JP3913302B2 - ロータリーダイカット装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はシート材を押罫およびカット処理して包装用カートンのブランク等を形成するロータリーダイカット装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
包装用カートンのブランクを形成するロータリーダイカット装置として、ローラ表面にそれぞれ押罫凸条および該押罫凸条と協働する押罫凹溝を有しそれらローラ表面同士が略当接する状態で相互に平行配置され回転駆動されて押罫凸条と押罫凹溝との協働によりローラ間に送り込まれたシート材の表面に所定パターンの罫線を押圧形成する罫線凸型ローラおよび罫線凹型ローラを備えるとともに、ローラ表面にそれぞれダイカット刃および該ダイカット刃と協働するアンビル受面を有しローラ表面同士が略当接する状態で一対の罫線ローラのワーク送り方向後方に相互に平行配置され回転駆動されてダイカット刃とアンビル受面の協働によりシート材を所定形状のブランクに切断するダイカットローラおよびアンビルローラを備えたものが従来から知られている。
【0003】
上記ロータリーダイカット装置は、カートン形状等の仕様ごとに型として罫線凸型ローラおよび罫線凹型ローラとダイカットローラおよびアンビルローラのセットを用意し、仕様に合わせてこれらローラをセット毎取り換えることにより型替を行うものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のロータリーダイカット装置は、上述のとおりカートン形状等の製品仕様に合わせて罫線凸型ローラおよび罫線凹型ローラとダイカットローラおよびアンビルローラをセット毎取り換えることにより型替を行うものであったため、製品仕様の数だけローラ型のセットが必要で、多品種化に伴ってローラ型の製作費が高くなり、型の保管スペースが大きくなるという問題があった。
【0005】
したがって、製品多品種化に対応してローラ型の製作費を低減し保管スペースを節減することのできるロータリーダイカット装置を提供することが課題である。本発明はこのような課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るロータリーダイカット装置は、ローラ表面にそれぞれ押罫凸条および該押罫凸条と協働する押罫凹溝を有しローラ表面同士が略当接する状態で相互に平行配置され回転駆動されて押罫凸条と押罫凹溝との協働によりローラ間に送り込まれたシート材の表面に所定パターンの罫線を押圧形成する罫線凸型ローラおよび罫線凹型ローラの一対の罫線ローラを備えるとともに、ローラ表面にそれぞれダイカット刃および該ダイカット刃と協働するアンビル受面を有しローラ表面同士が略当接する状態で一対の罫線ローラのワーク送り方向前方に相互に平行配置され回転駆動されてダイカット刃とアンビル受面の協働によりシート材を所定形状のブランクに切断するダイカットローラおよびアンビルローラを備えたものにおいて、罫線凸型ローラおよび罫線凹型ローラは、各々、ローラ軸と、軸芯方向に複数のローラ部分に分割されたローラ体を有し、罫線凸型ローラのローラ体および罫線凹型ローラのローラ体は、各々、複数のローラ部分がローラ軸の外周に軸芯方向にスライド可能に挿着されて複数のローラ部分が相互に連続して対向接触して一体となった状態で全体として所定のローラ幅をなす位置に固定されて構成され、それぞれ所定のローラ幅を構成した罫線凸型ローラと罫線凹型ローラとの間に送り込まれたシート材の表面に所定パターンの罫線を押圧形成することを特徴とする。
【0007】
ここで、罫線凸型ローラのローラ体および罫線凹型ローラのローラ体は、各々、軸芯方向に分割された一対のローラ部分とそれらローラ部分の間に装脱可能な別体のローラ中央部を有し、ローラ軸の外周に、軸芯方向両側に一対のローラ部分を、それら一対のローラ部分に挟まれる配置でローラ中央部を装着して、該ローラ中央部と一対のローラ部分とが相互に対向接触して一体となった状態で固定することにより第1のローラ幅を規定し、ローラ中央部を外して間隔を詰めて一対のローラ部分が相互に対向接触して一体となった状態で固定することにより第2のローラ幅を規定し、規定されたそれぞれのローラ幅を構成した罫線凸型ローラと罫線凹型ローラとの間に送り込まれたシート材の表面に所定パターンの罫線を押圧形成するものとする。
