JP5651928B2 - 固体撮像素子、撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、CCD等の電荷転送部を有する固体撮像素子、並びに、固体撮像素子を備えた撮像装置に係わる。
従来、CCD固体撮像素子において、各水平転送電極は、水平CCDレジスタのチャネル領域外に伸びており、チャネル領域外においてコンタクトによりバスラインと接続されていた。
一般的に、バスラインは、アルミニウム等の金属で形成される。
また、最近のCCD固体撮像素子においては、水平転送電極を単層の多結晶シリコン層によって形成した構成が提案されている。
単層の多結晶シリコン層によって水平転送電極を形成した、CCD固体撮像素子の水平転送レジスタ付近の拡大平面図を、図10に示す。また、図10のX−X´における断面図を、図11に示す。
図10及び図11に示すように、半導体基板61の素子分離層62以外の部分の表面付近に、水平転送レジスタ63が形成されている。半導体基板61の上には、ゲート絶縁膜64を介して、多結晶シリコンから成る水平転送電極65が形成されている。水平転送電極65は、1つ置きに、第1相の水平転送パルスφH1と第2相の水平転送パルスφH2とが印加される。
図10において、水平転送レジスタ63の下方に、第2相の水平転送パルスφH2を供給するバスライン68が配置され、さらにその下方に、第1相の水平転送パルスφH1を供給するバスライン67が配置されている。これらのバスライン67,68は、コンタクト部66によって、水平転送電極65に電気的に接続されている。
水平転送レジスタ63の上には、水平転送電極65の上方を覆って、遮光膜69が形成されている。
図10及び図11に示したCCD固体撮像素子の構成では、水平転送レジスタ63の外部に、水平転送電極65とバスライン67,68との接続専用の領域を設ける必要があり、チップ面積が大きくなる、という欠点がある。
また、接続専用の領域まで水平転送電極65を伸ばすことによって、水平転送電極65同士間や水平転送電極65と遮光膜69との間で負荷容量が増大し、水平転送レジスタ63上の部分の水平転送電極65からバスライン67,68までの抵抗が大きくなる。
従って、水平転送駆動パルスが鈍化し、水平電荷転送の高速化や低消費電力化が困難になるとともに、水平転送の劣化に繋がる可能性がある。
これらの問題点を改善する技術として、水平転送電極とバスラインとの接続を水平CCDレジスタ上で行う技術がある(例えば、特許文献1や特許文献2を参照)。
水平CCDレジスタのチャネル上、即ち活性領域上において金属からなるバスラインと多結晶シリコンからなる水平転送電極とを接続させる技術である。
しかしながら、上述の技術では、金属と多結晶シリコンとの仕事関数の違いが大きいため、ポテンシャルシフトが発生する(非特許文献1を参照)。
特許第2606001号明細書 特公平7−87244号公報
米本和也、阿部秀司,「HDVT用200万画素FIT−CCDイメージセンサ」,電子情報学会、平成2年6月,VLD90-22、ICD90-58
ポテンシャルシフトが発生した場合にも、水平転送の劣化を招いてしまうので、好ましくない。
そのため、ポテンシャルシフトを生じないように、水平転送電極とバスラインとを接続することが求められる。
上述した問題の解決のために、本発明においては、固体撮像素子のチップの大きさを低減することができ、かつ、信号電荷の転送を良好に行うことができる固体撮像素子、並びに固体撮像素子を備えた撮像装置を提供するものである。
本発明の固体撮像素子は、縦横にマトリクス状に配置された、光電変換が行われる複数の受光部と、受光部の各列に設けられた垂直転送部と、シリコンからなる半導体基体に形成された水平転送レジスタと、この水平転送レジスタの上に、多結晶シリコン層によって形成された水平転送電極とを含む。また、水平転送レジスタ及び水平転送電極によって構成され、垂直転送部の一端に接続され、受光部に蓄積された信号電荷を転送する水平転送部と、水平転送電極に駆動パルスを供給するために、水平転送電極の水平転送レジスタ上の部分に電気的に接続され、金属層によって形成された2本のバスラインとを含む。さらに、水平転送電極とバスラインとを接続するコンタクト部において、水平転送電極とバスラインとの界面付近に形成され、水平転送電極の多結晶シリコン層の仕事関数及びバスラインの金属層の仕事関数の間の大きさの仕事関数を有する、バリアメタル層を含む。そして、バスラインとは別に形成された遮光膜及び2本のバスラインによって、もしくは、2本のバスラインによって、水平転送レジスタ全体が覆われて遮光されている。そして、遮光膜を形成する代わりに、2本のバスラインのうちの1本のバスラインが、もう1本のバスラインより上層に、水平転送レジスタ全体及びもう1本のバスライン上を覆って形成されている。
