JP5987300B2 - 圧着ローラー - Google Patents

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Description

本発明は、製袋など紙を利用する紙加工技術に関し、特に糊付けを伴う加工工程の加工技術に関する。
紙は、袋、封筒、箱、帳票など様々な形態に加工され、日常生活の多岐にわたる分野で用いられている。このような紙加工品の多くは糊付けにより組み立てられており、低コスト、大量生産のため、紙加工のための機械も多様なものが用いられる。その中で糊塗布は紙加工にあっては基本となる技術であるが、大量生産の紙加工分野では多くの場合、紙は巻取りの状態で供給され、糊塗布はローラー方式の糊塗布装置が用いられる。
ローラー方式の糊塗布装置は、第1のローラーの表面に延ばした糊を、第2のローラーの糊版(糊パターン)に移し取り、これをさらに紙などの対象物(被加工媒体)に転写する、といった構造を持ち、このような糊塗布に用いられる糊としては、初期接着力のやや弱い水性エマルジョン系のものが多い。
特許文献1は、媒体の丁合による記録媒体の製造方法に関する発明であり、丁合の工程において、パターン糊加工装置によりコの字状のパターン糊が施されることが述べられている。(段落[0025]、[0026]、[0044]、[0045]、図4)
特開2006−297627号公報
ローラー方式の糊塗布装置は、連続して供給される被加工媒体に対して効率的に糊を塗布でき、さらに、糊版の形状により糊塗布のパターン(糊パターン)を自在に設定できることが優れた点であるが、上記のように糊の初期接着力が弱いので、通常は糊塗布、貼合せの後に、圧着胴と呼ばれる加圧部を用いて被加工媒体の糊パターン部分を押さえる加圧工程が挿入される。圧着胴(以降、圧着ローラーと呼ぶ)は、主に金属製の円筒の表面に糊パターンの形状で凸部が形成されており、回転しながら接着部を加圧する。
ところが、糊パターンは品目によって様々な形状となるので、圧着ローラーも糊パターンに合わせて作成する必要があり、コスト、時間の負荷が多大なものとなっていた。
そこで本発明は、従来の圧着ローラーのように糊パターンに応じてそれぞれ専用に作成することなく、多様な糊パターンに適用可能とする圧着ローラーを提供することを課題とする。
本発明の圧着ローラーは、繰り返しパターンからなる糊がパターン状に塗布された面を挟むように重ね合わせ、または折り曲げてなる長尺の被加工媒体を、該媒体の表面から前記パターン状に塗布された箇所に対応する領域を加圧する圧着ローラーにおいて、該圧着ローラーは、円柱状の胴部と軸部からなり、前記胴部の表面に凸状に加圧パターンが形成された押圧部を持ち、回転しながら、前記媒体の前記領域に押圧を与える圧着ローラーであって、前記胴部は、径を等しくする1つ以上の小胴部が連接してなり、前記押圧部の表面には格子目を有することを特徴とする。

本発明の圧着ローラーは、小胴部の組み合せにより構成されるため、種々の糊パターンに合わせた小胴部の組み合せを選択することができ、従来のように専用の圧着ローラーを作製する必要性が減じる。また、押圧部の表面に設けられた格子目により、格子による圧痕により、押圧の強さ、ムラの有無などが目視で判別可能となる。