【0008】
このように構成したロータリーダイカット装置は、罫線凸型ローラおよび罫線凹型ローラについては分割構成のローラ部分を軸芯方向にスライドさせ例えばローラ中央部を装脱して製品仕様に合わせたローラ幅を規定する位置に固定することにより型替できる。そのため、罫線凸型ローラおよび罫線凹型ローラを製品仕様毎に別個に用意する必要はなく、ローラ型の製作費を低減でき、保管スペースを節減できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
【0010】
図1は実施の形態の一例に係るロータリーダイカット装置のローラ配置を示す概略図である。このロータリーダイカット装置は、罫線凸型ローラ1および罫線凹型ローラ2が上下に並んで相互に平行に配置され、それら罫線ローラ対のワーク送り方向(図1の矢印方向)前方にはダイカットローラ3およびアンビルローラ4がやはり上下に並んで相互に平行でかつ上記一対の罫線ローラ1,2と平行に配置されている。また、各ローラ1,2,3,4の同側端部に駆動ギヤ5,6,7,8がそれぞれ設けられ、罫線凸型ローラ1端部の駆動ギヤ5は罫線凹型ローラ2端部の駆動ギヤ6と噛合され、ダイカットローラ3端部の駆動ギヤ7はアンビルローラ4端部の駆動ギヤ8と噛合されている。そして、装置下部には駆動源側の駆動接続ギヤ9が配置され、上記罫線凹型ローラ2端部の駆動ギヤ6およびアンビルローラ4端部の駆動ギヤ8がそれぞれ中間ギヤ10,11を介してこの駆動接続ギヤ9に駆動接続されている。また、罫線凸型ローラ1および罫線凹型ローラ2のワーク送り方向後方にはワーク送り込み用の一対のローラ(図示せず)が配置され、それらローラの一端部にそれぞれ設けられた駆動ギヤ12,13が相互に噛合されて接続ギヤ14を介し罫線凹型ローラ2端部の駆動ギヤ6に駆動接続され、一方、ダイカットローラ3およびアンビルローラ4のワーク送り方向前方にはワーク送り出し用の一対のローラ15,16が配置され、それらローラ15,16の一端部にそれぞれ設けられた駆動プーリ17,18がアイドルプーリ19,20を経由するベルト21を介して駆動接続プーリ22に伝動連結され、該駆動接続プーリ22の軸端に設けられた接続ギヤ23を介しアンビルローラ4端部の駆動ギヤ8に駆動接続されている。
【0011】
罫線凸型ローラ1はローラ表面にそれぞれ押罫凸条を有し、罫線凹型ローラ2はローラ表面に罫線凸型ローラ1の上記押罫凸条と協働する押罫凹溝を有する。罫線凸型ローラ1と罫線凹型ローラ2はローラ表面同士が略当接する状態で回転駆動され、その際、押罫凸条と押罫凹溝が協働し、ローラ1,2間に送り込まれたシート材の表面に所定パターンの罫線を押圧形成するものである。これら罫線凸型ローラ1および罫線凹型ローラ2は後述のように分割構造とされローラ幅調整可能である。
【0012】
また、ダイカットローラ3はローラ表面にダイカット刃を有し、アンビルローラ4はローラ表面にダイカットローラの上記ダイカット刃と協働するアンビル受面を有する。ダイカットローラ3とアンビルローラ4はローラ表面同士が略当接する状態で回転駆動され、その際、ダイカット刃とアンビル受面が協働し、シート材を歯止め部を残して所定形状のブランクに切断するものである。
【0013】