本発明の撮像装置は、入射光を集光する集光光学部と、この集光光学部で集光した入射光を受光して光電変換する固体撮像素子と、この固体撮像素子で光電変換されて得られた信号を処理する信号処理部とを含む。そして、本発明の撮像装置は、固体撮像素子が前記本発明の固体撮像素子の構成であるものである。
上述の本発明の固体撮像素子の構成によれば、バスラインが水平転送電極の水平転送レジスタ上の部分に電気的に接続されているので、水平転送レジスタの上にバスラインがある。これにより、水平転送レジスタの外部に水平転送電極とバスラインとを接続する領域を設ける必要がなくなるため、その分固体撮像素子のチップの大きさを低減することが可能になる。しかも、水平転送電極を水平転送レジスタの外部にまで延長する必要がなくなるため、水平転送電極の負荷容量を低減することができる。
さらに、水平転送電極とバスラインとを接続するコンタクト部において、水平転送電極とバスラインとの界面付近に、水平転送電極の多結晶シリコン層の仕事関数及びバスラインの金属層の仕事関数の間の大きさの仕事関数を有するバリアメタル層が形成されている。これにより、バスラインが水平転送レジスタ上に形成されていても、ポテンシャルシフトが発生しないようにすることが可能になる。
上述の本発明の撮像装置の構成によれば、固体撮像素子が前記本発明の撮像装置の構成であるので、固体撮像素子のチップの大きさを低減することが可能になり、また、ポテンシャルシフトが発生しないようにすることが可能になる。
上述の本発明によれば、固体撮像素子のチップの大きさを低減することが可能になるので、理収、即ち1枚のウエハから得られる固体撮像素子のチップの個数を増やすことが可能になる。
また、転送電極の負荷容量を低減することができるので、電荷転送を高速化したり、消費電力を低減したりすることが可能になる。
さらにまた、本発明によれば、ポテンシャルシフトが発生しないようにすることが可能になるため、信号電荷の転送の劣化を防いで、信号電荷の転送を良好に行うことが可能になる。即ち、固体撮像素子で得られる画像の画質を良好にすることができる。
上述の本発明の撮像装置によれば、固体撮像素子においてチップの大きさを低減することが可能になるので、撮像装置の小型化を図ることができる。
また、固体撮像素子の電荷転送を高速化して、撮像装置の動作を高速化することや、撮像装置の消費電力を低減することが可能になる。
さらに、固体撮像素子の信号電荷の転送を良好に行って、撮像装置で得られる画像の画質を良好にすることができる。
本発明の固体撮像素子の第1の実施の形態の概略構成図(平面図)である。 図1のCCD固体撮像素子の水平転送レジスタ及びその周辺の拡大平面図である。 図2のA−A´における断面図である。 本発明の固体撮像素子の第2の実施の形態の水平転送レジスタ及びその周辺の拡大平面図である。 図4のB−B´における断面図である。 本発明の固体撮像素子の第3の実施の形態の水平転送レジスタ及びその周辺の拡大平面図である。 図6のC−C´における断面図である。 本発明の固体撮像素子の第4の実施の形態の概略構成図(平面図)である。 本発明の撮像装置の一実施の形態の概略構成図(ブロック図)である。 単層の多結晶シリコン層によって水平転送電極を形成した、CCD固体撮像素子の水平転送レジスタ及びその周辺の拡大平面図である。 図10のX−X´における断面図である。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態とする)について説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.固体撮像素子の第1の実施の形態
2.固体撮像素子の第2の実施の形態
3.固体撮像素子の第3の実施の形態
4.固体撮像素子の第4の実施の形態
5.変形例
6.撮像装置の実施の形態
<1.固体撮像素子の第1の実施の形態>
本発明の固体撮像素子の第1の実施の形態の概略構成図(平面図)を、図1に示す。
本実施の形態は、本発明の固体撮像素子をCCD固体撮像素子に適用したものである。
このCCD固体撮像素子1は、画素を構成し、例えばフォトダイオードからなり、光電変換が行われる、複数個の受光部2が、マトリクス状に配置されて構成されている。
各列の受光部2の左側に、垂直方向Vに延びる垂直転送レジスタ3が配置され、この垂直転送レジスタ3の一端(下端)に、水平方向Hに延びる水平転送レジスタ4が接続されている。水平転送レジスタ4の左端には、出力アンプ5と出力端子6が接続されている。
このCCD固体撮像素子1においては、各列の受光部2から読み出された信号電荷が、対応する垂直転送レジスタ3に読み出される。その後、垂直転送レジスタ3内において信号電荷が転送されて、水平転送レジスタ4に転送される。さらに、信号電荷は水平転送レジスタ4内において転送されて、出力アンプ5で電圧信号に変換されて、出力端子6から出力される。
