層構造で並べその上に金属配線を併用して並べるため、配線幅を狭くしたり転送電極を重ねないことなどから寄生容量を低減して、高速駆動時の電荷転送部の駆動波形なまりによる転送劣化を改善すると共に、受光部周囲のデバイス高さを低くしかつ受光部の開口部面積を拡大して受光感度を向上させることができる。
本発明の実施形態1における全画素読み出し方式のCCD固体撮像素子の要部構成例を模式的に示す平面図である。 (a)は、図1のA-A’線縦断面図、(b)は、図1のB-B’線縦断面図である。 図1のC-C’線縦断面図である。 (a)〜(c)は、図1のCCD固体撮像素子の製造方法における各転送電極を第1層目のポリシリコン層で形成した第1層目転送電極形成工程からホール形成工程までを示すA−A’線断面図およびB−B’線断面図である。 (d)〜(f)は、図1のCCD固体撮像素子の製造方法における第2層目金属配線層成膜工程から層間絶縁成膜工程までを示すA−A’線断面図およびB−B’線断面図である。 (g)〜(i)は、図1のCCD固体撮像素子の製造方法におけるコンタクトプラグ形成工程から第3層目金属配線層形成工程までを示すA−A’線断面図およびB−B’線断面図である。 本発明の実施形態2として、本発明の実施形態1の固体撮像素子を撮像部に用いた電子情報機器の概略構成例を示すブロック図である。 特許文献1に開示されている従来の全画素読み出し方式のCCD固体撮像素子の要部構成例を示す平面図である。 (a)は、図8のA-A’線縦断面図、(b)は、図8のB-B’線縦断面図である。 図6の従来の全画素読み出し方式のCCD固体撮像素子の4相駆動のタイミングチャートである。 特許文献2に開示されている従来のCCD固体撮像素子の要部構成例を示す縦断面図である。
以下に、本発明の固体撮像素子およびその製造方法の実施形態1および、この固体撮像素子の実施形態1を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばカメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器の実施形態2について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図における構成部材のそれぞれの厚みや長さなどは図面作成上の観点から、図示する構成に限定されるものではない。また、転送電極の個数も実際のデバイスと一致していなくてもよく、図示および説明の便宜を考慮した個数としたものであり、図示する構成に限定されるものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1における全画素読み出し方式のCCD固体撮像素子の要部構成例を模式的に示す平面図である。図2(a)は、図1のA-A’線縦断面図、図2(b)は、図1のB-B’線縦断面図である。
図1および図2(a)において、本実施形態1のCCD固体撮像素子10は、被写体からの画像光を光電変換して撮像する複数の光電変換部(フォトダイオード)としての複数の受光部1が2次元で行列方向にマトリクス状に配列されている。縦方向で列方向の複数の受光部1毎に隣接するように縦方向で列方向に、列方向(垂直方向)の複数の受光部1から読み出された各信号電荷を垂直方向(図1中に矢印で示す垂直CCD転送方向)に電荷転送する垂直電荷転送レジスタ2が複数配置されている。複数本の垂直電荷転送レジスタ2によって電荷転送されてきた各信号電荷は1本の水平電荷転送レジスタ(図示せず)によってその終端部の出力部で信号電荷毎に順次増幅された後に撮像信号として出力されるようになっている。複数本の垂直電荷転送レジスタ2とこれに直交する1本の水平電荷転送レジスタ(図示せず)によって、複数の受光部1から読み出された各信号電荷を電荷転送する電荷転送手段が構成されている。
要するに、本実施形態1のCCD固体撮像素子10は、入射光を光電変換して信号電荷を生成する複数の受光部1と、列方向の複数の受光部1から読み出された信号電荷を垂直方向に電荷転送するための複数本の垂直CCDである複数本の垂直電荷転送レジスタ2と、複数本の垂直電荷転送レジスタ2から電荷転送された各信号電荷を、水平方向に電荷転送するための水平CCDである水平電荷転送レジスタ(図示せず)とを有している。