図2は罫線凸型ローラ1の一部断面構造図であり、図3は図2のA−A線で切ったローラ体(ローラ部分)の断面図、図4は図2のB−B線で切ったローラ体(ローラ中央部)の断面図である。罫線凸型ローラ1は、図2に示すように、ローラ軸31と、軸芯方向に一対のローラ部分32,33に分割されそれら一対のローラ部分32,33の間に別体のローラ中央部34を装脱可能に配置して、各ローラ部分32,33を相互に対向してローラ軸31の外周に軸芯方向にスライド可能に挿着してなるローラ体とで構成されている。罫線凸型ローラ1は、ローラ中央部34を装着し該ローラ中央部34を挟んで左右一対のローラ部分32,33を固定することにより第1のローラ幅(パターンの幅P1)を規定し、ローラ中央部34を外し間隔を詰めて一対のローラ部分32,33を固定することにより第2のローラ幅(パターンの幅P2)を規定するものである。この例に示すロータリーダイカット装置は、高さ寸法のみ異なる2種類のカートン(例えば牛乳カートン)のブランクを形成するためのものであって、上記第1のローラ幅は高さ寸法の大きい方のカートンのブランク仕様に対応し、上記第2のローラ幅は高さ寸法の小さい方のカートンのブランク仕様に対応する。
【0014】
上記ローラ体を構成する一対のローラ部分32,33はローラ表面を構成するそれぞれの外周面に所定パターンの押罫凸条35を有している。これら一対のローラ部分32,33は、図2において左側のローラ部分32がカートントップ側に対応し、右側のローラ部分33がカートンボトム側に対応するもので、押罫凸条35のパターンが異なる以外同形同寸法のものが相互に対向する配置でローラ軸31の外周に挿着される。また、それらローラ部分32,33の内周面は、対向端側から軸芯方向中央を若干越えるあたりまでがローラ軸31の外周にスライド嵌合するスライド部を構成し、それより他端側がローラ軸31の外周との間に間隙を形成する拡径部を構成している。そして、それらローラ部分32,33内周面のスライド部には上記対向端側から軸芯方向略中央部に達するキー溝36a,36bが設けられ、それらキー溝36a,36bの終端位置にリング溝37a,37bが設けられている。また、図3において38は罫線用入れ子である。ローラ部分32,33は、外周面の所定箇所にこれら入れ子38を取り付け、こられ入れ子38によって罫線凸条35の一部を形成するものとなっている。
【0015】
一対のローラ部分32,33は対向する配置でキー39を介してローラ軸31の外周に挿着する。その際、高さ寸法の大きい方のカートンブランクに対応する第1のローラ幅を選択するときは、上記ローラ中央部34をローラ軸31の中央に装着し、このローラ中央部34を挟んで左右のローラ部分32,33を挿着する。ローラ中央部34は図4に示すように割り構造で2部材34a,34bからなり、その外周面はローラ表面を構成し、カートン高さ方向の中央部に対応する押罫凸条35を備えている。また、その内周面はローラ軸31の外周にスライド嵌合する径寸法で、その略中央にリング溝40a,40bが設けられ、二つ割りの一方の部材34aの内周面中央には左右ローラ部分32,33のキー溝36a,36bに連続するキー溝36cが設けられている。また、ローラ中央部34の外周面にはやはり所定箇所に罫線凸条35の一部を形成する罫線用入れ子38が取り付けられている。そして、二つ割りの両部材34a,34bには、割り面を挟んで一方の部材34aにねじ穴41,41が設けられ、他方の部材34bに貫通穴42,42が設けられている。
【0016】
ローラ軸31は、左右ローラ部分32,33およびローラ中央部34のキー溝36a,36b,36cに対応して外周面の軸芯方向中央部にキー溝43を備え、また、このキー溝43の長手方向略中央に円周方向のリング溝44を備えている。ローラ中央部34を構成する両部材34a,34bは、このローラ軸31に左右ローラ部材32,33がキー39を介して嵌挿された状態で、ローラ軸31の径方向両側から装着される。その際、ローラ軸31の上記リング溝44に割りリング45が予め装着固定され、この割りリング45がローラ中央部34の両部材34a,34bのリング溝40a,40bに嵌合される。これでローラ中央部34はローラ軸31の軸芯方向に位置決めされ、その状態で貫通穴42,42およびねじ穴41,41を利用して両部材34a,34bがボルト連結される。そして、ローラ軸31の両端側から左右ローラ部品32,33との間にブッシュ46,47が装着され、これらブッシュ46,47がパワーロック(シュパーンリンク)でローラ軸31に固定されることによりローラ部分32,33が軸芯方向に位置決めされる。