次に、図1のCCD固体撮像素子1の水平転送レジスタ4及びその周辺の拡大平面図を、図2に示す。また、図2のA−A´における断面図を、図3に示す。
図3に示すように、シリコン基板又は基板上のシリコン層から成る半導体基体11の素子分離層12以外の部分の表面付近に、水平転送レジスタ4が形成されている。この水平転送レジスタ4は、具体的には、半導体基体11に形成された不純物領域による転送チャネル領域によって構成される。
半導体基体11の上には、ゲート絶縁膜13を介して、多結晶シリコンから成る水平転送電極14が形成されている。そして、水平転送レジスタ4と、その上方の水平転送電極14とにより、水平転送部が構成される。
なお、図3の水平転送レジスタ4よりも右側には、図示しないが、垂直転送部の垂直転送レジスタ3及び垂直転送電極が設けられている。垂直転送レジスタ3及び受光部1のフォトダイオードも、半導体基体11内に形成されている。
図2に示すように、水平転送電極14は、第1相の水平転送パルスφH1が印加される水平転送電極14と、第2相の水平転送パルスφH2が印加される水平転送電極14とが、交互に1つ置きに配置されている。なお、水平転送電極14は、隣接する水平転送電極14との重なりがなく、単層の電極層により形成されている。
また、第1相の水平転送パルスφH1が印加される水平転送電極14には、第1相の水平転送パルスφH1を供給するバスライン16が、コンタクト部15によって電気的に接続されている。第2相の水平転送パルスφH2が印加される水平転送電極14には、第2相の水平転送パルスφH2を供給するバスライン17が、コンタクト部15によって電気的に接続されている。
これらのバスライン16,17は、金属配線層により形成され、水平転送レジスタ4と並行するように水平方向Hに延びて形成されている。
バスライン16,17を形成する金属配線層の材料としては、例えば、アルミニウム、タングステン、銅等を使用することができる。なお、その他の金属元素や合金をバスライン16,17に使用しても構わない。
そして、図2に示すように、バスライン16,17及びコンタクト部15は、水平転送レジスタ4とほぼ同じ平面位置にあり、図3に示すように、水平転送レジスタ4の上方に配置されている。
これにより、図10及び図11に示した、水平転送レジスタの外部にバスライン及びコンタクト部を配置した構成のように水平転送電極とバスラインとを接続する専用の領域を設ける必要がなくなる。
さらに、バスライン16,17の間の隙間に相当する部分やバスライン16,17の外側に相当する部分の水平転送電極14上を覆って、遮光膜18が形成されている。
この遮光膜18としては、例えば、タングステンやアルミニウムを使用することができる。
図10及び図11に示した構成では、バスラインと同じ層の金属層により遮光膜を形成していたが、本実施の形態では、バスライン16,17の間にスリット状の隙間がある。そのため、本実施の形態では、このスリット状の隙間を埋めるために、バスライン16,17よりも下層の金属層により遮光膜18を形成している。
このように遮光膜18を形成していることにより、水平転送レジスタ4内に光が入射して信号電荷が変化することを、防止することができる。
本実施の形態の固体撮像素子においては、特に、図3に示すように、コンタクト部15において、バスライン16,17の金属層と水平転送電極14の多結晶シリコン層との界面及びその付近に、バリアメタル層21が形成されている。
バリアメタル層21としては、例えば、チタンナイトライド(TiN)、チタンタングステン(TiW)、タングステンナイトライド(WN)、タンタルナイトライド(TaN)等を使用することができる。
これらの材料の仕事関数は、バスライン16,17の金属配線層と、水平転送電極14の多結晶シリコン層との、各仕事関数の間の大きさである。
また、これらの材料以外であっても、バスライン16,17の金属配線層と、水平転送電極14の多結晶シリコン層との、各仕事関数の間の大きさの仕事関数を有する材料であれば、同様に使用することが可能である。
本実施の形態の固体撮像素子のバリアメタル層21及びバスライン16,17は、例えば、以下のようにして、形成することができる。
まず、従来の構成の場合と同様に、水平転送電極14の多結晶シリコン層をパターニングして、水平転送電極14を形成する。
その後、水平転送電極14を、絶縁層で覆う。
次に、コンタクト部15となる部分の絶縁層をエッチングにより除去して、絶縁層に水平転送電極14に達する穴を形成する。
次に、スパッタリング等により、バリアメタル層21の材料(TiN,TiW,WN,TaN等)の膜を成膜する。これにより、穴の底部においては、水平転送電極14に接してバリアメタル層21が形成される。