この全画素読み出し方式に適用されるCCD固体撮像素子10において、垂直電荷転送レジスタ2の4つの転送電極31〜34を第1層目のみで並べて配列し、転送電極33、34上に設けられた層間絶縁膜82に、これらにそれぞれ対応した第2層目の駆動配線43、44を、垂直転送方向と直交する横方向に順次繰り返し並べて単層構造で配置している。
第2層目の駆動配線43、44はそれぞれ転送電極33、34にそれぞれ電気的に接続されている。さらに、第2層目の駆動配線43、44および層間絶縁膜82上に層間絶縁膜83が設けられ、層間絶縁膜83上に、これらにそれぞれ対応した第3層目の駆動配線51、52が設けられている。
第3層目の駆動配線51は、転送電極31上の層間絶縁膜82中に設けられたコンタクトプラグ91および、その上の層間絶縁膜8中に設けられたコンタクトプラグ92により転送電極31に電気的に接続されている。また、第3層目の駆動配線52は、転送電極32上の層間絶縁膜82中に設けられたコンタクトプラグ91および、その上の層間絶縁膜8中に設けられたコンタクトプラグ92により転送電極32に電気的に接続されている。
即ち、電荷転送手段としての垂直電荷転送レジスタ2の単位構成の複数(4個)の転送電極31〜34を第1層目のみで順次一方向に並べて構成し、これらにそれぞれ対応した第2層目の単位構成の複数(2個)の駆動配線43および44およびその上に層間絶縁膜83を介して第3層目の単位構成の駆動配線52および51が設けられている。電荷転送方向と直交する横方向の複数(4個)の駆動配線43、44および駆動配線52,51が2層構造で配置されている。
したがって、垂直電荷転送レジスタ2は、半導体基板6の上部側に、平面視所定幅で配設され、各信号電荷を垂直方向に電荷転送するための垂直電荷転送部7と、平面視所定幅の垂直電荷転送部7上にはゲート絶縁膜81を介して4相駆動用の4つの転送電極31〜34が所定間隔開けて順次繰り返し並べられている。4つの転送電極31〜34上を覆うように層間絶縁膜82が設けられている。層間絶縁膜82にはコンタクトプラグ91および駆動配線43、44が形成されている。層間絶縁膜82上には層間絶縁膜83が設けられ、層間絶縁膜83にはコンタクトプラグ92が形成されている。層間絶縁膜83上には駆動配線52および51が設けられている。
上記2層構造の駆動配線43、44および駆動配線52,51は、第1層目の各転送電極31〜34よりも抵抗値の低い材質で構成されている。即ち、2層構造の駆動配線43、44および駆動配線52,51は、配線材料としてポリシリコン層からなる第1層目の転送電極31〜34よりも抵抗値の低いAl材などの金属などの材質で構成されている。
駆動配線43、44および駆動配線52,51を構成する金属配線層のシート抵抗は、第1層目のポリシリコン層の1/2〜1/10以下の低抵抗であって、2層構造の駆動配線43、44および駆動配線52,51はその低抵抗の材質で構成されている。このため、2層構造の駆動配線43、44および駆動配線52,51の配線幅は従来のポリシリコン層で形成されていたとき幅の1/2〜1/10で形成することができる。
これによって、2層構造の駆動配線43、44および駆動配線52,51の各幅を1/2〜1/10に細くすることができ、その分、受光部1の開口部の平面視面積を広く取ることもできる。即ち、2層構造の駆動配線43、44および駆動配線52,51の各配線幅を細く形成できるために、各受光部1のY方向(縦方向)に開口部(光入射窓)を広げることができて、受光部1の開口部面積を広く構成して受光感度を向上させることができる。
金属配線層の材質として従来のポリシリコン層よりも金属配線層などの低抵抗値の配線層を用いる。この金属配線層の材質としては、例えばアルミニュウム(Al)の他にチタン(Ti)やチタンナイトライド(TiN)、タングステン(W)などを用いることができる。
受光部1の左右側には垂直電荷転送レジスタ2が縦方向に設けられ、受光部1の上下側には金属材料からなる2層構造の駆動配線43、44および駆動配線52,51が横方向に設けられて、受光部1を左右および上下方向に囲う平面視4角形状の光入射窓が構成されている。