【0017】
また、高さ寸法の小さい方のカートンブランクに対応する第2のローラ幅を選択するときは、ローラ中央部34を外してて左右のローラ部分32,33を直接突き合わせる。このとき、両ローラ部分32,33内周のリング溝37a,37bにはそれぞれ割りリング(図示せず)を装着しておき、これら割りリングにキー39の両端を当接させることにより両ローラ部分32,33をローラ軸31に対して位置決めする。そして、両側からブッシュ46,47を装着し固定する。
【0018】
図2において、50はローラ幅調整時に左右ローラ部分32,33のスライド移動させるととも位置決めするための調整装置である。この調整装置50は、テーパピン固定式の止めナット51を備えた調整用ボルト52を2本平行に配置し、左右ローラ部分32,33の対向端部近傍にそれぞれ円周方向に並んで対をなす各一対の調整ボルト用軸受53,54をボルト固定して、これら調整ボルト用軸受53,54に上記調整用ボルト52を軸支せしめたものである。調整装置50は軸芯を挟んで180゜対向する位置に2セット配置される。
【0019】
このようにしてカートン仕様に対応して罫線凸型ローラ1の型替を行うが、その際、罫線凸型ローラ1に合わせて罫線凹型ローラ2も型替を行う。罫線凹型ローラ2は、ローラ表面に押罫凸条に代えて押罫凹溝を有する点を除いて上記図2〜図4に示す罫線凸型ローラ1と同様の構造で、罫線凹型ローラ1の場合と同様にして型替できる。
【0020】
ダイカットローラ3については、高さ寸法の異なる2種類のカートンのブランクに対応してローラ幅の異なる2種類のものを作製し、型替の際はローラごと載せ替える。また、アンビルローラ4については、ローラ表面の屑とりピン取付穴を2種類設けておき、型替の際は屑取りピンの取付位置を変える。
【0021】
図5および図6は上記ロータリーダイカット装置による2種類のブランクの押罫およびカット処理のパターン図の例を示している。図5のパターン図は1000cc牛乳カートン用であり、図6のパターン図は900cc用牛乳カートン用であって、型替は、上述の態様で罫線凸型ローラ1,罫線凹型ローラ2およびダイカットローラ3の型替えを行いアンビルローラ4の屑とりピン取付位置を変えることによって行う。
【0022】
図5および図6において、実線101はダイカットローラ3のダイカット刃により形成する全切り線のパターンを示し、二点鎖線102は罫線のパターンを示す。また、103,104,105は罫線凸型ローラ1および罫線凹型ローラ2の入れ子38の位置を示し、106および107はダイカットローラ3の入れ子の位置を示す。また、108はアンビルローラ4の屑とりピンの位置を示す。そして、図5の109は罫線凸型ローラ1および罫線凹型ローラ2のローラ中央部34を示しており、110はローラ中央部34の2部材34a,34bをボルト連結するねじ穴42,42の位置を示している。また、111は調整装置50の調整ボルト用軸受53,54の位置を示している。また、112,113は罫線凸型ローラ1と罫線凹型ローラ2のパターン合わせのため吊り上げる際の吊りボルトを取り付けるボルト穴の位置を示している。そして、矢印はワーク流れ方向を示している。
【0023】
なお、図5および図6はパターン図の一例であって、本発明のロータリーダイカット装置によるパターン図はこれに限定されるものではなく、牛乳カートン用に限定されるものでもない。
【0024】
また、ダイカットローラについても分割構成のローラ部分をスライドさせてローラ幅を調整することにより型替を行うようにすることが可能である。
【0025】
さらに、上述の例ではローラ中央部一つの着脱によるものを示したが、中央部は軸に対して固定し、その両側(両端を除く)に着脱可能なローラをセットすることによりローラ幅の調整を行うようにすることも可能である。
【0026】
【発明の効果】