次に、バスライン16,17となる金属配線層を、穴の内部を埋めて全面的に形成する。
次に、金属配線層をパターニングして、バスライン16,17を形成する。このパターニングの際に、バスライン16,17よりも外側の絶縁層上の不要なバリアメタル層も除去する。
このようにして、コンタクト部15において、水平転送電極14とバスライン16,17との間に、バリアメタル層21を形成することができる。
なお、上述した方法以外の方法を用いて、バリアメタル層21を形成しても構わない。
上述の本実施の形態のCCD固体撮像素子1の構成によれば、コンタクト部15において、バスライン16,17の金属層と水平転送電極14の多結晶シリコン層との界面及びその付近に、バリアメタル層21が形成されている。そして、バリアメタル層21の材料の仕事関数が、バスライン16,17の金属配線層と、水平転送電極14の多結晶シリコン層との、各仕事関数の間の大きさである。
これにより、水平転送レジスタ4におけるポテンシャルシフトの発生を抑制することができるので、水平転送レジスタ4において、信号電荷の転送劣化を防いで、信号電荷の転送を良好に行うことが可能になる。即ち、CCD固体撮像素子1で得られる画像の画質を良好にすることができる。
また、バスライン16,17及びコンタクト部15が、水平転送レジスタ4の上方の水平レジスタ4とほぼ同じ平面位置に形成されているので、水平転送電極とバスラインとを接続する専用の領域を設ける必要がなくなる。
これにより、CCD固体撮像素子1の面積を低減することができるため、CCD固体撮像素子1のチップの大きさを低減することが可能となる。このため、理収即ち、ウエハ1枚から得られるCCD固体撮像素子1のチップの個数を増やすことが可能となる。
しかも、水平転送電極14を水平転送レジスタ4の外部にまで延長する必要がなくなるため、水平転送電極14の負荷容量を低減することができる。このため、水平転送レジスタ4における信号電荷の転送を高速化したり、CCD固体撮像素子1の消費電力を低減したりすることが可能になる。
さらに、本実施の形態のCCD固体撮像素子1においては、バスライン16,17が水平転送レジスタ4用の遮光膜を兼ねており、バスライン16,17の間の隙間に遮光膜18が配置されている。これにより、バスライン16,17及び遮光膜18によって、水平転送レジスタ4上を完全に覆うことができるので、水平転送レジスタ4に光が入射して偽信号が発生することを防止することができる。
さらにまた、バリアメタル層21の形成工程以外は、既存の工程を利用することができる。これにより、バリアメタル層21の形成工程を増やすだけで、その他には工程を増やすことなくCCD固体撮像素子を製造することができる。
上述した第1の実施の形態では、図2に示すように、遮光膜18をバスライン16,17の間のスリット状の隙間に対して平行な、帯状に形成していた。
これに対して、例えば、コンタクト部15の周囲に開口を有し、コンタクト部15及びその周囲を除いた水平転送電極14上全体に、遮光膜18を形成するようにしても構わない。この場合、例えば、遮光膜の開口の大きさを、コンタクト部15の大きさよりも数μm程度大きくする。
<2.固体撮像素子の第2の実施の形態>
本発明の固体撮像素子の第2の実施の形態の概略構成図(要部の拡大平面図)を、図4に示す。また、図4のB−B´における断面図を、図5に示す。
なお、概略平面図は、図1に示した第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態も、本発明の固体撮像素子をCCD固体撮像素子に適用したものである。
図4及び図5に示すように、第1相の水平転送パルスφH1が印加される水平転送電極14には、第1相の水平転送パルスφH1を供給するバスライン22が、コンタクト部15によって電気的に接続されている。第2相の水平転送パルスφH2が印加される水平転送電極14には、第2相の水平転送パルスφH2を供給するバスライン23が、コンタクト部15によって電気的に接続されている。
これらのバスライン22,23は、金属配線層により形成され、水平転送レジスタ4と並行するように水平方向Hに延びて形成されている。
バスライン22,23を形成する金属配線層の材料としては、例えば、アルミニウム、タングステン、銅等を使用することができる。なお、その他の金属元素や合金をバスライン22,23に使用しても構わない。
また、図4に示すように、バスライン22,23及びコンタクト部15は、水平転送レジスタ4とほぼ同じ平面位置にあり、図5に示すように、水平転送レジスタ4の上方に配置されている。
これにより、図10及び図11に示した、水平転送レジスタの外部にバスライン及びコンタクト部を配置した構成のように水平転送電極とバスラインとを接続する専用の領域を設ける必要がなくなる。