即ち、電荷転送手段としての垂直電荷転送レジスタ2は、半導体基板6の上部側に、平面視所定幅で縦方向に配設され、各信号電荷を垂直方向に電荷転送するための垂直電荷転送部7と、垂直電荷転送部7上にゲート絶縁膜81を介して順次繰り返し縦方向に並べられた第1層目の単位構成の複数の転送電極31〜34と、単位構成の複数の転送電極31〜34にそれぞれ対応して接続されて繰り返し並べられた第2層目および第3層目の単位構成の複数の2層構造の駆動配線43、44および駆動配線52,51とを有している。
転送電極31〜34は、第1層目のポリシリコン層で形成された各電極に電圧を印加するために、転送電極31には第3層目の駆動配線51が、転送電極32には第3層目の駆動配線52が、Alなどの金属材料からなるコンタクトプラグ91,92によってそれぞれ接続されている。転送電極33には第2層目の駆動配線43が、転送電極34には第2層目の駆動配線44がそれぞれ直に接続されている。
したがって、受光部1の平面視左右方向(横方向)にある垂直電荷転送レジスタ2の高さは、図2(a)に示すように第1層目の転送電極31〜34の上に、2層目の駆動配線43、44およびその上のコンタクトプラグ91,91を介した3層目の駆動配線52,51が形成された3層構造の高さであるが、2層目の駆動配線43、44は図2(b)の駆動配線層に比べて薄く形成されていることから、これまで3層の厚いポリシリコン層が重なっていた従来の3層構造に比べてその高さが低く構成されている。
また、受光部1の平面視上下方向(縦方向)の駆動配線層の高さは、図2(b)に示すように、駆動配線層の抵抗および配線幅を考慮した膜厚に設定された層間絶縁膜82a中に、2層目の駆動配線43、44が形成された単層構造と、その上に層間絶縁膜83を介して3層目の駆動配線52,51が形成された単層構造との2層構造の高さであるから、これまでの3層の厚いポリシリコン層および金属配線層が重なっていた従来の3層構造に比べても大幅にその高さが低く構成されている。
このように、受光部1の左右方向および上下方向の周囲の高さが従来に比べて低く構成できるために、斜めの入射光が受光部1に入りやすくなって受光感度を向上させることができる。
第1層目の転送電極31〜34を単層構造で順次並べて構成すると共に、その上のこれらに接続する上記2層構造の駆動配線43、44および駆動配線52,51の配線幅を細く形成することにより、これまで3層のポリシリコン層が互いに重なった部分のポリシリコン層−ポリシリコン層間の寄生容量と、ポリシリコン層と半導体基板5との寄生容量、ポリシリコン層とその上の遮光膜(図示せず)との寄生容量が大幅に減って、波形なまりが大幅に改善される。
さらに、図2(a)に示すように、横並び(図2では横並びであるが図1の平面視では縦並び)に順次形成された第1層目の転送電極31、32の上にコンタクトプラグ91,92を介して3層目の駆動配線52,51が単層構造で横並び(図2では横並びであるが図1の平面視では縦並び)に順次形成され、第1層目の転送電極33、34の上に直に2層目の駆動配線43,44が単層構造で横並び(図2では横並びであるが図1の平面視では縦並び)に順次形成されている。これまで3層のポリシリコン層が重なっていた従来の3層構造に比べて寄生容量が大幅に低減されている。
また、図2(b)に示すように、縦方向に隣接する受光部1の間の画素分離部上にゲート絶縁膜81を介した層間絶縁膜82上に、2層目の駆動配線43、44が単層構造で横方向に配置されて横並び(図2では横並びであるが図1の平面視では縦並び)に順次形成されている。この駆動配線43、44は、層間絶縁膜82上の、配線抵抗を考慮した所定膜厚の層間絶縁膜82a中に形成されている。さらに、層間絶縁膜82aおよび駆動配線43、44上に層間絶縁膜83を介して、3層目の駆動配線52,51が単層構造で横方向に配置されて横並び(図2では横並びであるが図1の平面視では縦並び)に順次形成されている。2層目の駆動配線43の真上に層間絶縁膜83を介して3層目の駆動配線52が設けられ、2層目の駆動配線44の真上に層間絶縁膜83を介して3層目の駆動配線51が設けられて配線全体としての幅を狭く構成している。これは、これまでの3層のポリシリコン層および金属配線層が重なっていた従来の3層構造に比べて寄生容量が大幅に低減されている。この場合、これらの寄生容量は少なくとも半分以下になっているし、駆動配線43、44および駆動配線52,51に、低抵抗の金属配線層を用いることからその幅を従来に比べて大幅に狭くしたとしても抵抗値についても、従来に比べて低減されて波形なまりを大幅に改善することができる。