本発明のロータリーダイカット装置によれば、製品仕様に合わせた型替を罫線凸型ローラおよび罫線凹型ローラについては分割構成のローラ部分を軸芯方向にスライドさせることにより行うことができ、複数の製品仕様に対してローラ型の主要部を共用できるため、ローラ型の製作費を低減でき、保管スペースを節減できて、製品多品種化への対応が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるロータリーダイカット装置の概略図である。
【図2】本発明による罫線凸型ローラの一部断面構造図である。
【図3】図2のA−A線で切ったローラ体(ローラ部分)の断面図である。
【図4】図2のB−B線で切ったローラ体(ローラ中央部)の断面図である。
【図5】本発明のロータリーダイカット装置によるブランクの押罫およびカット処理のパターン図の第1の例である。
【図6】本発明のロータリーダイカット装置によるブランクの押罫およびカット処理のパターン図の第2の例である。
【符号の説明】
1 罫線凸型ローラ
2 罫線凹型ローラ
3 ダイカットローラ
4 アンビルローラ
31 ローラ軸
32,33 ローラ部分
34 ローラ中央部
Claims (1)
- ローラ表面にそれぞれ押罫凸条および該押罫凸条と協働する押罫凹溝を有しローラ表面同士が略当接する状態で相互に平行配置され回転駆動されて前記押罫凸条と前記押罫凹溝との協働によりローラ間に送り込まれたシート材の表面に所定パターンの罫線を押圧形成する罫線凸型ローラおよび罫線凹型ローラの一対の罫線ローラを備えるとともに、ローラ表面にそれぞれダイカット刃および該ダイカット刃と協働するアンビル受面を有しローラ表面同士が略当接する状態で前記一対の罫線ローラのワーク送り方向前方に相互に平行配置され回転駆動されて前記ダイカット刃と前記アンビル受面の協働により前記シート材を所定形状のブランクに切断するダイカットローラおよびアンビルローラを備えたロータリーダイカット装置において、
前記罫線凸型ローラおよび前記罫線凹型ローラは、各々、ローラ軸と、軸芯方向に複数のローラ部分に分割されたローラ体を有し、
前記罫線凸型ローラのローラ体および前記罫線凹型ローラのローラ体は、各々、前記複数のローラ部分が前記ローラ軸の外周に軸芯方向にスライド可能に挿着されて前記複数のローラ部分が相互に連続して対向接触して一体となった状態で全体として所定のローラ幅をなす位置に固定される構成であるとともに、各々、軸芯方向に分割された一対のローラ部分とそれらローラ部分の間に装脱可能な別体のローラ中央部を有し、
前記ローラ軸の外周に、軸芯方向両側に前記一対のローラ部分を、それら一対のローラ部分に挟まれる配置で前記ローラ中央部を装着して、該ローラ中央部と前記一対のローラ部分とが相互に対向接触して一体となった状態で固定することにより第1のローラ幅を規定し、
前記ローラ中央部を外して間隔を詰めて前記一対のローラ部分が相互に対向接触して一体となった状態で固定することにより第2のローラ幅を規定し、
前記規定されたそれぞれのローラ幅を構成した前記罫線凸型ローラと前記罫線凹型ローラとの間に送り込まれた前記シート材の表面に所定パターンの罫線を押圧形成することを特徴とするロータリーダイカット装置。
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JP34262696A JP3913302B2 (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | ロータリーダイカット装置 |
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Family Applications (1)
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JP34262696A Expired - Lifetime JP3913302B2 (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | ロータリーダイカット装置 |
Country Status (1)
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