そして、本実施の形態において、バスライン22,23は、図1に示した垂直転送レジスタ3用の金属層と同じ金属層によって、形成されている。この垂直転送レジスタ3用の金属層としては、垂直転送レジスタ3や垂直転送電極を覆う遮光膜、並びに、垂直転送電極に駆動パルスを供給する配線層、等が挙げられる。
従って、金属層を全面に形成して、パターニングすることにより、水平転送レジスタ4用のバスライン22,23と、垂直転送レジスタ3用の金属層(遮光膜又は配線層等)とを、同時に形成することができる。
また、水平転送レジスタ4用の遮光膜18は、バスライン22,23よりも上層に形成され、かつ、水平転送レジスタ4及び水平転送電極14上の全面に形成されている。
本実施の形態の固体撮像素子においては、コンタクト部15において、バスライン22,23の金属層と水平転送電極14の多結晶シリコン層との界面及びその付近に、バリアメタル層21が形成されている。
バリアメタル層21としては、例えば、チタンナイトライド(TiN)、チタンタングステン(TiW)、タングステンナイトライド(WN)、タンタルナイトライド(TaN)等を使用することができる。これらの材料の仕事関数は、バスライン22,23の金属配線層と、水平転送電極14の多結晶シリコン層との、各仕事関数の間の大きさである。
また、これらの材料以外であっても、バスライン22,23の金属配線層と、水平転送電極14の多結晶シリコン層との、各仕事関数の間の大きさの仕事関数を有する材料であれば、同様に使用することが可能である。
その他の構成は、第1の実施の形態のCCD固体撮像素子1と同様であるので、同一符号を付して、重複説明を省略する。
上述の本実施の形態のCCD固体撮像素子の構成によれば、コンタクト部15において、バスライン22,23の金属層と水平転送電極14の多結晶シリコン層との界面及びその付近に、バリアメタル層21が形成されている。そして、バリアメタル層21の材料の仕事関数が、バスライン22,23の金属配線層と、水平転送電極14の多結晶シリコン層との、各仕事関数の間の大きさである。
これにより、第1の実施の形態と同様に、水平転送レジスタ4におけるポテンシャルシフトの発生を、抑制することができるので、水平転送レジスタ4において、信号電荷の転送劣化を防いで、信号電荷の転送を良好に行うことが可能になる。即ち、CCD固体撮像素子で得られる画像の画質を良好にすることができる。
また、バスライン22,23及びコンタクト部15が、水平転送レジスタ4の上方の水平レジスタ4とほぼ同じ平面位置に形成されているので、水平転送電極とバスラインとを接続する専用の領域を設ける必要がなくなる。
これにより、第1の実施の形態と同様に、CCD固体撮像素子のチップの大きさを低減することが可能となり、理収即ち、ウエハ1枚から得られるCCD固体撮像素子のチップの個数を増やすことが可能となる。また、水平転送電極14の負荷容量を低減することができるため、水平転送レジスタ4における信号電荷の転送を高速化したり、CCD固体撮像素子の消費電力を低減したりすることが可能になる。
<3.固体撮像素子の第3の実施の形態>
本発明の固体撮像素子の第3の実施の形態の概略構成図(要部の拡大平面図)を、図6に示す。また、図6のC−C´における断面図を、図7に示す。
なお、概略平面図は、図1に示した第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態も、本発明の固体撮像素子をCCD固体撮像素子に適用したものである。
図6及び図7に示すように、第1相の水平転送パルスφH1が印加される水平転送電極14には、第1相の水平転送パルスφH1を供給するバスライン22が、コンタクト部15によって電気的に接続されている。第2相の水平転送パルスφH2が印加される水平転送電極14には、第2相の水平転送パルスφH2を供給するバスライン24が、コンタクト部15によって電気的に接続されている。
これらのバスライン22,24は、金属配線層により形成され、水平転送レジスタ4と並行するように水平方向Hに延びて形成されている。
バスライン22,24を形成する金属配線層の材料としては、例えば、アルミニウム、タングステン、銅等を使用することができる。なお、その他の金属元素や合金をバスライン22,24に使用しても構わない。
また、図6に示すように、バスライン22,24及びコンタクト部15は、水平転送レジスタ4とほぼ同じ平面位置にあり、図7に示すように、水平転送レジスタ4の上方に配置されている。
これにより、図10及び図11に示した、水平転送レジスタの外部にバスライン及びコンタクト部を配置した構成のように水平転送電極とバスラインとを接続する専用の領域を設ける必要がなくなる。