寄生容量による波形なまりについて、図2(a)に示すように、それぞれ単層構造の第1層目の転送電極33、34と2層目の駆動配線43,44とが直に接続され、第1層目の転送電極31、32と3層目の駆動配線51,52の金属配線層との間はコンタクトプラグ91、92で接続されているため、ゲート絶縁膜81および遮光膜(図示せず)との間の層間絶縁膜の膜厚を厚くするほど寄生容量が少なくなって波形なまりが緩和されるものの、受光部1の周囲の高さがその膜厚を厚くした分だけ高くなるため、トレードオフの関係である。
また同様に、図2(b)に示すようにゲート絶縁膜81および層間絶縁膜82の膜厚を厚くするほど寄生容量が少なくなって波形なまりが緩和されるものの、受光部1の周囲の高さが高くなるため、トレードオフの関係である。ところが、図2(b)に示す第2層目の駆動配線43、44の下方には第1層目の転送電極31〜34が存在しない分だけ高さが低いため、ゲート絶縁膜81および層間絶縁膜82の膜厚は厚くして寄生容量を少なくすることができて波形なまりを緩和することができる。
ここで、受光部1の周辺部の断面構造についても説明する。
図3は、図1のC-C’線縦断面図である。
図3において、本実施形態1のCCD固体撮像素子10の各画素部には、受光素子として入射光を光電変換して信号電荷を生成する受光部1が設けられ、各受光部1の一方側に隣接して受光部1からの信号電荷を電荷転送するための垂直電荷転送レジスタ2の垂直電荷転送部7が配設されている。この上にゲート絶縁膜81を介してこれを電荷転送制御するためのポリシリコン層の転送電極31〜34が順次縦方向に均等に並べられて配置されている。この転送電極31〜34上および、その上の駆動配線43、44およびその上の駆動配線51、52上には、入射光が、転送電極31〜34、駆動配線43、44および駆動配線51、52により反射してノイズが発生するのを防ぐために、絶縁膜82を介して遮光膜13が形成されている。
また、受光部1の上方には、遮光膜13の開口部13aからゲート絶縁膜81を介して、受光部1に光を集光させるためのマイクロレンズ(図示せず)が配置されている。さらに、マイクロレンズの下方には所定色配列(例えばベイヤ配列)のカラーフィルタ(図示せず)が配置されている。
上記構成により、複数の受光部1が2次元状に配置された撮像領域に入射した光は、まず、図示しないマイクロレンズおよびカラーフィルタを通過して集光された後に、遮光膜13の開口部13aから受光部1に入射される。
次に、受光部1に入射された光は、受光部1で光電変換されて信号電荷となる。この信号電荷は垂直電荷転送部7に読み出されて所定方向の垂直方向に順次電荷転送される。
このとき、垂直転送レジスタ2の1画素に対応する4つの転送電極31〜34に、図10に示すように、4相の垂直駆動パルスφV1 ,φV2 ,φV3 およびφV4 が印加されて、4相駆動によって全画素読み出しが行われるようになっている。
次に、本実施形態1のCCD固体撮像素子10の製造方法について説明する。
図4(a)〜図6(i)は、図1のCCD固体撮像素子10における転送電極31〜34を第1層目のポリシリコン層で形成した直後からの製造方法の各工程を示すA−A’線断面図およびB−B’線断面図である。
まず、図4(a)のA1−A1’線断面図に示すように、半導体基板6の上部側に垂直電荷転送部7を形成し、その上にゲート絶縁膜81を介してポリシリコン膜を成膜する。
ホトリソ技術によりポリシリコン膜を所定幅で所定サイズに順次縦方向に並べて、1画素に対応する4つの転送電極31〜34を繰り返して連続するように形成する。受光部1に隣接する位置に転送電極31、32が形成される。また、B1−B1’線断面図では、縦方向に隣接する受光部1間上にもゲート絶縁膜81が形成されている。
次に、図4(b)のA2−A2’線断面図に示すように、繰り返し連続した1層目の転送電極31〜34上を覆うように、SiO膜またはSiN膜からなる層間絶縁膜82を成膜することにより、転送電極31〜34の各間を絶縁するために埋め込む。また、B2−B2’線断面図では、縦方向に隣接する受光部1間上にゲート絶縁膜81を介して層間絶縁膜82が形成されている。