糊パターンを示す図 従来の圧着ローラーを示す図 本発明の圧着ローラーの構成を示す図 本発明の圧着ローラーを示す図 本発明の圧着ローラーの例を示す図
図1は、糊パターンの例を示す図であり、図1(a)は糊パターンの平面図、図1(b)は糊パターンにより被加工媒体(以降、単に媒体と呼ぶ)が貼り合わされる様子、図1(c)は貼り合わせが完成した状態を表わす。すなわち、媒体(11a、11b)に糊パターン(12a、12b)の形状で糊が塗布され、貼り合わされて封筒15が完成する。
なお、糊パターン12aは、2枚の媒体を上下に重ねて貼り合わせる場合の糊パターンであり、糊はコの字状に塗布される。また、糊パターン12bは1枚の媒体を折り曲げて貼り合わせる場合の糊パターンであり、糊は二の字状に塗布される。
図2は、貼り合わせの際に用いる圧着ローラーを表わす図であり、圧着ローラー20は従来の圧着ローラーの態様を表わしている。なお、媒体25は圧着ローラー20が押圧を与える対象物である。
図2に示す媒体25は、巻取原反から帯状の媒体に糊が糊パターン12の形状に連続して塗布され、別の媒体と貼り合わされた状態を表わす。すなわち、媒体25の1ピッチP分から、図1の封筒15が得られる。
圧着ローラー20は、円筒部21の表面に凸状の押圧部22が糊パターン12の形状に合わせて形成されており、図1(b)のごとく重ね合わされた状態で、長尺の帯状で供給される媒体25に対し、回転しながら糊パターン12の部分に押圧を与える。なお、糊パターン12は、品目により変化するので、従来は、圧着ローラー20は品目に合わせて専用に作製されていた。
また、押圧部22の表面には、より確実な圧接のため、格子目加工などが施される。この格子目加工は、格子による圧痕を観察することにより、押圧の強さ、ムラの有無などが破壊検査でなく目視で判別できるという効果がある。
図3は、本発明の圧着ローラーの構成を示す図であり、本発明の圧着ローラーの胴部が小胴部31(エレメントと呼ぶ)に分解可能な構成を持つことを表わす。
構成図35に示すように、圧着ローラー30は、軸部36、円周方向の押圧部32を持つエレメントA37と、巾方向にバー状の押圧部32を持ち、それぞれ巾の異なるエレメントB(38a、38b、38c)とで構成される。
なお、エレメントBを軸部36にセットしたときに、各エレメントB上の押圧部32が一直線に揃うようにするために、エレメントBと軸部36との間、または各エレメントB同士に位置合わせのための嵌合機構(図示せず)を設けることが望ましい。
図4は、本発明の圧着ローラーをエレメントBの組み合わせを変化させて構成した例である。
圧着ローラー30Aは、3つのエレメントB38aとエレメントB38cを組み合わせ、圧着ローラー30Bは、エレメントB38a、エレメント38b、エレメントB38cを組み合わせ、それぞれ巾Lが異なる構成としている。
なお、このような媒体の製造装置は、上記の糊付け以外に、パンチ穴加工やミシン目加工などの工程を持ち、全体がピッチPを基準として動作するので、通常の製造装置ではピッチPは、無数に設定されることはなく、数種程度に規格化されている。したがって、圧着ローラー30の径も、その製造装置で規定される種類に集約されることになる。
図5は、本発明の圧着ローラーの押圧部のパターン例であって、エレメントA37の押圧部のパターンを変化させたものである。
図5(a)に示す押圧部51のパターンは円周方向に一様なパターンであり、媒体25の搬送方向に連続的な押圧を与える。これに対し図5(b)に示す押圧部52のパターンは、圧接する部分が間隔を置いて配置されており、媒体25の搬送方向に対して間欠的に押圧を与える。
以上、説明したように、本発明の圧着ローラーは、エレメントの組み合わせにより構成されるため、押圧部の巾を変化させることが可能となる。よって、品目ごとに専用に圧着ローラーを製作する必要が減じ、コストの削減、時間の短縮に繋がる。
12 糊パターン
20 圧着ローラー
21 円筒部
22 押圧部
25 媒体
30 圧着ローラー
31 エレメント
37 エレメントA
38a、38b、38c エレメントB

Claims (1)

  1. 繰り返しパターンからなる糊がパターン状に塗布された面を挟むように重ね合わせ、または折り曲げてなる長尺の被加工媒体を、該媒体の表面から前記パターン状に塗布された箇所に対応する領域を加圧する圧着ローラーにおいて、
    前記圧着ローラーは、円柱状の胴部と軸部からなり、前記胴部の表面に凸状に加圧パターンが形成された押圧部を持ち、回転しながら、前記媒体の前記領域に押圧を与える圧着ローラーであって、前記胴部は、径を等しくする1つ以上の小胴部が連接してなり、前記押圧部の表面には格子目を有することを特徴とする圧着ローラー。
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