そして、本実施の形態において、第1相の水平転送パルスφH1を供給するバスライン22は、第2の実施の形態と同様に、図1に示した垂直転送レジスタ3用の金属層と同じ金属層によって、形成されている。この垂直転送レジスタ3用の金属層としては、垂直転送レジスタ3や垂直転送電極を覆う遮光膜、並びに、垂直転送電極に駆動パルスを供給する配線層、等が挙げられる。
従って、金属層を全面に形成して、パターニングすることにより、水平転送レジスタ4用の第1相の水平転送パルスφH1を供給するバスライン22と、垂直転送レジスタ3用の金属層(遮光膜又は配線層等)とを、同時に形成することができる。
ただし、本実施の形態においては、第1相の水平転送パルスφH1を供給するバスライン22の平面パターンが、第2の実施の形態とは異なっている。具体的には、第2相の水平転送パルスφH2を供給するバスライン24と水平転送電極14とのコンタクト部15及びその周辺を除くように、バスライン22に開口22Aが形成されている。そして、この開口22A以外の部分の、水平転送レジスタ4の上方に、バスライン22が形成されている。
開口22Aの大きさは、例えば、バスライン24と水平転送電極14とのコンタクト部15の大きさよりも、数μm程度大きく形成する。
一方、第2相の水平転送パルスφH2を供給するバスライン24は、第1の実施の形態のバスライン16,17と同様に、垂直転送レジスタ3用の金属層と同じ金属層ではなく、垂直転送レジスタ3用の金属層とは別の金属層である。このバスライン24は、第1相の水平転送パルスφH1を供給するバスライン22よりも上層に形成され、かつ、水平転送レジスタ4上の全面に形成されている。
そして、本実施の形態では、2つのバスライン22,24によって、水平転送レジスタ4用の遮光膜を兼ねている。特に上層のバスライン24には、水平転送レジスタ4上に隙間がないので、他に遮光膜を設けなくても、2つのバスライン22,24によって充分に遮光することができる。
本実施の形態の固体撮像素子においては、コンタクト部15において、バスライン22,24の金属層と水平転送電極14の多結晶シリコン層との界面及びその付近に、バリアメタル層21が形成されている。
バリアメタル層21としては、例えば、チタンナイトライド(TiN)、チタンタングステン(TiW)、タングステンナイトライド(WN)、タンタルナイトライド(TaN)等を使用することができる。これらの材料の仕事関数は、バスライン22,24の金属配線層と、水平転送電極14の多結晶シリコン層との、各仕事関数の間の大きさである。
また、これらの材料以外であっても、バスライン22,24の金属配線層と、水平転送電極14の多結晶シリコン層との、各仕事関数の間の大きさの仕事関数を有する材料であれば、同様に使用することが可能である。
その他の構成は、第1の実施の形態のCCD固体撮像素子1と同様であるので、同一符号を付して、重複説明を省略する。
上述の本実施の形態のCCD固体撮像素子の構成によれば、コンタクト部15において、バスライン22,24の金属層と水平転送電極14の多結晶シリコン層との界面及びその付近に、バリアメタル層21が形成されている。そして、バリアメタル層21の材料の仕事関数が、バスライン22,24の金属配線層と、水平転送電極14の多結晶シリコン層との、各仕事関数の間の大きさである。
これにより、第1の実施の形態と同様に、水平転送レジスタ4におけるポテンシャルシフトの発生を、抑制することができるので、水平転送レジスタ4において、信号電荷の転送劣化を防いで、信号電荷の転送を良好に行うことが可能になる。即ち、CCD固体撮像素子で得られる画像の画質を良好にすることができる。
また、バスライン22,24及びコンタクト部15が、水平転送レジスタ4の上方の水平レジスタ4とほぼ同じ平面位置に形成されているので、水平転送電極とバスラインとを接続する専用の領域を設ける必要がなくなる。
これにより、第1の実施の形態と同様に、CCD固体撮像素子のチップの大きさを低減することが可能となり、理収即ち、ウエハ1枚から得られるCCD固体撮像素子のチップの個数を増やすことが可能となる。また、水平転送電極14の負荷容量を低減することができるため、水平転送レジスタ4における信号電荷の転送を高速化したり、CCD固体撮像素子の消費電力を低減したりすることが可能になる。
さらに、本実施の形態においては、バスライン22,24が水平転送レジスタ4用の遮光膜を兼ねており、バスライン22,24によって、水平転送レジスタ4上を完全に覆うことができる。これにより、水平転送レジスタ4に光が入射して偽信号が発生することを防止することができる。また、バスライン22,24とは別に遮光膜を設ける必要がなくなる。
<4.固体撮像素子の第4の実施の形態>
第1の実施の形態〜第3の実施の形態は、受光部からなる画素が縦横に配置されたエリアセンサであったが、本発明は、受光部からなる画素が直線状に配置されたラインセンサにも適用することができる。この場合を、本発明の固体撮像素子の第4の実施の形態として示す。