続いて、図4(c)のA3−A3’線断面図に示すように、層間絶縁膜82上に、転送電極43,44の抵抗値から幅および膜厚を考慮した厚い層間絶縁膜82aを形成し、その後、化学機械研磨(CMP、Chemical MechanicalPolishing)などで表面を平坦化する。その後、層間絶縁膜82に、その下の転送電極31〜34と接続する位置に所定サイズのコンタクト穴43a、44aおよび91aを転送電極31〜34にそれぞれ至るまで開ける。また、B3−B3’線断面図では、層間絶縁膜82aに、転送電極43,44に対応した所定サイズのコンタクト穴43a、44aを形成する。
さらに、図5(d)のA4−A4’線断面図に示すように、転送電極31〜34上の各コンタクト穴91a、43aおよび44a内にAlなどの金属膜15を埋め込むように層間絶縁膜82および各コンタクト穴91a、43aおよび44a上にAlなどの金属膜15を成膜する。また、B4−B4’線断面図では、層間絶縁膜82aおよびコンタクト穴43a、44a上に金属膜15を成膜してコンタクト穴43a、44a内に金属膜15を埋め込む。
その後、図5(e)のA5−A5’線断面図に示すように、金属膜15が各コンタクト穴91a、43aおよび44a内だけに残るように、層間絶縁膜82上の金属膜15を、化学機械研磨(CMP、Chemical MechanicalPolishing)などで表面を平坦化して、コンタクトプラグ91および駆動配線43,44とする。また、B5−B5’線断面図でも同様に、金属膜15が各コンタクト穴43aおよび44a内だけに残るように、層間絶縁膜82a上の金属膜15を化学機械研磨などで表面を平坦化して、駆動配線43,44とする。
さらに、図5(f)のA6−A6’線断面図に示すように、層間絶縁膜82、コンタクトプラグ91および駆動配線43,44上に層間絶縁膜83を成膜する。また、B6−B6’線断面図でも、層間絶縁膜82aおよび駆動配線43,44上に層間絶縁膜83を成膜する。
続いて、図6(g)のA7−A7’線断面図に示すように、層間絶縁膜83に、その下のコンタクトプラグ91と接続する位置に所定サイズのコンタクト穴をコンタクトプラグ91にそれぞれ至るまで開ける。その各コンタクト穴内にAlなどの金属膜材料を埋め込んでコンタクトプラグ92とする。また、B7−B7’線断面図では、B6−B6’線断面図と同様で変化無しである。
さらに、図6(h)のA8−A8’線断面図に示すように、層間絶縁膜83および各コンタクトプラグ92上にAlなどの金属膜16を成膜する。また、B8−B8’線断面図では、層間絶縁膜83上に金属膜16を成膜する。
さらに、図6(i)のA9−A9’線断面図に示すように、ホトリソ技術により金属膜16の横長の所定形状を順次縦方向に並べて、3層目の駆動配線52,51を各受光部1間毎に繰り返してエッチング形成する。B9−B9’線断面図では、縦方向に隣接する受光部1間の層間絶縁膜83上に、横方向に長い転送電極52,51を縦方向に順次並べて形成する。
以上により、CCD固体撮像素子10の製造方法は、電荷転送手段を構成する垂直電荷転送レジスタ2の複数の転送電極31〜34を列方向の複数の受光部1毎に列方向に順次並べて第1層目の単層構造で形成する転送電極形成工程と、複数の転送電極31〜34の一部(ここでは転送電極33、34)にそれぞれ接続される第2層目の金属駆動配線43,44を列方向と直交する行方向の横長で列方向の縦並びに形成する第2層目金属駆動配線形成工程と、第2層目の金属駆動配線43,44上に層間絶縁膜83を介して配設され、複数の転送電極31〜34の残りの一部(ここでは転送電極31、32)にそれぞれ接続される第3層目の金属駆動配線52,51を列方向と直交する行方向の横長で列方向の縦並びに形成する第3層目金属駆動配線形成工程とを有している。