本発明の固体撮像素子の第4の実施の形態の概略平面図を、図8に示す。
本実施の形態も、本発明の固体撮像素子をCCD固体撮像素子に適用したものである。
図8に示すように、このCCD固体撮像素子は、画素を構成し、例えばフォトダイオードからなる、複数個の受光部31が、直線状に並んで配置されて構成されている。
各受光部31の下側に、左右方向に延びる転送レジスタ33が配置され、受光部31と転送レジスタ33との間に、読み出しゲート32が設けられている。
読み出しゲート32は、各受光部31に共通して1本に形成されている。これにより、読み出しゲート32を駆動させることにより、各受光部31に蓄積された信号電荷を同時に転送レジスタ33に読み出すことができる。
転送レジスタ33の左端には、出力アンプ34と出力端子35が接続されている。
このCCD固体撮像素子においては、各受光部31から読み出された信号電荷が、読み出しゲート32の駆動によって、転送レジスタ33の対応する部分に読み出される。その後、転送レジスタ33内において信号電荷が転送されて、出力アンプ34で電圧信号に変換されて、順次出力端子35から出力される。そして、転送レジスタ33とその上に形成される転送電極(図示せず)によってCCD構造の電荷転送部が構成される。
そして、本実施の形態においては、詳細の図示を省略するが、転送レジスタ33用の転送電極及びそのバスラインを、第1の実施の形態〜第3の実施の形態の水平転送電極14及びバスライン16,17,22,23,24と同様に構成することができる。即ち、転送レジスタ33の上方に、転送電極及びバスラインとこれらのコンタクト部を配置すると共に、コンタクト部においてバスラインの金属層と転送電極の多結晶シリコン層との界面及びその付近にバリアメタル層を形成することができる。
これにより、転送レジスタ33におけるポテンシャルシフトの発生を抑制することができるので、転送レジスタ33において、信号電荷の転送劣化を防いで、信号電荷の転送を良好に行うことが可能になる。即ち、CCD固体撮像素子で得られる画像の画質を良好にすることができる。
また、CCD固体撮像素子のチップの大きさを低減することが可能となり、理収即ち、ウエハ1枚から得られるCCD固体撮像素子のチップの個数を増やすことが可能となる。また、転送電極の負荷容量を低減することができるため、転送レジスタ33における信号電荷の転送を高速化したり、CCD固体撮像素子の消費電力を低減したりすることが可能になる。
なお、図8では、受光部31が1行に並び、転送レジスタ33が1つである構成を示していたが、カラー用のラインセンサのように、3行の受光部の1行毎に転送レジスタが1つずつ設けられた構成とすることも可能である。
<5.変形例>
上述した第1の実施の形態〜第3の実施の形態では、水平転送レジスタ4が1つのみ形成されていたが、本発明は、水平転送レジスタが複数形成されている構成にも、同様に適用することが可能である。
例えば、特開2004−312664号公報や特開2007−165650号公報に記載されているように、水平転送レジスタを2つ設けることも可能である。
第1の実施の形態〜第3の実施の形態では、いずれも水平転送部を2相で駆動する場合の構成であった。
本発明では、水平転送部やラインセンサの電荷転送部を、3相で駆動する場合にも適用することが可能である。
第1の実施の形態及び第2の実施の形態を変形して、3相で駆動する場合には、単純にバスラインの本数を3本に増やせばよい。
第3の実施の形態を変形して、3相で駆動する場合には、第1相のバスラインと第3相のバスラインを同じ配線層で形成すればよい。
第1の実施の形態〜第3の実施の形態では、いずれも、2本のバスラインのうち、第2相の駆動パルスφH2を供給するバスライン17,23,24の方を垂直転送部に近い側に配置していた。これに対して、2本のバスラインの配置を逆にして、第1相の駆動パルスφH1を供給するバスライン16,22の方を垂直転送部に近い側に配置しても構わない。
また、第3の実施の形態に対して、下層の開口部を有するバスラインと、上層のバスラインとを逆にして、第2相の駆動パルスφH2を供給するバスラインの方を下層にしても構わない。
第1の実施の形態では、半導体基体11としてシリコン基板又はシリコン層を用いて、転送電極14として多結晶シリコン層を形成していた。
本発明において、受光部や転送レジスタが形成される半導体基体、転送電極の半導体層は、シリコンに限定されるものではなく、他の半導体材料を使用することも可能である。
上述した各実施の形態では、電荷転送部がCCD構造であるCCD固体撮像素子に、本発明を適用したが、本発明は、CCD構造以外の電荷転送部を有する固体撮像素子についても、同様に適用することが可能である。