以上の全画素読出し方式のCCD固体撮像素子10の製造方法において、第1層目の転送電極31〜34と、その上の第2層目のシート抵抗が低く配線幅の細い駆動配線43、44と、更にその上の第3層目のシート抵抗が低く配線幅の細い駆動配線52、51とを形成するため、第1層目のポリシリコン層と、第2層目および第3層目の金属配線層とを併用して垂直電荷転送部7中を4相駆動で電荷転送することができる。即ち、垂直電荷転送部7上の転送電極31〜34を第1層目で単層構成とし、第1層目よりもシート抵抗の低い第2層目および第3層目の駆動配線41〜44を、垂直転送方向と直交するよう横長形状を縦並びにして、配線幅を細く配置することにより、波形なまりによる転送劣化を低減することができ、フレームレートが高く、光感度の良いCCD固体撮像素子10を得ることができる。なお、本実施形態1と同じ作用効果を奏する構造であれば、どのような材質や、層数、電極および駆動配線パターンであっても構わない。
以上により、本実施形態1によれば、垂直電荷転送レジスタ2は、半導体基板6の上部側に、平面視所定幅で配設され、各信号電荷を垂直方向に電荷転送するための垂直電荷転送部7と、垂直電荷転送部7上にゲート絶縁膜81を介して順次繰り返し並べられた第1層目の単位構成の複数の転送電極31〜34と、単位構成の複数の転送電極33、34にそれぞれ対応して接続されて繰り返し並べられた第2層目の金属製の駆動配線43,44と、さらに、第2層目の金属製の駆動配線43,44上に絶縁膜83を介して、複数の転送電極32、31にそれぞれ接続されて繰り返し並べられた第3層目の金属製の駆動配線52,51とを有している。
これによって、4相駆動の4枚の転送電極31〜34を1層構造で順次並べて転送電極31〜34を互いに重ねず、その上に金属製の駆動配線43,44を併用して並べ、更にその上に駆動配線52,51を併用して並べた配線幅が狭い2層構造とすることにより、転送配線幅を狭くしたり転送電極を重ねないことなどから寄生容量を低減して、特に高速駆動時であっても電荷転送部の駆動波形なまりによる転送劣化を改善すると共に、受光部1の周囲のデバイス高さを低くしかつ受光部1の開口部面積を拡大して受光感度を向上させることができる。
また、第2層目の金属の駆動配線43、44および第3層目の金属の駆動配線52、51の抵抗値は、第1層目のポリシリコンの転送電極31〜34の抵抗値に比べて大幅に低抵抗であるため、第2層目の駆動配線43、44および第3層目の駆動配線52、51の配線幅を狭くして受光部1の上方の開口部13aの縦法区を拡大することができる。これによって、開口部13aの面積が広がって受光部1の受光感度を向上させることができて、従来のものよりも第1層目の転送電極31〜34および、第2層目の駆動配線43、44および第3層目の金属の駆動配線52、51の2層構造をより低く構成することにより、斜めの入射光をも受光部1に届き易くすることができて、受光部1の受光感度を更に向上させることができる。
(実施形態2)
図7は、本発明の実施形態2として、本発明の実施形態1の固体撮像素子を撮像部に用いた電子情報機器の概略構成例を示すブロック図である。
図7において、本実施形態2の電子情報機器70は、上記実施形態1の固体撮像素子10からの撮像信号に対して所定の信号処理を行ってカラー画像信号を得る固体撮像装置91と、この固体撮像装置71からのカラー画像信号を記録用に所定の信号処理した後にデータ記録可能とする記録メディアなどのメモリ部72と、この固体撮像装置71からのカラー画像信号を表示用に所定の信号処理した後に液晶表示画面などの表示画面上に表示可能とする液晶表示装置などの表示部73と、この固体撮像装置71からのカラー画像信号を通信用に所定の信号処理をした後に通信処理可能とする送受信装置などの通信部74と、この固体撮像装置71からのカラー画像信号を印刷用に所定の印刷信号処理をした後に印刷処理可能とするプリンタなどの画像出力部75とを有している。なお、この電子情報機器70として、これに限らず、固体撮像装置71の他に、メモリ部72と、表示部73と、通信部74と、プリンタなどの画像出力部75とのうちの少なくともいずれかを有していてもよい。
この電子情報機器70としては、前述したように例えばデジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、監視カメラ、ドアホンカメラ、車載用後方監視カメラなどの車載用カメラおよびテレビジョン電話用カメラなどの画像入力カメラ、スキャナ装置、ファクシミリ装置、カメラ付き携帯電話装置および携帯端末装置(PDA)などの画像入力デバイスを有した電子機器が考えられる。
したがって、本実施形態3によれば、この固体撮像装置71からのカラー画像信号に基づいて、これを表示画面上に良好に表示したり、これを紙面にて画像出力部75により良好にプリントアウト(印刷)したり、これを通信データとして有線または無線にて良好に通信したり、これをメモリ部72に所定のデータ圧縮処理を行って良好に記憶したり、各種データ処理を良好に行うことができる。
以上のように、本発明の好ましい実施形態1、2を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態1、2に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態1、2の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、被写体からの画像光を光電変換して撮像する半導体素子で構成され、全画素読み出し方式などに適用される固体撮像素子およびその製造方法、この固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、監視カメラなどの画像入力カメラ、スキャナ装置、ファクシミリ装置、テレビジョン電話装置、カメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器の分野において、4相駆動の4枚の転送電極を1層構造で並べその上に金属配線を併用して並べることにより、配線幅を狭くしたり転送電極を重ねないことなどから寄生容量を低減して、高速駆動時の電荷転送部の駆動波形なまりによる転送劣化を改善すると共に、受光部周囲のデバイス高さを低くしかつ受光部の開口部面積を拡大して受光感度を向上させることができる。
1 受光部
2 垂直電荷転送レジスタ
31〜34 転送電極
43、44 2層目の駆動配線
51、52 3層目の駆動配線
6 半導体基板
7 垂直電荷転送部
81 ゲート絶縁膜
82、82a、83 層間絶縁膜
91,92 コンタクトプラグ
10 CCD固体撮像素子
11 ストップ層
13 遮光膜
13a 開口部
70 電子情報機器
71 固体撮像装置
72 メモリ部
73 表示部
74 通信部
75 画像出力部

Claims (14)

  1. 入射光を光電変換して撮像する複数の受光部と、該複数の受光部から読み出された各信号電荷を電荷転送する電荷転送手段とを有した固体撮像素子において、
    該電荷転送手段の複数の転送電極を列方向の複数の受光部毎に該列方向に順次並べて第1層目として配設し、前記複数の転送電極上に第1の層間絶縁膜が設けられ、該複数の転送電極の一部にそれぞれ接続される第2層目の金属駆動配線が該列方向と直交する行方向の横長で該列方向の縦並びに配設され、前記2層目の金属駆動配線および前記第1の層間絶縁膜上に第2の層間絶縁膜が設けられ、該第2層目の金属駆動配線上に前記第2の層間絶縁膜を介して配設され、該複数の転送電極の残りの一部にそれぞれ接続される第3層目の金属駆動配線が該列方向と直交する行方向の横長で該列方向の縦並びに配設され
    前記電荷転送手段は、前記第1層目の複数の転送電極の一部上に前記第2層目の金属駆動配線が直に接続されて設けられ、該第1層目の複数の転送電極の残りの一部上に前記第3層目の金属駆動配線がコンタクトプラグを介して接続されて設けられた3層構造であり、
    前記第2層目の金属駆動配線は、前記第1の層間絶縁膜の中に設けられ、
    前記コンタクトプラグは、前記第1の層間絶縁膜の中に設けられた第1のコンタクトプラグと、前記第2の層間絶縁膜の中に設けられた第2のコンタクトプラグとを備え、
    前記第1のコンタクトプラグと前記第2のコンタクトプラグとが重なって配置されていることを特徴とした固体撮像素子。
  2. 請求項1に記載の固体撮像素子において、
    前記第2層目の金属駆動配線および前記第3層目の金属駆動配線はそれぞれ、ポリシリコン層からなる前記第1層目の各転送電極よりも抵抗値の低い材質で構成されている固体撮像素子。
  3. 請求項2に記載の固体撮像素子において、
    前記第2層目の金属駆動配線および前記第3層目の金属駆動配線のシート抵抗はそれぞれ、前記第1層目のポリシリコン層の1/2から1/10以下の抵抗値である固体撮像素子。
  4. 請求項3に記載の固体撮像素子において、