<6.撮像装置の実施の形態>
次に、本発明の撮像装置の実施の形態を説明する。
本発明の撮像装置の一実施の形態の概略構成図(ブロック図)を、図9に示す。
この撮像装置としては、例えば、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、携帯電話のカメラ等が挙げられる。
図9に示すように、撮像装置500は、固体撮像素子(図示せず)を備えた撮像部501を有している。この撮像部501の前段には、入射光を集光して像を結像させる結像光学系502が備えられている。また、撮像部501の後段には、撮像部501を駆動する駆動回路、固体撮像素子で光電変換された信号を画像に処理する信号処理回路等を有する信号処理部503が接続されている。また、信号処理部503によって処理された画像信号は、画像記憶部(図示せず)によって記憶させることができる。
このような撮像装置500において、固体撮像素子として、前述した実施の形態の固体撮像素子等の、本発明の固体撮像素子を用いることができる。
本実施の形態の撮像装置500によれば、本発明の固体撮像素子、即ち、前述したように、チップの大きさを低減することが可能であり、信号電荷の転送を良好に行うことができる固体撮像素子を用いている。これにより、撮像装置500の小型化を図り、撮像装置500で得られる画像の画質を良好にすることができる、という利点がある。また、固体撮像素子の電荷転送を高速化したり、消費電力を低減したりすることが可能になるため、撮像装置500の動作を高速化することや、撮像装置500の消費電力を低減することが可能になる。
なお、本発明の撮像装置は、図9に示した構成に限定されることはなく、固体撮像素子を用いる撮像装置であれば、適用することが可能である。
例えば、固体撮像素子は、ワンチップとして形成された形態であってもよいし、撮像部と、信号処理部または光学系とがまとめてパッケージングされた撮像機能を有するモジュール状の形態であってもよい。
本発明の撮像装置は、例えば、カメラや撮像機能を有する携帯機器等、各種の撮像装置に適用することができる。また、「撮像」の広義の意味として、指紋検出装置等も含む。
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取り得る。
1 CCD固体撮像素子、2 受光部、3 垂直転送レジスタ、4 水平転送レジスタ、5 出力アンプ、6 出力端子、11 半導体基体、12 素子分離層、13 ゲート絶縁膜、14 水平転送電極(多結晶シリコン層)、15 コンタクト部、16,17,22,23,24 バスライン、18 遮光膜、21 バリアメタル層、500 撮像装置、501 撮像部、502 結像光学系、503 信号処理部

Claims (3)

  1. 縦横にマトリクス状に配置された、光電変換が行われる複数の受光部と、
    前記受光部の各列に設けられた垂直転送部と、
    シリコンからなる半導体基体に形成された水平転送レジスタと、
    前記水平転送レジスタの上に、多結晶シリコン層によって形成された水平転送電極と、
    前記水平転送レジスタ及び前記水平転送電極によって構成され、前記垂直転送部の一端に接続され、前記受光部に蓄積された信号電荷を転送する水平転送部と、
    前記水平転送電極に駆動パルスを供給するために、前記水平転送電極の前記水平転送レジスタ上の部分に電気的に接続され、金属層によって形成された2本のバスラインと、
    前記水平転送電極と前記バスラインとを接続するコンタクト部において、前記水平転送電極と前記バスラインとの界面付近に形成され、前記水平転送電極の前記多結晶シリコン層の仕事関数及び前記バスラインの前記金属層の仕事関数の間の大きさの仕事関数を有する、バリアメタル層とを含み、
    前記バスラインとは別に形成された遮光膜及び前記2本のバスラインによって、もしくは、前記2本のバスラインによって、前記水平転送レジスタ全体が覆われて遮光されており、
    前記遮光膜を形成する代わりに、前記2本のバスラインのうちの1本のバスラインが、もう1本のバスラインより上層に、前記水平転送レジスタ全体及び前記もう1本のバスライン上を覆って形成されている
    固体撮像素子。
  2. 前記バリアメタル層が、TiN,TiW,WN,TaNのいずれかである、請求項1に記載の固体撮像素子。
  3. 入射光を集光する集光光学部と、
    請求項1又は請求項2に記載の固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子で光電変換されて得られた信号を処理する信号処理部とを含む
    撮像装置。
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