    前記第2層目の金属駆動配線および前記第3層目の金属駆動配線における平面視配線幅はポリシリコン層で形成された従来の配線幅の1/2から1/10で形成されている固体撮像素子。
  5. 請求項1に記載の固体撮像素子において、
    前記第2層目の金属駆動配線および前記第3層目の金属駆動配線の材質はそれぞれ、アルミニュウム(Al)、チタン(Ti)、チタンナイトライド(TiN)およびタングステン(W)のいずれかで構成されている固体撮像素子。
  6. 請求項1に記載の固体撮像素子において、
    前記電荷転送手段の単位構成の複数の転送電極を前記第1層目のみで繰り返し構成し、これらにそれぞれ対応した前記第2層目および前記第3層目の各単位構成の複数の金属駆動配線であって、前記行方向の該複数の金属駆動配線が各層毎に順次列方向に繰り返し並べられて2層構造に配置されている固体撮像素子。
  7. 請求項6に記載の固体撮像素子において、
    前記受光部の平面視左右側に前記電荷転送手段がそれぞれ設けられ、該受光部の平面視上下側に前記2層構造の金属駆動配線がそれぞれ設けられて、該受光部の平面視左右および上下を囲う平面視4角形状の光入射窓が構成されている固体撮像素子。
  8. 請求項6または7に記載の固体撮像素子において、
    前記電荷転送手段は、半導体基板の上部に平面視所定幅で配設され、各信号電荷を垂直方向に電荷転送するための垂直電荷転送部と、該垂直電荷転送部上にゲート絶縁膜を介して順次繰り返し並べられた前記第1層目の複数の転送電極と、該複数の転送電極にそれぞれ対応して接続されて繰り返し並べられた前記第2層目および前記第3層目の複数の金属駆動配線とを有している固体撮像素子。
  9. 請求項1に記載の固体撮像素子において、
    縦方向に隣接する前記受光部の間の画素分離部上にゲート絶縁膜を介した前記第1の層間絶縁膜上に、前記2層目の金属駆動配線が行方向に設けられた単層構造で列方向の縦並びで順次設けられ、該2層目の金属駆動配線上に前記第2の層間絶縁膜を介して前記3層目の金属駆動配線が行方向に設けられた単層構造で列方向の縦並びで順次設けられている固体撮像素子。
  10. 請求項1に記載の固体撮像素子において、
    前記受光部の平面視左右にある前記電荷転送手段の高さは、半導体基板上にゲート絶縁膜を介した前記第1層目の転送電極上に前記2層目の金属駆動配線が形成され、該2層目の金属駆動配線上に前記第2の層間絶縁膜を介して前記3層目の金属駆動配線が形成された3層構造の高さである固体撮像素子。
  11. 請求項1またはに記載の固体撮像素子において、
    前記受光部の平面視上下にある金属駆動配線層の高さは、半導体基板上にゲート絶縁膜を介した前記第1の層間絶縁膜上に前記2層目の金属駆動配線が形成され、該2層目の金属駆動配線上に前記第2の層間絶縁膜を介して前記3層目の金属駆動配線が形成された2層構造の高さである固体撮像素子。
  12. 請求項1に記載の固体撮像素子において、
    CCD固体撮像素子である固体撮像素子。
  13. 請求項1から12のいずれかに記載の固体撮像素子を製造する方法において、
    前記電荷転送手段の複数の転送電極を列方向の複数の受光部毎に該列方向に順次並べて第1層目の単層構造で形成する転送電極形成工程と、
    前記複数の転送電極上に第1の層間絶縁膜を形成する第1の層間絶縁膜形成工程と、
    該複数の転送電極の一部にそれぞれ接続される第2層目の金属駆動配線を該列方向と直交する行方向の横長で該列方向の縦並びに形成する第2層目金属駆動配線形成工程と、
    前記2層目の金属駆動配線および前記第1の層間絶縁膜上に第2の層間絶縁膜を形成する第2の層間絶縁膜形成工程と、
    該第2層目の金属駆動配線上に前記第2の層間絶縁膜を介して配設され、該複数の転送電極の残りの一部にそれぞれ接続される第3層目の金属駆動配線を該列方向と直交する行方向の横長で該列方向の縦並びに形成する第3層目金属駆動配線形成工程と
    を有する固体撮像素子の製造方法。
  14. 請求項1から12のいずれかに記載の固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いた電子情報機器。
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